戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年   作:ストライカーシグマ5

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無印最終回だオラァ!!、、、、、、、、、、はいごめんなさい調子乗りました、、、、、、、、、、しかし私は謝らない、ん?もう謝っている?ハハッチョットナニイッテルカワカラナイッスネ、では行きます!!


8章 閃珖

 

sideシン 響 翼 クリス

 

シン「しかしお前ら、なんかこう、神々しいな」

 

シンは響達をみて呟く。響達は今ギアの出力を最大限に使えるようになった限定解除状態だ。光の翼も生えている。

 

響 「シンさんもなんかこう、いかついですね!」

 

シンは新しいベストマッチ、キードラゴンフォームになっている。

 

シン「お前達みたいに飛べたら楽なんだけど、、、、、、、、、、」

 

シンはそう言うと背中から龍の翼のようなものと鎖の翼のようなものが形成される。そしてそのまま飛翔する

 

シン「飛べた、、、、、、、、、、」

 

シンは驚きながらも響達と肩を並べる。

 

シン「しかし翼、クリス、よく生きてたな」

 

クリス「ったりめぇだ!あたしの命は安もんじゃねぇって言ったろ!」

 

翼 「私も約束があるからな、死ねんさ」

 

シン「そうか、んじゃとりあえず」

 

シン 響 翼 クリス「フィーネをぶっ倒す」

 

シン達がフィーネに向かい攻撃を開始する。フィーネはソロモンの杖を使いノイズを作り出す。が限定解除した響達にとってただのノイズなど壁にすらならない。翼はノイズを次々と斬り伏せる。クリスも次々と撃ち落としていく。

 

響 「凄い!乱れ撃ちだ!」

 

クリスは不服そうに

 

クリス「ちゃんと狙って撃ってるっての!」

 

響 「じゃあ私が乱れ撃ちだ!」

 

響は腕にエネルギーを溜めそれを撃ち出す。街を覆い尽くしていたノイズが次々と消えていく

 

シン「こいつでぶっ飛べ!」

 

シンは左腕から無数の鎖を放ち1箇所に集める。そして右腕に蒼炎を集めノイズに叩き込む。

 

シン「後はお前だけだ、フィーネ」

 

ノイズを全滅させフィーネにむかう、が

 

フィーネ「ふっならば見せてやろう私の真の姿を!!」

 

するとフィーネはソロモンの杖を自身の腹に突き刺す。すると散りじりにいたノイズがフィーネを覆う。フィーネはノイズと一体化し巨大なノイズへ変貌した。

 

クリス「でかくなったからって所詮はノイズ!こいつで終わりだ!!」

 

クリスは無数のレーザーを放つが

 

クリス「嘘だろ!?」

 

フィーネと一体化したノイズは軽々と弾きかえす。そしてお礼だと言わんばかりに無数のレーザーを飛ばす。それをクリスは避ける、が躱しきれず被弾しそうになる。するとシンが翼でクリスを覆い守る。

 

クリス「た、助かった」

 

シン「どういたしまして、しかしでかいのに硬いか、厄介だな」

 

翼 「私に任せろ」

 

翼は蒼ノ一閃 滅破を放つ。そしてノイズの一部を破壊するが

 

フィーネ「無駄だ!今の私はネフシュタンの鎧、ソロモンの杖、無数のフルボトルとパネル!そしてこのデュランダルを手にしている!」

 

フィーネノイズはすぐさま再生し手に持っているデュランダルを掲げる。

 

シン「じゃあこいつはどうだ!」

 

シンは鎖を無数に放つ。

 

フィーネ「その程度の鎖で私を止められるとでも!?」

 

シン「この鎖を舐めんなよ!」

 

シンが放った鎖はフィーネノイズに巻き付く。

 

フィーネ「っ!?動きが鈍く、、、、、、、、、、」

 

ロックフルボトルの特性は抑制、つまりは押し止める力だ、その力を持つ鎖を巻き付けられれば動きを抑制され能力が低下する。

 

シン「今だ!翼!クリス!」

 

シンの合図で2人は攻撃する。フィーネは自身の前に盾を張るが突破される。しかしネフシュタンの鎧の力で徐々に穴が塞がる。その穴からシン、クリス、翼は内部に入り込みフィーネの前に立つ。

 

