戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年   作:ストライカーシグマ5

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作者「新たに現れた自動人形ミカ!圧倒的な力に倒れる響!」
シン「おいキラさん?アンタの近くにいて何もしねぇとはどういう事だ?あ?」
キラ「い、いや僕だって結構しんどいんだよ!?バチバチしてるし!」
シン「さっさと使いこなせよ!」
キラ「それは作者の投稿次第でしょぉぉぉ!?」
作者「作ったのあんたでしょぉお(棒読み)」
シン「ほらなアンタが悪い、、、、、、」レディーゴー!!スパークリングフィニッシュ!!
キラ「ちょっ!?スパークリングフィニッシュはまず、ギニャァァァ」
作者「さてどうなる第23章」


第23章 君の隣

sideキラ 響 未来

未来「いや、いやぁぁぁあ!!!」

未来の悲鳴が木霊する。

未来「響!響ぃぃ!!」

響は反応しない。ミカは未来の方に向き

ミカ「お前うるさいんだゾ?」

ミカは水晶を出し未来に投げつける。だが

キラ「おい、僕がいる事忘れてんじゃねぇよ」

ツインブレイカーで水晶を破壊するキラ

キラ「未来ちゃん、響ちゃんを連れて本部に逃げて、こいつは僕が相手をするから」

未来「響!響!」

キラの声は未来の耳は入っていないようだ、キラは未来の肩を掴み

キラ「未来ちゃん!今響ちゃんを助けられるのは君だけなんだよ!!君がしっかりしないでどうするの!!」

未来「あ、キラ、さん?」

キラ「聞こえたね!?なら早く行く!」

未来は響に肩を貸して歩き出す

ミカ「行かせないんだゾ」

キラ「行かせるんだよ、僕が」

ツインブレイカーにクローズドラゴンを挿入する。

レッツブレイク!!

左腕に炎の蒼龍が現れる。それをミカにぶつけるキラ、だが

ミカ「ちょっと熱いんだゾ!」

キラ「なっ!?」

キラの全力を受けても平然としているミカ、お返しとばかりに水晶を乱射する。キラはツインブレイカーをビームモードにし撃ち落としていくがドライバーの拒絶反応により動きが鈍る。ミカはさらに水晶を放つ。徐々に追い詰められていくキラ

キラ「グゥっ!(シンに響ちゃんを任されたのに、、、、、、僕は!守れなかった!こんなんじゃダメだ!!力を、もっと力を!!)」

力を求めようとするキラ、すると脳裏にシンの言葉が浮かぶ

回想

キラ「シンはさ、ビルドで何がしたいの?」

シン「はぁ?いきなりどうしたんですか」

キラ「いやさ、ふと思ったんだよ、目の前に大切な人の仇がいるのになんで普通にしてられるのかなって」

シン「何をいまさら、、、、、、」

キラ「いまさらって、、、、、、」

シン「いいですか?確かにアンタはステラの仇だしそれを忘れたわけじゃない」

キラ「だったら!」

シン「でもアンタを殺したところでステラが帰ってくる訳じゃない」

キラ「それは、、、、、、」

シン「それにステラだったらそんな事しても嬉しくないと思うから」

キラ「シン、、、、、、」

シン「俺は1人でも多くの人を守りたいんです。だからこの力をその為に使う。アンタはどうなんですか?」

キラ「僕は、、、、、、」

シン「アンタは俺なんかよりもいろんなことが出来るじゃないですか」

キラ「それはスーパーコーディネイターだから、、、、、、」

シン「だとしても、その力を使ってライダーシステムを作ったんでしょ?誰かを守る為に」

キラ「そうだけど、、、、、、」

シン「なら答えは簡単じゃないですか、その力を守る為に使えばいい、その守るものはなんでもいいんですよ」

キラ「なんでもいい」

シン「俺みたいに誰かを守る為とか自分の為にとか信念の為にとか」

キラ「僕は、、、、、、」

シン「ならこうしましょうキラさん」

キラ「?」

シン「アンタは自分の為に戦わなくていい、だから俺の為に力を使ってください」

キラ「シンの為に?」

シン「そ、アンタが自分の為に力を使えるようになるまで俺がアンタの力を振るう理由になりますよ」

回想終了

キラ「そう、だ」

スパークを上げる体を無理やり起き上がらせるキラ

キラ「(僕の力はシンの為に使う!でもシンが求める力はこんな暴走したものじゃない!誰かを守る為の力だ!冷静になれ!何故暴走するか考えろ!)」

ミカの攻撃を防御しながら冷静に分析するキラ

キラ「(炎は火種がなければ生まれない、ならこの蒼炎の火種は?僕の思い、感情、力を欲する感情、なら)」

キラはミカから一定距離を開け蒼炎を激しく燃え上がらせる

BGM supernova

ミカ「?自殺でもする気か?ならミカが先に殺してやるゾ!」

今までで1番大きな水晶を作りキラに投げる。キラは避ける動作を取らない

キラ「(この炎は僕自身!ならもっとだ!もっと!もっと!もっと!シンとの約束を守る為の、僕の大切な人達を守る為の力を!!)うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

