戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年 作:ストライカーシグマ5
シン「やっと倒したよ、、、、、、カナードタフすぎる、、、、、、」
キラ「常夏三馬鹿も連携が取れててめんどくさかったよ、、、、、、」
作者「まぁ私がそういうふうにしてるからな」
シン「まぁ、真面目な話強かったよ」
作者「勝率1勝1敗1引き分けだしね」
キラ「そう言えばテレビのビルドも大詰めだね」
作者「まぁこの小説にはあの完全無欠のボトルヤローは出さないけどね、なんだよ60本のボトルの成分使ってるって、、、、、、」
キラ「あ、作者が落ち込んだ、よく分からない」
シン「ま、その内立ち直るでしょ?とりあえず25章をどうぞ!」
sideシン 響 翼 クリス 奏 マリア 切歌 調 セレナ 湊 エルフナイン
マリアの脳裏には今までの事が鮮明に映る。
マリア「(強くなりたい…翻弄する運命にも立ちはだかる脅威にも負けない力が欲しくてずっと踠いてきた、求めた強さを手に入れるため私はここに来た!)」
マリアはサングラスを外す、目の前には一面に青い海に彩られる。手を振る切歌、調やセレナは既にパラソルを張っている
シン「、、、、、、楽しんでるな」
ファイアパターンの海パンと海人と書かれたTシャツを着たシンは眩しそうにしながら呟く。なぜ海に来たか、それは数日前にさかのぼる。
回想
エルフナイン「お待たせしました」
エルフナインは改修の終えたイガリマ、シュルシャガナ、ロードキャメロットを渡す
エルフナイン「機能向上に加えイグナイトモジュールも組み込んでいます、そしてもちろん」
もう1つのシンフォギア、アガートラームをマリアに渡す
マリア「復活の、アガートラーム、、、、、、」
エルフナイン「改修ではなくコンバータ部分を新造しました、あと神獣鏡も改修しておきました」
未来「でも私は戦わないよ?」
エルフナイン「護身用に持っておくだけで構いませんよ」
未来はありがとうといい神獣鏡を受け取る
キラ「理論は僕が教えたけど、、、、、、ほんとに作っちゃうなんてエルフナインちゃん凄いね」
エルフナイン「そんなこと、、、、、、それより僕が驚いたのはまさか湊さんも錬金術師だったことですよ!」
湊 「自覚はありませんけどね、多分これのおかげだと思います」
湊はバングルに触れる。
弦十郎「新たな力の投入に伴いここらで一つ特訓だな!」
弦十郎の言葉に嫌顔をするクリス
弦十郎「自動人形との再戦で強化型シンフォギアとイグナイトモジュールを使いこなすことは急務、そこで!!」
回想終了
沿岸部に隣接する研究所に特訓という名目でシンフォギア奏者とエルフナイン、そしてシンは来ていた、だがこれは弦十郎からの計らいで海で遊んでこいと言っているようなものだった。というか響が海なら遊びたいと言い出したのが切っ掛けだった各々は水着に着替え海に入ったり、砂で城を作ったり、ちなみにキラがいない理由は研究所に保管されているナスターシャの置き土産のフォトスフィアの方に行っているためである、キラは目を輝かせそちらに行った、そうこうしているうちにビーチバレーが始まる。チームはシン&マリア&エルフナインVS響&翼&クリスチーム、エルフナインのサーブになる。
クリス「おらおらー!ばっちこーい!」
エルフナイン「いきます!、、、、、、えい!」
エルフナインの手は空を切る、ボールは地面に落ちてしまう。
エルフナイン「なんでだろう?強いサーブを打つための知識はあるのですが、、、」
シン「もっと力ぬいていいぞ?」
エルフナイン「実際やってみると全然違うんですね、、、、、、」
マリア「背伸びをして誰かの真似をしなくても大丈夫」
シンとマリアは頭を撫でる。
エルフナイン「はう~、ずびばぜん」
マリア「弱く打っても大丈夫、大事なのは自分らしく打つことだから」
