英雄を目指したエウリュアレ   作:タマモワンコ

4 / 38
高評価とかお気に入りとかがすごい勢いで増えていてプレッシャーで死にそうな今日この頃。

戦闘描写は苦手ゆえ許してくれるとワンコは嬉しい。

あとご都合主義とキャラ崩壊は仕様ゆえほんと許してほしい。

追記:まさかのルーキー日間6位!?ひ、ひえー!?が、頑張ります!


第四話 第三と半分の試練

 

メドゥーサだと思った!?残念!エウリュアレでしたー!

 

 

いや、うん、取り敢えず今の状況を説明しよう。

 

 

ヘラクレスが来ました。

 

 

なんでさ。

 

 

「いやー、ほんとなんでであろうなぁ。」

 

「あんたのせいでしょうが!」

 

「えー?これでもわし全能神だよ?そうなら流石にわかるわ。」

 

「にしちゃ女心がわからないわねぇ。まあ私もわからないけど。」

 

「んで、なんでなんだ?」

 

「絶対あれよ、ヘラが嫉妬でもしたのよ。んで私を殺すためにヘラクレスに動くようにしたんでしょ。」

 

「なにを言うか!ヘラが嫉妬なぞ…するかも。」

 

「いっそ否定したなら楽だったのに。」

 

「…それで、どうするのだ?」

 

「取り敢えずステンノとメドゥーサは地下に隠れてもらっているから心配ないとして、貴方はどうするの?」

 

「…流石に援護するわけにもいかんしなぁ…。なんと言われてヘラクレスを動かしてるかもわからぬし。」

 

「そうね。貴方が洗脳されてるみたいな理由だったら余計にヘイトを稼いじゃうしねぇ…。でも勝てる気がしないんだけれど。」

 

「そりゃヘラクレスだからな。ヘラは嫌っておるが、わしはあやつは気に入っておる…というか息子だしな。本人に何かするとヘラにばれるからこっそり周りの人間に根回ししたりしとるがなぁ…。それでもあやつは規格外だ。なに?ヘラが嫌っておるのはわしのせい?美女がおったら襲ってしまうのは仕方ないよネ!」

 

「ノッブは黙っといて…いやこいつゼウスだったわ。…せめて魔術でも使っていれば起源弾で倒せたんだけど…ないからなー。」

 

「あやつは完全に技量だからな。」

 

「…やるしか、ないかー。」

 

「…行くのだな?」

 

「ええ。骨は拾ってくれると嬉しいわ。」

 

「まさか、君が死ぬとは思えんが?」

 

「いや、普通に雑魚よ。うん。まあ、行ってくるわ。」

 

「ああ、行ってらっしゃい。」

 

 

……………………………………………

 

 

 

 

ああ…ここが私の死に場所なのか…。

 

 

「…貴様がエウリュアレか。」

 

「…ええ。その通り、私がエウリュアレ、一応女神よ。どんなご用かしら、英雄ヘラクレス?」

 

「簡単なことだ。貴様の首を取ることと貴様に捕らえられた我が父を救い出すことだ。」

 

「…じゃあゼウスを引き渡したら見逃してくれるかしら?」

 

「なに?どういうことだ。」

 

「だって私ゼウスを捕らえてなんてないもの。あいつが勝手にうちに来ているんだし。」

 

「…なぜ父が貴様のところに来るのだ。」

 

「私を愛人にしようと頑張ってるのよ…。ほんと止めてほしいわ。ほんと。おかげでこうやって貴方が来るようなことになっちゃったし。」

 

「なるほど、ヘラか。」

 

「ええ。…貴方も苦労しているみたいね。」

 

「まあな。今回の試練は少しおかしいとは思っていたが、そういうことだったのか。」

 

「…それで、見逃してもらえないかしら?ほら、私ただのか弱い女神だし?正直赤子より弱い存在だし?」

 

「…すまんな。父を救うのも一つだが、お前の首を取ることも命令されているのだ。」

 

「…ほんっとなんでなのよ…。」

 

「ヘラだろうな。」

 

「ですよねぇ…。取り敢えずゼウスを返した方がいいかしら?」

 

