なぜか突然弓トリアピックアップが始まったりしましたが私は元気ですワン。
予想外に前書きのネタが無いので本編ですとも!
前回のあらすじ
「サバ!サバ!サバ!サバしか釣れなくてランサーとして恥ずかしくないのか!?」
「うるせえ!悪かったなアーチャー!」
「「ふはははは!我ら天下無敵の藤村姉妹なり!そのサバの味噌煮は頂いていく!」」
「だー!カオスにカオスを重ねるんじゃねえ!」
「なんか落ちてるんだけどぉぉぉぉぉ!?」
こんな感じだった。
ここからほんへ
いえーい。
絶賛自由落下中のエウリュアレさんだよー。
そろそろ自由落下始めて一時間近くたってるけどまだ落ちてるんだけど。長い。
………む、なんか下の方にビルが見える。よし、パラシュート展開!
バッサア
………よし、着地成功!いやー、実際にヘイロー降下をやるはめになるとは。ほんと魔術世界は地獄だぜ!
さてさて、ここはいったい何処やら…どうやら世界の裏側に近い場所みたいだけども…
「■■■■■■…………」
………む?なにかのうなり声が…
「■■■■■■■■――――――――!」
なんぞぉ!?
え、ヘラクレス!?しかもあれバサクレスやん!?しかも敵意マシマシカラメニンニクだよあれ!
「■■■■■■■■■―――――――――!」
どっかーん
「ちょ、うわぁ!?ばかやろー!突然大剣で斬りかかるバカがいるか!ここにいたわ!」
「■■■■■■■―――――――――!」
「だーもう!やるだけやるしかってやつね!やってやるわ、存分に!」
「■■■■■■―――――――――!」
「喰らえ、対界宝具を対国宝具まで落とした簡易型!『
エウリュアレの戦いはこれからだ!
………………………………………………………………………………
「―――もうちっとどころかまだまだ続くんじゃ。」
「あー、衛宮よ、なにを言っているのだ?」
「悪い一成、なんか言わなきゃならない気がしたんだ。」
「そうか。ならば仕方ないな。」
「あ、流すんだ。」
「あの、士郎くん…一緒にお昼ご飯を食べてもいいかかな?」
「ん、森山か。いいか?一成。」
「構わん。」
「だとさ。」
「うん!」
うん、これが平和というやつなのだろう。このまま何事もなく一日が終わればいいんだがなぁ。
………駄目だったよ。
「シロウ、なぜイリヤスフィールが魔術師と一緒に、しかもこんな夜中に河川敷に来るなんて…。」
「それがわかれば苦労しないかな。」
うむ、今セラが説明した通り、イリヤが夜中に家を抜け出してツインテと金髪ドリルの魔術師と一人の友人?とともに河川敷に来ているのである。流石に無視するわけにもいかないので付けてきたのだが…。
「なんだあの姿。魔法少女かなにかか?」
「確かにイリヤスフィールは魔法少女物は好きでしたがまさか本当になるとは…。」
「…ん?なんか術式を展開してないか?」
妹が魔法少女に変身したと思ったら結界みたいなのを発動していた。
「おや、あれは…転移魔術の類いでしょうか。」
「解析と再現は?」
「解析はほぼ。再現はできます。」
「流石だセラ。」
そんなことを言っていたらイリヤ達は転移してしまった。
「…よし。それじゃあ俺たちも飛ぶか?」
「そうですね。何かあっては遅いですし。ただ、イリヤスフィールに見つかっても問題ないように変装はしましょうか。」
「魔術で?」
「はい。メディア師匠曰く、『夫の不倫捜査用の完璧なマジカル変身魔術ヘカテー式』だそうです。」
「なんじゃそりゃ…。まあいい。とりあえず頼めるか?」
「わかりました。術式起動!『これぞヘカテー魔術式!マジカルリリカルルルリララー!』」
「うっわー、恥ずかしい詠唱!?ってなんか煙が出てきた!?うわー!?」
セラが変な呪文を唱えると魔方陣から煙がもくもくと溢れだし、もくもくと二人を包み込んだ。そして煙が晴れたときには…
「………なあ、セラ。これは変装というよりも変身じゃないか…?明らかに身長とか伸びてるんだが。」
(この先、解除するまではシロウはアーラシュの、セラはアナスタシアの姿となっています。)
「…確かにそうですね。まあなんとかなるでしょう。あ、あちらではシロウはアーチャー、私はキャスターという符丁で行きましょう。それではシロウ、あちらへ飛びますよ!」
「お、おう、わかった!」
「それでは。術式再編、次元転写開始!回廊作成、完了!いきますよシロウ!