その瞬間キラの中のSEEDが弾ける。ミカの水晶をツインブレイカーで弾く。

ミカ「?ならも1個だゾ!」

キラ「こんな衝動に負けてたまるかぁぁぁ!!!!」

両腕で胸を殴るキラ、燃え盛っていた炎が収まる

キラ「炎が収まった、、、、、、なら今の僕なら!!」

水晶を避けるキラ、距離を詰めツインブレイカーでミカを薙ぎ払う

ミカ「さっきよりも強くなってるんだゾ、、、、、、」

キラはクローズチャージの力を完全に制御する事に成功した

キラ「当たり前だよ、今の僕は色んなもん背負ってるんだ、負ける訳にはいかないんだよ!」

ツインブレイカーにドラゴンとドラゴンインパクトボトルをセットしトリガーを引く

ツインドラゴン!!

銀と蒼の龍が左腕に集まる、ミカは両腕でキラを潰そうとする

キラ「今の僕は負ける気がしない!!」

2頭の龍がミカを食らう、ミカは龍に飲まれ瓦礫に吹き飛ぶ

 

 

 

 

sideシン

カナード「今頃お前の仲間は全員やられているだろうな」

カナードは挑発する。だが

シン「それはどうかな?」

カナード「なに?」

シン「あっちにはキラさんがいる」

カナード「自分を制御出来ない奴に何が出来る」

シン「確かにアンタと戦った時はスクラッシュドライバーにあの人は負けてた」

シンはカナードに拳を向ける

シン「今はどうだろうな?言っとくがあの人は力はある。その使い方が分かってなかっただけだ」

カナード「ふん、その程度の奴に貴様は仲間を任せるのか?拍子抜けだな」

シン「俺は仲間を信じてる、だから」

3、2、1!オーバーロード!リフォメーション!!

拳を覆うガントレットが無くなりスパークリングの装甲が顕になる

カナード「はっ!その腕がなければパワーはこっちが上だ!」

カナードはツインブレイカーでシンを切り裂こうと振るうが、シンはスパークリングのプルタブを2度引く

ビルドギア!!絶刀!!

Are You Ready?

シン「アームドアップ」

ツインブレイカーの刃はシンを捉えることは無かった。シンの手には灰色の刀が握られている。脚部には展開型のブレードが付き太ももにもアーマーが装備されていた、ビルドギア・絶刀。その刀でツインブレイカーを弾く

BGM survivor

カナード「まだ持っていたか」

シン「行くぞカナード、今の俺は」

刀を構え直したシンをカナードは見失う

カナード「消えた!?」

シン「早いぞ」

カナードが見失ったシンは目の前に現れ刀を振るう、カナードは反射的にツインブレイカーを盾がわりにする。瞬間火花が散る。

シン「ちっ!ならこれなどうだ!」

シンは前に倒れるように逆立ちをし脚部のブレードを展開し回転する。足のブレードが連続でカナードを斬りつける。

カナード「ぐっ!調子に乗るな!!」

カナードはロボットゼリーを抜きクマの絵が描かれたボトルを挿しレバーを倒す

クマ!!チャージフルボトル!!潰れな〜い!!

両腕からクマの腕が現れる。その腕でシンを弾く。

シン「くそっ!」

ブレードを折りたたみ刀をもう一振出す、柄を重ね回転させる。刀身に炎が湧き上がり炎の円がカナードを襲う。カナードはツインブレイカーにロボットフルボトルとロボットゼリーを挿入にする。

ツイン!!

ツインブレイク!!

炎の剣と鋼鉄の拳がぶつかる。片膝をついたのは

カナード「ぐっ!?」

カナードだった、シンは刀の鋒をカナードに向け

シン「まだやるか?」

カナード「はぁ、はぁ、はぁ、、、、、、」

カナードは消しゴムフルボトルを取り出しドライバーに挿入する。

消しゴム!!ディスチャージフルボトル!!潰れな〜い!!

