ダンガンロンパ 超高校級の幸運である苗木君の知能がレベルアップしました   作:からあげ8

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なんでこうなった⁉

とそんな感じの十一話です





十一話 レストラン

ーあらすじー

 

苗木君が超高校級の幸運からリア充にジョブチェンジしました…

 

ではでは

 

 

 

 

 

 

 

 

気がついた時スマフォを見ると、もう約束の時間の五分前だった

 

 

…今までF○の零式やってて気づかなかった……

 

幸いもう準備は終わっていたので、後は急いで玄関自分の部屋を出て、玄関のドアを開けて外に出るだけだ

 

 

そう思って、自分の部屋を駆け足で後にする

 

そして、玄関から表に出るとすぐに玄関の鍵を閉める

 

 

そしてドアノブをひねってドアを開けようとする……

 

ドアはガチャガチャという音を立てて、一向に開く気配はない

 

 

「よしっ、施錠okだね」

 

と、行動しようと思ったけど……

 

「…どこで会うんだっけ?」

 

思わずつぶやいてしまう

そうだよ、待ち合わせ場所とか決めてないじゃん

 

…あの時浮かれ過ぎてたね……

 

そう思いつつ、スマフォを出そうとすると、

 

 

「こんにちは苗木君」

 

「うわぁっ‼ま、舞園さん⁉」

 

驚く事に、僕の背後にいつの間にかいたのだ

 

…いつ舞園さんはアイドルから忍者に転職したのだろうか

 

全く後ろに気配はなかったんだけどな………

 

「舞園さん…びっくりしたよ…」

 

「すいません、驚かせるつもりは無かったんです…」

 

嘘だ

 

…だって目が笑ってる

 

…そもそもこれは僕の反応を見て楽しんでたんじゃないか?

 

そんな風にジト目で舞園さんを見ていたけど、

 

「じゃあ苗木君、さっそく行きましょう?」

 

そんな僕の訴えるような視線をキレイに無視して僕の左手を引っ張って歩き出した

 

 

…なんか気恥ずかしいね……

 

 

「ところで、舞園さんって今素で歩いてるけど、大丈夫なの?」

 

少し気になって聴いてみた

 

普通アイドルが街中を歩いていたら、必ずファンの誰かに気づかれてしまう

 

と言うか、舞園さんの場合は超高校級のアイドル…

 

…つまり、一般の人にもバレるんじゃないかな……

 

「それは大丈夫ですよ?もう変装用のキットは持って来ているので」

 

へっ?と思って舞園さんを見ると、舞園さんはちょうど小さなポーチからそのアイテムを探してる途中のようで、右手をポーチの中に入れてガサゴソしている

 

 

そして、右手が出てくると共に、舞園さんの言う変装用のキットが出てきた

 

…伊達眼鏡、カラーコンタクト、ヘアブラシ……

 

しかも、また右手をポーチの中に入れてるし……

 

他にも僕には全く使い道が分からないような物も出てきたりした

 

 

ってまた右手をポーチの中に……

 

「ありがとう舞園さん、だからもう良いよ」

 

「そうですか?」

 

そう言いながら舞園さんは伊達眼鏡を掛ける

 

あのフレームを基調とした、シンプルなものだ

 

…と言うか掛けるんだね、そのメガネ………

 

 

そして、しっかりとその他の変装道具はポーチに戻している辺り、舞園さんらしいと思う

 

 

「じゃあ、今度こそ行きますよ?」

 

そうして、僕の人生初めてで最後でもある、アイドルとのお食事会が幕を開けた

 

 

…いや、よく考えたら同じ学校に行くから最後にはならないかな?

 

それに、今年の希望ヶ峰学園の新入生は16人しか居ないらしいし…

 

 

…つまり、1クラスの人数…よりも少ないから、多分全員同じクラスに纏められる可能性だって十分にある

 

…じゃあ、舞園さんとはまだまだ一緒に昼ごはんとか食べる機会ありそうだね

 

 

そう思って、舞園さんに握られてた左手を少し握り返した

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、卒パとか行くの、やら実はあの先生…とか、そういう普通の会話をしながらたどり着いたレストランは、なんか大きかった…

 

 

具体的に言うと…、オフィス街立ち並ぶビルの高さぐらい?