シン達はアイコンタクトを交わしながら攻撃を仕掛ける。たまらずフィーネは持っていたデュランダルから手を離す。それをクリスが撃ち響の方へと弾き飛ばす。

 

翼 「そいつが切り札だ!勝機を逃すな!!」

 

翼の言葉に響はデュランダルを手にする。が響の体が黒く染まる。響は必死に抗うが、、、、、、、、、、

 

響 「グゥゥゥ!!」

 

 

 

 

 

 

 

side未来

 

未来達はシン達の戦いをモニタ越しに見ていた。すると未来が外へ出ようとする。

 

緒川「未来さん!どちらへ!」

 

未来「地上に出ます!」

 

緒川「危険すぎます!」

 

未来「昔響と約束したんです!響は響であり続けてくれる、だから私は響を応援したいんです!助けられるだけじゃなく響の力になりたいんです!」

 

湊 「そうですね、私も兄さんやみんなの力になりたい!」

 

そう言うと湊と未来は地上へ走りだす。

 

 

 

 sideシン 響 翼 クリス

 

響は黒く染まりながらも押さえ込んでいた、すると

 

弦十郎「正念場だ!踏ん張りどころだろ!!」

 

響は声の方へ顔を向ける。

 

緒川「強く自分を意識してください!!」

 

湊 「昨日までの自分を!これからなりたい自分を!!」

 

響 「ミンナ、、、、、、、、、、!!」

 

響とクリスが響に寄り添う

 

翼 「屈するな立花!お前が構えた覚悟!私に見せてくれ!!」

 

クリス「お前を信じお前に全部賭けてんだ!お前が自分を信じないでどうすんだよ!!」

 

制御しようとする響達にフィーネは攻撃をするがシンが翼を伸ばし響達を守る

 

シン「お前言ったろ、守りたいものがあるって。だったら今がその時だ!!その思いを、その心を!あいつにぶつけてやれ!!」

 

響は徐々に元に戻る。そして

 

未来「響ィィィ!!」

 

響 「(そうだ今の私は、私だけの力じゃない)そうだ!この衝動に塗りつぶされてなるものか!!」

 

響は完全に姿を取り戻す。そしてデュランダルの力を完全に制御し最大に解放する。

 

フィーネ「その力!!何を束ねた!?」

 

響 「響きあう皆がくれたシンフォギアだあああ!!」

 

響はデュランダルをフィーネに叩きつける。フィーネの纏うノイズは削られ消えていく。だが

 

フィーネ「まだだ!!」

 

フィーネはネフシュタンの力を解放し抗う、が

 

シン「いいや!!これで最後にする!!」

 

シンはフィーネの目の前で止まり、

 

レディーゴー!!ボルテックフィニッシュ!!

 

シンは今まで抑制していた力を全て解放し右腕に集めフィーネに叩き込む。

 

シン「うぉぉぉぉお!!!!」

 

フィーネはシンの背後に龍が見えた。そして全て吹き飛ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

side all

 

戦闘が終了した。響はフィーネを助け出していた。

 

フィーネ「お前、、、、、、、、、、何をばかなことを、、、、、、、、」

 

クリス「このスクリューボールが」

 

響 「皆に言われます、親友からも変わった子だって、もう終わりにしましょ?了子さん」

 

フィーネ「私はフィーネだ、、、、、、、、、、」

 

響は笑いながら

 

響 「でも了子さんは了子さんですから」

 

響 「だからきっと私達は分かり合えます」

 

フィーネは響に向かい合うが

 

フィーネ「はぁ!!」

 

フィーネはチェーンを伸ばす。それを響は躱すがそのチェーンは月の破片へと伸びる。そしてそのまま破片を引き寄せる。月の一部は地球の重力に引かれそのまま加速する。

 

フィーネ「月の欠片をおとす!!」

 

一同は驚きを隠せない。

 

フィーネ「私の悲願を邪魔するやつはまとめて叩いて砕く!!この身はここで朽ちようと魂までは絶えやしないのだから!いつかどこかの場所!いつかの時代で私は蘇るのだ!!」

 

だが

 

響はフィーネの胸に拳を当てる。

 

響 「うん、そうですよね、どこかの場所、いつかの時代、蘇るために何度でも私の代わりに皆に伝えてください。世界を1つにする為に力なんて必要ないって事を、言葉を越えて、私達は繋がっていけるって事、私達は未来にきっと繋いでいけるという事を私には伝えられないから、、、、、、、、、、了子さんにしか出来ないから」

