戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年   作:ストライカーシグマ5

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作者「やってなかった未来編やるよ!」

キラ「ねぇ、作者()がなんか書いてあるよ?」

作者「知らないわ!全力で顔を背けるわ!」

キラ「きみってやつは!てかなんでパート割なの!?」

作者「長くなるから」

キラ「ええっ!?」

作者「おら!妄想垂れ流しを見やがれ!!」

キラ「口悪っ!」



メモリア2 未来とデートパート1(執拗いが作者はクリスry)

sideシン カナード

 

あの戦いから1週間が過ぎた

 

カナード「は?温水プールの無料券?」

 

シン「そ、買い物行った時に福引で当ててさ」

 

トレーニングを終えシャワーに入ったシンとカナード

 

カナード「何故俺に言う?」

 

シン「カナードそういうところ言った事ないだろ?」

 

カナード「ああ、ないが…」

 

シン「誰か連れて行ってこいよ」

 

カナード「お前が行けばいいだろう」

 

シン「それ日付限定なんだよ、俺行けない」

 

シャワーから出てロッカーからチケットを渡す

 

シン「その日確か非番だろ?」

 

カナード「ああ」

 

シン「それペアチケットだから未来でも連れて行ってくれば?」

 

カナード「何故未来なんだ」

 

シン「え?」

 

カナード「は?」

 

間抜けな声を出してしまうシン

 

シン「マジで言ってる?」

 

カナード「は?」

 

シンは大きく溜息を着く

 

シン「鈍感だとは思ってたけど自分の気持ちにも気づいてないのか…?

 

カナード「…よく聞こえんがなぜだか貴様には言われたくないと思ったぞ」

 

シン「いいから!!未来連れてってやれ!」

 

チケットを押し付け更衣室を出ていってしまう

 

カナード「…何故だ…わからん」

 

 

 

sideシン キラ 響 クリス 切歌 調 セレナ

 

シン「言われた通り渡して来たけど」

 

響 「ありがとうございます!」

 

シン「けど大丈夫かぁ?カナード自覚なさそうだったぞ」

 

響 「えぇ!?あんなに未来の為に死力を尽くしてくれてたのにですか!?」

 

シン「カナードの奴鈍感だなぁ」

 

キラ「はは、多分君には言われたくないと思うよ」

 

お前が言うなと言う視線がシンに突き刺さる、しかも複数の

 

シン「は?俺が鈍感って事ですか?」

 

キラ「誰かー鈍感を辞書で引いて教えてあげてー」

 

キラの服をつかみグラグラと振る

 

響 「(あれ本気で言ってるのかな…)」

 

クリス「(金色より下手したら重症だ)」

 

調 「(先輩とマリア、翼さん可哀想)」

 

切歌「(これも惚れた弱みって奴デス?)」

 

セレナ「(姉さん(涙))」

 

キラ「あ!未来ちゃん来たよ!」

 

ササッと隠れる一同

 

シン「(なんで隠れたんだ…俺まで)」

 

クリス「(いや、何となくだろ?)」

 

 

 

sideカナード 未来

 

未来「あ、カナードさん」

 

カナードを見つけ駆け寄ってくる未来

 

カナード「ん?響か?」

 

未来「はい、響に呼ばれてきたんです。後検査の結果も出るので」

 

カナード「そうか…あれ以来体はどうだ」

 

未来「特に違和感とかもありません、ありがとうございました」

 

頭を下げる未来

 

カナード「気にするな、俺の勝手な約束を勝手に守っただけだ」

 

未来「そんな事ありませんよ、私もちゃんと約束したつもりでしたから」

 

カナード「…」

 

少しだけ照れるカナード

 

カナード「(何故俺は照れている?)」

 

が自分ではわかっていないようだ

 

未来「カナードさん?」

 

カナード「あ、いや…すまない。なんでもない、あいつならトレーニングルームにいるんじゃないか?」

 

