戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年 作:ストライカーシグマ5
カナード「と言ってもビルドギアがなければどうにもできないがな」
キラ「黙らっしゃい」
カナード「まだあと5人もいるのにそんな欠陥武装を使わなければ助けられないのか…はぁ」
キラ「酷くない!?」
カナード「仕方ないだろう、本当の事だ」
キラ「MK5って知ってる?」
カナード「銃か」
キラ「マジでキレる五秒前だよ!!」
カナード「なんだ違うのか…」
キラ「あーもう!カナちゃんに構ってると時間が足りないよ!さっさと始めよう!それでは69章をどうぞ!」
sideエボルト 忍 ヴェイア
ヴェイア「あのガキ…バカにしやがって!」
悪態をつきながら近くにころがっていた物を蹴り飛ばす
忍 「物に当たるな」
ヴェイア「あぁ?うるせぇよ!!大体てめぇも気に食わねぇ!あとからしゃしゃりでて来て俺様に命令してんじゃねぇよ!!」
ネビュラスチームガンを向けるヴェイア、忍は見向きもせず
忍 「無駄な事だ、やめておけ」
ヴェイア「ああ?舐めてんじゃねぇぞ!?俺様は英雄ヴェイアだ!!俺様に指図してんじゃねぇ!!」
忍 「英雄…下らないな」
冷めた目でヴェイアを見つめ
忍 「君は本当に愚かだな」
ヴェイア「あぁ!?」
忍 「愚かな道化だ」
ヴェイア「黙れ!!」
引き金を引き弾丸を放つ。弾は忍の横に着弾する
忍 「全く…躾がなっていないんじゃないか?エボルト」
エボルト「いいじゃねェか、活きがよくってよォ」
忍 「これだから
エボルト「仕方ないだろォ?先生が渋って手伝わなかったせいだ」
ヴェイア「デッドコピー…だと?」
思わぬ発言で動揺しネビュラスチームガンを落とすヴェイア
ヴェイア「そんなはずねぇ…俺がヴェイアだ!」
エボルト「それはお前が
ヴェイア「ふざけんな!!じゃあ俺はなんなんだ!!」
エボルト「ああ?そんなもの決まってる」
エボルトがヴェイアの頭に手を置いて
エボルト「お前は
ヴェイア「嘘だ…あいつがヴェイアで俺がソキウス…?じゃあ…俺は…俺がクローン?」
エボルト「そう言ったろ?コピーだって」
ヴェイア「嘘だ!嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!」
エボルト「嘘をついて俺になんの得がある?お前が本物のヴェイアを殺したせいでもうクローンは作れない、あの時は余計なことしてくれたもんだと思ったぜ」
エボルトはヴェイアから離れ適当に座り
エボルト「ああ、おまえができるまでに既に38体失敗作がいてな…お前は39番目の個体「トリーギンター・ノウェム・ソキウス
」ってのがお前の本当の名前だ」
ヴェイア「ああ…」
エボルト「そ・れ・にぃ…お前に与えたエボルドライバーは人間にはギリギリ使える代物だ…それがなんでお前なんかが簡単に使えると思う?」
髪を掴み持ち上げ
エボルト「お前が普通の人間じゃあないからだァ。お前の細胞は劣化の早い分強くなる様に調整してある…まぁ持って後1年って所だろォな」
ヴェイア「嘘だ…俺の体はなんともねぇ…」
エボルト「そらそうだ、分からないように細工してあるんだからなァ」
ヴェイア「ふざけんな…」
エボルドライバーを腰に巻きボトルを挿す
バット!!
発動機!!
エボルマッチ!!
Are you ready?
ヴェイア「変身!!」
バットエンジン!!
ヴェイア「ああぁ!!!」
変身しスチームブレードを振り下ろすヴェイア、がその刃はエボルトに届かず腕を捕まれ捻り上げられる
エボルト「クローン風情がなんの真似だァ?衝撃の真実ってやつを突き付けられてやけってか?」
ヴェイア「うるせぇぇぇえ!!!!」
ドライバーのレバーを回し必殺技を放つ
レディーゴー!!
エボルテックアタック!!
背後から生えた羽でエボルトを弾き飛び上がり天井に1度張り付き体制を整え回転しながらキックを放つ
ヴェイア「死ねぇぇぇ!!!」
が
忍 「哀れな奴め」
いつの間にか変身していた忍に四コマ忍法刀で腹部を斬られる
ヴェイア「ガハッ!!」
忍 「お前は私が処分してやろう」
レディーゴー!!
