戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年 作:ストライカーシグマ5
シン「いやこれってデートになんの?」
作者「女の子と出かければデートなんだよ!」
キラ「さ、作者が血涙流してる」
作者「それではどうぞ!」
side シン 切歌 調
シン「じゃ、今日はここまでだな」
切歌「うう、、、、、、、、、、疲れたデス」
調 「ダメだよきりちゃん 折角シンが私達の為に勉強教えてくれてるのに弱音はいちゃ」
土曜の昼下がり、切歌と調は勉強をシンに教わっていた。来年の四月には2人をリディアンに入学予定でそれまでにある程度勉強が出来るようになっていないと授業についていけなくなる、それでは困るとシンや湊、たまにキラが平日は学校終わりに、休日は交代で勉強を教えている。
シン「でもだいぶ出来るようになってきたから特別に明日は勉強なしにしよう」
切歌「ホントデスか!?やったー!!」
調 「いいの?」
シン「たまにはな」
切歌「調!明日は街に出て遊ぶデスよ!」
調 「うん、、、、、、、、、、あ、でも」
切歌「ん?どしたデス?」
調 「きりちゃん私達お金もってないよ」
切歌「がーん!そだったデス、、、、、、、、、、」
切歌は地面に膝をつく、だが
シン「あ、忘れてた ほら二人ともお小遣いな。無駄遣いしちゃ駄目だぞ?」
シンは自分の財布から2人にお金を渡す
切歌「え!?お小遣い!?」
調 「ダメだよ、ただでさえ私達皆にお世話になってるのにお小遣いまでもらっちゃ」
シン「いや、キラさんが2人に渡せって言われててな?渡さなかったら俺が怒られちゃうから」
シンは2人に紙幣を数枚渡す。これは嘘でシンの財布から出している。シンは普通の高校生がバイトしても到底稼げない額を持っている。キラのバイトで15万、二課から協力者として15万、そこから学校のお金と外出先での買い物、ケータイの料金を支払ってはいるが食事代はキラが出してくれているのでタダ同然
切歌「デデデデース!?こんなに貰えないデス!」
調 「そうだよ!」
シン「いいんだよ、それはキラさんからと家事を手伝って貰ってる俺からの気持ちだ、それで明日は好きな物買いなよ」
切歌「でも、、、、、、、、、、」
シン「はぁ、わかった!ならそのお金でマリアと湊、後クリスになんかプレゼントしてやれ、余ったお金は2人のお駄賃な」
とシンはさらに紙幣を取り出し渡す
切歌「更に増えた!?」
調 「、、、、、、、、、、ならシン」
調はシンの手を引く
シン「ん?どうした?」
調 「明日は一緒に出かけて?そうすればお金も受け取るし皆のプレゼントも買う」
切歌「流石調デス!明日はデートデス!」
シン「ええ?でもな、、、、、、、、、、」
調 「忙しい?」
シン「いや、基本的に俺らは戦闘にならない限り非番扱いだからな、それに俺は二課の人間じゃないからな、まぁ敵が来たら戦うけど」
切歌「なら!」
シンは降参と言わんばかりに両手をあげ
シン「はぁ、、、、、、、、、、わかったよ」
調と切歌はハイタッチして喜ぶ。
湊 「ただいまです」
シン「ん?おかえり、お昼出来てるぞ」
湊 「ありがとうございます、着替えたら頂きますね?」
シン「はいよ」
湊 「ん?切歌ちゃん達喜んでますけど何かあったんですか?」
シンはさっきのことを話す。すると
湊 「成程、分かりました。では明日のご飯は響たちと食べますね」
シン「悪いな」
湊 「いえ、そんな事ありません、、、、、、、、、、ちなみに兄さん?」
シン「ん?」
湊 「切歌ちゃん達にいくら上げたんですか?」
シン「3万づつ」
湊 「そんなに!?」
side 切歌 調
切歌「やったデスね調!明日は沢山遊ぶデス!」
調 「そうだね、あとマリアと湊さん、クリスさんにちゃんとお土産も買わなきゃ」
切歌「調は3人に何買うか決めてるんデスか?」
調 「ううんまだだよ」
切歌「何がいいデスかねぇ」
調 「それは明日ゆっくり考えよう?」
切歌「そデスね!」
シン「おーい夕ご飯出来たぞ〜」
切歌「今日は何デス?」
