戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年   作:ストライカーシグマ5

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シン「またこのネタか、、、、、、、、、、大丈夫か?」
作者「私を舐めるな、百戦錬磨の恋の魔術師だぞ?彼女いたの2年前ぐらいだけど」
シン「うわ、なんか怖い」
作者「ふっふっふ、シン君がいけないのだよ」
シン「意味不だ」
作者「あ、ちなみにビルドの中はアイア○マンじゃなくアムドライバー的な感じです」
シン「それ今言う必要あったか?」
作者「それでは幕間どうぞォ!」
シン「流れぶった斬った!?」


物語の幕間2 マリアとデート

sideシン マリア

フロンティア事件から2ヶ月がたち、マリア達も平和に馴染み始めていた。マリアはアーティストとして再出発の準備に取り掛かっていた、が

シン「服がない?」

マリア「そうなの」

シン「なんで」

マリア「わからないわ、、、、、、、、、、シャワーからあがって服に着替えようとしたらこのシャツと下着しかなくて、、、、、、、、、」

シン「つかそれ俺のシャツじゃん」

マリア「え」

マリアは今シャツ1枚の状態だ下は下着のみ、ぶっちゃけ思春期真っ盛りのシンの目には毒だ シンは先程からマリアを直視していない

シン「自分の部屋にもないのかよ?」

マリア「ええ、、、、、服だけでなく下着もこれしかなくて」

黒い素敵な布がチラチラ見えてます。

シン「どうすんだよ、、、、、、、、、、今日は皆いないぞ」

そう、湊とクリス 切歌、調、セレナは響と未来の部屋に泊まりに行っている。キラはパンドラボックスの光の残滓とラビットタンクを複合させる為に研究所で素材のデータを集めに行っていて3日ほど帰らないらしい

シン「なら翼か奏に頼んで服持ってきてもらうか」

シンはスマホを取り出し連絡しようとするが

マリア「あの2人なら今海外でコンサート中じゃなかったかしら」

シン「まじか、、、、、、、、、、頼りになる緒川さんもあっちだろうし」

マリア「まぁ問題ないんじゃないかしら?」

シン「はぁ?あるだろ、外に出れないんだぞ」

マリア「今日は特に外に出る用はないし」

シン「ん〜でもそれじゃ寒いだろ?」

今10月下旬だ、確かにシャツ1枚でその寒さを耐えるのは辛いだろう

マリア「この家床暖だし、今日はそこまで寒くないから」

シン「いや、だからってなぁ」

シンは頭を抑える、この女羞恥心ないのか?と

マリア「それに、その、、、、、、、、、、」

シン「?」

マリア「貴方だけしかいないから」

シン「いや、それはそれで問題あるだろ?俺に襲われたらどうすんの?」

マリア「あら?襲ってくれるのかしら?」

シン「アホ、襲うか」

シンはマリアの頭をチョップする。

マリア「そうなの、、、、、、、、、、」

マリアは少し残念そう

シン「はぁ、とりあえず朝飯食べるか」

シンはエプロンをつけ料理を作り始める

マリア「何か手伝える?」

シンは手を振り

シン「いやいい」

マリア「あら?私だって軽い料理ぐらい出来る、はず」

シン「はずかい」

シンはトーストと目玉焼き、サラダをあっという間に作る。

シン「ほら出来たぞ」

マリア「早っ!」

シン「いや焼いただけだし」

皿をテーブルにおき

シン マリア「頂きます」

 

 

 

 