 

 

普通に十階建てぐらいはありそうだ……

 

しかも、今僕は舞園さんと一緒にこのレストラン?の正面に立ってるせいか、とても雰囲気を感じる

 

…なんか、僕の財布足りるかな…

 

 

「じゃ、じゃあ中に入ってみましょ……う?」

 

意外なことに、舞園さんも少し戸惑い気味だ

 

舞園さんって実は、確かに超高校級のアイドルって言う肩書きを持ってるけど、普段は普通の女の子みたいだよね…

 

 

…まあ、それは置いといたとしても、絶対ここ、高級レストランだ

 

舞園さんだって、大人の人とならともかく、一人で高級レストランに行ったことは多分無いんだと思う

 

と言うか想像できない

 

 

それに、僕の財布じゃ多分足りないよ……

 

 

そんなことを考えてるうちに舞園さんは中に入ろうとする……

 

…って!

 

「待ってよ舞園さん!別の店にしない⁉」

 

 

舞園さんが恐る恐る入ろうとするのを急いで止める

 

 

…やっぱり無理!

 

僕の財布的にもメンタル的にも無理!

 

「実は僕も良い店知ってるんだ!だからそこにしない?」

 

 

そう、もっと庶民的な店に行こうと思う

 

…と言ってもなかなかあそこも値が張るけど、でも高級レストラン程ではない

 

 

「そうですね……では、苗木君に任せちゃいます!」

 

「うん、了解」

 

 

そう言い合って、少しおかしくなって笑ってしまう

 

 

そうして、僕たちは高級レストランを後にした

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、歩いて着いたのは小さな、少し古びた感じのレストラン

 

前来た時は、木製のドアを開けた時もギシギシ言っていた

 

 

だが馬鹿にしてはいけないのは料理だ

 

 

見た目も良いし、味は良いと思ってる

 

 

…何と言うか、隠れた名店とか、知る人ぞ知る店などと世間からは言われる部類の店だ

 

…まあテレビであんまり紹介されて欲しくないんだけど…

 

 

そうなったら客が増えて、混み合っちゃうし……

 

「……苗木君、本当にここで合ってるんですか?」

 

「うん、この店見た目はアレなんだけど料理はすごく美味しいんだ」

 

 

そう言いながら僕はドアを開ける

 

案の定、ドアはギシギシと軋む音を立てながら開き、僕はそれを気にせずにドアの中に入る

 

 

舞園さんも僕に続けて入った

 

…様子を見るに、恐る恐るというのはさっきと変わっていないっぽい……

 

中は小さくもなく、大きくもなくて、席は四人掛けのテーブルが5つ、二人用が6つある

 

…と言うのは前家族で来た時に店長から聞いた話だ

 

 

実はこのレストランは二年前くらいから家族で二週間に一回来ていて、僕はいわば常連客と言う奴だ

 

 

最近は受験のせいで来てなかったけど、僕のこと覚えるか、少し不安だけどね

 

 

「すいませーん!」

 

取り敢えずこの店のスタッフを奥の厨房から呼ぶことにする

 

 

もう二時を回っているせいか、客は一人も居ない

 

そのせいでレジにも誰もいなかった

 

 

「はーいいらっしゃいませー!

 

…って、苗木君の誠君じゃないか!」

 

「出来ればややこしいのでその呼び方は止めて欲しいです……」

 

 

この人は本川 雫(ほんかわ しずく)

 

特徴と言ったらなんと言ってもピンク色の髪に、それを使ったツインテール

 

 

どこを見ても美人と言われてもおかしくない体型で、年齢は28歳

 

なんでも自分のレストランを開くのは小さい時からの夢だったらしく、このレストランを開くまで色んなところで修行していたらしい

 

 

…と、そんなわけで料理はとても美味しいのだが……

 

「ところでこの店はリニューアルとか移転とかする予定はありますか?」

 

「いや、当分はこのまま!

と言うかぶっちゃけて言うとそんなお金無い!

