戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年   作:ストライカーシグマ5

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はい、やって参りました。奏のお話!デートってか奏の力を手に入れるパートです どの槍にしようか迷いましたがうちのカルデアのランサーから選んでみたのでオリ設定が入ります。ご容赦を、、、、、、、、、、今後も出していきますので得意ではない方もいらっしゃるかも、、、、、、、、、、では行きます


閑話6 奏とデート 新たな力

side奏

 

シン「どうしてこうなった?」

 

奏 「悪いな〜シン」

 

シン達は今日本を離れイギリスのロンドンに来ていた。なぜシンと奏がロンドンに来ているかと言うと奏がロンドンで撮影があって本来ならマネージャーの緒川が来るはずだったが翼の別の撮影についているため、緒川は代役にシンを抜擢した。シンがそれを知らされたのは一昨日の話、緒川に急に土下座され頼まれた。そんなことされればシンも首を縦に振らずにはいられない

 

シン「でも俺、何すればいいかわかんねぇぞ」

 

奏 「それは大丈夫だ、撮影って言っても少しだけだしな」

 

シン「なのに2泊3日滞在って、、、、、、、、、、」

 

奏 「緒川さんがあたしらに悪いと思って長くホテル取ってくれたんだ」

 

シン「そうだったのか、、、、、、、、、、」

 

奏 「あたしはそれより言葉通じないのが怖いぜ」

 

シン「そこは心配すんな、俺が通訳するから」

 

奏 「え!?お前言葉わかんの!?」

 

シン「まあな」

 

奏 「そういうことで緒川さんはお前に頼んだのか」

 

シン「多分な」

 

奏 「なら安心して仕事出来る!んじゃあ行くか!」

 

 

 

 

 

グラストンベリー修道院

 

ディレクター「ハイカット!お疲れ様!いやぁいい絵が取れたよ奏ちゃん!」

 

奏 「ありがとうございました!」

 

ディレクター「野上くんもありがとうねぇ!!いやぁ代役には勿体ないくらいいい感じだったよ!そのまま役者やらないか?」

 

シン「嫌です、それになんで俺が代役なんですか」

 

ディレクター「役者がここに来るまでに酔っちゃってね?でも野上くんがいてくれてたすかった!」

 

シン「酔うなよ、役者ェ、、、、、、、、、、」

 

奏 「まぁあたしもお前の方がやりやすかったからもんたし!」

 

シン「あっそう」

 

シン達が撮ったカットは夕日をバックに2人が抱き合うというシーンだった。そのカットはシンと奏2人で撮るというイレギュラーが起きたが何とか終了した。

 

奏 「んじゃあこのあとはあたしとデートだ!!行くぜー!!」

 

シン「お、おい!すみません!これで失礼します!!奏!引っ張んな!!」

 

ディレクター「お疲れ様〜」

 

カメラマン「しかし絵になる2人でしたね」

 

ディレクター「そうだね〜もう付き合っちゃえばいいのにね〜」

 

カメラマン「奏さん満更じゃなかったりして?あははは」

 

ディレクター「かもね?はははは」

 

 

 

 

 

アーサー王墓地前

 

奏 「これが有名なアーサー王のお墓か〜」

 

シン「ここに来たかったのか?」

 

奏 「ん?ああ別にそういうわけじゃないんだけどな、ちょっと調べたらここが有名だって書いてあったんだよ」

 

シン「なるほどね」

 

奏 「シンはアーサー王の事をどれぐらい知ってる?」

 

シン「ん?えーっとだな円卓の騎士を束ねる王様で聖杯を探索しに行ったってのが有名だったな、あ、あと円卓の騎士で最強って言われていたランスロットと自分の子のモードレッドに反逆されて最後は側近のヴェディヴィエールにエクスカリバーを泉の精霊に返すよう伝え息を引き取ったって感じだったな」

 

奏は少し驚いた顔をして

 

奏 「よく知ってんな?」

 

