戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年   作:ストライカーシグマ5

138 / 144
俺は許されない。わかっていたことだ

だけどあいつらは俺を受け入れてくれた

俺の我儘に付き合ってくれると言ってくれた

俺はあいつらに何か返してやれるだろうか。こんなにも大きな恩に報えるだろうか

いや、報えるか、じゃない。利子が付くぐらいでかい恩を奴らに返してやる、絶対にな


第81章 飛び立とう 声を重ねて

sideシン キラ カナード

 

シン「ひ、酷い目にあった…」

 

キラ「僕の首繋がってる…?」

 

カナード「…ああ、繋がってるぞ」

 

あの後ヴェイアが弦十郎とのトレーニングで撃沈した直ぐに全員掛りで挑んだものの身体能力1つでひっくり返されてしまったシン達。最後にラリアットを食らったキラはずっと首をさすり涙目

 

シン「なんか弦十郎さんならエボルト倒せそうな気がする…」

 

キラ「確かに…」

 

カナード「ありえない…とも言いきれんな。エボルドライバーをあの威力で殴ればあるいは…」

 

シン「いや、本気にするなよ…」

 

キラ「…こんな事してていいのかな」

 

シン「は?」

 

キラ「僕達はエボルトを相手にしなきゃいけない。それなのに今更弦十郎さんと戦っても…」

 

シン「…きっとこれは弦十郎さんなりの思いやりなんじゃないですか?」

 

カナード「と言うと?」

 

シン「弦十郎さんは立場がある、そのせいで表立って戦う事が出来ない。だから弦十郎さんなりに俺らにしてやれる事を考えた結果なんじゃないかなって」

 

カナード「ふむ…」

 

キラ「弦十郎さん…だからと言って最後の最後で僕にラリアット…雷纏ってた気がするし…」

 

シン「いや、〇ラービーかよ」

 

いい感じを装ってから崩れるキラ、果たして本当に人間なのだろうか

 

キラ「まぁ冗談はさておいて…冗談じゃないけど…シンの言ってたあれ(・・)ぶっちゃけ勝算、ある?」

 

シン「7;3…ってとこですかね。切り替えて使えば効果的だとは思います」

 

カナード「まぁお前ならそこは心配ないだろう。だが効くか、だな」

 

シン「エボルドライバーを積極的に狙っていく、それしかないし…」

 

キラ「基本全員で掛かりたいね」

 

シン「まぁヴェイアはソキウスを任せるってことになってるからなぁ、出てきたらそっちに回すとして」

 

カナード「問題はあの男だな」

 

シン「マジで何がしたいんだよ…アイツ」

 

キラ「…ごめん」

 

シン「アンタが謝る必要はないんじゃないですか?それに聞きたいことがあればとっ捕まえて聞きゃいいんだ」

 

カナード「シンに1票」

 

シン「まぁ捕まえられればの話なんだけどなぁ」

 

どうしたもんかと考えているシン。そんなシンがふとある事を思い出した

 

シン「そういえばキラさん、あれ(・・)ってどうなったんですか?」

 

キラ「丁度さっき完成させたばっかりだよ。渡しておくね」

 

キラが何かをシンに渡す。それを見たカナードは

 

カナード「なんだこれは?」

 

キラ「それは出番が来てからのお楽しみ」

 

だがサイレンが鳴り響く。近くのモニターで司令部に問い合わせる

 

キラ「弦十郎さん!」

 

弦十郎『エボルトが現れた!単騎だ!』

 

シン「出ます!響達は!」

 

弦十郎『避難誘導をさせる!気にせず暴れろ!』

 

カナード「行くぞ!」

 

 

 

sideシン キラ カナード ローグ ヴェイア

 

現場にヘリで向かうシン達。街は既に瓦礫の山へと変わっていた

 

シン「エボルト…!」

 

怒りを隠せないシン

 

ローグ「慌てるな、その怒りは本人にぶつけてやれ」

 

シン「わかってる…!」

 

ヘリは上空を進む。そして視界にエボルトを確認する。各々ドライバーをセットし空へ飛ぶ

 

マックス!!ハザードオン!!

 

ラビットタンクスパークリング!!

 

ビルドアップ!!

 

ガタガタゴットン!!ズッタンズタン!!!ガタガタゴットン!!!!ズッタンズタン!!!!!

 

ドラゴンゼリー!!

 

ロボットゼリー!!

 

ボトルドーン!!!

