戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年 作:ストライカーシグマ5
切歌「エボルトにされたシンデスがなんと皆の力で分離出来たデス!!」
調 「しかもローグが味方になってくれた」
マリア「けれどエボルトリガーは復活してしまったわ」
切歌「打倒エボルトを掲げたシン達仮面ライダー!!さてさてどうなるデス!」
side シン キラ カナード 響 翼 クリス 奏 マリア 切歌 調 セレナ エルフナイン 覇道
東京に戻る進路をとっていたプトレマイオス
弦十郎「さて!まずは月だ!!」
キラ「船はエボルトが破壊しちゃいましたからね」
シン「っても簡単に行けるものでもないしなぁ…この辺にマスドライバーとかないの?」
カナード「あるわけないだろう」
響 「マスドライバーってなんですか」
シン「宇宙にシャトルを打ち出せる施設」
響 「そんなものあるんですか!?」
キラ「といってもそんな施設作れるのは極わずかだよ。日本には数箇所しかないし種子島にはないね」
切歌「どうしたもんかデス…」
調 「手詰まりだね…」
覇道「貴様ら月に行きたいのか?」
切歌「そうデス!でも宇宙に行く為のシャトルエボルトにぶっ壊されて行けないんデスよ!」
覇道「何故シャトルで行かねばならん」
マリア「は?」
覇道「何故シャトルで行かねばならんと聞いた」
翼 「なら何で行けばいいのだ」
覇道は懐から何かを取り出す
エルフナイン「それはテレポートジャムですか!?」
覇道「ああ。数年前宇宙に寄る用があってな、その時座標を指定した物だ」
エルフナイン「み、見せてください!!わー!」
覇道に駆け寄ろうとするエルフナイン、コケる
響 「エルフナインちゃん大丈夫!?」
エルフナイン「はうーずびばぜーん」
シン「ああ、鼻赤くなってる。奏冷蔵庫から氷をそこら辺に袋あるからそれに突っ込んでこっちにくれ」
奏 「はいよー」
覇道「…」
奇妙な物を見る目で覇道はシン達のやり取りを見る
カナード「不思議に見えるか」
覇道「…ああ」
カナード「俺も最初はそうだった。だがここでは「これ」が普通だ」
覇道「…普通、か」
カナード「…お前もその内染まる」
覇道「…」
それは嫌だと言う顔をする、カナードはふと笑い
カナード「俺も染った」
覇道「…ふっ」
カナード「遊んでいる暇はないぞお前ら」
覇道「ああ、これで宇宙には行ける。だが2つ問題がある」
翼 「問題?」
覇道「貴様らが宇宙に上がるのはいい、だがシェム・ハは誰が抑える?エボルトも仕掛けてくるはずだ」
セレナ「それは…」
シン「エボルトは俺達で抑えよう」
キラ「問題はシェム・ハとノーブルレッドか」
カナード「…」
カナードの表情を見るシン
シン「カナードはシェム・ハを…」
カナード「いや、俺もエボルトの方に行く」
シン「でも」
カナード「ヤバさは余り変わりない、いやエボルトの方が危険だ」
シン「…いいのか」
カナード「…ああ」
キラ「じゃあ残りはシェム・ハの方だね」
エルフナイン「それなら僕が!」
響 「エルフナインちゃん…」
エルフナイン「今の僕の中にはキャロルがいます!僕とキャロルなら皆さんが帰ってくる間ぐらいならどうにかできるはずです!」
シン「…危険だぞ」
エルフナイン「わかってます!」
迷いのない目で見つめるエルフナイン
シン「…わかった。エルフナイン、キャロルに変われるか?」
エルフナイン「え?あ、少し待って貰えますか?」
目を閉じぶつぶつと何かを呟くエルフナイン。目を開くエルフナイン、先程より少し鋭い目付きに変わり
キャロル「何の用だ」
シン「おー本当にキャロルに変わった」
響 「キャロルちゃん!」
キャロルの体に抱きつく響
キャロル「ええい!離せ!立花響!!」
抱きついた響の頭を両手で押さえつけるキャロル
キャロル「で!何の用だ!」
シン「いや、本当にキャロルが戦えるのか本人から聞こうと思ってさ」
キャロル「ふん、エルフナインがやると言った以上俺はそれに従うだけだ」
シン「…わかった。ならシェム・ハはエルフナインとキャロルに任せよう」
クリス「で?オッサン、もうひとつの問題ってなんだ?」