未来「見に行ったんですけどいなくて…」

 

カナード「なら司令室か?」

 

未来「かもしれませんね」

 

カナード「俺も弦十郎に用がある、行くか?」

 

未来「はい!」

 

 

sideシン キラ 響 クリス 切歌 調 セレナ

 

響 「あ!動き出した!」

 

切歌「後を追うデス!」

 

シン「いや、後追ってどおすんだよ…」

 

だが既に響と切歌(おバカコンビ)は居なくなっていた

 

シン「居ないし!」

 

クリス「こういう時のあのバカ2人の行動力は異常だな…」

 

調 「とりあえず追う?」

 

シン「…だな、響と切歌が変なことする前にとっ捕まえないと」

 

 

 

sideカナード 未来

 

カナード「入るぞ」

 

弦十郎「ん?カナード君か、それに未来君も」

 

カナード「ここに響は来なかったか?」

 

弦十郎「響君?いや来ていないぞ」

 

カナード「そうか…どこか心当たりはあるか?」

 

弦十郎「いや、ないな…ん?カナード君、それは?」

 

弦十郎がカナードのポケットを指す。そこからはシンから渡されたチケットが飛び出していた

 

カナード「…ああ、これか」

 

未来「あ、それ最近できた温水プールのチケットですね」

 

カナード「欲しければやるぞ、俺もシンに押し付けられたものだ」

 

未来「え?でも」

 

カナード「響でも誘っていくといい」

 

未来にチケットを渡すカナード、だが

 

未来「…あの、カナードさん」

 

カナード「なんだ?」

 

未来「これ…」

 

未来は貰ったチケットを見せる、そこには

 

カナード「男女ペア用…だと?」

 

未来「これじゃ響とは行けませんね」

 

カナード「…奴は半分男みたいなものだろう」

 

未来「間違ってないですけどそれじゃ入れませんよ…」

 

カナード「なら、誰か男を誘うか?と言っても寄越した張本人は行けないと言っていたし。キラはそもそも外に出たからないからな…緒川は忙しいだろう」

 

未来「あの、カナードさんは?」

 

カナード「は?」

 

未来「カナードさんはこの日空いてませんか?」

 

カナード「何故俺?」

 

未来「だめ、ですか?」

 

上目遣いで見てくる未来、うっと漏らすカナードだが

 

カナード「俺でいいのか?」

 

未来「カナードさんさえ良ければ…」

 

カナード「…わかった」

 

未来「本当ですか!?」

 

カナード「嘘をつく意味は無い、が1つ問題がある」

 

未来「なんですか?」

 

カナード「俺は水着を持っていない」

 

未来「え!じゃあ買いに行かなきゃ」

 

カナード「どういうものがいいかわからん」

 

未来「ならこの後一緒に行きませんか?せっかくだから私も新しいのにしようかなと」

 

カナード「構わない」

 

 

 

sideシン キラ 響 クリス 切歌 調 セレナ

 

響 「で、デート!これはデートだ!」

 

切歌「未来さんナチュラルに誘ったデス!」

 

シン「めっちゃ出歯亀じゃん…」

 

キラ「女の子ってこういうの好きだよねぇ」

 

響 「皆さん!私から提案があります!この後の2人を尾行しプールの日も尾行しましょう」

 

シン「…」

 

キラ「…」

 

クリス「…」

 

年上3人にこいつ何言ってんだと言う目をされる響、だがめげずに

 

響 「だって!未来の恋路がかかってるかもしれないんだよ!?なら親友としては見届けてあげたい!」

 

切歌「先輩の勇姿を見届けずして何が後輩デスか!」

 

調 「きりちゃん…」

 

セレナ「流石にやりすぎでは…」

 

響がクリスの横に行き耳元で

 

響 「せっかくだしクリスちゃんもシンさんに水着選んでもらおうよ。シンさんの好みも分かるよ?」

 

