そろそろ学校に行ける空たんです!
長かったよ二か月
やっと引きこもり生活から解放される!
【本当の気持ち】
裕太side
美羽ちゃんが仁村の所で無事に見つかって数日
先輩と來香さんが家に来てサーシャさんの見送りをしていた
裕太「本当に帰ってしまうんですか?」
サーシャ「エエ、ミウにも会えたシもう思い残す事はないワ」
日本にしばらく滞在していたサーシャさんが母国に帰ろうとしている
美羽ちゃんと喧嘩をしたままの状態で帰ってしまったら
サーシャさんと美羽ちゃんの間に亀裂ができてしまう!
サーシャ「ユウタ・・・お願いがあるの」
裕太「なんですか?俺にできる事ならなんだって・・・」
サーシャ「じゃあミウに伝えて・・・
あなたのことをずっと変わらず愛している
どんなに離れていてもあなたはワタシの宝物、大事な娘だって」
そんなサーシャさんの顔は今にも泣きそうだった
裕太「サー・・・」
サーシャ「伝言よろしくネ、ユウタ」
俺が声をかける前にこちらにふりかえる
サーシャ「アイルビーバックよ、みんな♪」
サーシャさんはそのまま荷物をもって出て行ってしまった
俺たちはしばらくその場に動けずにいたが姉さんが沈黙を破った
祐理「裕太、あなたはこれでいいと思ってる?」
空「そ、そうだよお兄ちゃん!
きっとサーシャさんは美羽が帰ってこなかったことを気にしてる
それになにより美羽に見送ってもらえないことが悲しいと思うの!」
來香「美羽ちゃんも当然悲しい」
このまま母国に帰してしまったら全員が後悔する
誰よりも美羽ちゃんが!
裕太「俺、美羽ちゃんを連れ戻してきます!」
祐理「今から行って間に合う保証はあるの?」
裕太「それは・・・」
やっぱり無力な俺じゃあ・・・
祐理「はぁ、そうやって周りに頼らずに自分でどうにかしようとするところ
ほんと、誰かさんにそっくりね」
裕太「え?」
祐理「ハチ君、たしかバイクの免許をもっていたわよね?」
八幡「ふぇ!」
裕太sideout
八幡side
祐理「ハチ君、たしかバイクの免許もっていたわよね?」
八幡「ふぇ!」
急に俺にふられて間抜けな声が出てしまった
八幡「あぁ、もってr來香「もってるわ」毎回思うけどかぶせないで!?」
來香「今日も2人で乗ってきたわ」
八幡「無視ですか・・・」
彼氏に対する扱いが雑すぎる件について・・・
祐理「ならハチ君は美羽を迎えに行って!今すぐ!
裕太は私たちとサーシャを追いかけるわよ!」
來香「八幡、もし失敗したら・・・ね?」
八幡「は、はい!」
俺はジャケットを着て家を出る
アパートにつくと仁村が待っていた
仁村「ハチさん事情は聴いてます中へどうぞ」
八幡「あぁ」
中に入ると美羽は目を輝かせたがすぐに顔を伏せてしまった
八幡「サーシャさんが今日の便で帰るらしい、今からなら間に合うが・・・
どうする?」
俺はあえて強制ではなく選択肢をあたえた
美羽「う・・・い、嫌ですあの人は私のお母さんだって認めてない!」
八幡「わかった・・・それがお前の意思ならそれを尊重する」
美羽「・・・え?!」
八幡「なんだ?俺に説得してほしかったのか?」
美羽「そ、その」
八幡「俺はな、そうやって駄々をこねるやつが嫌いなんだ
お前は今の現状からただ逃げているだけだ」
美羽「?!・・・私の気持ちも知らないで!」
こいつなに言ってんだ?
人の気持ちなんてわかるわけねぇだろ
八幡「わからねぇな」
美羽「だったら私の問題にかかわらないでください!」
美羽は涙を流しながら叫んでいた
八幡「・・・・・・少し俺の友達の友達の話をしよう」
そいつの家族は旅行に行くため車に乗っていた
『今日はお前の入学祝いだ!思いっきり楽しめ!』
『そうするよ』
『お兄ちゃん心なしか楽しそうだね』
『まぁ旅行なんて久しぶりだからな』
『しょうがないわ今まで忙しかったし』
両親は共働きでいつも家にいないが長期休暇に家族で出かけることがある
それでも家族としての温かみはたしかにあった
しかし、それは長く続かなかった
車が交差点に差し掛かった頃、左側から信号を無視して車が突っ込んで来た
そのまま右に押されていき、対向車に正面衝突した
俺はその時、後部座席右側に座っていたためかろうじて生き残ったが
両親と妹は二度と目を覚まさなかった
八幡「っていう話なんだが美羽にはまだ親がいるだろ?