「ああ。」

 

「わかったわ…。ゼウスー。取り敢えずオリュンポスに帰ってくれないかしらー?ヘラクレスが困るからー。」

 

「…よかろう。ではエウリュアレよ、また来る。」

 

「私としては来なくていいです。じゃあね。」

 

「…死ぬなよ。」

 

「頑張るわー。」

 

「…親しいのだな、あの全能神と。」

 

「ええ。流石に毎日のように会っていたらこうもなるわ。」

 

「毎日だと?」

 

「ええ。こっちとしてはいつ襲われるかわからなくて怖いわ。」

 

「…まあ、お前の容姿ならばわからないこともないが…。」

 

「なに、貴方まで私を…」

 

「まさか。私には愛する妻が居るのだからな。」

 

「それならよかったわ。…さて、そろそろ始めましょうか。」

 

「…なに?」

 

さてさて、陰剣陽剣でどこまで行けるかしら。

 

「剣、それも二刀だと?」

 

「ええ。我流だけどね。貴方相手にどこまでやれるか試させてもらうわ。」

 

「気に入った。…いいだろう。かかってくるがいい!」

 

縮地で近づいて降り下ろす!

 

「なにっ!?」

 

「せぇりゃあ!」

 

ガキィィィン

 

「ぬう、まさか一瞬で間を詰められるとは。それになんという威力、なんという重い一撃。お前、本当に女神か?戦女神とかの間違いではないのか?」

 

「まさか!私はただの偶像、美の女神に近い変な存在よ!」

 

「そう、かっ!」

ブオォン

 

「うひゃあ!?こわっ!大剣こわっ!」

 

縮地で下がってなかったら死んでた!ヘラクレスこわい!

 

「今の距離でかわすのか!?確実に当たると思ったのだが。」

 

「一発もらったら死ぬのだもの、そりゃあ全力で避けるわ、よっ!」

 

縮地で近づいて切る!狙うは腕!できたら武器落として!

ザシュザシュ

 

「ぬううん、一撃入れられるとは。なんて速度だ、目で追えん。」

 

「…えー、今のかなり全力で切ったんだけど…表面ちょっと切っただけなのかー。」

 

「…ではこちらからも行かせてもらおう!」

ドカァン

 

踏み込みで地面えぐれたぁ!?

 

「ぬおぉう!」

ブオォォォン

 

ドカーン

うわ、薙ぎ払いの風圧で柱が折れたぁ!?

 

「うぴゃあ!?」

 

縮地縮地!いやなんで縮地に追い付いてくんのこの筋肉ぅ!?

 

「ぬん!」

ドガァァァァン

 

「にゃぁ!?」

 

ええい!くらえ陰陽剣!

 

「てりゃあ!」

 

「なに!?剣を投げるとは正気か!」

 

「当たり前よ!私は正気だ!」

 

びーむそーどを使わざるを得ない!

 

「な、剣の軌道が変わっただと!ッチイ!」

ガキンガキン!

 

あちゃー、弾かれちゃった。だがこれはどうかな!

 

「びーむそぉぉぉぉど!」

ドカァァァァァァン

 

「なにい!?」

 

ドーン

 

 

「…どう、かしら。」

 

「…ぬう、今のは効いた。」

 

「…まじかー。」

 

「どうした?もう無いのか?」

 

「いやー、今のやつ、私ができる最高クラスの一撃なんだけど…えぇ…。」

 

避けられないように広範囲に広げたのが間違いだったか。でもヘラクレス殺したらあとに響きそうだしなぁ…。

 

「仕方ない。私の奥義、食らってみなさい!」

 

来い、『勇者の弓』!

 

「む、次は弓か?」

 

「いくわよ!…九つの矢よ、光を纏いて我が敵を射よ!九つの矢(ナインアロウズ)!」

ドヒャア!

 

「ならばその奥義、正面から打ち砕こう!『射殺す百頭(ナインライブズ)』!」

 

あ、やばい。

 

今撃った矢、爆弾矢だあれ。

 

しかもヘラクレスさんめっちゃ近いんですけど。これ爆風に巻き込まれますねぇ!?