シン「これでも色んな本読むからな」

 

奏 「へぇ?以外だ」

 

シン「ほっとけ、で?もういいのか?」

 

奏は墓の前に座り手を合わせる。シンも奏と同じように手を合わす。

 

奏 「ん!OKだありがとうな、付き合ってくれて」

 

シン「緒川さんに頼まれてっからな」

 

シンは奏に手を差し伸べる。奏は手を取る、シンは勢いよく引っ張りあげると

 

奏 「わっ!?」

 

シン「うおっ!?」

 

勢いをつけすぎて倒れ込んでしまう。シンは咄嗟に奏に怪我がないように抱きしめる。

 

シン「いつつ、、、、、、、、、、奏大丈夫か?」

 

奏 「あたしは平気だ、お前は?」

 

シン「俺も平気、いてっ!?」

 

奏 「大丈夫か!?」

 

シン「なんか踏んずけただけだ、大丈夫」

 

シンは手の下にあった物を見る

 

シン「なんだこれ?」

 

なにかの宝石のようだった

 

奏 「なんか見たことある形してねぇか?」

 

奏は宝石を見て言う

 

シン「確かに、、、、、、、、、、」

 

奏 「ダメだ思い出せねぇ、、、、、、、、、、」

 

シン「とりあえず俺の上からどいてくれ」

 

奏 「ん?おお、悪い」

 

奏は立ち上がる。シンも立ち上がり改めて宝石を見る。

 

シン「俺が持ってても意味なさそうだし奏にやるよ」

 

奏 「いいのか?」

 

シン「お前は俺が宝石って柄に見えるか?」

 

奏 「はは!確かにな!んじゃあ有難く頂いとくよ」

 

奏はシンから宝石を受け取りポケットの中にしまう。

 

奏 「さ!今日はもう帰ろうぜ、明日は観光に付き合えよ!」

 

シン「はいはい分かりましたよ、、、、、、、、、、」

 

 

 

 

 

2日目ロンドン

 

奏 「しかしなんか暗くねぇ?」

 

シン「ロンドンなんてそんなもんらしいぞ」

 

奏 「へぇーそうなんだ、、、、、、、、、、っとこれ良くないか?」

 

奏は昨日拾った石がなんなのか突き止めるためジュエリーショップに来ていた。鑑定している間店の中を物色していた

 

店員「お待たせ致しました」

 

シン「奏、終わったみたいだぞ」

 

奏 「お!もうか」

 

シンと奏は店員の前に進む

 

店員「鑑定の結果これは宝石ではありませんね」

 

シン「じゃあなんなんです?」

 

店員「私も見たことがないものなので何とも、、、、、、、、、、とりあえずこちらはお返し致します」

 

奏は店員から石を受け取る、その瞬間

 

通行人「ノイズだ!!」

 

シン 奏 「っ!」

 

2人は店を飛び出す、そこにはノイズが多数出現していた。

 

シン「奏!避難誘導頼む!」

 

シンはビルドドライバーを取り出し忍者とコミックのボトルをセットし変身する。

 

奏 「わかった!」

 

奏は避難誘導を開始する

 

シン「お前らの相手は俺だ!」

 

シンは四コマ忍法刀で分身をだし各個撃破していく、が

 

シン「っ!しまった!」

 

ノイズが一体シン達からすり抜け避難誘導している奏の方へ向かう。

 

シン「奏!後ろだ!」

 

奏は弾かれるように転がり避ける。

 

奏 「ち!あたしにもギアがあれば!」

 

シン「俺が行くまで何とか逃げてくれ!」

 

奏 「おう!」

 

奏はノイズの攻撃を避け答える、が

 

奏 「っ!?しまっ」

 

奏は足場を踏み外し倒れ込む、ノイズはそれを無逃すはずもなく奏に攻撃をする。

 

奏 「(こんな所であたしは死ぬのか?、、、、、、、、、、絶対に)嫌だァ!!」

 