カナードは自分に手を翳し姿を消していく。

カナード「勝負は預ける、、、、、、目的は果たしたからな」

シン「あっ!お前!」

シンが声を上げた時にはもうカナードの姿は消えていた

シン「逃げられた、、、、、、そうだ!響達!」

シンはS.O.N.G.本部に連絡を入れる。既に戦闘は終了していて響はガングニールを破壊され本部で治療中、敵はスクラッシュドライバーを自分のモノにしたキラによって撃退されたと報告を受けた

 

 

 

 

 

side キラ 翼 クリス 未来 奏

 

未来「響!響!!」

響は担架に乗せられ集中治療室に向かっている。

翼 「小日向、落ち着け!」

未来「でも!」

奏 「響なら大丈夫だって!」

クリス「あいつが簡単にやられるたまじゃねぇのはお前が1番よくわかってんだろ?」

未来「、、、、、、うん」

キラ「ごめん、僕がもっとちゃんと戦えてたら、、、、、、」

奏 「いや、お前が行かなきゃもっと大変な事になってたかもしんねぇんだぞ」

キラ「そうだけどさ、、、、、、」

翼 「私達とてこのまま燻っていられるものか」

 

 

side未来

1週間後

響が倒されてはや1週間、未来は学校のピアノを弾きながら

未来「(ずっと眠ったままの響。目が覚めて胸の歌が壊されたことを知ったらどう思うのだろう…)」

先生「心ここに在らずといった所ですね」

未来「え?」

先生「小日向さん?試験までに悩みを解決しておくように」

未来「、、、、、、はい」

 

 

 

sideシン キラ 翼 クリス 奏 エルフナイン

キラ「ぜひー、ぜひー、、、、、、」

シン「ふ、ぅ」

シンとキラは疲弊していた。この一週間アルカノイズの対処は2人で行っており、1日10回程出撃して深夜を問わずにでていれば流石のシンとキラでも疲れるというもの

翼 「疲れているな」

シン「まぁな」

奏 「悪いな、あたしらが戦えないばっかりに」

キラ「は、早くプロジェクトイグナイト進めないと、、、、、、」

プロジェクトイグナイトはエルフナイン中心で動いているが学者のキラの力も借りている。同時にLiNKERの制作にも手を出している、その中での戦闘だ、キラは割と働いているので死んでいる。

キラ「も、もうダメだ、、、、、、寝るZzzz」

クリス「早っ!?」

シン「寝かしといてやってくれ、、、、、、その人も今回頑張ってっからさ」

友里「でもそのおかげでプロジェクトイグナイト、予定より進行早いです、現在約89%完成」

緒川「それにしてもシンフォギアの改修となると機密の中枢に触れるということなのに」

弦十郎「状況が状況だからな。それに八紘兄貴の口利きもあった」

クリス「誰だ?八紘兄貴って」

シン「確か限りなく非合法に近い実行力を以て安全保障を陰から支える政府要人の一人だったかな」

クリス「とどつまりがなんだ?」

緒川「内閣情報官風鳴八紘。司令の兄上であり翼さんのお父上です」

クリス「だったら初めから言えよな。蒟蒻問答が過ぎるんだよ」

翼は少し暗い顔をしている。何か事情がありそうだなと思いながらシンは自販でコーヒーを買い蓋を開け飲む

シン「ぶーっ!!あまぁァァァ!!」

翼 「何事だ!?」

クリス「汚ぇ!!」

シン「ゲホッゲホッ、、、、、、わ、悪い」

奏 「お前これコーヒーじゃなくてMAXコーヒーだぞ、、、、、、」

シン「甘い!甘すぎるよこれ!?」

クリス「お前普段飲まねぇようなの買うなよ、、、、」

シン「いつもの所の押したはずなんだが」

奏 「あれ?この自販、商品新しくなってんぞ」

シン「俺のお気に入りのブラックコーヒーが無くなってる、、、、、、こんなん飲めるか!」

翼 「そんなに甘いのか?」

シンは翼に手渡しする。飲めと言っているのだろう、翼が口にすると

翼 「たしかに甘いな」

シン「あー、くそ」

奏 「お前も少し寝た方がいいんじゃねぇの?頭回ってないだろ?」

シン「はぁ、だな、、、、、、少し寝させてもらうわ」

シンはそういい椅子で寝始める。翼達はシンに

翼 「本当にすまないな、、、、、、」

クリス「今はこいつらに頑張ってもらうしかねぇからな」

奏 「なら膝枕でもしてやれば?」

奏はにやにやしながら2人を見る。2人共顔を赤くし

翼 クリス「そんなことするか!」

奏 「はは!おもしれぇなお前ら2人をからかうと!ちなみに翼は間接キスしてるぞ〜」

翼「〜ッ!!///」

 

 

 