クリス「っ!?ば!おま!!」

 

シン「?」

 

キラ「あー」

 

シンは?を浮かべキラは察した顔をする

 

キラ「シン、響ちゃん達も行く気満々だからお守りよろしくね」

 

シン「は!?俺に丸投げですか!?」

 

キラ「あばよーとっつぁん〜」

 

自分の研究室に向かって消えるキラ

 

シン「逃げやがった…!はぁ、クリスあいつらが暴走しないように見張るぞ」

 

クリス「お、おう」

 

 

 

 

 

sideカナード 未来

 

大型ショッピングモールに来た2人、響には会えた為そのままこちらに来た

 

カナード「と、来たはいいがこの時期に水着はあるのか?」

 

未来「はい、ここは年中売ってますよ」

 

カナード「それ、売上はあるのだろうか」

 

未来「水着以外もスポーツウェアとかも売ってます」

 

カナード「成程な」

 

店に入る2人

 

未来「まずはカナードさんのを選びましょう」

 

カナード「任せる」

 

未来「え」

 

カナード「なんだ?」

 

未来「自分で選ばないんですか?」

 

カナード「逆に聞こう、俺にセンスがあると思うか?」

 

未来「水着にセンスって…」

 

未来ははっと思う、もしここでブーメランパンツなど選ぼうものならそれはそれでやばい。ならば

 

未来「私が選びます!」

 

カナード「よろしく頼む」

 

 

 

sideシン 響 クリス 切歌 調 セレナ

 

クリス「なんか盛り上がってんな」

 

シン「おおかたカナードが変な水着選ばないように頑張るぞってところじゃん?」

 

クリス「あいつそんな変なの選ぶ気か?」

 

シン「前あいつの私服買いに行った時変なの手に取ってたから俺が全部選んだ」

 

クリス「…ちなみにどんなの?」

 

シン「クッッッッソだせぇTシャツ。「2枚目気取りの3枚目」とか「右に同じ」とか」

 

響 「ダサッ」

 

シン「ああ、死ぬ程ダサかった」

 

調 「以外」

 

セレナ「あはは…」

 

切歌「およ?動き出したデス!」

 

響 「未来がどんなの選ぶか確かめなきゃ!」

 

シン「はぁ…もう勝手にしてくれ…」

 

疲れた顔をするシン、クリスも同じようにげっそりする

 

シン「調ぇ…あの二人どうにかならないか?」

 

調 「無理だと思う…」

 

調も苦笑する、セレナも同様。ふとセレナがシンの首元の指輪を見つけ

 

セレナ「義兄さん。ネックレスなんてしてました?」

 

シン「え?ああ…エボルトとの1件も落ち着いたからこういうのもいいかなって」

 

調 「綺麗な指輪だね」

 

シン「そうだな」

 

クリスは指輪の話題になり顔を赤くしている

 

セレナ「?雪音さんどうかしました?」

 

クリス「な、なんでもねぇよ!!早くしないとバカコンビ見失うぞ!」

 

 

sideカナード 未来

 

男物の水着のコーナーに来た2人

 

未来「これなんかどうですか?」

 

黄色をベースとした水着を取る未来

 

未来「カナードさん金色とかそういう色がイメージカラーだから合うと思うんですが」

 

カナード「ならこれでいい」

 

未来「え、いいんですか?」

 

カナード「ああ、お前が選んだなら大丈夫だろう。少なくとも俺のセンスよりはいい」

 

未来「あ、ありがとうございます」

 

カナード「お前の水着はいいのか?」

 

未来「えと…じゃあカナードさん選んでくれますか?」

 

カナード「は?さっきの話を聞いていなかったのか?シン曰く「絶望的なセンス」だぞ」

 

未来「じゃあ何個かに選ぶのでその中から選んで下さい」

 

カナード「…それぐらいなら、やれんことは無いが」

 

未来「じゃあ行きましょう!」

 

