ラブライダー   作:ACHA

5 / 32
ライダーピックアップ

オーズ
メダルを司る欲望の王。変身者は松浦果南。
グリードのアンクとは幼い頃に出会った。Aqoursの中で最も力を安定して出すことができる。


ドライブ
情熱をエンジンに変換する攻撃的ファイター。変身者は小原鞠莉。
ベルトさんと共に幼少期を過ごしてきたため、ツーカーの仲。


暴走

 黒と赤。二人のライダーは並んだ。その姿を見て敵は逃げる。

「私から逃げられるとでも?」

 ドライブはエンジン音と共に一瞬でいなくなったかと思うと敵の目の前にいた。敵の首をつかむ。そして上空に投げてパンチの連打を浴びせた。そこに落ちてきたところへ回し蹴りをする。体は半回転をし、相手の顔面に命中した。その勢いのまま回転をし、銃を至近距離で打ち込む。

「今日はすごいね、マリー!」

「絶対に許さないんだから!」

「マリー?」

 ドライブの白い目は次第にその色を失っていく。ライダーの背後に敵が迫っていたが、それを彼女は気が付かない。それをRXは察する。

「キングストーンフラッシュ!」

 透明になっていた敵はまばゆい光に姿をあらわした。こちらも怪物だ。しかもニ体。

「しまった!」

「俺が相手になろう」

 RXは二人を引き連れ、別の場所へ。

「ばれたか!」

「あんたの相手は私よ」

 ドライブは吹き飛ばした相手に追撃を行った。その目は完全に黒くなっていた。

 一方、赤い目の黒いライダーはニ体の敵をものともせずに、冷静に攻撃を処理していた。マクロアイは戦況を見極める。ニ体を吹き飛ばすと、かがみ、手を地面に叩いた後、大きく飛んだ。

「RXキック!」

 その蹴りはひねりを加え、高い攻撃力を誇る。一体に命中した。着地をすると、続く2体目にはベルトから光輝く杖を出した。

「リボルケイン!」

 その棒を持ち、一気に距離をつめて突き刺す。相手にエネルギーを注入した後に一気に引き抜いた。相手の様子をRXは見ない。なぜなら倒したと確信したからだ。ニ体は大きな爆発を起こした。そこに横たわっていたのは、人であった。

「おい!大丈夫か?」

 RXは青年二人がうごめく様を見て安心する。その隣に焼け焦げた物体があった。RXはそれを拾う。見たところ、何かに接続するものなのだろうが、彼にはそれがわからない。

 

 一方、ドライブは怒涛の攻撃で怪物を圧倒。手数で押し切る。そして爆発させた。

「ナイスドライブ」

「まだよ、絶対に許さない。まだ体は残っている」

「マリー?」

 黒い眼のドライブは人間の姿に戻った敵に攻撃をしようとする。

「まだ倒してない!」

 明らかに倒しているにもかかわらず、攻撃を続ける。

「どうしたんだ!マリー!」

「まだよ!まだ……!」

「や、やめてくれ!」

 青年は懇願する。

「……やめてくれ、ですって……?」

 男の首を掴み、締め上げる。

「あ……あ……」

「本気で言ってるの?」

 攻撃の手をやめない。相手が吐血してもおかまいなしだ。

「おい!もういいだろ?」

 RXが手を掴む。青年はその隙に逃げた。

「何をするのよ!」

「落ち着くんだ!あの子は人間だ!」

「さては、あなたドーパントの差し金ね!ベルトさん!こいつを倒すよ!」

「RX!私をこの子から外すんだ!手段は問わん!」

 ベルトが叫んだ。

「邪魔しないで!」

 RXにドライブは攻撃する。その音速の攻撃を全て見きる。組合い、止めた所で

「どうなっている?」

 そう聞くと

「とにかく私を引き離すんだ!そうすれば変身は解除される!」

 ベルトが叫んだ。RXはうなずき、少し距離を取る。RXは姿を変える。オレンジの色。その眼には紅い涙が落ちる。

「俺は悲しみの王子!RX!ロボライダー!」

 ロボライダーはドライブの攻撃をその防御力で全て受けとめる。パンチを一撃。それでドライブは吹き飛んだ。ドライブはシフトカ―を変える。しかし、それはすぐに拒否反応を起こす。

