戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年   作:ストライカーシグマ5

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作者「やって参りました後半戦!あとマリア誕生日おめでとう!マリアの部分ちょっと濃いめにしといたよ!!」

シン「被害者の気持ちって考えた?」

作者「でぇじょうぶだ何かありゃドラゴ〇ボールでどうにか出来る」

シン「ドラゴ〇ボールあればいいけどなぁ!?」

作者「じゃあ後半戦どーぞ!!ちなみに今回もクロスオーバーカップリングです!苦手な人はバック推奨!」


メモリア3 幸せな未来?2回目っ!後編

sideシン キラ カナード 響 翼 クリス 奏 未来 マリア 切歌 調 セレナ 湊 エルフナイン

 

〜明るい未来 シン・クリスの場合〜

 

カランカラン、とベルがなる

 

シン「いらっしゃいませ」

 

エプロンを着て後ろ髪を縛ったシンが出迎える

 

おじさん「よ!シンちゃん!今日も来たぜ!」

 

シン「いらっしゃい、いつものでいい?」

 

おじさん「おうよ!」

 

カウンターに座るガタイのいい中年男

 

シン「じゃ、少し待っててな」

 

カウンターに入りコーヒーメイカーからコーヒーを落とす、その間にホットサンドを作る。両方をトレーに乗せ先程の男性の前に置く

 

シン「お待たせしました」

 

おじさん「お!待ってました!」

 

コーヒーを飲みながらホットサンドを食べる

 

おじさん「くー!やっぱこれだな!」

 

シン「おやっさんお店はいいの?」

 

おじさん「おうよ!今娘が帰ってきててな!任せてきた」

 

クリス「おうよ!じゃねえよ。娘さん涙目になってたぞ」

 

扉からクリスが入ってくる、長い髪を三つ編みにし今のような服装ではなく落ち着いたものになっている

 

おじさん「お!今日は嫁さんも一緒か?今日も可愛いね!クリスちゃん!」

 

クリス「そいつはどーも」

 

シン「てか戻ってやんなよ…」

 

おじさん「なにを!これは修行よ!接客する事で人と人の触れ合いをだな!」

 

シン「ふーん、あ、お代わりいる?」

 

おじさん「頼む!」

 

クリスがお盆でカップを預かりカウンターに入る

 

おじさん「しかしココは本当に繁盛してるなぁ」

 

シン「半分ぐらい常連さんだけど」

 

見渡すシン、席は7割方埋まっていてその半数はシンやクリスのファン、または二人の子供(・・・・・)に会いに来ている。

 

おじさん「今日は子供来んのかい?」

 

シン「3人とも来るって、久しぶりに手伝うから張り切ってた」

 

 

 

クリス「3人!?多すぎるだろ!!」

 

顔を真っ赤にし抗議するクリス、が

 

キャロル「知らん、これは貴様らのデータを元に作っている。つまり…」

 

響 「クリスちゃん…」

 

未来「クリス…」

 

切歌「先輩は子供好きなんデスね…」

 

クリス「そんな目で見るなぁ!!」

 

 

 

? 「たっだいまー!」

 

勢いよく扉が開く。黒髪をツインテールにした女の子だ

 

シン「おかえり、(りん)

 

クリス「店の中ではお静かに〜」

 

凛 「はーい!」

 

おじさん「お!凛ちゃんおかえり」

 

凛 「八百屋のおじさんこんにちは!」

 

おじさん「おう!こんにちは!はっはっは!凛ちゃんは元気だな!」

 

凛 「うん!元気は師匠譲りだもん!」

 

クリス「あのバカを手本にしない方がいいんだがなぁ」

 

シン「元気なのはいい事だろ?凛、(さくら)士郎(しろう)は?」

 

凛 「桜は掃除当番で士郎は日直だったよ」

 

シン「わかった、ランドセル置いてエプロン来てきな。おーい一騎(かずき)今日はもういいよ。それ片付けたら上がってくれ」

 

