ガンゲイルオンライン 大学生は銃の世界で最強の人でした 作:ならや
どうぞ!前書きなんて無しです!
「「謎のNPC??」」
何時も通りカイの店で武器のメンテ等をしていたシュウの元にとある1件のメールが届いた
送り主はザスカー、つまりこのゲームの運営だ
内容は
『このゲームのフィールドにおいて多数、謎のNPCが報告されている。我々が追加した物では無く、軍隊の様に統率された動きである為多数のプレイヤーが被害に遭っている。この退治を依頼したい。車両も目撃されているので戦車の存在すら予測される。その為実装前の強力な装備を用意しておいた。有効活用して欲しい』
こんな感じ
運営が知らないNPCが居るのは大問題となる
が、かなり強いからシュウに解決を求めた、といった所であろう
メールを読んだ2人は思わず揃えて声を上げてしまったのだ
取り敢えず2人で推測してみる事にする
「どう思う?カイ」
「運営が知らないNPCってのが引っ掛かる。運営以外でNPCを追加出来るのか?」
「それならまだ良いが、車両もとなると考えづらいな。それに運営以外のNPCだとしたらこっちの攻撃が通らない可能性もゼロじゃない」
「ならチーター?いや、チーターなら単純にプレイしてれば目立たないしNPCなんて作る必要が無いか」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。全く、SJ前にして何でこんな問題が起こるかね........SJ?」
シュウは深い溜息と共に放った一言が引っ掛かった
そう、SJ
もうすぐでSJ2なのだ
それがシュウには引っ掛かった
「おい、まさかSJ2にNPC軍団を送り込むつもりじゃないよな?コイツ」
「可能性は十分だね。いくら強くても連携の取れる大量のNPCに攻撃を受けたらひとたまりもない。残りがNPCの製作者だけになったらNPCを一斉に降伏させれば優勝だ」
「でもそんなの運営にバレて優勝なんて無かった事になるだろ?そもそもSJ2の為だけにやるか?もっと大きな目標だろ」
「もっと大きな目標って言うとゲームの乗っ取り?」
「かもな。取り敢えずこのNPC軍団を潰す。それからの調査は任せた」
「了解。あ、武器は?」
カイが思い出した様に言うとシュウの元に武器が届いていた
「来てる。ってマジか」
「なになに?」
「ジャベリンだ。それとM2重機関銃」
「マ?」
「マ」
届いた武器は2つ
1つ目はジャベリン対戦車ミサイル
アメリカ軍制式採用の対戦車ミサイルで、撃ちっぱなし能力を持つ世界でも高性能な対戦車ミサイルだ
2つ目はブローニングM2重機関銃
1933年に制式採用され世界各国で使われる重機関銃である
恐らく今後20年は使われるであろう信頼性と12.7ミリ弾の威力は対人目的には過大すぎる威力である為装甲車相手も出来る万能品だ
今回戦車の存在が疑われる事、敵に装甲車の存在が確認された事を踏まえてこの2つが送られたのだろう
「でも12.7ミリ弾のベルトやジャベリンの予備弾薬はウチじゃ扱ってないよ?」
「そこは大丈夫。予備の銃身や弾薬は運営から買える。それに本件が終わればそのままこっちの物になるし報酬も入るらしい」
「で、どうする?」
「どうするかぁー」
頭を悩ませるシュウ
敵が普通のスコードロンとかなら問題無いが、NPC軍団となれば話は違ってくる
それに車両のNPCは確実に強力な武器を使ってくるだろう
戦車と一戦交える覚悟も必要だ
それだけの装備はあるが、未知の存在相手には情報が足りなさ過ぎる
「取り敢えず装備を選ぶか。その2つは確定だしサブはM1911で良い。メインは....どうするか」
「やっぱり7.62ミリ使用のHK417じゃない?あ、でも防弾チョッキ着てるかもだから5.56ミリ弾が良いか」
「そうだな、G36にしよう。ってかやべぇ重すぎるだろジャベリンとM2。ストレージ3分の1埋まったぞ」
カイはシュウの能力値の高さを改めて理解した
普通M2やジャベリンなんて持てないし、入れたら確実に他の物は入らない