覇道「…私はまだ32だ」
クリス「それ十分オッサンじゃね?」
クリスの容赦ない言葉に崩れかける覇道。それを見ていた弦十郎達大人組と年長組(キラ カナード マリア 奏は同い年)は暗い顔する
シン「おいクリス…」
クリス「え、あたしが悪いのか!?」
切歌 調 「じー」
クリス「ええ…」
大人組「(俺達(私達)(僕達)も子供たちからすればオッサン(オバサン)なんだ…)」
覇道はなんとか気力を振り絞り立ち直る
覇道「んん!もう1つの問題、それはテレポートジャムの「座標」だ」
響 「座標?なぜそれが問題なんですか?」
キャロル「バカかお前は…忘れたのか?」
響 「え?」
キャロル「お前達は何度月を巻き込んで戦ったと思っている。ルナアタックやフロンティア事変で月は被害を受けただろう」
響 「ああ!」
翼 「成程…月が受けたダメージのせいで記している座標がズレている可能性があると」
覇道「そういう事だ。座標固定したのはルナアタック前だったからな」
切歌「宇宙に行ったはいいけど月に埋れたりとか有り得るデス?」
覇道「ああ」
切歌「マジデスか…」
覇道「だから覚悟を持って月に行け」
固唾を呑む奏者達
響 「…それでも私は行きます!!未来に会うために…シェム・ハさんを止めるために!!」
翼 「ああ」
クリス「そんなものとっくに出来てる」
奏 「じゃなきゃここまでやって来れなかったさ」
マリア「マムが命をかけて救った世界だもの、私達が命をかけるには足り得るわ!」
切歌「そうデス!」
調 「大切な事を沢山教わった世界だもん。守らなきゃ」
セレナ「大好きな人達が暮らすこの世界を壊させたりしません!」
覇道「…愚問だったな」
弦十郎「話は纏まったな!それでは月への探索をシンフォギア奏者、エボルトの撃破を仮面ライダー、そしてシェム・ハの相手をエルフナイン君及びキャロル君とする!!いいか!!生きて帰ってこい!!誰一人欠けるなよ!!」
一同「はい!(おう!)」
弦十郎「作戦結構は2時間後!各員は万全の状態にしておいてくれ!!」
司令室から出ていく一同
覇道「ビルド、クローズ、グリスは残れ」
シン「?」
覇道「エボルトの事で話しておきたいことがある」
sideシン キラ カナード 覇道
シン「で?話しておきたいことってなんだよ?」
覇道「奴の能力の話だ」
キラ「能力?」
覇道「ああ、今の奴はエボルトリガーを復活させた。あの力は絶大だ」
カナード「どんな能力だ」
覇道「「ブラックホール」の力を使える」
シン「ブラックホールってあの宇宙で起きるあれ?」
キラ「ブラックホール…光さえ抜け出せない暗黒空間」
カナード「C.Eでも度々起きていたな」
覇道「奴はその力を使える」
シン「光でも抜け出せないんだろ?どう戦えば…」
覇道「奴とて常にブラックホールを使う訳では無い、がここからが問題だ」
キラ「それはどういう…」
覇道「奴の力は今までのものとは比べ物ならないという事だ」
シン「そんなにか…」
覇道「一瞬でも気を抜けば死ぬぞ。ライダーシステムが如何に強かろうとな」
シン「…ま、どうにかなるだろ!」
キラ「そうだね、どうにか出来るよ」
カナード「俺達は何度も危機を乗り越えてきた。今更何が来ようと変わりはない」
シン「それに俺達にそれを聞かせたってことはなんか対処法があるんだろ?」
覇道「ああ、それは…」
side シン キラ カナード 響 翼 クリス 奏 マリア 切歌 調 セレナ エルフナイン 覇道
〜2時間後〜
弦十郎「準備は出来たな!」
響 「はい!」
翼 「何時でも」
弦十郎「それでは覇道氏、よろしく頼む」
覇道「シンフォギアを纏え」
ギアを纏う響達、覇道は懐にしまっていたテレポートジャムを取り出す
覇道「行くぞ」
テレポートジャムを叩きつける、すると響達の足元に魔法陣が現れ一瞬にして姿を消す
弦十郎「…成功、か?」
覇道「とりあえずは、な」
シン「…なぁ」
キラ「どうしたの?シン」
シン「響達って宇宙に行ったんだよな?」
カナード「何を当たり前のことを…」
シン「…誰か帰ってくる方法あいつらに教えた人」
シンの言葉を聞いたキラ達、そして
シン以外の一同「あー!!!」
side ?