マリア「ご馳走様でした」

シン「はい、お粗末さん」

マリア「お皿は私が洗うわ」

シン「じゃあ頼むかな?俺は洗濯するか」

シンはリビングから出ていく

マリア「、、、、、、、、、、上手くいっている、のかしら?」

回想

湊 「マリアさん貴女は確実に出遅れています」

マリア「へ?出遅れて?」

湊 「いいですか?マリアさん」

湊は身を乗り出しマリアに迫る

湊 「兄さんはモテます。しかもかなり」

マリア「だ、だから?」

湊 「学校では毎日のように告白されていますよ」

マリア「そんなに!?」

切歌「すごいデス、、、、、、、、、、」

調 「面倒見いいもんね、私達にも勉強や料理教えてくれるし」

湊 「下級生には特に人気です。実際私のクラスの子にも兄さんを紹介して欲しいと頼まれた事があります」

まぁ、その子も撃沈しましたけどねと付け加えるがマリアの耳には入っていない

湊 「上級生には頼られていて同級生は言わずもがな、、、、、、、、、、」

マリア「どどどどうすればばば」

湊 「狼狽えるな!」

マリア「!?てかそれ私の!」

湊 「いいですか!マリアさん!今1番危ないのはクリスさんと翼さんです!!」

マリア「あの二人もなの!?」

湊 「はい、2人は学校でも会える、クリスさんに至っては家も一緒です、それに引き換えマリアさんは家では一緒とはいえ仕事であまり会えていません」

そこで!!と湊はホワイトボードを取り出し

湊 「第1回マリアさんを応援する会議を始めます!」

ドンドンパフパフ〜

切歌と調が太鼓とラッパを鳴らす

湊 「まぁ私としては3人の誰でもいいですが、、、、、、、、、、勝負は公平に!それが私の信条です!そこで」

湊はホワイトボードに何かを書いていく

湊 「来週の土曜日、私とクリスさん、調ちゃん切歌ちゃんそしてセレナちゃんは響と未来の部屋に泊まりに行きます、その日翼さんは奏さんと海外にライブの予定が入っています、この日を有効に使わない手はありません」

切歌「おお!湊は策士デス!」

調 「で?どうするの?」

湊は悪い笑みを浮かべる

湊 「内容は伏せておきます、もし話して外部に漏れては意味がありません」

湊は楽しみにしていてください。そういいその日の会議は終了した

回想終了

マリア「(まさかこんなふうになるとは、、、、、、、、、、普通服全部持っていく!?)」

マリアは内心少し怒っていた。まさか全部服を持っていくとは思わない。しかし

マリア「(でもこのシャツ、、、、、、、、、、シンのなのよね)」

マリアは皿を洗い終わりソファに座るとそんなことを考えた。そして

マリア「すぅ、、、、、、、シンのにおい」

自分を抱きしめシンのシャツのにおいをすう

シン「皿洗い終わった?」

マリア「ひゃう!?」

シン「え、なんでびっくりした?」

マリア「き、気にしないで!洗い終わったわ!」

シン「そ、そうかそれじゃ掃除するから」

シンは掃除機を取り出し掃除を開始する。

マリア「貴方、この家の家事全部やっているの?」

シン「ん?まぁな、キラさんはズボラだしやる気ないし、湊は今やりたい事が見えてきて忙しくなりそうだしな、つっても俺がこっちに来た時からやってるからあんま関係ないけどな」

シンは笑いながら答える。マリアはその返答に目頭を抑えた。シンは頭を傾ける

マリア「そうなの、、、、、、、、、、」

シン「え、俺なんか変な事言ったか?」

シンの健気なさにマリアは少し泣きそうになった

シン「よし、掃除はこんなもんか」

シンは掃除機をしまう。

マリア「この後は?」

シン「ん〜やる事無くなったからなぁ、買いだめした本でも読むかな」

マリア「本?」

シン「そ、まぁ最近戦闘やら学校やらで忙しかったから」

マリア「意外だわ、貴方本読む趣味があるの?」

シン「まぁよく言われるよ」

マリア「ふふっごめんなさい、気を悪くしたかしら?」

シン「うるせ」

マリア「もし暇なら、、、、、、、、、、その」

マリアは少しモジモジしている

シン「ん?なんだ」

マリア「あ、貴方のこと教えて欲しいわ」

シン「俺の事?」

マリア「ええ」

シン「ん〜まぁいいけど、、、、、、、、、、面白くないぞ?」

マリア「構わないわ」

シン「わかったよ、でもその前に」

シンは時計を見て

シン「昼ご飯にしよう」

 

 

 

side湊 切歌 調 セレナ

切歌「湊〜」

湊 「はい、なんですか?切歌ちゃん」

切歌「マリア上手くやっているデスかねぇ」

湊 「どうですかね、ですがお膳立てはしました」

マリアの服はコインロッカーに預けてある。つまりは今日明日とシンの服しか着れるものがない。湊や切歌達のは小さいので着れないし着れてもパツパツになってしまう。

湊 「それはそれでありな気も、、、、、、、、、、」

セレナ「?どうしたんです?」

湊 「いえ何でも、、、、、、、、、、まぁマリアさんなら上手くやるはずですよ、、、、、、、、、、狼狽えなければ」

調と切歌は顔を見合わせ苦笑した

 