シン「だな、もしボールが帰ってきてもそれを俺達が返せばいいだけだ、エルフナインの好きなようにやりな」
そのやり取りを見ていたセレナ達は
セレナ 切歌 調「(完全に親子になってる(デース))」
未来「ところでなんで師匠はシャツ脱がないんですか?」
シン「え?ああ、、、、、、」
調 「確かに」
奏 「暑苦しいから脱いじまいなよ」
切歌「そうデース!」
シンは少し迷う、だがやがて仕方ないといい
シン「わかった、脱ぐよ」
シンはシャツを脱ぐ、シャツの下には引き締まった筋肉、腹筋。そして無数にある傷痕、中でも目を引くのは右肩から胸にかけての大傷の痕
響 「うはー!すごい筋肉!」
エルフナイン「ガチガチです、、、、、、」
エルフナインはシンの腹筋を指でつつく。翼やクリスは羨ましそうにしている
マリア「もしかして脱がなかったのは、、、、、、」
シン「傷痕見せることになるからだよ、まぁいいんだけどさ」
シンは涼しくなったと呟く
奏 「なんか悪いな、、、、、、」
シン「ん?なにが?」
奏 「見られたくなかったんだろ?」
シン「いや別に?ただ反応が読めてたから控えてただけだよ、つか響と未来に至っては見られてるしな、つかクリスは見慣れてんだろ」
クリス「べ、別に見なれてねぇよ!!」
顔を真っ赤にして怒るクリス
響 「湊ちゃんの家にお泊まりした時ですね〜あの時より筋肉凄いですよ!前も凄かったけど」
未来「本当にムキムキですよね、服の上からじゃわからないけど」
翼 「あ、ああ、そうだな」
翼はシンを直視していない、顔も赤くしている、そんなこんなでビーチバレーは本格的なバトルになって行った。疲れパラソルの下で休む面々
クリス「どこのどいつだ?途中から本気になったのは、、、、、、」
シン「お前も本気になってたろ」
エルフナイン「晴れてよかったですね」
未来「台風が通り過ぎたおかげだよ」
切歌「日頃の行いデース!」
響 「ところで皆さんお腹すきません?」
翼 「だがここは政府保有のビーチ」
マリア「一般の海水浴客がいないと必然売店の類も見当たらない」
ならばやる事は1つ、戦慄が走る。
シン 響 翼 クリス 奏 マリア 切歌 調 セレナ 湊 エルフナイン「コンビニ買い出しジャンケンポン!!」
シン 響 未来 クリス マリア セレナ 奏 湊エルフナインはグー、切歌と調はチョキそして翼は
響 「ぷっ、、、、、、翼さんがへんなチョキ出して負けてるし!」
翼 「変ではない!カッコイイチョキだ!!」
エルフナイン「おお〜」
奏は爆笑、シンも苦笑している。
調 「斬撃武器が」
切歌「軒並み負けたデス!」
マリア「好きなものばかりじゃなくて塩分とミネラルを補給できるものもね、あと翼はこれを」
翼にマリアはサングラスを渡す
マリア「人気者なんだからこれかけていきなさい」
翼 「母親のような顔になってるぞ、マリア、、、、、、」
シン「仕方ないから俺も行くよ」
セレナ「ジャンケンの意味ないですね、、、、、、」
sideシン 翼 調 切歌
シン達はコンビニでお菓子や飲み物を買う
シン「あ!おいこら切歌!お菓子ばっかり入れるな!調もしれっと入れてるし!?」
翼 「野上これはいいか?」
シン「スイカか、、、、、、塩分と糖分両方取れるからいいぞ」
切歌「これもデース!」
シン「海でコーラとかアホか!ダメ!せめてラムネにしろ!」
調 「ならこれで」
シン「抹茶!?なんで!?」
翼 「月詠、暁、、、、、、ふざけるのは大概にしろ?野上これでいいか」
シン「スポドリだな、OK」
シンは両手のカゴに入れた物を会計する。
調 「切ちゃん好きなのばっかり」
切歌「こういうのを役得と言うのデース」
翼 「野上、少々甘いのではないか?」
シン「う、まぁ確かにな、、、、、、でもさこいつらこういうの沢山食べられなかったろうしさ、、、、、、」
翼 「娘に弱い父親のような顔をしているぞ、野上、、、、、、」