シン「調のリクエストでハヤシライスだ」
調 「美味しそう」
切歌「早速頂くデス!」
調 「頂きます」
シン「召し上がれ」
sideシン 切歌 調
翌日
切歌「じゃあ湊!行ってきますデス!」
調 「行ってきます」
湊 「はい、行ってらっしゃい。兄さん?2人をちゃんと面倒見るんですよ?」
シン「分かってるよ、行ってくる」
そういい3人は出ていく
シン「まずどこから行くか」
切歌「私達はよく分からないので案内よろしくデス!」
シンの腰に切歌が抱きつく
シン「おっと危ないから急に抱きつくなよ」
シンはそう言いつつも切歌の頭を撫でる。切歌はくすぐったそうにしている。調はそれをじっと見つめる
シン「ん?どうした調」
切歌「調も一緒に抱きつくデスよ」
調 「そ、それは恥ずかしいよきりちゃん」
シン「まぁそうなるよな?ほら切歌もちゃんと歩け、転ぶぞ」
シンは切歌を剥がし歩く
シン「とりあえずメシに行くか」
シン達は10分ほど歩いた所にある小さなレストランに入る。看板には喫茶店砂漠の虎と書いてあった
シン「すみませーん」
? 「いらっしゃ、ってシンくんじゃないか何か用かね?」
中に入るとアロハシャツを着た隻眼の中年男性がコーヒーを入れていた
シン「アンタ客に向かって失礼だろっと!」
ばうばう!!
シンに何が飛びつく
シン「はは!くすぐったいって!ラゴゥ!バクゥ!」
シンに飛びついたのはオレンジと紺色の犬2頭だった
? 「コラコラ久しぶりにシン君が来たからってはしゃぎすぎだぞ」
なとど2人で喋り込んでいると
切歌「シン?」
シン「ああ、悪い悪いとりあえず3人です。空いてますか?」
? 「うちはいつでも空いてるよ」
などと少しさみしそうに言う
調 「シン、この人は?」
シン「この人はアンドリュー・バルトフェルドさんここのオーナーさんだよ」
アンディ「アンドリュー・バルトフェルドだ、アンディとんでいる人もいる、そしてオレンジの犬がラゴゥ、紺色がバクゥだ、よろしくお嬢さん達」
ラゴゥ バクゥ「ばうばう!!」
切歌「暁切歌デス!」
調 「月読調です」
アンディ「切歌ちゃんに調ちゃんか、よし覚えた」
シン「とりあえず俺はバルトフェルドさんの今日のおすすめで、お前らは?」
シンはメニューを見せる、が
調 切歌「メニューの半分がコーヒーってどういう事(デス)!?」
アンディ「僕はコーヒーが好きでね、こうやって色んなブレンドを作っていたらこんな数になってしまったんだ」
いやーお恥ずかしいと笑っている。
切歌「と、とりあえず私は甘いのがいいデス」
調 「私も」
アンディ「甘めか、ならこれがいい、飲みやすくあまり苦くもない」
とバルトフェルドがメニューの中のひとつを指す2人はそれを注文する。バルトフェルドはコーヒーメーカーを動かしながら喋る
アンディ「しかし君がこんな可愛い女の子を2人も連れくるなんてねぇ」
シン「たってさ?よかったな」
2人は少し頬を染める
シン「今日はダコスタさんは休みですか?」
アンディ「ん?ダコスタ君か、彼は少し情報収集に出てもらっていてね」
シン「いや、絶対アンタの豆買いに行かせてるだろ」
アンディ「ハッハッハ」
切歌「笑って誤魔化したデス」
アンディ「っとコーヒーが出来たぞ」
そういい3人にコーヒーをだす
アンディ「まずは砂糖なしで見てくれ」
切歌と調は勧められるまま飲んでみる。
切歌「!ちょっと苦いけど美味しいデス」
調 「私これぐらいならこのまま飲める」
アンディ「お、調ちゃんはブラックいける口かね」
調 「シンのコーヒーよく貰ってるからかな」
シン「つかあれ缶コーヒーだから、一緒にしないでやってくれ、ん今日のも美味しい」
アンディ「いやーこうやって飲んでくれる客があまりいないから楽しいねぇ〜。おっとコーヒーばかりではなく何か食べていくかい?」
時計を見るとちょうど12時を指していた。そのタイミングでぐ〜っと音が鳴る
調 「わ、私です」
アンディ「ハッハッハ!仕方ないさ別にお腹がなるのは悪いことじゃない!何がいいかね?」
シン「おすすめはドネルケバブだな」