カナードの腕を引き女性物の水着コーナーに連れて行く

 

未来「(どれがいいかな)」

 

いくつか手に取る未来

 

未来「(なんで私こんなウキウキしてるんだろう?)」

 

カナードは未来を眺めながら壁にもたれかかっている

 

未来「(カナードさん。最初は怖い人かなって思ったけど…私と響を繋いでくれた優しい人)」

 

ドクン、と胸が高鳴る未来

 

未来「え?」

 

高鳴る胸に戸惑う未来

 

未来「(なんでドキドキしてるの!?)」

 

カナード「まだか?」

 

未来「ひゃっ!?」

 

背後に現れたカナードに驚く未来

 

カナード「な、なんだ?驚かせたか?」

 

未来「な、なんでもないです!そ、それよりこれとこれどっちがいいと思いますか!?」

 

咄嗟に取った水着を見せる未来、だが

 

カナード「…おい、こんなのを着る気か?」

 

片手に持っていたのは大人っぽいビキニ、そしてもう片手に持っていたのは布面積が非常に少ない水着…もはや紐レベル

 

未来「きゃぁぁ!?違います!!」

 

 

 

 

sideシン 響 クリス 切歌 調 セレナ

 

響 「わーお未来大胆!」

 

切歌「大人のオンナって感じの水着デス!」

 

シン「いや、絶対今適当に取ったろ…」

 

クリス「悲鳴上げてるしな」

 

響 「あ、クリスちゃん来てたの?」

 

クリス「お前らが暴走しないように見張ってんだろうが!」

 

響 「大丈夫だよ!それよりクリスちゃんも水着選んできなよ!」

 

クリス「はぁ?なんでだよ」

 

響 「当日着るのあるの?」

 

クリス「夏着てたのでいいだろ」

 

響 「それじゃもしあったらバレちゃうよ!当日は変装するけど水着は各自で決めなきゃ!」

 

クリス「変装だァ?」

 

響 「エルフナインちゃんも手伝ってくれる予定になってるからね!」

 

調 「(エルフナイン…絶対巻き込まれたね)」

 

セレナ「(ですね…)」

 

ちなみにエルフナインが協力を申し出たのはキャロルのせいだったりする

 

響 「てことで!未来達は私達に任せてシンさんとクリスちゃんは水着選んできてね!」

 

2人を押し出し未来達に視線を戻す響

 

シン「はぁ…調、セレナあと任せていいか?」

 

調 「うん」

 

セレナ「いってらっしゃい」

 

シン「クリス、さっさと水着選んで戻ってこよう」

 

クリス「え、あ、おい!」

 

 

 

sideシン クリス

 

シン「と、言ったものの…会わないようにしないといけないからなぁ」

 

クリス「じゃあお前のから行くか?」

 

シン「つってもなぁ体が隠せないと」

 

クリス「そっか、傷か」

 

シン「そうなんだよなぁ」

 

そうなると必然的に体を隠せるタイプになる。クリスと相談していると端末が震える

 

シン「もしもし?」

 

エルフナイン『あ、繋がりました!』

 

シン「エルフナイン?」

 

エルフナイン『はい!』

 

シン「どうかしたのか?」

 

エルフナイン『はい、シンさんがもしかして体の事で水着を選ぶの大変かなと思ってご連絡させて頂きました』

 

シン「…どっかから見てた?」

 

エルフナイン『え?見てませんよ?』

 

シン「…ま、まぁいいか」

 

エルフナイン『僕の発明品で傷を隠せるのでお好きな水着を買ってください』

 

シン「そんなこと出来んのか?」

 

エルフナイン『はい!僕は錬金術師ですから! 』

 

シン「マジかよ錬金術スゲーな、ありがとうエルフナイン」

 

クリス「エルフナインか?」

 

シン「ああ、なんか錬金術で傷隠せるから普通に買えって」

 

クリス「な、ならあたしが選んでやるよ」

 