この時シュウはジャベリン発射機と予備弾6発、ブローニングM2本体に予備銃身、マットと弾薬900発を持っていたのだが、これだけストレージに入れてもまだ3分の2あるというのは驚異的な事だ
そんなこんなで装備を整えていた時シノンからメールが届いた
「シノンから?なになに?........!カイ、やべぇぞ!」
「どした?」
「シノン達が集団から攻撃を受けているらしい!」
「それって例のNPC軍団!?」
「分からん。敵の総数不明、強力な火器多数で統率された動きらしい。ほぼ確実にNPC軍団だ。カイ行くぞ」
「オッケー!バギーの用意して待ってて!」
まさか知り合いのシノンが攻撃を受けるとは思っていなかったが、大慌てで準備を整える2人
シュウの方が早く終わったのでバギーの準備をしてカイを待つ
カイが準備完了し来ると2人で街から飛び出して行った
「シノのんどう?」
「敵、かなりの数居るわ。じわじわと詰めて来てるし、シュウに助けを求められたのは良いけど早くしてくれないとヤバいわね」
「トラップの設置は完了しましたがピンチなのです...」
「ありがとう、エーちゃん。とりあえずシュウさんを待とう」
大量の敵、NPC軍団に襲われたシノン達は何とか近くの廃墟となった街のビルに逃げ込んだ
アファシスがシュウ仕込みのトラップテクニックで入り口に大量のトラップを仕掛けたので入り口から入って来た敵を足止めする事は出来る
が、人数差はどうしようも無いので真正面から撃ち合って勝てる保証は無い
そんな彼らの頼りはシュウだけだった
その頼りのシュウは既に近くに来てカイと共に双眼鏡で偵察していた
「ハンヴィーが3、M113が4だな。そっちは」
「こっちは歩兵ばかり。進撃の用意をしてる」
「分かった。ん?新たな敵影、戦車だ!クソッ!」
偵察中に戦車を見つけ、足元の石を蹴り飛ばす
その原因は戦車の種類に原因があった
「おい、メルカバMk.4だ。どうする、ジャベリンは使えんぞ」
「トロフィー、だね」
今回の戦車、メルカバMk.4はトロフィーアクティブ防御システムを標準装備する
これは対戦車ミサイルを自動で迎撃する、艦艇におけるCIWSの様なシステムだ
その為ジャベリンが迎撃される可能性が極めて高い
更にメルカバ自体、かなりの防御力がある
トロフィーや防御力が再現されてるのかは分からないが、再現されているのであればかなりの強敵だろう
「仕方ねぇ、ジャベリンをトップアタックで撃つ。周囲警戒」
「了解」
「ロック完了、発射」
ストレージからジャベリンを出してモードを切り替え、ロック後発射する
飛び出したミサイルは上昇してからメルカバに向かう
トップアタックモードでは装甲の薄い上部を狙う為、上から急降下して命中するのだ
実際、メルカバの上で降下した
ミサイルはトロフィーを潜り抜け天板に命中、詰まった爆薬がメルカバを完全に破壊した
「なんだ、トロフィーは再現されてなかったのか?」
「いや、単純に効果範囲外だったんじゃない?」
「まぁいいや。運転頼むぞ」
バギーに乗る2人
シュウは後ろでG36の準備をしているとカイが思い出した様に話し掛けた
「そうだシュウ、対戦車兵器としてこんなのがあるよ。使って」
「ん?おいこれスティッキーボムじゃねぇかよ。まだ火炎瓶やら梱包爆薬の方がマシだぞ」
シュウのストレージに大量に追加されたのはイギリス製のNo.74粘着手榴弾、通称スティッキーボムであった
「よくもまぁこんなにドロップしたな」
「こんな武器ドロップしないよ?ゲームにも無いでしょ」
「は?じゃあ何であんだ?」
「俺が作った!」
「死ね!!こんなの作るんだったらもっとマシなの作れ!!」
全力でツッコミながらストレージから取り出す
対戦車兵器として使い勝手は最悪クラスだがまぁ無いよりマシだ
「よっしゃ!行くぞ!騎兵隊の出撃だ!」
「隊って言うより騎兵だけどね!」
バギーが唸りを上げる
行く先の物を破壊する為に
いかがでしたか?
感想待ってます
それではこの辺で!