奥で空いた席の片付けをしていた少年に声をかける

 

一騎「分かりました」

 

シン「ってことだからお前らもそろそろ出てろよ?総士(そうし)真矢(まや)、カノン」

 

カウンターでコーヒーをすすっていた彼の友人にも促す

 

真矢「ここのコーヒー美味しいからつい長居しちゃうんですよね」

 

ショートカットの少女、真矢が苦笑する

 

総士「ああ、遠見の言った通りここのコーヒーは美味い。フレンチトーストにも合う」

 

長い茶髪をひとつに結び眼鏡をかけた少年、総士が同意する

 

カノン「私はここのめろんそーだ?がお気に入りだ」

 

赤みがかった髪の女の子、カノンがメロンソーダを指す

 

シン「はいはい、3人で1500円な」

 

総士「相変わらずの安さだ…」

 

真矢「言っちゃ悪いですけど儲かってるんですか?」

 

シン「ん?ああ儲かってるぞ。安い分色んなの頼む人いるし」

 

カノン「学生にも人気らしいですしね」

 

シン「放課後は結構学生多いな」

 

? 「ただいま」

 

? 「ただいまっ」

 

カウンターでお金を預かろうとしてたところに2人の子供が入ってくる

 

シン「おかえり桜、士郎」

 

桜 「あ、いらっしゃいませ。真矢おねーちゃん、カノンおねーちゃん、総士くん」

 

白い髪の毛の女の子、桜がお辞儀をする

 

士郎「3人がいるってことは一騎にーちゃんもいるの?」

 

灰色っぽい白のツンツンヘアーの士郎が尋ねると片付けを終えた一騎が顔を出し手を振る

 

一騎「おかえり」

 

士郎「一騎にーちゃんもう上がり?」

 

一騎「ああ、3人が手伝ってくれるから俺はね」

 

士郎「またな!」

 

会計を終えた総士達とエプロンを脱いだ一騎は店を出ようとする

 

シン「またなー」

 

総士 真矢 カノン「ご馳走様でした」

 

一騎「お疲れ様です」

 

シン「一騎〜たまには親父さんに来いって言っといてくれ」

 

一騎「父さんに伝えておきます」

 

そう言い残し店を後にする

 

シン「じゃあ桜と士郎は手を洗ってエプロン着てこい。凛はもう帰ってきてるぞ」

 

桜 士郎「はーい!」

 

奥に駆け込む桜と士郎

 

クリス「走るなー」

 

シン「って言っても無駄だけどな」

 

おじさん「がっはっは!元気だねぇ!いくつになったんだっけか?」

 

シン「凛が10歳、桜が9歳で」

 

クリス「士郎が8歳」

 

おじさん「そりゃ元気な年頃だな!…ちなみにお二人さんはいつくだっけ?」

 

シン クリス「28歳」

 

 

 

クリス「おい!!未成年であたしを孕ませたのか!?」

 

シン「これ映像だから!!勝手に作られたものだから!!俺にキレるな!!キレたいのは俺もだ!!」

 

 

 

シン「凛、これ8番のテーブルにお願い。魚屋のおばさんのところな」

 

凛 「はーい!」

 

お盆に料理を乗せ運ぶ凛

 

凛 「お待たせしました!」

 

おばさん「あら凛ちゃんお手伝い?」

 

凛 「うん!最近は来れなかったから!!今日は沢山お手伝いするんだ!」

 

おばさん「あらあら頑張り屋さんね、そんな凛ちゃんにこれどうぞ」

 

おばさんがポケットから飴を取り出す

 

凛 「わぁ…!あ、でもいい!私だけ貰うと桜と士郎にあげられないもん」

 

おばさん「と言うと思って下の子の分もはいどうぞ」

 

飴を増やして渡す

 

凛 「ありがとうおばさん!」

 

シン「すみません…」

 

