戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年 作:ストライカーシグマ5
カナード「全くめんどくさい奴だ」
シン「お前に言われたくないと思うぞ俺」
キラ「はは、鏡貸してあげようか?」
ローグ「五十歩百歩という言葉を知っているか貴様ら」
作者「それではいつもの感じでぐだぐたしてきたので76章をどうぞ!」
⚠このお話には作者の個人的見解が入ります。ご承知の上でご覧下さい
sideカナード
BGM perfect Triumph
巨大な双拳が握り拳を作り
カナード「吹き飛べ!」
飛んだ。巨大な拳が忍に振り下ろされる
忍 「大雑把な攻撃だな」
紙一重で躱す、が
カナード「これで終わるはずがないだろう?」
拳が接触した地面が凍り付く
忍 「凍った!?」
カナード「ふっ!」
氷結した事に動揺し動きが一瞬だけ遅くなる。それをカナードが見過ごすはずがない。もう一方の腕が発射され忍を掴む。腕と関節が鎖で繋れ引っ張られ引き寄せ
カナード「おおぉ!!」
雄叫びを上げ殴り飛ばす。勢いよく吹き飛びビルを何棟も貫通し漸く止まる
カナード「どうした?この程度ではないだろ?」
巨大な腕の指がクイクイと忍を挑発し
カナード「かかってこい、心火を燃やしてぶっ潰してやる!」
sideシン キラ 響 翼 クリス 未来 マリア 切歌 調 セレナ
未来「あれがカナードさんの…?」
映像に移る鈍い色を放つ巨腕
キラ「カナちゃんのP.B.W.S.は触れた部分を凍結させる力があるんだ」
切歌「凍ってるデス!」
キラ「P.B.W.S.は使用者の特徴を伸ばすのも能力のひとつでね」
クリス「は?でも氷とあの金ピカに関係なくねぇか?」
シン「いや、そうでも無い。武装の特性上カナードのグリスハイペリオンは全身に熱を持ちやすい、それを急速に温度を下げて戦闘時間を伸ばしてる」
フォルファントリーやアルミューレ・リュミエール、そしてパワーアームなどは高威力故に負荷も大きい。それこそ使用者がカナードでなければ耐えられないような温度に達する事もある
シン「それにあいつがよく言ってるだろ?「心火を燃やしてぶっ潰す」って。熱くなりすぎず冷めすぎす。ある意味でカナードの力をバランスよく保てるものだよあれ」
マリア「成程」
奏 「腕飛んでったぞ!?」
飛び出した腕に拘束され引き寄せられる
翼 「あのような事も出来るのか」
引き寄せられる過程で離し殴り飛ばされる忍
響 「す、凄い威力…」
セレナ「ビルに穴空いてますね…」
シン「経費が…」
キラ「シン」
シン「うっす」
弦十郎「出るのか?」
シン「はい」
キラ「行ってきます」
sideヴェイア
ヴェイア「すげぇ…今のうちに!」
エンジンブロスとリモコンブロスに対峙しているヴェイア
ヴェイア「おい!」
ソキウス「…」
ヴェイア「反応無しかよ!」
ネビュラスチームガンの引き金を引く。ソキウスも弾丸を己のネビュラスチームガンで撃ち落とす
ヴェイア「ちっとは反応したらどうだ!」
スチームブレードを振るい接近戦に持ち込む、がソキウスもスチームブレードで受け止める
ヴェイア「お前ら!なんの為に戦ってる!?」
40ソキウス「僕達は戦うために作られた」
41ソキウス「なら戦う為に戦っている」
ヴェイア「そんなの理由にならねぇよ!!」
エンジンブロスとリモコンブロスを巧みにあしらいながら説得を試みる、が上手くいかない
ヴェイア「俺と一緒に来い!!」
41ソキウス「それは出来ない」
40ソキウス「貴方は失敗作、自分の存在理由をわかっていない」
ヴェイア「存在理由だァ?んなもんなぁ!!」
2人のスチームブレードをネビュラスチームガンとスチームブレードで受け止め
ヴェイア「誰かに決められるもんじゃねえんだよ!!」
引っ掛け弾き上げスチームブレードの斬撃とネビュラスチームガンの弾丸が2人のソキウスを襲う、が
ヴェイア「効いてねぇ…!」
なにかしたのかと言わんばかりのブロス達。ヴェイア自体も威力を弱めに撃ち込んだがそれでもそれなりの威力のはず
41ソキウス「僕達は戦闘用に作られたクローン」