その声に宝石は反応した、宝石はポケットから出て光を放ちノイズをかき消す。

 

奏 「これ、、、、、、、、、、もしかして!」

 

そう、その石はただの石ではなかった、聖遺物の一部それがこの石の正体だった。しかしまだ加工処理されていないのでギアとして使うことは叶わない。が

 

奏 「Croitzal ronzell rhotngomyniad zizzl」

 

奏が歌うと石は変化し白銀の槍に姿を変えた

 

シン「あれ聖遺物だったのか!それに、、、、、、、、、、ロンゴミニアド!?」

 

ロンゴミニアド それはアーサー王が所持していたとされる槍、カムランの丘の決戦でモードレッドを貫いたとされる聖槍だった。

 

奏 「これならやれる!」

 

奏はロンゴミニアドでノイズを貫く。するとノイズは灰になり消える。

 

奏 「どうだ!」

 

シン「どうだ!じゃない!武器は大丈夫でもお前はまだ生身なんだ!」

 

シンはそう言うと奏を守るように抱き寄せノイズの攻撃から守る。

 

奏 「わ、悪い」

 

シン「ったく、背中預けるぞ」

 

奏 「!おう!任せな!」

 

2人はノイズを倒していく。

 

 

 

 

 

奏 「もういねぇかな?」

 

シン「ああ」

 

シンは変身を解除する。奏も緊張の糸が途切れたのだろう、座り込んでしまう。

 

シン「大丈夫か?」

 

奏 「久々の戦闘でちょっと疲れちまった」

 

奏はいやー、情けないと笑う。すると聖槍が輝き石に戻る。

 

奏 「あたしがLiNKERなしにギアを使える日が来るとは思いもしなかったぜ」

 

奏はロンゴミニアドの石を掲げ呟く

 

シン「ガングニールよりロンゴミニアドの方が相性がいいってことだろ?良かったじゃん」

 

奏 「そうだな、、、、、、、、、、これであたしも戦える、翼の隣で、皆の隣で、、、、、、、、、、」

 

シン「やっぱ気にしてたか」

 

奏 「当たり前だろー?こう見えて繊細なんだぞ〜あたし」

 

シンははいはいといい奏に手を差し伸べる。奏は手を取り立ち上がる。

 

シン「とりあえずホテルに戻るか?」

 

奏 「そうだな、これのことも報告したいし」

 

シン達はホテルのある方へ歩き出す。

 

奏 「なぁ」

 

シン「ん?」

 

奏 「ありがとう」

 

シン「はぁ?」

 

奏 「お前があたしを助けてくれなかったら今のあたしはここにいない、だからそのお礼だ」

 

シン「前にもしてもらったぞ」

 

奏 「いーんだよ!あたしが言いたいんだから!」

 

シンはハイハイといい先を歩く。奏も後を追うように歩き始めた。

 

 

 

 

 

どこかの丘

 

奏 「ここは?」

 

奏は意識を取り戻すとどこかの丘に立っていた。

 

? 「貴女がロンゴミニアドが選んだ新たな奏者ですね」

 

奏が振り向くとそこには金髪の少女が立っていた

 

奏 「あんたは?」

 

? 「私は貴女の前のロンゴミニアドの所有者、と言えば分かりますか?」

 

奏 「まさかあんた、、、、、、、、、、」

 

? 「あなたが予想した存在であっています」

 

奏 「あんたが出てきたってことはなんかあるのか?」

 

? 「貴女の覚悟を聞きたい、ロンゴミニアドを振るうに相応しいか試させてもらいます」

 

奏 「ノイズをぶっ潰す、そんだけだ」

 

? 「それは貴女の本当の意思ですか?」

 

奏の目を真っ直ぐ見る少女、奏はため息を吐き

 

奏 「あー、そのな、、、、、、、、、、昔のあたしならこう答えたと思うよ」

 

? 「では今は違うと?」

 

奏 「ああ」

 

