翠 「皆様、。゚+.謹賀新年゚+.゚(○。_。)ペコッ。椎名翠だ」
志乃 「皆様、お久しぶりです。佐々木志乃です」
結衣 「志乃ちゃんは普通の挨拶なんだね」
志乃 「いやいや。寧ろ何故にお二人はそんな挨拶何ですか!?」
結衣 「だって、新年最初の投稿だし」
翠 「私も右に同じだ」
志乃 「成程・・・・じゃないです!今日は何日だと思ってるんですか!」
結衣 「えっとぉ・・・・・」
翠 「11日だな」
志乃 「そうですよ!既に鏡割りの日になってるじゃないですか!」
結衣 「あー、そうだねぇ(苦笑)」
翠 「仕方ないだろう。作者のリアルだと正月休みは存在しないんだから」
志乃 「紛れもない事実だから否定できませんね」
結衣 「まー、しゃーないよね。うん。あ、お汁粉食べたい」
翠 「あ、逃げたな」
志乃 「完全に逃げましたね」
結衣 「何か言ったー?タイトルコール行くよ?」
翠 「第031弾」
志乃 「強化合宿、新たなチカラを習得せよ!」
3人 「「「どうぞ!!!」」」
作者のリアルが暴露されて、翡翠の名前表記が変更されているまえがき㉝ 完
合宿当日の「ハイツかちどき」
あたしは合宿の準備を整え、今回の合宿場である凪優先輩の自宅に向かおうとしていた。
「ねぇ・・・お姉ちゃん、何処行くの?」
自室から出てきた妹・ののかが声をかけてきた。
「え・・・?今度の
あたしがそう答えると
「じゃあさ、あたしも連れてって?」
と、ののかが提案した。
「え、なんで?いや、別にいいけどさ」
あたしが疑問を口にする。
「ホラ、お姉ちゃん、最近外泊多いでしょ?だからさ、そのチェックも兼ねてさ」
ののかが答える。
「・・・・で、本音は?」
あたしが質問する。
すると、ののかの表情が強張る。あたしの質問に核心を突かれたのだろう。
その証拠に「うげっ・・・」と女子中学生らしかぬ声が漏れていた。
「・・・だって、狡いじゃん。お姉ちゃん、なゆおねーちゃんと何度も会ってるんでしょ?あたしだって会いたいもん」
観念したののかはぷくぅっと頬を膨らませ、拗ねた表情で白状した。
そのののかの表情に(゚∀゚)ノ キュンキュン!きたあたしが居たんだけど、言わないでおこう。
「・・・・で、ののかはヘルメット持ってるの?」
あたしはののかにヘルメット持ってるか聞いた。
「え・・・・、お姉ちゃんバイクで行く気なの!?」
ののかは大層驚いていた。
「え・・・・うん。そうだけど?」
あたしは平然と答える。
「免許何時取ったの!?バイクなんて持ってたっけ!?」
ののかの質問ラッシュ。
「免許は武偵高の自由履修で取った。で、バイクは凪優先輩から貰った」
あたしはそれに答える。
「ホントに・・・大丈夫なの?」
「もう・・・・信用ないなぁ。大丈夫だって。不安だったら行くの止めたら?」
あたしが言うと
「大丈夫。もう吹っ切れた」
ののかは即答してmyメットを手にあたしと一緒に家を出る。
アパート裏の駐車場に停めてあるあたしのバイク・・・・
スズキ・GSX1300Rハヤブサ(2009年仕様・ソリッドブラック×メタリックマジェスティックゴールド)のエンジンを始動させ、出発準備の完了を確認し、あたし達は「ハイツかちどき」を後にした。
バイクを走らせること、およそ15分・・・・・。
江東区、青海にある今回の合宿場でもある凪優先輩の邸宅に到着した。
邸宅と表現したが、実際目の前にあるのは4階建てのビルである。
その規格外さにあたしもののかも空いた口が塞がらなかった。
これに地下に闘技場も付いてるんだから、更に凄い。
凪優先輩曰く、この家は「依頼報酬で建ててもらった」って言ってた。
これの建築を依頼報酬でやるとかどんだけ気前が良いんだ、依頼主。
そしてその依頼報酬にトヨタ・FT86(新車)も加えるとかどんだけ気前が良いんだ、依頼主。
大事なことなので二回言ったあたしである。
バイクを駐車場に停めて、呼び鈴を押した。
呼び鈴の音と共にオートロックが解除される。
オートロックが解除された玄関を進んで行くと
「あ、いらっしゃい。あかり。それとののかも久しぶりね」
凪優先輩が出迎えてくれた。
「こんにちは。凪優先輩。今日からお世話になります」
「こんにちは。なゆおねーちゃん。お姉ちゃんがお世話になります」