 

クローズストライク!!!

 

グリスハイペリオン!!!

 

クラックトリガー!!

 

オールブレイク!!

 

クロコダイル!!

 

ライダーシステム!!

 

スクラップアップ!!

 

コウモリ!!

 

発動機!!

 

エボルマッチ!!

 

Are you ready?

 

シン キラ カナード ローグ ヴェイア「変身!」

 

紡ぎ重なる心!!!!

 

ビルドクロスハート!!!!

 

スゲーイ!!!!

 

ツエーイ!!!!

 

ハエーイ!!!!

 

Breakup Soulburning!!!

 

Getset CROSS-Z STRIKE!!!

 

Getset GREASE HYPERION!!!

 

ドララララララァ!!!

 

大義晩成!!

 

プライムローグ!!

 

ドリャドリャドリャドリャ!ドリャー!

 

バットエンジン!!

 

フハハハハァ!!

 

BGM Synchrogazer

 

変身と共にフルボトルバスター、ツインブレイカー、フォルファントリー、トランスチームガン、ネビュラスチームガンを向け引き金を引く。砲身から吐き出されたエネルギー弾はエボルトに降り注ぐ。直撃し黒煙を上げる、その間に降り立ち臨戦態勢を取るシン達

 

エボルト「やぁっと来たかァ?待ちくたびれて色んなもん壊しちまったぜェ?」

 

シン「っ!こんの…!」

 

キラ「巫山戯たことを!!」

 

カナード「抜かすな!!」

 

引き金を再び引く3人。だがその攻撃をアダマスの鎌で一蹴する

 

エボルト「さて残りのロストボトルも渡してもらおうか?」

 

ライダーシステムボトルを抜き例のボトルを挿しドライバーのレバーを回す

 

オーバー・ザ・エボリューション!!

 

コブラ!!

 

アダマス!!

 

アナザーレボリューション!!

 

Are you ready?

 

巨大な腕とキャノン、テールバインダーが生える。そして胸部に顔が付く

 

シン「来た…!」

 

エボルト「さァてっと…誰から消える?」

 

キャノンから高密度の弾丸が放たれシン達に向かっていく。だがシン達は動かない、何故なら

 

ローグ「誰も消えん」

 

ローグが右腕を黒腕へと変え弾丸を受け止める。着弾し爆煙が舞う

 

エボルト「あァ?呆気ないねェ?」

 

ローグ「それはどうかな?」

 

煙の中から何がエボルトに向かって飛んでくる。咄嗟に背中の巨大な腕で受け止めるエボルト。受け止めた部分から白い煙が上がる

 

エボルト「へェ?お前も新しい力を手に入れてたって訳かァ?」

 

エボルトの視線にはシン達の前に立ち拳を突き出したローグが居た

 

エボルト「だがその程度じゃあなァ?」

 

ローグ「なら確かめてみるがいい!私達(・・)の力をな!」

 

ヴェイア「そういうこったぁ!」

 

BGM Vitalization

 

エボルトの真上から声がした。空を見上げると左腕を白く染め赤いラインが入った腕を向けたヴェイアが落ちてくる。右腕を上げヴェイアの左腕を受け止めるエボルト

 

ヴェイア「っらぁ!!」

 

雄叫びと共に打撃しエボルトを地面に押し込む。エボルトの下の地面は割れ骸骨のようなクレーターが出来る

 

エボルト「ほォ…少しはやるようになったな?」

 

だが効いた様子はない、エボルトのアーマーを蹴って後退するヴェイア

 

ヴェイア「ちっまだ(・・)効きゃしねぇか…ギア上げてくしかねぇな」

 

シン「2人で張り切りすぎだろ」

 

キラ「僕達置いてけぼりにしないでもらえる?」

 

カナード「全くだ」

 

既にP.B.W.S.を纏ったシン達がヴェイアの横に立つ

 

エボルト「足でまといに毛が生えた程度の奴を抱えて戦えんのかァ?」

 

シン「足でまとい?そんな奴はここにいない。寝ぼけたこと言うなんてとうとう頭までおかしくなったか?元からおかしいけど」

 

エボルト「吠え面かくなよォ?」

 

シンとカナードが飛び出す。それに合わせ地面を殴るローグとヴェイア、地面が次々と割れエボルトを打ち上げる

 

シン「はぁぁ!!」

 

カナード「ふっ!」

 