シン達は響達の元に戻ろうと道を歩く、すると
通行人「昨日の台風かな」
通行人「お社も壊れたってさ」
一軒家だろうか、丸々が破壊されている、家だけではなく神社も荒れ果てている。シンは怪訝そうに
シン「台風、じゃなさそうだな、、、、切歌、調これ頼む、先に戻って伝えてくる」
シンはそういい荷物を切歌と調に預け走っていく
切歌 調「重い(デース)、、、、、、」
翼 「自業自得だ」
side響 未来 クリス マリア セレナ 奏 湊 エルフナイン
エルフナイン「皆さん特訓しなくてもいいんですか?」
響 「まーまーエルフナインちゃん!遊ぶのも特訓のひとつだよ?」
エルフナイン「暴走のメカニズムを応用したイグナイトモジュールは3段階のセーフティーにて制御される危険な機能でもあります。自我を保つ特訓を、、、、、、」
しましょうと言おうとした瞬間、海から柱が上がるその上には自動人形、ガリィが立っていた
ガリィ「夏の思い出作りは充分かしら?」
エルフナイン「ガリィ!」
響とクリスはシンフォギアを纏う、クリスがガリィを撃ち抜くが
響 「クリスちゃん!あれはただの水の分身だよ!」
クリス「ちっ!クソうぜぇな!」
ガリィ「今回の獲物はアンタ達じゃないの〜どけよオラ」
水からガリィが出現し2人を吹き飛ばす。ガリィはアルカノイズの召喚石を取り出す、響はマリアに
響 「マリアさん、奏さん!みんなをお願いします!」
奏 「わかった!あんま無理すんなよ!」
そういいほかの皆を連れ走り出す。
響 「キャロルちゃんからの命令もなく動いているの!?」
ガリィ「さぁねぇ?」
ガリィの召喚石からアルカノイズが現れ響達に襲いかかる。2人はノイズを倒していくがガリィがいないことに気づく。
side シン マリア 奏 セレナ 湊 未来 エルフナイン
ガリィ「見つけたよ、ハズレ奏者」
ガリィはマリア達に追いつく。奏とマリアは湊達を守るように前に出る。
マリア「奏、ここは私に」
奏 「、、、、、、わかった、こいつらはあたしに任せな」
セレナ「マリア姉さん、私も戦うよ」
マリア「セレナ、、、、、、わかったわ、でも無茶はしないで」
セレナ「うん!」
奏はロンゴミニアドを纏い湊達を守る、ガリィは手に氷を纏わせ剣のようにしマリアを切り裂こうとする。
マリア「Seilien coffin airget-lamh tron」
BGM 銀腕・アガートラーム
マリアのパンチがガリィの頬を打ち抜く。左腕のガントレットから徐々に銀腕・アガートラームが形成されていく。
奏 「それが」
エルフナイン「新生アガートラームです!」
セレナはロードキャメロットを取り出し
セレナ「Seilien coffin lordcamelot tron」
ガリィはなんとか着地しアルカノイズを出現させ
ガリィ「へぇ?今回はそこの盾女も戦うんだ?前の時みたく失望させないでよ?」
マリア「言われるまでもない!」
セレナ「勝たせてもらいます!」
マリアはガントレットから剣を取り出し蛇腹剣へ変えノイズを一気にノイズを蹴散らす。セレナは盾を使いシールドバッシュでノイズを倒す
未来「凄い!」
湊 「セレナさんも強い!」
マリア「(特訓用のリンカーは効いている、、、今のうちに!)」
マリアは残ったノイズを全て倒す。それを見ていたガリィは
ガリィ「わー私負けちゃうかもー」
そう言った瞬間マリアの後ろに回り込み
ガリィ「なんてね」
ガリィがマリアを殴ろうとした瞬間
シン「おらぁ!!」
シンがガリィを蹴飛ばす。
シン「悪い!遅れた!」
湊 「兄さん!」
ガリィ「またお前かよ!お呼びじゃねぇんだよォ!」
シン「知るかよそんなこと」
シンはビルドドライバーを取り出し腰に巻く。2つのボトルを取り出し振り成分を活性化させ
ウルフ!!
スマホ!!
ベストマッチ!!
Are you ready?
シン「変身!」
つながる一匹狼!!スマホウルフ!!イエーイ!!