アンディ「僕としてはヨーグルトソースがおすすめだ」
バルトフェルドはソースを取り出し見せる
切歌「じゃあそれにするデス!」
調 「私も」
シン「俺はチリソースで」
アンディ「シン君!君はまた!そうやって!」
シン「はいはい、さっさと作ってくれ」
ぐぬぬと何か言いたげだったが料理を始める
シン「そう言えばバルトフェルドさん」
アンディ「ん?」
シン「何か新しい情報とかあります?」
バルトフェルドは少し考え
アンディ「そう言えばもしかしたらの情報になるが」
シン「構いませんよ」
アンディ「スタークとローグの正体だが」
シン「わかったんですか!?」
アンディ「可能性、だよ」
シン「す、すみません、、、、、、、、、、で」
アンディ「ふむ、、、、、、、、、、その子達がいる前で聞くかね?」
シン「あ、、、、、、、、、、忘れてた」
切歌「酷いデス!」
アンディ「ハッハッハ!ようし!出来たよ砂漠の虎特製ドネルケバブのヨーグルトソース2つと!チリソースだ」
シン「まてヨーグルトソースのとチリソースで態度違いすぎだろ」
切歌「オオ!!美味しそうデス!」
調 「頂きます」
2人は出されたケバブにかぶりつく。
切歌「〜〜っ!!美味しいデス!!」
調 「本当に美味しい!」
シン「つかソース俺のだけ少なくない?」
アンディ「2人は美味しそうに食べるね」
シン「バルトフェルドさーん!?」
切歌「はー美味しかったデス!」
調 「今度マリアを連れていこう」
シン「気に入ったか?」
切歌 調「はい!(デス)」
シン「んじゃ街に出て服見に行くか」
切歌「マリア達のお土産もデスね」
シン達は砂漠の虎をでて街に出る
シン「ここが湊とクリスがよく来る店だ」
ここはシンも利用している店で女性物が多いが男性物も置いている服屋に来た。
店員「いらっしゃいませー!あら野上君じゃない」
シン「こんちは」
店員「冬物はまだ先よ?」
シン「いや、今回は俺じゃなくてこいつらの為に来たんす」
シンは2人を前に出す、がすぐにシンを盾にして
切歌「よ、よろしくデス」
調 「お願いします」
と2人ともシンの影から喋る。すると
店員「、、、、、、、、、、いい、いいわ!凄くいい!野上君!この子達は!?」
シン「あー訳あってあづかってる子、金髪が切歌で黒髪が調」
店員「クリスちゃんや響ちゃん、湊ちゃんなどの可愛い子達にも負けず劣らずの少女!萌えてきたわ!!」
シン「金は俺が出すんでこいつらの服何着か見繕って貰えません?」
店員「OKよ!さぁ2人ともいらっしゃい」
切歌「だ、ダメデスよ!服まで買ってもらうなんて!」
調 「そうだよ!」
店員「それならノープロブレム!こんっっっなに可愛い子達の服を見繕っていいなら安くするし野上君が買ってあげるんでしょ?なら問題なし!」
そういい2人を店の奥に連れていく。シンも中に入り服を見る。まだ秋とはいえ冷え込んできている。新しい服を買うか迷っていると
店員「どう野上君!」
シン「どうって、、、、いや可愛いけどさ、、、、、、、、、、普通の服を選んでくださいよ!?なんでゴスロリなんだよ!?」
店員が2人に着せたのはゴスロリだった。切歌は黒いゴスロリ、調は白いゴスロリを着ていた。2人は来たことが無いようで少し嬉しそう
店員「何を言うの!こんだけ可愛ければ私服として着ても何も問題ないわ!!」
シン「あーわかったわかった!買うから!後は普通のにしてください!」
そう言うと店員は他の服を選び始める。
シン「あ、そうだ」
シンはケータイを取り出し
シン「マリア達に写真送るから並んで」
そう言うと切歌は調に抱きつきピースする。調も控え目にピースする。シンは写真を撮るとシンフォギア奏者達に送る。店員が次々と服を持って現れ2人は着せ替え人形と化している。1時間程すると服を選び終わる。
店員「いやー楽しかったわ!」
シン「2人は疲れきってるけどな、そういやいくらですか?」
シンは財布を取り出し会計を済ませようとする
店員「2人合わせて20着ぐらいではい」
シンは値段を見て
シン「、、、、、、、、、、20着で5万とか安くないですか?」
