翡翠 「その相棒の翡翠なんだよっ!」
志乃 「皆さん、こんにちは。佐々木志乃です」
結衣 「さて、今回のお話は前回の続きで三日解消規則のお話」
翡翠 「両者の想いはどうなっていくのか、楽しみだなっ!」
志乃 「お二人共、今日はいつにもましてテンションが高いですね・・・」
結衣 「だって、ねぇ・・・・翡翠」
翡翠 「うん。そうだよね。結衣」
結翠 「「
志乃 「それで・・・ですか。あ、そうだ。葵さんから伝言ありました」
結翠 「「
志乃 「えっと・・・・『本編では暫く出番は前書きだけ』とのことです」
結翠 「「へ・・・・?」」
志乃 「『フリでもなんでもなくマジだからな。by葵』らしいです」
結翠 「「orz」」
志乃 「お二人共どうしたんですか!?もう本編始まっちゃいますけど!?」
結翠 「「orz」」
志乃 「『第023弾
上げては落とすまえがき㉔ 完
あたしが凪優先輩と
今日は凪優先輩が「名指しで任務が入っている」ので、戦闘訓練はお休みだ。
凪優先輩は「あまり詰め込んでやっても良い成果は得られない。だから、ときに休息も必要だかんね?」と言っていたけれど、あたしは投擲武器の自主練習をする予定だ。
さて・・・・先ずは練習場所を見つけなくちゃ。
そう思っていると、志乃ちゃんとバッタリ会った。
「あかりさん、お疲れ様です」
「あ、志乃ちゃん。お疲れー。今帰りなの?」
「ええ。どうですか?一緒に帰りませんか?」
「うん!」
自主練はまた今度でいいか・・・・。
こうしてあたしは志乃ちゃんとおしゃべりしながら帰途についた。
その際にあたしが凪優先輩の話をすると漆黒のオーラが志乃ちゃんから滲み出ていたのは気のせいだと思いたい。
途中のビデオショップでキンジ先輩と出会った。
何か周りを気にしながら移動してるのは気のせいだろうか。
「・・・・・あかりさん・・・・・」
「あっ・・・・ごめん。何、志乃ちゃん」
「私の家に来ませんか?お夕飯を御馳走しますよ?」
「え?いいの!行く行く~~~~~」
こうしてあたしは志乃ちゃんの家にお呼ばれされることとなった。
志乃ちゃんの家に行くのって初めてだからすごく楽しみ。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。
そしてしばらく歩いて志乃ちゃんの家に到着した。
まず思ったのが
「す、スゴい・・・・・・・」
これに尽きた。
だって、志乃ちゃんのお家を見た時、お城なんじゃないかなと思ったもん。
これには何故かは解んないけどテンションが上がる。
それはもう・・・飛び跳ねたいくらいに。
その際に志乃ちゃんはケータイで何を撮っていたんだろ・・・??
もしかしたらあたしは知らないほうがいいのかもしれない。
志乃ちゃんの案内でエントランスに入るとメイドさんがお迎えしてくれた。
わぁ・・・・・本物のメイドさんがいる・・・・・・。
志乃ちゃんの家ってすごい・・・・・。
「あっ、あかりさん」
「どうしたの?」
「家の中では邪魔でしょうから・・・・・銃をお預かりします」
「うん」
あ、そうだよね。流石に他人の家の敷地内で銃を乱射するのは拙いもんね。
「お預かり致します」
「はい。お願いします」
あたしはメイドさんに銃をガンホルダーごと渡した。
その時だった。あたしは何故か「誰かが何かを企んでいる」そんな感じがした。
「・・・・?あかりさん、どうかしましたか?」
「え、あ・・・・ううん。なんでもない」
「そうですか・・・・では参りましょう」
「うん」
気のせい・・・・だったのかなぁ?でも、警戒はしておいた方が良いかな。
食堂に案内されて周囲を見渡す。
右の棚には高そうなティーセットが、そして左には高そうなステンドグラスが鎮座していた。
なんだかよく解んないけれどスゴい・・・・・。(語彙力の不足)
そして、その後は御夕飯を御馳走になった。
すっごく「おいしー。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。」かったのは言うまでもない。
✽✽✽✽✽
「夜に歩かせちゃってすみません。でも、食後に少し歩きたかったから」
「ううん、いいよ。あたしもそう思ってたところだから。でも、お散歩できるくらいの庭があるのはスゴイよね・・・・」
「そう言ってもらえると嬉しいです」
サアァァァ・・・・・
今は4月・・・・・といえど夜は少し寒い。
もうそろそろ中に戻らないと風邪を引いてしまうかもしれない。
「あーちょっと寒くなってきたね・・・・。志乃ちゃん、戻ろっか」
あたしは庭園から家の中へ通じるドアのノブに手をかける。
カチャ・・・・・
「あれ・・・?」
鍵がかかってる・・・?