おばさん「いいのよ〜」

 

シン「ほら、桜と士郎もお礼言って」

 

桜 士郎「おばさんありがとうございます!」

 

ペコッと頭を下げる2人、店内で可愛いと声が上がる

 

おじさん「いやぁ3人とも看板娘だねぇ」

 

シン「士郎男だけどな」

 

士郎「父さん、注文入ったよ。アイスコーヒーとハンバーガー」

 

シン「了解」

 

おじさん「士郎君はしっかりしてんねぇ」

 

士郎「俺、いつかこの店継ぎたいからな」

 

胸を張る士郎、おじさんはハンカチで目元を拭い

 

おじさん「いい息子持ったねぇシンちゃん!」

 

シン「ホントですね。はいよろしく」

 

注文されたものを運んでいく士郎

 

桜 「お母さん」

 

クリス「なんだ?」

 

桜が指を指す、そこには一人の女性が座っていて

 

桜 「ちょっと寒そう。毛布ある?」

 

クリス「あーブランケット持ってってやってくれ。あと、これサービスって言って出して」

 

ブランケットと飲み物を持っていく桜

 

桜 「良かったらこれ使ってください」

 

女性「え?」

 

ブランケットを渡す桜

 

桜 「寒そうだったから、後これお母さんがおねーさんにサービスで柚子ティーです」

 

女性「ありがとう、なんで寒いってわかったの?」

 

桜 「ここのテーブル、このお店の中だと少し寒いところで。それにさっきから手を擦り合わせてたから…」

 

女性「そう、よくお客さんを見ているのね。凄いわ」

 

桜 「あ、ありがとうございます」

 

ピューっと走っていく桜。クリスに抱きつく

 

クリス「ったく嬉しい癖に恥ずかしがるとは…」

 

桜の頭を撫でるクリス

 

 

 

クリス「マジで止めろぉぉぉ!!」

 

響 「ダメだよクリスちゃん!まだ途中だよ!!」

 

クリス「ぬがぁぁぁぁあ!!」

 

シン「俺も暴れたい…!!」

 

 

 

映像は変わりすっかり夜になる

 

シン「もう6時か、今日は閉めるとするか〜」

 

クリス「はいよ」

 

店の看板を中に入れる

 

シン「お父さんとお母さんは片付けてから戻るから先に上行ってな」

 

凛 桜 士郎「はーい!」

 

シン「宿題終わらせておけよー」

 

凛 桜 士郎「はーい!」

 

レジを閉めるクリス、シンはカウンターで洗い物を進める

 

シン「今日はお客さん多かったなぁ」

 

クリス「ああ、くたびれた」

 

シン「お疲れ様」

 

クリス「…」

 

クリスはシンの背後に周り抱きつく

 

シン「おっと?」

 

クリス「疲れた…」

 

シン「えっと…」

 

クリス「今日は一段と頑張った」

 

シン「は、はぁ」

 

クリス「だったら頑張ったご褒美ぐらいあってもいいと思う」

 

シン「…」

 

手を拭き1度クリスの腕を外し正面から抱きしめる

 

シン「こういうので、どうでしょうか…」

 

クリス「んん…悪くねぇ、けど足りない」

 

目を瞑りシンの方にむく。シンは自分の唇をクリスの唇に当てる

 

クリス「ん…ふぅ。前金はこれくらいにしてやるよ」

 

シン「前金?」

 

クリス「ああ、後は夜に貰うからな」

 

シン「う…それって」

 

一瞬うろたえるシン、その隙に腕を首に回しもう一度キスをする。

 

シン「んんぅ…」

 

クリス「ちゅ…ん…あむ…んん…はぁ…」

 

妖艶な笑みを浮かべ

 

クリス「明日は定休日だから…楽しみにしてるぜ」

 

その頃上の階では

 

凛 「今頃お父さんとお母さんはラブラブしてるのかしら?」

 