 

ドカァァアン

? 「ゲホッゲホッ爆発したぞ?」

キャロル「もーパパったら〜」

キャロルは笑いながらキャロルの父、イザークの顔の煤を落とす、イザークは朝食を作ろうとしていたが出来たのは煤焦げたナニカだった、キャロルはそれを口にし

イザーク「どうだ?上手いか?」

キャロル「苦いし臭いしおいしくないし0点としか言いようがないし」

イザーク「むぅ、そうか、、、、、、料理も錬金術もレシピ通りにやれば間違いないはずなんだけどなぁ、どうしてママみたいにできないのか」

とイザークは笑う、するとキャロルが立ち上がり

キャロル「明日は私が作る!その方が絶対おいしいに決まってる!」

次の日

キャロルが作ったご飯はどこも焦げておらず、イザークは口に入れると

イザーク「美味しい、コツでもあるのか?」

キャロル「ないしょ。秘密はパパが解き明かして。錬金術師なんでしょ?」

イザークは頭を掻きながら

イザーク「ははは。この命題は難題だ」

キャロル「問題が解けるまで私がずっとパパのご飯を作ってあげる」

 

 

 

エルフナインは目を開き

エルフナイン「夢?数百年を経たキャロルの記憶、、、、」

エルフナインは時計を見ると

エルフナイン「10分そこら寝落ちてましたか!でもその分頭は冴えたはず。ギアの改修を急がないと」

エルフナインはパソコンを動かしギアのデータを入れる、そんな中ふとエルフナインは考える

エルフナイン「(パパは何を告げようとしたのかな。その答えを知りたくて僕はキャロルから世界を守ると決めて、、、、、、でもどうしてキャロルは錬金術だけでなく自分の思い出まで転送複写したのだろう)」

 

 

 

sideキャロル

キャロル「頃合だ、、、、、、仕上げるぞ」

 

 

 

 

 

sideシン

爆発音と騒音が鳴り響く中ある一家が山の中を走る

シン「はぁ!はぁ!父さん!」

シン父「大丈夫だ!目的はモルゲンレーテとマスドライバーだ!」

そういい再び走り出す。その瞬間何かが山の斜面に落ちる。妹、マユのケータイだ

マユ「ああ!マユのケータイ!!」

マユは取りに行こうとするが

シン母「そんなのいいから!!」

マユ「いやぁ!」

母がマユの腕をつかみ離さない。シンは荷物を置きケータイの落ちた斜面を下る、ケータイを取り戻ろうとすると山が爆発する

シン「うわぁあ!!」

シンも爆風で下の港まで吹き飛ばされる。

? 「君!!大丈夫か!?」

シンを揺らし安否を確認するオーブの将校

シン「うっ、、、」

シンはなんとか起き上がり周りを見渡す

シン「父さん?母さん?、、、、マユは!?」

辺りを見回すと妹の手が見えた、シンはすぐ駆け寄る。だがそこにはマユの腕しかなかった、体は離れたところに瓦礫や破片などが突き刺さって顔も見えない、父は木に挟まれ潰れ、母も無残な姿になっていた。シンは膝を着き涙を流す、空を見上げると蒼い翼をもったMSが戦っている。シンはMSに向かい叫ぶ

シン「うわぁぁぁぁぁあ!!!!!」

 

 

 

シン「うわぁぁ!!!」

シンは飛び起きると先程までいた休憩室の天井が見える。座っていたが横になってしまったのだろう

シン「はっはっは、、、、、」

すると休憩室の扉が開き

クリス「どうした!?」

翼 「何か叫び声が聞こえたぞ!」

マリア「何があったの!?」

3人が雪崩込むように入ってくる。シンはそれを見て夢だったと確信する。

シン「なぁ」

クリス「?どうした」

シン「今日何日?」

クリスはスマホの画面を見て

クリス「6月15日だな」

シン「、、、、、、そっか」

クリス「それがどうかしたのかよ?」

シン「いや、なんでもない」

シンは起き上がる。

マリア「もう少し寝ていれば?」

シン「いや、大丈夫。それにいつ敵が来るか」

シンが分からないと言おうとした瞬間警報が鳴り響く、キラは音に反応し飛び起きようとして落っこちる

キラ「いだぁぁぁい!!??」

シン「アホな事やってないで行きますよ!」

 

 

