Fate/Advent Hero   作:絹ごし

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第12話「龍騎士、再臨」

 ———ドラグレッダー。

 

 思わず真司がその名を呼ぶと、低い唸り声が返ってきた。どうやら、よく似た別の個体というわけでもないらしい。自分と共に戦ってきたあのドラグレッダーであることに間違いは無いようだ。

 しかし、不可解な状況だった。ドラグレッダーはまだ自分とは契約していない。だというのに、こちらを即座に餌と見なして襲ってくる気配がなかった。

 剰え、真司を槍兵から庇うようにして、向かい合っている。

 

「……………」

 

 ドラグレッダーが槍兵に対して、自ら攻撃を仕掛けることはない。まるで、真司の行動を待っているかのようだ。

 

「俺に、力を貸してくれるのか…?」

 

 そう問いかけると、ドラグレッダーはその黄眼で真司を射殺すように、その内に秘めた覚悟を試すように見つめた。お前にその気はあるのかと。

 

 ———駄目。モンスターと契約したら、もう後戻りできない。

 

 あの日、あの瞬間の、彼女の言葉が、真司の胸を貫いていく。

 過去の自分は、彼女の言葉の意味を理解したつもりで、この龍と契約をしてしまった。その先に待っている運命の結末を知りもせずに。

 だが、今度は違う。真司は明確な意思を、願いを持ってこの場所に踏み込んだのだ。守るために戦う。そんな矛盾に塗れた、自分だけの正しさを抱きながら。

 

「ああ…そんなの、とっくに出来てるさ」

 

 真司はそう呟きながら、あるカードを思い浮かべ、デッキから引き抜く。

 CONTRACT(契約)。なんのモンスターも、なんの武器も描かれていない契約のカード。雲の隙間から漏れる光のようなそれを、真司はドラグレッダーにかざした。

 瞬間、カードから眩い光が溢れ出した。その光は周囲を、真司の意識ごと包み込んでいく。

 

「——————」

 

 自分は今、真っ暗な世界の中に居る。おそらく、これは刹那にも満たない一秒に詰められた時間の、夢にも似た錯覚なのだろう。だが、この錯覚は初めてのことではない。

 ふと、真司は視線を感じて正面を向くと、ドラグレッダーが自分を見据えていた。

 値踏みするような黄眼が放つ視線は、初めて契約したあの日となんら変わらない。

 

「…さっさとしてくれよ。どうせお前もこれが狙いだったんだろ?」

 

 視線が鬱陶しくなって、真司はドラグレッダーを急かす。その言葉に頷くように唸ると、ドラグレッダーは真司の周囲を回遊し始めた。

 間も無く、契約が結ばれる。流れ込む龍の力が、嫌でも真司にそう感じさせる。

 だが、その力を以ってしても、あの槍を携えた男に勝てる保証は無い。

 未契約の状態とはいえ、仮面ライダーである自分を圧倒してみせた膂力と技術。何よりも、あの返り血を浴びたかのような不気味な光沢を帯びた槍に、真司は嫌な予感を感じていた。

 ………だが。

 

 ———戦わなければ、生き残れない。

 

 それだけは、真司にとって紛れも無い真実だった。

 ずっと、目を逸らしてきた疑問だった。なぜ自分は見知らぬ他人の体で生き長らえてきたのか。

 きっと、この命は、今日という日のために有ったのだ。目の前で誰かの、理不尽に消し去られそうな命を、この手で守る為に。

 

 

 

 龍の影をその身に纏う。両手を強く握り締めると、赤い血が流れ、この体を焦がして熱く燃えた。

 真っ暗な世界が晴れていく。その、明るくなった視界とともに、止まっていた時間が動き出す。

 そして、真司は……仮面ライダー龍騎は、眼前の敵を見据えた。仮面の隙間から漏れる、真紅の激情を滾らせて。

 

 

 

 

○○○

 

 

 

「………あの龍は、お前のペットってわけか。仮面野郎」

 

