英雄を目指したエウリュアレ   作:タマモワンコ

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前回シリアスに傾いたな。


…あれは振りだ。



いや、嘘ですよ?実際前回書いたときはシリアスで行くつもりだったんですよ?
だけどなんか設定集についたコメントで沖田が出てきた結果沖田とノッブが介入してきてですね…。はい、シリアルですらも無くなりました。
あ、ちびノブのルビは読者用です。本人たちがどう聞こえているかはわかりません。

すぐ追記:UAが50000をこえましたばんざぁぁぁぁい!
こんな小説をこんなに読んでもらえるとは思ってもいませんでした。正直駄作だしネ!
こんな才能の無い筆者ですが、これからも頑張って書いていこうと思います。


第十三話 聖杯戦争、勃発?

…どうも、エウリュアレよ。

 

今はゴルゴーンの無力化または殺害のために例の結界宝具、『帰らぬ場所(ばいどくうかん☆)』を使ってそのなかで色々と物を作っていたのだけれど…。

 

 

「うおおおおおお!?沖田、なんじゃこれはー!?」

 

「知らないですよ!なんで変なのが溢れ帰ってるんですか!?というかこれノッブが何かしたんじゃないんですか!?」

 

「わしはなにもしとらんわ!というかここどこなんじゃー!?」

 

「知らないですよー!」

 

ノッブ?(ここどこ!?)

 

ノブノブ?(どっかのえみやんのあれじゃない?)

 

ノブノブノッブ?(でも歯車ないよ?)

 

ピカチュー!(ちくわ大明神)

 

ノッブノブノブノッブノブ!(じゃあ別の人の固有結界とか!)

 

…ノブ?(…誰だ今の?)

 

「うるさいですこれ!ノッブ!なんとかしてください!」

 

「わしなんか電気鼠が見えたんじゃが!?まあよいわかった!三千世界に屍を晒すがいい…!」

 

「やめんか!」

ゴツッ☆

 

「痛ぁ!?なにをするかこの蛇っ娘!」

 

「ここ、私の心象世界なんですけど。なんで貴女たちがここにいるんですか。」

 

「あー、エウちゃんじゃないですか!久しぶりですね!」

 

「なんじゃ、沖田知り合いか?」

 

「はい!私の弟子ですよ!結構筋が良くて色々教えちゃいました!」

 

「ふうん…だがわしには勝てそうにないな!だってお主神性持ちじゃろ?わし神性特効あるしネ!」

 

「ふむ、ではその特効を上回る火力があれば良いわけですか。」

 

…ノブ…ノブ⁉(…なん…だと!?)

 

「…は?なあ沖田。いまこやつとんでもないことを言わんかったか?」

 

「あはははは…。エウちゃんは少々脳筋なところがあるんですよ…。」

 

「広範囲高火力攻撃…?いや、防御と攻撃を両立するべきか…?んー…。」

 

「…ところで沖田、こやつの広範囲高火力ってどの程度なんじゃ…?」

 

「ノッブが火縄銃を打つ感覚で国が一つ消し飛ぶ位ですね。」

 

ノブゥ!?(えぇ!?)

 

「それってあれか!?噂に聞く対国宝具ってやつかの!?」

 

「本人曰く対軍だそうですよ?」

 

「なんじゃそりゃ…。」

 

…ノッブ。(…えぇ。)

 

「…そういえばこのかわいい生物はなんなんですか?」

 

ノッブ!(ノッブだよ!)

 

「…ふむ、ノッブですか。可愛い名前ですね。」

 

ノッブ、ノブノブノッブッブ!(えっと、そこのバカにつられて来たの!)

 

「なるほど…そこの信長の召喚に引き摺られてみんな来てしまったと。」

 

ノッブ。ノブ、ノブノブノッブ!(うん。あ、ここに住み着いてもいい?)

 

「おや、こんなところが気に入ったんですか?別にまあ、ここに住むのは構わないですけど…。」

 

ノッブー!ノブノッブー!(やったー!じゃあちょっと探検してくる!)