 

sideシン キラ 翼 奏 クリス マリア 切歌 調 セレナ

シン「すみません!遅れました!状況は!?」

藤尭「アルカ・ノイズの反応を検知!この場所って、、、、、、」

藤尭が映像を出す。それを見た途端シンとキラは司令室を飛び出す。

クリス「お、おい!」

弦十郎「いや、2人は行ってくれて構わん!!」

緒川「まさか敵の狙いは我々が補給を受けているこの基地の発電施設!」

友里「ここだけではありません!都内複数箇所にて同様の被害を確認!各地の電力供給率大幅に低下しています!」

藤尭「これでは新型シンフォギアの完成が、、、、、、」

調 「(シン達がいない今なら、、、、、、)」

切歌「なんとかできないデスか、、、、、、ん?調何やってるデス?」

調 「しー」

セレナ「どうしたの二人とも?」

そういいポケットからメガネを出しかける、そして静かに部屋を出るようにと切歌に促す。部屋を出た3人は走り出す

切歌「潜入美人捜査官眼鏡で飛び出して何をするつもりデスか?」

調 「時間稼ぎ」

切歌「何デスと?」

調 「今必要なのは強化型シンフォギア完成までの時間とエネルギーを確保すること、、、、、、いくらシンとキラさんが強くても多勢に無勢だよ」

切歌「確かにそうデスが全くの無策じゃ何も、、、、、、」

2人はとある部屋の前で止まる

セレナ「メディカルルーム?」

調はドアを開け中に入る、そこには眠ったままの響がいた。切歌はやれやれと言わんばかりに

切歌「だったらだったで助けたい人がいると言えばいいデスよ」

調 「やだ。恥ずかしい。切ちゃん以外に私の恥ずかしい所は見せたくないの」

調は少し照れくさそうにする。それを見た切歌は嬉しそうに調に飛びつこうとするが

切歌「んデス!?」

調に避けられてしまう

調 「見つけた」

切歌「それって、、、、、、」

セレナ「まさか、、、、、、」

 

 

 

 

sideシン キラ

自衛隊員「新型ノイズの位相差障壁は従来程ではないはずだ!解剖機関を避けて集中斉射!」

そういいロケットランチャーでノイズを攻撃する。ノイズは崩壊し消えていく

自衛隊員「行けそうです!」

自衛隊は前のノイズに向かって攻撃するが背後のノイズに気付かない。ノイズの腕が届きそうになった瞬間

シン「危ない!」

シンが蹴り飛ばす。

自衛隊員「君!ここは危険だ!早く退避を!」

シン「アンタらがもう少し下がってください!」

シンは自衛隊員の制止を振り切りノイズに向かって走り出す。

キラ「すみません、うちのシンが」

自衛隊員「まだ民間人が!」

キラ「あ、僕らただの民間人じゃないんで〜」

そういいキラも走り出す。2人はドライバーを巻きラビットタンクスパークリングとドラゴンゼリーを挿す。

ラビットタンクスパークリング!!

Are You Ready?

ドラゴンゼリー!!

シン キラ 「変身!!」

シュワっとはじける!!ラビットタンクスパークリング!!イエイイエーイ!!!

捻れる!!

溢れる!!

流れ出る!!

ドラゴンインクローズチャージ!!ブルゥァァァ!!

2人は変身しノイズを倒していく

自衛隊員「仮面ライダー!?よし!俺達はここを絶対に死守するんだ!彼らの戦いを少しでも楽にするぞ!」

シンとキラの奮闘を見て士気が上がる自衛隊。

シン「数が多すぎる!!」

キラ「愚痴っても仕方ないでしょ!!」

シン「そうですけど、ね!」

シンはスパークリングのプルタブを3度引く

ビルドギア!!魔弓!!

Are You Ready?

シン「アームドアップ!」

イチイバルのアウフヴァッヘン波形型のスナップライドビルダーが現れシンを挟む。腰にはクリスがイチイバルをまとう時に現れるブースターが付き、両腕にはイチイバルの基本形態のボウガンが握られていている。

シン「はぁぁ!!」

ボウガンから大量の弾丸を放つ。ノイズはドンドン数が減っていく。

キラ「こういう時それは便利だね!僕も負けられない!」

ツインブレイカーを出しドラゴンインパクトボトルを挿す

シングル!!

シングルブレイク!!