 軽々しい口調とは裏腹に、槍兵は龍騎への警戒を最大限に引き上げたらしい。構えられた紅の槍は寸分狂わずこちらへ向けられている。一歩でも踏み出せば、その槍が龍騎の心臓に向けて穿たれることだろう。

 

「俺は、仮面野郎なんて名前じゃない」

 

「………なに?」

 

 いつまでも仮面野郎と呼ばれては些か腹が立つ。先程までは、言い返すことが出来なかったが、今の自分には名乗れる名前がある。

 

「仮面ライダー龍騎。それが、今の俺の名前だよ。それと、あいつはペットなんて生易しい存在じゃない」

 

 下手を打てば、自分を餌と見なしてくる奴を、どうしてペットなどと呼べるのか。

 大袈裟に言ってしまえば、飼い主はペットの命を掌握しているものだ。そのままの意味で捉えるならば、ドラグレッダーが飼い主で、ペットは自分の方になるではないか。そんなことは断じて認められない。

 

「仮面()()()()。ねえ」

 

 槍兵はその単語を反芻する。試しに名乗ってみたが、やはり仮面ライダーという存在に心当たりはないらしい。

 だが、ライダー。という部分に含みがあったのは気のせいだろうか。

 

「………名乗られたからには仕方がねえな。まあ、どうせお前らはすぐに消えるんだから、特に問題はねえだろ」

 

 仕掛けてくる。龍騎は両脚に力を込め、カードデッキに右手を添える。

 

「サーヴァント、ランサー。今宵、貴様らの命、貰い受ける!」

 

「———!」

 

【SWORD VENT】

 

 ランサーがこちらへ踏み込む寸前に、龍騎はカードをバイザーに差し込み、ベントインする。

 だが、剣が龍騎の掌に来る前に、地面を抉る音とともに、槍が繰り出された。狙いは心臓。紅の軌跡を、龍騎はギリギリまで引きつけ、跳躍して飛び越えた。

 

「あんたにくれてやる命なんか———」

 

 返しの一撃が水平の弧を描き、龍騎の背中を切り裂かんと空気を歪めて迫り来る、その瞬間、金属と金属が、火花を散らして衝突した。

 

「———何一つ無い!」

 

 拮抗する刃と穂先。龍騎は振り返っては間に合わないと判断し、背を向けたまま、手にした青龍刀でランサーの攻撃を凌いだのだ。

 龍騎はその体勢のまま、力任せに槍を弾き飛ばす。反撃と言わんばかりに、振り向きざまに青龍刀を振るうが、それは空を切った。

 

「チッ、今度のは鈍らじゃねぇみてぇだな」

 

 仕切り直し。ランサーは龍騎の間合いから即座に飛び退いて、左手を地面に突けて突撃の姿勢をとる。

 そして、自らの攻撃を阻んだ青龍刀を、ランサーは忌々しそうに睨みつけた。

 龍騎は手に馴染んだ青龍刀…ドラグセイバーの柄を固く握り締め、幅の広い刃をランサーへ向けて正眼に構える。

 それが、再開の合図だった。限界まで姿勢を低くして、放たれたランサーの一撃。龍騎は迫る穂先を、逆袈裟に切り払った。

 目紛しい龍騎の剣戟に、ランサーは一歩も退かない。それどころか、振るわれる槍の速度が徐々に上がってきている。

 

「ぐっ…。あんた、さっきまで本気じゃなかったってのかよ!」

 

「そりゃあ、お互い様だろうが———よっとぉ!」

 

 鉄槌と違える程に重い強撃。

 槍の柄による薙ぎ払いが龍騎を押し出し、再び間合いを開かせる。

 

「くっそ、ラチがあかない!」

 

 このまま打ち合っていても攻めきれない。そんな確信が龍騎にはあった。何か、現状を変える一手が欲しい。そう思い、カードデッキに手を掛けて引き抜いた。

 

「……!」

 

 そのカードは正に現状を変える一手だった。だが、本来ならばこのデッキに収められたカードではない。

 神崎の手による物なのか、もっと別の要因が齎した物なのかは分からない。

 しかし、どちらにせよ使わない手は無かった。

 