刀と拳がエボルト目掛け振り下ろされる、エボルトは背中から伸びた腕で刀と拳を受け止め明後日の方向に投げ飛ばす。シンとカナードの影から槍を構え突撃してくるキラを刃を掌で挟み

 

エボルト「あらよっと!」

 

真上に放り投げる、だがそのままやられたままではいられない。左腕から炎を放つ。ブラックホールを発生させ炎を吸い込みローグの前にブラックホールを発生させキラの炎をローグに浴びせる。右腕を自身を守るように構え炎を受け止める。口のような模様が炎を吸い込む。全て飲み込むと肩の部分が展開、エネルギーを放出し

 

ローグ「貴様に返してやる!」

 

肩から腕、拳と伝わり振り抜く。拳から圧縮したエネルギーを放つ、背中のキャノンから高火力の炎弾を撃ち相殺する。2つが衝突し爆発し視界を遮る

 

ヴェイア「堕ちろ!!」

 

煙からヴェイアが現れ左の腕で正拳突き、片手で受け止めようとするがヴェイアの左腕のパワーが上がりエボルトの手を弾く、瞬時にブラックホールを背後に発生させ自分を吸い込む。エボルトが居た場所にカナードの氷柱とキラの火炎が降り注ぐ

 

ヴェイア「あぶねっ!?」

 

キラ「あ、ごめん」

 

カナード「文句は奴に言え」

 

ヴェイア「だな!」

 

キラとカナードの背後に現れるエボルト、それを察知していたシンが2人の後ろに飛び込みブラックホールから出現したエボルトに刀を振るう。金属が擦れる音が響き刃と鎌の柄が激突する

 

エボルト「やるねェ!だが!」

 

背中の腕がシンを潰そうと両側から迫る。それをキラとカナードが止める

 

エボルト「ならこいつでどうだ?」

 

シンの目の前に砲身を向ける。エネルギーが収束し放たれる、その瞬間ローグとヴェイアがキャノンを殴り上に無理矢理向きを変える。炎弾は雲に向かって飛んでいき空で爆発、辺り一体の雲を掻き消す

 

ローグ「やれ!シン・アスカ!」

 

ヴェイア「ぶちかましてやれ!!」

 

カナード「俺達の想いを!!」

 

キラ「僕達の願いを!!」

 

シン「ああ!やってやるさ!!P.B.W.S.「The Sword」!形態変化(シルエット・リミット)!エクストリームブラストモード!」

 

BGM Exterminate

 

シンの言葉と共にシンを守るように纏っていた鎧が光を放ち形を変えていく。鎧は巨大な刀になり

 

シン「はぁぁぁあ!!!」

 

振り下ろす。圧倒的な質量、且つキラ達に抑えられた為エボルトは地面に凄まじい勢いで落ちていく

 

キラ「これが…」

 

カナード「新しい「Sword」の形か」

 

シンの手には10mほどの超巨大な刀が握られている。持ち手はフルボトルバスターと繋がりエクスカリバーは刀の刀身の中にあり先程までの「Sword」が並列繋ぎならばこちらの「Sword」は直列に力を繋いだもの

 

 

 

 

〜回想〜

 

キラ「はぁ…厄介すぎない?あっちは好きなだけ攻撃すればいいけど僕らの攻撃はP.B.W.S.を使ったものでやっとなのに」

 

クリス「どうすんだよ…」

 

シン「…その事なんだけど」

 

シンがパソコンを弄りモニターに画像を写す

 

キラ「これは?」

 

シン「これは俺のP.B.W.S.です」

 

キラ「いや、それは分かるけど」

 

シン「本題はこれです」

 

続いて別の画像を写す。そこには先程の覆うような鎧とは別の刀のような画像

 

キラ「?なにこれ」

 

シン「これも俺のP.B.W.S.です」

 

キラ「へ?」

 

シン「俺のP.B.W.S.は背中から両腕を守るように鎧を着た感じです。それはつまり防御寄りにこいつがなってるって事、それを攻撃に寄せられないかなと思って弄ってみたんです」

 

キラ「なるほど…バランスのいいものだなとは思ってたけど」

 

シン「んで形にしたのがこいつです」

 

カナード「攻撃に全振りした、という事か」

 

キラ「ほー大きさは?どれぐらいなの?」

 

シン「10mです」

 

キラ「…はい?」

 

シン「10m」

 

キラ「んなバカでかいもの振り回せると思ってんの!?」

 

シン「いや、それが振り回せるんですよ。な?皆」

 

