婀嗟烬我愛瑠〜assassin girl〜番外編   作:大岡 ひじき

14 / 17
ちなみに衣装が揃えられないので、全員制服のまま演じてます。


男塾名物!!愕睨戒(がくげいかい)2〜或いは、始まりも終わりもない鬼退治〜

 昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。

 おばあさんが川で洗濯をしていると、川上からどんぶらこと、大きな桃が流れてきました。

 

「ごっついのう。」

 おばあさんは桃を家に持ち帰りました。

 おじいさんは凶悪な顔でそれを一瞥すると、背中の巨大な太刀を引き抜き、桃に向かって振り下ろしました。

 

「誰が凶悪な顔だ……まあいい。

 この世に斬れぬ桃はなし!一文字流・斬岩剣!!」

 パカリと割れた桃の中で、ちいさな玉のような男の子が、割れた片側に身を縮めて震えていました。

 

「……またそのネタですか!

 危ないって言ってるでしょう!?

 咄嗟に身を躱さなければ今頃私、頭から真っ二つですからね!!」

「待て光。なんでテメエがここにいる?

 主人公役は、剣の野郎の筈だろう。」

「私はその幼少期役です!

 更に少年期を極小路が、桃は青年期からを演じます!!」

「戦国歴史大河ドラマみてえな言い方すんな。」

「ごっついのう。」

 桃から生まれた男の子は桃太郎と名付けられ、おじいさんとおばあさんにかわいがられてすくすく…すくすくと成長しました。

 

「……俺の出番、一瞬にして過ぎ去った!」

「まあまあ極小路。あとは応援にまわってください。

 ほら、これ持って。」

「重っ!!!!つかこれ喝魂旗(かっこんき)じゃねえか!!

 今どっから出した!?あと、どうやって持ってきた!!」

「つっこんだら負けです。」

「おまえが言うのかそれ!」

「なんなら『かわいがり』部分を詳細描写してもええんじゃぞ?」

「………遠慮しときます。」

 それはさておき桃太郎は、身長185センチの筋骨たくましい青年に成長しました。

 

「…押忍!桃太郎です!!」

 彼は唐突に自己紹介すると、服のポケットから一枚のハガキを取り出して、往年の堀○行イケメンヴォイスでそれを読み始めました。

 

「今日は、薙樓嘔(なろう)市の翁もずくちゃんからのおたよりだ。

『こんにちは。

 私の学校でも先日愕怨祭が行われて、【悶邪の舞】だと部の先輩が鉄板を出してきたので、早速お好み焼きを焼いて販売して大盛況だったのですが、後から『そこボケるならせめてもんじゃにしろ』と怒られました。

 これ、私が悪いんでしょうか』…って!

 もずく、おまえは少し空気読むって事を学ばなきゃダメだぜ♪」

「おまえは世界観を読む事を学べ。」

 それはそれとして、都には鬼が現れて人々に悪さをしておりました。

 桃太郎は、鬼退治に出かけることにしました。

 

「待たれよ、剣どの。拙者達も同行させて貰おう。」

「お……おまえ達は……!!」

「三面拳・雷電!」

「飛燕!」

「月光!」

「体もなまってきた。ここは俺も行かせてもらうぜ!」

「お、おまえは……!」

「だ、伊達──っ!!」

「ってひとり多いわ!だれ役だお前!!」

「ああ、よろしく頼むぜ。」

「しかもあっさり受け入れた!!」

 こうして5人は鬼ヶ島へと向かうと、サクッと鬼たちを蹂躙しました。

 

「気にすんな。

 おまえらが弱いんじゃねえ。俺が強すぎるんだ。」

「だから誰だよお前!!」




すいませんでした。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。