店員「元々私が趣味で作った服だし奥の方にしまってたやつばっかりだから」
シン「いいんですか?もうちょっと高くても」
店員「いいのよ」
シン「、、、、、、、、、、分かりました、ありがとうございます」
店員「服は明日お家に届けるわね」
シン「はい、ありがとうございました、ほら」
切歌「ありがとうデス!おねーさん!!」
調 「こんなに可愛い服売ってくれてありがとうございます」
2人はお辞儀をする。
店員「いいのよ!また来てね?」
切歌 調 「はい!(デス)!」
3人は店から出ていく。それを見送った店員は
店員「、、、、、、、、、、もっとあの手の作ろうかしら」
などと考えていたそうな
切歌「ねぇ調」
調 「なに?きりちゃん」
切歌「私達今日お金まだ使ってないデス」
調 「うん、、、、、、、、、、凄く申し訳ないよね」
切歌「なら」
切歌 調 「シンにも何かお土産を買う!(デス)」
シン「ん?どうかしたか?」
シンが2人の後ろから顔をだす。2人はあわててなんでもないと言う。シンは?を浮かべるが気にしてないようだ
シン「着いたぞ、ここなら色んな物売ってる」
シンが次に案内したのは少し大きめの小物店。
切歌「シンってよくこういう所知ってるデスね」
調 「少し以外」
シン「悪かったな、以外で!ったく、、、、、、、、、、湊によくこういう所に連れてこられたんだよ、だから自然と見つけるのも上手くなったんだ」
切歌「ほえーシンはちゃんとお兄ちゃんしてるデスね」
シン「まぁ最初は真の代わりにって思ってやってたんだけどな、湊に怒られたんだ「シン兄さんと真兄さんは違うんだから変な気を使わないでください」ってな」
調 「湊なら言いそうだね」
シン「まぁそれからは俺が俺の意思でこういう所探す様になったんだよ」
シンは懐かしそうに語る。
シン「っと話が脱線したな30分ぐらい別行動するか」
切歌と調にとってはまたとないチャンスだった。
切歌「賛成デス!」
調 「うん」
そういい3人は別れる
sideシン
シン「なににするかな」
シンは小物を眺めながら考える。
シン「湊は腕にバングルしてるしそれ以外で、クリスとマリアはギアのペンダントしてるからなぁ、、、、、、、、、、」
シンは何がいいかと考えていると
シン「ん?これ」
シンの目に付いたのはイヤーカフスだった。
シン「丁度三色あるな」
銀、紅、水色と3人のイメージカラーにあったものがそこにはかかっている。シンはイヤーカフスを手に取って
シン「これにするか」
side切歌
切歌「うう、、、、、、、どれにするかデス、、、、、、、、、、」
切歌は色んなものがありすぎて目が回っている。
切歌「ま、まず整理するデス!マリアとクリスさんはペンダントしてるから首からかけるものはダメデス、続いて湊はバングルしてるから時計とかはNGデスね、シンはベルトとボトルがあって腰とかには何もつけられそうにないデスしエクスカリバーも待機状態だと指輪デスし、、、、、、、、、、おお〜どうすれば〜!」
切歌は頭を抑えてうずくまる。そんな時シンに言われた事を思い出した。
切歌「そうデス!全部一緒に考えるから難しくなるんデス!1個1個考えればいいんデス!えと、じゃあまずマリアデス!マリアはペンダントしてるから、、、、、、、、、、んと」
切歌はマリアに合うものを探す。
切歌「ん?これは、、、、、、、、、、」
切歌が手に取ったのは花形の髪飾りだ。
切歌「これデス!マリアの髪の色にも合ってるし!最悪調と被っても交換しながら使えるデス!お!色違いでもいっこあるデスね!セレナにも買って行ってあげよう!」
値段もすごい安いものでは無いがけして高いとも取れない丁度いいものだ。
切歌「続いてクリスさんデス、でもクリスさんの欲しいものって、、、、、、、、、、シンデスし、、、、、、でもあげられないデスし、私としてはマリアとくっついて欲しいデス」
切歌ちゃん話脱線してるよ、てかこの作品すぐ脱線するね
切歌「おっとありがとデス、え今の誰?、、、、、、、、、、ま、まぁ気を取り直して、ふむぅ〜、およ?これ」