「何で!?」

「今の君にこの力は無理だ!」

「だったらこっち!」

 シフトカ―を入れ替えて、形態を変える。赤から黒に。そして重厚な戦車のような、強いパワーをロボライダーは感じた。タイプワイルド。そのドライブはタックルしてくる。今までとは桁違いのパワーにロボライダーは圧倒された。何本かの木をへしおり、山の奥へと進む。ロボライダーはふんばろうとするが、この力を持っても押されてしまう。抵抗するが、止まるつもりはない。ロボライダーはドライブの首をロックした。その状態で少し腕を上に上げると、低い姿勢を崩した。

「ここだ!」

ぐるんと体を反転させて、首を支点とし、ドライブを投げた。その後、ロボライダーは手のひらから銃を出す。その光線をドライブめがけて打ち込む。だがドライブはダメージを受けているものの、今度は剣を持ち回転しながら向かってきた。仕方ない、そう言ったロボライダーはゆっくりとかまえる。

「ボルティックシューター!」

 その一撃は、分厚い装甲ではない首の部分に当たる。これにはパワー自慢のタイプワイルドも、吹き飛ぶ。ドライブは赤いものに戻り、首を抑える。しばらくして立ちあがると

「ベルトさん!タイプ:トライドロン!」

 そう叫んだ。

「今の君には協力しない!落ち着くんだ!」

「私は冷静よ!」

「……いや、わかった。協力しよう」

 先程の赤い車が二人の前を通る。ドライブはその車を吸収して形状を変えた。ロボライダーはその様子を見る。だが、それはすぐに膝をつく。

「ベルトさん!」

「悪いね、マリー。今の君にドライブの力は使わせない!」

 それは一人の中に二人が同居しているようだった。

「RX!早くするんだ!抵抗がすごい!」

「とにかく取ればいいんだな!」

ロボライダーは青くなる。

「俺は怒りの王子!RX!バイオライダー!」

そしてそれはすぐに水と同化しドライブの周囲を漂う。そして背後に回るとベルトの紐を切り落とした。ベルトは地面に落下する。地面に落ちそうなベルトを浮遊する腕が止める。ドライブがいた場所は金髪の少女がいた。

「危ないところだった、アンク」

「全く、面白いやつの見学に来たと思ったら、暴走が見られるとはなあ」

 手を中心にコインが集まり、青年が現れた。そして青くなったRXの元へ行き、

「お前、何もんだ?」

 そう尋ねる。

「うむ。新しいライダーが顕現したか。敵の差し金か。いずれにしろ、君の話を聞きたい」

「わかった」

「アンク!返して!」

 金髪の少女はアンクに向かうが、それを軽くあしらう。

「ふざけるな!俺らの目的は達成したんだ!いや、むしろそれ以上を達成した!」

「まだよ!まだなのよ!」

 その時、影が少女の目の前にきてパンチをした。腹に当たったパンチは金髪の少女を気絶させる。黒いライダー。軽くパンチをし、彼女を気絶させる。

「ダ……イ……ヤ……」

「大丈夫ですよ。あなたのお陰でみんな助かったから。だから寝ていていいわよ」

 金髪の少女はもたれかかる。それをゆっくり受けとめた。

「さて」

 黒いライダーがベルトのメモリを抜くと変身が解除。そこには黒髪の少女が立っていた。

「私はあなたと交戦する意志はありませんわ」

「……ああ」

「RX。君は変身を解かないのか?」

「え?」

「なら、しょうがないですわね」

「ちょっと待ってくれ、俺も君と戦う意志はない。」

 RXは慌てて変身を解く。

「……では、協力して下さいますか?とりあえずこの子を運びたいので」

「わ、わかった」

「あと、お話も聞かせて頂きたいですわね」

 彼女はにこりとほほ笑んだ。

 




ライダーピックアップ

ジョーカー
一人で守ることを決断した姿。変身者は黒澤ダイヤ。
特別な武器などはなく、体術のみで戦う。常に悪夢を見ながら戦っている状態であり、変身後は大量の汗が出る。

ダブル
二人で守ることを決意した姿。変身者は黒澤ダイヤ/黒澤ルビィ。
ダイヤの動きをルビィがサポートして超人的な動きを見せる。戦況に応じて武器を変化させるオールラウンダ―。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。