ハイスクールD×D -創造のサクリファイス-   作:夢雨麻

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今回は超展開です!
自分でもびっくりしました!


第二話 覚醒と降臨

なんだろう…、今日は朝から悪い予感がするんだよね。

今日何かが起こる、そんな予感。

でもまぁ、気のせいなはず!

今起きてることは毎日のことだからね。

 

「もぉ~、イッセーくん私より制服似合うから羨まし~」

 

「はぁ?私なんて元カレに『イッセーくんのことが好きになった』とかいう理由で振られたかんね…」

 

「うっそぉ!?…でもさぁ」

 

「うん、まぁ普通に考えて」

 

「「「イッセーくんならしょうがないよね!」」」

 

「手を出したら元カレだろうがなんだろうが殺すがな…」

 

「ちょ、怖いって!」

 

うぅ…、何で僕が女子の制服を…。

それに慣れちゃった僕って一体……。

でも本当になんなんだろう。

……まぁ、気にしなくてもいいか。

 

「少しいいかな?」

 

「アンタ何でここにいんの?」

 

「あ、はるか…。イッセーくんに用事が────」

 

「「「久々にキレちまったぜ…」」」

 

「あの、僕に用事って?」

 

「あ、あぁ。イッセーくん、僕とお付き合────」

 

「「「貴様の血は何色だぁ!!!!」」」

 

「ひっ!ご、ごめんなさぁーい!!」

 

「ふぅ…、いい仕事したぜ」

 

「アハハ!はるかアンタ最高!」

 

「由美もね!」

 

不幸だぁ~~~!!

 

「ん?」

 

「何かしたの?私ならいつでも相談に乗るんだよ!」

 

「あぁ、いや。俺のアイデンティティが奪われかけた気がしただけだよ」

 

「よくわかんないんだよ…」

 

「はぁ、不幸だ…」

 

はっ!?怪電波が!?

何言ってるんだろ…。

それよりもだ、なぜ先生は女子の制服を着てる僕に何も言わないの?

どうしてなの?

 

「そりゃ似合ってるからだぞ、兵藤」

 

「え?」

 

「あ、いや…なんでもない」

 

………………………。

……………………………………え?

どういうこと?声に出してた?

だとしたら…気にするだけ無駄、かな?

ふぅ、なんだか考え事ばっかしてるな。

 

「ねぇ、イッセーくん?もうお昼だよ?」

 

「え!?さっきまで授業やってた気がするんだけど!?」

 

「あぁ、それは多分あれだよ。スタンド?だよ」

 

「ナニソレ?」

 

「キング・クリムゾンだよ」

 

「あれって、十秒弱ぐらいしかとばせない気が…」

 

「この世の中には知らない方がいいことってのがあるんだよ?」

 

「わ、わかった」

 

「よしご飯だ!」

 

う~ん、食欲ないんだよね…。

どうしようかな。

今日は体育もないし、授業も後一時間しかないしね。

食べなくても大丈夫でしょ。

 

 

《喰えるときに喰っといた方がいいと思うぜ?相棒……》

 

 

「ッ!!?」

 

なんだ今の!?

誰だ!?あんな声聞いたことがない!!

どこから聞こえたんだ!?

 

 

《相棒が喰ったもんがそんまま俺の力になるんだからよ……》

 

 

「っ……君は誰だ?」

 

《ん?おお、やっと俺の声が聞こえたか……》

 

「君は誰なんだい?」

 

《俺はお前だよ…》

 

「?…意味が分からない」

 

《まんまの意味だよ…、俺はお前でお前は俺……》

 

「それが分からないんだ」

 

《正しく言えば…、お前の中に眠る力だよ……》

 

「力?」

 

何を言ってるんだ?

本当に意味が分からない。

これはなんだ?夢なのか?

 

《夢じゃねぇさ…、現実だよ……》

 

「くっ…心を読めるのか?」

 

《あぁ、心の中にいるんだ…、それぐらい朝飯前さ……》

 

「それで、いったい何の用なんだ?」

 

《おいおい、飲み込みがやけに早ぇな……》

 

「…いいから用を言ってくれ」

 

《簡潔に言うぜ?…お前の友達に危険が迫ってる……》

 

「どういう、ことだ?」

 

《だから、そのまんまの……………》

 

「?どうした?」

 

《まずいことになった…、大山奏が奴らに捕まった……》

 

「かなちゃんが?」

 

《のんびりしてる暇はねぇぞ…、堕天使共は欲に正直だからな……》

 

「それって!」

 

《あぁ、キズモノにされるかもな……》

 

「……どこだ」

 

《あ?……》

 

「その堕天使共はどこにいる?」

 

《……ッ!?んだと?》

 

「早く言え…、かなちゃんはどこにいる?」

 

《恐らくだか、○丁目の廃教会だ……》

 

「わかった」

 

かなちゃんに危険が迫ってる。

それだけでも発狂しそうなんだ…。

その上キズモノにされる?