タタタタタタタ…

 

「おや、行ってしまいました。」

 

「……。」

 

「……。」

 

「おや、どうしました?二人とも口をあんぐりと開けて。」

 

「いや…お主、あれの言葉がわかるのか?」

 

「はい。昔似たような生物を飼っていたので。」

 

「弟子が不思議ちゃんだった…だと!?」

 

「師匠のほうが変人なので大丈夫ですよ。」

 

「なんか弟子に罵倒されたぁ!?」

 

「ふはははははははは!沖田ざまぁwwwww」

 

「貴女も大概ですけどね。」

 

「なん…じゃと!?」

 

「それで?なんで貴女たちはここにいるんですか。ノッブは信長の召喚に引き摺られたと言っていましたが。」

 

「いやー、私達もよくわかってないんですよねぇ。」

 

「うむ。なんか聖杯に呼ばれたから召喚に応じたらここに放り出されたのじゃ。それでうろうろしとったら沖田とエンカウントした次の瞬間にはあの珍生物の塊に巻き込まれてここまで運ばれてきた、といった感じじゃな!」

 

「聖杯…?私、そんなものは…あっ。」

 

「む?何か心当たりがあったのか!?」

 

「昔…ふざけて聖杯作ったことがあった…。」

 

「聖杯を作ったじゃとぉ!?しかも『ふざけて』!?何もんじゃお主ぃ!?」

 

「ただのギリシアの鍛治の女神です。待てよ、じゃあ今って聖杯戦争中なんですかね?」

 

「ううむ、どちらかというと何かへのカウンター召喚みたいな感じじゃな。事実わしも沖田もマスターがおらぬからな。」

 

「じゃああとはランサーと四騎士ですか。うーん、ここ結構広いんで探すのは面倒ですね…。」

 

「「「「「「「ノッブノブノブノブノブー!(青いランサーだー!ころせー!)」」」」」」」

 

「うおああああああああああ!?なんだお前ら!?やめろ、おろせえええええ!?」

 

「おや、この声は…」

 

「うむ、型月一死んでいるサーヴァントの声じゃな。」

 

「今だと二位じゃないですか?ほら、ステラさんが居ますし。」

 

「あれは殿堂入りじゃろ。」

 

ノッブ!(放て!)

 

「「「「「「ノッブーーーー!(ってぇー!)」」」」」」

 

「うおあああああああああ!?」

 

「たった六人のノッブに投げられるケルトの大英雄…。」

 

「こうして人間は空へ飛び出したんですねぇ。」

 

「…なあ、あやつあのままだとあの剣山に突っ込まぬか?」

 

「…あ、そういえばなんとなく剣を刃を上にして立ててたんでした。」

 

「うおおおおお!?ちょ、待って!?」

 

「これ、『ランサーが死んだ!』コメ待機の為の時間ですかね?」

 

「『←この人でなし!』コメもじゃな!」

 

「そんなわけ無いでしょう。さて、では高性能高級釣竿を創造してと。」

 

「釣竿?お主何するつもりじゃ?」

 

「もちろんこうするんですよ。釣り針を飛ばして…

 

フィィィィィィィィィイッシュ!」

 

「ぬおおおおおおお!?」

 

「おお、すごいな!ランサーがこっちまで吹っ飛んできおったぞ!」

 

「『ふっ。ランサー一匹目フィッシュ。ところでそこの槍兵、今は何フィッシュ目だ?』」

 

「うるせぇ!今日は釣りなんてしてねぇよ!というかなんであいつの台詞なんだ!?」

 

「ランサーが死んでない!」

 

「このネタ潰し!」

 

「やかましいわ!なんで俺が死ななきゃなんねぇんだよ!?」

 

「そりゃ青いランサーは死ぬものじゃからな!」

 

「謝れ!全国に居るであろう青いランサーに謝れ!」

 

「青いランサーなんて他に居ましたっけ?」

 

「プロトニキはノーカンとしても…あ、あの困りますさんは青いランサーかの?」

 

「んー、どちらかというと紫では?」

 

「じゃなぁ。」

 

「にしてもなんでここに来たんですか、ランサー?」

 

「ん?お前…ライダーか?背ぇ縮んでないか?」

 

「…なるほど、貴方は冬木から来たんですか。」

 

「ああ。魚屋でのバイト終わらせて帰る途中であの変なのに捕まってここに連れてこられたんだが…どこだここ。」

 

「私の擬似固有結界です。」

 

「…はあ?いや、ライダークラスは宝具が多いのは知っていたがお前固有結界まで持ってたのか!?」

 

「…あの、私はメドゥーサじゃないんですけど。」

 

「…なに?じゃあ何者だ?」

 

「エウリュアレです。ギリシアで鍛治の女神やってます。」

 

「エウリュアレ?…いや、エウリュアレってこんな存在じゃねぇだろ。一応聖杯戦争が終わったあとに全員の神話とかを調べたから確かなはずだ。」

 

「む?ならこのエウリュアレは何者なのじゃ?」

 

