戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年 作:ストライカーシグマ5
シン「…」ゴミを見る目
作者「やめて!そんな目で見ないで!」
シン「サボり魔」
作者「サボってないよ!合間合間で書いてたよ!」
シン「その結果がこれと?」
作者「サ-セン」
シン「こいつ…」
作者「それじゃそんなこんなで描きえげたデート編どうぞ!あ!今回のお話にはBLEACHのキャラが登場しますがそういったの苦手な方はバック推奨!」
sideシン クリス
ある日の昼下がり、特にやることもなく家でうだうだしているクリス。家事を終えコーヒーを啜るシン
クリス「あー暇だ」
シン「ゲームやれば?」
クリス「気分じゃない」
シン「そっすか…」
と言われてもやることが無ければ暇を弄ぶ事になる、どうしたものかと当たりを見渡すクリス。するとシンのスマホが光っているのが見えた
クリス「おい、ケータイ光ってんぞ」
シン「んー?誰だろ」
クリスから渡されたスマホを確認する
シン「ん?チャドから?珍しいな」
クリス「チャド?」
シン「前の学校の友達」
メールの内容を読む、クリスもシンの肩から覗き込む。内容は今日は暇かという事、直ぐに連絡する
シン「…あ、チャドか?」
泰虎『ム、久しぶりだな…シン』
シン「おう、久しぶり」
泰虎『メール見てくれたか?』
シン「暇だけど?」
泰虎『なら、良ければこっちに来ないか?啓吾と水色がお前に会いたがっている』
シン「啓吾と水色が?まぁ暇だし別にいいけど」
泰虎『ム、ならこっちに来てくれ。昼は食べだか?』
シン「まだ、何にするか考えてたとこ」
泰虎『ならこっちで食べよう』
シン「おっけーだいたい30分位で行くよ」
通話を切る
シン「前の学校の友達と会うことになったわ」
クリス「ほーん」
シン「昼あっちで食うことになったからなんかテキトーに食べでくれ」
クリス「…なぁ、それってあたしも行っちゃ不味いか?」
シン「ん?んー別に大丈夫だと思う」
クリス「ならあたしも行く、暇だし」
シン「…まぁいいか」
クリス「着替えてくる!」
ドタバタと部屋に走っていくクリス
シン「…そんな外食したかったのか?」
とシンはトンチンカンな方向で勘違いする
クリス「(昔のシンの事知れるチャンス!)」
と上機嫌で着替える。赤いセーターにデニム、ニーソックスにシンから貰った赤のパーカー。マフラーとニット帽を被って部屋を出る
クリス「待たせた!」
シン「じゃ行くか」
既に用意していたシンと部屋を出る。バイクに乗り目的地に向かう
クリス「そういやお前前の学校どこだったんだ?」
シン「千葉」
クリス「辺鄙なところだな」
シン「おい」
クリス「なんでそんなとこ行ったんだよ」
シン「仕方ないだろ?野上真の事を知ってるやつがいない所探して1番近かったのがそこだったんだよ」
クリス「なるほどな…」
シン「そろそろ着くぞ」
近くのパーキングにバイクを止め予定の場所に向かう
クリス「千葉って落花生のイメージしかねぇな」
シン「やめろ、それは失礼だろ…あの人に聞かれたら何言われるか…」
クリス「なんか言ったか?」
シン「なんでも…ん?来たな」
シンの視線の先に大柄の色黒の男が歩いてくる
シン「チャド!」
泰虎「ム」
てを上げるチャド
クリス「でかっ!」
シン「久しぶり!」
泰虎「ああ、久しぶり…その子は?」
シン「ああ、こいつは雪音クリス」
クリス「よ、よろしく」
泰虎「俺は茶渡泰虎だ、よろしく」
クリス「茶渡?シンはチャドって呼んでたが」
シン「ああ、最初俺がそう呼んでから何となくそのままなんだ」
泰虎「そういう事だ」
クリス「なるほどな」
シン「でも急にどうしたんだよ、啓吾と水色は?」
泰虎「もうすぐ来るはずだが…ム」
泰虎が指を指すその方向から茶髪の男と少し小柄な少年が向かってくる。茶髪の男がシンに気づき