シン「…変なのやめてね」

 

クリス「どういうことだ!」

 

 

 

sideカナード 未来

 

カナード「もう少し布面積を増やしたらどうだ…」

 

未来「さっきのは咄嗟に取っちゃっただけです!」

 

次に取った水着は白と紫のフリルが着いたセパレートタイプ

 

カナード「お前らしくていいと思うが」

 

未来「そ、そうですか?じゃあこれにしようかな」

 

会計に向かう2人、料金を払おうとするが

 

カナード「俺が払う」

 

未来「え?悪いですよそんな」

 

カナード「チケットの期待を裏切ってしまったからな」

 

未来「でも…」

 

カナード「気にするな、こう見えて高給取りだ。なんなら1番俺がシン達の中で貰っている迄ある」

 

未来「え?そうなんですか?」

 

カナード「大半が学生だからな、海外派遣等がある分俺は貰っている。ほら」

 

水着の入った袋を渡すカナード

 

未来「すみません、ありがとうございます」

 

 

 

sideシン クリス

 

クリス「これなんてどうだ?」

 

赤と青のファイアパターンの入った水着を渡すクリス

 

シン「派手じゃね?」

 

クリス「そんなことねぇよ」

 

シン「本当か?…じゃあこれにしようかな」

 

クリス「そうしろ…で、でさ」

 

シン「ん?」

 

クリス「あ、あたしの水着選んでくれよ」

 

シン「…俺が?」

 

クリス「お前以外居ないだろ!」

 

シン「俺女の子の水着なんて選んだ事ないぞ…」

 

クリス「いいから!」

 

シンを引きずって女性向け水着コーナーに向かう。そこには女性が多くシンは意心地の悪い顔をする

 

シン「よくカナードはこんな中で平然としてたな…」

 

クリス「ほら、さっさと選べ」

 

シン「えぇ…」

 

気まずい気分のシン、早く選ぼうと水着を眺める

 

シン「これとかいいんじゃないか?」

 

シンが取ったのはセパレートタイプの水着、だが

 

クリス「あたしに似合うと思うか?」

 

シン「…やっぱなしで」

 

シンが次々と水着を選ぶがどれも不評、何故ならば布面積が多いものばかり選ぶから

 

クリス「舐めてんのか?」

 

シン「ち、違う!お母さんあなたの事心配で!」

 

クリス「お前はあたしのママじゃねぇだろ!」

 

シンは割と本気で言っているようだ

 

シン「…変な奴らに言い寄られでもしたら嫌だろ?」

 

クリス「そりゃあ、なぁ」

 

シン「露出高いとそういうことにあいそうだし…」

 

クリス「…ならお前が守ってくれればいいだろ」

 

シン「…そりゃ、そうだけど…」

 

クリス「だから心配なし!ちゃんと選べ!」

 

シン「う…じゃあ…これ?」

 

シンが次にとったのは赤のビキニに下がデニムのホットパンツになっている物。少し大人っぽい感じだ

 

クリス「ふーん?お前こういうの好きなのか?」

 

シン「なっ!違っ!」

 

クリス「じゃあお前の趣味似合わせてこれにしてやるよ」

 

シン「だから!違うって!」

 

 

side響 切歌 調 セレナ

 

響 「そろそろ出そうだよ!」

 

切歌「じゃあ今日はここで解散デス?」

 

調 「そうしようよ。お夕飯遅くなっちゃうよ?」

 

セレナ「その方がいいと思いますよ」

 

響 「じゃあ後は当日で!じゃあね!」

 

ダッシュで寮に帰る響

 

 

 

 

 

sideカナード 未来

 

〜温水プール〜

 

あれから数日が経ち当日がやってきた。カナードは着替え未来が選んだ水着を着て待っていた

 

カナード「(人が多いな、これでは何かあった時が面倒だ)」

 

