英雄を目指したエウリュアレ   作:タマモワンコ

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遅くなりました。(いつもいつも遅くなってるとかは言ってはいけない。)

はい!ついにこの小説のお気に入り数が1000を越えました!こんな駄文ではありますが、楽しめていただけていたなら本当に幸いです!

これからも頑張って続けていきますので、エウリュアレ共々よろしくお願い致します!

では本編、いつも通りのギャグ風味でいきますとも!


第二十話 ビームと左腕と必殺技

ぶおん、ぶおんと剣が空を斬る音が庭から宇宙空間へ溶けていく。空気のない宇宙で一体私は何を斬っているのか些か疑問に思うが切り捨てる。

 

すたたたたたたた、と気持ちのいい音をたてながらキャットがキッチンでキャベツを千切りにしていく。キャベツを切っているのにしゃきの一つも鳴らないとかそもそもあの手でどうやって包丁を持っているのかと疑問に思うがそれも切り捨てる。

 

ただひたすらに剣を振る。だるくても、血が流れようと、ひたすらに剣を振り続ける。それが私のやり方だ。昔メドゥーサにそのやりかたは非効率的だと言われたが、いつか剣が音を置き去りにするまではこれをするつもりだ。ちなみに拳の方は音を置き去りにできた。といっても鍛練を少々サボっていたのでまた一からやり直しだが。

 

そうして一万回の素振りが終わる。なかなか無心になるというのは難しいもので、普段から常になにかを考えていたせいで無心になれないというのがなんというか悲しいところだ。

 

「日課の素振り、ご苦労様なのだな。とりあえずキャット特製のお茶でもいきなり飲むといい。」

 

そういってキャットがお茶を渡してくる。一体なにが特製なのかはわからなかったがちょうど喉も乾いていたのでありがたくいただくことにした。

 

「ありがと、キャット。」

 

「良妻たるもの、これぐらいは当然なのだ。」

 

キャットと二人でちゃぶ台を囲み、のんびりとお茶をすする。

 

…ちなみに、今いるのはクーさんことクトゥグアによって完全再現された衛宮邸(庭と蔵付き)である。宇宙に浮かぶ衛宮邸はなかなかにシュールである。まあ、おかげで今こうしてのんびりと鍛練ができているのだが。

 

「そういえばご主人。」

 

「んー?なに?」

 

「いや、そのな…ご主人には、必殺技は無いのか?」

 

「必殺技?」

 

「うむ。ご主人が多くの武器を持っているのは知っているが、ご主人とまともにやりあうような相手ならご主人のその武器を封じるぐらい容易いのではないかと思ってな。」

 

「…ねえ、キャット。」

 

「む?なんだご主人。」

 

「キャットって…本当にバーサーカーなの?」

 

「あはははは!うむ!確かに狂化はあるぞ?」

 

「…そっか。うーん、確かに武器封じは弱点なのよねー。実際にそれでメドゥーサに負けたし。」

 

「やはりか。それで、何かあるのか?」

 

「うーん…女神の視線(アイ・オブ・ザ・エウリュアレ)とか?」

 

「…ご主人、残念だがアタシは知っているぞ。その技はまだ未完成な上にどうやっても自爆技でしかないことを!」

 

「な、なんだとぉ!?まさかばれていたとは!」

 

「事実自爆したわけだしな。」

 

「うぐっ。」

 

「それで、なにか無いのか?」

 

「うーん、一応なにかしらの刀か弓があれば必殺技はあるんだけど…エルキドゥと武術程度かなぁ。中堅クラスまでなら素手でもそれだけでなんとかなるけど、メドゥーサとかアキレウスとかヘラクレスとかみたいなトップクラスのやつらにはせめて得物が欲しいかな。…あ、神性が無い前提でだからね。」

 

「ふむ。逆に言えばトップ組とも得物があればやりあえるのか。やはりご主人は強いな。」

 

「あっはっは、流石にそこら辺相手だとまともにやっても厳しいけどね。」

 

「あははは、うそつけ。」

 

「ひどい!?」

 

「そもそも、ご主人はエルキドゥの鎖に加えて深淵の加護があるのではないか?それにご主人の武術は无二打に近いレベルではないか!」

 

「いや、さっぱりだと思うけど。」

 

「…ご主人…。」

 

「…な、なに?」

 

「…いや、なんでもない。」

 

キャットが明らかになにかを諦めたかのような顔をしてるんだけど一体なにを言おうとしたんだ…?