 

お疲れさまでした。エウリュアレの冒険はここで終わってしまった!

 

あふん。

 

ドカァァァァァァン!

 

 

 

 

↑ここまでエウリュアレ

↓ここからヘラクレス

 

 

 

流石だ。

 

まさか俺が迎撃することすらも読んで爆発する矢を撃つとは。

 

俺がここまでやられるとは。

 

死なない化け物ならばともかく、人間の形をしたもの、それも無力と言われていたあの女神がだ。

 

だがまだ俺は戦える。

 

さあ、次はどこから来る?どんな力を見せてくれる!?

 

 

 

 

…………来ない。どうしたのだ?まさか、逃げた?

 

…む?

 

 

「ばたんきゅー…。」

 

…は?

 

 

 

~少々お待ち下さい~

 

 

 

……どういう、ことだ?

 

爆発する矢を迎撃したらエウリュアレが倒れていた。

 

うーむ。まさか射殺す百頭が進化して十連激を打ち込めるようになったとかか…?にしては外傷は見当たらないが…。

 

 

「う、うーん。」

 

「む、気がついたか。」

 

「あ、れ?まだ生きてる?」

 

「ああ。それで?何があった?」

 

「えっと…自爆しました。はい。」

 

「…は?」

 

「いやー、間違えて爆発する矢を撃ってしまって…。」

 

「は、ははは。つまり、なんだ?俺はお前さんのうっかりでここまで追い詰められたと?」

 

「いやまあまだ手はあったけど…どちらにせよ私は負けていたと思う。」

 

「ほう、なぜそう思う?」

 

「だって、まだ対人戦は修行の途中だもの。軍隊相手ならなんとかなるのだけど一対一はまだ無理よ。」

 

「…修行の途中だと?」

 

「ええ。まだ作れていない武器もたくさんあるし、まだ完璧でない技もあるから。」

 

「…ふむ、もしそれが完璧であったらこの戦い、どうなっていた?」

 

「…少なくとも、5回は貴方を殺せるわ。」

 

「ふっ…ふっははははははははははは!言うじゃあないか、エウリュアレ!やはり気に入った!」

 

「…へ?」

 

「殺すには惜しいな。ああ、どうにかできないだろうか…。」

 

「え、え?ころさないの?」

 

「…そうだ、父を頼ろう。」

 

 

ペカー

「わしを呼んだか?」

 

「…うむ、いつから見ていたかは知らぬがどうにかできないであろうか。」

 

「…そうだな、ではわしから一つ予言を与えよう。『エウリュアレは未来において世界を救うであろう。故に殺してはならない。』とな。」

 

「…なんと適当な予言だ。」

 

「ほんとね。未来とはいってるけど何時なんて言ってないものね。ずるいわー。全能神ずるいわー。」

 

「だがそんなもので退けるのか?というかヘラをどうするのだ?」

 

「…どうしようかのう。」

 

「えぇ…。」

 

「…全能神とは一体…。」

 

「…まあ、なんとかしよう。うむ。」

 

「頼むわよ。いやほんと。まだ死にたくないし。せっかく助かったんだからまだ生きていたいわ。」

 

「俺としても成長したエウリュアレと戦ってみたいからな。」

 

「わしもエウリュアレをわしのものにしたいからな。というかエウリュアレよ、そもそもヘラクレスを殺す気など無かったんじゃろ?」

 

「…やはりか。」

 

「…え、ばれてたの?」

 

「ああ。なんというか、殺気が無かったからな。というか戦いのなかで『うぴゃあ!?』なんて悲鳴はおかしいだろう?」

 

「う、うるさいわね!怖かったのよ!」

 

「ははは。」

 

「むー。でもまあ、取り敢えずは終戦ってことで良いのかしら?」

 

「ああ。」

 

「そうじゃな。」

 

「じゃあ、取り敢えずメドゥーサとステンノを地下から出してくるわ。」

 

「うむ。」

 

タッタッタッタ…

 

 

「…なあ、ゼウスよ。」

 

「なんだ?」

 

「あいつは、エウリュアレは何者なのだ?あれが神とは思えん。まるで人間の小娘ではないか。」

 

