戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年 作:ストライカーシグマ5
翼 「前回のお話、シンに怒られた私。周りを頼れと言われたがそれと同時にお爺様からの連絡があった。私の戦場はここではないと言われ意気消沈、待遇改善の代償が大きすぎる…」
奏 「そんでもってシン達の前に現れたのはエボルト、なんでもシンの中にエボルトの半身がいるとか」
マリア「戦意喪失したかと思われた時シンを助けたのはもう1人のエボルトだった!どうなっているの!?訳が分からないわ!!」
奏 「まぁまぁ、あんま狼狽えるな」
翼 「今回もオリジナルエピソード強めで行く54章を」
翼 奏 マリア「どうぞ!」
sideシン 『エボルト』
『エボルト』『よっ!』
クリス「ど、どういう事だよ!!」
エボルト「うっ…」
シン「話は後、まずは」
『エボルト』『あいつをぶっ倒すか』
シン「でもその前にお前姿変えろ、見分け付けずらいんだよ」
『エボルト』『エボルドライバーつけてないだろォ?』
自分の腰を指さす『エボルト』。確かにエボルドライバーはない
シン「後ろから攻撃されたいか?どっちか分からなくなったら両方攻撃するぞ」
『エボルト』『おー怖…ンじゃあこれならいいかァ?』
一瞬赤いゲル状に変化すると姿を「エボル」から「ブラッドスターク」に変わる
シン「まぁそれならいいか」
エボルト「どういう事だァ…!」
『エボルト』はおちゃけるようにやれやれと手を振り
『エボルト』『お前はさっき「お前は俺」って言ったろ?』
エボルト「巫山戯るなァ!俺の質問に答えろォ!」
『エボルト』『はァやだねェ…これだから壊す事しか頭に無いやつは困る。簡単な話だァ…「お前」が落とした「一部」が自我を持った。ただそれだけのは・な・し』
エボルト「自我だとォ?」
エボルト『ああ、まぁ突然変異だろうが。こいつが生まれた時俺も自我が生まれてな、こいつの体と一緒に生きてきたってわけだ』
シン「ま、こいつの存在に気付いたの最近だけど」
〜回想〜
キラ「頼まれてたあれ、全部調べ着いたよ」
シン「…」
キラ「君が予想した通りだった」
シン「そう、ですか」
キラ「君の体…「野上真」は異常だよ」
キラはシンに野上真の資料を渡す
シン「生まれは横浜ですか…ん?妊娠発覚から1ヶ月で出産?」
キラ「うん」
シン「俺の記憶が正しければ普通生まれるのってたしか10ヶ月ぐらいかかりますよね…?」
キラ「そうだね、そこも異常の1つだよ」
シン「普通早産って体への後遺症とかがあることが多いはず…」
キラ「健康な体で産まれてきたって書いてあるね」
シン「数年たって親が他界…その後遺伝子研究所に送られる…は?」
キラ「そこも意味わかんないよね…問題はここから」
資料を読み進めていくシン
シン「野上真の体を調べた結果人間以外の生物の遺伝子がある事が発覚…ってこれ」
キラ「多分これはエボルトに関係あるんじゃないかな」
シンの中で全てがひとつの線になった気がした
シン「…成程、繋がった」
シンはホワイトボードを持ち出し何かを書き込み始める
シン「まず野上真は出生が特殊」
キラ「うん」
シン「両親が他界後どこかの施設に引き渡される」
キラ「この時点でおかしいんだけどね」
シン「ここからは憶測です、まずここ」
施設に引き渡されるの所をまるで囲む
シン「これをエボルトが仕組んだとしたら?」
キラ「何のために?」
シン「俺の、野上真の体を調べたいとか、手に入れたいとか?」
キラ「…だとすると、君の体に何かヒントがある?」
シン「…もしかしたらですけど、答えわかったかもしんないです」
キラ「え?」
野上真の体とエボルトに接点とかく
シン「少し前、通学途中で車が通ったんです。その時声がして」
キラ「…で?」
シン「その声「エボルト」に聞こえたんです」
キラ「えっ!?」
シン「それにその後…シェム・ハの腕輪を見た時変な映像…てより
キラ「ち、ちょっと待って!記憶ってそれは」
シン「俺が、
キラ「シンがエボルト…!?」
シン「それなら話の辻褄が合う」
? 『正解だァ!』
突如声が聞こえる、その声は
シン「この声…!うっ!?」