シンはスマホウルフに変身する。腕の大型スマホからアプリを出しガリィを取り囲もうとする。ガリィは氷でアプリを次々と落としていく。
湊 「なんでアプリ出てくるんですか!?」
シン「俺が知るか!クソっ!追いつく前に落とされる!マリア!俺が隙を作るからイグナイトを!」
マリア「ええ!!」
マリアはコアを外し
マリア「この力で決めてみせる!イグナイトモジュール抜剣!」
マリアはダインスレイフの呪いを受ける。
マリア「弱い自分を、、、、、、殺す!!」
マリアはダインスレイフの呪いを受けきれず
マリア「ガ、ガァァァァ!!」
セレナ「マリア姉さん!」
セレナはコアを取り外し
シン「セレナ!?ダメだ!」
セレナ「イグナイトモジュール抜剣!」
セレナもイグナイトを使う、だが
セレナ「グゥゥゥゥウァァア!!!」
二人ともイグナイトの呪いに勝てず見境なく暴れ出す。
シン「マリア!セレナ!力をコントロールしろ!」
シンはアプリで拘束しようとするが破壊されてしまう。
ガリィ「獣と堕ちやがった、、、、、、」
シン「クソっ」
シンはボトルを抜きラビットタンクスパークリングを取り出しドライバーに挿す
ラビットタンクスパークリング!!
Are you ready?
シン「ビルドアップ!」
シュワっとはじける!!ラビットタンクスパークリング!!イエイイエーイ!!!
スマホウルフからスパークリングにビルドアップし2人を抑え込む。
シン「目を覚ませ!呪いなんかに負けんな!」
マリアとセレナにはシンの声は届かずシンに襲いかかる。ゼロガッシャーを取り出しマリアの攻撃を捌く。セレナも背後から狙ってくるがドライバーから4コマ忍法刀を出して逆手に持ち受け止める。
シン「ちっ!ダメか!、、、、、、少し痛いぞ!我慢してくれ二人とも!」
シンゼロガッシャーと4コマ忍法刀をドライバーに戻しは2人から距離を取りレバーを回す。
レディーゴー!!スパークリングフィニッシュ!!!
ワームホールで2人を作り出し拘束、その中をシンは潜り加速して2人にキックを入れる。その際にパンドラボックスの力、強制解除させる能力を使い2人のシンフォギアを解く。
シン「大丈夫か!?」
セレナ「ゲホッゲホッ、、、、、、は、はい」
マリア「はぁ、はぁ」
ガリィ「がっかりだよハズレ奏者とその妹」
シンは2人を守るように前に出る。だがガリィは転移結晶を取り出し割る。
ガリィ「今回は見逃してあげる、けどね?」
ガリィは消える寸前で
ガリィ「次は本気で貴女の大切な物全部壊してあげる」
そういいガリィは姿を消す。マリアは倒れ込んでしまい
セレナも座り込む。
シン「大丈夫か?」
シンはマリアに駆け寄る。
マリア「勝てなかった、、私は何に負けたのだ、、、、、、?」
シン「マリア、、、、、、」
side 響 翼 クリス 奏 切歌 調 湊
研究所に戻った奏者達
翼 「主を失ってなお襲い掛かる人形、、、、」
調 「どうして優位に事を運んでも撤退を繰り返してるのだろう」
切歌「言われてみれば、、、、、、とんだアハ体験デス!」
クリス「一々盆が暗すぎんだよな」
湊 「気になるのはマリアさんの様子も、、、、、、」
響 「力の暴走に飲み込まれると頭の中まで黒く塗りつぶされて何もかもわからなくなってしまうんだ、、、、、、」
響はガングニールに飲まれた経験がある。
切歌「そう言えばマリアとセレナは何処デス?」
調 「シンとエルフナインもいない」
sideシン マリア セレナ エルフナイン
マリアはセレナと2人で浜辺へ出ていた。
マリア「(私が弱いばかりに魔剣の呪いに抗えないなんて、、、、、、強くなりたい)」
セレナ「(マリア姉さんを守りたかったのに、、、、、、それなのに私は暴走して、、、、、、)」
2人が暗い表情で考え込んでいると
エルフナイン「いきます、、、、、えい!」
シン「よっと!さっきより良くなったぞ」