銀の龍がノイズを飲み込む。ノイズは熱で溶け爆発する。だがそれでもノイズは減らない

シン「くそっ!数が多すぎる!!」

キラ「泣き言いってらんないよ!!」

? 「ならあたし達も戦うデス!」

シンとキラは声の方に向く。

そこに立っていたのは切歌と調、セレナだった

 

 

 

 

sideシン キラ 切歌 調 セレナ

シン キラ「切歌(ちゃん)!?調(ちゃん)!?セレナ(ちゃん)!?」

調 「Various shul shagana tron」

切歌「Zeios igalima raizen tron」

セレナ「Seilien coffin lordcamelot tron」

3人はシンフォギアを纏う

シン「早くギアを解け!バックファイヤが!」

だが2人のギアからはバックファイアらしきスパーク等は見受けられない

それをモニター越しで見ていた弦十郎は

弦十郎「あいつらLiNKER持ち出しやがった!」

クリス「はぁ?LiNKERはないんじゃねぇのかよ!?」

翼 「あれはModel-k、つまり」

奏 「あたしが昔使ってたやつか!」

2人はノイズをα式百輪廻と切・呪リeッTぉを使いノイズを倒す。セレナは盾を投げ押しつぶす

シン「無茶しやがって!!後で説教だからな!」

キラ「僕も参加しよ〜っと!」

セレナ「うっ、お説教はちょっと、、、、、、」

切歌「うへぇ、、、、、、勘弁して欲しいデスよぉ」

調 「とりあえず今は目の前の事に集中しよう」

シン「お前らはノイズの光ってる部分に触れないように戦え!」

切歌 調 セレナ「はい(デス)!」

シンとキラは各個撃破、切歌と調はコンビネーションでノイズを倒していく、セレナは切歌達のフォローをしながら立回る。それを観察していたカナード達

ミカ「ニコイチでギリギリ?まぁあの盾持ちはそこそこだけど、これはお先真っ暗だゾ」

カナード「貴様はシンフォギア奏者をやれ、オルガ、シャニ、クロト、お前らはクローズを、俺がビルドとやる、残りの自動人形は好きに暴れろ」

ミカ「ん〜ミカ的にはあの青いヤツをやりたいけど、、、、、、マスターの目的が最優先だゾ」

ファラ「命令されたくありませんが、仕方ありませんね」

レイラ「派手にやらせてもらう」

オルガ「おし!行くぜシャニ、クロト!!」

クロト「命令すんなよ!」

シャニ「さっさと終わらせて帰ろう、、、、、、」

そういいミカ以外の自動人形はちりじりになり、ミカは水晶を、オルガはビームをカナードはツインブレイカーにヘリコプターとロボットのフルボトルを挿入しツインブレイクを放つ。シンはそれを察知しボウガンで攻撃を撃ち落とす。

シン「ちっ!グリス達か!」

シンはグリス目掛け巨大ミサイルを撃ち込む。爆発に紛れ別れて攻撃を開始する。

シン「グリス!」

カナード「以前預けた勝負、付けさせてもらう!」

シン「、、、、、、今日は、今日だけは!!誰も死なせない!!」

カナード「だれも死なせない?そんな戯言すぐ言えなくしてやる!!」

ボウガンの弾丸とツインブレイカーの弾丸が激しくぶつかり合う。キラは3体のハードスマッシュを相手にしていた。

キラ「僕だけ3人とか多くない!?」

オルガ「オラオラオラァ!」

クロト「激殺!」

シャニ「はぁぁ!!」

キラ「うお!?うりゃ!!」

キラはスクラッシュドライバーに移したビートクローザーを取り出しツインブレイカーをビームモードで牽制しながら戦う。

キラ「なんで君たちは戦うんだ!」

オルガ「はぁ?」

クロト「戦ってる理由なんて一個しかない!」

シャニ「守りたいものがあるから」

3人の連携がキラを襲う。キラはその連携を見て

キラ「くっ!この戦い方、、、、、、何処かで、てかうるさい!」

調 「ギアの改修が終わるまで!」

切歌「発電所を守ってみせるデス!」

ノイズを切り裂く3人、だがミカが行く手を阻む。

ミカ「じゃりんこ共〜ミカは強いゾ!」

ミカの台詞にカチンとくる3人

セレナ「今のは聞き捨てならない!」

調 「子供だからって馬鹿にして!」

切歌「目にものを見せてやるデスよ!」

切歌と調は2本目のLiNKERを取り出す

シン「なっ!やめろ!それ以上LiNKERを投与したら体が!!」

シンは2人を止めようとする、が

マリア「やらせてあげて」

マリアから通信が入る。

シン「マリア!?本気で言ってんのか!?」

マリア「ええ、これはあの日道に迷った臆病者達の償いでもあるの」

モニターで見ているマリアが1番悔しいだろう、唇を噛み締めている。

調 「エルフナインがシンフォギアを蘇らせてくれると信じて戦うことこそ私達の償いなんです!」

シン「お前ら、、、、、(マリアだって本当はやらせたくない、そんなこと分かりきってるじゃないか、、、、、、なら)キラさん!」

キラ「分かってるよ!!!」

シン「一気に決めますよ!!!」

BGM 乱舞Escalation(シン、キラversion)

シンとキラは自身の目の前の敵から距離を取り背中合わせになり

シン「あいつらがそんだけの覚悟を決めてんだ、、、、、、俺達が頑張んなきゃカッコつかねぇだろうが!」

シンはイチイバルのビルドギアをしまいガングニールのビルドギアに切り替える。レバーを回すシン、キラはツインブレイカーをビームモードにしクローズドラゴンを、ビートクローザーにロックフルボトルを挿入する。

レディーゴー!!スパークリングフィニッシュ!!!

