戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年   作:ストライカーシグマ5

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シンフォギアとFgoのイベントを周回しながらこれ描くの大変ですね、、、、、、、、、、それでは第6話始めます!


6章 心

sideシン

 

シンは今自室で待機を言い渡されていた。クリスとの戦闘中腕に怪我を負い弦十郎達から戦闘禁止令を発令されてしまった。シンの穴は翼が現場復帰したので不要だそうだ。シンは買い溜めたていた本を読もうとするものの昨日の事で頭がいっぱいだった。

 

コンコン

 

シン「はい?」

 

キラ「シン今暇かい?」

 

シン「忙しそうに見えますか?」

 

キラ「だよねー、ちょっと地下室に来れる?」

 

シン「新しい武器でもできたんですか?」

 

キラ「武器とは少し違うかなー、まっ着いてみてからのお楽しみで」

 

キラとシンは地下室に移動した。

 

シン「で?見せたいものって?」

 

キラ「これだよ」

 

キラが手に取ったのはなにかの機械のようだ。すると

 

キラ「起きて、クローズドラゴン」

 

クローズドラゴン「ギュアアァ!!」

 

クローズドラゴンは翼をはためかせ飛ぶ。すると

 

キラ「痛い!?」

 

キラに噛み付いた。

 

シン「えっと?キラさんこいつは?」

キラ「こいつはいてっクローズドラゴンあたっ!僕が変身するための痛いって!拡張アイテムさ」

 

シンは拡張アイテムなのに噛みつかれてると思った。

 

クローズドラゴン「ギュアアァ!!ガブッ!!」

 

キラ「痛いよっ!?なんで君僕に噛み付くの!?」

 

シンはため息をはきクローズドラゴンに近づく。

 

シン「ほらそんなものに噛み付いたらお腹壊すぞ?」

 

シンはクローズドラゴンを掴む。最初はシンにも噛み付こうとするが。

 

クローズドラゴン「ギュ?ギュアアァ!」

 

シンに懐いたようだ。キラはorzになって「どおじでだよぉぉぉ!!」と嘆いていた。

 

キラ「なんでさ、、、、、、、、、、」

 

シン「動物は人をよく見るって言いますからね」

 

キラ「クローズドラゴンは僕の脳波を組み込んでるのになんで僕に懐かないの、、、、、、、、、、?」

 

クローズドラゴンはパタパタと飛びながら何かを探している。するとキラのポケットをあさりドラゴンフルボトルを取り出し部屋から出ていった。

 

キラ「え!?」

 

シン「はぁ!?」

 

シンは追いかける。キラも追いかけようとするが体力的にシンには負けるので部屋でGPSを負いシンに連絡することにした。

外に出ると雲行きが怪しい。シンはクローズドラゴンを追いかけた。するとクローズドラゴンが細い裏路地に入り込む。シンは追いかけると

 

シン「なんでこいつが、、、、、、、、、、」

 

そこには雪音クリスが倒れていた。

 

 

 

sideクリス

 

クリス「なんで、なんでだよフィーネ、、、、、、、、、、」

 

クリスはあの戦闘の後城には戻らなかった。それもそうだ、捨てられたのだから、信頼していた人に。何かの騒ぎだろうか?騒ぎの方に向かう、するとノイズが人を襲っているではないか。

 

クリス「っ!フィーネか!?」

 

クリスはイチイバルを纏う。ノイズを撃破していく。しかし数が多い。これ以上一般人を巻き込みたくない。そう思いクリスは

 

クリス「ノイズ共!こっちに来やがれ!!あたしが相手してやる!!」

 

クリスはノイズを引き連れ人気のない方へ誘導する。が1人でこの数を相手にするのは骨が折れた。クリスは肩で息をしながら残りのノイズを片付ける。するとクリスの体力も底を尽き、その場に倒れ込んでしまう。クリスはそこで意識を失った。

 

 

 

sideシン

 

シンは雨の中クリスをおぶり家へ戻った。雨の中放置するのも気が引けるし何より昔の自分と重なったからだ。家に入ると湊が出迎える。

湊 「その子は?」

シン「湊、こいつの服脱がして体拭いといてやってくれ。あとなんか着せといてくれ。俺の部屋に運んどくから」

湊は分かりましたと、いい脱衣所にバスタオルを取りに行く。クリスの体から水分を拭き取る。湊は服を脱がせ用意した服を着せようとするのだが

湊 「兄さん、、、、」

 