? 「シーンークーン!」
と走って飛びつこうとする、が
シン「よーっす」
とラリアットを入れるシン、男は首を狩られ半回転し地面に落ちる
? 「何すんだよ!!いきなりラリアットって酷くない!?」
シン「男に抱きつかれる趣味はない」
腕を引っ張って立たせる
シン「久しぶり啓吾」
啓吾「おう!久しぶり!転校してから遊んでくれなかったからだいぶ懐かしいぜ!」
肩を組んでくる啓吾と呼ばれた男
? 「久しぶり」
シン「お、水色久しぶり」
爽やかな笑顔で手を振ってくる黒髪の少年
水色「その子は?」
水色は隣にいたクリスに気付く
クリス「雪音クリスだ」
水色「初めまして僕は小島水色っていいます、こっちのアホっぽいバカは浅野啓吾」
啓吾「アホっぽいバカって何っ!?水色酷くないか!?」
水色「はいはいそうですね浅野さん」
啓吾「急に敬語!?やめろよォそれぇ」
シン「相変わらずだな」
啓吾「ああ、お蔭さまでな。てかこの可愛い女の子はお前の彼女か!?自慢するために連れてきたのか!?キーっ!」
彼女と呼ばれ赤くなるクリス、が
シン「違うわ、あれだ仕事仲間だ」
クリスはムッとする
啓吾「ってなると雪音さんも戦うんだ?」
クリス「は!?なんでわかった!?」
水色「あれ?シンから聞いてない?」
啓吾「俺達はシンに助けてもらったんだ、だからシンが
クリス「助けてもらった?」
泰虎「ああ、俺達は
シン「そういう事。ちなみにゴリラのボトルはチャドから、ハリネズミは水色、列車は啓吾から作られてんだ」
クリス「へー」
啓吾「それより場所移そうぜさみーよ」
水色「お昼どこにしようか?雪音さんリクエストある?」
クリス「い、いや特には」
啓吾「じゃーサイゼにするか?千葉だし!」
シン「その千葉推しは八幡さんだけで十分」
啓吾「なにおぅ!?俺だって千葉愛あるわい!」
水色「置いてきますよ浅野さん」
シン「クリス何食うか、ミラノ風ドリアとか?」
クリス「それの半熟卵だな」
泰虎「ム、俺はステーキにする」
啓吾を置いて歩き出すシン達
啓吾「待ってぇ!」
〜サイゼリア〜
シン「で?なんで俺呼んだんだ?」
啓吾「あれ?チャドから聞いてねぇの?」
首を振るシン、啓吾ははぁと息を吐き
啓吾「チャド〜ちゃんと言おうぜ」
泰虎「ム、すまん」
ピザを食べるチャド
啓吾「実はよ〜この後ライブがあって…」
シン「帰る」
啓吾「頼むよぉぉ…」
シンに縋り付く啓吾
シン「ええい離せ!」
啓吾「今日だけ!今日だけだからァ!文化祭のメンバーで復活しようぜ!!」
シン「いーやーだー!俺は歌いたくないの!!」
クリス「文化祭?お前バンドでもやったのか?」
シンは少し苦い顔をして
シン「あー…まぁ」
クリス「楽器引けんだ」
シン「ギターを齧った程度だ。引けるって程じゃない」
水色「とか言うけど練習熱心に頑張ってたよねシン」
シン「…やるなら失敗したくないし」
泰虎「とか言ってしっかり歌えるようになってたがな」
シン「啓吾が当日喉やるからだろ!?お前なぁ!」
縋り付いていた啓吾の首をアームロックする
啓吾「アダダダ!」
水色「本当は一色さんにお願いしてみようって言ったんだけど連絡つかなくて」
シン「半年ぐらい前にあったけどそれっきりだな」
クリス「一色って?」
シン「あれだよ、お前らがちっこくなってた時にあった麻色の髪の奴」
クリス「…ああ、あいつか。思い出した」
シン「お前は口をふけ」
シンに口の周りをふかれるクリス
啓吾「頼むよぉぉ!」
シン「嫌だっつうの!あれ以来ギター触ってないし!」
啓吾「それなら大丈夫!ここにあるぜ!」
シン「だろうな!チャドが2本背負ってたし!」
親指を立てるチャド
水色「お願いシン、これ一応バイト代出るんだよね。僕は要らないんだけど啓吾ができたばっかりの彼女になんか送ってあげたいんだって」
啓吾「ちょっと水色さん!?それ言うなって言ったよね!?」