見つけたのはシュシュだった。いつも使っているのは最近よれてきていたのを思い出し
切歌「これなら使ってもらえるデスね!決定!次デス!!湊はえっと」
湊のプレゼントを考える。
切歌「湊、湊、湊、、、、、、、あ!湊は可愛い物が好きデス!何かないかなぁ〜」
何か無いかと漁っているとオレンジと紺色の犬のストラップが目に付いた
切歌「ん?これは、ふふっさっきのワンコにそっくりデス、これにしよう!」
ストラップをカゴに入れると
切歌「最後はシンデス」
シンへの贈り物は何にしよう。そう言えば昨日テレビで欲しがってたものがあったなと思い出す
切歌「欲しがってたもの、、、、、、、、、、包丁デス、、、、、普通の男の人が欲しがるものじゃないデスよ!?」
主婦か!とツッコミを1人で入れる
切歌「他!他には!えーっと」
一昨日の番組で紹介されていてこれいいなと言っていた
切歌「なんで!某吸引力の変わらないただ一つの掃除機とかほしがるんデスか!!お母さんデスか!」
切歌ちゃんお母さん認定しちゃったね
切歌「ゼェゼェ、、、、、、、、、、他には、お?これは」
切歌が見つけたもの、それは
切歌「デデース、、、、、、、、、、なんでこんな所にフルボトルか落ちてるんデス!?」
side調
調 「まずは誰のから買えばいいかな」
調はカゴをとって歩きながら考える
調 「よし、マリアのからにしよう」
マリアに合うものはないかと探していると
調 「これ、私達が持ってる眼鏡と同じ形だ」
銀のフレームの伊達メガネを手に取る。それは学園祭の時に調と切歌がかけてた眼鏡と同型だった
調 「なら、一緒にセレナのも、あった」
今度は薄いピンクの眼鏡をみつけカゴに入れる
調 「次はクリスさん」
クリスのイメージを浮かべる、一緒に暮らしているので何が好き等は思い浮かぶ
調 「クリスさんが好きな物は、シンだよね、、、、、、、、、、でもあげられないし、なんならマリアとくっついて欲しいし」
等と考えていると1つのストラップが目に入る。黒い髪に紅い目の小さな人形
調 「シンはあげられないけどこれなら」
調はストラップをとり次のものを探す
調 「次、湊はなにがいいかな」
湊の部屋には色んなぬいぐるみが置いてあった事を思い出す。ぬいぐるみが好きなのだろう。
調 「これは、某ふもっふなパニックになるアニメのねずみ、、、、、、、、、、これにしよう」
新しく始まるしね、レーバテインが作者は好きです
調 「レーバテインかっこいいよね、、、、、、、、、、あれ?今の誰?、、、、、、、、、、まあいいか、後はシンだけ」
シンが欲しがりそうなものを浮かべる。そう言えばと調は思い出す
調 「昨日のお昼番組でやってたのって確か、、、、、、、、、、圧縮鍋?、、、、、、、、、、こんな所には売ってないし男の人が欲しがるものじゃないよね、、、、、、、、、、」
調は少し困ってしまった、シンが欲しいものと言えば家事の器具ばかりで自分の欲しいものを絶対に言わない
調 「シンは人の事ばかり気にする。少しぐらい我儘をいってもバチは当たらないのに、、、、、、、、、、」
そんな事を言いながら何か無いかと探していると
調 「、、、、、、、、、、なんでこんな所にフルボトルがあるの!?」
sideシン 調 切歌
シンが会計を済ませようとした時だった。突如爆発音が鳴り響く。シンは弾かれるように店から出て状況を確認する。シンの後を追って切歌と調も店を出る。するとそこにはスマッシュが暴れていた。
シン「切歌!調!俺があいつの相手をするから避難誘導頼む!」
シンはそう言い残し走ってスマッシュに向かう。切歌と調は避難誘導を始める。LiNKERのない2人は一般人と変わらない、なら少しでも場馴れしている分対処をシンは任せたのだ。シンはスマッシュを蹴り飛ばす。襲われていた人を立たせ逃がす。
シン「くそっよりによってスマッシュ3体もいるのか!」
シンは悪態をつきながらもビルドドライバーをセットしラビットとタンクのボトルを振り活性化させドライバーにセットする
ラビット!!