海岸沿いでシンとエルフナインがバレーボールを使って遊んでいる。多分シンがエルフナインの練習に付き合っているのだろう
エルフナイン「本当ですか!」
シン「うん、なんて言うか、そうだな、、、、、、さっきまでは強く打つことを考えてたろ?」
エルフナイン「はい」
シン「でも今は自分なりに考えて打ってる」
エルフナイン「でも強い球では、、、、、、」
シン「いいんだよ、強くなくて」
マリア セレナ「(え?)」
シン「確かに強く打てれば点数にもなるし相手を本気にさせられるさ」
エルフナイン「じゃあ」
シン「でもそれだけなんだよ」
エルフナイン「???」
シン「強さは人それぞれ、エルフナインの思う強さと俺の思う強さは多分違うしな」
エルフナイン「シンさんの思う強さとは?」
マリア「それは私も聞きたい」
セレナ「私も!」
シン「マリア」
エルフナイン「セレナさん」
シン「これは俺の考え方だぞ」
マリア「構わないわ」
セレナ「はい!」
シン「俺の強さって言うのは自分らしくあることだと思う」
マリア「自分、らしく?」
シン「そう」
セレナ「それが強さとどう、、、、、、」
シン「、、、、、、昔俺は言われるがまま戦ってた頃がある」
エルフナイン「シンさんが?」
シン「うん、そんときにさ、自分の信念を持った人達にコテンパンにやられたんだよ、お前が欲しかったものはそんな力かってさ、マリアには前に話したよな」
マリア「ええ」
シン「まぁそんな事があって俺は自分を忘れなければ必ず強くなれるってわかったんだよ」
マリアが何かを言おうとした瞬間
ガリィ「話は終わったかしら?ハズレ奏者とその妹」
シン「ガリィ、、、、、、」
シンがドライバーを取り出そうとするとマリアがそれを遮る
シン「マリア?」
マリア「私に、私達にやらせて」
セレナ「シン義兄さんの言ったことが本当かどうか確かめたいんです」
シン「、、、、、、わかった」
シンはエルフナインをつれ後ろに下がる。
マリア「Seilien coffin airget-lamh tron」
セレナ「Seilien coffin lordcamelot tron」
アガートラームとロードキャメロットを纏う二人。
マリア「ハズレかどうか」
セレナ「今教えてあげます!」
ガリィ「かかってきなよ」
ガリィは召喚石からアルカノイズを出現させる。マリアとセレナはノイズに向かっていく
side 響 翼 クリス 奏 切歌 調 湊
響達の元にマリア達が戦闘を行っているという情報が入る。キラと緒川が途中で合流しマリア達の元に向かおうと走っていると、緒川が何かを感じ取る。
緒川「風、、、、、、?」
未来「どうかしたんですか?」
緒川「いえ、、、、、、大丈夫です、きっと」
だが緒川はここで戻るべきであった、施設にはもうキャロルの刺客が入り込んでいるとも知らずに
sideシン マリア セレナ エルフナイン
マリア「はぁぁあ!!」
マリアはアガートラームから抜いた剣を蛇腹剣に変えガリィを狙う。ガリィはノイズを盾にし氷を放つ。セレナがマリアの前に出て盾で氷を弾く。ガリィは魔法陣から水流を打ち出す。負けじとセレナは盾で耐えるがガリィは水流を氷に変えセレナとマリアの身動きを取れなくしようとする。マリアが剣で氷を破壊するも再度氷結しマリアの体を固めてしまう。
セレナ「マリア姉さん!」
ガリィ「てんで弱すぎる!そんなんでその力あんたに使えるの?」
マリア「私はまだ弱いまま…どうしたら強く…!」
シン「マリア!」
マリアはシンを見る。シンはマリアを見つめるだけ
マリア「シン、、、、、、」
シン「お前はお前だ!誰かにはなれないしなる必要も無い!」
マリア「私は、私」
エルフナイン「セレナさん!」
セレナ「エルフナイン?」
エルフナイン「シンさんの言う通りです!大事なのは自分らしくある事です!」
マリア「弱い、、、、、、そうだ、強くなれない私シンが気づかせてくれた。弱くて、自分らしくあること。それが強さ!」