シン「成程、それでそんな必死なのか」
シンは溜息をつき
シン「…今回だけだからな」
啓吾「いよっしゃあ!」
シン「ただし!俺は歌わないからな!」
啓吾「えー!歌ってくれよォ!ハスキーな高音ボイスでよぉぉ!!」
シン「やめるぞ!」
クリス「…なぁ」
シン「ん?」
クリス「その…あたしでよけりゃ歌ってやってもいいぞ」
シン「え、本気?」
クリス「おう」
シン「珍しいな、お前人前にたつのあんま好きじゃないのに」
クリス「たまにはそういう気分だってあんだよ」
クリスは密かに1度しかあったことの無い一色いろはに対抗心を抱いた
クリス「その代わり前のシンのこと教えてくれよ」
啓吾「そんなので良ければいくらでもいいぜ!」
シン「おい」
クリス「こいつってどうだったんだ?」
水色「どうって?」
クリス「今と違ったのかって事」
水色と啓吾は顔を見合わせてぷっと吹き出す
啓吾「全然これっぽっちも変わんねぇわ」
水色「誰か困ってると絶対助けに行っちゃうしね」
泰虎「俺も助けられたな」
シン「あれは中学の時だろ?」
クリス「なんかあったのか?てか巨人はシンの中学の時のこと知ってんのか」
泰虎「知っていると言える程じゃないが…初めて会ったのはこいつがその辺のゴロツキに絡まれてた時だ」
シン「あーそうだったな、懐かし」
泰虎「石で頭を殴ったはいいが倒れるどころか血が流れて顔に着いて滅茶苦茶怖かった」
シン「あれで逃げたすとか酷い話だ」
泰虎「それで同じ中学に通っていたことが分かってそれ以来ちょくちょく話すようにはなった。だが決定的なのは
シン「あれか…」
泰虎「俺が絡まれてな。俺はアヴエドとの…じいちゃんとの約束があって喧嘩をしないようにしていた、それを言い事にあいつらは俺をスタンガンで気絶させて縛り付けたんだ」
シン「あれって普通に犯罪だよなぁ」
コーヒーを啜るシン。泰虎も頷く
泰虎「その時俺の命よりも大事なこのコインを壊そうとした。これがそのコインでアヴエドとの約束のコイン」
胸にかかっている金色のコイン
クリス「日本のじゃねぇな…お前のじーちゃんどこの国のやつだよ」
泰虎「メスティーサ…メキシコ人だ」
クリス「道理で黒い訳だ」
泰虎「ム、それでコインを壊そうした瞬間シンが飛び蹴りで顔面蹴り飛ばしてコインを取り戻してくれた。その時約束したんだ、理由が見つかるまで俺が拳を振るうのはシンの為にと」
シン「あーあんまその話しないでくれよ…恥ずかしい」
ドリンクを取りに立つシン
泰虎「で、まぁそこから色々あって同じ学校に行ったんだ」
啓吾「俺と水色との出会いも壮絶だったけどなぁ」
水色「そんなかな?」
啓吾「そりゃそうだろ!入学式当日に喧嘩だぜ?」
クリス「はぁ!?あいつそんなことしたのかよ!」
水色「て言っても絡まれてた僕達助けてくれたんだけどね」
啓吾「いつの間にか校庭は乱闘場だったよ…クラス分けのボードに蹴り飛ばしてそっから飛び膝蹴り入れるとか正気じゃないよなぁ…途中からチャドも加わってくるし」
泰虎「窓から見ていたら結構な数になっていたからな、大丈夫だもはおもったが一応加勢した」
シン「チャドが来て直ぐに平塚先生が来て衝撃のファーストブリットされたが」
コーヒーを持って座るシン、そしてお腹を抱え
シン「なんであの人あんなパンチ打てんだろうね…」
泰虎「ム…追撃のセカンドブリットも飛んできた」
シン「ラストブリットまで行かなくてよかったよ…」
啓吾「スクライドだけでとどめて欲しいよ…」
水色「あの先生サブカル強すぎたよね…美人なのに…」
と黄昏れる4人
クリス「どんな教師だよ…」
シン「んーすげー人。生徒思いで生徒の為なら首かけるぐらいする人。なんで結婚出来ないのか不思議」
泰虎「男より男前だからだろう」
うんうんと頷く啓吾と水色
クリス「会ってみてぇな」
シン「そのうち会えるかもな」
シンは知らなかった。ここで盛大にフラグを立てていたことを