タンク!!
ベストマッチ!!
Are You Ready?
シン「変身!」
レバーを回し
鋼のムーンサルト!!ラビットタンク!!イエーイ!!
スナップライドビルダーにラビットとタンクの成分で形成された2色の鎧ががシンを挟み込みビルドへと変身する。シンはゼロガッシャーとドリルクラッシャーを取り出しスマッシュに切りかかる、が
シン「かった!?」
スマッシュの1体にゼロガッシャーを叩きつけるがあまりの硬さに弾かれてしまう。ドリルクラッシャーで削ろうとするものの避けられてしまう
シン「ちっ!なんでこんな時に限ってラビットとタンク以外持ってきてないんだろうな俺は!」
家を出る前にちゃんと服に入れたボトルを確認すれば良かったと考えるが所詮後の祭りだ。
シン「くそっ!なら!!」
シンはドリルクラッシャーを地面に突き刺しレバーを回す。
レディーゴー!ボルテックフィニッシュ!!
地面を強く蹴り飛び上がりキックをスマッシュにぶつける。するとスマッシュは塵になって消える
シン「なに!?」
シンは驚愕する。スマッシュは人間がネビュラガスを投与する事で変化する。つまりは核となる人間が必要だ。だがこのスマッシュは違った、核となる人間がいないのだ。シンはどういう事だと考えるが残ったスマッシュがシンを襲う。間一髪で避けるが
シン「くそっ!やりずらい!!」
ゼロガッシャーで2体のノイズを捌いているがジリジリと追い込まれる。スマッシュがシンを思い切り殴るシンはガードするが大きく吹き飛ぶ。その時
切歌「シン!」
シン「切歌!?何してんだ!早く逃げろ!LiNKERがないお前らがここに来たって邪魔なだけだ!」
調 「これを渡しに来たの!」
シン「調!お前もか!それにボトル!?」
2人は2つのボトルをシンに渡す。そのボトルには見覚えがあった。フロンティアでナイトローグとブラッドスタークが使っていたものだった。
シン「なんでこれをおまえらが!?」
切歌「さっきの店で見つけたデス!」
調 「私も!」
シンはなんであんな所にあるのかと疑問に思うが
シン「まぁ何にしてもありがたい!貰うぞ!」
2人からボトルを受け取りラビットとタンクを引き抜き新たなボトルをセットしレバーを回す
フェニックス!!
ロボット!!
ベストマッチ!!
Are You Ready?
シン「ビルドアップ!」
不死身の兵器!!フェニックスロボ!!イエーイ!!
スナップライドビルダーがビルドを再び挟み込み新たな姿に変化させる。左側のマスクは燃え上がる炎のような形に右腕も炎を纏っている、右側のマスクはロボットの腕を模していて左腕は同じ形のアームがついている
シン「このタイミングで見つけたボトルがベストマッチ、、、、、、、、、、やっぱお前ら2人はすげーよ」
シンは2人を褒めスマッシュに向かいあう。
シン「さぁ実験を始めようか」
シンが普段言わないようなことを言うと背中の翼を展開し空高く舞う。
シン「オラァ!」
ロボットアームでスマッシュをすれ違いざまに掴みあげ上昇しもう1体のスマッシュに投げつける。2体のスマッシュはぶつかって吹っ飛ぶ。シンはレバーを回す
レディーゴー!!ボルテックフィニッシュ!!