桜 「お母さん最近忙しくてお父さんに甘えられてなかったしね」

 

士郎「先にご飯にしちゃうか?」

 

凛 「そうね、どうせあと30分は上がってこないだろうし」

 

桜 「お母さん、お父さんに甘え始めると止まらなくなっちゃうもんね」

 

この後子供達に呼ばれるまで滅茶苦茶イチャイチャしてた

 

 

 

 

 

クリス「離せぇぇぇぇ!!!!あの機械ぶっ壊すぅぅぅぅう!!!!シンを殺してあたしもしぬぅぅぅう!!!!!!」

 

背後を響が両足を切歌と調が押さえつける

 

マリア「ほのぼの系と見せかけあとから来るわね…」

 

シン「…」

 

死んだ魚のような目で押さえつけられるシン、もはや抵抗する気も失せたらしい

 

カナード「こいつ…諦めたな」

 

シン「ウツダシノウ…」

 

キャロル「ではここでワンクッション入れてやろう」

 

キラ「また僕!?嫌だよ!?」

 

キャロル「いや、次は貴様だ!」

 

マシーンに名前を打ち込む

 

カナード「俺と…」

 

未来「私!?」

 

 

〜明るい未来 カナード・未来の場合〜

 

響 「未来〜!遊びに来たよー!」

 

未来「いらっしゃい響」

 

扉を開けリビングに進む響と未来、そこには

 

? 「む、きたか」

 

と黒い髪をひと房に束ねた子供が椅子に足を組んで座っていた

 

未来「こーらダメでしょ?そんなふうな口を聞いちゃ」

 

響 「アハハ!火織(かおり)ちゃんお父さんの真似?」

 

火織「似てた?」

 

響 「似てた似てた!」

 

火織「お母さん!ビッキーに似てるって言われた!」

 

未来「良かったね、でも女の子なんだからあまり口が悪いのは良くないからね?」

 

火織「はーい!ビッキー遊ぼ!」

 

未来「こら、火織?」

 

響 「いいよー何やろうか」

 

火織を抱っこしてリビングに座る響

 

火織「んーおままごと!」

 

響 「お、女の子っぽい!いいね!」

 

未来「私はお昼作ってるからね」

 

響 火織「はーい!」

 

勢いよく手を上げる2人

 

火織「じゃあね!火織がお父さんの役!ビッキーお母さんね!」

 

響 「はーい!」

 

火織「あ!ビッキーお母さんはお母さんでも火織のお母さんの真似だよ?」

 

響 「え?未来?」

 

火織「うん!」

 

響 「わ、わかった(意味あるのかな?それ)」

 

火織「いくよ!…帰ったぞ」

 

響 「お、おかえりなさい」

 

火織「ふう…」

 

響 「ご飯にする?それともお風呂?」

 

火織「先に飯を貰えるか」

 

響 「わかった」

 

火織「お前の作る飯が1番だからな」

 

響 「ぶふっ!?」

 

あまりの衝撃に吹き出してしまう響

 

火織「もービッキー?」

 

響 「ご、ごめんね…カナードさんってそんなこと言うの!?」

 

火織「?うん」

 

 

 

カナード「俺がそんなことを言うか!!」

 

機械に向かって走ろうとするカナード、が

 

シン「感謝の気持ちが伝わっていいと思うけど」

 

キラ「そうだよ(便乗)」

 

寝転んでいたシンとキラに足を捕まれ倒れる

 

カナード「何をする!?」

 

シン「言ったろ…死ねば諸共って…」

 

2人でカナードを抑え込む

 

 

 

火織「じゃあ続きやるよ?」

 

響 「わ、わかったよ(心構えだけしとかないとまた吹いちゃう!)」

 

火織「では着替えてる」

 

響 「その間に温めておくね」

 

火織はとてとてと2階に上がって言ってしまう

 

響 「ありゃ、本当に着替えに行ったのかな?」

 

未来「もうすぐできるよー…あれ?火織は?」

 