「気をつけろよ。これ、俺にも何が起こるか分からないから!」

 

「なんだと…?」

 

 龍騎の言葉に、ランサーは不穏なものを感じた。

 その感覚が間違いではない。そう言わんばかりに、龍騎は地面を思い切り蹴り上げて砂埃を巻き起こし、姿をくらませる。

 

【STRANGE VENT】

 

 紛れもなく、このカードは自らの数奇な運命を体現しているだろう。龍騎は仮面の下でその皮肉に笑う。

 変質したカードをバイザー越しで確認した龍騎は、それをベントインした。

 

【TRICK VENT】

 

 無機質な機械音声が発せられる。ランサーはその砂埃の奥で、何かの気配が増えたのを敏感に察知した。直後、三人の龍騎が砂埃を振り払って迫り来る。

 そして、三者三様にランサーへと斬りかかった。

 

 

 

 

○○○

 

 

 

「おいおいおい、三つ子かぁ!?」

 

 自らの実力と伯仲した存在が三人に増えた。反撃の余地すらない三人分の剣戟。そんな危機的な状況にもかかわらず、ランサーの立ち回りには、どこか余裕が感じられる。

 土蔵の中で、先程からその戦いを呆然と見ていた士郎には、その余裕の正体に心当たりがあった。

 ランサーは虎視眈々と窺っているのだ。己が隠し持っている切り札を、相手へ放つ致命的な隙を。

 

「駄目だ…、このままじゃ!」

 

 一抹の不安が士郎の脳裏をよぎる。

 しかし、士郎の言葉は衝突し合う金属の音によって掻き消された。

 相手の防御を引き剝がさんと、体重を乗せて振るわれた龍騎の青龍刀は、槍の銅金を捉える。

 だが、その一撃はランサーを堀の壁ギリギリへ吹き飛ばすのみに留まった。

 

「数の優位に現を抜かしたな。龍騎!」

 

「あの構えは———」

 

 ———不味い。

 

 槍の構えが、変わった。いや、構えだけではない。この空間に流れる空気もだ。

 大気中の魔力が、あの槍に流れ込むのと同時に、呼吸を忘れる程の圧迫感が槍から放たれる。

 並々ならぬ気配を感じた龍騎たちは、()()()にランサーへと疾駆した。

 

「誇りに思うがいい。英霊ですらない存在が、この槍の名を、俺に呼ばせることを!」

 

 ランサーが牙を剥く。それは、獲物を捉えた獣によく似たものだった。

 

刺し穿つ(ゲイ)———」

 

 地面を踏み砕き、ランサーは槍の間合いを詰める。

 

「———死棘の槍(ボルク)!」

 

 ゲイ・ボルク。その名を呼んだ瞬間、槍の形を成した死が、出鱈目な軌道を描いて、龍騎の腹を、胸を、心臓を穿った。

 それだけではない。槍そのものが蛇のように唸り、龍騎たちを持ち上げ、無慈悲に地面へと叩きつける。

 

「……存外、幕切れは呆気ないもんだな。まあ、そりゃ当然っちゃ当然か」

 

 巻き上げられた砂埃が晴れる。そこには粒子のような残滓しかなかった。急所を穿たれた龍騎は敗北し、なんの痕跡も残さずにこの世から消え去ったのだろう。

 

「あの野郎の奮闘に免じて、見逃してやりてぇところなんだが…」

 

「———っ!」

 

 そして、勝利の余韻に浸る間も無く、ランサーは淡々と予定通りの仕事をこなすために、土蔵へと退屈そうに歩み寄る。

 

「坊主。もう一回死んで———」

 

 

 

【STRIKE VENT】

 

 残心を怠った。その一瞬の判断が、明暗を分けた。

 雄叫びを上げるように空気を唸らせ、背後から迫る龍の顎。それは、ランサーに振り向く時間を与えない。

 

「———がっ!?」

 

 己の持ちうる全力速度で踏み込み、己の持ちうる全体重を右手に乗せて放たれた龍騎の拳は、寸分狂わずランサーの頬を完璧に捉えた。

 

