シン「それにしても、この館はどんだけ広いんだ?」
俺は今、紅魔館の中で迷っている。そりゃぁ、こんだけ広ければ初めて来た奴は誰でも迷うだろう…。
……せめて案内人か誰かいないのか?
?「あら、迷子になった侵入者さんですか?」
シン「………何時からいた?」
?「余り驚かないのですね。つい先程からここに来ました。」
驚かない……か。内心ではかなり驚いているつもりなのだがな。まぁ、何時も平常心を保つようにしているからな。
シン「それで?お前は誰だ?」
?「人に名前を訊ねるときは、まず自分から名乗るものよ?」
シン「これは失礼した。俺の名は八神シンジ。今回の異変を解決しに来た者だ。」
咲「あら?博麗の巫女が解決しに来たんじゃないのね。私は十六夜咲夜。この紅魔館のメイド長をさせて頂いております。」
メイド長か…。確かにメイド服着てるし、何でも出来そうな雰囲気を出してるな。
シン「それで?俺をどうするつもりだ?」
咲「そうですね…。では、侵入者には侵入者に相応しい、おもてなしをして差し上げましょう。」
っ!?何時の間に周りにナイフが!?これは避けれない!
仕方がない、扱ったことはないが試してみるか。
シン「はぁっ!」
俺は能力によりナイフを創造し、全てのナイフを撃ち落とした。
咲「なっ!?貴方もナイフを使うの!?しかも私のナイフを全部撃ち落とすなんて…。」
シン「使ったことはないんだがな……駄目元でもやってみるものだな。」
咲「信じられない……使ったことの無い武器で私の攻撃をかわすなんて。」
まぁ、俺も実際に信じられないんだかな。
シン「じゃあ、ナイフ勝負といきますか。」
咲「……望むところよ!」
そう言い咲夜は、俺に目掛けてナイフを投げてきた。
シン「その程度!」
咲「本命は別よ!」
くっ!?後ろからだと!?
シン「くっ…。」
っ!?少し被弾したか。
咲「まさかあの攻撃をそれだけの傷で済ませてしまうなんてね。普通、人間だったら即死よ?」
シン「生憎と、俺は最近人間を卒業したんでね。」
とは言ったものの、流石にキツいものがあるな。まるで俺の時間が止まってるみたいだ。……?止まってる?………そう言うことか。
咲「これで終わりよ!」
先ほどと同じように周りにナイフが来た。
シン「(一か八か、試してみるしかない。)」
俺は大きい布を創造して、それを盾にする。
咲「くっ!?」
シン「行くぞ!」
咲「(不味い、時間を止めねば!!)」
シン「(今だ!)」
再び時間が止まる。
咲「これで串刺しよ!」
再び時間が動き出す………が、しかし!
咲「なっ!?残像!?」
シン「これでチェックだ」
俺は咲夜の喉元にナイフを突き付ける。
咲「………私の負けね。」
シン「ギリギリ俺の勝ちだな。」
でもホントに紙一重だった
咲「でも、あれは何だったの?」
シン「あれは俺の能力によって産み出された残像だ。」
咲「能力?貴方の能力って?」
シン「俺の能力は、『創造する程度の能力』だ。この能力により、俺の残像を産み出したんだ。出来る確証が無かったから不安だったがな。」
だがこれしか思い付かなかったし、使わなきゃ恐らくやられていたな。
咲「そうなの。ふふ、貴方が人間だなんて思えないわね。」
シン「そう言うお前だって時間を止めるなんて芸当したじゃないか。」
咲「気づいてたの?」
シン「途中からな。確証があった訳ではないが…。そんなことより、ここの主の所に連れていってくれないか?」
咲「……良いわ。連れていってあげる。でも、お嬢様に失礼な態度をとらないようにね。」
シン「………分かった。」
さぁ、いよいよ主とご対面だな。一体どんな奴なんだ
つづけ!
ふぅ…疲れたz「何処へ行くんだぁ?」
お前はブロr
うわへへ(デデーン
御愛読有難う御座いました。主の次回作に御期待ください。