響 「2階に行っちゃった、ん?戻ってきたかな?」

 

足音が近づいてくる。ドアを開けるとそこには

 

響 「ブフォッ!?」

 

ダボダボのTシャツを来た火織がやってくる。が吹き出したのはその事ではない。その()に吹き出したのだ。未来は額に手を当てる

 

響 「で、でかでかと威風堂々って…ぶふっ!ダメだ!笑っちゃうよ!!」

 

ドヤ顔の火織と威風堂々、ある意味ベストマッチではある

 

未来「もう!火織?お父さんのでしょ?めっ!」

 

火織「えーじゃあ「2枚目気どりの3枚目」ならいい?」

 

未来「ダサいからダメ!」

 

火織はちぇーといい渋々Tシャツを脱ぐ

 

響 「か、カナードさんって普段あんなの着るの?w」

 

未来「寝間着としてね?さすがに私服であれを着てたら私が怒る」

 

火織「お母さんご飯できた?」

 

未来「あ、そうだ。ご飯できたから食べよう」

 

 

 

シン「カナード…」

 

キラ「カナちゃん…」

 

カナード「貴様だけには言われたくないぞ!!トンチキファッション!!」

 

キラ「えー?」

 

シン「五十歩百歩って知ってるか?」

 

未来「…」

 

響 「あれはないよね〜未来…未来?」

 

未来「しっ!」

 

少し赤くなっているが食い入るようにモニターを見つめる未来

 

響 「…(実は嬉しいのかな?未来)」

 

 

 

響 火織「ご馳走様でした!」

 

未来「お粗末さまでした」

 

響 「久しぶりの未来のご飯美味しかったよ!!」

 

火織「当たり前だ」

 

響 「それもお父さんの真似?」

 

火織「うん!」

 

響 「カナードさんもう別人みたいだねぇ」

 

未来「そうかな?」

 

響 「そうだよ、昔はずっとムスッとしてたし」

 

未来「んームスッとしてたんじゃなくてどういう顔してればいいか分からなかっただけだよ?」

 

響 「えー本当?」

 

未来「本人が言ってたし私はわかってたよ?皆わかってたんじゃないの?」

 

響 「え?全然!」

 

未来「…」

 

響 「愛だねっ!」

 

未来「何故そこで愛っ!?」

 

響 「じゃなきゃ結婚してないよ!」

 

未来「そ、それは…」

 

火織「愛だねっ!」

 

未来「もう!真似しない!」

 

ハイタッチする2人、未来は少しだけ頬を赤くする

 

未来「意地悪する人にはデザートはあげません!」

 

響 火織「えー!?」

 

未来「折角美味しいプリン作ったけどあげない」

 

火織「ごめんなさいお母さん!謝るからプリンちょーだい!」

 

響 「そうだよ!謝るから!プリン食べたいよ!!」

 

未来「…もう、しょうがないなぁ。はいどうぞ」

 

2人の前にプリンを置く。ぱあっと顔を輝かせプリンを食べる

 

未来「(なんだかそっくりだなぁ)」

 

と微笑む未来、そんな時玄関が開く音がする

 

火織「あ!お父さんだ!」

 

椅子から降りようとする火織

 

未来「いいよ火織、お母さんが行くから」

 

と未来が玄関に向かう

 

火織「…ね!ビッキー」

 

響 「ん?どうしたの?」

 

火織「お母さんのあとを追おうよ」

 

響 「え?なんで?」

 

火織「いいもの見れるよ」

 

響 「いいもの?」

 

火織「いいから!静かにね!」

 

こっそりと未来の後を付ける2人

 

カナード「ただいま」

 

未来「おかえりなさい、あなた」

 

カナード「ん?誰か来ているのか?」

 

未来「うん、響が」

 

カナード「ああ、来ると言っていたな」

 

カナードからカバンを預かる未来、が少し挙動がおかしい

 