シンの体が赤いオーラに包まれる、するとオーラはシンから離れ形を成していく。その姿は
キラ「エボルト!」
『エボルト』『よっ!』
すぐさま近くにあったクローズストライクナックルを構える
『エボルト』『まぁ待て、俺には戦う気はないぞォ?』
キラ「どうだか!!」
『エボルト』『戦う気があるならこいつの体乗っ取ってお前らを殺してるが?』
キラは否定ができなかった。確かに殺す気があればシンの体を使って皆殺しにしているはず
キラ「目的は!!」
『エボルト』『アン?』
キラ「あるんでしょ、目的!!このタイミングで出てきたんだから!!」
『エボルト』『目的ねェ…強いて言うなら』
キラに手を向ける『エボルト』。キラはすぐに構えを取る、がキラの頭をグリグリ撫で回し
『エボルト』『おまえらを守ることだな』
キラ「…はい?」
『エボルト』『聞こえなかったかァ?お前らを守ることだ』
キラ「いや聞こえたよ!!え!?エボルトが僕らを!?え!?」
キラが混乱していると
シン「どういう事だ?説明しろ」
『エボルト』『説明も何も言葉通りなんだが』
シン「じゃあなんで俺達を守るって言った?理由を言え」
『エボルト』『理由…じゃあ聞くがお前たちは響達を守るのに理由があるか?』
シン「はぁ?そんなもん…」
『エボルト』『ないだろ、一緒だ。大切だから守る、ただそれだけ』
シン「大切だと?」
『エボルト』『ああ、元々俺…いや俺達「ブラッド族」には感情がない。だが俺はお前に「野上真」に寄生した事で感情を得た、心を得た』
シン「…じゃあいつが笑ってるのはなんでだ?感情はないはずだろ」
『エボルト』『あれは寄生してるギルバートの感情を見て真似てるに過ぎない。あいつに感情はない』
シン「心や感情を知ったとしてなんで俺達を守ろうとする」
『エボルト』『俺はお前の中で色んなものを見てきた。そして思ったよ、誰かを守る為に戦ってるやつ程強いってな…俺は強い奴が好きだ。だからこんな所で死なれるのも嫌なんでねェ』
シン「…俺はお前を信じていいのか?」
キラ「シン!?」
信じる、とは仲間として見るということ
『エボルト』『お前らが戦い続ける限りは助けてやるよ』
シン「……わかった、俺はお前を信じる」
キラ「シン!」
シン「キラさん、こいつは俺に任せてくれませんか?何かあったら俺がこいつを始末する」
キラ「でも…」
シン「大丈夫、俺を信じてくれ」
〜回想終了〜
シン「出てこなかったらどうしようかと思ったけどな…」
『エボルト』『俺がそんな薄情にみえるか?』
シン「見える」
『エボルト』『おー酷…それじゃあぶっ飛ばしますかァ!』
シン「邪魔はするなよ」
『エボルト』『何分この体でバトんのは初めてだからなァ』
シン「ったく、そんなんで大丈夫なのかよ」
『エボルト』『まぁなるようになるだろ』
シンと『エボルト』がかけ出す、エボルトは先程のダメージがかなりある様でふらついている
BGM Ready〜Go!
シン「行くぞ!」
『エボルト』『はいよォ!』
フルボトルバスターを振り下ろす、紙一重で回避するエボルトだったが
『エボルト』『あらよっと!!』
シンの背中に乗って蹴りを入れる『エボルト』
エボルト「ぐっ!俺の細胞の分際で!!」
トランスチームガンを取り出すエボルト、だが
シン「はっ!」
フルボトルバスターを斬りあげトランスチームガンを弾く、『エボルト』は上に飛んだトランスチームガンをジャンプし掴みエボルトに放つ
エボルト「ぐっ!クソが!!」
急場凌ぎの連携を崩せずイラつくエボルト
『エボルト』『お前と俺の差はなんだか分かるかァ?』
エボルト「差だとォ!?俺の一部の分際で偉そうな事を言うなァ!」
スチームブレードを掴み『エボルト』に振り下ろす、がフルボトルバスターで受け止められてしまう
『エボルト』『お前と俺の差…それは感情があるかないかだ』
トランスチームガンを連射しエボルトにダメージを与える。エボルトが距離を取ろうと下がった瞬間フルボトルバスターをキャノンモードに変形させ放つ
エボルト「ぐっ!!なぜそんなに動きを合わせられる!!」
『エボルト』『俺はこいつの中に居たからなァ…どう動くかなんて分かりきってる』
シン「気持ち悪い!」
エネルギー弾を連射するシン、それに合わせトランスチームガンのトリガーを引く