啓吾「じゃあ今日は頼むぜ!シン!雪音さん!」
シン「本番前にどっかで音合わせぐらいさせろよな」
啓吾「そう言うと思って場所は抑えてある!」
シン「こういう時だけは早いな…」
会計を済ませ外に出る
シン「チャド、1個持つよ」
泰虎「ム」
ギターケースを背負うシン
クリス「似合ってんじゃねぇか。売れねぇバンドマンみたいだ」
シン「じゃあそのボーカルはお前だな」
クリス「ぜってぇ嫌だ」
と笑うクリス。それを見た水色が
水色「シンと雪音さんって付き合ってるの?」
クリス「は、はぁ!?」
シン「なんでそーなる…」
真っ赤な顔をするクリスとその手のは聞き飽きたと言わんばかりのシン
啓吾「え?そうだろ?」
泰虎「俺もそう思った」
シン「お前らな…クリスは仲間なの」
毎度のことではあるが朴念仁なシンに落ち込むクリス。それを見ていた水色達は
水色「これ雪音さんシンに惚れてるよね…」
啓吾「だろうな…今までシンに惚れてた子達と同じ反応だし…」
泰虎「ム…玉に瑕とはこのこと…」
シン「聞いてんのか!」
〜スタジオ・練習場〜
シン「で?曲はなんだ」
スタジオに到着し練習を始めようとするシン達、が肝心の曲を聞いていなかった
啓吾「一応お前が出来るので考えてるぜ」
シン「って事はUVERworldかT.M.Revolutionか…あ、PENGUIN RESEARCHのHATENAだけやったよな」
啓吾「HATENAはやんなかったけどな〜」
クリス「お前よく聞いてんもんな」
水色「やる曲は3曲だよね?」
啓吾「おう、アンコールあるともう一曲だな」
シン「てことは4曲か…弾けっかな」
弦を弾き音を出す。音を聞いて啓吾は
啓吾「なんだよー!弾けんじゃん!」
各々が自分の楽器を用意する。ちなみに泰虎がベース、啓吾がドラム、水色がキーボードだ
シン「俺が引けるって言ったらD-tecnoLifeとか激動とか、後ignited…」
クリス「どれが自分の中で1番いいんだ?」
シン「…bitter sweet bitter?」
クリス「そんなのあったか?」
シン「いや、学祭で他の奴らと弾いた奴。まぁクリスが歌えなきゃダメだからなしで」
クリス「…歌詞寄越せ、あたし様を舐めんなよ?」
どうやらクリスは歌う気のようだ
シン「別のでいいんだぞ?」
クリス「あたしが構わねぇって言ってんだ」
シン「嫌でも…チャド達が」
水色「って言うと思って弾けるようにしておいたよ」
3人ともピースする
シン「まじか…じゃあやるか」
クリス「となると後3曲か」
シン「アンコールされる前提かよ」
クリス「当たり前だ、あたしが歌うんだからな!」
啓吾「あ!そうそう!曲もそうだけど衣装も持ってきてるぜ!」
シン クリス「はぁ!?」
水色「着ないと出れないよー」
泰虎「ム」
シン クリス「そういうことは先に言え!!」
水色「息ぴったりだね、てか啓吾。衣装雪音さんに合うの?」
啓吾「あーどうだろ、いろはすに合わせてあったから…」
一同クリスを見る、そして
啓吾「係の人に合わせてもらった方がいいかなぁ」
シン「だろうな、絶対合わん」
クリス「おいお前ら今どこ見て言った!!」
胸を守るように抱くクリス、シン達は顔を背ける
シン「…時間決まってるしさっさとやろう。曲は激動とgnited、bitter sweet bitter。後は…」
水色「あ、そうだ。せっかくだしあのデュエットのやつやろうよ」
泰虎「デュエット…あれかPreserved Roses」
シン「って男のパート誰がやんだよ」
水色「そりゃシンだよ」
シン「えぇ…啓吾やれよ」
啓吾「俺がやっちゃ意味ないでしょうが」
シン「は?」
啓吾と水色は顔を見合わせて溜息をつく
啓吾「水色ぉ…これ、あれかいつもの病気か…」
水色「そうだね…」
シン「病気?」
啓吾「あーいいよ、めんどくさくなるから…雪音さん大変だね」