 

「えー、なによう、気になるじゃん。」

 

「そういえばご主人。」

 

「突然話題を変えてきたね…。で、なに?」

 

「うむ、ご主人はいつからそんなものを体に住まわせ始めたのだ?」

 

「…そんなもの?」

 

「ご主人の左腕を形作っているその泥だ。」

 

「…泥?泥ってーと…思い当たる節はあるけど、腕?」

 

アンリ…なのかな?ううむ、キャットしててもアマテラスってことなのか。

 

「…まさか、自覚がないのか?」

 

「うん。普通の腕だと思うけどなぁ。」

 

「…ふむ、わかった。ならばご主人、左腕を出してくれ。」

 

「え、なにをするの?」

 

「もちろん、ご主人とその泥を分離するのだ。その泥は…生きるものにとって害でしかないからな。」

 

そういってキャットが私に近づいてくる。その後ろからはなんだか光が…え、後光?後光なんで?

 

「ちょ、キャット後ろから光が、後光がでてるよ!?」

 

「当たり前だ。今のアタシはご主人を救うために必死だからな。ガチモードなオリジナルに近づく程度どうということはない!」

 

「まって、うぇいと!?キャットはサーヴァントなのに泥に触って大丈夫なの!?」

 

「ふっ、この程度腕に神力を纏わせておけば侵食はされないし泥も消せる故な。だから安心して腕を出せ、ご主人?」

 

「でもほら、別になにか害があるわけでもないし…」

 

「確かにアタシやクーさん、それとご主人は大丈夫かもしれぬが、それ以外はそうとは限らぬぞ?それにだ。すべての毒あるもの、害あるものを絶つのが婦長の教え故な。」

 

「お願い、すとっぷ、すとっぷぷりーず!」

 

「むう…なぜそこまでして逃げるのだご主人?それは害しかないと思うのだが。」

 

「いや…これの原因に心当たりがあるからちょっと検証してからにしてほしいなー、と。できれば自力で解決したいし。」

 

「…ふむ、わかった。ご主人がそういうのならあてはあるのだろう。」

 

「ふう…。ありがと、キャット。」

 

「だが、なにかあったら問答無用で分離するからな?」

 

「ええ。そうなるときには私にはどうにもできない時だろうしね。」

 

「ならばよし。…うむ、いい加減狂化を抑えるのが辛くなってきたから解放するぞ。おそらく普段の二割増し程度にはおかしいかもしれん。」

 

「やっぱり無理してたのね。…私のためにありがとう、キャット。」

 

「…うむ、うむ。ご主人のその言葉と気持ちだけでキャットは嬉しい。」

 

「キャット…!」

 

「あ、そうだ。せっかくだからな、ご主人の必殺技を見せてはくれぬか?キャットは気になる。」

 

「うん、いいよー。では庭へゴー!」

 

「ランサーとセイバーがやりあったあの庭だな?うむ、では開演と行こうではないか!ニャハハハハハハ!」

 

 

…………………………………………………………………………

 

 

庭に出ました。キャットは縁側に座っている。

 

「というわけだけど…まず何からやればいいの?」

 

「そうさな…ではキャットから刀をリクエストさせていただこう!標的のゴーレムは準備済みだ!クーさんがな!」

 

そう言うキャットが指を指す先には燃え盛る炎のごついゴーレムが立っている。

 

「うむ、お主の技見させていただこう。」

 

「クーさんも見るのね…。了解、じゃあ最初は…そうね、これでいくわ。一歩音越え、二歩無間…三歩絶刀…!『無明 三段突き』!」

 

縮地を使って三歩にてゴーレムの懐に潜り込み、たたたん、とリズムよく三回の突きを入れる。これはかなり練習したので、沖田師匠のように一つの突きに三つの突きを内包した突き…に限りなく近くなっている。まだまだだが。

 

それでもゴーレムの胸にあたる部分に直径50㎝程度の穴が空く。ひえー。

 

「…なあ、クーさん。アタシには今の突きは一発しか入れていないように見えたのだが。」

 

「なるほど、一の太刀を払おうともそれに続く二の太刀、三の太刀があるわけか。なるほど、よく考えられた技だな。」

 

「…うむ、そうだな。うーん、アタシがおかしいのか…?

………………あ、そういえばアタシはバーサーカーだったな。なるほど。」

 

うん、なんか気分が乗ってきた!ひゃっはー!

 

「次いくわ!抜刀…突撃…。

斬れ、進め!斬れ!進めぇ!

