戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年   作:ストライカーシグマ5

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作者「カズミィィィィン!!ヒゲェェェ!!」
シン「またやってるし、、、、、、翼」
翼 「ああ」羅刹零ノ型作者に叩き込み
作者「ゴハァッ!はっ!俺は一体」
シン「ギャグ補正ってすごいな本当に治った」
作者「なんだっけ、翼がシンに惚れてるって話だっけ」
翼 「っ!」蒼ノ一閃放ち
作者「ギャフン!?」
シン「あー、作者が使いもんにならないので第30章に行きます、どうぞ〜」


第30章 嵐の中で輝いて

sideクリス 切歌 調

切歌「だだっ広いデース」

クリス「ピクニックじゃねーんだ、行くぞ」

シン達が戦闘を行っている頃クリス達は深淵の竜宮にたどり着いた。マリアとカナードは念の為に船に残った。エルフナインから通信が入る。

エルフナイン「キャロルの狙いを絞り込めば対策を打つこともできるかも…止めてください!」

クリス「って言われてもよ、その狙いってなんなんだよ」

エルフナイン「ヤントラ・サルヴァスパ!」

切歌「発音出来ないデース、、、、、、」

弦十郎「なんだそれは?」

エルフナイン「あらゆる機械の起動と制御を可能にする情報集積体。キャロルが手に入れればチフォージュシャトーは完成してしまいます!」

友里「ヤントラ・サルヴァスパの管理区域割り出しました!え!?」

弦十郎「どうした!」

友里「既にヤントラ・サルヴァスパは敵の手にあるようです、クリスちゃん達が到着!」

クリス「ちっ!遅かったか!でもな!」

クリスはガトリング砲とミサイルを出してキャロルを狙う。キャロルはバリアで弾く。レイアがアルカノイズの出して防戦する、切歌と調がアルカノイズを倒しながらキャロルに攻撃を仕掛ける、キャロルはバリアで弾くが

拒絶反応でバリアを解除してしまいヤントラ・サルヴァスパを手放してしまう。その隙を見逃さなかった調がα式・百輪廻でヤントラ・サルヴァスパを斬り裂く

キャロル「ヤントラ・サルヴァスパが!」

破壊されたヤントラ・サルヴァスパに気を取られたキャロル、次はクリスが

クリス「その隙は見逃さねぇ!」

MEGA DETH QUARTETを放つクリス

レイア「マスター!」

キャロルは反応出来ず直撃する。煙が舞い上がる、しかしクリスのミサイルを受け止める者がいた

クリス「何がどうなってやがる!」

? 「久しぶりの聖遺物」

ミサイルを片手で止めミサイルを吸収する。もう片手で顔を覆う男は

? 「この味は甘くとろけて癖になるぅ~」

調 「嘘、、、、、、」

? 「嘘なものか。僕こそが真実の人~」

男は顔から手を離し

ウェル「ドクター・ウェぶへっ!?」

名乗りを上げようとしたウェルが何かにぶつかりぶっ飛んでいく

シン「間に合ったか!?」

ウェルにぶつかったのはビルドロケットパンダに変身したシンだった

 

 

 

 

 

sideシン

シンは翼達と別れ深淵の竜宮に向かっていた。

シン「間に合え、、、、、、!ここか!」

深淵の竜宮上空に到達したシンはクジラジェットにボトルを変え海に入る

シン「弦十郎さん聞こえますか!」

弦十郎「シン君!」

シン「これから深淵の竜宮内に突入します」

弦十郎「わかった!ゲートを開けておく!クリス君達を頼む!」

シン「はい!」

海中から施設内に侵入したシン。ロケットパンダにボトルを替え跳ぶ。通路を抜けるとミサイルを取り込んだウェルが高笑いをあげようとしてた為そのまま加速し

ウェル「ドクター・ウェぶへっ!?」

ウェルの顔面を横からぶん殴って止まる

シン「間に合ったか!?」

 

 

