というわけで前書きのネタもないのでさっさと二十六話、ろーんちだ、ワン。
ぜぇぇぇんかいのあらすじぃ!
ヘラクレス「これを…衛宮士郎に…」つヒュドラの毒
えう「危なくない?」
ヘラクレス「彼ならばきっと…」
えう「えぇ…。」
凛「イリヤが暴走した!?」
シロウ(無言の腹パン)
イリヤ(気絶)
シロウ「さあ…交渉をしようじゃないか。」
凛「ヒエー」
おそらくこんなもん。
というわけでエウエウズレディーゴー!
いえーい。
放て熱線、弾けろ宝具、我こそは魔法の一端すら修めし最強クラスの魔法少女(幼女モード時に限る)、エウリュアレぞー。ものども、ひかえおれーい。
…………とまあ、そんな下らないことを考えていられるくらいに暇なう。
何をしているかって?
そりゃー、いつものごとく落下ですとも。ヘラクレスを倒したと思ったら空間が崩壊してポイですとも。
恐らくここは虚数空間的な何かだと思うのだけれど…まあ、いざとなったら波動砲でも撃って脱出すればいっか。いまは虚数潜航(?)を楽しもっと。
にしても私って落ちすぎな気がしなくもないなぁ…。もしかして私って落下系ヒロイン?
……………落下系ヒロインってなんだよ…。
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あの後、私たちはサーヴァントの試行した魔術で河川敷に戻ってきたわけなのだが…
「さて、では知っていることをキリキリ吐いてもらおうか…いや、この協力者の少女を家に返す方が先かね?」
「そうね。だけど、イリヤスフィールは気絶してるしどうしよう…」
「ふむ、それは問題無い。なにせ親は呼んであるからな。」
「え?」
こいつは何をいっているんだ?というかいつの間に…?
そんなことを考えていたら、近くのベンチに座っていたくたびれたコートをきた男性が近づいてきた。
「そういうことだ。見つけてくれてありがとう、
「私もだ、切嗣。この少女達からは私が事情を聞いて後々報告する。切嗣はイリヤスフィールを連れて帰るといい。彼女を夜風に当て続けるのは良くないだろうからな。」
「ああ、そうさせてもらうよ。それと、君達。」
「…え!?あ、はい!」
「…イリヤもそういう年頃…なのだと思うし、反抗期な面もあるんだろうけど…できれば、連れ出すならば親に許可はとってほしい。いいかい?」
「…はい、わかりました。」
「うん。それじゃ、弓郎くん、あとは頼むよ。」
「了解した。それではな、切嗣。」
そういって、イリヤスフィールの父親…切嗣とやらはイリヤスフィールをおぶって去っていった。恐らくイリヤスフィールの家に帰ったのだろう。
「…ああ、そういえば言っていなかったな。魔術に関係していない人には『夜遊びに出ていて、疲れて寝てしまった』といったところのカバーストーリーを伝えてある。魔術の秘匿は問題ない。」
「さ、流石ね…。」
「根源など目指していない我々からすればどうでもいいことだがね。」
「…あ、そうよ!貴方たちは一体何者なの!?常に魔力を纏ってるからサーヴァントかと思ってたら違うようだし!というか冬木を拠点にしてるんだったらセカンドオーナーである私に金を払いなさいよかねぇ!」
「ふむ、我々程度でサーヴァントとは…本物に失礼だな。本物のサーヴァントならば我々程度容易く消し飛ばすだろうさ。まあ…代行者クラスになればやりあうやつもいるかもしれんがな。」
「ならあんたたちは何者なのよ!」
「ただの魔術使い…いや、『正義のヒーロー』かね。」
「なによそれ…ああもう、訳がわからないわ。」
「さて、そろそろ本題に入りたいのだが。まずは君たちについてだ。」
「私たち…?あー、名前も言ってなかったわね。私は冬木のセカンドオーナーの遠坂凛よ。んでそっちの金髪ドリルが―」
「金髪ドリルとは失礼な!わたくしはルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトですわ!そしてこの子は美遊・エーデルフェルトですわ。」
「なるほど、ドリルヴィアさんに美遊さんですね。覚えました。」
「なんだか不名誉な渾名が!?おのれトオサカリン!この赤まな板!」
「はあ!?うっさいわよこのキンキラドリルホルスタイン!」
「不毛な争いはやめてくれ…。とりあえずあの空間とサーヴァントはなんなんだ?サーヴァントは黒化していたが…」
「あそこは鏡面界といって、いわばこの世界の影みたいなものね。地脈の乱れに応じて大きくなるみたいよ。そしてサーヴァントは、このクラスカードによって召喚されてるようね。」
「…ふむ、それならばやはりこちらで解析すべきだな。」
「無理よむりむり。時計塔が全力を尽くしても全貌を解明できなかったのよ?貴方達でも流石に無理よ。」
「そうか…まあそれはいいだろう。それで、なぜイリヤスフィールが戦っていたのだ?彼女は一般人なのだろう?」
「あー、うん…本来なら私とルヴィアが戦うはずだったのだけど…そのー。」
