東方執事記録〜絆を紡ぐ者〜   作:豆鉄砲X☆

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大変長らくお待たせ致しました……。

「テメェはやる気あんのか?少し位は早く投稿しようとは思わんのか?」

面目無い……。でも仕事を辞めたのだから少し位優しく……

「問答無用だ。だとしてもそれは逆を言えばいつでも投稿出来るという事だろえ?」

……おっしゃる通りです

「……ふん。まぁ仕事を辞めたのはやむを得ない事情だから今回は大目に見よう」

ありがとうございます!では皆さま!待っている方がいらっしゃるかは分かりませんが本編です!



疑問と真実

さてと……この辺をブラブラするとは言ったものどうするかねぇ……。特にこの辺りには強い奴も居そうにねぇし、いるとしても兎ばかりか……兎鍋でもするか?

 

「にしてもさっきから視線を感じるが……クハハ、少しおちょくってやるか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よしよし♪そのまままっすぐ行くのよ♪」

 

まさか鈴仙を待っていたら人間が来るとは思わなかったけど、この際は何でもいいわ!あの人間を私の仕掛けた罠にしかけてやるわ!

 

「ふふふ、さあ!罠に掛かるのよ!」

 

「ほう?誰を何に掛けるって?」

 

「そりゃあ勿論あの執事服を着た人間を私の仕掛けた落とし穴に落とすのよ」

 

「その人間ってのは今お前の後ろにいる奴か?」

 

「後ろ?ああ、そうそう!この服を着た人間…………」

 

「クハハハ……面白いことを考えたじゃないか。えぇ?子兎さんよぉ」

 

「……ハハハハハ」

 

あれ?これって私……ヤバくない?

 

「では罠に掛かる前に元凶を叩くとするか」

 

「……れれれ冷静になれ」

 

「安心しろ、俺は冷静だ」

 

ふふふ……私オワタ\(^o^)/

 

「我が生涯に一片の悔いなし!」ピチューン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの紅眼の兎と同じ種類か?まあ死ぬ様な事はしていない。軽く気絶させる程度の弾幕を撃っただけだ。どうせ直ぐ起きるだろう

 

「いったったった……ひどいなぁ……何もそこまでする事ないじゃん」

 

「先に仕掛けたのは何処のどいつだ?またこれ以上の弾幕を喰らいたいか?」

 

「も、もう勘弁して下さい……」

 

なんだ……少しは抵抗するとは思ったが……

 

「ところであんたは誰?」

 

「俺は八神シンジ。今回の異変を解決しに来た」

 

「八神シンジ?なんかどっかで聞いたような……。まあいいか。私は因幡てゐ。異変の事ならそこまで心配する事は無いと思うよ?」

 

「元より俺は異変の事など興味は無い。俺は楽しければそれでいい。1番の望みは強い奴と戦う事……それだけだ」

 

「ま、まさかの戦闘狂……。取り敢えず私の住んでる家に来る?」

 

「なんだ?俺を兎小屋に連れてく気か?」

 

「違うよ⁉︎普通の家だからね⁉︎」

 

この反応……クハハハ、虐めがいのある奴だなぁ。まあ、家と言っても十中八九あの八意永琳とか言う奴の向かった場所だろう。分身から手に入れた情報によるともうそろそろ面白そうな話をするらしいし、案内してもらうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さあ、ここが私達の家よ」

 

永琳とやらに案内された家は私の紅魔館とは全く違った作りの建物だった

 

「これは白玉楼に似ていますね……」

 

咲夜がいう。確か白玉楼は半霊の庭師と亡霊の住居だったか……

 

「さあウドンゲ、みんなを客間に案内させて。私はこの2人を休ませてくるから」

 

「わかりました、お師匠様」

 

永琳はそう言うと、シンジとフランを抱えて先に中へと入っていった

 

「さぁ、貴女達はこっちよ」

 

私達も兎について行き客間へと向かった

 

少女達移動中……

 

「ここが客間よ」

 

「今更だけどこの人数を一部屋に入れる事って出来るの?」

 

霊夢が疑問に思ったことを言った。確かに私達8人に含めて鈴仙、永琳も入る事を考えると流石に入りそうな感じはしない。当然紅魔館ならこの位の人数は余裕だけどね!