40ソキウス「これぐらいの攻撃ではダメージにならない」
ヴェイア「そうかよ!!」
ネビュラスチームガンとスチームブレードを連結させリモコンブロスに振り下ろす。バックステップで避けネビュラスチームガンをエンジンブロスに投げる。それと同時にエンジンブロスがスチームブレードを放り2本のスチームブレードで接近する
ヴェイア「ちっ!」
2本のスチームブレードを連結させたネビュラスチームガンで受ける。その後ろからネビュラスチームガンを構えたリモコンブロス
ヴェイア「やべっ!」
引き金が引かれる、そう思った瞬間
ヴェイア「は?」
なにかがリモコンブロスにぶつかり吹き飛ぶ。飛んできた方向を見ると変身したシンとキラがフルボトルバスターとツインブレイカーを構えていた
sideシン キラ ヴェイア
ヴェイア「おめぇら…」
シン「遅れたな」
キラ「その分は働くよ」
ヴェイア「あいつらは俺に任せてくれねぇか?」
キラ「元からそのつもりだよ」
どこからともなくガーディアンが現れる
シン「俺らはガーディアンをやる、そっちは頼んだぞ。ヴェイア」
エボルト「おっと?そう簡単に行くかァ?」
ブラックホールからエボルトが出現する
キラ「エボルト…」
シン「なんだ、またやられに来たのかよ?」
キラ「ホンット懲りないよね」
挑発的なシンとキラ
エボルト「調子に乗るなよ人間風情が」
ブラックホールでキラの後ろに移動しアダマスの鎌を振り下ろす。それを察知していたシンがP.B.W.S.を起動、鎌を巨大な刀で弾く
シン「ふっ!」
そのままエボルトを蹴り飛ばす。背後にブラックホールを発生させその勢いのまま吸い込まれる。そしてシンとキラ、ヴェイアの周りに無数に現れるブラックホール
エボルト「これならどこから現れるか分からないだろ!!」
出現ポイントを絞らせないように立ち回るエボルト、シンは大剣を持つ腕を逆側の腰だめに刀を納刀するような体制をとる。そして
シン「だったら全部ぶった斬ってやる」
抜刀。一閃が無数に分かれブラックホールに向かって飛んでいく
エボルト「バカが!ブラックホールにそんな斬撃が当たるわけが無いだろ!」
シン「そいつはどうかな?」
斬撃がブラックホールに吸い込まれた瞬間大爆発を起こす
シン「確かにブラックホールには斬撃なんて効かないだろうよ、でもそれは
無数のブラックホールの中の1つから煙を立てて現れるエボルト
エボルト「(なんなんだ!あの力は!?俺の装甲を破るだと!?)」
目の前に迫るシンに鎌を振り下ろす、が刀で防がれアッパーを食らう
sideカナード
カナード「破壊!」
地面に拳をぶつけ忍に目掛け氷を発生させる。分身を発生させ足場として踏みつけ避ける忍
カナード「粉砕!」
今度は掌に氷の塊を作り出し殴って砕き礫をばら撒く。竜巻斬りで迎え撃つも圧倒的な威力で押し負ける
忍 「ぐっ!(受けるのは悪手だったか!)」
カナード「撃破ぁ!!」
よろめいた忍に両腕の拳を突き刺す。寸前で分身を盾にするがそれでも余りある威力、ダメージで変身が解ける
カナード「どうした?そんなもんかァ!?」
完全にエンジンがかかっているカナード、地面を殴り氷の柱を発生させる。氷に体の自由を奪われ動けなくなる忍
忍 「っ!」
カナード「お前はこのまま本部に連れ帰らせてもらう。情報を洗いざらい吐いてもらうためにな」
sideキラ ヴェイア
キラ「はぁぁ!!」
ガーディアンを蹴散らすキラ、その横ではソキウスとヴェイアがぶつかっていた
ヴェイア「いいから言うこと聞きやがれ!!」
スチームショットでリモコンブロスを攻撃する。エンジンブロスが二人の間に飛び込みスチームブレードでスチームショットを弾く。すかさずリモコンブロスの銃撃が飛んでくる。それを躱し蹴り飛ばす
ヴェイア「クソっ!埒あかねぇ!!」
が、急に動きを止めるソキウス。そして
40ソキウス「帰還命令」
41ソキウス「了解」
そう言って2人はネビュラスチームガンから黒い霧を発生させ消える
ヴェイア「待て!…クソっ!」
キラ「逃げた…?」
sideシン
BGM Ready〜Go!