 

フィーネ「お前、まさか」

 

響 「了子さんに未来を託すためにも私が今を守ってみせますね!」

 

了子「ふっ本当にもう、放っておけない娘なんだから、、、、、、、、、、胸の歌を信じなさい」

 

そういいフィーネ、櫻井了子は姿を消す。

 

ここにいた皆は忘れない。櫻井了子という女の事を、、、、、、、、、、

 

オペレーター「軌道計算出ました、、、、、、、、、、直撃は避けられません」

 

響は前へと歩き出す。

 

未来「響?」

 

響 「何とかする」

 

そういい月へ飛ぼうとすると

 

シン「それはお前の仕事じゃない」

 

シンは響の首に手刀を入れ気絶させる。倒れこもうとする響をシンは抱き上げる。そして響を翼に渡す。

 

 

 

シン「じゃ、行ってくる」

 

翼 「野上!?」

 

クリス「あいつ何を!?」

 

湊 「兄さん!?」

 

シン「この世界を壊されたらたまらないからな、だからちょっと行ってくる」

 

キラ「シン!!」

 

シン「大丈夫、必ず帰って来るから」

 

そしてシンは飛び上がりグングンと月へと向かっていく。シンは大気圏を抜け月に向かい飛翔する。

 

シンは今までの事を思い出していた。こちらの世界に来て色んなことがあった。それはシンをここまで成長させた。もう心残りはなかった、月の破片に近づきレバーを回そうとすると、

 

クリス「そんなにヒーローになりたいのか?」

 

翼 「こんな大舞台で挽歌を歌わされるとは野上には驚かされる」

 

響 「そうですね〜シンさんっていっつも1人で何でもやろうとするから私達が支えなきゃ〜ってなりますよね〜」

 

シン「クリス、翼、響、、、、、、、、、、」

 

響達はシンのあとを追いかけてきた。

 

クリス「ま、一生分の歌を歌うには丁度いいんじゃねぇのか?」

 

シン「ったく、、、、、、、、、、どいつもこいつも馬鹿ばっかりだ、、、、、、、、、、仕方ない!さっさとこいつを砕いて戻るぞ!」

 

シンはレバーを回す。

 

レディーゴー!!ボルテックフィニッシュ!!

 

シンは蒼炎を左脚に纏わせ月の破片にキックを叩き込む。がそれだけでは力不足だ。だかここには3人の戦姫がいる。シンの背中を3人が押す。

 

シン「うぉぉぉぉお!!!!く、だ、け、ろぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

そして月の破片は流星へと変わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side?

 

あの月の破片はシン達の活躍により地球に被害をもたらす事はなかった。がその代償は大きかった。響達は月を砕いた後地上へ帰ってきた。シンを除いて、シンは膨大なエネルギーを作るため自身を犠牲にして月の破片を流れ星へと変えた。響達はシンを必死で探した。もしかしたら先に戻っているかもと思い地上に戻ってみたがシンの姿はどこにも無かった。誰もがシンは死んだと確信した。湊は泣き崩れ、響は悔しそうに涙を流す。翼は奏と抱き合い、クリスは地面に拳を叩きつけ涙した。この世界は救われた。だが世界はシンを救ってくれなかった。皆が泣きながらシンの名を呼ぶ。シンとの思い出が頭を駆け抜ける。2年前自分の兄の代わりに戦い続けたシン、親友を助ける為に戦ったシン、自分を認めてくれたシン、泣いていいと優しく抱きしめてくれたシン、ここにいるみんながシンに助けられた。だがもうシンはいない。キラは空を見上げる。月がなければシンは今ここにいたのだろうか、戦いがなければシンは死なずにすんだのか、そんなことを思っては消えていく。最後の流星が閃珖となって消える。その空はシンが守った空だった。

 

? 「おい勝手に人を殺すな」

 

その場の皆が振り向く。そこには死んだはずのシンが立っていた。

 

響 「ゆ、幽霊!?」

 

シン「人の事を幽霊呼ばわりか、、、、、、、、、、後で覚えとけよ響」

 

翼 「下がれ皆!こいつは偽物かもしれん!!」

 

シン「おいこら幽霊の次は偽物か!」

 

クリス「てめぇシンに化けるとは舐めたことしてくれてんじゃねぇぞ!!」

 

シン「俺は妖怪かなんかか!!」

 