全身を炎が覆い加速しスマッシュに向かって突撃する。スマッシュは避けようと立ち上がろうとするがお互いが同時に動くのでぶつかって立てずにいる。
シン「はぁぁぁぁ!!」
不死鳥の炎は2体のスマッシュを焼き尽くす。スマッシュは炎に負け燃え尽きる。シンはドライバーからボトルを引き抜き変身を解除する。
切歌「シーン!」
調 「終わった?」
シン「ああ、2人のお陰でな」
2人は少し嬉しそうに互いを見る。シンは最初戦場に戻ってきた事を咎めようとしたが2人がボトルを持ってきてくれなければ危なかったのだ
シン「でももう金輪際あんな無茶はしない事!わかったな?」
切歌「、、、、、、、、、、はいデス」
調 「ごめんなさい」
シン「分かってくれたならいい、多分俺でも同じことしたしな、、、、、、、、、、さて!買うもの買って帰るか」
シンは店に向かい歩き出す。2人もシンの後を追って歩く
3人は買い物を終え帰宅した。家には既にみんな揃っていて各々好きな事をしていた
シン 切歌 調「ただいま〜(デス)」
湊 「おかえりなさい」
キラ「おかえりー」
マリア「おかえりなさい」
セレナ「おかえりなさい、暁さん、月読さん」
クリス「ん?帰ってきたか」
シン「おう」
シンはソファに座っているクリスの隣に腰を下ろす
シン「切歌と調からみんなにプレゼントがあるんだって」
シンは唐突にプレゼントの話をする。切歌と調はえ!?今言うの!?みたいな顔をする
切歌「そ、その、、、、、、、」
調 「普段お世話になってる皆に、、、、、、、、、、お礼がしたくて」
2人はおずおずとまずはマリアとセレナにプレゼントを渡す
マリア「これは髪飾りと眼鏡?」
切歌「マリアに使ってもらえるの買ったデス、セレナのも用意してるデスよ!」
調 「私達とお揃い、セレナにもある」
セレナ「ありがとう!」
マリアは歓喜あまって2人を抱きしめる
マリア「2人ともありがとう!凄く嬉しいわ!」
切歌「ま、マリア!苦しいデスよ〜」
マリア「あ、ごめんなさい」
マリアは2人を離す。2人とも満更でもなさそうだが、次にクリスにむく
切歌「今使ってるシュシュ結構ヨレヨレって言ってたデス、なんで新しいのどうぞデス!」
調 「私からはストラップ」
2人はクリスにプレゼントを手渡しする。クリスは顔を赤くしているが
クリス「あ、ありがとうな」
クリスは嬉しそうにシュシュとストラップを抱きしめる
切歌「次は湊デス!ストラップをどうぞデス!」
調 「私は某ふもっふなパニックのねずみ」
湊 「2人とも、、、、、、、、、、ありがとうございます、大事にしますね」
湊は2人の頭を撫でる
シン「んじゃこれは俺から」
シンはイヤーカフスを3人に渡す
マリア「これ付けても?」
シン「許可いるか?それ」
シンはぶっきらぼうに答える、3人共カフスを付ける
切歌「3人ともよく似合ってるデスよ!」
調 「シンってこういうセンスあるね」
シン「他のセンスがないって聞こえるぞ〜」
と調の頭を乱暴に撫でる。
切歌「、、、、、、、、、、シン」
シン「ん?」
切歌「ごめんなさい、シンのプレゼント買えなかったデス、、、、、、、、、、欲しいものが思い浮かばなくて」
調 「私も、、、、、、、、、、圧力鍋とかしか」
切歌「あ、私もデス、包丁とか」
キラ「お母さん!?」
シン「そんな気を使わなくても」
切歌「でも」
調 「凄いお世話になってるのに、、、、、、、、、、」
シンは2人の目線に屈み
シン「そう思ってくれるだけで俺は嬉しいよ、ありがとう、それに今日は助けくれたろ?新しいボトルも届けてくれたし」
シンは立ち上がり背伸びをして
シン「そんじゃ夕ご飯作るか〜セレナ、調手伝ってくれ」
調 「うん」
セレナ「はい!」
切歌「今日は私も手伝うデス!」
シンの後を3人はついていく
キラ「、、、、、、、、、、まるで親子だね」
to be continued
作者「なんか1番デートっぽい話が出来たよ」
キラ「そだね、でもなんでセレナちゃんはぶったの?」
作者「ん?セレナはキラに任せるから」
キラ「、、、、、、、、、、Why?」
作者「キラにもヒロインつけてあげようってね?」
キラ「まってちょっと待って!?僕がセレナちゃんに手を出したら犯罪だよ!?」
作者「大丈夫だ問題ない」
キラ「問題しかないよ!?」
作者「一応奏さんもつけるからさ」
キラ「そういう問題じゃないよ!?」
作者「ヒロインを決めるのは君だ!感想もどしどし送ってください、待っております!!それじゃあ今日はこの辺で!!チャオ!!」
スターク「さらっと俺のコーナーをとるなぁ!!」