未来「あの…」

 

カナード「ん?ああ」

 

カナードは未来の腰に腕を回し抱き寄せ唇を重ねる

 

カナード「これでいいか?」

 

未来「…うん」

 

火織「ね?いいもの見れたでしょ?」

 

響 「うはー、これはこれは…」

 

 

 

カナード「貴様らァ!!!俺の上から直ぐに退け!!!」

 

シンとキラを振りほどこうとするカナード。シャカシャカとボトルを振りながら何とかカナードを地面に押し付ける

 

カナード「俺はあんな事はしない!!!」

 

シン「暴れんなっ!!」

 

キラ「そうだよ!!僕らだって食らったんだから!!」

 

シン「なんなら俺の率高いんだぞ!!少しぐらい割を食え!!」

 

と男どもの醜い争いが繰り広げられている。一方の未来は顔を真っ赤にして両手で顔を覆って響にすがりついている

 

未来「と、当人になるとすごく恥ずかしい…///」

 

響 「分かる!」

 

翼 「ああ」

 

クリス「本当に!!」

 

うんうんと頷く被害者達、それを見て食らっていないマリア達は

 

マリア「良かったというか、仲間外れにされていると言うか…」

 

セレナ「微妙な感じだね」

 

キャロル「ならばその欲望、解放してやる」

 

マリア「欲望!?」

 

キャロル「アガートラームの奏者!お前からだ!!逝け!」

 

マリア「字が違くなかった!?待て!待ちなさい!」

 

だが無慈悲にマシーンにシンとマリアの名前を入力されてしまう

 

 

〜明るい未来 シン・マリアの場合

 

男A「野上〜今夜飲みに行こうぜ!」

 

どこかの講義室のような風景、そこには眼鏡をかけたシンが教材を片付け部屋を出ようとしていた

 

シン「今日か?ちょっと待って」

 

スマホを取り出し予定を見る。今夜の予定を見ると

 

シン「あー悪い、無理だ」

 

男B「えーそう言わずにさぁ」

 

男A「お前がいると女の子の集まりがいいんだよぉ〜」

 

シン「彼女に怒られるからヤダ」

 

男B「頼む!この通り!!」

 

シン「断る、前にお前らに連れてかれた後大変だったんだぞ!?」

 

縋り付く2人、引き摺りながら帰ろうとする。ふと外を見ると何か人目に着く髪の色をした女性が

 

シン「いぃっ!?あいつ!」

 

2人を振り払いそこへと向かう。その間にそこには人だかりが

 

シン「(おいおい!)」

 

心の中で愚痴るシン

 

シン「マリア!」

 

マリア「あら?」

 

人だかりの原因は帽子を被り眼鏡をかけたマリアだった

 

シン「何やってんだよ?」

 

マリア「迎えに来たのよ」

 

シン「迎えにってお前…」

 

家で会えるじゃんと頭なの中でボヤくシン

 

マリア「折角の休みなのよ?私は!」

 

シン「いや、知ってるわ」

 

マリア「ならデートにでも連れていくのが彼氏の役目じゃないかしら?」

 

爆弾発言をするマリア

 

シン「おまっ!それこんなところで言うなよ!!」

 

マリア「何か問題が?」

 

シン「あるわ!!俺よりお前がな!?自分が有名人なのを分かってるかな!?」

 

マリアは髪の毛を払い

 

マリア「だから?私の人生よ?」

 

シン「開き直るな!!」

 

2人のやり取りを見ていた学生達はザワつく、シンは溜息をつきマリアの手を取って

 

シン「あぁもう!行くぞ!」

 

マリアを連れて自分のバイクの元に向かう、メットを被りマリアも被る。エンジンをかけ走り出すバイク

 

シン「で?どこ行く?」

 

マリア「え?本当に連れていってくれるの?」

 

シン「お前が言ったんだろ…」

 

マリア「…ならウィンドウショッピングでもしましょう。新しい服買ってあげるわ」

 