 

sideシン クリス 切歌 調

ウェル「お、お前は!」

シン「アンタ!、、、、、、ええと、あ〜、、、、、、う〜んと」

切歌「思い出せないんデスか!?」

シン「そ、そんなことないぞ?あれだよな!ネフィリムの腕の奴!ウェイ、じゃなくて、ロイ、でもなくて」

切歌「どんどんかけ離れていってるデス、、、、、、」

調 「ドクターだよ、ドクターウェル」

シン「そうだ!」

ウェル「貴様舐めてるのかァ!」

ぶん殴られたウェルは立ち上がり叫ぶ、切歌と調はすごく嫌そうな顔をする

ウェル「ふん!旧世代のリンカーぶっ込んで騙し騙しのギア運用というわけね、優しさでできたリンカーは僕が作ったものだけ~そんなので戦わされてるなんて不憫すぎて笑いが止まらん~!」

シン「いや、キラさんが今作ってるが、、、、、、」

ウェル「うるさァァあい!」

切歌「不憫の一等賞が何を言うデス!」

クリス「私の一発を取ってくれたな」

シン「クリス?」

クリスは怒りの表情を見せている。

クリス「(後輩の前でかかされた恥は100万倍にして返してくれる!)」

クリスがガトリングをウェルに向ける。だが切歌が

切歌「待つデスよ!専用LiNKERを作れるのは、、、、、、」

ウェル「そうとも!僕に何かあったらLiNKERは永遠に失われてしまうぞ!」

シン「だったらキャロル共々無力化して拘束するだけだ」

ラビットタンクスパークリングにビルドアップしホークガトリンガーとドリルクラッシャーガンモードを取り出す。

キャロル「ぽっと出が勝手に話を進めるな」

キャロルはアルカノイズを出す

クリス「2人が戦えなくったって!」

シン「お、おい!」

問答無用の射撃、次々とアルカノイズを倒していく。バリアをはるキャロルの後ろに逃げるウェル

レイア「その男の識別不能。マスター、指示をお願いします」

ウェル「敵でも味方でもない!英雄だ!!」

クリス「だったら英雄様にさっきよりデカイの纏めてくれてやる!」

クリスはさっきよりも大きいミサイルを作り出す。だが

シン「バカ!こんな所でそんなもん使ったらどれだけの被害が!」

シンの言葉でクリスはミサイルを引っ込める

ウェル「そうだ、何のつもりか知らないがそんなの使えば施設も僕も海の藻屑だぞ!なんてね」

キャロル「レイア。この埒を開けてみせろ」

レイアはコインを撃ちまくる。クリスも負けじとコインを撃ち落とす。

クリス「後輩なんかに任せてられるか!ここは先輩のあたしが!」

シン「何こだわってんだ!今はキャロルを」

クリス「うるせぇ!!途中から来といてでしゃばんな!!」

クリスは火力を上げ弾丸をばら撒く。レイアが回避しながら走るのでクリスは追うように撃つ。白煙を上げながらも撃つのをやめない

調 「ばらまきでは捉えられない!」

切歌「落ち着くデスよ!」

クリスの耳には2人の声は届いていない。ガトリングを振り回していると調にぶつかりそうになる。切歌と調、そして当の本人のクリスは反応しきれずぶつかりそうになり

ガキィン!

シン「いい加減にしろよ、クリス。こいつら諸共巻き込む気か」

ドリルクラッシャーブレードモードでガトリングを弾きあげたシン。そしていつの間にか姿を消したキャロル達

クリス「、、、、、、あいつらはどこに消えた!」

調 「きっとここから」

調が指を指す方向を見ると地面に穴が空いている。シンは変身を解除する。クリスは苛立ちながら

クリス「後輩の力なんかあてにしない!お手手つないで仲良しごっこじゃねーんだ。私一人でやってみせる!」

調と切歌は黙り込んでしまう。その瞬間

パァン!