 

sideシン マリア

マリア「ご馳走様、美味しかったわ」

シン「はいよ」

マリア「貴方将来料理人になれば?」

シン「えーそれはなぁ」

など昼を食べおえ談笑していた。ちなみにシンの提案により腰に小さい毛布をマリアは巻いている。

マリア「それでそろそろ、ね」

シン「ん?ああ、俺の事だっけ?本当につまらないと思うぞ?」

マリア「いいのよ、私は知りたい。私を救ってくれた貴方のことを」

マリアはまっすぐシンを見つめる。シンはため息を吐く

シン「わかった、で何処から話すか、、、、、、、、、、」

シンはコーヒーを2つ作り1つをマリアに渡す。

マリア「なら貴方がいた世界の事を教えて?」

シン「何でそれを、、、、、、、、、、ってスタークか」

マリア「ええ、と言ってもどんな所かは喋らなかったからスタークは」

シン「わかった。俺の居た世界、C.E(コズミック・イラ)っていうんだけどな、そこには2つの人種が存在した。ナチュラルとコーディネーターっていうんだけど」

マリア「その2つの人種は何が違うの?」

シン「ナチュラルは普通に生まれてきた人間でコーディネーターってのは遺伝子を人為的に弄って好きなような容姿や能力を与えて生まれてきた、まぁ改造人間かな」

マリア「凄いわね?」

シン「まぁな、でもそれも完璧じゃない、少し目の色が違うとか髪の色が違うとか色々あったらしい」

マリア「貴方は?」

シン「俺は2世代目、つまり人為的に操作された子から生まれたから俺自身は遺伝子は弄られてない」

マリア「成程ね」

シン「まぁそんなこんなでナチュラルとコーディネーターってのがいたんだけどな、そのせいで戦争がおきた」

マリア「戦争、、、、、、、、、、」

シン「そ、自然から生まれてないコーディネーターを根絶やしにしろってな、まぁコーディネーターも黙っていないし、ナチュラルより身体能力とかも高いから殺されるだけじゃなかったらしいけど、、、、、、、、、」

シンはコーヒーに口をつける

シン「そんで戦争が大きくなるにつれて使う武器も変わっていった。人型機動兵器、モビルスーツそれが戦争の中心戦力になっていった。俺と俺の家族は戦争が嫌で中立の国に引っ越したんだ、でも」

シンは目をつぶる、瞼の裏に映るのは抉られた山、破壊されたアスファルトやビルそして、、、、、、、、、、片腕だけが無くなり無残な姿となった妹。

シン「その国でも戦争が起きた。その国にはマスドライバー、つまり宇宙に行く為の手段を持っていた。それをブルーコスモス、コーディネーターを抹殺しようとしている奴らが奪いに来た」

マリアは黙ってシンの話を聞いている

シン「そしてその国で戦闘が起きて結果俺の家族は死んだ、、、、、、、、、、父さんは瓦礫に埋もれて母さんは木に挟まれて、そして妹は、、、、、、、、、、片腕がとれて無残な姿になっていた。俺は恨んだ、俺の家族を守ってくれなかった国を、何も気にせず戦った奴らを、、、、、、、、、、そして何も出来なかった自分を、、、、、、、、、、その後呆然としていた俺を助けてくれた将校さんが言ったんだ、君だけでも助かって良かったって」

あの時の言葉が自分を支えてくれていた。シンはそんなふうに考えていた。

シン「その将校さんはコーディネーターの住む都市宇宙にあるプラントに行くのを進めてくれた。まぁ身寄りのない俺にとって取れる唯一の手段だったんだ」

マリア「そして貴方は軍人になったの?」

シン「、、、、、、、、、、スタークがそう言ってたのか?」

マリア「いいえ、湊がね」

シン「そっか、、、、、、、、、、まぁその通りだよ、あの時力があればマユを、家族を守れたんじゃないかってな」

マリア「、、、、、、、、、、」

シン「まぁ、そんな事で俺は軍人になった、新型のモビルスーツを受領して、そんな時だった」

シンは初めての実戦を思い出した

シン「同じ新型を奪いに来たブルーコスモスがプラントを襲ったんだ、俺は戦ったもう失わないように、でも」

マリア「?でも?」

シン「その頃の俺は気づいていなかったんだ、、、、、、俺の行いは他人からすれば昔の俺を作っているだけだって」

マリア「それは、、、、、、、、、、」

シン「わかってる、でもあの頃の俺はただ敵を倒した。自分の守りたいものを守るために、、、、、、、、、、そんな時ある女の子に会ったんだ」

脳裏に浮かぶのは金髪の少女歌が好きで最後に自分を好きと言ってくれた、1人の女の子の事を

シン「その子とは船の駐留中にあった、何となく海を見たくて見に行ったら崖から落ちてさ」

マリア「え」

シン「あれは慌てたよ、、、、、、、、、、そんでその子を助けた、でもその子はブルーコスモスに強化された人間だった。つまり」

マリア「敵、だったのね」

シン「うん、、、、、、、、、、しかもプラントを襲った1人だったんだ、その時はそんなことに気づきもしてないから少し不思議な子ぐらいにしか思ってなかった。それから少ししてある研究所に俺達は訪れた。そこはブルーコスモスが強化人間を作るための施設、の廃棄された場所だった」