二人で挨拶をして客間に案内された。
案内された客間(あたし達の自宅より広い)で暫く待っているとライカ達がやってきた。
ライカも麒麟ちゃんもバイクで来たらしい。
最も、麒麟ちゃんはお姉ちゃんの運転だったらしいけど。
そして遅れること数分・・・・。
志乃ちゃんが合流した。
志乃ちゃんはののかと視線が合い、お互いに挨拶をしていた。
その時、志乃ちゃんのお辞儀は角度で言うと90度位。
それ程、深いお辞儀をしていた。
それを見ていた凪優先輩は
「やっぱり、
と呟いていた。
お辞儀を終えた志乃ちゃんは何故かヘヴン状態だった。
そして・・・・・「姉妹丼キタ━(゚∀゚)━!コレ」とか呟いてやがった。
ホントに手ぇ出しやがったらOSHIOKIかな。これは(ニッコリ
大和撫子な志乃ちゃんは何処行ったんだろうか。
近くにいるのであれば直ぐに帰って来い。
その後、あたしとののかは荷物の確認をする。
だって、myマクラが無くて寝られないのは死活問題だしね。
「しっかりした妹さんですわね!」
「だな。ホントにあかりの妹とは思えねーよな(笑)」
麒麟ちゃんとライカがあたし達のやり取りを見て談笑していた。
麒麟ちゃんの発言には、胸を張りたいところだけどさ・・・・
ライカの発言にはちょっとムッとくるところがあるかな。あたし。
それってどーいう意味なのさ。読んで字の如くだったら失礼しちゃうよ!全く。
ライカの発言に「あはは・・・・」と苦笑気味のののかである。
「それじゃあ、あたしは帰るね。なゆおねーちゃんともっとお話したかったけれど」
ののかは名残惜しそうにしていた。
「ののかは、どうやって帰るつもりなの?よかったら、おくって行こうか?」
ののかの心情を察したのか、凪優先輩が提案した。
「え・・・!?良いんですか!?だったら、今すぐお願いします!!」
凪優先輩の提案に即座に了承したののか。
独占欲がもう傍から見てるあたしにも解るくらいである。
我が妹恐ろしい子である。
・・・・・絶対に志乃ちゃんと結託させないようにしておかなくちゃね。
結託されたらたまったもんじゃないからね。
ののかはあたしに「夜更ししないでね!」と
Side_Out…
Side_Nayu
私は今、
私が彼女を送り届ける事を提案した理由には色々な訳がある。
先ず、「彼女の身を案じて」。
これが一番
彼女は「間宮」の血筋。
その一族が身につける技術は「裏」に属する人間なれば垂涎モノなのだ。
なので、一族のウエを誘き出すのに人質としての絶好のカモである。
そんな阿呆が寄り付かぬように護衛が要る。
私自身、裏では相当名が通っている。
「氷天の魔女」
それが私に付けられた通り名である。
その通り名は裏の人間にとって畏怖の象徴でもあったりする。
なので先ず、私の存在がある事で襲いかかってくる輩は激減するだろう。
そんな中で襲いかかってくる奴は命知らずのバカだ。
武偵はコロシが御法度・・・・・。
日本の武偵法で定められてはいる。
だから、私はそれを破るわけにはいかない・・・・。
だが、私には先程にも言ったとおり、「裏の顔」がある。
そう。
イ・ウーNo.2、
だから、ヤバくなって表じゃ対処しきれない位にイラッと来たらその時はその時だ。
良くて(|| ゚Д゚)トラウマー植え付けて生存・・・・・
悪ければ・・・・・陽の光浴びるどころか、体の現存さえも保証はさせなくするだろう。
まぁ・・・・そういう事態が起きないのが一番ではあるのだけれども。
そしてもう一つの理由。
それは「ののかの身体に何か蝕んでいる違和感を感じた」である。
先程、あかり達と別れる際にののかは自分のバッグの取っ手を掴み損ねている。
その際にののか自身も困惑していた。
そして姉であるあかりも何か違和感を感じたようだけど気のせいだと思っていたようだ。
だが、私にはアレに見覚えが有る。
アレは毒の効果が浸透してきた事による視力低下の始まり。
今は私の治癒術式をののかに発動させてるから暫くは大丈夫なはずだ。
しかし、その治癒術式でも完全には消し去る事の出来無い毒・・・・その毒の名は「符丁毒」。
陽菜ちゃんの一族・・・・風魔一族が有してた筈。
なのに、何故ののかにソレが打ち込まれてる・・・・・?