セレナ「マリア姉さんの為だけじゃない、自分が誰かの光になりたい、、、、、、!」
BGM 銀腕・アガートラーム(マリア、セレナデュエットバージョン)
マリア「シンは私達を信じてくれた!エルフナインは戦えない身でありながら行動を起こし希望を届けてくれた。そこで聴いていてほしい!貴方達の勇気に答える歌だ!セレナ!!」
セレナ「うん!マリア姉さん!一緒に強くなろう!」
マリアとセレナはコアを外し
マリア セレナ「イグナイトモジュール抜剣!!」
コアが胸に突き刺さる。ダインスレイフの呪いがマリアとセレナを飲み込もうとする。
マリア「(狼狽える度偽りにすがってきた昨日までの私)」
セレナ「(マリア姉さんが1番辛い時に私は何も出来なかった)」
マリア「そうだ!私らしくあることが強さであるなら!」
セレナ「過去は変えられない、でも未来は変えられる!」
マリア「私は弱いままこの呪いに反逆してみせる!」
セレナ「未来とみんなの為に呪いなんかに負けない!」
マリアとセレナはダインスレイフの呪いに打ち勝ちイグナイトモジュールを使用することに成功した。
ガリィ「弱さが強さだなんてトンチを効かせすぎだって!」
ガリィは再びアルカノイズを出現させる。マリアはガントレットに剣を刺し直し弾丸を連射する。ガリィは回避するがセレナが先回りし行く手を阻みマリアがガリィを二つに切り裂く。
エルフナイン「やった!」
シン「いやまだだ!」
マリア「分かってるわ!セレナ!」
セレナ「うん!はぁぁあ!!」
ガリィは水の分身を出現させる。セレナは盾を回転させ風を起こし水分身を吹き飛ばす。その中で残ったガリィをマリアは殴ろうとする。
ガリィ「あたしが一番乗りなんだから!」
ガリィはマリアの拳を魔法陣で受け止める。ガリィがニヤリと笑う、が
マリア「今戦っているのは、私だけじゃない!」
マリアがそう言うとマリアの後ろから盾を構えたセレナが突進してくる、マリアは横にずれ避ける。盾と魔法陣がぶつかり、魔法陣が割れる。マリアはすかさずしたから潜り込みガリィの顎を打ち抜き空へ吹き飛ばす。
シン「いけ!マリア!!」
マリア「ええ!セレナ!」
セレナ「いっけぇぇえ!!」
セレナは盾にマリアを乗せ投げ上げる。マリアは左腕のアーマーに接続したアームドギアを大剣状に変形させ、ブースターで突撃しつつすれ違い様に対象を斬り裂くSERE†NADEでガリィを真っ二つにする。
ガリィ「た、ただじゃやられない!1番ノリなんだから!」
ガリィの体が膨らみ始める。
エルフナイン「セレナさん!」
セレナ「其は全ての疵、全ての怨恨を癒す我らが故郷、顕現せよ!LORD†CAMELOT!!」
セレナが盾を地面に立てる。すると城壁がシン達を守るように現れる。ガリィの爆発はシンとエルフナインに届く前に消えてなくなる。マリアとセレナはギアを解除しその場に座り込む。すると響達が駆けつけ
翼 「自動人形を倒したのか?」
マリア「どうにかこうにかね」
セレナ「へろへろです〜、、、、、、」
シン「お疲れ様」
エルフナイン「これがマリアさんとセレナさんの強さ、、、、、、』
マリア「弱さかもしれない。でもそれは私らしくあるための力だ、、、、、、それに気づくかせてくれたのはシン、貴方よ」
シン「俺はなんもしてないよ」
マリアは立ち上がりシンに抱きつき
マリア「ありがとう」
シン「え、っと、、、、、、どういたしまして?」
セレナ「エルフナインさんもありがとう」
エルフナイン「はい!」
sideシン キラ 響 翼 クリス 奏 マリア 切歌 調 セレナ 未来 湊 エルフナイン
夜になりシン達は浜辺へ出て花火をしていた。線香花火やロケット花火、ネズミ花火など多種多彩
翼 「充実した特訓であったな」
クリス「本気で言ってんすか、、、、、、」
響 「充実も充実!おかげでお腹が空いてきたと思いません?」
エルフナイン「いつもおなかすいてるんですね、、、、、、」
エルフナインにまで呆れられる響。