 

「大丈夫よ、10人くらいなら何とかなるわ」

 

「そう?ならいいわ」

 

霊夢は鈴仙の言うことに納得したようだ

 

「じゃあ開けるわよ」

 

鈴仙がそう言うと扉を開けた

 

「意外と広いんだな」

 

「意外とは失礼ね。客間くらいは広くしてあるわよ」

 

魔理沙が呟き後ろから声が聞こえた

 

「ひ、姫様⁉︎」

 

「姫様?一体何者なんだ?」

 

鈴仙が驚いている中私が質問した。

 

「この方は蓬莱山輝夜様。月の世界のお姫様よ」

 

「輝夜姫……確か外の世界のおとぎ話に出てる人物と同じ名前ね」

 

アリスが言う。そう言えば私もそんな話をパチェの図書館で見た事があるわ

 

「……蓬莱山輝夜」

 

「貴女も来てたのね。八雲紫」

 

「ええ。相変わらずのようね。貴女も永琳も……」

 

「貴女も同じでしょ?いや……貴女は変わったかもね……」

 

八雲紫と蓬莱山輝夜が話している。どうやら2人は知り合いらしい。私たちは意味が分からず頭に疑問符を浮かべている

 

「紫?あなたの知り合いなの?」

 

幽々子が私達の疑問を紫に尋ねる。紫は一言だけ「昔に少しだけ……」っと言った

 

「私はあの時の事は全然気にしてないわよ?私は大して関わってなかったしね」

 

「そう……」

 

あの時?そう言えば永琳と会った時も似たような事を言っていたわね。確か月面戦争がどうとか……

 

「紫……あんた……」

 

霊夢は何か感ずいたのか何かを言いかける。それに対し紫は首を横に振った。

 

「貴女達が考えてる疑問は永琳が答えるわ。そしてもう一つの真実も……」

 

「真実……?」

 

一体なんだ?突然意味の分からない一言を輝夜は告げた。もう一つの真実……私達の知らない事が何かあると言うのか?

 

「また人任せですか?姫様」

 

そして奥から永琳が戻って来た

 

「またとは失礼ね。私はそんなに人任せにした覚えは無いわよ?」

 

「そうですか?取り敢えずみんな客間に入って頂戴」

 

永琳はそう言うとみんなを客間に誘導した

 

「それで?私たちの疑問ともう一つの真実ってのを教えてくれるかしら?」

 

咲夜が永琳に質問をする。正直私も気になっていた。なぜ私たちにそのもう一つの真実とやらを教えるのかを……

 

「……分かったわ。まず貴女たちの疑問について……。私たちと紫の関係……月面戦争について答えるわ」

 

「月面戦争……確か紫が仕掛けた月との戦争……だったわよね?」

 

霊夢が答える。どうやら霊夢は月面戦争について多少知識があるみたいだ

 

「ええそうよ。私達はその時に知り合った。紫は幻想郷の勢力を引き連れて月へと攻めてきた」

 

「それで結果は?」

 

魔理沙が尋ねる

 

「結果は私達月の勢力が勝ったわ。でもそれは所詮結果論……私たちの勢力は多大なダメージを負ったわ」

 

「でも紫様は何故その様な事をなさったのですか?」

 

妖夢が紫に尋ねる

 

「……私の実力を試したかっただけよ」

 

「…………」

 

本当にそうなのか?紫は誰よりも幻想郷を大切に思っているはず……なら尚更幻想郷が危険な目に遭うであろう行為は控えるはずだ……。

 

「取り敢えず貴女たちの関係は分かったわ。だけど一番気になるのは……もう一つの真実という奴よ」

 

私は一番気になる事を問いかけた。そう……輝夜が意味深にもう一つの真実という言葉を口にしたという事は私達にも関係性があるからだろう。

 

「……そうね。もう一つの真実……それは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………八神シンジの前世よ」

 

 

 




久しぶりでしたがいかがでしたか?

「相変わらずの駄文だな。しかもなぞの急展開だしな」

描いてみたくてやった。後悔はしていない、だが反省はしている

「まあお前の書く小説だし好きにしろ。それで人気が落ちようが俺の知ったことでは無い」

安心しろ!元より人気などない!

「自信満々に言うことじゃねぇな……」

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