エボルト「調子に乗るなァ!!」
掌からエネルギーを発生させシンに投げつける
シン「うおっと!」
回避するシン
エボルト「俺の力を見せてやる!」
赤いオーラがエボルトの体を覆う、すると一瞬で距離を詰めシンを蹴り飛ばす。
シン「ぐっ!」
吹き飛んでくるシンを『エボルト』が受け止める
シン「げっ!お前かよ!」
『エボルト』『なんだァ?クリスやマリアのふかふかボディに受け止められたかったかァ?』
マリア クリス「エボルトォ!!」
シン「おい、怒られてるぞ」
『エボルト』『ハッハッハ!…シン、あっちも本気を出てきたぞ』
シン「見りゃわかる、やるぞ」
『エボルト』『はいよォ』
『エボルト』がゲル状に戻りシンに戻る、すると赤いオーラを放つ。エボルトがシンに急接近し拳を振るう、だが掴まれ投げ飛ばす
エボルト「お前…!」
シン「ふっ!」
先程のお返しとばかりにシンがエボルトの懐に入り込み掌底を食らわせる。腕でガードするエボルトだが連続で掌底しこじ開け両手で掌底を腹に叩き込む
エボルト「ガハッ!」
シン「うぉぉぉ!!吹き飛べェェ!!」
よろけた所に肘鉄を打ち込み顎にアッパーを入れ回し蹴りで吹き飛ばす。エボルトは壁にぶつかり土煙をあげる
シン「はぁ、はぁ…そろそろ限界か…!」
膝をつき息を上げるシン
『エボルト』『ああ、まだ俺の力は馴染み切ってない。あんま使い過ぎんなよ』
シン「それは、あいつ次第だな…!」
土煙が次第に収まる。そこには壁にめり込んでいるエボルトの姿
シン「その様子じゃ…かなり堪えたんじゃないか?」
エボルト「…あァ、そうだなァ…今回は引かせてもらおうかねェ」
いつの間にか拾っていたトランスチームガンを使い霧を発生させる
エボルト「チャ〜オ…」
エボルトは霧の中に消えていく
シン「…ぶはぁ…つっかれたぁ」
変身を時その場に寝転がるシン、アルカノイズもキラとカナードが殲滅した
キラ「全く…ヒヤヒヤしたよ」
ナックルでポコッとシンの頭を叩くキラ
カナード「お前融合されたらどうする気だったんだ…」
シン「ビルドドライバー爆発させようかと思ってた」
キラ「おイィ?何人が作ったもので自爆しようとしてる訳?」
クリス「そうだな、何勝手に爆発だなんだって決めてんだ?あん?」
事情を知らされていなかった奏者達、かなりご立腹の様子
シン「えぇ…っとぉ…怒って、ます?」
マリア「逆になぜ怒ってないと思うかしら?」
切歌「絞られる覚悟はあるデスか?」
調 「絞る覚悟は私達にはある」
奏 「大人しくお縄につきな」
シン「お縄!?犯罪扱い!?」
side シン キラ カナード 響 翼 クリス 奏 マリア 切歌 調 セレナ
〜プトレマイオス〜
プトレマイオスに戻ったシン達、食堂に集まるとシンは正座をさせられ胸から「私は悪いことをしました」と書かれたプラカードをかけられている。ちなみに作ったのは切歌と調
シン「えぇっとぉ…」
弦十郎は腕を組み
弦十郎「まずはどこから喋ってもらおうか…」
クリス「まずはエボルトの事だろ!」
マリア「そうね、なぜ貴方の中からエボルトが出てきたのかを説明してもらおうかしら?」
弦十郎「ではそこから」
シン「うーん、何から言ったものか…生まれたところからスタートなんだけど」
切歌「そんな前からデス!?」
調 「そんな前から隠してたの?」
シン「いやいやそうじゃない、その事に気づいたのもつい最近なんだよ。でもその前にキラさん」
キラ「大丈夫だよ、ここは今監視カメラも盗聴器も無効化してあるから」
セレナ「?なんでそんな事を?」
シン「少しでもこの事を知ってる奴は少ない方がいいからな、なんかで使われるのもヤダし」
響 「え?」
シン「こっちの話、んで話戻すがまず俺…「野上真」に入った別人って話はしたよな?」
奏 「ああ聞いたよ」
シン「で、この体に入る前…生まれた時からエボルトの細胞がこの体にはあったんだ。火星でベルナーシュと戦ったエボルトはパンドラボックスに封印される前に自分の一部を切り離して地球に落としたんだ」
響 「生まれた時から…」
シン「そ、でエボルトはパンドラボックスと一緒に地球に来て野上真の親を殺して遺伝子研究所に引き取られるように手引きしてた」
