クラス転移の後はHSなD×Dかよ・・   作:牙狼@黄金騎士では有りません

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 どうも、こんにちは

今回はいつもよりシリアスかも

コメント来てて感激です

これからもよろしくお願いします

では、ドゾ


トラウマでも忘れていいものじゃない....

 

 

「君が自分を蔑ろにするなら」

 

 

 

「自分以外を守るのなら」

 

 

 

 

「『守ってやるさ』」

 

 

 

「俺が...」

 

 

きみのヒーロー(かみさま)になってやるよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、みなさんこんにちは。

兎だよ。

 

一誠と暮らし始めて二年

ヴァーリと暮らし始めて一年

大分二人のことを知ることができた

魔法を教えたり、体術を教えたりと、中々に充実している

 

一誠は歌を覚え始めた

綺麗な声に聴きほれてしまった

もしかしたら楽器もと思い、ためしにピアノを与えると素人もびっくりするくらい上手に引けるようになった

 

ヴァーリは花を育て始めた

畑と花の種が欲しいと初めておねだりされたら、用意するしかない

野菜畑の隣にヴァーリ専用の花壇を作ってやった

今では綺麗な花がたくさん咲いている

 

 

今日はそんな二人のために中国の山奥で食材を取りに来た

もちろん二人には内緒だ

そこで、俺は見てしまった

パンダと殺りあう少年をぉぉぉぉぉぉ.....

 

「なんでやねん」

 

思わず突っ込みを入れたくなった

 

 

若干、現実逃避しているとパンダに吹き飛ばされたのか黒の短髪少年がこちらに飛んできた

危ないので優しくキャッチしてあげる

チラッとパンダの方を見ると涎を垂らしながら向かってくる

流石、雑食?なのかな

 

「あ、あんた..逃げろ!」

 

ん?

あ、翻訳魔法起動したままだ

 

「だいじょうぶだよ~」

 

俺は向かってくるパンダに....

 

フライパンを脳天に叩きつけた

グシャッ

肉の潰れる音がする

 

「今日の肉ゲット!」

 

俺は意気揚揚にパンダに保存魔法をかけアイテムボックスにしまう

おっと、忘れるところだった

 

「きみもこのパンドァ!?」

 

このパンダ食べない?と聞こうとして振り向くと

少年、ショタは土下座していた

 

「俺を弟子にしてください!」

 

誰かこのカオスを止めてくれ

頼むから

 

「お願いします!弟子にしてください!」

 

「ふぁ!?」

 

この子いったい何?

と、とりあえず

 

「弟子はとらん主義ディス」

 

自分の意思を言うこと

大事だよね

 

「そこを何とか!」

 

「いや、無理」

 

「とりあえず、土下座辞めないかい」

 

「弟子にしてくれるまで辞めません」

 

中々強情な....

 

「なんで弟子になりたいんだ?」

 

ふと、疑問に思ったことを口にする

 

「なりたいものがあるからです」

 

「なりたいもの?」

 

力だけでなれるものなどたかが知れてるのに

 

「なってなにをしたい?」

 

「人々を守りたい」

 

あぁ、なつかし....

なんて愉快で、なんと哀れか...

 

だって、きっとその果ては...

 

「その中に自分が入ってないやつなんか、弟子になんてしない」

 

「――――っ!!?」

 

物言わぬ屍なのだから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺!なりたいものがあるんだ!」

 

「師匠、俺、頑張ってくる!夢を叶えてくる!」

 

「なぁ、師匠....」

 

「俺...為れたよ」

 

「なぁ、師匠.....」

 

「あなたの―――にもなれた...かな....」

 

 

 

 

 

 

 

 

もう二度とあんな思いはしたくない

だけど....

君は多分、いや、絶対にあきらめないんだろうな

 

「それが、俺がなりたいものなんです!」

 

「『誰かのために生きたいんです/だ』」

 

あの子の言葉と被る

もう嫌なんだよ

 

「聞く耳持たん」

 

パンダを半分にし加工する

それをタッパーに詰めて彼の前に置く

 

「さようなら...」

 

帰るため転移魔法を展開する

ザァー

木々の中を何かが通る

振り返ると

小さな竜が空を駈けている

 

 

 

『師匠は自分に無頓着すぎるよ』

 

 

『なぁ~師匠!俺決めたんだ!』

 

『ん?何を決めたんだ?』

 

『なりたいもの!』

 

『ふ~ん、で、なにそれ?』

 

『聞いて驚くなよ~』

 

 

 

 

 

「やっぱ、やめた!」

 

「おっし!少年よ!」

 

「弟子にしてやろう」

 

「ど...どうして?」

 

あぁ、今の君の顔はもしかしたらあの時の俺と同じかもしれない

 

「どうして?って?」

 

「思い出したからさ」

 

あの子の....リュウの優しさを

 

「君が自分を蔑ろにするなら」

 

「自分以外を守るのなら」

 

「『守ってやるさ』」

 

リュウ...君の言葉借りるぞ....

 

「『俺が』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お前のヒーロー(かみさま)になってやるよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁ、やっぱり

泣いてしまうよね

 

「おいで」

 

「あ、また名前聞いてない」

 

「教えてくれる?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺は、そう...そう」

 

 

 

 

 

曹操だ

 

「却下」

 

「えっ!?」

 

「今日から君は....」

 

 

 

 

 

 

                龍曹(りゅうそう)

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁ、師匠」

 

「俺、為れたのかな」

 

「師匠、いや、うさぎさん」

 

「俺はあなたの」

 

「かみさまになりたかったんだ」

 

 

 

「すごいね、きみ」

 

「きみはなってしまったんだよ」

 

「ただ一人のためのかみさまに」

 

「彼へのせめてものお礼だ」

 

「さぁ、羽ばたいていきなさい」

 

 

貴方が愛した

 

いや

 

愛している人の元に

 

 

いってらっしゃい

 

 

リュウ

 

 

 

 

 

スキル 解析眼 自動発動(オート・オン)

 

ステータスを開示します

 

龍曹 男 8歳

 

クラス 無

 

所持金 750円

 

攻撃 396

防御 805

魔功 601

魔防 541

幸運 29

速さ 268

 

スキル

神器適合Lv49

暴食(仮)Lv28

中華憲法(仮)Lv32

槍術Lv52

 

装備

ボロボロの服

汚れた下着

 

神器 黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス)

 

 

称号

家族に捨てられし者

神の祝福

食の神に拾われた者

英雄の意思を継ぐ者

 

 

 

 

 






これで、ショタ回はあと一回です

次はあのおじ様が登場します




コメントや感想、お待ちしています


では、さようなら

いってらっしゃいませ
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