響達に同意を求めるシン、響達も苦笑いしながら頷く

 

マリア「ええ、軽々と振り回してたわね」

 

クリス「遠心力や重心はどこにあると言わんばかりにくるくるぴょんぴょんしてやがった」

 

キラ「ええ…質量保存の法則どこ行ったの」

 

翼 「ただ私達には質量分の重さを感じた。軽いと感じてるのは本人だけだろう」

 

キラ「え?触ったの?」

 

翼 「天ノ逆鱗で受けたのだ」

 

キラ「なにやってんのこの子!?」

 

奏 「あたしも止めたんだけどね…」

 

シン「いや、俺も乗せるだけにしましたよ?」

 

キラ「当たり前だよ!?」

 

シン「って訳で、エボルトへの攻撃は俺に任せて欲しい」

 

〜回想終了〜

 

 

キラ「いや、本当にデカイね…デカすぎる」

 

刀を見つめボソッと呟くキラ

 

カナード「だが大きさに見合った力があるようだ。やつを見ろ」

 

地面にめり込んだエボルトを見ると肩の装甲の1部が割れている、先程の一撃で刀身が当たったようだ

 

エボルト「なんだそれは…!!」

 

シン「教える訳無いだろ?」

 

逆手に持ち変えエボルトの上から落ちてくるシン。滅弾で地面を砕き間一髪で避けるエボルト、鋒が地面に突き刺さる

 

シン「これだけじゃない!」

 

BGM TESTAMENT

 

 

一瞬P.B.W.S.を消し再展開、振りかぶり勢いよく振り下ろす

 

エボルト「チィッ!」

 

刀身を腕で受け止めるエボルト、火花を散らして掴む

 

シン「いいのか?俺ばっかきにしてて?それにその腕これを受け止めるだけに使って(・・・・・・・・・・・・・・)

 

いつの間にか太腿まで凍りついていた。シンの後ろで両腕を地面に付け接触面からエボルトまで凍てつく

 

エボルト「その程度で俺を止められるか!?」

 

キラ「それはどうかな?」

 

目の前に炎を纏った左腕を構え殴るモーションに入ったキラ。火拳がエボルトの顔面に突き刺さる。キラの一撃で一瞬刀を受け止めていた腕の力が緩む。直ぐに横に飛ぶキラ

 

カナード「押し込め!!」

 

力を入れ強く刀を押す。アダマスの鎌の柄を使い刃に抵抗するエボルト

 

シン「おぉぉお!!!」

 

エボルト「ぐぉぉお!!」

 

押し負ける。そう悟ったエボルト、足元にブラックホールを作り体を吸い込ませる。シンの攻撃をやり過ごしシンの背後に現れる。鎌を振り下ろそうとするが

 

ローグ「貴様のパターンは分かっている」

 

ヴェイア「テメェがわかりやすいやつで助かったぜ」

 

鎌の刃をローグが右腕で受けヴェイアが柄を左腕で殴り上げる

 

ヴェイア「やれ!赤目!」

 

ヴェイアとローグの間から見えたのは既に向きをこちらに解除したP.B.W.S.を再度起動させようとしているシン。

 

シン「吹き飛べぇぇえ!!!」

 

手に持ったフルボトルバスターを勢いよく突き出す。その先には浮かんでいるエクスカリバー、2つが混ざり合い巨大な刀を三度形成しエボルトの胸に鋒がぶつかる

 

エボルト「があぁぁあっ!?」

 

胸部の顔のような装甲は砕けたもののエボルト本体の装甲を破壊するとは出来なかった、が大きな傷を付けられた

 

BGM METANOIA

 

エボルト「巫山戯るな…巫山戯るなァァア!!!人間風情がァァァァ!!!」

 

キャノンを乱射するエボルト。それを全て受けるローグ、エボルトの攻撃をどんどん吸収し自分の力に変え肩から莫大なエネルギーか放出され

 

ローグ「返すぞ!!」

 

腕を伝ってエボルトに飛んでいく。ブラックホールを作り吸い込みシン達の頭上に転送

 

ヴェイア「だったらよォ!!」

 

落ちてきたエネルギーを左腕で掴み

 

ヴェイア「こいつでどうだァァ!!」

 

投げる。エボルトの放った炎弾にプラスしてローグ本人のパワー、それに加えヴェイアの腕に宿った攻撃の力を加えたエネルギー。エボルトもこれを喰らえばタダでは済まない、再びブラックホールを展開しようとするが両腕を凍りつかされてしまう

