実は内心ビビってます……。   作:テガミバチ

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見切り発車感は否めませんが、書いていこうと思います。


前書き

 これからここに記すことは誰にも公開することのないものである。

 むしろ、公開したら色々と終わる。いやホントに。冗談抜きで。

 これはボクの日常を記す日記のようなものであり、後々黒歴史と言うものに昇華される可能性が無きにしも非ずな、少々危険なものになるかもしれない。

 しかし、今現在のボクにはこれくらいの息抜きがあってもいいと自分に言い聞かせ、机に向かい筆を執った。

 

 一応動機から書いた方がいいのかな……。

 もし将来、心身共に立派な自分でいられる様になったとき、この日記を読み返すと「どうしたんだ俺……」となってしまうかもしれないからね。

 

 突然だが、ボクは周りからは良く慕われていると思う。

 自分で言うのもゾッとする物が無くもないけど、謙虚に過ぎるのもあまりよくないから、ここは自信をもって宣言しておこう。

 俺はみなに慕われている。

 ……いきなりの小物感がすごいことになっているけど、一応は記しておこう。

 

 そんな慕われているボクではあるが、内心では毎日、下手をすれば毎時ヒヤヒヤさせられている。

 いつボクの内面が漏れてしまうのではと。ちゃんとみんな慕われているボクになれているかと。

 原因と言っては失礼に過ぎるけど、しかしそういわざる負えないのかもしれない。

 ボクは今のクラスで主にボクを含めた七人のグループで固まっている。

 いつも明るいお団子の子、眼鏡を掛けた大人しい子、ムードメーカーで元気なヤツ、人の話をよく聞いてくれるヤツ、人懐っこい気のいいヤツだ。

 男子を子と呼ぶのは少々あれなのでヤツと言ったが、上記の五人はあまり悩みの種になることはない。

 しかし、もう一人の女の子が中々に大変なのだ。

 金髪ウェーブでやや高圧的な子だ。

 

 こうゆう言い方をすると嫌っているように受け取られがちだが、そうじゃない。

 いい子なんだ。確かに性格にキツイというか、自分に自信を持っているところがある、上でも言った通り高圧的なところはある。

 しかし、これでいて気遣いはできるし面倒見もいいんだ。

 だがしかし、いかんせん高圧的なのだ。

 すごいよホントに。含みなしで尊敬できる。どうしたらそこまで自分に自信が持てるのかと。自信を持つことはすごいのだが……やはりそのことにより障害が生じえることも無いことはない。

 時より彼女がする獲物を射殺すような目つきは、自分がその線上にいないとはわかっていても背筋に冷たいものが走るよ。

 そしてそれがボクの悩みの種でもある事も事実なのだ。

 もう少し柔らかくなってくれてもいいのでは? と思う今日この頃なのだ。

 ボクには普通に話しかけてくれるのに、もう少しその普通を周囲にも分けてほしいです。

 

 ふぅ……こんなものだろうか。動機については。

 つまり何が言いたいかと言うと、彼女の近くは大変です。

 さっきも言ったが、嫌いなわけでも苦手なわけでもない。ただ怖いのです。

 しかし、学校やみんなの前ではそんなことは言えない。なので、ここにほんの少し書き記していこうと思いました。息抜きの場として活用していこうと思いました。

 

 最初にも言ったが、これは人の目に触れることのないものなので、思ったこと、感じたことは素直に書いていこうと思う。

 いつもは、本音を誤魔化し、素直になれない自分をここでは表現してもよいのだ。

 これは、今後この手記を書いていく自分へのエールだ。忘れるな。ここには素直な気持ちを記すこと。

 では、これより『葉山隼人による、葉山隼人のための小心者日記』を書き記してゆく。

 




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