乾いた音が鳴り響く。3人は驚いた表情をする。音の正体はクリスの頬をはたいたシンの手

クリス「なにしやが」

シン「お前ふざけた事言ってんじゃねぇぞ!!!」

シンの怒りを孕んだ声がクリスにぶつけられる。

シン「お前が何にこだわってるか知らないけどな!お前の行動一つで仲間を危険に晒すんだぞ!!」

クリス「だからあたしが1人で!!」

シン「1人で勝てる相手か!!」

クリス「勝ってみせる!!」

2人が言い合いをしていると端末に連絡が入る。

弦十郎「状況は?」

シン「キャロルは逃亡、それにあのドクターウェルも」

弦十郎「ドクターだと!?」

友里「ドクター・ウェル、、、、、、隔離情報が公開されていれば」

藤尭「ネフィリムの力も健在…厄介だな」

エルフナイン「最後のパーツ、ヤントラ・サルヴァスパが失われたことでチフォージュ・シャトーの完成を阻止できました。なのにキャロルはまだ、、、、、、」

シン「なぁ、エルフナイン」

エルフナイン「は、はい!」

シン「前にキャロルはこう言ってた「父に託された命題」って、あれどういう事なんだ?」

エルフナイン「、、、、、、パパは少し抜けたところはあるものの温和で優しく、人々のために錬金術を使い、多くの人を救ってきました。でも他の人達はそれを人の身に過ぎた異端と見なされ、火刑に処されました。しかし、それでも人を恨んだり憎んだりすることはなく、キャロルに命題を託しました。錬金術は原初の言葉を失った人々が相互理解するための術として生み出された。錬金術の理は世界を知り、人の相互理解のための術。パパはそれを良く理解し、キャロルにも「人と人が分かりあうために」と自身の錬金術の目的を語っていました。キャロルはパパを深く愛していた。それゆえに、父から託された命題を解き明かすことを目的として生きている。しかし、同時に彼女はそんな父を奪った世界への憎しみを忘れることは出来なかった」

シン「、、、、、、」

エルフナイン「お願いします、キャロルを、僕の家族を止めてください、、、、、、」

通信機越しにエルフナインの声が震える

シン「エルフナイン」

エルフナイン「はい、、、、、、」

シン「必ず俺がキャロルを止めてみせる。そんでお前の前に連れていく、約束だ」

 

 

 

 