シン「はぁぁ!!」
エボルト「オラァ!」
互いの得物がぶつかり火花を散らす
エボルト「(パンドラボックスのパネルの力とはいえここまでの力が出せるのか!?)」
焦るエボルト。至近距離では前のようにブラックホールに入られ捕まってしまう
シン「ビビってんのかよ!」
エボルト「ビビる?俺が?人間如きに?笑わせるなァ!!」
ドライバーのレバーを回し必殺技を放つ
「調子に乗るなァ!!」
レディーゴー!!!!
ブラックホールフィニッシュ!!!!
破滅のエネルギーを鎌の刃に纏わせ斬撃を放つ。シンは両手を高く上げる。それに合わせ両腕が上に上がり刀を握る
シン「おおぉぉ!!」
斬撃を刀で受け止める。黒い稲妻が刀と斬撃の狭間で発生し空間を歪める、がそれも一瞬で決着が着くことになる。刀が斬撃を叩き壊しあろう事かエボルトの斬撃を吸い込み
シン「吹き飛べぇぇぇ!!」
斬撃として放つ。それは先程のエボルトのエネルギーだけでなくシンの、ビルドのエネルギーを上乗せした斬撃。いくら砕かれたとはいえ自分の全開のエネルギーとそれに加えたシンの力
エボルト「(これは不味い!)」
自身の前にブラックホールを発生させ、斬撃を吸い込む
シン「これでぇぇえ!!」
ブラックホールを閉じると目の前まで迫っている刀。アダマスの鎌で受け止める、しかしそれで終わりではなかった
ラビット!!!!!
タンク!!!!!
スパークリング!!!!!
ハザード!!!!!
クロス ハート!!!!!
レディーゴー!!!!!
クロス ハートフィニッシュ!!!!!
4枚の翼が展開し加速して刀の柄を蹴る。押し込まれる刀
エボルト「ぐぉぉぉ!?」
シン「くたばりやがれ!!!」
刀身が鎌の柄を掠め横に逸れエボルトの左腕に突き刺さる
シン「はぁぁ!!」
エボルト「人間風情がァァァ!!!」
エボルトは腕を引きちぎり体をブラックホールへと吸い込ませる。体がブラックホールに飲み込まれたと同時にブラックホールを消しその場から居なくなる
シン「…逃がしたか」
その場に残ったエボルトの左腕を見て
シン「うへぇ…あいつ引きちぎったの…?」
『エボルト』『みたいだなァ』
sideシン キラ カナード ヴェイア
ヘリで帰還する4人、そして拘束されている忍。じっと忍を見つめ
シン「こんなあっさり捕まるってことはなんか目的があんだろ」
と釘を刺すシン。殺気を忍にぶつける
忍 「私に狙いがあったとして、それを話すとでも?」
シン「別に?喋りたくないなら黙ってればいいよ。でも俺はそんな甘くない、口を割らせる方法なんていくらでもある」
忍 「…」
シン「って言いたいところだけど…それやると怒る人達いるからなぁ」
だがすぐにその殺気は消える
カナード「全くだ、効率が悪い」
キラ「いや、そういうことじゃないと思うんだけど(名推理)」
忍 「…」
一瞬にして殺伐とした空気が穏やかなものに変わる
カナード「さてこいつをどうするかだが」
シン「とりあえず牢にぶっ込んどく?」
キラ「まぁ弦十郎さんに任せようか」
と忍の目の前で今後の事を決めようとしていた3人、が
ヴェイア「その前にあいつらを解放する方法を教えろ」
とネビュラスチームガンの銃口を忍に突きつけるヴェイア
キラ「ヴェイア!?」
シン「下ろせよ」
立ち上がるシンとカナード、だが
ヴェイア「お前らは黙ってろ!これはこいつと俺の問題だ!」
カナード「そんなことをしたところでそいつが口を割らないことはわかっているだろう」
ヴェイア「っ…くそ!」
ネビュラスチームガンをしまい座り込む。ヘリは程なくしてS.O.N.Gのヘリポートへと着陸、そこには既に弦十郎と緒川が待機していた
シン「弦十郎さん」
弦十郎「おかえり、話は大体聞いている。俺と緒川に任せろ」