ここがぁ!」

 

刀を構えて全力で走り、跳んで、

 

「『新!」

 

上から斬る。

 

「撰!」

 

返す刀でもう一度斬る。

 

「組だぁぁぁぁぁぁ!』」

 

そしてとどめに刀からビームを撃つ!

 

ゴーレムは爆発四散!

 

「…流石にただの刀からビームを出すのはどうなんだ…?」

 

「よく考えろ、ご主人だぞ?」

 

「…なるほど。」

 

「まだまだ!『秘剣:偽・燕返し(ぎ・つばめがえし)』!」

 

第二魔法の一端たる多重次元屈折現象(キシュア・ゼルレッチ)。それを成した燕返し…を真似たものだ。未だに平行世界から事象を取り出すには至ってはいないが、燕を斬れる程度にはなっている。

 

なおゴーレムは三枚下ろし。

 

「…ふむ、平行世界から事象を取り出しているのか…。」

 

「ん?どうしたクーさん。」

 

「いや、なんでもない。」

 

「これが最後よ!俺が戦う目的は、昔も今もただひとつ…!即ち、悪・即・斬!いくぞ…!」

 

左手のみで刀を持ち、右手を刀身に添えて平正眼に構える。

 

「『牙突(ガトチュ)』!」

 

一度の踏み込みにて近付き、突き飛ばす!

 

「 『牙突弐式(ガトチュセッケンスタイル)』! 」

 

そして、跳躍し上から突き潰したのち右手で掴んで空へ投げ飛ばし、

 

「『牙突参式(ガトチュサードスタイル)』!」

 

空から落下するゴーレムに向かい跳躍、下から上へと突く。

 

「そして喰らえ!『牙突零式(ガトチュゼロスタイル)!』」

 

そして超至近距離に着地してで体のバネのみで穿つ!

 

ゴーレムは木端微塵!

 

「…ふむ、最後の一撃はもろに喰らえば我であっても痛手を負うかもしれぬな…。」

 

「…うむ、あれはガチモードのオリジナルであっても厳しいかもしれぬな。」

 

「あはははは、買い被りすぎよ。齋藤さんでもない限り無理だって。」

 

「ご主人にそこまで言わせるとはすごい奴なのだな、齋藤とやらは…。」

 

「む?刀はもうしまうのか?」

 

「ええ。必殺技クラスはこれくらいしかないからね。よし!じゃあ次は弓ね!」

 

「弓か…しかし弓の必殺技とは一体。」

 

「ご主人の事だしビームだと思うんだワン。」

 

「ビームも撃てなくはないけどただの弓で撃つよりは剣から撃つ方がやりやすいのよねー。あ、もちろんそれを目的に作った弓は別よ?」

 

「まあ…そうなるのか?」

 

「アタシに聞かないでくれクーさん。」

 

というわけで倉庫から『弓』を改造、改良した『弓・改』を取り出す。

 

「待てご主人、その弓は…」

 

「ええ、私の持っている武器でもトップクラスの物よ。」

 

「なるほどな。それほどのものはまず見れまい。」

 

「では手始めにこれから!九つの矢よ、光を纏いて我が敵を撃て! 『九つの矢(ナインアロウズ)!』」

 

魔力を帯びた矢が九本同時に放たれ、ゴーレムを粉々に吹き飛ばす。なんちゅうもろいごーれむじゃ。ちなみに矢の消費は一本である。原理は謎。

 

「…?なあクーさん。アタシには一本しか矢をつがえていなかったように見えたのだが。」

 

「確かに九本飛んだな。また平行世界から事象を取り出したのか…?」

 

「さあ、次はこれよ!―――I am the born of my sword(体は剣で出来ている…).」

 

螺旋状の剣をその場で創造し、『空間を抉る』という効果を付与魔術で付与して弓につがえる。。そして、真名解放!

 

「『偽・虹霓剣(フェイク・カラドボルグ)』!」

 

初速から音速を軽く越えたそれは空間ごとゴーレムを抉りとる。

 

「まだまだ!―――I am the born of my sword(体は剣で出来ている…).」

 

創造するのは黒き剣、付与するは血を追い、敵を食い破る獣の本能!

 

「『偽・赤原猟犬(フェイク・フルンディング)』!」

 

紅き猟犬がゴーレムに食らい付く。見事なまでにゴーレムは食い荒らされ、消滅する。通常ならここからさらに『壊れた幻想(ブロークンファンタズム)』に繋げるが今回は無し。

 

にしても赤…あか…緋色?