「ここまでやって、やっと一発…」

 

 蹴り飛ばされた顎の借りはこれで返せただろう。その事に溜飲を下げて、ランサーを殴り飛ばし、叩きつけた堀の壁を龍騎は警戒する。

 ストレンジベントを使う寸前に砂埃を巻き起こした際に、龍騎は衛宮邸の窓ガラスに飛び込んでいたのだ。避けようのない反撃の隙を窺うために。

 

「隙を窺ってたのは、お前も一緒だったってわけか。…チッ、間抜けが」

 

「効いてないのかよ! あれ、俺の全力だったんだぞ!」

 

 首を鳴らしながら、ランサーはしっかりとした足取りで歩いてきた。まるで、何事も無かったかのように。

 これには龍騎も動揺した。右手に持つ龍の頭を象った籠手…ドラグクローによる一撃が通じないのであれば、いよいよ手段は一つしか無くなる。

 

「いいや、相当効いたね。これは俺の特技みたいなもんさ」

 

「………?」

 

 己の失態に歯噛みして、ランサーは再び槍を構える。だが、その構えにはどうにも敵意というものが削がれているように感じられた。

 怪訝そうに目を細める龍騎の心境を知ってか知らずか、ランサーは意外なことを口にした。

 

「一つ提案がある。ここらで分けって気はないか?」

 

「…どういう風の吹き回しだよ。あんた、俺たちを殺すつもりなんだろ」

 

「そりゃあ雇い主の意向つったろ。俺自身の目的は、純粋に強い奴との戦いを楽しむ事だ。その意味で、お前とはこんな所で早々に決着はつけたくない」

 

 ランサーはそう言いながら、痣になった頬をさする。その悪辣な笑みに、龍騎は既視感と眩暈を覚えた。

 

「俺としては、あんたみたいな危険な奴とはさっさと決着をつけたいんだけど……」

 

 避けようがない軌道を以ってして、自身の分身たちを仕留めた槍を龍騎は思い出す。

 もし、あれを今の状況でもう一度放たれたら、敗北するのは間違いなく自分だ。あれに対抗しうるカードはもう既に使ってしまっている。龍騎からしても、その提案は僥倖だった。

 

「わかった。でも、一つだけ約束しろよ。俺を倒すまでは、あいつには絶対に手を出すな」

 

「………まあ、そうしてやりたいのは山々なんだが———」

 

 ———時と場合によっては、その約束は守れねえかもな。

 

 ランサーの意味深な言葉と、自分の後方を見やる視線に促され、龍騎は正面を警戒しつつ背後を振り返る。

 

 

 

 殆ど条件反射のことだった。迫る不可視の刃を、右手の籠手で防いだのは。

 

 

 

 

○○○

 

 

 

 不可視の刃と龍の籠手が、火花を散らして拮抗する。

 右手に掛かる圧力がとにかく重たい。それが最初に抱いた印象だった。

 

「〜〜〜っ! 新手かよ!」

 

 だが、その印象は直ぐに覆されることになる。

 ランサーの槍を狙撃銃に例えるならば、目の前の敵の剣は散弾銃だ。

 そう錯覚するほどの、威力と密度を揃えた剣戟が、龍騎を八つ裂きにせんと振るわれる。

 

「まさか、あの坊主が七人目の、最後のマスターだったとはな。あいつは…太刀筋からして、クラスはセイバーか。……それにしても間が悪いっつーか、運が無いねぇ。お前も」

 

 まっ、せいぜい生き残れよ。そんな同情するような声が後方から聞こえてくるが、そんなことに意識を割いている余裕は龍騎には無かった。

 形の無い殺意が、あらゆる角度で迫り来る。加えて、現在の自分の得物は青龍刀ではなく籠手だ。不用意に拳を突き出せば、即座に上半身と下半身が泣き別れすることだろう。

 逆袈裟に叩きつけられた剣が、龍騎を木の葉のように軽々と堀の壁の外へと吹き飛ばす。道路で無様に転がりながらも、辛うじて受け身をとることができた。そして、金属同士が擦れる音とともに、龍騎は前を向く。