そう言って拘束された忍を預かる緒川
忍 「(…この2人只者ではないな)」
他人に興味のない忍ですら分かる強者の風格
緒川「葛城忍氏ですね。国際法に基き貴方を捕縛させて頂きます」
sideエボルト
エボルト「人間風情が…!!!」
ちぎった部分を抑えながらどかりと座り込む
エボルト「はぁ…はぁ…ぐっ!再生が遅い…あの剣の力か…?」
赤いゲルが腕を形成しようとしているが中々形が落ち着かない
エボルト「なんなんだあの力は…!!ふざけるな…!!」
自分に匹敵する力、それを認められないエボルトは憤る
エボルト「次こそ…次こそあいつらを消してやる!!」
side40ソキウス 41ソキウス
40ソキウス「…」
41ソキウス「…」
撤退した2人。いつものアジトに戻るが忍は居ない
40ソキウス「救出に行く」
41ソキウス「だがそれではマスターの指示に背く」
先程の撤退命令は「一時撤退し指令あるまで待機せよ」だった
41ソキウス「マスターには何か考えがあるはず」
40ソキウス「そうだね」
頷き合うソキウス
ソキウス「全ては青き清浄なる世界の為に」
が2人の端末が振動する。取り出し確認すると
40ソキウス「これは…」
41ソキウス「やはり…」
sideシン キラ カナード ローグ
取り調べ室の中に拘束された忍、その外の部屋でガラス越しに見つめるシン達
シン「で、どうしますか」
キラ「現状なんも喋ってくれてないしねぇ…」
ローグ「だが奴のドライバーもボトルも没収している。何も出来ないだろう」
シン「それはそうなんだけど…」
カナード「何か気になるのか?」
シン「気になるっていうか…なんか嫌な予感がすると言うか」
キラ「やめてよね?君のそういう時の感って当たるんだから…」
side忍 弦十郎 緒川
緒川「では取り調べを始めさせて頂きます」
忍 「…」
弦十郎「まず捕虜の扱いは国際法に則って行う。安心してくれ」
忍 「…」
緒川「葛城忍氏、素性を調べさせて頂きました。元は群蜘蛛遺伝子研究所の職員だったそうですね。その後覇道重工CEOに就任…ですがそれ以前の記録がありません。どこで働いていたのか、どこの学校に通っていたのか」
弦十郎「戸籍は元からあるものを使った。だが素性は全て消している。つまりアンタは途中から整形し別人になり、シン君やキラ君達と同じ別の次元から来たと見ていいんだな?」
だんまりの忍
弦十郎「アンタの目的はなんだ?エボルトに何故手を貸す?」
緒川「貴方は遺伝子研究の他になにかしていたようですね。だけどその記録は完全に秘匿されています」
資料を捲る緒川、そこは黒く塗りつぶされていて読めない。それでも黙り続ける忍
緒川「少し話題を変えましょう。なぜ貴方はビルドに変身出来るのですか?」
忍のビルドドライバーの写真を目の前に出す
緒川「変身するにはネビュラガスを注入されなければならない。つまり」
忍 「私が最初の被検体だからだ。これでいいかな?」
緒川「…薄々は考えていましたがやはりそうなんですね」
弦十郎「では俺から…アンタは本当にキラ君の親父なんだな?」
忍 「…コズミック・イラで私が作り出した、私の子供を使って作ったのがあれだ」
弦十郎「俺が言っているのは
新しい資料を開き置く。そこの見開きには2つのプロフィールと写真が映っていた
弦十郎「アンタ、結婚してたんだな?葛城京香さん…10年前に交通事故で亡くなっている。そしてこっちが葛城総一朗…当時11歳。一緒に車に乗っていて意識不明の重症で病院に運ばれた」
茶髪の女性と茶髪の少年、その少年の顔はまさにキラを幼くしたような顔
弦十郎「だがその後脳死と判定された。がここからが問題だ」
ページを変える
弦十郎「その子は脳死と判定された後直ぐに姿を消したんだ。おかしい話だな、何故脳死したはずの子供が忽然と姿を消したのか」