カナードはそんなことを考え未来が来るのをじっと待つ、がそんなカナードに声をかける者がいた

 

女 「おにーさん1人なんですかぁ?」

 

女2人組がカナードに声をかけてきた

 

カナード「連れを待っている」

 

女 「じゃあさその連れの人来るまであたし達と遊ぼうよ!」

 

カナード「すまないが他を当たってくれ」

 

女 「えーいいじゃんいいじゃん!」

 

カナード「…」

 

どうすればいいかと考えていると

 

未来「お待たせしました!」

 

水着に着替えた未来が現れる

 

カナード「ん、来たか」

 

未来「はい!…この人達は?」

 

カナード「知らん」

 

未来を見た女達は

 

女 「なーんだカノジョ持ちかーじゃあやめようよ」

 

女 「ごめんねカノジョさん〜じゃあたしらは消えるわー」

 

と言い残し人混みに消えていく

 

カナード「嵐の様な奴らだったな…」

 

未来「か、彼女…」

 

赤い顔をしモジモジとしている未来

 

カナード「どうかしたか?」

 

未来「な、なんでもありません!」

 

アワアワと手を振る未来、その首には神獣鏡のファウストローブのペンダントがかかっていた

 

カナード「それは持ち続けるのか?」

 

未来「…はい。もう守られるだけじゃ嫌だから…響の、皆の背中を見るんじゃなくて隣に立ちたいんです」

 

 

 

 

 

sideシン 響 クリス 切歌 調 セレナ

 

響 「未来ぅぅ(´;ω;`)」

 

号泣する黒髪のアホ毛少女(・・・・・・・・)、いや立花響

 

シン「号泣するなよ…」

 

赤みがかった長い髪(・・・・・・・・・)を後ろで結んだ翠の瞳(・・・)のシンがガシガシと乱暴に撫でる

 

クリス「ほっとけ、すぐ収まる」

 

ピンクの色の髪を(・・・・・・・・)を1本結びにし椅子に座ってオレンジジュースを啜るクリス。何故皆髪の毛の色や長さが違うのか、それは前日に遡る

 

〜前日〜

 

エルフナインに呼ばれたシン達、研究室に入る

 

シン「エルフナインいるかー」

 

切歌「来たデスよー」

 

エルフナイン「お待ちしてました」

 

なにかの小瓶を持ったエルフナインが奥から出てくる

 

調 「なんで私達を呼んだの?」

 

エルフナイン「はい、響さん達に変装のお手伝いを頼まれてまして」

 

シンとクリスは響を睨み「なにくだらん事に巻き込んでんだおい」という視線を送る。響は視線をあさっての方向に向け口笛を吹く

 

エルフナイン「それでこんなものを作りました」

 

エルフナインは小瓶をシンに渡す

 

シン「これは?」

 

エルフナイン「これは髪の毛の色や長さを自由に変えられる物です」

 

クリス「なにさらっとノーベル賞物のもん作ってんだ…」

 

エルフナイン「錬金術に不可能はありません」

 

切歌「錬金術スゲーデス」

 

シン「これ、体に害はないよな…?」

 

シンに渡された瓶の中はオレンジっぽい色をしている

 

エルフナイン「害が出るようなものを僕は作りません!…と言っても作り方を教えてくれたのはキャロルなので…」

 

シン「不安になる事言うな!?」

 

響 「シンさん試して見てくださいよ」

 

シン「俺を人柱にするな!?」

 

響 「ささっ!グイッと!」

 

嫌顔をしつつも覚悟を決め瓶の中の液体を飲み干すシン

 

シン「うげぇ…ハッカの味だ…」

 

エルフナイン「味はランダムです」

 

シン「何そのガチャ要素…ん?」

 

シンの髪の毛に変化が起きる。髪の毛がどんどんと伸び腰程まで長くなり真っ黒だった色は赤みがかった色へと変化した

 

エルフナイン「成功です!」

 

シン「ほんとに変わった…つか長っ」

 