〜回想〜
ふたつの閃光がぶつかり火花を散らす
? 『シェム・ハ!お前の目論見は潰えた!これ以上の抵抗は無意味だぁー!!』
一方がシェム・ハと呼ばれた者を吹き飛ばす
シェム・ハ『業腹な…だがエンキ…貴様の言う通りかもしれんな…』
エンキと呼ばれた男は剣を向ける
エンキ『ならば!』
シェム・ハ『故に!である!』
シェム・ハは閃光を放つ。閃光はエンキの左腕に直撃し腕を銀に変えていく
シェム・ハ『快哉だ。行く道を悉く阻む貴様だけはこの手で屠らねば溜飲が下がらぬ!』
エンキは左腕を切り落とす
シェム・ハ『腕を捨てて命を拾うか!』
エンキはシェム・ハの元に向かって飛び剣を突き刺す、だがシェム・ハも己の武器をエンキに刺す
シェム・ハ『ならば我は…命を捨てて未来を拾う…さらばだ…エンキ…』
そう言い残し息絶える。エンキは切り落とした腕から大量の血を流しながら動き出す
エンキ『後は…ネットワークジャマーを作動させれば…すまない、フィーネ』
side 翼 奏 マリア
マリア「今のはっ!?…ここは…」
目を覚ましたマリア、いつの間にかギアも解けていた。周りを見回すと空に地球が見え、そして先程のマリア同様寝転がる翼と奏
マリア「翼!奏!」
奏 「う…?」
翼 「…ここは」
マリア「どうやら月に来れたみたいね」
奏 「本当か?重力あるぞ?それにあたしら以外のヤツらは?」
マリア「空気もある。むしろおいしい。地球並の重力。これは制御されていると考えるべきかしら?」
マリアは翼の方を見る
マリア「翼、あの時あなたノーブルレッドに向かって単身で突っ込もうとしたでしょう?」
シャトル場での戦闘、もしエボルトのイレギュラーがなければ単騎でノーブルレッドに突っ込んでいたのだろう
翼 「う…」
奏 「やっぱか」
マリア「無鉄砲なんてらしくないわね」
翼「マリア…私はどうすればよかったんだ?わからないんだ…」
マリア「そうね…勇気かしら」
翼 「勇気…?」
マリア「差し出した手を握ってもらえなかった時あの子はきっと心細かったはず。それでもあの子は勇気を出して自分から伸ばしきた。奏はそれをわかっていて握らせたんでしょう?」
奏 「ありゃ、バレてたか」
マリア「あの子の勇気に今度はあなたが応える番だと思う」
翼「そうか…私は士道不覚悟にも立花の勇気から逃げだした…あいたっ!」
翼の額を弾くマリア
マリア「とんだぶきっちょさんね」
額をさする翼、それをケラケラと笑う奏
マリア「兎にも角にもはぐれた仲間を探しましょう…何!?」
突如マリアのアガートラームが輝きだし光の筋を作る
マリア「導いてる…?アガートラームが!?」
翼「行ってみよう!」
sideヴァネッサ エルザ
〜回想〜
シェム・ハ『失態である』
シャトル場からなんとか離れたヴァネッサ達はシェム・ハの元に帰還した、だがシェム・ハはそれをよしとしなかった
シェム・ハ『歌女共は月へ向かうだろう。先回りし我の邪魔者を排除せよ』
ヴァネッサ『神よ!少しお時間を!エルザちゃんが先の戦闘で…』
シェム・ハ『不要である。その程度今のお前達にとってはあってないようなものである』
シェム・ハはヴァネッサ達の足元にテレポートジャムを落とす
ヴァネッサ『これは!』
シェム・ハ『歌女共を始末した暁には地球へと戻してやろう』
ヴァネッサ達は月のバラバラの場所に飛ばされた
〜回想終了〜
ヴァネッサ「帰還用ジェムの損傷が著しい…とても扱えないわね」
隠し持っていた帰還用のテレポートジャムも砕けており使い物にはならいだろう
エルザ「う、ヴァネッサ…」
キャリーケースを引きずり現れるエルザ
ヴァネッサ「エルザちゃん!無事だったのね!」