忍 「…」
弦十郎「答えはこうだ、アンタが連れ去った」
忍 「…仮に、仮にそうだとしてその子は今どこにいる。脳死していては何も出来ないだろう。ならばそのまま死んでしまう」
弦十郎「ああ、それはそのまま放置すればの話だ。アンタはその子を実験台にしたんだよ…人体蘇生のな!!」
忍 「…」
緒川「研究所の跡地からデータを少しだけ復元出来ました」
写真を置く緒川。それに映っていたのはなにかの液体に浸された茶髪の少年
緒川「何らかの方法で彼を生かし必要な栄養を与え成長させた。普通なら無理な話ですね、ですが貴方はコズミック・イラと言う世界から来た人間。遺伝子操作を専門とした貴方なら脳を生き返らせることは出来なくとも体を成長させる事は出来なくはないはず」
忍 「で、そうだとしてその子供はどこにいると」
弦十郎「まぁ待て。それは少し先の話だ、4年前に少し遡ろう」
次はシンの、野上真が頭になにかの装置を付けられて椅子に座らされている写真
弦十郎「これはシン君、いや野上真君が実験されている写真だ。ここにはアンタも写ってる、そして
緒川「記録によるとパンドラボックスと彼の体を使い何かをしたようですね」
忍 「…」
緒川「ですが予期せぬ事が起きた。その実験中に野上真が湊君を連れ脱走し少しして少年も脱走した」
資料をめくり
緒川「ここにはこう書かれています。「パンドラボックスの力の影響か、次元が歪んだ」と。この歪みは不安定ですぐ消えたとと書かれていますが…」
弦十郎「実験の影響で茶髪の少年に何かが起き脳が再生した。脱走した彼は野上兄妹に助けられた…つまりその少年は」
sideシン キラ カナード ローグ
シン「は?」
ローグ「つまり…」
カナード「その実験中にコズミック・イラのキラとこちらの…その総一朗と言う男が繋がった、という事か…」
キラ「…い、いやいやちょっと待って!?僕そんな記憶ないよ!?」
慌てるキラ
シン「実験の影響で記憶が飛んでるとしたら分からなくはない、けど…
カナード「別室に居たとすれば顔は合わせない。そういうことだろう」
ローグ「…彼はコズミック・イラでもユーレン・ヒビキとして生まれこの世界でも
シン「アンタと最初にこの世界で会った時こう言ってましたよね?「神様に世界を救ってくださいって言われたんだよ」って…て事はその声の人って…」
カナード「葛城総一朗、という事だろう」
キラ「僕、は…」
拳を強く握るキラ、が
シン「まぁ、いいんじゃないですか?別に」
キラ「え?」
シン「アンタは確かにあいつの子供かもしれない。でもそれはそれ、アンタはキラさん。その総一朗って奴じゃないしどうやってもアンタはアンタだ」
キラ「シン…」
シン「アンタは今ここにいる。それが全部でしょ?アンタが居るから俺は仮面ライダーになれた。アンタが居てくれたから俺も今ここに居れる。皆を守れてる」
side弦十郎 緒川 忍
忍 「…」
弦十郎「と、まぁこんな感じなんだが合ってるか?」
忍 「私がそれに答えるとでも?」
緒川「いいえ、ですがかなり確信を突けていると思っています。続けてこれです」
別の写真を置く。先程の様にカプセルに入れられている長い黒髪の少年
緒川「この少年は総一朗君の細胞から作ったクローンと資料に記載があります。ですがクローニングは上手くいかず彼にも欠陥が」
弦十郎「アンタはこの子を作り移植しようとした、が彼も脳に問題が起きた」
緒川「そして時が経ちルナアタック、フロンティア事変が起きました」
弦十郎「ソロモンの杖の力で開いた、所謂「次元の裂け目」がパンドラボックスの歪みと同じ作用を偶然起こした」
忍 「…それが?」
緒川「率直に聞きます。この現象はなんですか?」