だから後悔する前に自分の想いを家族に伝えるんだ
会いたくても会えない人だっているんだから」
美羽「それってもしかして・・・」
八幡「あとはお前が決めろ」
美羽「私、行きます!」
いい顔しやがる彼女がいなかったら惚れるレベルだ」
美羽「//////」
八幡「よし!時間がない40秒で支度しろ!」
美羽「はい!」
八幡sideout
裕太side
どうにかサーシャさんをつかまえることができたが
先輩はまだ来ない
サーシャ「ソラ?どうして外ばかり見ているの?流石に悲しいワ」
空「ご、ごめんなさい」
笑いながらわざとおどけてくれるサーシャさん
本当に優しい人だと思う
サーシャ「そろそろ時間だワ」
このままだと行ってしまう早く引き止めないと!
裕太「まっ「まって!!!」美羽ちゃん!」
よかった先輩は間に合わせてくれたんだ
サーシャ「・・・ミウ・・・・」
美羽「はぁ・・・はぁ・・・」
息もきれて髪の毛だってぼさぼさで、額には汗がいくつも筋になって流れていた
それでも美羽ちゃんはサーシャさんに近づいていく
サーシャ「ミウ・・・」
美羽「わ、たし、言いたい、ことが・・・・あって」
サーシャ「なんでも聞くワ」
美羽「わたし・・・わたしは・・・」
サーシャ「なぁに?」
みんなが美羽の言葉を待っている
美羽「・・・・・ママ・・・・」
美羽ちゃんは大粒の涙をこぼしながら噛み締めるようにつぶやく
美羽「ママ・・・ママ、ママぁ・・・!」
身を振り絞るようにして『ママ』とよんだ
たったそれだけで美羽がちゃんがどれだけ好きかがみんなに伝わった
もちろんサーシャさんにも
サーシャ「ミウ・・・!ミウ、ミウ!・・・ワタシのミウ!!」
今までの時間を埋めるように2人は抱き合う
美羽「今までごめんなさい!私、酷いこといっぱい」
サーシャ「わかっているワ、ミウ愛してる
だって娘ですもの、ワタシのほうこそずっと会いに来れなくてごめんなさい」
美羽「ママはちゃんと会いに来てくれた、それで十分だもん!」
サーシャ「ありがとう・・・ミウ、ずっとこの日を夢見てたワ」
美羽「ふ、ふぇぇぇぇ・・・」
美羽ちゃんはサーシャさんの胸の中で泣き続けた
サーシャ「みんな、ワタシたちのためにここまでしてくれてありがとう
ミウ、お誕生日おめでとう、今日は、ワタシがあなたを産んだ日ヨ」
その言葉にさらに涙をこぼす
空「あ!・・・そういえば・・・・」
もらい泣きをしていた空ちゃんもびっくりして俺を見る
裕太「そうだった!サーシャさんのことで頭がいっぱいだった!」
サーシャ「ごめんなさいネ、ワタシのせいネ・・・はいミウ
誕生日にプレゼントを渡したくて日本にきたのヨ・・・
ミウのためにデザインした服なの?」
そう言って美羽ちゃんに服を渡す
美羽「これってヤハタが着てるシャツじゃ・・・?」
サーシャ「あら、しってるの?この服をデザインするために日本に来たのよ?
なかなか可愛い子だったから引き受けたの・・・ね?」
サーシャさんは先輩のほうへウインクする
サーシャ「もちろんミウのついでヨ」
美羽「またいつか日本に来てくれる?」
サーシャ「ええ、もちろん」
そして佐古先輩や仁村も合流し全員が揃い
存分に美羽ちゃんがサーシャさんへの気持ちを涙と笑顔で伝えたころで
残された時間は終わった
サーシャさんはまた戻ってくると約束して日本を去った
追記
美羽「八幡さーん」
八幡「ん?」
美羽「愛人って興味あます?」
八幡「?!?!?!?」
來香「・・・・・」(^ω^) ゴゴゴゴゴゴ
八幡「・・・・・」(;´・ω・) プルプルプル
ありがとうございました!
3000文字を初めて超えました!
きついですね~
まぁやっと美羽編が終わりました
次からはみんな大好き幼女の話です!
作者のモチベーションupにつながりますので
できれば感想や高評価お願いします!
ではまた次回お会いしましょう!