sideキャロル

回想

エルフナイン「チフォージュ・シャトーは僕達のパパの意思を継ぐためだったはず!世界をばらばらにするなんて聞いてません!」

キャロル「いかにも。チフォージュ・シャトーは錬金技術の粋を集めたワールドデストラクターにして巨大なフラスコだ」

エルフナイン「僕を騙すつもりで、、、、、、」

キャロル「さて。そうと知ってどうする?力のないお前が俺を止めてみせるのか?」

エルフナイン「、、、、、、それでも僕が思い出のパパを大好きなように貴方もパパのことが大好きなはずです」

キャロル「おまえ、何を?」

エルフナイン「パパは世界をバラバラにすることなんて望んでなかった!望んでないことを貴方にさせたくない!」

キャロル「思い出を複写されただけの廃棄躯体風情が、、、、出来損ないの娘の語ることではないと覚えよ!お前をシャトー建造の任より解く。後は好きにするがいい」

回想終了

目を開くとレイアが自分を抱えていた

キャロル「ん、、、、、、俺は、落ちていたのか?」

レイア「またしても拒絶反応です。撤退の途中で意識を

高レベルフォニックゲイナーが複数揃う僥倖にはやるのも理解できますが、、、、、、」

キャロル「杞憂だ」

キャロルはレイアから離れ立ち上がる

キャロル「知っているぞドクター・ウェル。フロンティア事変関係者の一人。そんなお前がなぜここに?」

ウェル「我が身可愛さの連中がフロンティア事変も僕の活躍もよってたかってなかったことにしてくれた!」

ウェルは左腕を見せ付けるように前に出し

ウェル「人権も存在も失った僕は人ではなく物、回収されたネフィリムの一部として放り込まれていたのさ!」

キャロル「その左手は?」

ウェル「イチイバルの砲撃も腕の力で受け止めたんじゃない。接触の一瞬にネフィリムが喰らって同化、体の一部として制御しただけのこと!」

キャロルはウェルの左腕を見つめる。そして

キャロル「面白い男だ。よしついてこい」

キャロルは手を出す。その手をウェルは握る

ウェル「ここから僕を連れ出すつもりかい?だったら騒乱の中に案内してくれ。英雄の立つ所だ」

キャロル「ネフィリムの左腕の詳細は追っ手を巻きつつ聞かせてもらおう」

ウェル「脱出を急がなくてもいいのかい?」

キャロル「奴等の動きは把握済み。時間稼ぎなど造作もない」

 

 

 

 

 

sideシン クリス 切歌 調

部屋の中に弦十郎の声が響く。先程の戦闘でクリスが考えなしに大火力のミサイルをはなとうとした事、頭に血が上り調を撃ちそうになったことを通信で伝えたところ弦十郎がクリスを説教する形となっていた。シンは壁に寄りかかって傍観している

クリス「ねむてー事言ってんじゃねぇぞ!オッサン!!」

弦十郎「ここを深海の施設だということを忘れるなと言っている!」

クリス「正論で超常と渡り合えるか!」

オロオロする切歌と調

切歌「し、シンどうにかしてデスよぉ」

シン「今のアイツに何言っても無駄だ、俺からすれば戦闘に出したくもない」

クリス「あ?」

シン「はっきり言って今のお前は足でまといだ」

クリス「ふざけんな!あたしのどこが足でまといだって!?」

クリスはシンの胸ぐらを掴む。

シン「言ったはずだお前の行動一つで仲間を危険に晒す」

クリス「なら1人で戦うだけだ!!」

シン「それじゃあダメだって言ってんのがなんでわかんない!!」

2人の口論はヒートアップしていく。切歌と調は呆れているそんな中友里が

友里「念のため各ブロックの隔壁やパージスイッチの確認をお願い」

切歌「こ、こんなにいっぺんに覚えられないデスよ!?」

調 「じゃあ切ちゃん覚えるのは二人で半分こにしよう」

切歌「おお!調は頭がいいデスね!それで行くデス!」

2人がマップを暗記し始めた瞬間

藤尭「セキリュティシステムに侵入者の痕跡を発見!」

クリス「そういう知らせを待っていた!」

 

 

 

sideキラ エルフナイン

シン達はキャロルの追跡を始める。だが追えど追えどその距離は縮まらない。

友里「まるでこちらの位置や選択ルートを把握してるみたいに、、、、、、」

藤尭「!まさか…本部へのハッキング!」

弦十郎「知らず…毒を仕込まれていたのか!?」

友里「それが仕込まれた毒…内通者の手引きだとしたら、、、、、、」

エルフナイン「ち…違います!僕は何も…!僕じゃありません!」

キャロル「いいやお前だよエルフナイン」

エルフナイン「え?」

突如エルフナインの体からキャロルが現れる。エルフナインは知らない、2人が繋がっている事を

エルフナイン「そんな、、、、キャロル、、、僕が、、、毒、、、、、、?」

キャロル「とはいえエルフナイン自身仕込まれた毒と知る由もない、俺がこやつの目を。耳を。感覚器官の全てを一方的にジャックしてきたのだからな?同じ素体から作られたホムンクルス躯体だからこそできることだ」