 そこで、龍騎は初めて自分を背後から襲った者を視界に捉えた。

 

「冗談、キツイぞ…」

 

 自分をあそこまで追い込んだ者の正体は、蒼銀の甲冑に身を包んだ、年端もいかない少女だった。

 月明かりに照らされる金色の髪。雪のように白い頬。そして、翡翠に輝く双眸が龍騎を鋭く見つめている。だが、その鋭い瞳の内に、微かな困惑が見える。

 

「………貴様は何者だ? 英霊でも無い存在が、私の剣を、剰えそのような得物で受けきるなど有り得ない」

 

「はぁ…その質問はさっき聞いたよ」

 

 容姿に違わない透き通った声が、龍騎に問いをかける。その問いは二度目だった。思わず、ため息が漏れる。

 それほどまでに、彼らにとって自身の存在は異質なのだろうか。こちらからすれば、異質なのはそちらの方だというのに。

 

「一ついいかな? 質問に質問で返すのは悪いと思うけど、見逃してくれたりとかは———」

 

「———正体も不確定な相手に、与える慈悲など無い。降参すると言うのならば、まずはその仮面を外すがいい」

 

 それはお互い様だ。などと言うのは無粋だろうか。

 突き放すように自分の提案を遮った少女の言葉には、どこか余裕の無い、ピリピリとしたものが感じられた。

 降参したところで、場合によっては殺されるような気がしてしまうほどに。

 

「…………ごめん、そりゃ無理だよ。そもそも、背後から襲ってくるような奴を、俺は信用できない」

 

「ならば、ここで倒れろ!」

 

 交渉決裂。少女の宣告とともに、手にした不可視の剣が、荒れ狂う暴風を束ねてその刀身に纏った。

 あのランサーのように、何か必殺に値する技を放つつもりなのだろう。

 大きく離れた間合い。一直線の道路。迎え撃つ方法は一つしか無い。

 右手の籠手に力を込める。すると、龍騎の呼びかけに応じて、ドラグレッダーが遥か上空から舞い降りる。

 その光景に、少女は僅かに目を見開いたが、直ぐに剣を構えた。

 

風王(ストライク)———」

 

 指向性を持った暴風が、今にも龍騎に襲い掛かろうと唸りを上げる。

 龍騎はドラグレッダーとの意識を同調させ、その暴風を迎え撃たんと籠手を脇の下まで引き寄せる。

 

「———鉄槌(エア)!」

 

 その言葉とともに突き出された暴風が、文字通り空気を切り裂いて龍騎に迫る。

 だが、それと全く同時のタイミングで、龍騎は籠手を前に突き出した。

 ドラグクロー。この籠手の用途は打撃武器というだけではない。遠距離武器としての用途も兼ね備えているのだ。

 極限まで濃縮された火炎をドラグレッダーが放つ。

 

 

 

 相手を切り裂かんと放たれた疾風の奔流。

 それを迎え撃たんと放たれた烈火の熱塊。

 相反するエネルギーを持った二つの衝撃は、火災旋風となって舞い上がり、夜の街を朝焼けのように照らし出した。

 

 聖杯戦争。その戦いの火蓋は今宵を以って切られた。




サーヴァントが七騎揃ったのは原作の描写からして、二月三日。仮面ライダー龍騎の放送が開始されたのも二月三日。…これは紛れもなく運命だな!

それと、ちょっと残念なお知らせになるかもしれませんが、今後の展開が自分にとって複雑になるので週刊ペースでの投稿が難しくなってしまいそうなんですよね…。
不定期更新にしようかとも思ったんですけども、あんまりそういう事は個人的にしたくはない…。
そこで、原作とプロットの確認を兼ねて書き溜めスタイルに移行したいと思います。
何話まで書き溜めるとかはまだ未定ですが、長くとも二ヶ月以内には投稿を再開できればなと。

感想、アドバイス、お待ちしております。
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