マリア「ブルーコスモスはコーディネーターを認めないのに自分たちは強化人間を作るなんて、、、、、、、、、、やっていることが本末転倒になってる」

シン「そうだな、俺もそう言ったよ。そんな時その施設を襲いにその子が現れた。勿論モビルスーツ越しだから見えなかった、でも撃墜した時その子だってわかった」

マリア「、、、、、、、、、、貴方が殺したの?」

シンは首をふり

シン「生け捕りにしろって言われたからな、直撃を避けて倒した」

マリアは少しほっとした。だが

シン「でもその子は俺の事を覚えてなかったんだ」

マリア「なぜ?顔を見ればわかるじゃない」

シン「記憶も弄られていて顔を見ても思い出せなかったんだよ」

マリア「ひどい、、、、、、、、、、そんなの」

シン「マリア、、、、、、、、、、」

マリア「だってそうでしょう!忘れされられるってことは大切な思い出も無くされるかもしれない!」

シン「でもそこまでしてもブルーコスモスは俺達を根絶やしにしたかった」

マリア「、、、、、、、、、、それで、その子は?」

シン「俺が医務室に連れて行って治療しようとした。でもそれを拒み俺に襲いかかってきた、でも途中で俺の事を思い出してくれて止まったんだ」

シンはすっかりぬるくなったコーヒーを飲み

シン「それからは拘束されて治療した。でもその子は専用の施設で調整しないと生きられないぐらいになっていた。だから俺はその子を返す事にした」

マリア「それは、問題にならないの?」

シン「銃殺刑物だよ、俺は1人で助けようとした。でも俺の親友が俺を助けてくれたんだ、そいつはこう言ったんだ「生きれるなら生きたいだろ」ってな」

マリア「そうね、その通り」

シン「んで、まぁ色々あってその子を返せたんだ、引き取りに来たその子の上司に俺はもう戦争から遠ざけてくれてくれって頼んだ。その人は約束してくれた、もう戦いに彼女を関わらせないって」

マリア「よかった」

シン「でも違った、約束は守られなかったんだ」

マリア「そんな、、、、、、、」

シン「その子は新しい機体に乗って現れた。俺の敵として、俺は戦ったよ 放っておけば被害が出るからでも途中で俺はその機体にその子が乗っているってわかった、俺は止めようとした、だけどその子は他の奴に殺された」

シンはデストロイがフリーダムのサーベルで貫かれる所を思い出した。

シン「俺はその子を殺した奴を恨んだ、止めようとしたのにって、、、、、、、、、、でもそれは間違いだった。そいつが止めなきゃもっと被害がでて人が死んだ、本当に俺ってバカだって今だからわかるよ」

マリア「そんな事ないわ、貴方は私達に手を伸ばしてくれた、敵だった私達に」

シン「マリア、、、、、、、、、、」

マリア「だからそんなふうに言わないで?」

マリアは立ち上がりシンの隣に座る。シンの手を握り祈るようにする。

シン「、、、、、、、、、、わかった、話を続けていいか?」

マリアはシンの手を離し

マリア「ええ」

シン「えっと、それで俺はそいつに恨みで戦った、何とかそいつを倒して復讐は果たした。そんな時に俺の上司が脱走したんだ、俺達の1番上の人のやり方はおかしいって俺は上司を手にかけた、一緒に乗っていた同僚の妹も、な」

シンは背もたれに背を預ける

シン「それからはブルーコスモスの本拠地を叩いて戦争を終わらせようとした。ブルーコスモスのボスは俺の住んで居た国に逃げ込んだ。俺はそいつを捕まえる為にその国に攻め込んだ。そんな時だった、俺が倒したはずの、彼女を殺した奴が戦場に現れた。そして殺したはずの上司も一緒にな」