「あー、多分この世界は三人が居た世界と別の世界線なんだと思います。」

 

「なんじゃと!?つまりわしらは世界を越えてしまったということかの!?」

 

「まあ、仮説でしかないですが。」

 

「「「「「「「ノッブノブノッブノブノブー!(ケモミミ褐色で巨乳で貧乳ー!)」」」」」」」

 

「おろ、降ろしなさい!ふけい!ふけいですうわああああああああ!?」

 

「おや、またあの子達が何かを見つけたみたいですね。」

 

「もしかしてあやつらってとても有能なんじゃないかと思い始めたのじゃが。」

 

「なにかお礼をしなければなりませんね…。茶器とかでいいのでしょうか。」

 

「あー、多分喜ぶと思いますよ?すぐ吹き飛ばすかもしれませんけど。」

 

ノブー!(優しく放てー!)

 

「「「「「「ノッブーーーー!(ふぉいやー!)」」」」」」

 

「きゃああああああああ!?」

 

「またフィッシュするのか?」

 

「まさか。あんなこと人間にしていいわけが無いでしょう。」

 

「なにぃ!?俺が人間じゃねえってのかぁ!?」

 

「お、おちるおちるおちるー!」

 

「おーらーい、おーらーい、そのあたり、そのあたりー。」

 

ぽすっ

 

「ふにゃあ!?」

 

「はーいオッケーでーす。」

 

「誘導の兄ちゃんかお主は。」

 

「うわぁ!?えっ、えっと…取り敢えず下ろしてもらっても…?」

 

「…ふにゃあ。」

 

「止めてください!?」

 

 

 

「……。」

 

「…こほん。私はファラオ・ニトクリスです。名を名乗ることを許します。名乗りなさい。」

 

「ドーモ、ニトクリス=サン。エウリュアレデス。」

 

「あー、ランサー、クー・フーリンだ。」

 

「ふははははは!我こそは第六天魔王、アーチャーの信長である!」

 

「あー、えっと。セイバーの沖田です。」

 

「…なんで三騎士がここに揃っているんですか?」

 

「A:正規の聖杯戦争ではないから。」

 

「はぁ…。ああ、私はキャスタークラスですよ。それで、エウリュアレ。貴女はクラスは?」

 

「…あ、普通にこの時代の生物(なまもの)です。」

 

「…待ってくれ。今って大体何年頃だ?」

 

「んー、さあ。ギリシア神話の時代ってところです。」

 

「過去じゃねぇか!?何?俺たちタイムスリップしちまったってことか!?」

 

「何いってんですか。コハエース本編でもタイムスリップはしていましたよ?」

 

「まじかよ!?コハエースって魔境だな!?」

 

「どちらかというとご都合主義とかそういう感じじゃと思うんじゃが。じゃが!」

 

「タイムスリップ…!それってすごいことじゃないですか!?」

 

「まあ、意図的にできたら魔法だね。」

 

「やりました、ファラオ・オジマンディアス…!ニトクリスは少し貴方に近付けたのかもしれません…!」

 

「なんじゃ、ファラオって魔法が使えぬとなれぬのか?」

 

「んなわけないでしょうが。ノッブは常識から見直すといいと思いますよ?」

 

「あとはアサシンとライダー、バーサーカーだな…。」

 

「「「「「「「ノッ………ブ、ノッ………ブ…!(がい…こつ、おっ…も!)」」」」」」」

 

「…なんだあれ。」

 

「ちびノブの上に…黒い鎧?」

 

 

「…ふむ、自らの仕事すらも果たせぬか。ならばその首は要らぬな。首を出せ。」

 

「「「「「「「ノブゥ!?ノ、ノッブノブー!?(うひゃあ!?は、働きますぅ!?)」」」」」」」

 

「あのごついのCV:ジョージじゃぞあれ。アゾられたりせぬか?」

 

「「「「「「「ノブー!(ついたー!)」」」」」」」

 

「…うむ。よく仕事を果たした。では………

 

首を出せ。」

 

「「「「「「「ノブゥゥゥゥゥゥ!?(えぇぇぇぇぇぇぇ!?)」」」」」」」

 

「やめたげてください、山の翁。」

 

「…なに、ただの冗談だ。ハサン・サッバーハ、幽玄の谷から召喚に応じた。」

 

「「「「「「「ノ、ノブゥ…。(た、助かった…。)」」」」」」」

 

「よろしくお願いします、キングハサン。」

 

「ふむ…汝は…いや、今は言うべきではないだろう。うむ、よろしく頼む。」

 

「では…あとはバーサーカーとライダーですか。」

 

ノブー!(ねーねー!)