弦十郎「その研究所は今は何を?」
キラ「調べましたけどもうなくなってますね「公式の発表」では」
シン「そこの研究所でエボルトはこの体を弄り回してネビュラガスをぶち込んだ」
キラ「自分の遺伝子が覚醒するのがわかっててやったんだろうね」
セレナ「そんな…酷い」
シン「で、まぁ色々あって研究所を逃げ出した野上真はノイズに襲われ死ぬ1歩手前で俺が入っていなくなりましたと」
マリア「…エボルトが覚醒したのはいつからかしら?」
『エボルト』『そいつは俺から話そう』
シンの体から赤いオーラが溢れ飛び出る。エボルトの体を形成すると
『エボルト』『よっ!』
クリス「エボルト…」
『エボルト』『まぁそんな構えんな、安心しろ俺はお前らに危害を加える気はない』
切歌「そんなの信じられないデス!」
『エボルト』『悲しいねェ…まぁ自業自得だが』
シン「それより出てくる時のあのなんか抜ける感じどうにかなんない?」
『エボルト』『無理、実際お前から抜け出してるんだからな。因みに俺が外にいるとお前のハザードレベルは急降下するからな』
シン「何それ聞いてない」
『エボルト』『当たり前だろォ?言ってないんだから』
シン「おい」
やり取りを見ていた一同はポカーンとしてしまう
マリア「本当に…危害を加える気がないの?」
『エボルト』『だから最初からそう言ったろうが』
カナード「それよりお前はいつから覚醒していた」
『エボルト』『元々こいつの体に寄生した時から意識はあったぜ?ただ表に出れるようになったのはつい最近だ』
弦十郎「なぜ今まで出れなかった?」
『エボルト』『こいつのハザードレベルが俺が表に出れるまで高くなってなかったからさ』
調 「そもそもハザードレベルってなんなの?」
『エボルト』『ハザードレベルってのはネビュラガスの順応度を指す』
ホワイトボードを引っ張り
『エボルト』『まずレベル1.0~ネビュラガスを注入された段階でほとんどの人間は死滅してしまう。スマッシュ化しても命を落としてしまう』
まぁ大体の人間がこの辺だなと付け加える
『エボルト』『レベル2.0~スマッシュ化するが、エンプティボトルなどで人間に戻すことができる。また、レベル2を超えるとごくまれに自我を保ったままスマッシュになれたり、ガスを注入されてもスマッシュ化せずに人間の姿を保つ事ができる』
奏 「んじゃああたしと翼は?あたしら1度スマッシュにされてるぞ」
『エボルト』『俺の見立てじゃネビュラガス入れたらハザードレベル2.7って所だな』
シン「微妙だな…」
『エボルト』『レベル3.0~ビルドドライバーの使用が可能になる。ここが仮面ライダーになれる最低値だな。レベル4.0~スクラッシュドライバーの使用が可能になる。まぁこいつは体との相性も関係してる』
シン「実際俺とスクラッシュドライバー相性良くないしな」
『エボルト』『続いてレベル5.0~俺…エボルトとの融合が可能になる。そしてこの辺りが一般人の限界レベル』
響 「融合…ですか」
『エボルト』『レベル6.0~人間の限界を超えたレベル。このレベルの力を集めることでエボルドライバーの封印を解ける』
クリス「じゃあ今のこいつらはハザードレベルいくつなんだよ?」
『エボルト』『こいつらのハザードレベルは6.9で停滞してる』
セレナ「じゃあハザードレベルが7以上になったら?」
『エボルト』『まぁやばい事になるんじゃねぇの?』
シン「なんでそこは濁すんだよ!」
『エボルト』『そこは内緒だ♪』
『エボルト』はまだこの事を喋らない方がいいと考えた。なぜならこの事を喋ったら
マリア「…なぜ貴方は私達に危害を加える気がないのかしら?貴方も「エボルト」なのよね?」
『エボルト』『あぁそれはな』
マリア「それは?」
『エボルト』『人間が好きだからだよ』
マリア「は?」
『エボルト』『俺達ブラッド族に感情は存在しない、が俺は人間に取り憑いたせいか感情や心を持った。
シン「とりあえずこんなもんか?」
立ち上がろうとするシン、だがクリスとマリアに肩を掴まれ座らさせられてしまう
クリス「まだ答えてもらってねぇぞ?なんであんな芝居うった?そもそもなんであたしらにこの事を話さなかった?」
マリア「ええ、そうねそこもしっかり話してもらいましょうか」
