戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年   作:ストライカーシグマ5

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お久しぶりです、ちょっとドラゴンクリス当てるために石回収の日々を過ごしておりました。ではゲィムスッタァート!


第14章 太陽

side 翼 クリス 奏

 

クリス「しっかりしろ!!シン!!」

 

クリスは叫ぶ。ネフィリムを撃退後シンと響は特殊災害機動二課の医療施設に運び込まれた。響は外傷はなく少し経てば目が覚めると医師は言った。しかしシンはそうではなかった。ネフィリムの牙が深く突き刺さって出血が止まっていなかった。緊急治療室のランプがつく

 

友里「クリスちゃん!私たちがいても手術の邪魔になるわ!」

 

友里はクリスをなだめる、が

 

医者は椅子にかけ

 

クリス「あたしが、、、、、、、、、、あたしが悪いんだ!あたしがソロモンの杖なんて起動させなければ、、、、、、、、、、」

 

クリスは崩れ落ちる。友里はそれを受け止める。

 

友里「あれは貴女のせいじゃないわ」

 

クリス「あいつが死にそうになってんのもあたしのせいなんだよ!!」

 

クリスは涙を流しながら友里に食らいつく。友里は優しく抱きしめ

 

友里「野上くんがそんなこと言ったかしら?彼はそんなこと絶対思ってない。それに野上くんは強い子よ、すぐ良くなるわ」

 

友里はクリスの頭を撫でながら宥める。

 

医者は椅子にかけ

 

医者「今、野上くんの傷口には大量の毒がこびりついている、、、、、、、、、、ネフィリム、だったか?あれは大量の聖遺物を吸収しているのだろう?ならその中に人体に有害なものがあったとしても不思議ではない、細胞を破壊するものもあるだろうそのせいで野上の傷は治らない」

 

弦十郎「どうにかならないのか!?」

 

医者「現状進行は止まっている、彼の体はネビュラガスの影響で強靭だ、、、、、、、、、、しかしいつ進行が進むかもわからん、今はただ祈ることしか出来ない」

 

クリス「そんな、、、、、、、、、、」 

 

翼 「雪音、、、、、、」 

 

side湊 未来

 

湊は今シンの入院している病室にいる、大怪我をしたとクリスから連絡があり急いできた。

 

湊 「兄さん、、、、、、、、、、」

 

病室についた時シンの手術は終了していた。そしてシンの体のことも聞かされた。

 

未来「湊?」

 

湊が振り向くとそこには未来が立っていた。

 

湊 「なんで未来がここにいるんですか?」

 

未来「私は響のお見舞い」

 

湊 「響もいるんですか?」

 

未来「うん、戦闘中に倒れたんだって」

 

湊 「容態は?」

 

未来「それが、、、、、、、、、、」

 

未来は湊にことの次第を伝えた。シンが怪我をおったのも響を庇ったからだと、その響が暴走し胸にあるガングニールの破片が命を脅かしている事も

 

未来「響、まだ目が覚めてないの」

 

湊 「私も行きます」

 

湊はシンの側から離れる。

 

未来「いいの?シンさんから離れて」

 

湊 「兄さんならきっと響のほうにいってやれって言うと思います」

 

湊は1度シンを見て歩き出す。少し経つと響がいる病室にたどり着く。そこにはいつも元気な響が涙を流しながら眠っていた。

 

未来「響、、、、、、、、、、また嫌な夢を見てるのかな」

 

未来は静かに響の手をとる。そして優しく包み込む。

 

未来「響はいっつも自分より他人のことを優先するから、、、、、、、、、、いつだってボロボロ、、、、、、、、、、シンさんだってそう、ううん シンさんはもっと傷ついてる、、、、、、、、、、なんであんなに戦うの?」

 

湊 「それは兄さんだからとしか言えませんね」

 

湊は椅子に座る

 

湊 「最初私は兄さんが死んだと聞いた時すごく落ち込みました、そして恨みました なんで神様は兄さんを殺したのかって、、、、、、、、、、でもシン兄さんがそばにいてくれました。「俺は本物の兄妹じゃないけど、必ずお前を守る、約束する」って、でも兄さんが守りたいものは私だけじゃない皆を守りたいんです」

 

湊は目を閉じ

 

湊 「昔言ってました「俺はスーパーマンじゃないから世界の全てを救えるなんて思ってない、でも俺は俺の目の前の人全員を救いたいんだ」って、、、、、、だから響を庇ったり傷ついても倒れても暴走を止めたんだと思います」

 

未来「湊、、、、、、、、、、」

 

湊 「たしかに私も傷ついて欲しくありません、でも兄さんが人々を助けたいって言うなら、、、、、、、、、、私は全力でサポートします。私に出来ることなんてボトルを浄化するくらいしか出来ないけど、、、、、、、、、、」

 

未来「そんなことないよ」

 

湊 「え?」

 

未来「ちょっと前に言ってたよ?シンさんが」

 

湊 「兄さんが?」

 