・・・・考えたくはないがその毒が何者かに強請取られたのか・・・・?
だとすれば、まさかの
アイツ・・・・・モモならやりかねないけどさ。
だとしたら全く迷惑千万だわ。
ただでさえ、黒幕の目星はついてるとは言え、武偵殺し・・・・理子の一件が片付かないのに。
何故に同時期に来るのかしらねぇ・・・・・?
モモが来ると必ずみっちゃんまでオマケで付いてくるし。
「はぁ・・・・・ふこーだ」
私はこう同僚が同じタイミングで襲って来る事実にそう呟かずにはいられなかった。
「・・・・・??なゆおねーちゃん、どうかしたの?」
私に違和感を感じたのか、ののかが尋ねてきた。
「え・・・・あ、ううん。何でもないから心配しないで」
私はののかに心配させまいと答える。
ののかは私の答えに「そっか・・・・。なら良いけど」と納得してくれたようだ。
私とののかを乗せたバイクは街の喧騒と共に、その道を進んでいくのだった。
Side_Out…
Side_Akari
凪優先輩がののかを送り届け終わってから帰還した後、修行の開始となった。
今度行われる
その際に今回の指導役である理子先輩、
あと、もう二人先輩が合流するらしい。
今回の指導メンバーを見てライカが固まっていた。
あたしがその理由を聞いたところ、凪優先輩、理子先輩、悠季先輩、絢香先輩。
この4人は昨年の『
それを聞いたあたしは唖然と・・・・・・はならなかった。
「あー・・・・そりゃそうだよねー(笑)」としか思えなかったからだ。
凪優先輩と組んでいるうちに其の辺の耐性も出来てる気がする。
そう思っていたら凪優先輩が帰還し、あたし達は闘技場に集められた。
そして凪優先輩の説明が始まる。
「さて・・・・貴女達全員にはこれを使いこなせるようになって貰おうと思うわ」
そう言って取り出したのは紅い楕円型のペンダントだった。
「あ、あの・・・・・それは一体何ですか?」
志乃ちゃんがおずおずと手を挙げ、質問する。
「これは『シンフォギアシステム』って言って通常武器で通用しない相手に対抗する手段。・・・そして、
使用する者の意志に左右される武器よ。その武器形状も人によって異なるわ」「『人によって異なる』とはどういう事なんですの、凪優お姉様」
凪優先輩の解説に麒麟ちゃんが疑問を投げかける。
「このペンダントを持った時点で脳内に歌詞が浮かぶの。その歌詞によって武器が変わるのよ」
凪優先輩はそう言って「実際にやってみるから」と言い、ペンダントを眼前に構えた。
「Imyuteus amenohabakiri tron」
凪優先輩の語句に反応したペンダントは蒼い光を放つ。
そして、光は一瞬で消え凪優先輩の右手には蒼い剣が握られていた。
「蒼刃罰光斬」
凪優先輩はその蒼い剣を構え、居合抜きを行う。
居合と共に放たれたエネルギー状の剣圧を×状にして飛ばす。
放たれた剣圧によって展開されていた防御障壁の一角に×状の切れ込みが出来た。
「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」
その威力の高さに唖然となるあたし達だった。
確かにこれを使いこなせる様になれば大きな戦力になるに違いない。
だが、使用方法を誤れば人を殺めかねない。
「この武器による威力は高い。他人を殺めるか否か・・・・・それは使用者次第だよ。さぁ、貴女達はこれを扱う覚悟はあるかしら?」
凪優先輩はあたし達に問い掛けてきた。
そんなのは・・・・・・愚問だ。今のあたし達にとっては。
あたし達の答えは既に決まっているからだ。
「「「「あります!!!!」」」」
あたし達は声を揃えて力強く宣言するように答えた。
凪優先輩はあたし達の答えに納得したのか微笑み、
「良い答え。あかりなら・・・・ううん。貴女達ならそう言うと思ってた。合格。さぁ、受け取って」
そう言って、あたし達に先程の紅い楕円型のペンダントを手渡した。
あたし達は早速試しに使ってみることにする。
「Various shulshagana tron」
「Imyuteus amenohabakiri tron」
「Killter ichiival tron」
「Balwisyall nescell gungnir tron」