 

「……奏に手を出してみろ、存在ごと消す」

 

 

 

「おい、この女は連れてくる意味あったのか?」

 

「ご本人を呼び出すための餌らしいわよ?」

 

「ふ~ん、向こうに着いたら抱いてもいいよな?」

 

「ふん、知らないわよ」

 

「可愛げのねぇ…」

 

「そんなことより、さっさと帰るわよ。今夜はアレも私たちのとこに来るわけだし」

 

「レイナーレ様もよく分かんねぇよな…」

 

「私も分からないわよ、あんな女々しい餓鬼なんか側に置こうとして…」

 

 

 

「部長!大変です!」

 

「どうしたの?祐斗」

 

「二年の大山奏さんが、堕天使に攫われました!」

 

「堕天使に?……まずいわね」

 

「どうしましょう?」

 

「朱乃、小猫も呼んできて頂戴!」

 

「もうよんでありますわ」

 

「話は聞きました、どうするんですか?」

 

「生徒会は騒ぎが広がらないように生徒を落ち着かせるらしいわ」

 

「つまり僕たちが彼女を助けに行くんですね?」

 

「そうなるわね」

 

「恐らくあそこの廃れた教会にいると思われます」

 

「それじゃ、行くわよ!」

 

「「「はい!」」」

 

 

 

「お疲れ様、ちゃんと連れてこれたようね」

 

うふふ、これで彼を呼びだして…。

そして、『聖母の微笑み』が手に入れば……。

アザゼル様の元へ行ける、さらにあの子が下僕になれば最高ね…。

 

「悪魔連中に気づかれたみたい何ですが」

 

「どうせあの教会に行くわ、そしてあそこには罠が張ってある」

 

「なるほど、それであいつは一緒にこなかったのか…」

 

完璧よ、そしてここに彼を呼びだして…。

 

「うふふふ、最高の気分ね!これ以上のことはないわ!」

 

 

 

「堕天使、いるなら出てきなさい!」

 

「来たか、悪魔ども…」

 

「うちの生徒を返しなさい!」

 

「知らないな。それよりここは我等堕天使の拠点、つまり悪魔の来るところではない」

 

「何が言いたいの?」

 

「攻撃されても文句は言えまい」

 

「来るわよ!」

 

 

 

「……………ここか?」

 

《あぁ…、この中にいる……》

 

「殺す」

 

《おい、相手は堕天使だ…人間の手でどうこうできる相手じゃ……》

 

「関係ない、殺す」

 

《………(なんだ?尋常じゃねぇほど禍々しい気配が…)》

 

「かなちゃんには手出しさせない…」

 

ここにいるんだ、かなちゃんを攫った奴らが…。

絶対に許さない、死んでも許さない。

 

   ガチャ、

 

 

「よくここがわかったわね、兵藤一誠君?」

 

こいつが攫ったのか?

 

「なぜ貴方がここをわかったのかは知らないけど、彼女を捜しに来たんでしょ?」

 

やっぱりそうだ、こいつは知ってる。

 

「彼女を無事に返して欲しければ、私の下僕になりなさい」

 

「は?何言ってんだよクズ、死ねよ」

 

「な…!?」

 

「奏を返せ、殺すぞ?」

 

「返して欲しければ下僕に…」

 

「誰がなるかよ、ふざけんな」

 

「……そう、なら仕方ないわね。…ミッテルト、殺りなさい」

 

「はい、レイナーレ姉さま」

 

は?今なんて言いやがった。

殺る?

………舐めやがって。

 

「おい、奏に手を出すな…」

 

「なら、私の下僕になりなさい」

 

……………くそが。

なんでこんな事になった。

どうしてだ、どうしていつも僕が好きになった子は遠くに行ってしまうんだ。

あの子は外国に、そしてかなちゃんは死んでしまうかもしれない……。

嫌なんだ、好きな子が遠くに行ってしまうのはもう嫌なんだ!!

 

「かなちゃんを返して…、奏を返せ……」

 

「……?(雰囲気が何回も変化してる…?)」

 

「レイナーレ姉さま、どうしましょう?」

 

「待ちなさい」

 

「はい!」

 

おい。

 

《あ?どうした……》

 

お前は"俺"の力なんだよな?