未来「今の俺があるのはみんながいたからだって湊がボトルをつくってキラさんがベルトを作ってくれたから俺は戦える、誰かの為に戦えない人の分までって」

 

湊 「兄さん、、、、、、、、、、」

 

未来「そんなシンさんだから響も憧れたんじゃないかな」

 

湊 「そうですね」

 

未来と湊は笑い会う

 

未来「だから響も早く良くなって一緒に沢山思い出を作りたいな」

 

湊 「沢山作りましょう、みんなで」

 

湊は響の手を握る。すると湊のバングルが輝き出す、湊は響の手を離すと光が収まる。

 

湊 「これは、、、、、、、、、、?」

 

湊はもう一度響の手を握る。またバングルは輝きだし光が響を覆う。数秒たつと光は消えた。そして

 

響 「あれ、、、、、、、、、、?ここは?」

 

未来「響っ!」

 

響は目を覚ます。未来は響に抱きつく

 

響 「未来?そっか私暴走して、、、、、、、、、、シンさん、シンさんは!?」

 

響は慌てて未来に問いただす。

 

未来「一命は取り留めたってお医者さんが」

 

響 「そっか、、、、、、、、、、よかった」

 

未来「湊!皆を呼んでこよう!、、、、、、、、、、湊?」

 

未来が声をかけるが湊から返答がない。

 

未来「どうしたの!?湊!湊ぉ!!」

 

 

 

 

 

sideマリア 切歌 調

 

パァン!

 

乾いた音が鳴り響く。

 

マム「なぜあんな勝手なことをしたのです」

 

調 「ごめんなさい、マム」

 

切歌「調は悪くないデス!私が決闘って言ったから!」

 

マム「二人とも当分の間謹慎を申し付けます」

 

調と切歌は慌てる

 

切歌「じ、じゃあこれからどうするんデス!」

 

調 「ドクターも逃げたまま帰って来てない」

 

マム「それはマリアに探させに行きます、いいですね?マリア」

 

マリア「ええ」

 

切歌「だ、ダメデス!もし戦闘になったらどうするんデスか!」

 

マリア「心配してくれるのはありがたいけど」

 

マム「そうです、マリアは新たなフィーネ、遅れをとるわけ、、、、、、、、、、ゴホッ」

 

ナスターシャは急に咳き込む。その手は鮮血で染まっていた

 

マリア「マム!?調、切歌ドクターを探してきて!応急処置なら私でもできるけどちゃんとした処置はドクターにしか出来ない!」

 

切歌「わかったデス!」

 

調 「マムをお願い!マリア!」

 

2人は輸送機から出ていく

 

 

 

 

 

side響

 

響が目を覚まして2日がたった。その間に響の中のガングニールの話もされた。このまま戦い続ければ死ぬと

 

響「(死ぬ、私が死ぬ)」

 

響はそんなことを考えながら歩いていた。

 

未来「響?」

 

響 「え?」

 

湊 「ぼうっとしすぎですよ、せっかくいまからふらわーにお好み焼き食べに行くのに」

 

湊はあのあと少しして目を覚ました、あの力がなんなのかはまだ判明していないが、きっと響が目を覚ましたのにも関係があるのだろう。

 

響 「あ、あははー楽しみにしすぎてて聞いてなかったよ〜」

 

響は明るく振る舞うが2人は無理をしていることが分かっている。そんな会話をしていると隣を猛スピードで走る車とすれ違う。その中には特殊災害機動二課の黒服達が乗っていたそして

 

ドカァン!

 

黒煙を上げ爆発する。響達は現場へと駆けつける。そこには

 

ウェル「僕の邪魔をするやつは皆殺しだァ!」

 

ウェルがソロモンの杖を使い追っ手を攻撃していた

 

響 「ウェル博士!」

 

ウェル「お、お前は!お前のせいで、、、、、、、、、、僕のネフィリムがぁ!」

 

ウェルは響に向かってノイズを放つ

 

 

 

 

 

 

 

看護婦「先生大変です!」

 

看護婦は慌てて医者の元へかけていく

 

医者「どうした?」

 

看護婦「の、野上くんがいないんです!!」

 

医者「なんだと!?動ける状態じゃないはずだ!」

 

医者はシンの部屋に走る。部屋はもぬけの殻だった

 

医者「司令に連絡しろ!私もくまなくさがす!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

響は2人を守るように前に出て聖詠を歌おうとするが、襲いかかるノイズは消滅した

 

響 「シン、さん?」

 

ノイズを倒したのはここにいるはずのないシンだった、、、、、、、、、、

 

未来「なんで、、、、、、」

 

湊 「兄さん、、、、、、、、、、」

 

 

 

 

 

 

 

sideシン

 

シンが目を覚ましたのは先程の話だった、弦十郎にウェルが見つかったと連絡が入ったのをシンは部屋で聞いていた。同時に響の中のガングニールが命を蝕んでいることも、痛む身体を引きずり病室を抜け出しウェルを探しているとウェルが響に攻撃を仕掛けようとしていた。

 

シン「大丈夫か」

 

響 「なんで、、、、、、、、、、」

 

シン「話はあとだ、響 お前は戦うな未来!湊!響を連れて逃げろ ここは俺が」

 

シンはドライバーをだし忍者とコミックを取り出す、が

 

湊 「兄さんも逃げましょう!そんな体で戦うなんて!」

 

湊に止められる

 

シン「俺が足止めするっていってんだ、だから早くいけ」

 

シンは湊の手を優しく払う。ボトルをセットしレバーを回す

 

忍者!!