しっかりとツッコミを入れるシン。そしてみんなが

 

「「「「「「「本物だ!!!!」」」」」」」

 

そう叫ぶ。

 

シン「俺怒ってもいいよな!?」

 

シンの怒りが頂点に達するが、、、、、、、、、、

 

湊 「で、でもどうやって?響達が月の破片の中くまなく探したのに」

 

シン「破片にぶつかって一足先に地上に帰ってきてたんだよ」

 

流石に死ぬかと思ったけどな、そうシンは遠い目をしながら語る。

 

シン「あとキードラゴンの反動でちょっと動けなかったんだよ,右腕は大火傷だし」

 

シンは右腕をまくり皆に見えるように見せる。皮膚は焼けところどころ黒ずんでいた。がそんなことを気にせず湊はシンに抱きつく。それにつられ響やクリスも抱きつく。

 

シン「あだだだだ!!痛い痛い!!火傷してるって言ってんだろ!?」

 

クリス「うるせぇ!心配させやがって!!」

 

クリスはシンを力の限り抱きしめる。

 

湊 「こんなにいろんな人に心配させて!」

 

湊は左腕を抱きしめる。

 

響 「帰ってるなら帰ってるって言ってください!!」

 

響は背中に抱きつく。

 

シン「あーもうわかった!わかったから離れてくれ!!」

 

この世界は守られた。仮面ライダーとシンフォギアの手によって

 

数日後

 

リディアンは立て直し工事が行われていた。あれだけ派手に壊れれば相当の時間がかかる。が今回の1件で政府は情報を外に漏らさないことを条件に学校を立て直す資金を国から援助した。そこには特殊災害機動二課の活躍もあったりキラが政府のコンピューターにハッキングを仕掛け、早急に立て直させないと各国にばら撒くと脅したり、表沙汰に出来ないことが多くあったが

 

病院

 

シンは翼や奏が入院した病院に入院した。右腕は大火傷、全身も打撲し首も火傷、肋は2本ヒビが入っていた。キードラゴンは負荷が大きいらしくベストマッチのロックフルボトルですら制御ことが出来なかった。だがあれだけの戦闘を行ってこれだけで済んだのだ。これ以上を望めばバチが当たる。が

 

クリス「ほら口開けろ」

 

クリスがリンゴを楊枝で刺しシンの口元へ運ぶ。

 

シン「いや1人で食べれるから」

 

なぜクリスがここにいるかと言うと家族である湊や、後輩の響、先輩にあたる翼達は仮校舎で授業が再開されお見舞いに来れず、そこで生活のサポートをクリスに頼んだ、らしい。別に歩けない訳では無いのでいいと言ったのだがクリスは頑なにそれを拒んだ。なのでシンが折れる形で仕方なくサポートしてもらっている。

 

クリス「そういや午後授業終わったらあいつら見舞いに来るってさ」

 

クリスは通信機を弄りながら言う。

 

シン「そうか」

 

シンはリンゴをかじりながら返事をする。そしてあることを思い出す。

 

シン「クリス」

 

クリス「なんだよ」

 

シン「お前来週から学校な」

 

クリス「は?」

 

シン「弦十郎さんがお前を学校に行けるよう手配してくれた、俺も来週には退院するし丁度いい」

 

クリス「でもあたしは、、、、、、、、、、」

 

シンはため息を吐きながらこういう。

 

シン「お前にはこれから真っ当な人生を歩む権利がある、だから」

 

楽しめよ、シンは笑顔で言う。するとクリスは顔を赤くし

 

クリス「し、仕方ねぇな」

 

シン「ちなみに俺と同じクラスな」

 

クリス「ええ!?」

 

クリスは驚くがこれはシンがお願いしたことだった。クリスの近くで見守りたい。シンの願いを聞き入れ弦十郎はそうできるよう手配してくれた。

 

シン「まぁ後はとりあえず」

 

シンはベッドに寝転がり

 

シン「平和を楽しもう」

 

窓から見える空は晴天だった。

 

 

 

 

 

to be NEXT STAGE




はい、無印完結!!私ハッピーエンド主義なのでテコ入れさせて頂きました。オリ設定でキードラゴン飛べるようにしました。絶対キードラゴン飛べたらめっちゃ強いと思ったので。このあとは日常編を少しやったあとGに移りたいと思います。ではこの辺で今日はおさらばです!!

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