エルザ「ですが…脚下のニューロンコネクトが焼き切れたであります…おそらくテールアタッチメントの使用はもう…」
先程の切歌達の攻撃でアタッチメントを繋ぐプラグを破壊されてしまったエルザ
ヴァネッサ「そうね」
と言いつつもエルザを抱きしめるヴァネッサ
ヴァネッサ「でもよかった…ミラアルクちゃんを一緒に探しましょう」
エルザ「…ガンス」
エルザが安心したのもつかの間、当たりが赤くなり警報音が鳴り響く
エルザ「警報!?でありますか!?」
ヴァネッサ「これは内部に侵入した私達を排除しようとする遺跡の意志ね…」
周りには南極で棺を守っていた棘のような飛行物体
side響 クリス
遺跡内を走る響とクリス、その後を追う飛行物体
響 「あの形!南極で見た!」
クリス「ああ!ここに間違いなく先史文明の!」
逃げるにも限界はある、道がなくなり壁にぶち当たる2人
クリス「逃げるのは終いだ!」
響 「ぶち抜くよ!クリスちゃん!」
BGM ALL LOVES BLAZING
ギアを纏った響とクリス、次々と飛行物体を倒していく
sideシン キラ カナード 覇道
藤尭「ガングニールの反応を月遺跡にて検知!次いでイチイバルも!」
友里「調ちゃんと切歌ちゃん、セレナちゃんのギア反応も確認!ですがこちらからの呼びかけに応答はありません!」
エルフナイン「皆さん…」
シン「流石に宇宙にまで通信を届かせるのは難しいか…」
キラ「もう少し時間があれば用意出来たのに…」
弦十郎「おそらくは月遺跡での交戦。そして気になるのは…」
緒川「翼さんと奏さん、マリアさんの反応が見られない事…ですね」
弦十郎「呼びかけは続けろ!各国機関への救援要請もだ!一秒でも早く月へ向かう手はずを整えるんだ!」
友里「っ!司令!!」
弦十郎「なんだ!!」
友里「パンドラタワーからユグドラシルに呼応するように反応を感知しました!!」
弦十郎はシン達に目配せをする、頷いたシン達は司令室から走って出ていく
弦十郎「頼んだぞ…!!」
甲板に向かい走っているシン達
カナード「…」
カナードの様子を見たシンはキラと覇道に視線で何かを訴える、それに答えるかのように頷く2人
シン「(もしもの時は力を貸してもらうぞ『エボルト』)」
『エボルト』『おうよ』
side切歌 調 セレナ
調 「月遺跡…やって来たのが私達でよかった」
切歌「こんなのがいるんじゃ特殊部隊ではきっと相手にできなかったデス!」
飛行物体を落としていく3人
side ヴァネッサ エルザ
ヴァネッサ「遺跡構造のデータはシェム・ハからこの身にダウンロードされている…けど防御機構までは…!」
エルザを守りながら飛行物体を破壊するヴァネッサ、膝を変形させビームを照射する
ヴァネッサ「人類を呪いから解き放つって思った以上に難しいのね」
side響 クリス
クリス「(バラルの呪詛の解除…本当に人と人がつながってわかりあえるのなら正しい事を成そうとしてるのは…)」
隙を見せたらクリスに新たな敵が体当たりする
響 「クリスちゃん!」
クリス「こいつら…南極にいたやつらの量産型かよ!」
増えた敵を発勁で吹き飛ばし地面を踵落としで割りブースターガントレットで一気に蹴散らす響、クリスの横を通り過ぎる
クリス「うわっ!」
響 「ぶち抜いたよ!クリスちゃん!」
クリス「カッコよすぎるだろ…馬鹿力」
side シェム・ハ 未来
シェム・ハ「ふふふ…愉悦に震える」
どこかの地下に足を運んだシェム・ハ
シェム・ハ「ユグドラシルの根は既に地球中心各域に到達。そして怪物共がその使命を果たせば我…」
突如右手が震える
シェム・ハ「よくも足掻く、強い思いが成せる奇跡か」