シン「どうした?」

 

湊 「兄さんの服を貸して下さい」

 

シン「なんで?」

 

湊 「サイズが合いません、下着のサイズも」

湊はスタイルはいい、がクリスは低身長なのにも関わず、かなりのスタイルの持ち主だった。

湊は何とか野原しんのすけ服に着替えさせシンを呼ぶ。シンは自分の部屋に運びベッドに寝かす。

 

クローズドラゴン「ギュアアァ?」

 

シン「しー」

 

クローズドラゴンが分かるかどうか微妙なところだが静かにするように言う。するとクリスの頭の近くにより身を丸くする。こいつ竜じゃなくて猫みたいだなとシンは思った。二時間程たった頃

 

クリス「うっここは?」

 

シン「起きたか」

 

クリス「っ!てめぇ!」

 

クリスは起き上がろうとするが疲労で力が入らない。

 

シン「いきなり立とうとするな!お前相当疲れてるみたいだしな」

クリス「敵の情は受けねぇ!」

 

シンは溜息をつき

 

シン「飯作ってくるから大人しくしてろ、クローズドラゴンそいつを見張っといてくれ」

 

クリスはクローズドラゴンに驚いたようだ。

 

クリス「な、なんだこいつ!?」

 

クローズドラゴン「ギュアアァ!!ガブッ!!」

 

クリスの悲鳴が木霊しため息を着くシンがお粥を作り部屋に持ち込む。

 

シン「ほら食え」

 

クリスは警戒しているようだ。するとシンは自分の口に運び食べる。

 

シン「食い物に何も仕込んでない、だからさっさと食べる!」

 

クリスは躊躇いながらも口に運ぶ。すると

 

クリス「美味しい、、、、、、、、、、」

 

クリスはどんどん食べていく。そして

 

シン「完食か、いい食いっぷりだな」

 

クリス「あ、ごちそうさま、、、、」

 

シン「はい、お粗末さん」

 

クリスは布団を頭から被り

 

クリス「なんであたしを助けた?」

 

シン「また言ってるし、、、、、、、、、、言ったろ?お前は昔の俺に似てるって」

 

クリス「答えになってねぇだろ」

 

シン「俺はお前に同じ過ちを犯させたくない。それだけだ」

 

クリス「だから復讐をやめろって!?」

 

シン「ああ、復讐のあとに残るのは後悔と虚無感だけだった」

 

クリス「じゃあ、、、、、、、、、、どうすればいいんだよ!?あたしは戦争の火種を無くすために戦った!それなのにフィーネはあたしにうそをついた!!あたしは捨てられたんだ!!これ以上何をどうすればいいんだよ!?」

 

シンの首を締め押し倒す。

 

シン「ぐっ!」

 

クリス「お前なんかに解るもんか!解ってたまるか!!あたしの気持ちが!!ここでお前を締め殺せばあたしの気持ちも少しは落ち着くだろうさ!!」

 

首を絞められたシンは心の中で呟いた

 

こいつはどこまで俺と似ているんだ、、、、

 

シン「じゃあ、なんでお前は泣いてんだよ?」

 

クリス「え?」

 

クリスの瞳から涙落ちていた。シンの顔にポタっポタっと落ちる。シンは首を締めれられながらクリスの涙を拭う。

 

シン「辛かったよな、悲しかったよな、痛かったよな」

 

クリス「っ!」

 

クリスは手を離し離れようとするがシンはクリスを抱きしめる。

 

シン「もういいんだ、もう戦わなくていい。今は泣いていいんだ。」

 

シンの言葉と温もりにクリスは

 

クリス「っ!くっうわぁァァァ!!」

 

クリスは押し止めていた感情を爆発させる。決壊したダムのように激しく涙を流した。シンは頭を撫でる。昔死んだ妹が泣きついてきた時のように優しく。少しするとクリスは泣き疲れたのか寝てしまった。シンはクリスを持ち上げベッドに寝かせる。シンはクリスを見て

 

シン「今はゆっくり寝な」

 

シンはクリスの近くに椅子を置き本を読み始める。クローズドラゴンはシンの肩に止まり昼寝を始める。こいつ寝るのか

 