エルフナインは目を閉じ耳を塞ぐ。

エルフナイン「僕を拘束してください!いっそ僕を、、、、、、」

エルフナインが何を言おうかはわかった。だが

シン「んな事だろうと思った、、、、、、キラさん!」

キラ「呼ばれてとび出てジャジャジャジャーン!」

突如キラが本部内に現れる。

キラ「はい、エルフナインちゃんこれをつけて」

キラはエルフナインにあるものを渡す。それはイヤーカフス、エルフナインは言われた通りカフスを付けると

キャロル「なに!?」

キラ「僕らが錬金術師相手に何もしてないと思った?」

キャロルとエルフナインの体がひとつに戻りキャロルからエルフナインの得た情報が読み取れなくなる。

キラ「エルフナインちゃんは好きで情報を流してた訳じゃない」

友里「ならよかった。エルフナインちゃんが悪い子じゃなくて」

藤尭「敵に利用されただけだもんな」

エルフナイン「友里さん、、、、、、藤尭さん、、、、、、」

弦十郎「君の目的はキャロルを止めること。そいつを最後まで見届けること」

キラ「キャロルちゃん、まだ聞こえてるよね?そんな狡い手使っても僕らがいる限り無駄だよ?この天才物理学者がいる限りね」

キャロル「ちっ!」

 

 

 

 

 

sideシン クリス 切歌 調

なんとか距離を縮めキャロル達に追いつくシン達

調 「ここまでよ!キャロル!ドクター!」

切歌「さっきみたいにいくもんかデス!」

キャロルはアルカノイズを出して

キャロル「だが既にシャトー完成に必要な最後のパーツの代わりは入手している」

ウェル「子供に好かれる英雄ってのも悪くないが生憎僕はケツカッティンでね!」

切歌「誰がお前なんか!」

ラビットタンクスパークリング!!

Are you ready?

シン「変身!」

クリス「Killter Ichaival tron」

切歌「Zeios igalima raizen tron」

調 「Various shul shagana tron」

シュワっとはじける!!ラビットタンクスパークリング!!!イエイイエーイ!!!

シンはスパークリングのプルタブを3度引く

ビルドギア!!魔弓!!

Are you ready?

シン「アームドアップ」

ビルドギア魔弓を装備したシン。ボウガンでキャロルを狙い撃つ。それをコインで弾くレイア、クリスがハンドガンでレイアと接近戦をする、だが放つ弾丸は全て受け止められ蹴り飛ばされる

レイア「後は私と間もなく到着する妹で対処します」

キャロル「自動人形の務めを」

レイア「派手に果たしてみせましょう」

レイアはクリスに向かって走り出す。クリスも負けじと接近戦を挑む

切歌「まずいデス!大火力が使えないからって飛び出すのは!」

調 「駄目!流れが淀む!」

切歌と調が援護しようとするがコインを巨大化させたレイアはそれで2人を挟み込む。クリスは動揺し攻撃の手を休めてしまう

シン「切歌!調!」

シンは2人に近づく。息はしているものの体は動かせそうにない。

シン「クリス、2人を連れて下がれ」

シンはボウガンを持ちレイアに向ける。だがクリスは動かない

シン「クリス!聞こえてんのか!?」

クリス「(一人ぼっちが仲間とか友達とか先輩とか後輩なんて求めちゃいけないんだ、、、、、、残酷な世界がみんなを殺して本当の一人ぼっちになってしまう!)」

クリスは座り込み涙を流す

クリス「なんで、、、、、、世界はこんなにも残酷なのにパパとママは歌で世界を救おうとしたんだ」

レイア「暇があれば歌え!」

レイアはコインをトンファーにしクリスに叩きつけようとする。だが

ガキィン!