ボルテックフィニッシュ!!
4人に分身し四コマ忍法刀から竜巻を発生させ体を持ち上げ火炎斬りで切り裂く。熱膨張を起こしヴェイアは天井を割ってどこかへに吹き飛ばされる
忍 「こんなものだろう」
エボルト「…なぜ逃がしたァ?」
忍 「所詮は失敗作、どこにいようと私たちの計画には問題はない」
ヴェイアが吹き飛んだ方向を見てそうつぶやく
sideシン
シン「ん…」
目を覚ましたシン、周りを見渡すと自分の部屋だった
シン「…あの後あいつに意識狩られて…」
体を動かす、多少痛むが昨日程ではない。立ち上がりシャワーを浴びて着替えその足で病室に向かう。朝早かったらしく響達はまだ寝ていた
『エボルト』『起きたか』
シン「あ、おはよう」
『エボルト』『おはようボケナス』
シン「ボケナス…酷くね?」
『エボルト』『他人の心配を無視するお前はボケナスで十分だ』
シン「…悪い」
中に引っ込んでしまう『エボルト』。ため息をついて司令室へと向かう
sideシン キラ カナード ローグ
シン「おはようございます」
弦十郎「おはよう」
藤尭「なんか顔色良くないな?」
シン「え、そうですか?」
ペタペタと自分の顔を触るシン
弦十郎「緒川に調査をさせている、少し休んだらどうだ?」
シン「…いいえ、すぐ出れるようにここにいます」
弦十郎「…そうか」
空いている席に座りパソコンを弄る。余談だがS.O.N.Gのコンピューターはキラが作りエルフナインが時折改良をしている為スペックが数十年先取りしている。そんなオーバースペックなコンピューターを弄る。昨日の入出記録の削除をする
弦十郎「緒川から連絡は?」
藤尭「ダメですね、芳しくないみたいです」
キラ「おはようございます」
キラとカナード、ローグが司令室に入ってくる
弦十郎「おはよう」
カナード「ロストスマッシュは?」
友里「ダメね、まだ確認できないわ」
シン「やっぱり俺がやりますよ」
弦十郎「君にばかり無理はさせられん」
シン「でもこうやって手をこまねいてる間に…」
弦十郎はシンの肩に手を起き
弦十郎「すぐに見つけてやるさ、少しは大人を信じろ」
藤尭「そーそー少しは頼ってよ」
友里「じゃないと私達子供に頼りっぱなしのダメ人間になっちゃうわ」
シン「…分かりました」
和気藹々とし始めたが通信が入る
弦十郎「緒川!どうだ?」
緒川『申し訳ありません、まだ足取りが掴めていません…』
弦十郎「そうか…」
藤尭「範囲を広げて探しましょう!」
シン「…(信じるんだ、弦十郎さん達を)」
友里「待って!レーダーに反応!これは…!」
緒川『彼は!』
緒川の付近に反応が出る、それは
カナード「ヴェイア…!」
ボロボロのヴェイア、マッドローグが体を引き摺っていた
カナードが飛び出そうとしたがローグに腕を捕まれ
ローグ「私が行こう」
カナード「あいつはオルガ達の!!」
ローグ「今貴様が行けば彼女達を助けれる確率が下がる」
トランスチームガンから霧を発生させ移動する
sideローグ ヴェイア
構える緒川、ヴェイアも震える腕でネビュラスチームガンを構えるが
ローグ「やめろ」
二人の間にローグが割り込む
ローグ「私に任せて欲しい」
緒川「ですが」
ローグ「頼む」
緒川「…分かりました、ここはお任せします」
そう言って緒川は一瞬で姿を消す
ヴェイア「何しにきやがった…」
ローグ「何があった?」
ヴェイア「てめぇには関係ねぇたろうが!!」
ローグ「ああ、だが今後貴様が邪魔にならないとも限らない。処理出来るなら今してやろうと思った迄だ」
ヴェイア「処理…ああそうだな、俺はクローンだからなぁ?擬い者は消しとかねぇとなぁ?」
ローグ「…聞かされたのか」
ヴェイア「てことはてめぇも知ってた訳だ、無様だよなァ…ニセモノがいきがって本物のように振る舞ってた様子はよォ!」
ローグ「…」
ヴェイア「ダンマリか、別にいいぜどうでもよ!!」
ネビュラスチームガンの引き金を引く、弾丸はローグに向かっていくがスチームブレードで弾丸を真っ二つに斬る
ローグ「なら貴様を私が処分してやる」
ヴェイア「やってみろよォ!!」
エボルドライバーを取り出しクラックトリガーとボトルを挿す
オールブレイク!!
