1話 裕太の覚悟
祐太の覚悟
俺はどうしたらいいかわからなかった。
祐理姉さんと信吾さんが旅行に行く間、娘たちのめんどうをまかせ次の日には行方不明だなんて信じられない。
きっと何かの間違いだ!
混乱している頭を冷やすため俺は部屋を出る
すると奥から叫ぶような声が聞こえてくる。気になって近づいてみると信好伯父さんと誰か解らない若い男性が言い争っている。
俺より少し背が高いくらいで頭からアホ毛がはえている
あと特徴的なのが目で、すごく濁っていた。
どうでもいいことを考えているうちに会話はどんどん進んでいく
信好「この方法だけがあの子たちを幸せにしてやれるんだ!」
若者「俺は反対だ!!」
信好「何度言えばわかる!」
若者「あの3人は一緒に暮らすべきだ!!」
そう言って家から出ていってしまった。
俺はその言葉ではっとした、なにを悩む必要がある
家族を引き裂かれる気持ちは俺もよくわかっているはずなのに。
3人を引き取って生活が厳しくなるのはわかる。
だが!
俺はあの子たちを見捨てることはできない。
軽いはずの扉がすごく重たく感じてしまう。
扉を開けると助けを求める3人の目が俺に向けられた
3人は今にも泣きそうな顔をしている。
おそらく限界だったのだろう。3人の顔をしっかりと見ながら話をきりだす。
祐太「家にくるか?」
信好伯父さんの静止も聞かず俺は話を続けていく
祐太「貧乏だし、狭いし、何にも無いけど・・・・
3人一緒でいいぜ 」
空「おにぃ・・・」
信好「いきなりなんだ君は!勢いだけで無茶を言うな、だいたい君はひなとは血が繋がっていても空や美羽とは完全に他人じゃないか!」
祐太「だからなんなんですか、血の繋がりなんかどうでもいい・・・家族は一緒にいなきゃ・・・・・・駄目なんだ!」
不安はあるがこの言葉に後悔はしていない
どんなことがあろうと家族がバラバラになってはいけない。ましてやひなちゃんはまだ3歳だここで離ればなれなんて可哀想だ!
だから俺がこの子たちを守るんだ!
1日頭を冷やせと言われ、親戚会議は一端終わりを告げ
翌日、俺たちは朝早くに準備して逃げるように小鳥遊家を出た。
ひな「ねえねえおいたん!あれなに?あの黄色いの」
祐太「あれは西武線だよ」
ひな「じゃああのギンギンのは?」
祐太「あれは中央線」
ひな「これは?」
祐太「これも中央線」
ひな「これもかよー」
電車のなかでツッコミをいれてくるひな、地味に痛い
そうこうしているうちに駅につく
空「やっと着いたー」
美羽「遠足みたい」
ひな「ねえねえどこいくの?動物園?遊園地?うなうなへぶんショウ?」
祐太「どんな天国だようなうなへぶん」
ひな「うなうなーくしー」/(^∀^)\
祐太「なに?そのうまそうな技」
ひな「おいたんもやれぇ!」
まじか?!
ひな「るなうなー」
祐太「クシー」/(^∀^)\
恥ずかしい
美羽「この駅で終わりですか?」
祐太「甘いなお前たち、俺のアパートまではまだあの電車に乗らなければならないんだよ!」
空ちゃんたちはぐったりするが、その前に
祐太「ご飯にしよう!」
ファミレスに入ると親子ずれがたくさんいて、まだ気まずいだろうと思い次の店を探す、焼肉店に来たわいいが俺の懐事情により振り出しに戻ってしまう。
そして現在俺たちはカラオケにいる。
気まずい雰囲気の中、俺の携帯が鳴る。
よし子伯母さんからだ。
途中で合流した仁村に3人をまかせケラオケBOXから出て電話に出る。
よし子伯母さんからは3人を引き取って大学はどうするのか、生活の心配、終いには祐理姉さんが悲しんでしまうなど言われてしまい俺は何も言い返せなかった。
だからといってここまで来てもう引き下がれない俺はあの3人が幸せに暮らせるように努力するだけだ!
今回も読んで頂きありがとうございます!
疲れたー
この小説は原稿ができしだい投稿していくので早かったり遅かったりしますが暖かい目で見守ってください。
ありがとうございました!