シン キラ 響 翼 クリス 奏 マリア 切歌 調 セレナ 未来 湊 エルフナイン「コンビニ買い出しジャンケンポン!」
響を除くみんなが出したのはチョキ、響はパー
クリス「パーとは実にお前らしいな」
響 「拳の可能性を疑ったばっかりに、、、、、、」
シン「ったくしょうがねぇなぁ、一緒に行ってやるよ」
湊 「私も」
未来「私も付き合ってあげる」
そういい4人はコンビニへと歩き出す。
シン「星が綺麗だな〜」
湊 「そうですね」
未来「響、月が海に反射してるよ」
響 「ホントだ!おっきい!」
そんな話をしながらコンビニに到着する。シンが海の方にふと目をやると浜辺に誰かが倒れ込んでいた。
シン「嘘だろ、、、、、、」
湊 「兄さん?」
シン「誰か倒れてる!」
シンはそういい走り出す。響達もシンの後を追って走る。
シン「おい!しっかりしろ!」
? 「うっ、、、、、、」
シンが仰向けから起こす。
シン「っ!?」
未来「師匠?」
シン「なんでアンタが、、、、、、」
倒れていたのはカナード・パルス、仮面ライダーグリスとしてシン達と激闘を広げた人物だった。
to be continued
作者「ビルド大図鑑〜」
シン「はぁ?」
作者「今回からこの小説にでてくる仮面ライダーを紹介しようと思います!まずはコチラ!」
ラビット!!
タンク!!
ベストマッチ!!
Are you ready?
鋼のムーンサルト!!ラビットタンク!!
スペック
パンチ力 9.9t(右腕)/17.0t(左腕)
キック力 23.7t(右足)/17.8t(左足)
ジャンプ力 ひと跳び55m
走力 100mを2.9秒
仮面ライダービルドのベストマッチフォームの一つにして基本形態。ラビットとタンクのフルボトルをビルドドライバーに装填することで変身する。
容姿
ラビットフルボトル
イメージカラーは赤。
複眼はウサギの横顔を模しており、耳がアンテナ風になっている。
左肩にもウサギの耳のような意匠がありマフラーに見える。
左足にはバネが内蔵されている。
タンクフルボトル
イメージカラーは青。
複眼は戦車を模しており、砲身がアンテナ風になっている。
左肩にも砲身のような意匠がありマフラーに見える。
右足はキャタピラ状になっている。
この他にも胸部を保護し、物理攻撃による衝撃から身を守る『パンツァーチェストアーマー』や、接触した相手を戦車の砲撃に匹敵する威力で内部機構を破壊する『BLDインパクトショルダー』など戦車の攻撃力と防御力を備えている。
ラビットフルボトルとタンクフルボトルの成分に加え、パンドラボックスの成分を組み合わせた強化形態ラビットタンクスパークリングフォームが登場する。
作者「ビルドの基本フォームとして使われてるね」
シン「シンプルに使いやすいからな」
作者「必殺技はボルテックフィニッシュ、タンクの右足でのライダーキックで、命中した際キャタピラの回転で追加ダメージを与える。プロローグ3では地面深く潜り隆起した地面から跳躍、x軸でスマッシュを拘束し放物線の上を滑るように加速し途中の点mでさらに加速する、という演出がなされた。ライダーキック(物理)まぁよくx軸による拘束、地面の隆起などが省略する。恐らく地面に潜る能力は巣穴を掘るウサギの生態から、坂を下るようなキックは塹壕を走破する戦車の能力からきたものだろう」
シン「空想科学読本の柳田理科雄氏によれば「スペック的に普通のキックの方がいいが、x軸で固定されているため蹴った時のエネルギーの逃げ場がないためダメージが大きい。」であるため物理的に(多分)間違ってはいないらしいぞ」
作者「平成ライダーの中ではそこそこのスペックだよね」
シン「まぁスペックなんてインフレするし、、、、、、」
作者「メタい!ま、まぁ第一回目はこんなとこでしょ!」
シン「これから続けるなら、頑張れよ」
作者「精進します」
シン「それじゃあ今回はここまで!付き合ってくれてありがとな!」