クロコダイル!!
ライダーシステム!!
スクラップアップ!!
Are you ready?
ローグ「変身」
大義晩成!!
プライムローグ!!
ドリャドリャドリャドリャ!ドリャー!
プライムローグに変身しヴェイアに向かって突っ込んでいく
sideシン キラ カナード
シン「クローン…?」
キラ「どういう事…?」
カナード「あいつが、クローン」
この3人にとってクローンというものは苦い思い出がある。シンとカナードにとっては友との悲しい別れ。キラにとっては己を縛った仇敵
シン「じゃああいつはヴェイアじゃない?…確かアカデミーの教本に乗ってた人柄には多重人格ってあった」
キラ「それと何が関係あるの?」
シン「クローンで体を作ってそこにもうひとつの人格が入ったとすれば話の辻褄は…」
友里「っ!?アウフヴァッヘン波形確認!奏さんとセレナちゃんのものです!」
キラ「こんな時に!」
藤尭「さらにエボルト!!」
シン「出ます!!キラさん!カナード!」
3人で現場に向かう。ヘリで現場付近まで向かうがここで
友里『えっ!?奏さんとセレナちゃんが二手に別れました!!』
弦十郎『誘導しろ!!』
藤尭「ダメです!こちらに見向きもしません!!」
エボルトを中心に二手になった奏とセレナ
シン「…2人は奏とセレナをお願いします」
キラ「でもこの距離じゃ…」
シン「はい、だから2人はこっちにあいつらを誘導してください」
キラ「こっちって…エボルトとタイマンしてる中に突っ込んでビルドギアで…て事!?」
シン「それ以外方法がない」
キラ「〜っ!ああもうしょうがない!」
カナード「やられるなよ!」
シン「そっちもな!!」
ヘリから飛び降り変身シークエンスに入る
マックス!!ハザードオン!!
ラビットタンクスパークリング!!
ビルドアップ!!
ガタガタゴットン!!ズッタンズタン!!!ガタガタゴットン!!!!ズッタンズタン!!!!!
ドラゴンゼリー!!
ロボットゼリー!!
ボトルドーン!!!
クローズストライク!!!
グリスハイペリオン!!!
Are you ready?
シン キラ カナード「変身!」
紡ぎ重なる心!!!!
ビルドクロスハート!!!!
スゲーイ!!!!
ツエーイ!!!!
ハエーイ!!!!
Breakup Soulburning!!!
Getset CROSS-Z STRIKE!!!
Getset GREASE HYPERION!!!
ドララララララァ!!!
地面に降り立つと3方向に走り出す。シンはエボルトへ、キラは奏の元へ、カナードはセレナに向かう
sideシン
シン「エボルト!!」
エボルト「よォ!久しぶり…でもないかァ?どうだァロストスマッシュ達は」
シン「どの口がほざく!!」
『エボルト』『落ち着け』
シン「(…ああ)」
熱くなりかけた頭を振り落ち着ける
シン「…ふっ!」
エボルトとの距離を一気に縮め掌底を叩き込む、腕でガードし右ストレートを振り下ろす。紙一重で交しそのままエボルトの腕を軸にして回転、裏拳をぶつける
エボルト「やる、ねぇ!」
シンを引き剥がし距離を取ろうとする、しかしそれを読んでいたシンは片足で地面を踏んで体を捻って回転し蹴りを入れる。よろめいたエボルトに追撃の膝蹴りで顎を打ち抜く
エボルト「グッ!調子に乗るなァ!」
空間にブラックホールを発生させ自分を飲み込ませシンの背後に移動する
『エボルト』『後ろだ!』
『エボルト』の警告で横に飛び左足を伸ばし鞭のように振りエボルトを弾く
エボルト「どういう事だァ…」
急激なシンの成長に驚きを隠せないエボルト
『エボルト』『(聖遺物の力は馴染んでる、そのままたらふくぶち込んでやれ!!)』
吸収した聖遺物の力で自分の力の底上げをしエボルトに肉薄出来ていた
sideキラ
キラ「奏ちゃん!!」
キラは奏、いや「ハンマーロストスマッシュ」と対峙していた。咆哮を上げキラに突進してくる
キラ「ダメかっ!」
ツインブレイカーとビートクローザーをドライバー内から取り出し握る、それと同時に
キラ「いぃっ!?」
腕のハンマー部分からエネルギー体のハンマーが打ち出される。エネルギー体のハンマーをツインブレイカーで殴る、ぶつかりあった瞬間ハンマーが爆発する
