ここは僅かな者しか知らないとされる中国の秘境
緑が生い茂り、草木には木の実が大量に実っていた。そして近くの滝から流れ出る水は穏やかに透き通っており、その中を魚が自由に泳ぎ回っていた。
見ると滝の近くの木の上には子供が作りそうな秘密基地のような小屋があったのだ。
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「ふわぁ〜…!!」
その秘密基地に棲む者は目を覚ました。その者は13歳かのような見た目の少年であり、下半身からは九つの太く可愛らしい尻尾を生やしていた。
その少年は起き上がると背伸びをした。
「何年間眠ってたかな…?俺」
その者は立ち上がると外へと出て行った。
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「ふわぁ〜…!!久しぶりの日光は気持ちいな♪」
俺は外へ出て欠伸をすると近くの木々に登った。
「やっぱいつ見ても綺麗なもんだな。ここは」
俺はそこに実っていた木の実を食べながら辺りを見回した。
ここは俺が自分で見つけ出した場所だ。故に誰も知らない。誰も入れたことがない秘密の場所だ。
俺は木の実を食べ終えるとある程度木の実を採り、また自分の住処へと戻った。
そして俺は採った木の実を絞りジュースにして飲んでいると突然、目の前の景色が歪んだ。
「ズズズ……なんだ?」
その歪みはやがて丸い円となりその中から“ヒゲの生えたごっついオッサン”が顔を出してきた。
『久しぶりだな『九尾』よ?』
「よう。『閻魔大王』のジジイ」
そう。こいつは『閻魔大王』あの世を支配する者で、妖怪ではなく神なのだ。俺の楽しみ相手とも言うべきか…
『相変わらず口が悪いな。自分の師匠に向かって』
「いいだろ?それに師匠は師匠でもいずれは超えるべき存在なんだからよ」
『フン生意気な小僧め。まぁ…今日はそんなお前さんに一つ頼みがあって来たのだ』
「頼み?珍しいな」
向こうから突然の依頼に俺は驚き閻魔を見つめた。アイツの方から頼みなんて珍しいものだった。
『お前、『ゲゲゲの鬼太郎』と言う奴を知っているか?』」
ゲゲゲの鬼太郎?あぁ。確か幽霊族唯一の末裔だっけ…?ま、そんなことはどうでもいいが。
「そいつがどうしたんだ?」
『実はな。お前さんにそいつの手助けをして欲しいんじゃ』
手助け?何を言っているんだこいつは……なぜ俺が会ったこともない奴の手助けなぞ…
『実は近年 日本で人にあだなす妖怪が増えてきておるのだ。中には鬼太郎でさえ敵わぬ強力な妖怪もおる。どうだ?闘いに飢えているお前にはうってつけだろ?』
ピクッ
面白そうだな………幽霊族でさえ敵わん奴がいるとは…!!
「いいだろう。乗った。その鬼太郎とか言う奴には俺のことは伝えたのか?」
『い…いやまだだが?』
「ならいい…!!俺が直々にいって確かめてやる…!!」
『はぁ…くれぐれも大事にはさせぬようにな…』
「あぁ!分かってる!」
俺は気分が高まってきた!ワクワクするじゃねぇか…!
『では、頼むぞ』
そう言うと閻魔大王は消えていった。
「行くか。日本へ」
そう言うと俺はすぐに着替えこの場を後にした。
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俺は自分の住処を出ると日本方面の港に着いた。
「さて、久しぶりに海を渡るか!」
そう言うと俺は足に妖力を込め、一気にその場を蹴った。
ドンッ!!!
ドンッ!!!!
ドンッ!!!!
ドンッ!!!!!
水面を蹴りながらその少年は海を進む。
「待ってろよ!!!!!『ゲゲゲの鬼太郎』!!!!」
今、中国最強の妖怪が日本へと飛び立った。
設定
九尾
中国に棲む妖怪で半妖、昔 人間に恋をした母親とその人間との間に生まれた。幼き頃に一度力を暴走させてしまい見かねた閻魔大王が地獄で預かり力をコントロールさせる為に修行をつけた。閻魔大王は師匠であるが本人はまた目標にもしており、いつか倒そうと思っている。戻った頃には両親は他界しており、何百年もの間 独りであった。
容姿 人間の時……俺ガイルの戸塚 彩花で目を少しつり目にさせた感じ
妖怪時……トリコのギネス(尻尾は9本)
身長 猫娘よりもやや低い
普段は大人しいが強い相手が現れると目の色を変えて本気を出し襲いかかってくる。人間と妖怪のどちらかの姿になれるが人間の姿で感情を取り乱した時にあやまって耳や尻尾が出てしまう時がある。調子に乗ってる奴にはたとえ喋っている途中であっても攻撃する。
因みに尻尾は普段は太くフカフカであるが戦闘時には細く強靭な武器になる。
服装 中国では 裾が長いチャイナ服を着用していた。(わかりやすく言えば銀魂の神威の格好)だが日本に着いた時は服装をTシャツ、チェーン付黒ジーパンに変更した。