闇シン「つまり貴様は能無しだって事だなぁ?」
……マジですみません
闇シン「まぁいい、さっさと始めるぞ」
はい、では本編です
霊夢 視点
紫「今話したのが、彼が味わった絶望……シンジの過去よ」
あのシンジにそんな辛い過去があったのね……正直信じられないわね。あの誰にも優しいシンジが外では嫌われていただなんて……
魔「酷すぎるぜ!家族だけが事故で死に、周りの奴等から嫌われ、更には好きな奴まで失ってしまうなんて!」
アリ「シンジは正気を失わなかったの?」
紫「もちろん正気を失ったこともあったわ。その証拠に、シンジは自分を妬み嫌うものを殺していった」
妖「そ、そんな!?あのシンジさんが!?」
紫「シンジは後悔していたのでしょうね……。愛してくれるものも、愛すべきものも守れなかったのだから……」
紫は悲しげな顔でそう言った。紫も似たような経験があったから気持ちはわかるのでしょうね……
紫「それ以来、シンジは笑顔だけでなく、愛さえも忘れてしまった……」
咲「確かに……シンジさんの笑顔を見ることは少ないですね」
藍「だからこそ紫様は、シンジさんをこの世界に連れてこれば、彼を救えるのではないか……と思ったのだ」
幽「幻想郷は全てのものを受け入れる……拒むものなどないこの世界ならば、彼の居場所を作ることが出来るかもしれないわね」
確かにその通りね。シンジからしたら、この世界は理想郷であり、文字通り幻想郷かもしれないわね
レミ「……八雲紫、シンジを救うにはどうしたらいい?」
霊「レミリア?」
レミリアが怒ってる?シンジは今自分の家族も同じだから、嫌われていたのに腹がたったのかもね
紫「……私の推測ではあるのだけれど、シンジは心のどこかで愛される事を望んでるのかも知れないわ」
霊「愛されること?」
紫「ええ、シンジは今まで愛されることがなかった……だからこそ、彼を愛すことが何よりも救いになると思うわ」
シンジを愛する……か
フラ「だったら大丈夫だよ!」
レミ「フラン?」
フラ「だって皆お兄さまの事大好きだもん!」
レミ「……そうね。シンジは私の家族だもの、愛さない訳がないわ」
パチュ「レミィと妹様の言う通りね。もう何も問題ないわ」
美「シンジさんは大切な家族です!絶対に傷つけたりなんかしません!」
咲「貴女の言うことには同意するけど、その気合いを仕事の方にも回して欲しいものね?」
美「うっ……」
紫「もう1つ、シンジの事で伝えることがあるわ」
妖「もう1つ?まだ何かあるんですか?」
紫「ええ、それは……彼の新たなる能力よ」
なっ!?新たなる能力!?シンジには2つの能力があるって言うの!?
魔「シンジの能力は【創造する程度の能力】じゃなかったのか!?」
アリ「落ち着きなさい、魔理沙。つまりシンジにはもう1つ隠された能力があるってこと?」
紫「隠されたと言うよりは、目覚めたと言った方が正しいかしらね」
咲「その能力と言うのは?」
藍「……【絆を紡ぐ程度の能力】」
レミ「絆を……」
パチュ「紡ぐ?」
紫「今までに不思議に思ったことはないかしら?彼の回りには様々な妖怪や人間が集まっている……それは皆の絆を彼の能力で繋いでいるから」
絆を繋ぐ?かなり変わった能力ね?紫の口調からして、シンジは無意識にこの能力を使っていたって事かしら?
フラ「確かに私の時にも不思議な温かい感じがしたよ」
幽「私の時にも不思議と落ち着く感じがしたわね〜」
霊「今までシンジは無意識にその能力を使っていたのね?」
紫「その通りよ。今はこの能力に気付いているみたいだけどね」
霊「所で、肝心のシンジは今何処に?」
レミ「シンジなら人里に行ってるわよ」
魔「人里に?一体なんで……」
シン「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
美「ん?今シンジさんの声がしたような……」
フラ「お姉さま!あっち!」
レミ「どうしたの?フラ……ん?」
階段の下の方に人だかりが……ってあれはシンジ!?ものすごい勢いで登ってきてるわよ!?
シン「誰か助けて下さい!」
アリ「……一体何があったのかしら?」
妖「さ、さぁ……」
咲「引き連れてるのは皆女性ですね……」
……これはまさかチャンス!?
霊「はいそこの人たちストップ!」
紫「霊夢?」
霊「このお賽銭箱にお賽銭を入れた人は、シンジと握手が出来ますよ♪」
シン「えっ?霊夢さん?」
「入れるわ!」
「私だって!」
「これでどうよ!」
幽「なんか商売を始めちゃったわね〜」
紫「……あの子は相変わらずみたいね」
これは儲かるわね♪
……シリアスの霊圧が……消えた……!?
闇シン「話の内容が理解できないんだが」
それは何時もの事だ!
闇シン「威張って言うことじゃねぇ……」
そんなことより、少し前に活動報告にて相談を2つほど書いたのですが、出来ればそちらの方も見ていただけると嬉しいです
闇シン「自分で小説描いておいて読者に泣きつくなんざ下種の極みだがなぁ」
うぐっ……兎に角、もう1つの小説の相談もしているので、見てくださってる方がいるならそちらの方もお願いしたいです
闇シン「こんな駄主だが、これからも面倒を見てくれよぉ?」