「何やらかした……それとタイトル……」
俺の足が死ぬほど痛くて歩けない状態だから……
「確か足の左膝に血が溜まってるんだってな」
……うん。俺の命もあと少しかも……
「……ざまぁ」
何てことを!?こっちは死にかけなんですよ!?そんな他人事みたいに!
「だって他人事だしなぁ……」
鬼!悪魔!人でなし!デブ!サディスト!
「カービィのエスカルゴンみたいなこと言うな」
こっちは真剣なんです!折角今年から社会人になっていよいよ自由だと思い痛車を作るために必死で働こうと決めた矢先にこんなことになって!仕事首になったらどうしよう……
「悪かった悪かった。謝るから少し落ち着けって」
……まぁ、生きてる間は何とか小説も書き続けるつもりですが
「まともに歩けねぇんじゃあ仕事は無理だな。残念だが……」
……はぁ、これだから三次元は……。いっそのこと○んで幻想入りでもしたいです……
「……読者も待ってる。そろそろやるぞ」
はい……では本編です
「お嬢様、1つよろしいでしょうか」
「何?咲夜」
私はお嬢様に1つの疑問を尋ねる
「……どちらへ向かわれているのですか?」
「元凶のところよ?」
「私には適当に飛んでるだけのような気がしますが……」
お嬢様はどう見ても宛もなくさ迷っているようにしか見えません……
「分かってないわねぇ。私は吸血鬼よ?月に関する事なら誰よりも理解できるわ」
余り現在の状況とは関係無いような気がしますが……
「あら?」
「どうしたの?咲夜」
「目の前に人影が見えますが……」
(お嬢様が言うには)元凶を目指して飛んでいると、目の前に二人の人影が見えてきた
「あれは……西行寺幽々子と魂魄妖夢ね」
「白玉楼のですか?何故こんなところに……」
「そんなことはどうだっていいわ、重要な事じゃない」
……何故か霧が出てきた気がしましたが……気のせいですかね?
「兎に角、アイツらから話を聞きに行くわよ!」
「あっ!お嬢様、お待ちください!」
私はすぐさま飛び出したお嬢様を追いかけた
「幽々子様?あちらから誰か来ますよ?」
「あら本当ねぇ〜。あれはレミリアと咲夜みたいね」
「やっぱりお前たちだったか。お前たちも異変について調べてるクチか?」
「まぁ、そんなところです」
レミリアが私たちに質問すると、妖夢が答えた
「ほら見てみなさい!咲夜!私のいった通りでしょう!」
「ただ単に勘が当たっただけのような気がしますが……」
「…………」
「……まさか図星ですか?」
「……うー」
あらあら♪とても可愛らしい下段ガードねぇ。ますます虐めたくなっちゃうわ〜
「れ、レミリアさんも異変について調べているんですか?」
「え、ええ!その通りよ!」
立ち直るのが早いわねぇ。流石はカリスマってところかしらねぇ♪
ドゴーン!!
私たちが話をしていると離れたところで爆発音が聞こえた
「あっちから聞こえたわね……じゃあ行きましょうか♪」
「あっ!お待ちください!幽々子様!」
「私たちも行きましょう、お嬢様」
「ええ。そうね」
さて、何があったのかしらねぇ〜♪
「ねぇお兄様。異変の解決って何すればいいの?」
「先ずは情報集めからですね。取り敢えず人里へ向かってみましょう」
私は今フランと共に異変解決をしている。初めは人里へ行き何か情報がないか調べることにした
「ん?」
「どうしたの?お兄様」
おかしい……。人里も見当たらなければ人の気配も全くしない
「……ここにあるはずの人里が無くなっています」
「え?それってどう言うこと?」
「無くなっている……と言うのは少し語弊があるように思います。どちらかと言うと“無かったこと”にされていると言った方が正しいですかね」
「無かったこと?」
こんなことが出来るのはおそらく……
「待て」
「この声は……」
やはりあの方ですか……
「む?まさかシンジか?」
「やはり貴女でしたか……慧音さん」
「まさかシンジだったとはな。驚かせてすまなかった」
「いえ。私は全然気にしてませんよ」
「お兄様の友達?」
フランが袖を引っ張りながら聞いてくる
「ああ、友達だよ。シンジの妹さんか?」
「あっ、いえ、私はこの子の執事をしているだけです」
「成る程。それで親しみを込めて愛称で呼んでいるわけか……」
「まぁ、そんなところです」
「ところで、君達はどうしてここに?」
「えっとね。お兄様と一緒に異変解決してるの!」
慧音さんが私たちに疑問を尋ねるとフランがそれに答える
「異変か……どうりでな……」
「どうしたんですか?」
「最近周辺の妖怪たちの様子がおかしくてな。突然興奮しはじめたり、あげく共食いまでする輩も出始めた。皆、弱小妖怪だから軽い障気に当てられたのかも知れないな」
そんなことがあったんですか……。ですがあの月からはそのような力は感じません。一体何故……
「だから私は人里の歴史を能力で“食べて”まもっているんだよ」
「歴史を食べる?どう言うこと?」
慧音さんの言ったことにフランは疑問符を浮かべる
「私の能力は【歴史を食べる程度の能力】。人里の歴史を食べ無かったことにしているんだ」
「でもそんなことしたら人里が無くなっちゃうんじゃないの?」
「いや、歴史と言うのは事実ではなく人個人個人の視点から見たもののことでな?私は皆の中にある人里と言う存在を消しただけで人里がある事実を完全に抹消したわけでは無いんだよ」
「???」
これはフランも理解できてませんね
「つまりは私たちの眼には今だけ見えなくなっているって事です」
「お〜、成る程!」
仕方なく私は慧音さんの説明にフォローを入れた
「何故だ……何故私の説明では分かって貰えないんだ……」
「難しいから……じゃないですか?」
「グハッ!?」
「うん。けーねの話分かんない」
「ハグアッ!?」
フランがトドメの一撃を入れた瞬間、何かが慧音さんを貫いた音がしましたが……気のせいですかね?
「……ところで、何か異変の手がかりになりそうなものはありませんか?」
「う、うむ!」
あっ、元に戻った
「実はあっちの竹林……迷いの竹林と呼ばれているのだが……」
迷いの竹林……そのまんまですね……
「私の親友が最近竹林の様子がおかしいと言っていた。行ってみる価値はあるかもしれない」
「……わかりました。行動をとらないと始まりませんので行ってみます」
「ああ、気を付けてな」
「またね〜♪」
私たちは慧音さんに別れを告げると、迷いの竹林と呼ばれる場所へと向かった
……俺の人生全世界ナイトメア
「テンション低いなぁ」
そりゃね。二回血を抜いたけど夜に一日たつとまた溜まるし……左足だけ動かん……
「……もう何も言わん」
……痛すぎて寝れん。これは……ヤバイかも……