やはり俺の親戚は間違っている!   作:空たん

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おはこんばんちは

こんな早くに次話投稿をするとは思わなかった空たんです

きりが悪かったのでひなちゃん編だけでも終わらせたかったです

では投稿していきます


30話 涙のあとは

【涙のあとは】

 

 

 

裕太side

 

ひなは泣きそうになりながら訴えてくる、痛む胸を押さえつつ

俺は無理に笑顔を作った

 

裕太「わかった、もう少しだけ一緒にいさせてあげる」

 

空「お兄ちゃん!」

 

ひな「ほんとぉ?」

 

裕太「・・・けどな、明日にはお別れしような?」

 

ひな「ひな、じゅーべーといっしょにいたいお」

 

裕太「それは駄目だよ、ジュウベエは預かっているだけだからって何度も言ってただろ?」

 

ひな「・・・うん、いった」

 

裕太「じゃあ明日、ジュウベエを元の飼い主さんに返してあげるからな」

 

ひな「いあ!」

 

裕太「そうか、わかってくれた・・・え?」

 

ひな「ひないあ!」

 

裕太「ジュウベエは預かってるだけなんだぞ?」

 

ひな「うん、しってう」

 

裕太「じゃあ返さないと・・・」

 

ひな「いあ!」

 

裕太「ええええええ!」

 

なんでこうなるの?

正直どう説得したらいいかわからない

 

こんな時、姉さんがいてくれたら・・・・・・・いや、姉さんいるじゃん

 

祐理「あら?みんなこんなところで電気もつけずになにやてるの?」

 

裕太「姉さん!」

 

空「祐理さん!」

 

待ち望んだ救いの手にみんなが反応する

 

これまでのことを説明し姉さんに助けを求める

 

祐理「・・・ふ~んもとはと言えば裕太の自業自得じゃない」

 

裕太「うぐっ!」

 

姉さんの辛辣な言葉が俺に刺さる

 

祐理「けど何も言わないでいた私にも責任があるわよね・・・」

 

 

 

 

祐理「ひな?ジュウベエと離れてしまうのは寂しい?」

 

ひな「うん、さびしいお」

 

祐理「そうよね・・・けどひながそんなに寂しいならジュウベエの飼い主さんも

離れちゃうのは寂しいと思うな~」

 

ひな「ひなもさびしいけどかいぬしさんがさびしいのはだめなの」

 

祐理「そうでしょ?」

 

す、すごいこれが母の力かあれだけ駄々をこねていたひなを・・・

 

ひな「でも、やなのぉぉぉ!せっかくなかよくなったのにじゅーべーまでいなくなっちゃうのは

いあなのぉぉぉっ!」

 

祐理「っ?!」

 

ひな「ひながまんしたお!ままはかえってきたけどぱぱはかえってこないお!

いいこにしてまってうって、まってう、まってうけど・・・さびしいおっ!」

 

祐理「・・・ごめんね、ひな」

 

ひな「ふえぇぇぇん!」

 

ひなちゃんは姉さんに抱き着き泣いてしまった

それにつられ、姉さんも涙を流す

 

ひなの悲しみのねっこにあるのはジュウベエと離れてしまうことではなく

一向に帰ってこない義兄さんのこと

そして、最近不在がちになっていた俺たち家族に対してもずっと寂しさを募らせていたんだ

 

でもそれを言っちゃいけないと我慢して、我慢して・・・それに気づいてあげられなかった

忙しさにかまけて娘の寂しいという合図に気づけなかった

 

ひな「さびしいおっ!ぱぱにあいたいおっ!」

 

祐理「ごめんねひな、寂しいよね、辛いよね・・・でもねひな、私たちだってさびしの」

 

姉さんはひなちゃんを抱く手に力を入れてそっと告げる

 

ひな「まま・・・」

 

祐理「ひな・・・私たちがずっと一緒にいてあげる

 

 

今日は泣いていいのよ・・・」

 

ひな「ふぇ・・・ふえぇぇぇぱぱにあいたいおぉ・・・」

 

 

 

 

どれだけの時間がたっただろうかいつの間にかひなは泣き止んでいた

 

ひな「ひなさびしいけどままやおいたんたちがいるからだいじょーぶ、だから

じゅーべーはかいぬしさんにかえす・・・」

 

泣きそうになりながらもそういってくれた

 

裕太「ひな、ありがとう、本当にありがとな」

 

ひな「・・・えへへ・・・おいたん、またどうぶつえんにつえていってね」

 

裕太「約束する」

 

ひな「じゅーべーにもあいたいお」

 

裕太「あぁ」

 

ひなは満足そうに微笑んで・・・ふと何かを思いついたようににかっと笑った

 

ひな「・・・・・ひな、ぴーまんきらい」

 

祐理「それは食べなさい」

 

ひな「うーっ」

 

祐理「うなっても駄目です、ピーマンの話は別だからね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ありがとうございました

これでひなちゃん編が終わりました!

ではまた次回お会いしましょう!
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