目を閉じるシェム・ハ、精神世界に入る
未来『だって!私はまだ響に!』
シェム・ハ『腑に落ちぬ。そも我を受け入れたのはお前であろうに』
未来『え!?』
シェム・ハ『繋がりたい。想いを届けたいともがいていたのは誰であったか』
未来『違う!あれは!私は!』
シェム・ハ『身も心も捧げよ。先んじて呪詛より放たれし依代の少女よ』
姿を変えるシェム・ハ
シェム・ハ『我はシェム・ハ。来るべき星の未来…お前の名もそのような意味を持つのであろう?』
消えかかる未来の精神
未来『響…!』
? 『ま…いろ!こひ…た…く!』
誰かの声が聞こえた気がした
ユグドラシルが動きを見せる
黒服「ユグドラシルに動きあり!」
黒服「本部へと連絡…」
黒服「いや!状況によっては帰還要請だ!」
side翼 奏 マリア
アガートラームに導かれ進む翼達
翼 「この威容…遺跡の拠点と思われるが…」
奏 「はーなんだこれぇ」
光が止まり丸い球体から誰かのフォログラムが現れる
翼「マリア!」
マリア「待って!彼は夢に見た」
奏 「夢ぇ!?」
翼 「何かを伝えようとしているのか…?」
? 『施設内で観測されたパターンを基に言語をチューニングしてみた。これで通じるであろうか?』
マリア「あなたは?」
エンキ『俺はオリジナルエンキの意志をトレスしたオペレーティングシステム』
マリア「エンキ…シェム・ハもその名を口にしていた」
エンキ『ここは観測ベース・マルドゥーク。ネットワークジャマー・バラルの中枢だ』
side 弦十郎 緒川
友里「司令!緊急通信が入っています!」
弦十郎「繋げ!!」
sound onlyと書かれたモニターから声が聞こえた
翼『こちら翼!マリアと奏も一緒です!』
緒川「二人は無事なんですね!」
弦十郎「だがどうやって通信を…?」
翼 『管制室にて月遺跡と本部と電信を確立、遺跡内の防衛システムの一部と通信制御を解除しました!』
マリア『はぐれた仲間とも連絡を取り合い合流すべく誘導しているところよ』
弦十郎「こちらはユグドラシルの起動を確認し対策に向かっている最中だ。シン君達もエボルトが動き出した為出払っている!」
マリア『ユグドラシル…どうやらその世界樹は見た目以上にろくでもない代物みたいよ』
side翼 奏 マリア
〜回想〜
マリア『馬鹿な!それではあの時シェム・ハが私達を道具と蔑んだのは…』
エンキ『そうだ!身体機能よりもとりわけ脳を強化された人類は惑星環境改造装置ユグドラシルシステムを制御するための生体演算端末群としてデザインされている。地球史を遡れば歴然だろう』
ホログラフに人とそれを繋ぐ線のようなものが映し出させる
エンキ『俺達はこの星にて命を創造し進化を促し目的に応じて改造を施してきた。人間もまたその過程の産物、だが…仲間の一人であった改造執刀医シェム・ハは権力と力を掌握すべく反乱、俺達に戦いを仕掛けてきた。自身を言語と置き換えることであらゆるシステムに潜伏するシェム・ハをする覆滅することは不可能であり俺達はやむなくシェム・ハを封印、地球の放棄を決めたのだ』
翼『シェム・ハの封印…まさかあの腕輪に!?』
エンキ『いいや。データ断章となったシェム・ハは全人類の遺伝情報内に記憶され存在し続けている』
マリア『そんな!地球人類すべてがシェム・ハのゆりかごってことなの!?』
エンキ『何度倒そうとデータ断章から再生を果たすシェム・ハは事実上の不死身。故に俺達はネットワークジャマー・バラルによって統一言語で繋がれた人類を分断、封印に成功する』
奏 『つまり…バラルの呪詛ってのは…』
マリア『不和の根源であると共に人類を今日まで守護してきた…!』
〜回想終了〜