頭に浮かんだ詠唱を唱えるあたし達。
一通りその形態になったところで志乃ちゃんがこのシンフォギアシステムの解除方法を尋ねていた。
凪優先輩が解除方法を教え、その方法で一旦解除する志乃ちゃん。
「Zeios igalima raizen tron」
志乃ちゃんは再び詠唱する。その詠唱は先程とは違っていた。
武器が巨大な鎌でなんと、志乃ちゃんの髪が金色に変化していた。そして魔女帽みたいなバイザー、両肩にアーマーが追加されている。
「へぇ・・・・志乃ちゃん、それに麒麟ちゃんも
凪優先輩は志乃ちゃんと麒麟ちゃんの姿を見て称賛を送っていた。
麒麟ちゃんの姿を見ると、武器はガントレットなのだが、脚部にアンカーユニット、首には長い白のマフラー状のウィングが装備されていた。
凪優先輩によると、
あたしが女神ザババのひと振りと云われる鋸武器の『魔鋸・シュルシャガナ』
志乃ちゃんが凪優先輩と同じ『絶刀・天羽々斬』、それと先程の『獄鎌・イガリマ』
ライカが如何にも遠距離武器な感じの『魔弓・イチイバル』
麒麟ちゃんが先程の武器・・・・名を『撃槍・ガングニール』
らしい。
発現させたシンフォギアシステムを使いこなすべく、あたし達は同じ武器を扱う先輩の個別指導を受ける事となった。
その結果・・・・・
あたしには理子先輩、志乃ちゃんが凪優先輩と葵先輩、ライカが悠季先輩、麒麟ちゃんが結衣先輩となった。
あたしの武器・・・・シュルシャガナは高い機動力、広範囲それに加えて手数の多さが長所の武器である。
あたしは理子先輩の指導のもと、その長所を完全に活かす戦法を学び、会得した。
そして、このシュルシャガナだけが出来るという事も教わった。
それを使用するにあたって相当なバランス感覚の強化を強いられたが、あたしはなんとかそれを使いこなす事に成功した。
修行後の入浴時に各々の修業成果を報告し合ってお互いの情報を共有したりした。
そして、あっという間に合宿は全日程を終了した。
翌日・・・・・。
第009戦 間宮班VS高千穂班
続くよっ!
葵 「という訳で如何だったでしょうか」
理子「待たせすぎじゃないかな。読者をさぁ。あおちー」
葵 「うぐっ・・・・返す言葉もございません」
麒麟「前回の投稿日時いつでしたっけ??」
花梨「えっと・・・2019/10/25だね」
理子「って事はあかりんの誕生日外伝以来の投稿になるのか・・・・・」
麒麟「2ヶ月はバッチリ空きましたわね」
花梨「投稿間隔の長さ第2位だね」
葵 「仕方ないじゃん。色々あったんだから」
理子「うわ、開き直ちゃったよ」
麒麟「安定の葵様ですわね」(呆れ)
花梨「その空白の間何してたのさ?」
葵 「この作品のリメイク版投稿したり、違う原作の二次創作(新作)書いてた」
理子「そーいえば、序盤の方のまえがき・あとがきも変更されてたね」
麒麟「今書いてるこのスタイルに変更したんですのね」
葵 「そだよ。このスタイルのまえがき・あとがきがこの作品の特徴だと思ったし」
花梨「そして、何気にあとがきでレギュラーも増えたよね」
理子「自分で自分の事を言っちゃうんだ・・・。るーりん」
麒麟「大事なことだから自分でアピールしたんだと思いますわ」(辛辣直球)
葵 「勝手に乱入してて何時の間にか馴染んでいただけだけどね」(事実)
花梨「そこは『(衝撃の事実)』でしょ?」(謎の修正)
理子「るーりん・・・・それはメメタァ・・・・だよ」(切実)
麒麟「そろそろ、最後の挨拶しませんか?長く語ってますし」
葵 「あーそうだね」
理子「この話を読んでくれて、更に評価してくれている読者様にも感謝感激雨霰だよ。皆のこの話を読んでの評価であおちーは執筆頑張れるから、今回も、次回以降も読んでくれると嬉しいなっ!」
葵「私のモチベーションと集中力次第で次回の投稿時期が未定となっております。ですが、次回もなるべく間隔が空かないように頑張りますのでよろしくお願い致します」
花梨「と、言う訳で、これからもよろしくお願いします!」
麒麟「それでは、また次回のお話の」
葵 「このあとがきの場所でお会いしましょう。それでは・・・・」
4人 「「「「ばいばいっ!!!」」」]
遂に4人体制がデフォルトになったあとがき㉝ 完