スペシャルチューン!ヒッパレー!ヒッパレー!!ヒッパレー!!!メガヒット!!!!

レッツフィニッシュ!!

全身にラビットバブルとインパクトバブルを発生させ突貫するシン、パンチとキックにスパークリングの力を付与しノイズを破壊していく。後ろでは蒼炎の龍がロックフルボトルで作り出したエネルギーを咥えノイズを消し去っていく。

シン「うおぉぉおぉおお!!!!」

キラ「はぁぁあぁぁああ!!!!」

2人の攻撃でノイズは全滅させられる。

クロト「うっそだろ、、、、、、ゲームじゃあるまい!」

カナード「やるな、だが今のでかなり消耗したはずだ」

オルガがビームを放つ、だがシンは蹴りでかき消す。

オルガ「なに!?」

シン「消耗?笑わせんな」

キラ「この程度で消耗なんてちゃんちゃらおかしいよ!」

シン「それに言ったはずだ、誰も死なせないってな!切歌!調!セレナ!お前らは何がなんでも守ってやる!!だから好きなだけ暴れ倒してやれ!!!」

調 「シン、、、、」

切歌「やっぱシンはかっこいいデスね、、、、、、調!セレナ!」

セレナ「やろう!月詠さん!暁さん!」

調 「うん、3人なら」

切歌「怖くないデス!!」

2人は互いの首にLiNKERを打ち込む。内側から湧き上がる力、その瞬間、調は咳き込む。手には血がついていた。

調 「オーバードーズ、、、、、、」

オーバードーズ、LiNKERを過剰投与の代償。切歌も鼻血を出したようだ。拭い

切歌「鼻血がなんぼのもんデス!」

BGM オーバーキルサイズヘル&ジェノサイドソウヘブン

切歌は鎌を振るう。鎌をもう一振作り合体させ対鎌・螺Pぅn痛ェるを、調は丸鋸を巨大化させγ式・卐火車を放つ。それを水晶でガードするミカ。水晶を放とうとすると間に入り盾で弾くセレナ、すかさず非常∑式禁月輪でミカを轢こうとする。2人のユニゾン攻撃とセレナの盾でジリジリと追い詰めていく。2人は飛び上がりミカに向かって高めたフォニックゲインでキックを入れる。それに合わせセレナも盾でミカを押しつぶそうと真上から飛びかかる。ミカはシールドを張る。

切歌 調 セレナ「うおぉぉおぉおお!!」

 

 

 

 

 

 

side響

響に背中を向ける一人の男

響 「私みんなでまた暮らせるようにリハビリ頑張ったよ。なのにどうして…お父さん」

男は歩きだし振り向かない、響は手を伸ばし

響 「お父さん、、、、、、」

瞼を開けると見慣れた天井。夢を見ていたのだろう。

響 「(大切なものを壊してばかりの私。でも未来はそんな私に救われたって励ましてくれた…未来の気持ちに応えなきゃ)」

響はベッドから起きガングニールを取り出そうとするが胸元にない。響は司令室に向かう。中に入ると切歌と調がミカと戦っている映像が写っている。

マリアはアガートラームを強く握りしめ祈っている

マリア「お願い!3人に奇跡を、、、、、、!!」

響が入ってきたのを見つけた未来

未来「響!もう大丈夫なの?」

響 「うん!」

未来「ありがとう。響のおかげで私、、、」

響「私の方こそ。また歌えるようになったのは未来のおかげだよ」

響は弦十郎に状況を聞く

 

 

 

 