シン「いや、自分の買えよ…」

 

マリア「私の隣に立つ男ならそれなりの格好をしてもらわないとね。それにそこそこのお給料を貰っているもの」

 

シン「そういうのは切歌達に使ってやれ。俺だってそれなりに貰ってんぞ」

 

マリア「ならあなたのお金で私をコーディネートしてもらいましょうか」

 

シン「はぁ!?」

 

マリア「さぁ!もっと飛ばしなさい!」

 

シン「法定速度!!」

 

 

シン「マリアならやりかねなさそう…」

 

カナードの上に座る目の死んだシンが呟く、切歌と調、セレナもうんうんと頷く

 

マリア「わ、私はあんな事しないわよ!?」

 

キラ「マリアさんはどこか女王気質なとこあるからなぁ」

 

 

 

バイクを止め街を歩く2人。マリアはシンの腕に抱きついている

 

シン「…なぁ」

 

マリア「ダメよ」

 

シン「…はい」

 

シンの思考を読んで先に潰すマリア。先程より強く抱きつき胸に腕を挟み込む

 

シン「それはやり過ぎだろ!?」

 

マリア「あら、あなたは私のものなんだからこれぐらいしても問題ないわ」

 

シン「…あーもういいや…」

 

赤くなるシンだが諦めたようだ

 

シン「どこ回る」

 

マリア「まずは服ね」

 

シン「さっきの本気だったのか…」

 

服屋に入る2人

 

マリア「まずはあなたを私好みに仕立て上げるわ!」

 

シン「ふーん?今の俺はお前好みじゃないんだ」

 

マリア「え?いや!言葉のあやよ!?」

 

慌てふためくマリア、ぷいっと顔を背けるシン

 

マリア「ごめんなさい!だからこっち向いて!」

 

シン「…」

 

縋り付くマリア、胸に強く抱きつく

 

シン「…っくく、嘘だよ」

 

頭を撫でるシン、マリアはぽかんとしたと思ったら膨れる

 

シン「そんなむくれるなって」

 

マリア「誰がむくれさせたのかしら?」

 

シン「俺だけどさ〜」

 

マリア「全く…」

 

シン「折角綺麗な顔してんのに勿体ないぞ?」

 

マリア「なっ!」

 

顔を赤くするマリア

 

シン「さ、服選ぼう。マリア好みの俺にしてくれるんだろ?」

 

マリア「…もう」

 

マリアは目に付いた服を渡す、シンは服を持って更衣室に入り約数分

 

シン「どうだ?」

 

カーテンを開けるとそこには黒いシャツに白いジャケット、黒のスラックスにストールを巻いたシンがいた

 

マリア「…」

 

マリアはシンをぽーっと見つめる

 

シン「マリア?」

 

はっとなるマリア

 

マリア「わ、悪くないわ!それにしなさい」

 

シン「りょーかい…ん?」

 

ふと外を見るシン、人だかりが出来ている。耳を澄まして声を聞くと

 

通行人「さっきマリア・カデンツァヴナ・イヴがここに入ってったって!」

 

通行人「本当!?入ろう!サイン欲しい!」

 

とマリアが入ったのに気付いた者がいたようだ。が出入口はひとつしかない、とりあえずマリアに声をかける

 

シン「マリア、ファンがお前追っかけてるみたいだ」

 

マリア「え?でも私変装してるわよ?」

 

シン「見抜いた奴がいるんだろ。どうする?」

 

マリアは折角のデートを邪魔されたくない、そう思い周りを見渡す。そしてシンの腕をとって

 

マリア「こっちよ!」

 

奥の方の更衣室に連れ込む

 

シン「お、おい!」

 

マリア「しっ!」

 

静かにするようにとマリアに念を押される

 

シン「いや、でもさ…」

 

マリア「何かしら?何か問題でも…」

 

シン「問題しかないと思う」

 