「志乃ちゃん、ここの扉の鍵が掛かっちゃってるんだけど・・・・・・」
「志乃ちゃん、何・・・・やってるの?」
あれって確か、『レモンバーム』だったよね・・・・・。なんでそれを手にしてるの・・・?
「あかりさん、『
「
「ええ。その通りです」
「承認されてから3日間。つまり、あと15分かぁ・・・・・」
「はい。ひとつお聞きします、あかりちゃん、防刃制服緩んでないよね・・・・?」
「志乃ちゃん・・・・・?」
「あかりちゃん、凪優と別れて」
「志乃ちゃん、どういう事・・・?意味が全然解らないんだけど」
「
ダッ
志乃ちゃんが刀を振りかぶって斬りかかってくる。
キィィイイィィンッ!
あたしはそれを携帯していた小太刀で受け止める。
キィン、キィン、キィン、キィンッ
志乃ちゃんとあたしの鍔迫り合いが続く。
一瞬でも気を抜いたらやられる・・・・・。
ピッ
「!!」
今ので防刃ネクタイの留め具が斬れたようだ。
完全には防御できなくて掠ってたか・・・・・。
「ごめんね。防刃制服を着てても・・・・骨は折れちゃうかも・・・・でも・・・・安心して?付きっきりで看病してあげるから♥」
ぞくぞくぞくぅ!
悪寒がさっきからずっと止まらないよ!
えっと・・・・・全然安心できないからね・・・・!?
それと・・・・・し、志乃ちゃんがなんか変だよぉ・・・・・(泣)
志乃ちゃんの怖さに慄いていると・・・・
ガウワウゥゥゥゥゥゥゥゥ
放し飼いにされていたであろう番犬(ドーベルマン)が襲いかかってきた。
「キャッ!!!」
いきなり出てくるもんだからかなりビビったんだけど・・・・。
そして、なんで追いかけてくるの!?
あーもう!なんとかしてあのワンちゃんを足止めしないと・・・・・。
そう思っていたら、ナイフホルダーの横に格納している武器の存在を思い出した。
あ・・・・これって・・・・。
あたしはナイフホルダー横のホルダーから金属製の矢を2本取り出す。
そして・・・・
ひゅんっ
ワンちゃんに向けて投擲する。
「「キャウンッ!!」」
どうっ・・・・・
ワンちゃん達はその場に倒れた。
・・・今、あたしは金属製の矢をワンちゃんの脊椎と胸椎の中間の上のあたりに掠めさせて瞬間的に圧迫させ、動けなくした。
これで、ワンちゃん達は脊髄神経が麻痺して首から下が動かない状態だろう・・・・・。
これは以前の訓練時に凪優先輩から聞いた話だったんだけど、この状況下においては最善だったかも。
ぶっつけ本番だったけれど、上手くいって良かった・・・・。
「中々の判断力だね・・・・。それに一つ一つの動きも素早いわ。まるでツバメみたい」
「でも私は
・・・・・・!!
