東方執事記録〜絆を紡ぐ者〜   作:豆鉄砲X☆

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ふぅ…

もうすぐ入社試験か…


狂気との対峙

シン「ふぅ…。これで異変は解決か…。」

 

やっと終わったな。少しやり過ぎたか?

 

咲「お嬢様!?」

 

咲夜が戻ってきたか。ん?もう一人いるな。あれが例の博麗の巫女か?

 

レミ「咲夜…。ご覧の通り、無様に負けちゃったわ。」

 

咲「いいえ、無様なんかではありません。少なくとも私には立派に見えます。」

シン「ああ、俺が勝てたのはギリギリだった。」

 

レミ「ウソ仰い。私の推測ではまだ本気では無いのでしょう?」

 

こいつ、意外に鋭いな。

 

シン「……さぁな。」

 

霊「お話し中悪いんだけど、この霧を消してくれない?いい加減目障りなのよ。」

 

レミ「全く、失礼な奴ね。この霧の素晴らしさが分からないなんて。」

 

そう言い、レミリアは紅い霧を消した。今の時間帯は夜だから、吸血鬼も問題なく活動できるな。

 

霊「そうだ。貴方に聞きたいことがあるのだけど。」

 

シン「大体予想はつくが、何だ?」

 

霊「貴方は一体何者なの?」

 

正に予想通りの質問だった。答えは一つしかない。

 

シン「………只の人間だ。」

 

霊「……そう。」

 

シン「今ので納得したのか?」

 

霊「これ以上問い詰めても答えは変わらないと思ったのよ。」

 

意外と冷静なのか?まぁ、その方が此方も楽でいいのだがな。

 

レミ「そう言えば、貴方の望みは何?」

 

シン「望み?」

 

レミ「さっき言ったでしょう?私に勝てたら言うことを聞いてあげると。」

 

ああ、あれか。正直考えてなかったから何でもいいんだが…。あ、あれにしようかな?

 

シン「じゃあ、この館の執事にしてくれませんか?」

「「「っ!?」」」

 

あれ?俺何か変なこと言ったか?

 

レミ「何故執事になろうと思ったの?」

 

シン「暇だからかな?」

 

咲「ずいぶんあっさりした理由ね。」

 

シン「そうか?」

 

霊「変わった人間ね。こんなお子様吸血鬼の下につきたいなんて…。」

 

レミ「誰がお子様よ!」

 

霊「あんたよ、あんた。」

何か口論を始めちまったな。だけどその前に…。

 

シン「皆は待避していろ。中から何か凄まじい力を感じる。」

 

「「「えっ?」」」

 

そういった矢先、中から白黒の魔法使いのような少女と、紅い服を着た少女が出てきた。

 

魔「っ!?これならどうだ!」

 

――恋符『マスタースパーク』

 

フラ「残念だけど無駄だよ。」

 

――禁忌『レーヴァテイン』

 

紅い服を着た少女は、燃え盛る剣のような物で、魔法使いのような少女のスペルを打ち消した。

 

 

魔「なっ!?私のマスタースパークが!?」

 

フラ「あれ?もう終わり?まぁ、少しは楽しめたからいいかな?」

 

ヤバイな、あのままじゃ死んじまうかもしれないぞ。仕方ねぇ…。

 

――氷壁『ブリザードウォール』

 

俺のスペルにより、魔法使いのような少女の周りに氷の壁が出来、彼女を守った。

 

フラ「……貴方は誰?」

 

シン「俺は八神シンジ。只の人間だ。」

 

フラ「私はフランドール・スカーレット。ここの主、レミリア・スカーレットの妹だよ。」

 

レミリアに妹がいたのか。だが、この子からは悲しみのような何かを感じる。

 

レミ「やめなさいフラン!早く地下室に戻りなさい!」

 

フラ「また……何だ。」

 

また?

 

フラ「また…私から自由を奪うんだ…。」

 

……自由。

 

フラ「私だけ……仲間外れにして……酷いよ…お姉さま……。」

 

…………俺と似ている。皆から突き放され、家族を失い、頼りに出来る友人もいない。あるのは……孤独だけ……。孤独以上に……悲しい事なんてない。

 

 

シン「フランドールだったか?俺が遊んでやる。」

 

フラ「ホント!?」

 

レミ「やめなさい!危険すぎるわ!」

 

咲「そうですよ!例え貴方が強いとしても、流石に妹様には勝てませんよ!」

 

シン「こいつは、俺に似ている。だから、放っておくことなんて出来ない。」

 

フラ「ハハハ♪簡単には壊れないでよ♪」

 

シン「当たり前だ!」

 

 

こうして、俺とフランの戦いが始まった。

 

 

 

 

 

 

つづく?




フランちゃんウフフ☆

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