 

…あかしけ やなげ 緋色のねこです くさはみ ねはみ よろしくおねがいします。

 

 

…はっ、私は一体何を考えていた…?うーん、まあいっか。

 

「なるほど、敵を追尾するわけか。にしてもさっきからなんだかどこぞの無銘に似た技を出すのだな。」

 

「だってリスペクトしてるからネ!さあ、次が弓はラストよ!」

 

「一体なにが飛び出すやら。」

 

「さあ、いくわよ!―魑魅魍魎跋扈するこの地獄変…エウリュアレは此処に居る!」

 

矢をつがえ、全力で魔力を込めつつ引き絞る。矢は光を放ち、周りに風が巻き起こる。

 

―――む、謎の電波を受信した。なんか空に向けて撃たなきゃいけないきがするー!

 

「『星を射落とす女神の弓矢(アロー・オブ・ザ・エウリュアレー)』!」

 

凄まじいほどの衝撃波と、少しの反動を残して、光の奔流は…

 

空へと消えていった。

 

「…なんで上に撃ったのだ?ご主人。」

 

「…いや、なんか新しい種類の直感が私に空へ撃てと…」

 

「ご主人はニュータイプだったのか?アタシはオールドタイプでいいが。」

 

「…しかし、お主が矢を放った方角は見事に地球のある方向だな。」

 

「やっぱ電波かなー。」

 

「まあいい、ご主人!次はないのか?」

 

「楽しんでるね、キャット。」

 

「うむ!こんなに新しい料理を思い付きそうなものはないぞ!」

 

「…料理とは一体…?まあ、あと三つかな。ではまずはこれ!私の十八番よ!」

 

手に取るのはいつもの『光の剣』。ちょっと詠唱が長いのは難点だけどねー。

 

「魔の力よ、我が思う形を取りて、全ての敵を討ち滅ぼせ!」

 

光の剣へ、詠唱をしつつ魔力を込める。すると剣の中で増幅されて光る!魔力消費が少し多いのはご愛嬌。

 

というわけで皆さんご一緒に。

 

エクス…

 

「『光の剣:限定解放(ソードオブアウローラ)』!」

 

カリバァァァァァァ!

 

さらばゴーレム…。

 

「ビームだ。」

 

「ビームだな。つまりいつものご主人だ。」

 

「なによー、私がビーム狂みたいとでも?」

 

「うむ、そうだろう?」

 

「…えー。」

 

「…まあ、次だ次。」

 

「次はこれ。」

 

かもん!『きしんのまそう』!

 

「…これは…槍か?」

 

「ええ、槍よ。あ、刃には触らないでね。死ぬから。」

 

「…は?」

 

「どういうことだご主人。」

 

「刃にあたると即死するの。この槍。」

 

「…なんと。」

 

「ためしにゴーレムをつつくと…てい。」

 

ドゥゥゥン(即死の入る音)

 

「…ね?」

 

「お、おう。」

 

「…ゴーレムェ…。」

 

「それじゃ、こんな危ないのはしまって、と。次がラストかな。」

 

「…ふむ、以外と少ない…のか?」

 

「まて、サーヴァント的に考えると宝具が十個以上あることになるから十分おかしいんだワン。」

 

「…確かにそうだな。」

 

「さあ、ラストいくわよー!『リボルケイン』!」

 

さりげなく腰に装着しておいたサンライザーの前に右手を置き、リボルケインを出し左手に持ちかえる。

 

「トゥアッ!」

 

そして跳躍、ゴーレムに突き刺し、押し込む!

 

 

「…酷いな、火花が散っているではないか。」

 

「それよりもあれは太陽の力だワン!アタシは嬉しい!」

 

 

必死にゴーレムが逃れようとするが貫通したリボルケインは抜けない。

 

そして、ちょうどいいタイミングで…

 

抜いて、跳びつつ振り向く!そして大きくRを作るように振りつつ腕をXにクロス!

 

そして最後に左手をベルトに、リボルケインを右真横に構えて…

 

ドカーン!