 

 

sideキラ

 

雨の中シンは少女を背負い家に帰ってきた。その子はネフシュタンの鎧を纏っていた子だった。キラはシンがどうするかなどとは考えていなかった。シンがすることだ。間違えはないだろうと。とりあえずクローズドラゴンからドラゴンフルボトルを取り返し街に出た。雨は上がり雲から太陽が差し込む。が、

 

一般人「ノイズだぁ!!逃げろ!!」

 

ノイズが現れ人々を襲う。キラは駆け出しドラゴンフルボトルを振る。そして

 

キラ「はぁっ!!」

 

ノイズを殴り飛ばす。するとノイズは消え去る。

 

キラ「早く逃げてください!」

 

キラは市民を避難させる。ノイズを撃退しながら人々を守る。するとシンが到着し

 

シン「キラさん!」

 

キラ「遅いよ〜」

 

シン「すみません」

 

キラ「あの子は?」

 

シン「まだ寝てます」

 

キラ「そっか」

 

シンはラビットタンクに変身しノイズを撃退する。全て撃退し終わると翼と響が現れる。

 

シン「遅いぞ」

 

翼 「なぜ貴様が戦っている。戦うなと命令されたはずだぞ」

 

シン「なんで俺が命令聞かなきゃいけないんだよ」

 

翼は溜息をつき

 

翼 「怪我はいいのか?」

 

シン「こんなもんかすり傷だ」

 

すると翼は傷の箇所を掴むすると

 

シン「つっ!」

 

翼 「まだ全快では無いんだ無茶はするな」

 

キラ「そうだね、じゃあ家に戻ろう」

 

響 「あのーもしかしてキラさんノイズ倒したりしました?」

 

キラはドラゴンフルボトルを見せながら

 

キラ「これ使って倒したよ」

 

響 「えぇ!?」

 

シン「ま、ドラゴンフルボトルがあればノイズぐらいなんてことないからな。」

 

キラ「そういうこと、じゃまたね?」

 

 

 

sideシン

シン達が家に戻ると玄関で正座させられているクリス、仁王立ちする湊という難しい絵面がそこにはあった。

 

シン「えっと?」

 

キラ「何これぇ?」

 

湊 「おかえりなさい兄さん」

 

シン「どういう状況だ?」

 

湊 「クリスさんが外に出ようとしたので引き止めたところです」

 

シン「なんでクリス正座してんの?」

 

湊 「自分の命に価値はないとか言いやがりましたのでお説教していたところです」

 

シンとキラはあーと頷く。湊の前で言ってはいけないワードを言ってしまったのだ。これは仕方ない。とりあえずシンは助け舟を出した

 

シン「とりあえず飯にしよう?腹ぺこだ」

 

キラ「そうだね」

 

湊 「はぁ、、、、、、分かりました」

 

3人はリビングに移動する。そしてシンは

 

シン「ほら、お前もこいクリス」

 

クリス「でもあたしは、、、、、、、、、、」

 

シン「はぁ、湊の言ったことは正しい、けどとりあえずまずは腹ごしらえだ、お説教の続きは飯食ってからだ」

 

クリス「あたしはこの家の人間じゃねぇのにい、いいのかよ?」

 

キラ「別にきにしなくていいよ?部屋は有り余ってるし、好きなだけ泊まっていくといいよ」

 

シン「ほら、家主がこう言ってんだ、遠慮すんな」

 

クリス「!」

 

クリスは泣き出しそうになる。本当の優しさに触れた瞬間だった。

 

クリス「、、、、、、、、、、足痺れて立てねぇ」

 

 

 

side弦十郎

 

弦十郎は車でシンの家へと向かっていた。クリスを保護したと知らせが入り急いで向かった。インターホンを押す。すると玄関が開く。

 

シン「いらっしゃい弦十郎さん」

 

弦十郎「クリスくんは?」

 

シンは苦笑いしながら

 

シン「湊と風呂はいってます。とりあえず上がってください」

 

弦十郎は家へ入りリビングの椅子に腰掛ける、すると

 

クリス「自分で洗えるって言ってんだろ!?」

 

湊 「大人しくして下さい!こんな態度が大きいからここも大きいんですか!?」

 