シンはゾンビかと思ったと笑うが笑い事ではない

シン「まぁ俺は精神的にだいぶまいっててさ、ぼこぼこにされたよ。そしてまたブルーコスモスのボスを逃がしてしまった、俺達は宇宙に逃げたそいつを追って倒したよ、やっとな。でも戦争は終わらなかった、、、、、、、、、、議長、俺達のトップが世界を管理するって言い始めてさ、それに反発した国が俺の故郷だった、そっからまた戦って俺達は負けた、、、、、、、、、、そん時言われたんだよ裏切った上司に「お前が欲しかったものは本当にそんな力か」ってさ、その時俺は答えられなかった。でも今ならわかる、あの時俺が本当に欲しかったのはそんな力じゃなかった、いつの間にか俺は力の意味を履き違えてたんだ」

シンは馬鹿だよな?と苦笑する、だがマリアは反応しない

シン「その戦争で俺の親友は死んだ。最後に俺に願いを託してな」

マリア「願い?」

シン「そ、俺達のような子供が生まれないように、そしてそいつが生きてみたい世界を作ってくれって」

シンはポケットからボトルを取り出す

シン「だから俺はこの世界でそれを叶えてやりたいって思ってる。この力は守るために使う、そしてもう二度と誰も泣かせないって」

マリアは願いと言うよりシンを突き動かす呪いに思えた。それは戦い続けろと言っているように

シン「で、負けた俺に手を差し伸べてくれたのはあの子の仇だった、迷った、その手を取っていいのか、その人はこう言ったんだ「いくら吹き飛ばされても僕達は花を植え続ける」って」

マリア「でもそれは吹き飛ばされた花はどうでもいいって聞こえるわ」

シン「俺も思ったよ、でもさその人はこうも言った「散ってしまった花は戻らない。だからその花達の分まで僕達が守る」って」

マリア「それは」

シン「強すぎる力はまた争いを呼ぶ、でもそれでもってその人は言い続けたいんだってわかった、だから俺はその手を取った」

マリア「その人も大切な物を失ったんでしょうね」

シン「、、、、、、、、、、大切な、守りたい子を守れなかったって言ってた。まぁ戦争はとりあえず終わって俺はその人の副官になってテロリストの鎮圧に勤しんでたら」

マリア「こちらに来た?」

シン「そ、この体、野上真に助けを求められた、俺はその声に応えた」

シンは立ち上がりコーヒーを入れに行く

シン「後はまぁ知っての通りビルドとしてこの世界で戦ってます。っと」

マリア「ありがとう、話してくれて」

シン「いや、こっちも聞いてもらって少しスッキリした」

シンは立ち上がろうとする、それをマリアが腕を引き自分の方に倒す

シン「むが!?」

シンは情けない声をだしマリアの胸に顔をうめる。すぐに顔を離そうとするとマリアが手で抑える。

マリア「貴方は、背負いすぎよシン もっと私を頼って?貴方より長く生きているんだから」

マリアはシンの頭を撫でながら目を瞑る。この優しい子になぜ神は微笑まないのだろうと考えるがすぐにやめる。なら私が彼の側で支えよう、そう決心する。

マリア「、、、、、、、、、、シン?聞いているの?」

シンに問いかけるが返答が帰ってこない。よく見ると顔を真っ赤にしてぐったりしている。

マリア「ちょっ!?シン!?シーン!!」

 

 

 

マリア「ご、ごめんなさい」

マリアの胸から脱出したシンにマリアは謝る

シン「も、もうそれはやめてくれ、アンタのそれ(胸)は人を殺せる」

シンは息を整え言う。マリアは少し落ち込むがシンは

シン「でも、俺を元気づけてくれたんだろ?ありがとな」

シンはマリアに微笑む。マリアは顔を真っ赤にして

マリア「と、年下の子を慰めるのも大人の役目だもの」

シン「年下って、、、、、、、、、、俺本当だったら20歳とかそこらだぞ」

マリア「いいの!そんな些細なことは!」

シン「お、おう(些細なことか?)」

 

 

to be continued




作者「外に出るとでも思った?残念!お家デート(自宅)でした!」
キラ「まって、何勝手に人の家でラヴコメしてるの?」
スターク「つうか俺のコーナー取るなよ」
作者「きょぬーの良さを最後に知ってもらいたいと思った結果さ!」
キラ「いや、だからなんでこんな事になってるの?」
スターク「そんな事より俺のコーナー、、、、、、、、、、」
作者「そんなこんなで今回はここまで!しーゆー!」
キラ「え!?こんなんで終わるの!?」
スターク「俺のコォォォナァァア!!」

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