戦姫絶唱シンフォギア 破滅のゼット   作:時雨の思い

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なんというかジードライザーでオリジナル変身するのが多いからそこん所よろしく!


フュージョンライド!

何処かの山、そこには森に不釣り合いな黒いゴスロリ系の服を着た女性が右手に黒いカプセルを持って立っていた。

 

?「またか、何度来ようと私には敵わない」

 

黒髪で腰まで伸びた髪を風に靡かせ、跡を付けて来ていた者に喋りかける。

 

?「仕方ない、今度こそ一緒に来てもらうぞルギエル!!」

 

青髪の少女が、ルギエルと言う女性に向け刀を構えた。

 

ルギエル「無理だな、貴様に私は倒せないよ」 

 

ルギエルは服の袖から二つのスロットが空いた黒い長方形型の機械を取り出し左手で持ち、右手に持っていた黒いカプセル起動させた。

 

ゼットン❗ドゥクンッ

 

ガシャッン、カプセルを一つ目のスロットに入れ、今度は腰に掛けていた赤い機械を右手で持ち、カプセルがセットされてる機械に有るレーンに添って赤い機械を動かす。

 

ゼットン❗

 

フュージョンライド‼

 

赤い機械がゼットンカプセルを読み込むすると、ルギエルが一瞬黒い光に包まれる、光が消えるとそこにはさっきまでのゴスロリの服とは違う何か纏っていた。

 

ルギエル「さぁ破壊の始まりだ」ピポポポホッ

 

ルギエルゼットン、それが今の姿の仮の名前、見た目はさしずめ黒いドレスと言った方が良いかな(擬人化ゼットンさんの衣装と同じ)頭には角が2本生えており前髪の真ん中には黄色い菱形(ヒシガタ)の物がついていた。

 

?「ゴフッ!!」

 

青髪の少女はお腹に強烈な痛みを感じその場にしゃがみ込んだ。

 

ルギエル「ほら、貴女はこんなにも弱いのに私を倒せる訳無いじゃない」

 

ルギエルが何をしたかと説明すると、青髪の少女の未曾有ちに膝蹴りを喰らわせただけだ、ただし高速でだ。

 

?「‥‥クッなんて重い一撃だ‥‥‥‥‥ウッ‥‥ゲホッゲホッ」

 

青髪の少女はお腹を抑えながら血を吐く。

 

ルギエル「ハァ期待外れだ、‥‥‥‥‥‥そうだ」

 

ルギエルは何かを思いついて腰に掛けている銀色のスロットから一つのカプセルを取り出した。

 

ルギエル「風鳴翼‥‥貴女にコレを上げるわ、それを使えるかは貴女次第だけどな」

 

翼に向けカプセルを投げる、翼は何とかソレをキャッチする。

 

翼「これは‥‥‥?」

 

警戒をしながらカプセルの事を聞く。

 

ルギエル「そうねぇ貴女達はかを知らなかったわね、それは私が使っている怪獣カプセルって言う物よ、今貴女に渡したのはザムシャーと言われる武者宇宙人のカプセルだ」

 

翼「何故私に‥‥?」

 

ルギエル「私は貴方達の味方でも無ければ敵でもないわ、私が貴女を気に入ったからそのカプセルを渡しただけだし」

 

そして翼に背を向け、立ち去ろうとする。

 

ルギエル「じゃぁね、片翼の防人次に会うときは敵か味方か‥‥‥フッフッフッフッ」

 

パシュッ

 

そして目の前からルギエルは掻き消えた。

 

 

 

ルギエル「よいショット、ハァ疲れる」

 

ルギエルは背筋を伸ばしながら、庭園らしき所を歩く、今ルギエルが居るのは空に浮かぶ島であった。

 

?「サーナ様ー!!」

 

ルギエル「ん?」

 

ボフッ

 

空から一人の少女がルギエルいやサーナの胸元に飛び込んできた、名をラーナ、背中に黒い翼を生やし服装は何処かゼットンに似ていた。

 

ラーナ「サーナ様、今日は何時もより帰るのが早いですね!とうしたんですか?」

 

サーナ「全く、何回も言っているだろ?ルギエルと呼べ、そのサーナという名前は秘密だと‥‥‥‥」

 

サーナは胸元で頭を擦り付けて話を聞いていないラーナに無言で手を乗せ撫でた。

 

ラーナ「エヘェー暖かいですー」

 

サーナ「可愛い奴め、さて家に入ろう一緒に風呂に入ってやるぞ?」

 

ラーナ「わーい!ヤッター!」

 

まるで子供のようにはしゃぐラーナを見ながら二人は和風の家に入って行った。

 

 

続く!




設定

フュージョンライド

怪獣カプセルを一つ使い、怪獣と一体化憑依する事。

サーナ

今作の主人公普段はルギエルと名乗っており、心を許した者にしか本命を教えていない

ラーナ

サーナを慕う見ためがゼットンさんに似ている翼の生えた少女

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