クリス「こんなもん戦いには邪魔なだけだっての!」

 

湊 「それ絶対私以外の人に言っちゃダメですからね!?」

 

楽しそうな声が聞こえた。

 

弦十郎「腕の調子は?」

 

シン「まぁ全快とはいきませんけど、私生活には支障ないので大丈夫です」

 

弦十郎「そうかそれはよかった」

 

そんな世間話をしていると

 

クリス「酷い目にあった、、、、、、」

 

クリスがげっそりした顔で出てくる。

 

シン「楽しそうに聞こえたけどな」

 

クリス「どこがだ!」

 

シン「ははっ お前にお客さんだ」

 

弦十郎「雪音クリスくんだね?」

 

クリス「誰だおっさん」

 

クリスは警戒心むき出しで問いかける。

 

弦十郎「俺は特殊災害機動二課の風鳴弦十郎だ」

 

クリス「はっお役人様があたしに何のようだ?」

 

弦十郎「済まなかった」

 

クリス「はぁ?」

 

弦十郎「君が大変な時に助けられなかった。大人の俺達が子供を守れなかった。それは許されることではない」

 

クリス「今更何言ってやがる」

 

弦十郎「ああそうだ、だが今の俺は謝ることしか出来ん」

 

弦十郎は土下座していた。するとクリスは

 

クリス「もういい、別にあたしはあんたに謝ってほしい訳でもないしな」

 

弦十郎「しかし」

 

クリス「あぁもう!あたしがいいって言ってんだ!だからそのみっともない姿晒すな!」

 

弦十郎は意外そうにクリスを見る。響からクリスのことは少し聞いていた。がそのイメージとは少し異なる感じがした。多分シンが心を開かせたのだろう。

 

弦十郎「ありがとう」

 

クリス「別に礼を言われることじゃねぇし」

 

と少し照れたいた。

 

クリス「で?本題はなんだよ、謝りに来ただけじゃねぇだろ?」

 

弦十郎「君に協力をお願いしに来た」

 

クリス「嫌だね、あたしは1人で戦ってきた これまでも、これからもだ」

 

そう言うとシンは クリスのおでこにデコピンをする。

 

クリス「いってぇ!?何しやがる!」

 

シン「はぁ、、、、、弦十郎さんすみません」

 

クリス「なんでお前が謝る!?あたしのママか!?」

 

弦十郎「いや、シン君が悪いわけでは」

 

シン「クリスには俺からよく言い聞かせておきます」

 

クリス「だからなんでお前があたしの親みたいな事言ってんだよ!」

 

弦十郎「わかった、ではこの通信機を渡しておく、少ないが金も入っている。好きに使ってくれ」

 

弦十郎は通信機をテーブルに置き立ち上がる。それと同時に弦十郎の電話がなる。それに出ると険しい顔つきになる。そのまま玄関での方へ向かう

 

シン「もう帰るんですか?もう少しゆっくりしていっても」

 

弦十郎「すまんな、俺もそうしたいんだが緊急事態になったらしい」

 

シン「俺も行きましょうか?」

 

弦十郎「いや、まだ決定した訳では無いので待機していてくれ、それとクリスくん」

クリス「なんだよ?」

 

弦十郎「カ・ディンギルというワードに心当たりはないか?」

 

クリス「カ・ディンギル?」

 

弦十郎「そうだ」

 

クリス「ねぇな」

 

弦十郎「そうか、手間を取らせた。失礼する。」

 

クリス「、、、、、、、、、、おい」

 

弦十郎「ん?」

 

クリス「本当に危なくなったら連絡しろ、行ってやる」

 

弦十郎「!そうか、ありがとうクリスくん」

 

弦十郎は玄関から出ると

 

弦十郎「シン君!」

 

シン「はい?」

 

弦十郎「ありがとう」

 

シン「別にお礼言われるようなことしてません。俺がやりたいことをやっただけです」

 

弦十郎「全く君は、、、、、、、、」

 

シン「おやすみなさい」

 

弦十郎「おう!」

 

 

 

to be continued

 




はい、クリスを助けてみました。いかがでしたか?未来は和解させたので出せなくなったので怪我明けのシンに頑張らせました。クローズドラゴン可愛いよね〜キラと仲悪いけどそれではさようなら〜

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