キラ「(触れた瞬間爆発するのか!なら!)」
ビームモードに変更しハンマーを撃つ、がビームはエネルギー体のハンマーをすり抜けてしまう
キラ「物理的な物にぶつからなきゃ爆発しないのか!」
ハンマーを避けながら観察するキラ
キラ「(カナちゃんはまだセレナちゃんの所に着いてない…ならできるだけ観察しとかなきゃね…)」
sideカナード
森を激走するカナード、やたらと生い茂った草木が邪魔をしイライラを募らせる
カナード「ウザい!焼き払って…」
弦十郎『ダメに決まってるだろう!!』
カナード「ちっ!」
森を抜け道路に飛び出す、そこにはゼブラロストスマッシュがガンガンと車に体当たりをしていた
カナード「何を…?」
ゼブラロストスマッシュはカナードに気付き足をかき突進する体制をとる。カナードも戦闘態勢に気持ちを切り替える、が
カナード「なっ!?」
カナードに向いていた体が再び車に向きガンガンとぶつかる
カナード「…何がしたいんだ?」
藤尭『分からない!』
友里『…セレナちゃんなりの抵抗、なのかしら?』
だがそう思ったのも束の間、カナードに向き突進してくる
カナード「キラ!こっちは接敵した!そっちは!」
キラ『こっちももうバトってるよ!うわっと!?今から移動するね!』
カナード「了解した!」
sideシン キラ カナード
シン「はぁぁ!!」
野原しんのすけラッシュを全て受け流し回し蹴りを放つエボルト、それを腕でガードし膝蹴りを顎に叩き込もうとする、が手で受け止められる
エボルト「少しはやるようになったが所詮はこの程度だ!」
シン「ちっ!(キラさん…カナード!まだか!?)」
受け止められた足でエボルトを蹴り距離をとる。トランスチームガンを取り出しシンに向けトリガーを引く、弾丸を叩き落とし構えを整える
エボルト「どォした?武器は使わないのか?」
シン「煩い!」
シンが武器を使えない理由はあった。もしエボルトとの戦闘でビルドウェポンが破損すれば奏とセレナを戻すために使うビルドギアが使えなくなってしまうからだ。さらに言うならばこの戦闘でシンが変身を解除される事も許されない。もしキラとカナードがビルドギアを装備した状態でシンが変身を解除させられたらビルドギアも一緒に消えてしまう
『エボルト』『(落ち着けよシン)』
シン「(分かってる)」
一触即発の状態、それをぶち壊すかのように
キラ カナード「シン!!」
ロストスマッシュを引き連れたキラとカナードが現れる
シン「遅い!!」
キラ「早くビルドギアを!」
シン「ビルドギア・エンゲージ!聖槍!!
キラとカナードにビルドギアを送る、カナードは左腕のアームを元のグリスのものに変え盾を掴む。それと同時にキラはビートクローザーを、カナードはグリスアローをシンに投げる。それを受け取りエボルトに向かって走り出す、キラ達も反転しロストスマッシュに真っ向から挑む
sideローグ
BGM悲しいデュエル
ローグ「ふん!」
ネビュラスチームガンから発射される弾丸を拳で弾きお返しにトランスチームガンを取り出し引き金を引く
ヴェイア「ぐあっ!てめぇぇ!!」
スチームブレードを取り出しローグに接近し振り下ろす。だがローグにその程度の攻撃は効かない
ヴェイア「俺は!!俺がヴェイアだ!!」
ローグ「…」
ヴェイア「ヴェイアなんだよ!!」
スチームブレードを弾かれ殴り飛ばされるヴェイア
ヴェイア「俺がクローン!?ふざけんな!!」
怒りのままにローグを殴る
ヴェイア「死んだアイツが本物で俺が偽物!!そんなことあるかよ!!」
ただ殴られ続けるローグ、拳には悲痛な思いを感じ
ヴェイア「俺の方が強い!!あいつは弱いから死んだ!!所詮この世は弱肉強食!!そうだろ!?」
ローグ「…」
ヴェイア「俺は強い!強いんだ!!」
ローグ「…それだけか?」
ヴェイア「なっ!?」
拳を掴まれ捻り上げられる
ローグ「力だけが全てか?」
ヴェイア「そうだ!!」
ローグ「だから貴様は弱い」
ヴェイア「なんだと!?」
ローグ「あいつは…ソキウスはナチュラルを守る為に力を求めた。だが貴様はなんだ?」
ヴェイア「俺は…」
ローグ「力の理由を見出させない貴様に私は倒せない」
オールクラックフィニッシュ!!!