弦十郎「何故この現象が別の世界の人間をこちらに引き入れられる?」
忍 「…精神同調、と言う現象だ」
弦十郎「精神同調…?」
忍 「私が名付けたが、これは同質同量…つまり同一人物が繋がる現象。まず普通には起きないが別の次元と繋がる事で別の自分を引き寄せる事が出来る」
弦十郎「別の世界の自分と繋げる…」
忍 「心当たりはあるだろう」
弦十郎「ギャラルホルンの事か?」
忍 「別の次元の自分が干渉し何かしらの影響が出る。こう言えば分かりやすいだろう?」
弦十郎「…なるほど」
過去に奏や響、シン等が並行世界と繋がり体調を崩した事があった
弦十郎「だが並行世界の人間と繋がる事はあっても引き寄せられることは無いぞ?」
忍 「それはどちらとも死んでいないからだ」
緒川「死…ですか」
忍 「君らの仮説で進めていくならば3人とも死んでいる、または死ぬ間際でなければこちらに来れていない。そうだろう?」
忍の言う通りシンは真が死の間際に繋がりこちらに呼び寄せられた。キラは総一朗が既に死亡している所に、カナードに至ってはそもそも人格などを形成せずクローンとして作られた体に呼び寄せられた
緒川「では何故貴方やギルバート氏、覇道氏はこちらに?」
弦十郎「それは逆のパターンという事だろう。あちらで死んだ彼らがこちらに吸い寄せられた、そう考えれば無くはない」
sideシン キラ カナード ローグ
キラ「カナちゃん…」
カナード「気にするな、
はぁっと溜息をつき
カナード「俺はやつに
まさか2度も同じ人間から作り出されるとは思いもしない
ローグ「…」
シン「どうかしましたか?」
ローグ「…いや、
シン「そういえば…全然考えてなかった」
キラ「あっちの僕らってどうなってんだろうね?」
カナード「さてな」
シン「まぁ何とかなってるだろ、多分」
と軽い3人。ローグはそれでいいのかと思う
side忍 弦十郎 緒川
弦十郎「まぁとりあえずこれは置いておこう。本題に戻らせてもらう、エボルトの目的はなんだ?地球を消す事か?」
忍 「…」
弦十郎「…はぁ…そちらも立場があるのは分かる、がアンタだって人間だろう?だったら地球が無くなると不味いんじゃないのか?」
忍 「…」
再び黙りを決め込む忍
弦十郎「ではロストボトルとは何だ?何故エボルトはあれを欲しがる?」
忍 「「完全」を超え「究極」になる為だ」
緒川「究極…?一体何を…」
忍 「悪いが時間だ」
立ち上がる忍、その瞬間船体が大きく揺れる。近くのモニターを司令室に繋ぐ
弦十郎「どうした!」
友里『ソキウスとガーディアンが!!』
sideシン キラ カナード ローグ
揺れを感じた4人はすぐ様甲板に上がり辺りを見回す
キラ「あそこ!」
指を指すキラ、そちらにはネビュラスチームガンの霧から次々と現れるガーディアン
ローグ「行くぞ!」
マックス!!ハザードオン!!
ラビットタンクスパークリング!!
ビルドアップ!!
ガタガタゴットン!!ズッタンズタン!!!ガタガタゴットン!!!!ズッタンズタン!!!!!
ドラゴンゼリー!!
ロボットゼリー!!
ボトルドーン!!!
クローズストライク!!!
グリスハイペリオン!!!
クラックトリガー!!
オールブレイク!!
クロコダイル!!
ライダーシステム!!
スクラップアップ!!
Are you Redy?
シン キラ カナード ローグ「変身!」
紡ぎ重なる心!!!!
ビルドクロスハート!!!!
スゲーイ!!!!
ツエーイ!!!!
ハエーイ!!!!
Breakup Soulburning!!!
Getset CROSS-Z STRIKE!!!
Getset GREASE HYPERION!!!
ドララララララァ!!!
大義晩成!!
プライムローグ!!
ドリャドリャドリャドリャ!ドリャー!