 

《そうだ……》

 

なら"俺"に力を貸せ。

 

《…お前に扱いきれるか?……》

 

出来るか出来ないかじゃない、やるかやらないかの違いだ。

だったら"俺"はやる。

 

《面白い、少し時間がかかるがやってみよう……》

 

 

 

「くっ、相手が悪かったようだ…。だが、レイナーレ様はここにいない。残念だったな、悪魔」

 

「あらそう、とりあえず貴方は消し飛ばしてあげる」

 

「お前たちには止められない!ハハハ!」

 

   ゴォォォ、

 

「まずいことになったわ、どうしたら…」

 

「………」

 

「祐斗、どうしたの?」

 

「…イッセーくんの居る場所にならあるいは…」

 

「どういうこと?」

 

「彼が制服のままならあのチラシを持ってるはずです」

 

「そう、でもそれがどうして?」

 

「彼なら、あの子のとこにいきそうだからもしかしたらとおもって」

 

「…やってみる価値はあるわね」

 

「けど、誰が行くかが問題です」

 

「その気になればこちらから強制的に送ることも出来ますが1人だけですわ」

 

「なら私が行くわ」

 

「…分かりました」

 

「部長、頼みます」

 

 

 

「そう、貴方は私の下僕にならないのね?」

 

「おまえの下僕になるくらいなら死んだ方が増しだ」

 

「なら、死になさい」

 

なんだ!?あの槍は!!

光?けど、アレに当たったらまずいことになるのはわかる!!

けど、避けられない!

 

「ぐ、がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

痛い、めちゃくちゃ痛い。

けど、こんなとこで死ぬわけにいかない!!

早くしてくれ!

 

《…厄介なことになった、一体何者なんだ?……》

 

なにがあったんだ!?

早くしてくれよ!!

 

《…ここで死ぬよりは増し…なのか?……》

 

 

「堕天使!祐斗の予想は当たったみたいね」

 

「あら?悪魔がどうして…、カラワーレは負けたみたいね」

 

「今すぐ彼女を返しなさい!」

 

 

「きゃああああああああああ!!!!」

 

 

「どうしたの?ミッテルト……な!?」

 

 

「イッセーくんに何をしたの?…なんでイッセーくんから血が出てるの?…どうしてイッセーくんは喋らないの?」

 

「な、どうしたの、ミッテルト!?」

 

「…わかりま、せん……急に攻撃、されて」

 

「あの子、まさか…」

 

「また傷つく…、私の近くに居る子が。どうして?もう嫌だよ…、全員殺す」

 

な、にが、起きてる…んだ?

角?かなちゃんから角が生えてる?

 

「まさか、【鬼】の一族!?」

 

「そんなはずが……!」

 

鬼?鬼ってあの?

 

《お前の言ってる鬼とあの【鬼】は別もんだ……》

 

どういうこと?

 

《【鬼】ってのはドラゴンと同じ、同種族の者同士しか相容れない存在……》

 

でもかなちゃんは

 

《どんな存在でも異例ってのは存在する……》

 

つまりかなちゃんは

 

《あぁ、【鬼】の一族から追放されたんだろうな……》

 

なんだよ、それ。

 

《救いたいか?……》

 

当たり前だ…

 

《なら、準備も出来たし力を貸してやる……》

 

あぁ……。

 

《俺の名を呼べ、俺の名は………》

 

   すくっ、

 

「なに?まだたてるだと?くっ…、ドーナシーク!」

 

「了解しました」

 

「止まれ、兵藤一誠。死にたくなければ……グハァッ!?」

 

「………、赤龍帝の籠手《ブーステッド・ギア》」

 

「な!?赤龍帝の籠手《ブーステッド・ギア》だと!?」

 

「行くぞ?」

 

    バサァ、

 

何が起きてるの?

あの子から翼が生えてる!?

 

なぜだ!人間ではないのか!?

 

イッセーくん?その姿は、なんなの?

 

「その翼、虹色だと!?なぜその翼を!!」

 

「この翼か?…そりゃそうだろ。"俺"を誰だと思ってやがる。」

 

なぜかは分からないけど力が溢れてくる。

何でも出来る、そんな気がする。

今なら堕天使を殺せる。

なぜなら僕は………

 

 

「"俺"は、“熾天使、ルシフェル”だぞ?」

 

 

 




はい、微妙なとこで終わらせたのは疲れたからです。
あと、戦闘シーンを書くので長くなりそうだったからです。
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