ヴェイアを空に放り飛び上がり両足で挟み込みキックしワニのデスロールの様に回転させ蹴り飛ばす。ヴェイアの変身は解け地面に伏せる
ローグ「マッドローグを撃破、回収してくれ」
sideシン
BGM その時 蒼穹へ
シン「はぁぁぁあ!!」
ビートクローザーを振り下ろすシン。それを回避しトランスチームガンの引き金を引く。グリスアローのトリガーを押し込み弾丸を相殺する
エボルト「ならこいつはどうだァ?」
トランスチームガンとスチームブレードを連結させ柄を掴み斬り掛かる。ビートクローザーとグリスアローで受けるがあまりのパワーに膝を着いてしまう
シン「ぐっ!!」
エボルト「さっきまでの威勢の良さはどこいったァ!」
聖遺物のエネルギーを吸収したとはいえ相手は惑星単位のエネルギーを持つエボルト、最初こそ苦戦したものの形成は逆転している。だが今のシンの目的はエボルトを倒すことではない、ここに留めキラとカナードの邪魔をさせない事だ
sideキラ
BGM burning my soul
キラ「行くよ!!」
投げつけられたエネルギー体のハンマーを槍で貫く、爆発するもののそれより早くキラが駆け抜ける。そのまま加速しハンマーロストスマッシュに体当たりする
キラ「奏ちゃん!」
振り上げた腕を槍の柄で弾き手元で回転させ腹部を殴る
キラ「そう言えばこんなふうに戦った事あんまなかったよね!」
今までの思いを聖槍に込め振るう
キラ「君はいつもこっちの事考えずで!!」
両腕のハンマーを槍で止め弾き上げて刺突
キラ「突っ走ってさ!!!そういうのはシンと響ちゃんでお腹一杯なんだよ!!」
腕をぶつけ爆発を誘発する。槍を盾にし爆発から身を守る
キラ「君は翼ちゃんの帰る場所なんだろ!」
キラ「おぉぉぉお!!」
腕をクロスさせガード体制になるハンマーロストスマッシュだが槍は強靭な腕の装甲を貫き破壊する。腕を破壊された為かふらつき明らかに弱った
キラ「今助けるから!!」
シルバードラゴンボトルを聖槍に差し込む。炎が槍を覆い尽くし
キラ「はぁぁ!!」
飛び上がりハンマーロストスマッシュへ投擲する、槍は分裂し雨のようにロストスマッシュに降り注ぐ。ロストスマッシュの装甲がガリガリと削れていき
キラ「奏ちゃん!」
奏を吐き出す。すぐさま奏を引っ張り出しドライバーのレバーを倒し刺さった聖槍を掴み
ストライクフィニッシュ!!!
ロストスマッシュの体に突き刺す。膨大なエネルギーが槍から発生しロストスマッシュを焼き払う。体は消滅しボトルだけが音を立てて落ちる
キラ「おかえり、奏ちゃん」
sideカナード
BGM Perfect Triumph
カナード「ふっ!」
盾を地面に突き刺しえぐりながら突進しゼブラロストスマッシュにぶつかる。ゼブラロストスマッシュはふらつくが直ぐに立て直し突撃してくる
カナード「ぐっ!」
あまりの勢いに地面を抉りながら後退させられてしまう、だがゼブラロストスマッシュは突撃を止めない
カナード「(これではこいつの体にも影響が出る!早く決着をつけなければ!!)」
足裏に備え付けられているアンカーをだし踏みとどまる
カナード「オラァ!」
盾を振り上げ顎に先端をぶつけ顔が上がったところを右腕のアームを展開し体を掴んで地面に叩きつける、が
カナード「ぐっ!大人しくっしろ!」
四肢を暴れさせ藻掻く、蹴りが盾に当たりよろけてしまう。それを見逃さずに体をはね上げカナードを浮かせ押し返す
カナード「こいつ…!」
盾を地面に突いて転倒を防ぐ
カナード「お前を待っている奴がいるだろ!!」
盾を構え突進する、ゼブラロストスマッシュも正面から受ける。ガンッと鈍い音がしゼブラロストスマッシュは頭の上に星がぐるぐると回りよろめく
カナード「いい加減に!!」
鈍い色を放つボトルを盾に突き刺す。銅色のオーラが盾を覆い
カナード「帰ってこい!!」
回転するように投げる、盾は回りゼブラロストスマッシュの体を削りひび割れそこからセレナが見える。盾が勢いよく上に飛びゼブラロストスマッシュはガクガクと震え崩壊しそうな体を直そうとする、がカナードはそれを見逃さずに隙間に腕を突っ込み左右に引き裂きセレナを掴み取り出す。そしてドライバーのレバーを倒す
ハイペリオンフィニッシュ!!!