クリス「わかってくれるか…」
水色「ああやって玉砕してきた女の子何人も見てきたからね」
シン「?」
数々のフラグを立てへし折ってきた男は伊達じゃないと言わんばかりの視線を送る
啓吾「じゃー音合わせるぜー」
啓吾の合図で弾き始める、それに合わせ歌うクリス
啓吾「う、うめぇ!凄っ!」
水色「綺麗な歌声だね」
泰虎「一色には悪いが雪音の方がいい声をしている」
おだてられ顔を赤くするクリス
啓吾「じゃあ次はシンとデュエットのやつな!」
再び啓吾の合図で弾き始める、音程に合わせクリスとシンが歌う
啓吾「おお、デュエットも行けそうじゃん!」
シン「出来ればこれアンコールようにしてくれ…」
歌う可能性を少しでも下げようとするシン
水色「ま、体力使うからね」
泰虎「文化祭でかなり消耗していたしな」
啓吾「時間稼ぐ為とは言え4曲追加はそりゃ堪えんだろ」
シン「仕方ないだろ…あの時はあれしか浮かばなかったんだよ!」
クリス「なんかあったのか?」
シンは苦虫を噛み潰したような顔をして
シン「実行委員長が逃げ出しやがってそれを探す為に時間稼ぎしただけだ」
啓吾「あの人適当だったよなぁ」
シン「あいつのせいでどれだけ迷惑かけられたか…変なのまで絡んできやがるし」
水色「雪ノ下先輩のお姉さんだっけ」
シン「姉妹間で貸し借りとか言っているのが意味わからない」
啓吾「あん時のお前めちゃくちゃ怖かったなぁ」
泰虎「完全に切れてた」
としみじみ語る啓吾達
シン「あーもうそれはいいだろ?さっさと練習しよう」
ぷいっと顔を背けギターを弾く、やれやれと合わせ啓吾達もセッションしクリスが歌う。
〜数時間後〜
場所は変わってライブ会場、そこには既に客が入っていて何組ものバンドが出番を待っていた
シン「なかなかでかいところだな」
着替えを終えたシン達、クリスを待っている
シン「遅いな…」
啓吾「ちょっと見てこいよ」
シン「ああ、行ってくる」
女性控え室の方に向かうシン、するとクリスを発見する。が男に絡まれているようだ
クリス「うぜぇな!」
男 「いいじゃんよー俺らとバンド組もうぜ?」
クリス「もう組んだんだよ!待たせてんだからどけ!」
男 「そう言わずにさぁー」
クリスの腕を掴む男だが
シン「俺の連れになんか用か?」
クリスを掴んだ腕を掴むシン
男 「あん?なんだよテメェ」
シン「何度も言わせるな、俺の連れに用かって聞いてんだよ」
男 「連れってお前が?ギャハハ!なんだよこのもやし!見ろよおまえら!」
恐らくこいつのバンドのメンバーだろう、クリスを取り囲んでいた男達がシンを見てケラケラと笑う
男 「怪我したくなきゃこの子置いて帰んな、じゃなきゃ」
シン「じゃなきゃ、なんだ?」
男の腕を捻り上げる
男 「ぐっ!?なんだよ!この握力…!」
シン「じゃなきゃなんだって?早く言えよ」
男 「てめぇ離せよ!」
メンバーの男がシンに掴みかかろうとする、が男を押してメンバーにぶつける
男 「いでっ!」
男 「ぐふっ!」
クリスを隠すように立つシン
シン「懲りたならさっさと消えろ」
男 「舐めんじゃねぇぞクソガキが!!」
シンに殴りかかろうとしま男、だが横に吹き飛ぶ
泰虎「シン、大丈夫か」
シン「チャド」
吹き飛んだ男は壁にめり込んでいる
泰虎「シンにようなら俺が相手をしよう」
パキッパキッと拳を鳴らす泰虎
男 「お、おいこいつ…」
男 「総武の茶渡じゃねぇか!」
男 「なんでこいつが…」
泰虎を見た男達は後退る
男 「あっちのガキよく見ろ!赤い目に黒髪!茶渡と一緒に暴れてたって噂の奴と同じじゃねぇか!」
ざわつく男達
泰虎「どうする?」
男 「お、覚えてろよォ!!」
めり込んだ男を引っ張り消えていく
シン「有名人だな」
泰虎「世界的ヒーローやってるお前ほどじゃない」
シン「そ…クリス大丈夫か?」
クリス「お、おう!」
シン「そっか…じゃあ行くか」
クリスの手を取って歩き出すシン