 

「おや、どうしましたか、金のノッブ?」

 

ノッブ!ノブ、ノブノブノッブ!(探したよ!だけど、どっちも居なかった!)

 

「なるほど…。」

 

「恐らく、この結界の外に召喚されたのであろう。一度外へ出て情報を集めるといい。」

 

「わかりました。あ、その前に皆さん、契約しますか?」

 

「不要だ。聖杯からの魔力供給がある。」

 

「なるほど。ではちょっと外に行ってきますね。」

 

「うむ。」

 

 

 

↑ここまでエウリュアレ

↓一旦信長

 

 

「いやー、にしても聖杯戦争で七人のうち五人が揃うとは面白いこともあるものじゃな!」

 

「そうか?俺が召喚されたとこだと七人全員で戦ったこともあったぜ?」

 

「せ、聖杯戦争とは一体…。」

 

「気にするな。戦いの形式とは日々変化する物。多少変わろうともそれが流れなのであろう。」

 

「な、なるほど…。」

 

「…あ、私ってこの中だと一番後輩ですねぇ…。お茶でも持ってきましょうか?」

 

「うむ!良い茶を頼むぞ!」

 

「ノッブは水道水でいいですね!」

 

「ひどくね!?」

 

「それじゃ、ちょっと沸かしてきます!」

 

「全く沖田は…。」

 

「それでだ。結局この聖杯戦争ってなんなんだ?いまいち俺はわかってねーんだが。」

 

「うむ、わしもわからん!」

 

「なんなんだよ!?」

 

「今のところわかっていることというと、この聖杯戦争はエウリュアレが作った聖杯によって起きたもので、完全に意図していない開催って事だけじゃな!」

 

「聖杯を…作った!?」

 

「ふむ、それほどか、あの娘は。」

 

「といっても本当かはわからんがの。実物をみれたわけでもなし。」

 

「はいはーい、お茶ですよー。」

 

「おお、サンキュー。」

 

「うむ。」

 

「あ、ありがとうございます。」

 

「わしは!?」

 

「はい、『これ、お茶』。」

 

「やっぱひどくね!?」

 

「嘘ですよ。はい。」

 

「おお、流石沖田じゃな!」

 

「手のひらを返すのが早いですよノッブ。」

 

「…旨いなこれ!?」

 

「…良い。」

 

「これが極東のお茶…。体が暖まりますね。」

 

「大絶賛じゃの沖田!」

 

「いやー、照れますねぇ。」

 

「あー、そんでだ。結局今のところエウリュアレ待ちってことでいいのか?」

 

「まあ、そうじゃな。」

 

「あ、じゃあちょっとお茶菓子持ってきます。」

 

「…ふと思ったのですがどこから持ってくるのですか?」

 

「あー、なぜかあったキッチン部屋にありました。食べても良い、と書いた紙も丁寧に置いてあったので良いかと。」

 

「…よし!どうせエウリュアレのやつが戻って来るまで暇なんじゃし、雑談とするかの!」

 

「ノッブは壁にでも語っていてください。」

 

「やっぱわしにひどくね!?」

 

 

 

↑ここまで信長

↓ここからエウリュアレー!

 

 

 

「ああ、やっと見つけたぞエウリュアレ。」

 

「おや、アテナ。どうしたの?」

 

「うむ、メドゥーサについての追加情報だ。ヘラの掛けた呪いは成長する呪いだけだそうだ。」

 

「…でも今のゴルゴーンはバーサークしているのでは?」

 

「うむ。つまりだ。」

 

「…別のなにかもある、ということですか?」

 

「ああ。それについても調査をすることになった。それだけだ。」

 

「わかりました。色々と考えておきます。」

 

 

 

…ゴルゴーンは現在狂化状態って話だったけれど…、あ、もしかして私の聖杯とか?

 

…うわぁ。これ私のせいじゃね?

 

…うわぁ。

 

 

 

…うん、絶対に解決しなきゃ。




というわけでシリアスで行くはずがシリアルになってしまった。

いや、これギャグか。うん、ギャグだね!

というわけで未来の人間のはずの方々が召喚されるという。そして突然降って沸いたエウリュアレが聖杯を作っていたと言う事実!ご都合主義とも言うぞ!

没になったストーリーはいつか紹介しようかと思います。

それでは次回予告、イクゾー。

次回、『襲撃』。
エコー、敢えて火中の栗を拾うか。

…嘘かも。
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