? 「ならばそれを聞かせてもらいたい」

 

少女の手にはロンゴミニアドが握られていた。それを奏に突きつける。

 

奏 「確かに今もノイズは憎いよ、できるなら全部ぶっ潰したい、でもな そんなことより大切なもんが出来た」

 

? 「それは一体なんですか?」

 

奏は胸に手を置き目を閉じる。そこに現れたものを言葉に表す。

 

奏 「仲間だ」

 

? 「仲間ですか?」

 

奏 「ああ」

 

? 「何故ですか、何故仲間を守りたいのですか?」

 

奏 「昔のあたしは1人で突っ走って色んな人に迷惑をかけた。そのせいで響をあたしの代わりに戦わせてる、響だけじゃない、翼もクリスも、、、、、、、、、、あたしはガングニールを無くして無力になった、そんなあたしをみんなは無力なんて1人だって言わなかった、守ってもらっているのにな?」

 

? 「あなたはもう戦わなくていいのに戦うのですか?」

 

奏 「あたしは今の自分が昔より強いって思ってる、昔のまんまだったらあんたの槍に選ばれてないよ」

 

? 「では貴女は守る為に戦うと言うのですね」

 

奏 「大切な仲間を守る、それが今のあたしの覚悟だ」

 

少女は微笑み槍を下げ持ち手を奏に差し出す

 

? 「貴女の覚悟、しかと受け取りました。貴女ならロンゴミニアドを使いこなせるでしょう」

 

奏はロンゴミニアドを手に取る

 

奏 「この槍も認めてくれたかね?」

 

? 「ふふっどうでしょうか、貴女に聞いたことは私が試してみたかったからだけなので」

 

奏 「なにぃ!?認められないと使えないとかそんなんじゃなくて!?」

 

? 「すみません、ロンゴミニアドを通して貴女の過去を見させてもらいました。あの頃の貴女のままだったら私はロンゴミニアドを譲る気はなかった、けど貴女は変わり私の期待に応えてくれた、なので託します」

 

少女は徐々に光になっていく

 

? 「貴女の光、無くさないでください」

 

奏 「ああ!ありがとうな!王様!」

 

最後は太陽のような笑顔で消えていった。

 

 

 

 

 

? 「奏!起きろ!!」

 

奏 「んん?」

 

奏は瞼を開けるとそこにはシンがいた

 

シン「やっと起きやがったかこのねぼすけ」

 

奏 「ふぁー、、、、、、、、、、おはようさん」

 

シン「おう、おはよう、さっき弦十郎さんから連絡あったぞ」

 

奏 「旦那から?」

 

シン「お前テキトーに報告したろ」

 

奏 「あっはっは!バレたか?」

 

シンはまったくと呆れた顔をしていた

 

奏 「日本戻ったらちゃんと報告するから勘弁な?」

 

シン「はいはい、、、、、、、、、、ん?」

 

奏 「どした?」

 

シン「お前なんか昨日と違うな、なんかこうふっきれたって顔してる」

 

奏は夢のことを思い出す

 

奏 「あーきっとこれのおかげだな」

 

奏はロンゴミニアドの石を見て言う

 

奏 「あたしの覚悟、この槍に伝わったみたいだ」

 

シンはそっかと言い荷物をまとめ始める。

 

シン「まぁとりあえずお前も帰る用意しろ、飛行機の時間まで時間ないからな」

 

奏 「まじか!」

 

奏は飛び起き着替え始める

 

シン「ばっ!俺が部屋出てから着替えろ!!」

 

シンは部屋から飛び出て行く

 

奏 「うぶだな〜」

 

奏はのんびり着替え始める

 

 

 

 

 

to be continued




はい いかがだったでしょうか、なんか書いててわけわかめになってしまった感があります、、、、、、、、、、最終的は獅子王の霊基2段階目に少し厳つくしたのを奏に装備させようと考えています。ではここでおさらばです!ご閲覧ありがとうございました!

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