「…戦うために必要なカレイドステッキが、美遊とイリヤスフィールに勝手に契約してしまったのですわ。」
「…管理がなっていないな。」
「うう…そのとおりです…。」
「契約解除も難しいしな…仕方あるまい、さっさとこの騒動を終わらせるのが一番か。面倒事が増えたな…。」
「そういえば、今のところ撃破したサーヴァントは何騎なのですか?」
「今のところ撃破したのは五騎ね。残りはアサシンとバーサーカーのはずよ。」
「…撃破したサーヴァントの真名はわかるか?」
「アーチャーは不明。ランサーは恐らくクー・フーリン、ライダーは不明、キャスターも不明、セイバーは宝具からして…アーサー王かしら。」
「ふむ…アーチャー、ライダー、キャスターの特徴はわかるか?」
「アーチャーは私達が戦ったわけではないから不明よ。
「…なるほど。」
「ライダーは…たしか二振りの、鎖付きの鉄杭を使っていたわ。あと女性だったわね。キャスターはローブを被っていたからよくわからなかったけれど、恐らく神代の魔術師ね。」
「…なあ、キャスター。これは…」
「…おそらく、そういうことでしょうね。」
「…わかった。恐らくだが、この先の2騎は今まで以上に強い相手だろう。そちらがよければ我々もこの先のクラスカードの回収に協力したいと思うのだが…どうかね?」
「…どういう意図かしら?」
「なに、さっさとこの騒動を終わらせればイリヤスフィールを巻き込む理由も無くなるだろう?それは我々の望むことだからな。」
「…そう。なら電話番号を渡しておくわ。連絡を一度頂戴。」
「了解した。さて…それでは解散としようか。子供はもう寝る時間だからな。」
「そうね。それじゃあ、また会いましょう。」
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「…さて、そろそろ変身を解こうか、セラ。」
「そうですね、シロウ。それでは魔術式…解除…良し。」
ボフン!
「…うん、やっぱりいつもの姿のほうがしっくり来るな。体の大きさが違うとリーチとかも変わってくるから大変だった。」
「そうですね。私も移動が大変でした。」
「…そういえば、アサシンとバーサーカーと、あの姿で戦わなきゃならないんだよな…。」
「…考えないでおきましょう、シロウ…。それよりも帰ってキリツグ達に報告しましょう。」
「だな。」
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《衛宮邸・居間》
「…つまるところ、イリヤは召喚戦争とは別件の魔術騒動に巻き込まれたわけだね、シロウ?」
「ああ。今ある情報をみるかぎりではどうも第五次聖杯戦争を、少なくともサーヴァントはなぞっているようだ。」
「となると残りのアサシンとバーサーカーは…小次郎くんとヘラクレス…かな?」
「恐らく、な。佐々木小次郎はなんとかなったとしても、ヘラクレスはどうにもならないだろうからな。」
「ああ…彼は強かった。本当にね。シロウがメタを張れなければ勝てなかったんじゃないかと今でも思えるよ。」
「そうなると、弱体化していた黒化セイバーに一方的にやられていた彼女達ではいくら弱体化したとしてもヘラクレスには勝てないだろう。だから、協力を申し出たんだが…」
「先にこちらで倒すことはできないのかい?」
「できればそうしたかったんだけど…クラスカードのある場所がこちらではわからなかったんだ。」
「ある程度の目処はついているのですが、術式の展開に失敗すると場合によっては世界の外なんかに飛ばされてしまう可能性があるので下手に跳べないのです。」
「なるほど、クラスカードの位置はあちらが抑えてるうえ、試しに跳ぶ、なんてこともできないわけか。うん、なら仕方ないね。」
「まあ、クラスカードについてはこれくらいだ。」
「わかった。とりあえずイリヤとは話し合いかな。でもまあ、イリヤがグレたとかでなくて良かったよ…。」
「お兄ちゃん嫌い、だなんて言われた日には…」
「きっとシロウは悲しみのあまり引きこもってしまうでしょうね。」
「…うん、容易に想像できるよ…。」
ガラガラガラ パンッ!(障子を開ける音
「雑種!居るか!居るな!」
「うおお!?ぎ、ギルガメッシュ!?」
「ちょっと、ギルガメッシュ!うるさいのだわ!」
「仕方なかろう、緊急事態だ!アサシンとアーチャー、ライダーが小競り合いを始めた!とりあえず猫と我が友を向かわせたがどうなるかわからん!」
「な、わかった!クー・フーリン!」
「おう、どした坊主…って金ぴかじゃねーか。つーことは戦いか?」
「ああ。ギルガメッシュ、先導頼む!」
「よかろう、ついてくるがいい!」
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《冬木市・新都》
「エルキドゥ!無事か!」
「あ、ギル。全くもって大丈夫だよ?」
「…む?小競り合いはどうなったのだ?」
「安心するといいよギル、いつものぐだぐださ!」
「安心していいのか、それは…」