拙い、あの技は・・・・・・危ない!!
距離を取って回避を・・・・・・!
そう思ったあたしだったけど、出来なかった。
何故なら、あたしの後ろは煉瓦の壁だったからだ。
「!!」
来る・・・・・!!
“燕返し!!”
シュバッ!!
鞘なしの状態から放たれる高速の居合があたしに迫って来る。
ガガガガガガガガガガガガ
「うわっ!!」
なんとか小太刀で受け止めるがあまりの強さに後退してしまう。
ギギギギギギギギギギギ・・・・ギ
あたしは池のフチ寸前まで後退し、止まった。
なんとかギリギリで凌いだ。
危なかった・・・・・。一瞬の隙があれば押し負けていただろう。
強い・・・・・!
「・・・・あかりちゃん」
「あかりちゃんが悪いんだからね・・・・・?」
え・・・?志乃ちゃん・・・・・泣いて・・・・る?
一体・・・・どうして・・・・?
「あかりちゃんは凪優になんかあげない!」
「あたしだって凪優先輩との
刀だ・・・。
あの刀を鳶穿で取ってしまえばこの状況を打破できるかもしれない。
ニヤッ
志乃ちゃんが・・・・笑った・・・・?
「知ってるよ。それ」
「
・・・・・!バレてる・・・・!!
「今
ざくっ
志乃ちゃんは持っていた刀を地面に突き刺した。
「私、推理したの。
「武士は必ず大刀と小刀を携えます。今まで使っていたのは巌流では小刀。これが大刀・・・・・通称物干し竿」
な・・・・長い!!!
ズルッ
志乃ちゃんが物干し竿の鞘を抜く。
ドサッ
鞘が地面に落ちる。
「あかりちゃん、刀身は掴まないほうがいいよ。指、ボトボトって全部落ちちゃうから」
どうしても・・・やる・・・の?
「志乃ちゃん、どうして・・・・・!?友達同士なのに!」
「・・・友達だから」
「え・・・?」
「友達だから・・・・後には退けないの!」
あたしは斬撃を予測し、間一髪で回避する。
バシャアァン
回避した斬撃によって背後の噴水から流れ落ちる水が斬られる。
「それで、躱したつもり!?」
バッ
!!
外燈の柱で助走・・・・!上から・・・・来る・・・!
「甘い!!」
志乃ちゃんは外燈の柱で助走を付けて上空から斬りかかってくる。
回避も・・・・小太刀で受け止める事も・・・・・・出来ない。
じゃあ・・・どうすれば・・・・・。
そうだ・・・・・
あたしは左のホルダーに格納してある物を素早く展開させる。
・・・・間に合って!!!
きぃぃぃぃぃんっ
あたしは斬撃が迫り来る前に志乃ちゃんの物干し竿と同じ長さの大刀で受け止めた。
まさに間一髪だった・・・・・。少しでも遅れてたらヤバかった・・・・。
「ねぇ、あかりちゃん・・・・・」
「何・・・?志乃ちゃん」
「よく、アレを防御出来たね」
「前に刀の訓練でやったからね・・・・・」
「じゃあ・・・・あかりちゃんもできるんですね・・・・『燕返し』」
「できる・・・けど」
「では、お互いにぶつけてみませんか?」
「お互いに・・・・?」
「はい。私だってこれ以上お友達であるあかりちゃんを傷つけたくありませんし」
「・・・いいよ、志乃ちゃん」
その一瞬だけ、静寂な刻が訪れる。
「「燕返し」」
お互いの燕返しがぶつかり合う。
威力は互角で拮抗している。
そして、あたしと志乃ちゃんは二人共同じタイミングで両サイドの池に吹っ飛ばされた。
「ねぇ・・・志乃ちゃん」
「なんでしょう?あかりちゃん」
「この場合って・・・どうなるのかな・・・・・?」
「『引き分け』で良いんじゃないでしょうか」