そう、ここは更衣室とはいえ基本は1人用。つまり狭いのだ、2人でも入れなくはないが密着しなければならない為マリアを抱きしめる形でいる

 

シン「ったく…」

 

マリア「え!これはそのっ!」

 

シン「静かにしなきゃなんだろ?」

 

慌てそうになるマリアを宥める

 

マリア「そ、その…ごめんなさい。こんなに狭いとは思わなかったの」

 

シン「だろうな、なんならこれ一回り小さそうだぞ。さっき着替えたところより狭いし」

 

シンの瞳を見つめるマリア。瞳に吸い込まれるように顔が近付きそして

 

マリア「…シン」

 

シン「なん…んむ!」

 

2人の唇が重なる、目を見開くシンだが瞳を閉じてマリアを受け入れる。マリアはそれに呼応するように舌を口にねじ込む

 

シン「ん!?んん…」

 

マリア「ん、ちゅ…あむ…んん」

 

抱きとめられていたマリアの腕がシンの首に回される。逃れる場所を失うシン、侵入を許してしまったマリアの舌におずおずと自身の舌を絡ませる。そんな時間が5分ほど過ぎゆっくりと唇が離れる

 

シン「お、おまえな…」

 

覇気のない顔でマリアに訴えかけるシン、マリアは妖艶な笑みを浮かべている

 

マリア「もう、行ったかしらね?」

 

シン「…知らん」

 

顔を背けるシン、だがまだ腕は首に回されている

 

マリア「じゃあ完全にいなくなるまでここで隠れてましょう」

 

シンの顔を自分の方に向け

 

マリア「その間あなたを沢山貰うわ」

 

再びキスをするマリア。とここで映像が終了する

 

響 「こ、これは」

 

翼 「なんと言うかその…」

 

クリス「な、中々ハードと言うか」

 

奏 「子供にゃ見せらんねぇよ…」

 

切歌「マリアはやっぱり大人デス…」

 

調 「だね…」

 

セレナ「姉さん…」

 

キラとカナードを除き顔を赤くしている一同。当人のマリアは顔から湯気が出そうなぐらい真っ赤だ

 

キャロル「…R-18指定しておいた方が良かったな」

 

流石のキャロルもやりすぎたと思った様子、が映像を流された人達から怒りを顕にする。それを悟ったキャロルは

 

キャロル「今度はその辺を考慮して作るとする、じゃあな」

 

と意識がキャロルからエルフナインへと変わる

 

エルフナイン「キャロル!?」

 

シン「あいつ逃げやがったな…!」

 

キラ「ちっ!」

 

カナード「今度出てきたら容赦しない…!」

 

男性陣はとりあえず諦めた様子、が女性陣はそうはいかなかったようで

 

クリス「おい、何終わらせようとしてやがる」

 

シン「え」

 

翼 「このぶつけどころのない怒り、どうしてくれる…」

 

シン「え」

 

マリア「ええ本当に…好き勝手してくれてその癖あとは放置なんて…」

 

シン「え」

 

奏 「映像とはいえあたしらをここまでコケにしてくれたなぁ?」

 

キラ「え」

 

未来「ふふ…本当に」

 

カナード「え」

 

切歌と調、セレナを除く各々がギアを纏う。ジリジリとシン達に詰め寄り

 

クリス「さぁ!」

 

翼 「どうして」

 

マリア「くれるの!」

 

奏 「かねぇ!」

 

未来「乙女心を弄んだ罪は大きいですよ…」

 

シンとキラ、カナードは一瞬だけ目を合わせ

 

シン キラ カナード「俺達(僕達)悪く無くないかァァァァ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか?やっぱたまには妄想を文にしないとね!あときりしらが使われなかったのはあそこに割り込める逸材がいませんでした!セレナ編も入れようと思ったんだけど浮かばなかった!楽しみにしてた人申し訳ない!それでは今回はこの辺で!まっ種〜!
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