ちょうど降ってきた盾を掴み振り下ろす。ゼブラロストスマッシュは真っ二つに裂け灰になってロストボトルを落として風に乗って消える
sideシン
友里『奏さんとセレナちゃんを救出!!』
藤尭『2人とも生きてる!!』
シン「っ!よっし!!」
スチームブレードを弾きバックステップで距離をとる
シン「一気に決める!『エボルト』!!」
『エボルト』『はいよォ!!』
右腕に赤いオーラが集まる
エボルト「何をしようと俺には通じないぞ!!」
シン「それはどうかな?」
ビートクローザーにゴールドラビットボトルを挿しグリップエンドを3度引く
スペシャルチューン!!
ヒッパレー!
ヒッパレー!!
ヒッパレー!!!
メガヒット!!!
左手に黄金の輝きを放つビートクローザーを持ちドライバーのレバーを回す
ラビット!!!!!
タンク!!!!!
スパークリング!!!!!
ハザード!!!!!
クロス ハート!!!!!
レディーゴー!!!!!
クロス ハートフィニッシュ!!!!!
両足にエネルギーを貯め解き放つ、ドロップキックをエボルトに叩き込む。片腕でガードするエボルト
エボルト「やはりその程度ではなァ!!」
シン「誰が、終わりだって言った!」
足を踏み込み飛び上がりバク宙の原理で逆さになりビートクローザーを横一閃に振り抜く、黄金の光がエボルトの腕を弾き上げる
エボルト「なっ!?」
甘く見ていたエボルトの腕はスパークしダメージを負う。よろめいたその瞬間
シン「おおぉぉお!!」
聖遺物のエネルギーを溜めた右腕がエボルトの腹部に突き刺さる
シン「吹っっ飛べぇぇぇえ!!!」
エボルトの体が浮き上がり空中に投げ飛ばされ建物にめり込む
シン「はぁ、はぁ、はぁ…」
膝をつきビートクローザーを杖代わりにして支えにする。今の攻撃でかなり消耗したのだろう
シン「これで…少しは時間稼げるだろ」
フラフラと立ち上がりエボルトとは逆に向かって歩き出す
シン「(今俺がしなきゃいけないことはエボルトを倒すことじゃない。時間を稼ぐ事だ…!)」
エボルトを放置し撤退する
sideシン キラ カナード ローグ
本部に帰還した面々、奏とセレナは直ぐに医務室に運ばれる
シン「良かった…」
キラ「あと残りはクリスちゃんと翼ちゃん、マリアさんだね」
シン「はい」
カナード「で、何故貴様はマッドローグを連れ帰った」
シン「カナード…」
ローグ「何か問題があるか?」
カナード「当たり前だろう…!あいつはオルガ達の!」
ローグ「なら何故私を受け入れた」
カナード「それはっ」
ローグ「貴様の言う心火とやらがあったからか?奴にはそれがないからか?」
カナード「っ…」
ローグ「…それとも奴がクローンだからか?」
シン「おい!」
ローグ「貴様らにクローンがどれだけのものか私は知らない。だからあいつにお前らの思う奴を重ねるのはやめろ、それでは消えた奴に失礼だ」
sideエボルト 忍
忍 「戻ったか」
エボルト「あァ」
忍 「ロストボトルは?」
エボルト「順調そのものだろうなァ…シンの奴も俺の力が馴染んでいい感じになってきてる」
忍 「ならばそろそろ次のフェーズに進められそうだな」
エボルト「ククク…そうだなァ」
to be continued
残りのロストスマッシュにされた人数は3人、しかしエボルトの魔の手が襲いかかる
次回 第70章 絶望を乗り越えて
皆の明日をその手で守れ!シン!!