変わった名前の魔法少女とその他を隣でゲラゲラ笑うだけ   作:トマボ

1 / 1


中の人のツッコミボイスがあってこそのあの面白さということがよく分かりましたまる。
OPとEDの中毒性の高さもやばいです。特に最後の一言よ。

目に留まったら是非アニメ見てくれよな(stm


プロローグ

 

「おっす。おはよう。」

 

 

いつもの通学路を通って学校へ向かう途中で、見覚えのある顔を見つけて声をかける。

 

 

「おお、ワタルじゃん。おはよー。」

「ああ、おはよう。」

「うん、おはよう。珍しいね。」

学校でもしょっちゅう連んでいるいつもの3人集、上から、イサム、キヨシ、シゲルだ。」

 

 

「おい、モノローグ溢れてんぞー。」

「ほっときなよ、いつものことだし。」

 

 

苗字はなんだったかな。あまりパッとしない感じだった気がする。

 

 

「相変わらず失礼な奴だな。」

「本人の目の前でパッとしないとか言うかフツー」

 

 

まあ、かく言う俺も大差無い。変わった名前をしたやつなんてウチの学校にはザラにいるしな。

 

 

「言われてみればホントだよ。」

「いや、お前の名前も普通じゃ無いだろ。」

 

 

外野がブツブツ五月蝿いようだが「外野とか言うな!」、関係はない。というか、俺の名前のどこがおかしいというのだ。

 

四天王寺ワタルという平凡な名前じゃないか。

 

「なーんで、その苗字でワタルにしちゃったかなぁ。」

「姿も似てるから困るよね。」

 

 

俺の名前なぞどうでもいい。そんなことより、こんな天気のいい日なのだ。気分良く今日も勉学に励もうじゃないか。

 

 

「サボリ魔がなんかほざいてるぞ。」

「遅刻、早退、授業ボイコット率トップなのに成績良いから腹立つよなぁ〜。」

 

…別に授業をボイコットしている訳ではない。気づいたら眠りに落ちているだけである。遅刻に関しては気をつけるようにしているが、早退はまぁ、色々あるのだ。先生方には頭が上がらない。

 

「土下座だけは綺麗だからな。」

「性格と違ってね。」

「どこで間違えたんだろうなこいつ。」

「小4の時かもな。」

「最初からじゃない?」

 

「やかましゃあ!!失礼なのはお互い様だろうが!」

 

こほん、失礼した。「あ、それ続けるんだ。」うん、飽きるまではやるよ。マイブームだし。

 

付き合いが長い分、偶に自身でも意味不明な言動をしていても気にしないでくれる反面、人の忘れたい過去を覚えている奴らなので、素直に喜び辛い。

 

全く、なんて奴らだッ!

 

 

「◯峠さん風に言うなよ。」

「若干違うし。」

 

言いたかっただけだ。んなことよりもさ、今日は居た?怪人。

 

「ああ、丁度さっき安土桃山が退治してたよ。」

「怪人、ビニール被せ男ね。」

「小学生かっ!」

 

 

くっ……ビニール被せ男だと!?ああ、見たかったなぁ!というか、被せられてみたかったなぁ!ちくしょう、朝からトイレが詰まらなければ!

 

 

「なんで被せられてみたいんだよ!」

「相変わらず怪人スキーだねワタル。」

 

 

いや、勘違いしないでくれ。唯の悪人や怪人はどうでもいい!見知らぬヒーローにでも警察にでも一般市民にでも勝手に倒されてしまっても構わん。だけど、暗黒ホエールズのような彼奴らは…彼奴らは!!

 

めっっっちゃ、オモロイだろう!

 

 

「ツッコミどころしかねえわ。」

「ワタルも大概変わってるから仕方ないね。」

「とりあえずそろそろ行こうぜ。」

 

 

あいも変わらず淡白な奴らに、この情熱が伝わらないものなのはいつものことなので良いとして、イサムの言う通り少し話し込んでしまった。遅刻するほどではないが、いつまでも立ち止まって居ても仕方ないのは事実。

せっかく寝坊せずにこれたのだからここで遅刻するのは勿体無い。

 

行くか、と歩き始めると、後ろから可愛らしい声が聞こえてきた。

 

 

「遅刻、遅刻〜。遅刻しちゃう〜、ああー、遅刻、これは遅刻、割と遅刻、さりとて遅刻、遅刻遅刻〜!」

 

 

 

足が分裂しそうになる程早く動かしているのに、徒歩の俺たちに何故か全く追いつけないほどゆっくりとしか進めていないカラフルな少女。

 

ボケ、ツッコミ、マイペースの、話を聞いてるだけで笑えてくるこの3人集よりもキャラが濃く、校歌が流れる度に、転校を真面目に考えるレベルの学校内においても目立つ彼女とは、3人集も含めて同じクラスメイトである。

 

 

「おお、噂をすれば安土桃山。」

「相変わらず足遅っせえな!」

「逆に疲れそうだね。」

 

 

少し前に偶然にも彼女の秘密を知ってしまってからというもの、俺の愉しみで仕方がないその秘密における敵。

 

 

「くるみ、もう少し急ぐデビル。また遅刻しちゃうデビル」

「ふえーん、頑張るよ〜。」

 

 

「「声、きったな!?」」

「半分聞き取れないしね。」

 

 

声が物凄く汚いと評判の監督さん……変な電波が。なんで、監督さん?まぁいいや。

 

声の汚い謎生物、タスマニアデビル型天使のデビるんと契約して戦う少女。

 

美少女魔法少女恐竜天使戦士プリマエンジェル

 

 

そして、その敵組織暗黒ホエールズの目的である、暗黒大明神を究極完全体にするためのエネルギー、人が嫌だな〜、迷惑だな〜と思った時のオーラ的なもの、を集めること。

 

 

 

新たに参入するクラスメイト、ポンコツな謎怪人、はにかむ顏が可愛く普通に美少女なプリマピンクを助ける謎の人物ジャケット紳士。初々しい恋の予感。顔の崩れる大学生イケメンクソダサTシャツお兄さん。

 

 

そして、何故か毎度の如く現場に居合わせるこの3人集のズレた会話。

 

 

 

………退屈している暇がない!!!

 

 

 

 

 

この物語は、そんなグダグタしつつも強烈で目が離せない私立笑顔ヶ丘中学校のクラスメイトを中心とした戦う乙女と特に何もしない主人公たちのツッコミどころしかない新感覚喜劇である!!!」

 

 

 

「アホなこと言ってないで早く行くぞ〜。」

「痛い痛い分かったから引っ張るなよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、無駄にイケボな怪人幹部のパイレイトとはメル友だったりするが、これは内緒の話である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






キヨシさん(cv林さん)が大体全部ツッコんでくださる上にそのツッコミも面白いということを伝えたかっただけな気もします。(おい

ついでにポンクエ宜しく(stm
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。