やはり俺の親戚は間違っている!   作:空たん

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おはこんばんちは
空たんです!

では投稿していきます


35話 新たな天使

【新たな天使】

 

 

 

「今日はバレンタインのはずなのに・・・」

 

今日は2月14日

好きな人にチョコを渡す行事があるはずなのに

八幡は用事があるらしくい

家でチョコを渡してもいいが、こういった行事ごとは一緒に過ごしたかった

特に用事のない私はロ研に行くことにした

 

部室に入ると会長が()()に座っていた

 

「おや、織田くん、今日はどうしたんだい?一人で来るなんて珍しいじゃないか」

 

「八幡は用事があるからって」

 

「そうかい・・・突然だがこれからロ研の活動に出かけようと思うのだが

織田くんも一緒に来るかい?」

 

ちゃんと活動なんてあったんだ

 

「なんだい!その”活動なんかあったのか”と言いたげな目は」

 

「活動なんかあったんだ」

 

「言えばいいってもんじゃないからね?!」

 

それから渋々ながらもついていくことになった

 

 

「今回の観察対象はテニスサークルだ!」

 

「テニス・・・」

 

「そうだ!八幡くんが言うにはここに天使が舞っているという話を聞いてね

まあこんな年増が多いサークルに天使なんているはずがないがね」

 

そんな会長の戯言を無視しつつテニスコートに目を向ける

 

そこには可愛らしい顔に汗をにじませて懸命にラケットを振っている少年

戸塚彩加がいた

 

彼は八幡の唯一の親友で私のライバルでもある

八幡は彼を前にすると見たこともないようなデレデレした顔になる

そんな顔をさせることができる戸塚彩加に嫉妬を感じつつ観察する

 

観察していてしばらくたつとこちらの視線に気づいたのか

練習を中断してこちらにやってくる

 

「たしか、八幡の彼女さん、織田來香さんですよね

僕のこと知ってるかな?戸塚彩加って言います!」

 

「知ってる、私のライバルだから」

 

「ら、ライバル・・・?まぁよくわからないけどよろしく」ニコッ

 

眩しい私より愛嬌がある眩しすぎて思わず目を瞑ってしまった

 

「おおおおおおおおおおおおお!あなた様はまさしく天使!」

 

「・・・あ、あのこの方は?」

 

「ロ研のk「申し遅れました(わたくし)、佐古俊太郎と申します

以後お見知りおきを」・・・チッ」

 

会長にさえぎられてしまい少しイラっときた

 

「あ、あはは戸塚彩加です」

 

「ぬお~!!彩加様!!」

 

「なかなか個性的な人だね・・・」

 

なんと、こんなにも意味不明な不審者に対し苦笑いしかせず

拒絶したりしないことに内心驚く

 

「あはは・・・高校の時にも似たような人がいたからね、慣れてるんだ」

 

「なんという慈悲深き御心、感動いたしました!」

 

「・・・でもここまでひどくなかったな~」

 

流石に申し訳なくなりスリッパを準備しようとしたところ

 

「俊太郎!!!」

 

大声で会長を呼ぶ声がする

奥から走ってきたのは彩加と同じジャージを羽織った人だった

 

「おいこら俊太郎!うちのサークルに何の用だ!」

 

「あ、会長!」

 

どうやらテニスサークルの会長らしく

会長(佐古俊太郎)を名前で呼んでるあたり親しい関係のようだ

 

「お前のようなおばさんに興味はない

僕は天使とお話をしているんだ邪魔をしないでくれたまえ」

 

「うちは練習中なんだ、テニサーの王子様を返してもらうよ」

 

そういうとテニス会長は彩加の手を引っ張って行ってしまった

 

「・・・・・」

 

「・・・・・」

 

「彩加様~!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

「・・・」

 

私は準備していたスリッパを構え思い切り振りぬいた

 

スパーン「あふんっ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ありがとうございました!

テニスサークルの会長ですがちゃんと原作18巻に名前が登場しています

ではまた次回お会いしましょう!
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