瞬間、光に包まれ…
次に目覚めた先は、魔力弾の降り注ぐ戦場であった。
「ッ!シロ…いえ、アーチャー!防御術式を起動します!近くに!」
「了解したセラじゃなくてキャスター!」
セラが腕を振り結界を起動すると同時に魔力弾がこちらにも降り注ぐ。
「これは…」
「恐らくメディア師匠の魔術です。が、少々弱い気がします。」
「キャスター…まさか召喚戦争か!?イリヤ達は!?」
「一体何処に…な、アーチャー、上です!」
「…な、イリヤが………飛んでる!?なんだよあれ?」
「仕組みはわかりませんが飛んでいます…あ、メディア師匠を見つけました!あそこです!」
そういって空の一点をセラは指差す。
「…見つけた。だが転移を繰り返しているな。」
「あれを繰り返されるとイリヤスフィール達が不利ですね…。どうしますか、アーチャー。」
「………そうだな、困ったときのアーチャー頼みといこうか。『
「わかりました。魔力同調を開始しますね。」
「ああ。
『―――――
創造するのは無銘の弓、そして無銘の弓兵の
「『―――――
その剣の形のみを創り―――そして、作り替える。
「『―――
基本骨子、解明。
構成材質、不明。
基本骨子、変更。
変更行程、完了。』」
赤き剣であった物を紅き矢へと作り替え、創造した弓へつがえる。そして、
「『―――
ただの剣であったものに、獲物を追い詰める猟犬の力を付与する。
「さあ、緋色の猟犬、今こそ走れ!『
そして、敵のキャスターへと放つ。
紅き猟犬は空へと走り―――
その身をもってキャスターを食い破った。
「命中です!」
「うん、当たったな。これでなんとかなったかな?」
「そのようです。空を覆っていた術式も消滅しました。」
「敵のキャスターは?」
「えっと…どうやらイリヤスフィールらが止めを刺したようです。」
「そうか。これで一件落着かな。よし、じゃあ見つかる前に帰ろうか」
その時であった。
どかん、という音とともに黒き極光が空へと伸びた。
「…キャスター。」
「ええ、あれは…」
『アアアアアアアアアアアァァァァァ!』
「セイバー、だな。しかし…なんか黒くないか?。」
「反転体、セイバー・オルタナティブといったところでしょうか。それよりもアーチャー、キャスターとの戦いで疲弊したイリヤスフィールらではセイバーには勝てません。武力介入しましょう!」
「了解した!キャスター、援護頼む!」
「ええ!」
…………………………………………………………………
「アアアアァァァァァ!」
叫びとともにセイバーが美遊を切り払う。
「きゃあっ!」
「美遊!大丈夫!?」
「くっ…あっ…!」
「駄目です、美遊様の変身を維持できません!変身、解除されます…!」
「そんな!」
「イリヤさん、あとは貴方だけです!なんとか持ちこたえて撤退するのがいいかと!」
「だけど美遊は動けないし、凛さんとルヴィアさんは吹き飛んじゃって見当たらないし!どうすればいいのよルビー!」
「―――ならば、我々に任せてもらおう。」
「え?」
「『フェイク・カラドボルグ』。」
その言葉とともに後ろから、魔術弾か何かが飛んできて―――それに当たったセイバーが吹き飛んだ。
「―――む?まさか当たるとは思わなかったな。本来の彼女ならあの程度軽く避けるのだが…。」
「どうやら本来のセイバーよりも数段ほど弱いようですね。これならばまだなんとかなるかもしれません。」
「だといいがね。」
そこに立っていたのは、黒い髪に褐色の肌で、東洋系の屈強な男性と、まるで雪のような白い肌と髪をした、お人形のようなお姫様だった。
「貴方…達は?」
「我々か?そうだな…アーチャーとキャスター、とだけ名乗っておくとしよう。」
「アーチャーとキャスター…まさか、貴方たちもサーヴァント!?」
「ふむ……ここでさらに敵に増援があると、こちらに勝ち目がなくなってしまいますね~?」
そんな、ただでさえ二人もサーヴァントがいたのに、さらに二人もなんて…!
「我々がサーヴァントかどうかということよりも今はセイバーの撃破が先決なのではないかね?」
「え…?たしかに、そうだけど…」
「ならば問題あるまい。君は下がっていたまえ。我々があれは受け持とう。」
「…わかり、ました。」
今はセイバーは二人のサーヴァントに任せて、美遊を助けないと…!
「美遊、大丈夫!?サファイア!」
「大丈夫です、治療は完了しています。あとは意識を取り戻せば完璧です。」
「ならよかった…。」
「イリヤ!」
「美遊!」
「凛さん、ルヴィアさん!無事だったんですね!」
「ええ!それよりもイリヤ、サーヴァントは!?」
「えっと、黒いセイバーのサーヴァントが突然現れて二人が吹き飛ばされて、そのあと美遊もやられちゃって…」
「そのセイバーは!?」
「いま、何処からかやって来たアーチャーとキャスターのサーヴァントが戦ってます!」
「な、サーヴァント同士が戦っているの!?一体どういうことなの…!?どこ!?」
「あっちです!」
「わかった…見えた!な、なによあれ!?」
「どうしたのですかトオサカリン!」
「あれが…サーヴァント同士の戦闘…?次元が違いすぎるわよ…!?」
「凛さん、なにが!?」
「早すぎて、アーチャーの動きが見えないのよ!それにキャスターの魔術も私たちのものどころか、さっきのキャスターの魔術以上の威力よあれ!もう、なんなのよほんと!」
「うわー、なんですかあれー。イリヤさんとかさっぱり相手になりませんよー。たぶんセイバーを倒したら次はこちらですねー。どうしましょうかねー。」
「そ、そんな…どうしよう凛さん!」
「そんなこと言われてもあんなのどうしようもないわよ!だけどあれを倒さないとだめなのよ!」
「そんな…。」
どうすれば、いいの…?