「わしもそう思う。が、そこが良いのだよそこが。」

 

「…そういう考えをしているからヘラが嫉妬するのではないだろうか?」

 

「…まあそうだが…すまぬ。治せん。」

 

「だろうな。」

 

 

「…へえ、貴方がヘラクレス?」

 

「むう!?何奴…む、エウリュアレか?」

 

「あら残念。私はエウリュアレの姉のステンノよ。」

 

「ふむ…エウリュアレにそっくりだな。だがお前はなんというか…性格は神に近いのだな。」

 

「というよりはエウリュアレが人間に近すぎるのだと私は思うわ。」

 

「なるほど、そうかもしれんな。」

 

「にしても…エウリュアレがやられたと聞いてどんな化け物かと考えていたけど、普通の人間なのね。ちょっと身長は大きいけど。」

 

「いや上姉様、これはちょっとではないと思うのですが。私の二倍位ありませんか?」

 

「とすると、お前がメドゥーサか。」

 

「はい。はじめまして、英雄ヘラクレス。貴方の活躍はここにたまにくる人間に聞いています。」

 

「…たまにくる人間?」

 

「はい。エウリュアレ姉様を信仰している人間がちらほらと各地に居まして、その人たちがたまに来るんですよ。」

 

「こんなところまでか。すごいのだな。」

 

「ええ。自慢の姉です!」フンス!

 

「…ふむ、大切にしろよ。にしても、戦闘の後だからな、腹が減った!」

 

「あら、じゃあご飯食べる?ぱぱっとつくってあげるわ。」

 

「なに、女神の料理だと!?」

 

「上姉様の料理はとても美味しいんですよ。」

 

「頂こう!」

 

「じゃあご飯にしましょう!腕がなるわ!」

 

 

「…なんて平和な世界なのかしらねー。」

 

「良いではないか。無駄に殺しあうよりは数倍良い。人間の間引きなんてしなければならないわしとしては平和なことは良いことだよ。」

 

「まあ、平和を崩すのも神なんだけどね。」

 

「…すまない。」

 

「…頑張りましょうね。うん。」

 

 

「ほら、エウリュアレ!何してるの!手伝って!」

 

「ええ、わかったわ!すぐ行く!」

 

 

 

 

 

 

「…あれ、わしは?放置?わしの扱いひどくね?わしにもご飯おくれー!」

 

 




こんな駄文になったのは私の責任だ。だがワンコは謝らない!

\ショチョー!/

いや…うん。なんて駄文なのだ。

頑張って精進します…。


今回はヘラクレスのマテリアルとか。

マテリアル(3話)

身長:253cm
体重:311kg
出展:ギリシア神話(改)
地域:欧州
属性:秩序・善
隠し属性:天
一人称:俺
二人称:貴様・お前・○○
三人称:貴様ら・お前たち・○○
イメージカラー:鉛
特技:武芸
天敵:ヘラ
レア度:☆5

パラメーター

筋力:A+
耐久:A
敏捷:A
魔力:A
幸運:C
宝具:A

スキル

戦闘続行:A
神性:A
心眼(偽):A
勇猛:A
対魔力:B

宝具

・『射殺す百頭』(ナインライブズ) 宝具ランク:C~A+ 種別不明

ヒュドラ殺しの技を応用したもの。とてもつよい。


・ネメアの獅子の毛皮 宝具ランクA 対人(自己)宝具

人の産み出したあらゆる道具を無効化する特性を持つ。ヘラクレスはこれを鎧のようにして全身につけている。
なおエウリュアレはこれを当たり前のように突破して腕を斬っている。神だしね。

・ヒュドラの毒 宝具ランクA 対人宝具

ヒュドラから採取した毒。強い。



とまあこんなところ。

ついででエウリュアレに追加情報。

宝具
・『九つの矢』(ナインアロウズ) 宝具ランクC 対人宝具

九本の矢を同時にはなつだけの劣化射殺す百頭。射殺す百頭との相違点というと九本全て違う能力を付与できる程度。そこまで強くない(ヘラクレスと比較して)。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。