 

sideシン キラ 切歌 調 セレナ

切歌達3人の奮闘も虚しくミカはピンピンしている。

調 「このままじゃかわれない、、、、、、」

切歌「こんなに頑張ってるのにどうしてデスか!?こんなの嫌デスよ…変わりたいデス!」

シン達は自分らを守る為に戦ってくれている、なのにミカ一人の倒せずに焦っている。

ミカ「そろそろ遊びは終わりだゾ?」

そういい切歌の胸元にあるイガリマのコアを狙い攻撃してくる。無理をしていた切歌の体は反応出来ない。

調 「きりちゃん!おまえぇぇ!!」

調は禁月輪でミカを轢き倒そうとするが片手で止められてしまう。ミカが調に手をかけようとした所をセレナが盾で割って入る。だがミカは

ミカ「もう飽きたゾ?」

水晶で盾を貫く。盾は崩れさりセレナを守るものは無くなる。ミカは拳でギアを割る。残りは調1人。ミカはノイズを呼び出し攻撃をセレナと切歌に集中させる。ギアを纏っていない2人に当たればひとたまりもない。調は2人を守る。だがシュルシャガナのコアにアルカノイズの攻撃が当たり強制解除されてしまう。ノイズは3人ににじり寄り

切歌「誰か…助けてほしいデス…私の大事な友達…大好きな調を!!誰かぁぁぁ!!!」

シンは切歌の叫びに反応し走り出すが距離がありすぎる。間に合わない

シン「(嫌だ、絶対に守るって約束したんだ!届け!届け!!届け!!!)」

シンは手を伸ばす。その瞬間

? 「シンなら届くよ、ステラ分かる」

伸ばした手を誰かが引く。引いたのはシンが作り出した幻想だろう。だがシンにとっては幻想だろうと関係なかった。

シン「(ステラ!?)」

ステラ「シンの手必ず届く、助けてあげて?シンの守りたいものを」

そういい幻想はビルドギアの中に消える、拳が紅と蒼で彩られていく。

シン「(ステラ、、、、、、ありがとう)」

ジャッキーを伸ばし一気に加速する。今までよりも早く。ノイズが調を捉えようとした瞬間

シン「言ったろ?何がなんでも守ってやるって」

ノイズを叩き潰すシン。

シン「ビルドギア・撃槍リミットリリース!」

全身からインパクトバブルとラビットバブルが溢れ出しシンは拳を強く握る。右腕のガントレットが開く。そこにはビルドドライバーの様なボトルをセットする箇所が付け加えられていた。腰のボトルホルダーのボトルが輝き出す。輝き出したのはダイヤモンドとジェットのボトル、シンはボトルを抜きガントレットに挿す。

ビルドギア・撃槍!!ガングニール!!

Are You Ready?

シン「アームドアップイグニッション!!」

突き破れ撃槍!!叩き込め拳!!ビルドギア・撃槍!!ガングニール!!ソイヤ!!

ガングニールのアウフヴァッヘン波形型のスナップライドビルダーが現れシンを挟み込む。背中にはブースターが備え付けられ両足には今までよりも装甲よりも鋭利な形になり左腕のガントレットはメリケンサックが追加され右腕のガントレットは一回りほど大きくなりブースターが着いている。首にはマフラーが巻かれている。(イメージはジャンクウォーリアーを武装化した感じです色はスパークリングカラーで妄想)

シン「ここからは俺のステージだ!!」

? 「俺のステージ?俺たちだろ!!」

シンは振り向くとそこにはシンフォギアを纏った翼とクリス、奏が立っていた。

シン「改修終わったのか」

クリス「おう!もう遅れはとらねぇ!!」

翼 「野上、背中は任せてくれ!」

奏 「思いっきり暴れてやれ!!」

シン「ああ!!」

 

 

 

 

to be continued




作者「ビルドギアもやっと1つ進化したね」
シン「いや進化も何もまだ2〜3回しか使ってないぞ」
キラ「僕後半空気、、、、、、」
作者「ん?スクラッシュドライバーに打ち勝ったでしょ、それだけで十分よ」
キラ「ホント僕の使い方雑だね!?」
シン「まぁキラさんだし」
セレナ「やっとの出番ですぐやられたんですけど!」
作者「そもそも本当はセレナと未来、奏さんはイグナイトモジュールもってないから、、、、、、作るこっちの身にもなってくれ」
セレナ「よく分からない事で怒られた!?」
スターク「つか俺を出さなかったのは?」
作者「気分」
スターク「おいお嬢さんこいつのどたまにスチームブレイクしていいか?」
セレナ「構いませんよ」
作者「たまには悲鳴を上げずに終わりたい今日この頃」
スチームブレイク!!
スターク「おのぞみ通り口塞いで悲鳴を上げずに終わらせてやったぞ」
作者「そ、そういう意味じゃ、、、、、、ガクッ」
シン「えっと、次回ダインスレイフの力を得た奏者達!呪いの力に打ち勝つことが出来るのか!」
キラ「そしてこの戦いに終止符は着くのか!第24章 叩き込めスクラップフィスト!乞うご期待!!」
スターク「そんじゃあな!チャオ!!」

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