だからまだまだ頑張っちゃうぞー!」

 

やっぱ底抜けに明るい性格だなー、と思う

 

 

「と・こ・ろで………

 

……さっきから気になってたんだけどその横のかわいい女の子は誰かなー?」

 

 

…実は、本川さんが出て来た時から、舞園さんは僕に[この人は誰?]みたいな視線を送って来てたんだけど、やっとそれから解放されるー!

 

僕が紹介しようと思ったやけど。切り出したの

 

 

「えっと、私は舞園さやかと言います、よろしくお願いします」

 

 

そう言って舞園さんは礼儀正しく45度の礼をした

 

 

そして、本川さんはおどろいたような顔をしていた

 

…うん、まあ分かる

 

 

「えっ?

まさかあの舞園さやかさん?

中学生アイドルとして有名な…?」

 

 

「はい、そうですよ

…あまり言いふらさないでくださいね?」

 

「いやいや、そんなまさか!」

 

僕が二人の会話を聞いてると、話をいきなり振られた

 

「でも、なんで苗木君の誠君はこんなキレイな美少女アイドルと知り合いなん?」

 

「まず苗木君の誠君と言うのを止めてくださいそして関西弁になってますよ」

 

 

「さっすが苗木君の誠君!

 

…良いツッコミセンスしてんで?」

 

「知りません」

 

なんでこんな僕弄られてるんだろ……

 

まあいいや、強引に進めよう

 

 

「まあまあ、そう言わんといて、まずは漫才ライブを開い「じゃあ、僕と舞園さんのきっかけを話しますね?」て……って人の話ち割り込むのはマナー違反やで⁉」

 

 

その後、僕は舞園さんとの出会いを語った

 

…と言ってもまだ数時間前の話だけどね

 

 

…もちろん、本川さんの話は全て無視させていただきました、ハイ

 

 

「…と、こんな感じです」

 

 

「…ほうほう、まるでラブコメのような展開やな」

 

 

「〜〜〜⁉」

 

「…なんでそうなるんですか」

 

舞園さんとは、まだ知り合って数時間程度だけど、それでも友達関係っていう自覚はある

 

…と言うかまず舞園さんはアイドルだ

 

アイドルって恋愛禁止とかされるもんじゃ無かったっけ?

 

とりあえず本川さんには、舞園さんとは友達関係です、ときっぱり断言しておく

 

 

そこで、そうだよね、という視線を舞園さんに送ると、

 

……なんか顔が赤いんだけど…?

 

…まさか怒ってる?

起こってるのかな?

 

確かに僕と恋人とか勝手なことを言われたらそうなるかもしれないね……

 

取り敢えず僕の脳内結論、謝罪

 

 

 

「ごめん舞園さん!…その…っ怒らせちゃって………、ほら、本川さんも謝ってくださいよ!」

 

ところで、なんか本川さんがニヤニヤしてるのがきになるんだけど……

 

 

「青春してるね〜、若人よ」

 

「馬鹿なこと言ってないで早く謝ってくださいよ」

 

「苗木君、私は別に怒ったりしてませんよ…?」

 

 

 

「…へっ?」

 

…じゃあ、なんであんなに顔を赤くさせてたんだろう……?

 

その答えは、すぐに舞園さんの口から放たれた

 

「むしろ…、その…ぅ…、う、嬉しかったです……」

 

 

「えっ?」

 

そうつぶやいた僕は悪くないと思う

 

舞園さんが、僕と恋人関係であると勘違い(弄られた)事が嬉しかった……?

 

 

そう文にしてみると、途端に恥ずかしくなった……

 

…顔が赤くなっている自信もあるんだけど………!

 

 

でも一番今思ってる事は、

 

なんでこんな恥ずかしいのを本川さんの前でやらなきゃいけないのか、というものだった

 

…なんか本川さん負けた感じがする……!

 

 

 

そんな中、その本川さんはと言うと、

 

 

「お、良いね良いね〜、じゃあその雰囲気のままテーブルに案内するよ!

 

二名様ごあんな〜い‼」

 

と僕らを二人用テーブルに案内した

 

 

赤くなった僕らは二人用テーブルの前まで出来るだけ早足で向かった

 

 





なんか舞園さんが一気にヒロインになって行ってる気がする……
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