シン「え!?」
『エボルト』『芝居はあっちの俺を騙す為だ、衝撃の事実を知らされて動けないフリをした訳さ。んで喋らなかったのは言うタイミングがなかったからだろ、俺に気づいたのはS.O.N.G.離れてからだったしな』
マリア「…そう、それなら」
『エボルト』『って言うのは建前で前から気付いてたとしてもこいつは喋る気無かったぞ。中に居た俺が言うんだ間違いないぜ』
クリス「ほー?」
シン「エボルトォ!!余計なこと言ってんな!?」
切歌「それは酷い事聞いたデス」
調 「お仕置き追加」
シンの膝の上に米袋をドンと投げる切歌と調
シン「いったぁ!?なにすんだよ!」
マリア「そうよ」
シンはマリアを聖母を見たように見上げる
マリア「これじゃ少ないわ」
クリスとマリアが追加を乗せる
シン「いっ!?足痺れてるから!!なぁ!!」
奏 「あたしらに黙ってたツケだと思いな」
シンの周りで騒いでいる奏者達、『エボルト』は弦十郎に近づき
『エボルト』『弦十郎、ちょっといいか』
弦十郎「む?なんだ?」
『エボルト』は弦十郎と肩を組み小さな声で
『エボルト』『シンからの伝言だ、シンの体を研究してた研究所の名前は群蜘蛛研究所…お前の親父が所長をしてた所だ』
弦十郎「なんっむご!?」
慌てそうになる弦十郎の口を塞ぐ『エボルト』
『エボルト』『騒ぐな、これはお前にしか知らせるなってシンにいわれてるからなァ…そこでやってたのは人体実験だ。そしてそこにはもう1人の俺も出入りしてた、ここまで言えば分かるよなァ?』
弦十郎「…つまり風鳴とファウストが繋がっている、と」
『エボルト』『正確にはもう1人の俺と訃堂が、だな…お前には悪いがあいつは外道中の外道だ、何をしてくるか分からねェ…それともうひとつ』
弦十郎「今度はなんだ」
『エボルト』『訃堂はパヴァリアの残党と繋がってる』
弦十郎「…やはりか」
『エボルト』『驚かないって事はある程度覚悟してた訳か』
弦十郎「ああ、状況証拠が物語っているからな」
『エボルト』『…それと翼には注意を払った方がいい』
弦十郎「なに?」
『エボルト』『あいつは
弦十郎「なんだと!?」
『エボルト』『一応確証はある、さっき翼に訃堂から連絡があってな、シンが聞き耳立てて聞いたが「刻印、掌握」と言ったらしい』
弦十郎「刻印だと?なんの事だ」
『エボルト』『そこまでは分からん、だが訃堂の奴がかけた暗示だとしたら…』
弦十郎「…わかった、頭に入れておこう」
『エボルト』『まぁこっちでも一応見張っとく』
エボルトは肩から腕を外しシンの元に向かう
弦十郎「(…本当に違うようだな)」
『エボルト』『じゃあ俺は中に戻らせてもらうぜ』
シン「はぁ!?この状況放置する気かよ!!」
『エボルト』『自分で蒔いた種だ、自分でどうにかしな』
シン「お前が余計なこと言わなきゃ良かったんだろ!!」
『エボルト』『チャ〜オ』
ゲル状になりシンにくっつき中に消えるエボルト
シン「うぇ…この感じ気持ち悪い…」
切歌「どんな感触デス?」
シン「こう…なんか水中で圧迫された感じが一瞬だけする感じ?」
弦十郎「お前達、もうその辺にしてやれ」
弦十郎がシンの上から米袋を持ち上げる
シン「た、助かった…」
弦十郎「シン君も嘘や内緒事は程々にしろ、わかったな?」
シン「了解です…」
to be continued
ついに動き出すパヴァリアの残党、ノーブルレッド。果たしてエルフナインはどうなるのか?未来は本当に生きているのだろうか?
次回 第55章 運命の先に
呪縛を切り裂き、未来を勝ち取れ!!切歌!!
シン 『エボルト』「『絶唱しないシンフォギア劇場〜』」
『エボルト』『よっ!俺の名はエボルト!地球外生命体だ!今は宿主のシンに協力する形で体に住んでるぜ』
シン「出てけ」
『エボルト』『いいのかァ?ハザードレベルがくんと下がるぞ』
シン「どのぐらい?」
『エボルト』『クロスハートにギリギリなれるかなぐらい』
シン「ギリギリって…」
『エボルト』『まぁお前自身のハザードレベルが上がるように頑張んな』
シン「正確な数字をだな…」
『エボルト』『おっと!時間が来ちまったみたいだな!今回はここまでだ、チャオ〜』
シン「おい勝手に終わr」