トンファーをボウガンで受け止めるシン

シン「はぁ、、、、、、まぁだそんなこと言ってんのかこいつ、、、、、、だ、そうだぞ?切歌、調」

切歌と調は立ち上がり

切歌「一人じゃないデスよ」

調 「未熟者で半人前の私達だけど傍にいれば誰かを一人ぼっちにさせないぐらいは」

切歌「後輩を求めちゃいけないとか言われたらちょっとショックデスよ」

調 「私達は先輩が先輩でいてくれること頼りにしてるのに、、、、!」

シン「お前が守りたいってのは痛いほどわかる、でもそれは誰かを頼っちゃいけないことじゃない」

シンはボウガンを連射し距離を取り

シン「こんなにもお前を頼りにしてくれてる奴らがいるんだ!その信頼に答えてやれ!クリス!こいつらだけじゃない!俺だってお前を信じてる!」

クリスは涙を拭いて立ち上がる。

クリス「そうか。あたしみたいなのでも先輩やれるとするならお前達みたいな後輩がいてくれるからなんだな!あたしを信じてくれるお前らがいるんだ!」

クリスはギアのコアを外す。イグナイトの起動状態にし

シン「行けるよなクリス?」

クリス「ああ、もう怖くない。イグナイトモジュール!抜剣!」

BGM TRUST HEART IGNITEバージョン

イグナイトを纏うクリス、ボウガンでレイアを牽制し接近戦

シン「ったく、もっとお前は素直になれっての」

クリス「うっせぇ」

シンとクリスのボウガンをぶつける。その時ビルドギアが輝き出す、ボトルホルダーのガトリングとロケットのボトルも同時に光り出す

シン「クリス、一気に倒すぞ」

クリス「おう」

ボウガンの薬莢排出部にボトルを差し込む

シン「ビルドギア・魔弓リミットリリース!」

ビルドギア・魔弓!!イチイバル!!

Are you ready?

シン「アームドアップイグニッション!」

撃ち落とせ魔弓!!撒き散らせ弾丸!!ビルドギア・魔弓!!イチイバル!!カモン!!

イチイバルのアウフヴァッヘン波形型のスナップライドビルダーが現れシンを挟み込む。両腕にガトリング、全身に装甲を装備しキャタピラを両足に履いた姿で現れる(イメージはEWヘビーアームズ改です)

シン「こりゃまた、大火力そうだな!」

レイア「なら地味にこいつらと遊んでいろ」

レイアはアルカノイズを召喚する

シン「ノイズは俺が」

クリス「任せたぜ!」

シン「任され、たぁ!!」

全砲門一斉射撃、それを見た切歌は

切歌「そんな滅茶苦茶火力使ったら!」

シン「安心しろ、この弾は」

放たれたミサイルや弾丸は施設を傷付けることなくノイズに全弾直撃する

シン「標的にしか当たらない」

ビルドギア魔弓を使う際ビルドのライダーシステムのFCS(ファイアコントロールシステム)が更新されロックオンや弾道予測などが追加された。

シン「つまりどんだけ撃っても壊す心配はないって事だ!」

レイア「ならばこれでどうだ?」

レイアは壁にノイズを寄せる

調 「これじゃミサイルの爆発で通路が!」

シン「成程、だったら!」

シンは肩と脚部のミサイルコンテナを解放する。放たれるミサイルは壁に向かって飛ぶ

切歌「壁にぶつかっちゃうデス!」

シン「安心しろ、そのミサイルは軌道を変えられる、行けロケットボム!」

ミサイルは壁にぶつかる寸前で起動を変え壁にそって真っ直ぐノイズを捉える。

レイア「ならばこいつはどうだ!」

レイアは飛行型ノイズを展開する。シンはキャタピラを回転させ前進しながらガトリングを放つ。面制圧をしてくるシンに対して為す術もなく崩れるノイズ。レバーを回すシン

レディーゴー!!!スパークリングフィニッシュI(イチイバル)!!!