………………………………………………………
黒の聖剣と、白黒の夫婦剣が闇の中にて切り結ぶ。
「セイ……ハイ…………ヲォォォォ!」
「ふむ、聖杯を求めているのか?となると、これは召喚戦争とは別なのか…?」
「わかりません。ただ先程のキャスターとこのセイバーが召喚戦争のサーヴァントであるなら重複して召喚されていることになります。そうなると、これまでの知識は役に立ちませんね。」
「別物なら別物でまた厄介だが、な!」
「アァ!」
「遅い!」
黒が斬りかかり、それを白黒がかわし、離れる。
シロウへと魔力補助をしつつ軽めのレーザーを放って援護をする。
黒く染まったセイバーは、本来のセイバーとは比べるに値しないほどに弱かった。
加速の弱い魔力放出では数々の大英雄を見、そして剣を交えたシロウを振り切れず。
弱体化した直感では本来の物を知り、それに食らいつくその剣をかわせず。
並以下となった対魔力では神代の魔術に並び得ると言われる私の魔術は弾くことができず。
そしてセイバーをセイバーたらしめている剣技でさえも、本物を知る二人にはかすらせることすらなしえない。
しかし、今回ばかりは相手が悪かった。なにせ、人々を救うために数々の英雄達に真正面から立ち向かった
「ガ、アッ!」
「…まさか、ここまで弱いとはな。」
騎士王が膝をつく。
戦い始めてすぐは、セイバーの持つ高すぎる直感によるカウンターを警戒してできる限り近づかないようにシロウは立ち回っていた。しかし、本来のセイバーであればあっさりと叩き潰せるようなその消極的な戦い方であってもセイバーは傷ついていった。
そして今、セイバーが放った剣を右の白剣にて切り上げ、左の黒剣でカウンターを叩き込む。
本来のサーヴァントであれば、この程度では霊核にはなんともないがどうやらこのセイバーは今のでさえ傷がついたようだ。
これで決着はついた。このまま時間が立てば霊核に傷のついたセイバーは消滅する。
だが、それでもなおセイバーは剣をとり、そしてこちらと距離をとる。
「ウアァァァ!」
そしてその身の全てをもって―――聖剣に火をくべる。
反転した極光が空へと伸びる。
「む、エクスカリバーを撃つのか。すぐにとどめを刺すべきだったか。」
「シロウ、このまま撃たれるとイリヤスフィール達が…」
「ああ、そこまで折り込み済みだろうさ。だから、こちらも真正面から立ち向かう。」
「ですが…」
「大丈夫さ、セラ。
「…わかりました。魔力は回しますが、やるからにはちゃんと勝ってくださいよ!」
「わかってるよ。
―――いくぞ。
―――――『
シロウが創造魔術で一振りの剣を創る。その形はセイバー、アルトリア…いや、アーサー王の持つ剣であるエクスカリバーそのものである。ただし、形だけであるが。
シロウの最も得意とする魔術は『創造魔術』。頭のなかで創造したものを、凄まじい量の魔力を使ってこの世に作り出すという魔術だ。
この魔術はシロウの起源である『創造』によって成されている魔術で、アーチャーとはまた違ったものである。アーチャーの投影は固有結界の記録から零れ落ちたものだが、こちらは一から作っている。
しかし、アーチャーの投影とは違ってこの創造魔術ではなにかの能力をその物につけることは出来ないという難点もある。それを補うためにエンチャントを使えはするが、精度はあまりに粗末なものだ。
ゆえに、あの剣はただの剣であるはずなのだが―――
「アアアアアアアアアァァァァァァァ!」
「さあ、勝負だセイバー…!」
―――脇に構えられたその剣は、光を放った。
黒き騎士王は高く構えた聖剣から闇の帯を空へと伸ばし、対する弓兵は脇に構えた剣から白い光を溢れ出させる。
そして、
「
「
二つの帯が、衝突した。
凸カレ様々です。
………間違えた、お疲れさまでした。
というわけで突然のプリヤですとも!ええ、ここからカオスになりますよー。
ただもうすでにプリヤ組が一般人枠になってる辺りインフレが進んでるのかもしれないとか書いてて思いました。
エウリュアレもなんか変なところに落ちてますし、もう訳がわかんないですねこれ。
…うん、次回へ続きます!
エウリュアレのぐだぐだがこの小説を救うと信じて―――!