BGM Low of The victory
変身した4人は甲板から飛び降りる。空中でフルボトルバスター、ツインブレイカー、フォルファントリー、トランスチームガンを構え砲撃する。爆散するガーディアンだが新しいものが次々と現れる
シン「はぁ!?なんだよアレ!?」
ストライカーパックを装備したガーディアンを見て叫ぶシン
キラ「あ、シンは見るの初めてだったね」
カナード「厄介だぞ気をつけろ」
シン「それだけ!?ああもう!」
ソードストライカーを装備したガーディアンのシュペルトゲベールを避け両腕を叩き壊すシン。シンに向けアグニを構えたガーディアンをローグが間に入りマントでアグニを弾く。アグニの砲身にトランスチームガンの弾丸を撃ち込みアグニを破壊、一気に接近しコア部分を貫く
カナード「やるな」
キラ「初見で倒しちゃうとはね」
エール装備のガーディアンがカナードに向けて飛んでくる。アームを展開し寸前で避けアームで削り取りバランスを失ったガーディアンは他のガーディアンにぶつかり爆発する
キラ「それにしても…種類増えすぎじゃないかな!?」
ガトリングを避けながらツインブレイカービームモードで反撃するキラ、がビームは剣で切り落とされる
キラ「I.W.S.Pもいるし!」
カナード「そんなことを言ったら月下の狂犬が使っていたストライカーパックをつけている奴がいるぞ」
オレンジのドラム型のバックパックを装備したガーディアンから4つの筒が外れカナードを襲う。アルミューレ・リュミエールを展開し攻撃から身を守る
シン「うおっ!?」
ビームを紙一重で躱すシン。発射した方を見ると見たことの無いストライカーパックを付けたガーディアン
シン「なんだあれ!?」
キラ「ライトニングストライカーまでいるの!?」
シン「なんですそれ!?」
キラ「長距離射撃用のストライカーだよ!気をつけて!!」
シン「んな事言われてもっ!あっぶな!?」
狙撃を何とか躱しながら近くのガーディアンをなぎ倒す。が頭上からミサイルが降り注ぐ
ローグ「今度はなんだ!」
シン「ぐっ!あれはウィンダムが装備してた!」
ジェットストライカーを装備したガーディアンから無数のミサイルが放たれる
シン「やらせるか!」
キャノンモードのフルボトルバスターを調整し連射出来るようにし引き金を引く。ミサイルは撃ち落とされるが再び狙撃のビームがシンに向かって放たれる。ローグがマントで弾くがマントに少し焦げが付く
ローグ「連発されてはどうにもならないぞ!」
シン「ローグ!飛べ!」
シンの声に反応してジャンプするローグ、すると足元に実弾が落ち爆発
キラ「次は何!?」
カナード「あれは連合の…」
ライトニングを装備したガーディアンの横に黒い2機のガーディアン、その背中には二本の砲塔が伸びていた、が横からの攻撃で破壊される
ローグ「ヴェイアか!」
スチームブレードとネビュラスチームガンを連結させたマッドローグが撃ち抜いたのだった
sideシン キラ カナード ローグ ヴェイア
ヴェイア「だー!!一体ストライカーパックってのは何種類あんだよ!?」
シン「まったくだ!!」
ビームをフルボトルバスターで弾き
シン「堕ちろ!!」
ライトニングストライカーの砲身を撃ち抜く。横からキラがビートクローザーを投げ突き刺さる
キラ「よし!狙撃型撃破!」
シン「って言っても…また別の来ましたよ!!あれは…アスハが乗ってたストライクの」
キラ「オオトリ!?それにあの黒いの何?」
カナード「あれは連合のノワールストライカーだな、I.W.S.Pの発展型だ!邪魔だ!!」
I.W.S.Pのような形だがミサイルランチャーと2本の砲塔、さらに1本の対艦刀を装備したガーディアンと黒い翼を生やしたガーディアンがレールガンを放つ。撃ち落とすキラとローグ。その後ろでアルミューレ・ランサーで一気に4体のガーディアンを貫くカナード
シン「キリがない!こうなったら!」
パンドラボトルを取り出すシン、が
キラ「待って!ここは僕に任せて」
デュランダルを突き刺しツインブレイカーにシルバードラゴンフルボトルとパンドラボトルを挿す
キラ「さてお披露目と行くよ!P.B.W.S.「The lance」!」
ツインブレイカーを握る左腕とデュランダルが蒼い炎に包まれる。左腕を振り払うと青と紫の装甲が腕を覆いデュランダルは形を変え大型の槍になる
キラ「さあ、実験を始めようか?」
槍を振るい爆炎を巻き起こす
to be continued
目の前の敵を薙ぎ倒すシン達、がこれは全て忍の掌で踊らされていた事だった。シン達はこの状況を打破出来るのだろうか?
次回 第76章 奇跡、天に舞う
その炎で闇を焼き払え!!キラ!!
今回も読んでいただきありがとうございました。用語解説という程のものではありませんがよろしければ読んでください
精神同調とは
並行世界とは別の世界線に存在する人間と繋がる現象。このふたつの世界に同一人物が存在する場合にのみ起きる。基本的に同一人物が存在したとしても繋がる事はないが何らかの方法(例としてパンドラボックスが起こす並行世界との融合の様なもの)で世界が繋がった場合にどちらかの世界に引き込まれる。これが起きた場合並行世界の人格は消えるか残ったまま眠る
こんな感じです。ガバガバな所があると思いますが生暖かい目で見てやってください。それでは!まっ種〜!