長くなったシンの髪を響達が触る

 

響 「わー本物だ!カツラっぽくなるかと思ったのに」

 

切歌「じゃあじゃああたしらもやるデスよ!」

 

シン「これって何時までこの状態なんだ?」

 

エルフナイン「2日ほど持続します、消える時は元の長さに戻って長かった分は空気に溶けるようになってます」

 

セレナ「本当にノーベル賞物…」

 

棚から色とりどりの瓶を取り出しテーブルに並べる

 

エルフナイン「色によって髪の色が、量によって長さが変わります」

 

クリス「じゃあ全部飲まなきゃ髪のボリュームも大して増えないって事だな」

 

エルフナイン「はい」

 

響 「ジャンケンしよう!買った人から選べる!」

 

シン「俺はやらないぞ…これで十分だろ」

 

暑そうに髪をまとめるシン

 

エルフナイン「シンさんはこれを明日の朝塗ってください」

 

シン「これは?」

 

エルフナイン「肌のを誤魔化すクリームです、塩素やお湯にも強いので安心してください」

 

シン「本当にお前ノーベル賞取れるよ…」

 

苦笑しながら受け取る

 

響 クリス 切歌 調 セレナ「ジャンケンぽん!!あいこでしょ!」

 

シン「…楽しそうだな」

 

エルフナイン「…ですね」

 

セレナ「勝ちました!」

 

調 「ぶい」

 

切歌「デース!」

 

響 「やった!最下位回避!」

 

クリス「ドベ…だと?」

 

どうやら選ぶ順はセレナ 調 切歌 響 クリス の順のようだ

 

セレナ「では私は…この青で」

 

調 「なら私は…金髪で」

 

切歌「あたしは…この白っぽいのにするデス!」

 

残った瓶は黒とピンク

 

クリス「な、なぁ黒い髪のあたし見たくないか?」

 

響 「えー?ピンクの方が似合うよー!って事で黒貰います!」

 

クリス「がぁぁぁあ!!」

 

セレナは青、調は金、切歌は白、響が黒でクリスがピンクと決まったようだ

 

 

〜当日〜

 

髪の色や長さが変わったシン達はカナードと未来を見守る

 

シン「カナード上手くやってるかな…」

 

響 「さっきナンパされてましたよ」

 

シン「へー…命知らずな奴もいたもんだ」

 

切歌「動き出したデス!」

 

響 「行こう!」

 

シン「プールサイドで走るなバカコンビ!」

 

走り出そうとする2人の頭を掴み制止するシン

 

響 切歌「アダダダ!!」

 

騒いでいるシン達はかなり注目をされている、それもそうだ。奇天烈な髪の色をした集団なのだから、しかもイケメンと美少女達。注目されないはずもない

 

女 「あの人かっこよくない?声かけようかなぁ!」

 

女 「やめときなさいよ、周りの女の子が可愛いんだからアンタなんて相手にされないわよ」

 

男 「あの子たちレベル高ぇ…!」

 

男 「ワンチャンねぇかなぁ」

 

男 「無理だろ、一緒にいる男を見ろ」

 

男 「くそっ!無理だ!!」

 

等と小声が聞こえる。だがシン達には聞こえぬ小声

 

シン「ほら!お前らが暴れるから!」

 

響 「ううでもぉ」

 

シン「…はぁ走らず追うぞ」

 

調 「シンは甘い」

 

クリス「ダダ甘だ」

 

調 「先輩嫉妬?」

 

オレンジジュースを吹き出すクリス

 

クリス「ゲホッゲボッ…な、何言ってながる!!」

 

勢いよく立ち上がるクリス、たゆんと揺れる。何とは言わないが…それを見た調は

 

調 「モゲればいいのに…」

 

クリス「何怖いこと言ってやがる!?」

 

セレナ「ま!まぁまぁ」

 