シン「ぶっ飛べ!!フルバーストォ!!」

全弾発射しノイズ全てを倒す

シン「さて、ノイズはあらかた片付いた。クリス!」

クリス「オラァ!」

ボウガンとトンファーがぶつかり合う

クリス「(失うことの怖さから折角掴んだ強さも温かさも全部手放そうとしてたあたしを止めてくれたのは、、、、)」

クリスはボウガンをスナイパーライフルに変える。そして

レイア「ライフルで!?」

クリス「殴るんだよぉ!」

クリス「(先輩と後輩、、、、この絆は世界がくれたもの。そして守る強さ、世界は大切なものを奪うけど大切なものをくれたりもする!)」

切歌と調はクリスの戦いを見守る

クリス「(そうか…パパとママは少しでももらえるものを多くするため歌で平和を!)」

クリスは最大火力のMEGA DETH FUGAをレイアに向け撃つ。

レイア「諸共巻き込むつもりか!?」

クリスはミサイルに乗りレイアに接近する。

クリス「んなわけねぇだろ!」

ミサイルの中は空、クリスはボウガンを形態変化させガンブレードにし刀身にエネルギーを溜めた刃でレイアを斬り裂く。

切歌 調「やった!」

切歌と調はハイタッチする。クリスは2人に近づいて手を出す

クリス「ありがとな、こんなあたしを信じてくれて」

切歌「当たり前デスよ!」

調 「頼りにしてる」

切歌と調は手を握る。すると藤尭から連絡が入る

藤尭「この海域に接近する巨大な物体を確認!これは、、、、、、」

弦十郎「いつかの人型兵器か!」

シン「さっさと出た方が良さそうだな」

シンはガトリングを収納し切歌をクリスは調を抱え走り出す

切歌「デデデス!?なんで抱えるデスか!?」

シン「もうLiNKER切れるころだろ、さっさとイガリマ解除しろ」

調 「1人で走れる」

クリス「後輩が遠慮すんな、それより急ぐぞ!」

シン達はクリス達が乗ってきた潜水艇に向かって行く

ガガガガガガ

キャタピラの音が響く。

クリス「うるっせぇ!!??」

シン「仕方ないだろ、そういう仕様なんだから」

クリス「うるせぇくせしてあたしよりはえぇじゃねぇか!?」

シン「キャタピラなめんな、ついたぞ!早く乗れ!」

シンは切歌を下ろし潜水艇に入らせる

シン「弦十郎さん!」

弦十郎「友里!藤尭!」

藤尭「了解!」

シン「俺は自分で出ます!」

弦十郎「わかった!」

潜水艇とシンは海に出る。潜水艇を回収したプトレマイオスは浮上する。だがレイアの妹がプトレマイオスをねらい浮上してくる。

キラ「デカァ!?」

カナード「そんなこと言っている場合か!行くぞ!」

浮上と同時に甲板に出たキラとカナード

ドラゴンゼリー!!

ロボットゼリー!!

キラ カナード「変身!」

捻れる!!

溢れる!!

流れ出る!!

ドラゴンインクローズチャージ!!ブルゥァァァ!!

ロボットイングリス!!ブルゥァァァ!!

二人は変身しレイアの妹に対峙する。すると水中からビルドギア撃槍・ガングニールを纏ったシンが飛び出す。

キラ「シン!」

シン「キラさん!カナード!」

カナード「とりあえずあいつを倒すぞ!」

シンはブースターを吹かしレイアの妹に向かっていく

 

 

 

 

 

To Be Continued

 




作者「突然だけどアンケート取りたいです!」
シン「唐突過ぎないか、、、、、、」
作者「GXも終わりが見えてきたしね」
キラ「で?アンケートって?」
作者「2つのルートを考えてます、タイトルとインスピレーションで決めてほしいですね、まずはコチラ!」

片翼の奏者と残された風、消えた切り札

作者「これは片翼の奏者ともう1つを組み合わせた世界にシン達が行くネタです」
シン「風、と切り札ねぇ」
作者「まぁ予想つくかとしんないけどね、続いてコチラ!」

翳り裂く閃光、MissingACE

作者「こっちは翳り裂く閃光ともう1つを組みわせたものです、こっちもギャラルホルンで平行世界に行きます」
キラ「MissingACEって、、、、、、」
シン「これ絶対ブr」
作者「シャラップ!それ以上はネタバレ!」
シン「ご、ごめん」
作者「矛盾とか色々生まれるかもしれないですけど大目に見てください!あとアンケートのやり方分からないので、感想にでも書いていただければと思います、それでは今日はここまでです!ちゃお!!」

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