クリス「お、おい!」
シン「また変なのに絡まれるのやだろー」
ずんずん歩いていくシン、自ずとクリスも赤い顔をしてシンの後に続く
シン「待たせた」
啓吾「お、戻ってきた。どだった?」
シン「クリスが変なのに絡まれてた」
水色「やっぱりね、チャド行かせて正解だったよ」
親指を立てる泰虎
クリス「それダサくね?」
クリスの容赦ない一言が泰虎の心を抉る
シン「こらクリス!」
クリス「な、なんだよ…」
壁に手を付き落ち込む泰虎
シン「ごめんなチャド…クリスのやつが」
背中をさするシン
シン「後ではちみー奢るから許してやってくれ」
泰虎「…硬め、濃いめ、多めで」
シン「了解、じゃあ行くか」
シン達の番が回ってくる、楽器を持ちステージに立つ
MC『次はこいつら!バンド名をどうぞ!』
シン「啓吾」
啓吾「水色〜」
水色「チャドよろしく」
泰虎「雪音」
クリス「あたしかぁ!?」
マイクを回されたクリス
クリス「あ、え、えと!」
モジモジし始めるクリス、その姿が観客を湧かせる
クリス「うわっ!な、何盛りあがってんだよ!」
MC『これは可愛らしいボーカルだ!それじゃお嬢さん!バンド名と曲をよろしく!』
助けを求めシンを見る、だがニコッと笑い好きにしろと言う
クリス「っ〜!バンド名は…GAN BULLET
啓吾の合図と共に音楽を奏でクリスの歌声がホール内に響き観客が盛り上がる。1曲目が終わる
クリス「次はignited!」
先程とは別のテンポになる、しかしそのノリに着いて来れない客はいない
クリス「こいつで終いだ!bitter Sweet bitter!」
会場のテンションは一気に上がっていく。クリスの歌が響き渡る
クリス「はぁ、はぁ!ありがとうございました!!」
お辞儀をしステージから降りる、全力で歌った為軽く酸欠にってしまいふらつくクリス。シンは肩に手を回して受け止める
シン「大丈夫か?」
クリス「わ、悪ぃ」
シン「どうだった?」
クリス「…最っ高!」
その後何組かの演奏が終わり集計が取られる
MC『集計結果ですが1位は…GAN BULLET XXXだァァ!!』
何度目か分からない盛り上がりが起きる
MC『では優勝したチームには賞金が与えられます!』
賞金を受け取るクリス
MC『ではアンコールをお願いします!』
アンコールの声が上がる
クリス「じ、じゃあやるか!」
啓吾「あれだよな?」
水色「だね」
泰虎「ムッ!」
クリス「次で本当にラストだ!!Preserved Roses!!」
クリス「あー楽しかった!」
シン「そりゃよかった」
ライブは終わり着替えを終えたシンとクリス。啓吾達とはライブ会場で解散した。ちなみにその際にクリスに感謝しまくっていた啓吾
シン「すっかり遅くなっちゃったな」
ケータイの画面に写る時刻は10時を回っていた。バイクの元に向かう2人
クリス「やっぱ歌うのって気持ちいいなぁ」
シン「初めてあった時は歌なんて嫌いとか言ってたのにな」
クリス「う、それはもう言うなよ」
シン「…どうだ?今の世界は」
クリス「…そうだな、まだ争いが完全に無くなったわけじゃない。でも」
空を見上げ
クリス「前よりは…少なくともあたし1人でどうにかしようと思ってた頃よりははるかにいいさ」
シン「…だな」
シンも空を見上げる、すると
クリス「あ、雪…」
雪が降ってくる
シン「そういや降るってニュースで言ってたっけ」
クリス「じゃあ」
シンの手を引き
クリス「積もる前に帰ろうぜ!」
といい走り出す。つられてシンも走る
クリス「…ありがと」
シン「え?」
クリス「あたしに「明日」を作ってくれて」
満面の笑みを浮かべるクリス。その笑顔はシンには輝いて見えた
今回はデートと言っておきながら2人きりではありませんでした。期待してた人ごめんなさい。まぁクリスが可愛ければ問題ないので、ヨシっ!ってことにしておいて下さい(滝汗)それではまっ種〜!