「そっか・・・・・」
「ごめんなさい、あかりちゃん。あなたをこんな目に遭わせちゃって」
「いいよ。別に。寧ろ謝るのはあたしの方かも」
よいしょっと・・・・
あたしは池から出て志乃ちゃんを救出する。
「え・・・・?」
「あたしこそなんか無神経だったみたいでゴメンね」
「じゃあ・・・私の事・・・嫌ったり・・・・しない?」
「大丈夫。あたしは志乃ちゃんのこと、嫌ったりしないから」
「ほ、本当に?嫌いにならない?」
「うん」
「じゃあ、好きですか?私の事、好きですか?」
「う、うん・・・」
「あかりちゃん!私も大好き!」
むぎゅっ
志乃ちゃんは私に抱きついてきた。
その拍子にあたしはバランスを崩し・・・・・
どぼんっ
志乃ちゃんと仲良く池に(再度)落ちた。
「あかりちゃん、好き好き、好きなのよ~~~~~~」
「??!!ちょっと、志乃ちゃん!?ちょっと、近い。近すぎるから・・・・・!」
少しでいいから離れてくれると助かるんだけど!
そして、メイドさん。
「良かったです・・・お嬢様」ってハンカチ片手で観察してないで、この状況何とかしてくださいませんかね?
お願いだから!
✽✽✽✽✽
翌日の朝、あたしはライカとともに教室の掃除をしていた。
ライカは昨日の夜遅かったのか知らないけど、とても眠そうだ。
取り敢えず
「おはようございます」
「し、志乃ちゃん昨日は・・・・」
「あかりさん、あの後私調べたんですけど・・・・・『アミカ・グループ』をご存知ですか?」
「?」
ナニソレ・・・?初耳だ。
「
へぇ・・・そーなんだ。申請したのって白雪先輩なのかな・・・・?
なんとなくだけど志乃ちゃんとピッタリな感じするし。
「あかりさん、二人で『アミカ・グループ』になりましょうね!!」
「う、うん」
「だって私たち、
「し・・・志乃ちゃん!?」
朝の教室で何言ってんの!?
「お前ら・・・・間違いだけは起こすなよ?」
ライカは呆れながらそう呟いた。
解ってるよ・・・・それは。
そして・・・・志乃ちゃん?
お願いだから・・・・少しでもいいから離れて!?
抱きつくのは良いんだけど、その・・・首。首が締まって苦しいんだけど!?
誰かたーすーけーてーぇー!!!
続くよ!
葵 「と、いうわけで如何だったでしょうか・・・・っと」
理子「なんとか一週間空けずに次の週に投稿できたね、あおちー」
麒麟「やはり、プロット書いたのが良かったのでしょうか?」
葵 「確実にそうだわwwww」
理子「また珍しい事したね。あおちー。いつもはプロット書かないくせに」
葵 「言うなし。まぁ・・・・Twitterであるグループに入って刺激されてってのもある」
麒麟「お蔭でアイデアもサクサク浮かんだ・・・・と」
葵 「うん。実にそのとおり」
麒麟「ところで、葵様」
葵 「何?」
麒麟「この作中では葵様は女性設定ですわよね?」
葵 「そだよ。それがどうかしたの?」
麒麟「もうちょっと、女性らしく訓練・・・しましょうか」
葵 「え・・・・?な、何言ってるの!?ちょっと・・・理子」
理子「ま、頑張れや( ̄ー ̄)bグッ!」
麒麟「さ、行きましょう?葵お姉様?」
葵 「/(^o^)\」
葵&麒麟 OUT
理子「えっと・・・・次回は身体計測のお話の予定だよ!あおちーの仕事が忙しくて
来週の投稿が出来るか解んないけど、また次回も読んでくれると嬉しいな!
じゃあ、みんな、ばいばいっ!」
作者の行方が気になるあとがき㉔ 完