やはり俺の親戚は間違っている!   作:空たん

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おはこんばんちは

お久しぶりの空たんです

いつの間にかこんなにも投稿が開いてしまいました

今回でひなちゃん編は終わると思います

では投稿していきます


29話 おねがいだおっ

【おねがいだおっ】

 

 

 

合コンから帰った翌日、大学に向かうと入口あたりで

佐古先輩に絡まれてしまった

 

佐古「ふっふっふ、どうやら楽しんできたようだね瀬川くん」

 

裕太「佐古先輩、学校に来てたんですね」

 

佐古「瀬川くんいるところに僕ありだよ」

 

裕太「あはは・・・」

 

佐古「時に瀬川くん、君は合コンでたくさんの女性にチヤホヤ

されていたらしいじゃないか」

 

裕太「そんなことないですよ?!」

 

佐古「エンジェル達がいるにもかかわらず他の女性に手を

出すなんて、なんたる鬼畜の所業!

 

ならば!

 

この僕が瀬川くんの毒牙から美羽様とひな様をお守りしようじゃないか!」

 

裕太「毒牙にかけてないし、お断りします!」

 

佐古「まぁ、僕はあのおばさんなんかに興味ないから

瀬川くんにまかせるが・・・『スパーン!!』ブヒィィィ!!」

 

佐古先輩は醜い断末魔をあげて倒れた

その後ろにスリッパをもった來香さんとなぜか靴ベラをもった先輩がいた

 

來香「空ちゃんは天使」フンスッ

 

八幡「おいおい來香、そんな物使ってもこの豚を喜ばすだけだ

これ使え」

 

そう言うと靴ベラを渡す

 

來香「ありがとう」

 

佐古「お、織田くん!スリッパはまだしもそれは使っちゃいけな「〇ね」」

 

佐古「ぎにゃぁぁぁぁ!!!!・・・・・・あふん♡」

 

 

 

 

裕太「ところでどうしたんですか?」

 

八幡「佐古さんはともかく俺たちは裕太に伝えたいことがあってな」

 

裕太「なんです?」

 

來香「裕太、最近あの子たちのことを考えてない」

 

裕太「え。」

 

毎日バイトして生活費を稼いでいるし、あの子たちが笑顔になるように

頑張っているのに・・・そんなこと

 

八幡「今、そんなことないって思ったろ

まぁ、來香の言い方にも問題はあるがあながち間違っちゃいない」

 

裕太「俺はちゃんとあの子たちのことを考えていますよ!」

 

八幡「明日は確か、ジュウベエを飼い主に返す日だったよな?

あんなに懐いているひながジュウベエとの別れにどう思うかわかっているのか?」

 

裕太「?!」

 

八幡「祐理姉もいるだろうしそこまでの騒ぎにはならないだろうが・・・」

 

裕太「・・・・・」

 

來香「裕太、今日は早くいえにかえってあげて・・・」

 

裕太「・・・はい」

 

講義が終わり、急いで家に帰る

 

『ひな―!出ておいでー!』

家の玄関に着く前から空ちゃんの大きな声が聞こえてくる

合唱部で鍛えている声量全開で叫んでいる

 

何事かと俺は家に駆けこんだ

 

リビングの前では美羽ちゃんが座り込んでいて

空ちゃんはまだ扉の前で必死に叫んでいる

 

裕太「ど、どうしたの?」

 

栞「・・・ひなちゃんです」

 

俺の質問に答えたのは空ちゃんでも美羽ちゃんでもなく栞ちゃんだった

 

裕太「・・・え?」

 

栞「ひなちゃんがジュウベエと一緒にリビングに籠っちゃったんです」

 

裕太「なっだって!?」

 

びっくりする俺に空ちゃんがため息交じりに説明してくれた

 

どうやらジュウベエの散歩のとき

うっかり『今日でジュウベエとお別れだね』と口を滑らせたようだ

 

栞「靴も脱がずにリビングに駆けこんでしまって鍵までかけてしまったんです」

 

裕太「鍵をかけたって・・・そんなことまでできるようになってたんだ」

 

その時、先輩に言われていたことを思い出した

 

『また別れを経験することになるぞ?』

 

ようやくわかった、今日言われたことが

俺は自分のことばっかであの子たちのために頑張った気になっていて

本当はあの子たちを蔑ろにしていたんだ

 

裕太「ごめんみんな、俺のせいだ・・・」

 

栞「そんな!裕太さんのせいじゃないですよ!」

 

栞ちゃんが庇ってくれるがここで俺は逃げちゃいけない

 

裕太「いや、何も考えずジュウベエを預かった俺の責任だ・・・

空ちゃん、俺に任せてくれないかな」

 

空「お兄ちゃん・・・でも鍵が・・・」

 

裕太「大丈夫、ここの鍵は十円玉やコインでも開くようになっているんだ」

 

空「・・・なんだ」

 

美羽「あっという間だったねお姉ちゃん」

 

リビングに入り、ひなを探す

 

裕太「ひなーただいまーおいたんだよー」

 

ひなは扉から一番離れた部屋の隅っこでジュウベエを抱き座り込んでいた

 

裕太「ひーな」

 

ひな「う、うう・・・おいたん、きちゃめーなの!」

 

ひなはジュウベエを庇うように抱きしめようとするがひなの小さな手をすり抜ける

 

ひな「あ、じゅーべーっだめだよぅ!」

 

ひなを守るように四肢を踏ん張ると今までで一番大きな声で吠えた

 

ジュ「わふん!」

 

歯を食いしばり俺を精一杯威嚇する

ひなを守るという意思が俺にも伝わってくる

 

そんなジュウベエに俺は語りかけた

 

裕太「ひなと遊んでくれて、守ってくれてありがとうな

けどこのままじゃひなが余計に悲しくなっちゃうだろ?俺はひなにわかってほしんだ」

 

ジュウベエは俺のことをじっと見つめひなのところへ戻っていった

 

ひな「じゅーべー」

 

ひなは泣きそうな顔で抱きしめた

そんなひなの頭を撫でようと手を伸ばす

 

裕太「ひな・・・」

 

ひな「だめっ!」

 

ひなは身をよじり必死の表情だった

 

ひな「ひな、じゅーべーとおわかれしたくない!

 

もっといっしょにいる!つれてかないで!

 

もうすこしだけでいいお!おいたんおねがいだおっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 




ありがとうございます


今回でひなちゃん編が終わると言ったな
あれは嘘だ!




いやまじで違うんです

思ったより長引いてしまってPCに書き込むのが

めんどくさいとかそんなんじゃないです・・・はい

ではまた次回お会いしましょう!
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