 

エボルト「カナードォォオ!!」

 

エボルトの背後には既にドーム上の氷が張り巡らされている。後ろに引いても積み、横には凍らされて動けない

 

エボルト「人間如きに俺が負けるかァ!!」

 

背部の腕を使い迫るエネルギーに耐える。ジリジリと押されるエボルト、だがエボルトの目的は耐える事では無い。少しずつ減衰していくエネルギー

 

エボルト「オオォォ!!」

 

エネルギーを空に受け流す

 

エボルト「これでェ!」

 

キラ「終わりな訳ないでしょ?」

 

攻撃を受け流される、これも計算の内だったのだ。キラは槍の矛先に炎を纏って連続突き、受け流す事で手一杯だったエボルトは直撃を喰らい後ろに吹き飛ぶ、がそこは氷のドームの中

 

キラ「さてここで化学の問題です。急速に冷やされた空気を瞬間的に暖められたらどうなるでしょうか?」

 

左腕のガントレットから蒼炎を発生させ

 

キラ「正解は爆発します」

 

炎をドームの中に放り込みカナードは直ぐに塞ぐ。空気が膨張し激しい爆発を起こす。爆発の影響でドームはガラガラと音を立てて崩れる。その中心には腕に守られ何とか耐えたエボルトの姿

 

キラ「あれを耐えるの…!?でも!」

 

キラが視線を空中に向ける、そこには既に巨大な刀を振り上げているシン

 

シン「これでぇぇえ!!」

 

刀を振り下ろす。エボルトに迫る刀身、咄嗟に横に飛ぶエボルト。刀が落ち煙を舞いあげる

 

キラ「完璧に入ったように見えたけど…」

 

カナード「気を抜くな、確証は無い」

 

身構える2人。すると煙から上空に飛び上がるエボルト、静止する姿は左腕が千切れ背中の巨大な腕も根元から斬れている

 

エボルト「はぁ…はぁ…!!やってくれたなァ…!!」

 

シン「ふん、お似合いの姿だな!」

 

エボルト「まさかここまでやるとは思ってもみなかったぜ…」

 

シン「ここで始末する!」

 

エボルト「おぉっとそれは断るぜ」

 

残った右腕を明後日の方向に向ける、そちらの方向には市街地がある

 

エボルト「俺を見逃せ、そうすりゃあ誰も死なずに済むぜェ?」

 

シン「お前…!!」

 

エボルト「さぁどうする?俺を殺す為に犠牲を払うか、俺を見逃して誰も死なない道を選ぶか!」

 

シン「くっ…!」

 

このまたとないチャンスを潰すか、被害を防ぐか二者択一。だがここで思わぬ人物が3つ目の答えを作り出す

 

忍 「ならばこんなのはどうだ?」

 

エボルトの背後からニンニンコミックフォームの忍がエボルトの腹を四コマ忍法刀で突き刺す

 

シン「なっ…?」

 

キラ「なんで…」

 

エボルト「どういう…つもり、だァ…!!」

 

忍 「満身創痍の貴様ならチャンスはあると踏んでいた…これだけ損傷していれば満足に避けることも出来まいとな」

 

エボルト「貴様ァァァ!!」

 

忍 「今だ!!」

 

忍の声に弾かれるようにしてシンは鋒を向け飛ぶ、エボルトの腹に突き刺さる瞬間忍は避け回避、刃の部分を全て突き刺し

 

エボルト「こんなところで…俺が負けるだと…!?」

 

シン「これが人間の力…俺達の力だ!!」

 

エボルト「ふ…フハハハ!!フハハハハハ!!!」

 

刀を横に振り抜きエボルトから離れる。エボルトは内包していたエネルギーが暴走し爆発、跡形もなく消えたのであった。破壊出来ずに落下するエボルドライバー

 

シン「やった…全部終わったんだ…」

 

キラ「やっと…やったんだ!」

 

カナード「ああ…!」

 

ローグ「皆…見ているか…今度こそエボルトを倒したぞ…!!」

 

ヴェイア「へっ」

 

忍 「よくやってくれた」

 

変身を解きエボルドライバーを掴む忍

 

to be continued




エボルトを倒したシン達、その目の前にはエボルドライバーを握る忍の姿。彼の目的は一体…

次回 第82章 真実の音色はここにあるから

その言葉が何を語るのか 忍
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。