 

コミック!!

 

ベストマッチ!!

 

Are You Ready?

 

シン「変身」

 

忍びのエンターテイナー!!ニンニンコミック!!イエーイ!

 

シンは変身をすると四コマ忍法刀と四コマ手裏剣をだしノイズを撃退していく

 

ウェル「ひぃ!?何故そんな傷を負っているのに!?」

 

シンはノイズを全て倒しウェルに近づく

 

シン「あとはあんただけだ、、、、、、、、、、死ね」

 

シンは四コマ忍法刀で斬り掛かるが

 

ガキィン!

 

ウェルとシンの間に入り込んだものがあった

 

シン「盾?」

 

調 「違う鋸」

 

シン「調か」

 

切歌「私もいるデス!」

 

調 「ごめんねきりちゃん、私のヒールじゃ踏ん張りがきかなくて」

 

切歌は調を支えるように後ろから押していた

 

シン「どけ」

 

シンは力を込め鋸を弾く、その隙にウェルに近づこうとするが切歌に邪魔をされる。

 

切歌「くっやっぱりとんでもないデスね、、、、、、、、、、!」

 

シン「どけ、そいつは俺が殺す、、、、、、、、、、そいつみたいなのがいるから、クリスが泣かなきゃいけないんだ」

 

シンは殺意をウェルにぶつける。ウェルはすくみ上がる

 

ウェル「ひぃ!?」

 

調 「でもやらせない、ドクターがいないとマムを助けられない!」

 

調はα式・百輪廻を放つ それに合わせ切歌も切・呪りeッTぉを使う。シンは四コマ忍法刀から分身をだし全てたたき落とす。四コマ手裏剣のトリガーを1度低く

 

雷遁!雷電激震!!

 

手裏剣から雷を放つ、シンはそれをウェルに投げつけるが切歌がガードする、しかしシンの手元に戻ってしまう。トリガーを2回引く

 

水遁!水龍弾!

 

次は手裏剣から水が流れ出し龍を形成する。手裏剣を投げると不規則な軌道をしながら目標に向かっていく。次は調がウェルを守る

 

調 「強い、、、、、、、、、、」

 

切歌「ジリ貧デスよこれじゃあ」

 

ウェル「頑張る2人にプレゼントです!」

 

ウェルは切歌と調に何かを打ち込む

 

調 「これLiNKER?まだ時間はあるのに」

 

切歌「何しやがるデス!」

 

切歌はウェルを締め上げる

 

ウェル「あんな化け物を倒すには出力を最大まで上げ絶唱するしかないでしょう!?適合係数が高ければギアからのバックファイアも少なくできる事は過去のデータから明らかになっています!」

 

切歌「なんで私らがあんたのためにここまでしなきゃいけない!」

 

ウェル「僕がいなければあのオバハンも助けられないでしょう!?だったさっさと歌って倒せ!」

 

調 「きりちゃんやろう」

 

切歌「調、、、、、、、、、、」

 

2人は絶唱を口ずさむ、が

 

響 「セット!ハーモニクス!!」

 

逃げたはずの響がギアをまとって立っていた

 

 

 

 

 

sideシン 響

 

シン「なんで戻ってきた!?それにギアまで纏って!」

 

響 「2人に絶唱なんてさせません!」

 

響は2人の絶唱のエネルギーを吸い上げる。

 

響 「ぐ、ぐぅぅぅう!!」

 

切歌「ギアの出力が」

 

調 「上がりきらない?」

 

響から虹色のオーラを放った、シンは響を抱きしめ

 

シン「エネルギーを俺に分散させろ!」

 

響はシンとエネルギーを発散させる。光は強くなりやがて収束していく。

 

切歌「今のうちに逃げるデス!」

 

調 「うん」

 

2人はウェルを連れて逃げていく。それと入れ替わりで湊と未来がやってくる、するとクリスが遅れて到着する。

 

未来「響!!」

 

未来が響達に近づこうとするが響の放つ熱が行く手を遮る。するとバイクでやってきた翼が貯水タンクを切り裂き2人に水が落ちる。響の熱が冷え響はシンに寄りかかり気絶する。

 

未来「響ィィ!!」

 

未来の叫びが木霊する

 

 

 

 

 

 

 

to be continued




はい見切り発車は良くないですね。今更ですがプトレマイオスは002期のトレミーです。いつかハッチから射出したいですね、、、、、、、、、、ついでにシンのバイクはカワサキのNinja ZX14Rをイメージしてます。色はグレーとクリムゾンレットで考えてます それではまた次回でお会いしましょうさようなら!

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