 

うむ、ばっちり。

 

「ふむ、それは…剣か?」

 

「なに?リボルケインは杖ではないのか?」

 

「棒っていう説もあるわね。まあ、一応杖っていうことにしているわ。」

 

「なるほどな。にしても、多彩というか器用貧乏というかなんというか…」

 

「いいと思うんだワン。だってご主人だからな!」

 

「…なるほど。」

 

「なっとくするんだ…。」

 

「…む、そろそろご飯時だな!キャットはご飯を作ってくる!ではな!」

 

「…では、私は仕事でもしようかね。ではまた。」

 

 

 

「………素振りでもしてよう。」

 

 

 

 

↑ここまでエウリュアレ

↓ここからヘラクレス

 

 

 

 

…ヘラクレスだ。

 

今俺たちはステンノ達の家で…まあ酒盛りをしている。

 

その状況なのだが…

 

 

「すてんのぉ!おさけ!おさけもってきてー!」

 

「ちょっと、アタランテ!ぐでんぐでんじゃない!」

 

「うるしゃい!のまにゃきゃこんにゃんうけいれられにゃー!」

 

「あ、アタランテさん耳!猫耳生えてきてます!」

 

「にゃー?…………にゃ、にゃんだこれぇぇぇ!?」

 

「えうりゅあれじゃー!えうりゅあれのしわざじゃー!」

 

「もうえうりゅあれだけでいいとおもうわー。」

 

「イアソンにメディアまで…」

 

「わしいる?わし全能神名乗ってていいん?」

 

「ボコボコにされていたのでノーコメントで。」

 

「ぐふっ。アテナ…わしに厳しくね?」

 

「日頃の行いだと思うわ、あなた。」

 

「ヘラまで…。」

 

「傷つきはしなかったけど吹き飛ばされて即脱落って…すまねえ姐さん、ステンノさん…。」

 

「…いやまあ居ても居なくても変わらなかったからまあいいんじゃないかしら?」

 

「ひでえやステンノさん…。」

 

 

…とまあなかなかに混沌とした状況だ。

 

これのきっかけは先の『ギガントマキア』である。

 

突然宇宙から山以上もある巨人が大挙してやって来て、山を野原を蹂躙していった。

 

オリュンポスの神々は人間の力が必要だという予言のもと人間にも協力を求め、その呼び掛けの元…そこまで多くはない人数が集まった。

 

駿足のアキレウス、竪琴の狩人アタランテ、イオルコスの王イアソン、魔術の女王メディア。そして女神ステンノにメドゥーサ。俺はまあいい。

 

さらにそこにオリュンポス十二神。ギリシア最強の面子といっても過言ではないだろう。

 

だが、結論から言うと…完全敗北だった。

 

十二神は神ではあまりダメージは入らないとはいえ簡単に撃退され、アキレウスは殴り飛ばされて遥か彼方へ吹き飛ばされ、アタランテは弓矢で攻撃するもまともに通らず、イアソンとメディアのコンビネーションも流石の巨人相手ではどうしようもなく撤退、メドゥーサは善戦するも重症を負い、結局五回ほど死んだ俺と超遠距離での狙撃に徹していたステンノも撤退した。

 

そんなこんなで敗北し、撤退したのだが…

 

うむ、まさしく『その時不思議なことが起こった』だった。突然空が光ったと思ったらたまたま平野に集まっていた巨人すべてを光が飲み込み、塵一つ残さず消し飛ばしたのだ。

 

…ああ、ギガントマキアはそれでおしまいだ。一応各地にはゼウスの雷によって巨人は全滅した、と報ぜられたが、各地では『もしやエウリュアレ神の仕業とかでは?(もうエウリュアレのせいでいいんじゃ)』だとか『エウリュアレ神の怒りだ!(それも全部エウリュアレって神のせいなんだ)』とかと囁かれている。それが本当かどうかは…神すらもわからん。

 

ああ、全く。どうしてこうなったのやら…。




凸カレさまでした!

いやはや、いつも通りのエウリュアレでしたね。

そういえばみなさん、アポクリファコラボどうですかね?私はエウリュアレと一緒に延々とスパルタクスとジークフリートを消し飛ばしていました。一発四十万ダメは伊達じゃない。

そしてストーリーも読んでて楽しいですね。みんなかわいいですし。アヴィケプロンとシェイクスピアとジャックの「なる」「ほど」「なー」とか、スパルタクスの「叛逆(おやすみ)」、「叛逆(おはよう)」、「鋼気煌々(こけこっこー)!」とかとか…。うん、スパさんやっぱいいね!

そして我がカルデアにはケイローン先生が単発で二人来ました。ヘラクレスがすごいいたたまれなさそうにしています。


そういえば突然話題は変わるんですけど、ちょっと寝込んでいたときに『デレリュアレ』っていう単語が頭に浮かんだんですよ。
それで寝ているときにはすることもないのでそれを考えてしまってですね…ストーリーも思いついちゃったんですよ。『デレデレなエウリュアレと二人目のマスター』…。
…………うん、反響があったらもしかしたら書くかも?




次回…はまだ未定だ!ははは!それも私のせいだ!はははははは!

それではまた次回です!
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