マリア「蘇ったシェム・ハはバラルの呪詛を解除して人類を生体端末群としユグドラシルを使って星と命を意のままに操れる武器・怪物へと改造しようとしているの」
弦十郎『やはり狙いは月遺跡の破壊…だがそれさえ阻止できれば…』
突如現れたミラアルクが通信の邪魔をする
ミラアルク「へー。さすがはS.O.N.G.。あっさりつまびらかにしてくれるぜ」
ギアを纏う3人、端末を短剣を3点で結んだシールドで守る
友里『翼さんとマリアさん、月遺跡で交戦と思われます!』
弦十郎『現在月からの帰還手段を検討している!必ず助けるから持ち堪えろ!生き抜くんだ!」
sideシン キラ カナード ローグ
パンドラタワーに到着したシン達、それを待ち構えていたギルバートの姿をしたエボルト
エボルト「よォ待ちくたびれたぜ」
シン「エボルト…!」
エボルト「今日こそお前を吸収し本当の完璧な姿になる…まァ?今の状態でもこの星ぐらい簡単に消せるがァ…それじゃつまらない。かと言ってシェム・ハにやるのも癪になった」
エボルドライバーを腰に当てベルトで固定し
エボルト「お前らを殺した後じっくりシェム・ハをいたぶってやる」
懐からエボルトリガーを取り出しボタンを押す
オーバー・ザ・エボリューション!!
ハザードトリガーやクラックトリガーのようにメーターの上に装填する。そして続けてエボルコブラボトルとライダーシステムボトルを挿す
コブラ!!
ライダーシステム!!
レボリューション!!
Are you ready?
エボルト「変身!!」
縦に銀色に変色したEV-BHライドビルダーが現れ、その周りをパンドラボックスのような立方体が黒い竜巻に乗って飛び交い、
これがEV-BHライドビルダーと合体して柱状になり、暗黒空間に飲み込まれ、そこから変身後の姿が小型の黒い立方体を飛び散らせながら現れる。
白を基調としたアーマーがコブラフォームに装着されている。「ブラックホール」の名の通り、降着円盤のような、黒い円を白で縁取ったディテールを上半身の各所に持つ
ブラックホール!!ブラックホール!!!ブラックホール!!!!レボリューション!!!!!
フハハハハハハハハ……!
エボルト「フェーズ4…完了…!!」
シン「あれがブラックホールの力を使う姿…なんだよ、ちょっとかっこいいじゃん」
軽口を叩くシン、それにつられキラとカナードも
キラ「そうだね、男は白と黒の姿が大好きだもんね」
カナード「ああ、だが自分ではあの色にはなりたくないがな」
ビルドドライバー、スクラッシュドライバー、エボルドライバーを装着する4人。各々変身アイテムをドライバーへと装填する
マックス!!ハザードオン!!
ラビットタンクスパークリング!!
ビルドアップ!!
ガタガタゴットン!!ズッタンズタン!!!ガタガタゴットン!!!!ズッタンズタン!!!!!
ドラゴンゼリー!!
ロボットゼリー!!
ボトルドーン!!!
クローズストライク!!!
グリスハイペリオン!!!
クラックトリガー!!
オールブレイク!!
クロコダイル!!
ライダーシステム!!
スクラップアップ!!
紡ぎ重なる心!!!!
スゲーイ!!!!
ツエーイ!!!!
ハエーイ!!!!
Breakup Soulburning!!!
ドララララララァ!!!
大義晩成!!
ドリャドリャドリャドリャ!ドリャー!
変身した余波をエボルトが吹き飛ばす
エボルト「かかってこい…!!」
シン「ここでアンタを倒して終わらせる!!行くぞ!!エボルトぉぉぉぉ!!!」
to be continued
始まった最終決戦、果たして勝利の女神はどちらに傾くのか…
次回 第62章 集いし願い
魂を燃やし高まれ!!カナード!!