ガンゲイルオンライン 大学生は銃の世界で最強の人でした   作:ならや

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ドーモならやです
改変した1話目になります
それではどうぞ!


デカネードを使うと絶叫系が再現出来るが、名狩人は絶叫系が苦手

「..........はぁ、疲れた」

砂漠のド真ん中で座り込む男

ここはMMOFPS『ガンゲイル・オンライン』なので疲れるはずも無いのだが

目の前には巨大なワニが物言わぬ死体となっている

男は肩にH&KG36を担いでいる

G36はホロサイトが取り付けられマガジンが2つ連結された状態で装着されている

腰のホルスターにはH&KUSPの姿がある

彼の名はシュウ

シュウはG36を持ってワニの死体が()()()所に落ちている物体を拾い上げた

「これは、M72か?ロケットランチャーなんてこのゲームにあったのか」

手に持った物体ことM72LAWはアメリカで設計されノルウェーで製造された66mm口径の使い捨て対戦車ロケット弾で現代の主力戦車相手には力不足だが、大型の榴弾として軽車両等のソフトターゲットに対して使われ続けている

実際、イラク戦争で制式化数十年経つこの兵器を海兵隊は大いに活用したらしい

「使い捨てのロケットランチャーなんて、使わねぇんだよな..........どうしよ」

恐らく日本サーバーに1つあるかどうかの超激レア武器だが、シュウにとっては無用の長物

そんな物出てくるならG36用のドラムマガジンでも出てきて欲しい、それがシュウの率直な感想だった

と言う訳でとっととストレージに放り込むと次の標的を求めて歩き出した

「んー、どうすっかなー。今回M72だけってのもなー。PKでもするかぁ」

そう呟いてからダッシュで近くの岩場に向かいピョンピョンと飛んで高い岩場の上に立って周りを眺めて標的を探す

すると動く点を見つけ、すぐに双眼鏡を取り出し覗くシュウ

水色の髪に大きなスナイパーライフルを持って走る女性プレイヤー

「ありぁ......シノンか?」

そんなプレイヤー、シュウはシノンくらいしか知らなかった

顔もシノンである証拠になった

ただ、シュウが知っているシノンの顔は今よりもっと冷静だった

「名狩人も見つかれば狩られるか、良いだろう。名狩人を助けるのは名狩人でないとな!」

そう愉快そうに笑いながら1つの武器を実体化する

プルパップ方式の大型スナイパーライフルが手元に現れ片膝を地面に着きスコープを覗く

彼が使うスナイパーライフル、GM6リンクスはハンガリーで開発されたゲパードシリーズの1つだ

リンクスの特徴はその連射力の高さ

2秒で6連射が出来る程高く、ブルパップ方式を用いる事により対物狙撃銃に付き纏う携行性の問題を解決した

また、銃身を後退させ全長を短くした状態で携行出来るので更に携行性を向上させられる

シュウはマガジンを純正の10発装填出来る物から倍の20発装填出来る物に交換している

彼としてはシノンはこちらに来ているから敵を足止めし自分のフィールドに引きずり込みたい

その為にはまずシノンを敵の射線に捉えさせない様にしなければならない

取り敢えず警告扱いに敵プレイヤーの1人の頭を吹き飛ばす事にした

双方全速力で走っている為、バレットラインがあってもなかなかに当たらないだろう

そのお陰でシュウは冷静に狙えた

狙いを定め、引き金から数ミリ浮かせた指に力を入れて一気に引く

撃ち出された12.7mm弾は完璧な弾道計算、狙いによって今正にAK47の7.62mm弾を放とうとしていた男の頭を吹き飛ばした

残りの4人は何処から撃たれたか分からない様子で慌てて近くの岩に隠れた

シノンはこちらに気付いた様で咄嗟に愛銃のへカートを構えようとする

が、シュウは撃たれる前に手を振ってある事を伝えた

(我援護する、こちらに向けて全力で走られたし、か。やってやろうじゃないの)

シノンは意思を汲み取って両手でへカートを高々と掲げるとシュウの方に向けて全力で走り始めた

その様子を見て満足気に微笑むシュウ

流石に残りの4人は無用心に顔を出したりはしない

その様子を見てシュウは

(もしかしてあの4人を相手にしなくても逃げれるか?)

と考え始めた

自分が持つデカネードをフル活用すれば行けるかもしれないと思い、ちょうど岩場の下に来ていたシノンに声を掛けた

「上がってこれるか!?」

「え、ええ!多分行けるわ!」

「よし!上がってこい!奴ら岩に隠れてるから顔を出したら撃ってやれ!当たらんくていい!」

その声を聞いてシノンは岩場を登り始める

先程のシュウに比べると遅いが、これが普通でシュウがおかしいのだ

シノンが上に辿り着き狙撃体制を完了するとシュウは岩場の各所にデカネードを転がす

手元に一つ残して敵の方を見る

すると白い煙が上って行く所だった

「スモークグレネードよ!これじゃあ狙えないわ!」

「バレットラインを出すなよ、そこの手元を狙われるぞ。奴ら煙で完全に視界が封じられるまで動かんさ........それにもう狙う必要も無い。とっととへカートストレージに戻せ。ズラかるぞ」

「え?」

頭の上に(ハテナ)を浮かべながらも言われた通りへカートをストレージに戻すシノン

その間にも敵は複数のスモークグレネードを投げて視界が奪われつつあった

「そろそろか。ちょっと失礼!」

「え?キャッ!?」

スモークの量を見て行動を開始するシュウ

思いっ切りシノンを抱え上げた

突然の事でシノンは思考が追い付かない様子だ

「ちょっと!何してるのよ!?」

「あー?お前を抱えてんだよ」

「そんな事知ってるわよ!今やる事じゃないでしょ!?」

「なぁシノン、お前絶叫マシンって好きか?」

「...そんなに得意な方じゃないけどそれがどうかしたの?」

「これを見たら分かるんじゃないか?」

そう言って取り出したのはデカネード

一つだけ残していたが、それを見てシノンはやる事の予想が着いた様だ

「まさかとは思うけど貴方、飛ぶつもりじゃないでしょうね?」

「ご名答!流石シノンだな!良くある『デカネード爆発で大ジャンプ』作戦だ」

「そんな作戦聞いた事も無いわよ!!頭おかしいんじゃないの!?」

「ほら、作戦は奇を持って良とすべしってあるだろ。アレだアレ」

「奇にも程があるでしょう!?」

「舌噛むから口閉じろ」

「え!?ちょまだ心構えが」

慌てるシノンを横目にデカネードの起爆スイッチを押して軽く上に投げる

それと同時にシノンを前で抱える、お姫様抱っこの形に変えて岩場から全力でジャンプする

重力に引かれて落ち始めそうになった時、デカネードが炸裂した

シュウの放った1つの爆発に誘爆する形で岩場に転がしたデカネード全てが起爆し大きなエネルギーとなってシュウの背中を押した

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

シノンの悲鳴を残して2人は吹き飛んでいった




いかがでしたか?
感想待ってます
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