「とりあえずサーヴァント達に会えるか、エルキドゥ?」
「いいとも。」
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俺達がエルキドゥに先導されていった先には、異様な光景が広がっていた。
…とても、異様な光景が。
「…いや、なんだよこれ。」
「…我に聞くな。うん、聞かないでほしい。」
「私の記憶だとここは新都のど真ん中のはずなのだけれど…」
そこには―――
地面に畳が八畳ほど並べられ
ちゃぶ台と座布団が並び
そのちゃぶ台を骸骨の剣士と、ツインテの幼女と、金髪の青年と、キャットが囲んでお茶を飲んでいた。
「うん…なんでさ。」
なんでさ。
「知らぬわ…。」
「…あら、お客様かしら?」
「いや、どちらかというと敵だと思うんだが。」
「彼等を敵と決めつけるのは早計であろう。」
「キングハさんの言うとおりなのだな。少なくとも戦闘を進んでするつもりは無いと思うぞ?」
「…まあ、そうだな。とりあえず話し合いといこうか。俺はライダー、イアソンだ。それでこっちは―」
「アーチャー、ステンノよ。弓はあまり得意では無いけれど、弓兵よ?」
「なるほど、貴様があのエウリュアレの姉であったか。なるほど、なるほど。あれの姉というだけあって、充分すぎるほどに規格外だな。」
「あら、それほどでもないわ。だってエウリュアレには遠く及ばないもの。」
「あれを目標にしていてはダメだと思うがな…。」
「えっと、それでそっちの骸骨の方は誰なんだ?」
「…雑種よ、もう少し会話を楽しむ心をだな…」
「良い。我が契約者も少々慌てているようだからな、今のうちに自己紹介は済ませておこう。我は初代山の翁、幽谷の淵より―――休暇を取って此処に参上した。故に今の我が身はハサンを殺すハサンにあらず。只の旅人也。」
「まさかの旅行客だったよ…。」
「暗殺者が旅行に来る街とかどうなのでしょう………そういえばうちのキリツグも暗殺者でしたね…」
「我、こんな危険な街は滅ぼした方がいいと思うのだが。」
「…正直否定できないのだわ…」
「…あー、とりあえずうちに場所を移さないか?此処だと何かあったら困るしな。」
「私はかまわないわ。イアソンは?」
「むしろ移動したい。吹きさらしに畳広げるとか俺には理解できなかったしな。」
「ふむ…ならば、我は我が契約者を連れて後から向かおう。」
「契約者…ってことはマスターがいるのか?」
「是なり。契約者なれど魔術師にはあらず。善良な市民である。」
「…まあ、関わってしまった以上仕方ないか。それじゃ、ステンノとイアソンはついてきてくれ。」
「了解だ。」
「わかったわ。」
というわけでお疲れさまでした。面子が面子なせいで召喚戦争のほうは下手にどんぱちできないのが現状だったりする。
ステンノはまさかのアーチャーとしての参戦。ちなみに聖杯史(本作エウリュアレがいたギリシアのある歴史)はしっかりと座なんかにも登録されているので縁があれば召喚はできる(できるかは未知数)。下手をするとアテナやらゼウスあたりも飛び出しかねないがそこはご愛嬌ということでひとつ、ね?
というわけなので今回はアーチャーステンノのマテリアルやらなにやら。どぞー。
ステンノ(アーチャー)
身長:135cm
体重:34kg
出展:ギリシア神話(聖杯史)
地域:欧州
属性:秩序・善
隠し属性:天
一人称:私
二人称:貴方、貴女
三人称:彼、彼女
イメージカラー:白
特技:裁縫、料理、槍、弓
天敵:吠える大型犬
レア度:☆4
パラメーター
筋力:E
耐久:E-
敏捷:EX
魔力:EX
幸運:EX
宝具:A+
スキル
対魔力:EX 魔力を回さずともこの値となった。
女神の神核:EX 彼女は正しく女神となった。
魅惑の美声:EX 流石にママ呼びはやめてほしいと思ったとか。
魔力放出(炎雷):A+ 炎と雷が混ざって最強になりつつある。炎の色は金色になった。
創造魔術(生命):EX 生命体はもちろん、簡単なものなら物体も生み出せるようになった。
宝具
・『女神の微笑み』(スマイル・オブ・ザ・ステンノ) 宝具ランクA+ 対人宝具
その微笑みは、すべてを魅力する。女性にも効く。
・『白雷』(はくらい) 宝具ランクA+ 対軍宝具
エウリュアレがステンノのために作った銀弓。待機状態では白い宝石の首飾りである。
弓の状態でも絹のように軽い。
魔力を増幅してぶっぱなす脳筋仕様。前方40度の方向に撃つ拡散、山を消し飛ばす収束、収束を魔力を流し続ける限り撃つ速射、三発撃つ三点バーストの四種類の射撃がある。連射速度は秒間六発。
魔力放出と組み合わせることも可能である。
『天煌めく白き雷』(ライトニング・オブ・ステンノ)宝具ランクA+ 対軍宝具
『白雷』の真名解放。
空に矢を放つと、雷が敵に向かって死ぬまで落ち続ける。もし矢を敵に放つと当たった敵は問答無用で死ぬ。要するに必死の宝具である。
とまあ、こんなところだワン。
というわけで、また次回に会おう!いつかはわからんがな!なははははは!