調 「セレナはいいよね…マリアはナイスバディだし、その妹なんだもん。未来は明るいよ」

 

セレナ「月読さん!?」

 

シン「何騒いでるんだ?」

 

響と切歌を放置しテーブルに戻ってくるシン。2人は準備体操をしている

 

クリス「あいつらはほっとくのか?」

 

シン「もう疲れた…髪長くて暑いし」

 

椅子に座り込みコーヒーを飲む

 

シン「響の奴、多分心配なんだよ」

 

クリス「心配?」

 

シン「ああ、未来がシェム・ハに乗っ取られたのが自分のせいだってずっとあいつは思ってたんだ」

 

クリス「…」

 

シン「未来を助けてくれたカナードにちょっと戸惑ってんだろ」

 

セレナ「なるほど」

 

ソフトクリームを食べるセレナ

 

クリス「戸惑う?」

 

シン「未来の隣に自分じゃなくてカナードがいる。それがよく分からないんだろ、だからこんな出歯亀みたいなことして落ち着こうとしてんだろうよ」

 

 

sideカナード 未来

 

未来「まず何から行きましょうか」

 

後ろで何か騒いでいるが気にせず(・・・・・・・・・・・・・・・)未来とカナードは進んでいく

 

カナード「任せる。俺はプールなど来たことがない」

 

未来「え?そうなんですか?」

 

カナード「ああ。宇宙にはコロニー位しかそんなものはない」

 

未来「コロニー…確か宇宙にある人工の都市みたいなものでしたっけ」

 

カナード「ああ」

 

未来「宇宙か〜面白そうですね」

 

カナード「慣れてしまえばそうは思わんぞ。それにナチュラルでは長い間宇宙空間にいると体が弱る」

 

未来「え!?」

 

カナード「宇宙空間は無重力だ、その空間ではGがかからないから全身の骨や筋肉は圧力を失って弱る。コーディネーターですらある程度重力を必要とするからな」

 

未来「う、宇宙って怖いですね…」

 

開けたプールに入る2人

 

未来「流石温水プール…気持ちいいですね」

 

カナード「ああ、ちょうどいいな」

 

未来「ふふっ今度響と来よう」

 

カナード「ああ、そうするといい」

 

未来「そうします…?」

 

カナード「どうした」

 

未来「あのーカナードさん」

 

カナード「なんだ」

 

未来「なんで動かないんです?」

 

腰までプールに使ったところで動きを止めるカナードを不思議に思った未来

 

カナード「…げん」

 

未来「はい?」

 

カナード「泳げん…」

 

未来「えぇ!?」

 

 

sideシン 響 クリス 切歌 調 セレナ

 

シン「あいつ泳げなかったのか…」

 

クリス「まじか…」

 

切歌「カッコつかないとはまさにこれの事デス…」

 

響 「固まっちゃいましたよ…」

 

調 「未来さんが引っ張って無理やり肩まで入らせた」

 

セレナ「なんかバイブレーションみたいに震え始めましたよ!?」

 

同じエリアでプールに入って観察していたシン達、一応遊んでいる風を装っている

 

シン「カナードの意外な一面を見てしまった…」

 

切歌「そういえばクリス先輩も泳げないんデスよね?」

 

クリス「はぁ!?お、泳げるわ!」

 

調 「あれは泳ぐというより勢いでどうにかしてるって言う」

 

クリス「う、うるせぇ!」

 

響 「ならシンさんに教えてもらえばいいんじゃないかな!?」

 

切歌「おお!名案デース!」

 

セレナ「私たちは泳げますからね」

 

クリス「だから!!あたしは!!」

 

切歌「ほらほらー行くデース!」

 

シンとクリスを押し出す切歌

 

シン「お、おい!」

 

クリス「おまっ!」

 

切歌「行ってらっしゃいデース」

 

 

 

 

to be continued

 




作者「最近あっついね!てことで次もデート編だよ!まっ種〜!」
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