戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年   作:ストライカーシグマ5

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誰もが幸せであって欲しいと。その感情は、きっと誰もが想う理想だ。だから引き返すなんてしない。何故ならこの夢は、けっして、、、、、、決して、間違いなんかじゃないんだから、、、、、、


第33章 LAST STARDUST

sideシン キラ カナード 響 翼 クリス 奏 未来 マリア 切歌 調 セレナ

マリア「単騎対十二騎」

翼 「錬金術師であるならば彼我の戦力差は指折る必要もないだろう」

クリス「おまけにとどめのエクスドライブ!これ以上はもう終まいだ!」

キャロル「フン。奇跡を身に纏ったぐらいで俺をどうにかできるつもりか?」

調 「みんなで紡いだこの力を!」

切歌「奇跡の一言で片付けるデスか!」

キャロル「片付けるとも!奇跡など」

キャロルの脳裏には忘れられない光景が映る

キャロル「疫病より村を救った俺の父親は衆愚によって研鑽を奇跡へとすり替えられた。そればかりか資格なき奇跡の代行者として焚刑の煤とされたのだ!万象に存在する節理と実利、それらを隠す覆いを外しチフォージュ・シャトーに記すことが俺の使命。即ち万象黙示録の完成だった。だったのに」

キャロルの瞳から涙がこぼれ落ちる

響 「キャロルちゃん、、、、、、泣いて、、、、、、」

キャロル「奇跡とは蔓延る病魔にも似た害悪だ!故に俺は殺すと誓った!だから俺は奇跡を纏う者にだけは負けられんのだ!!」

キャロルは至る所から魔法陣を展開しアルカノイズとスマッシュを召喚する。その量は目の前を覆い尽くす程。すると響に本部にいる洸から

洸 「響!!」

響 「その声、、、、、、お父さん!?」

洸 「響!泣いている子がここにいる!!」

洸が言っていることはエルフナインの事だろう、響達の目の前にも涙を流しているキャロルがいる

響 「、、、、、、泣いている子には手を差し伸べなくちゃね!翼さん!!」

翼 「わかっている立花!!」

クリス「スクリューボールに付き合うのは初めてじゃねぇからな」

カナード「だがまずは掃除からだな」

BGM invisible heart

シン「まずは俺にやらせてくれ」

空を飛んでいるシンが前に出る。エクスカリバーを後ろの腰にさしてある鞘に戻し左腕を前に出す、するとイチイバルを模したアーマーが外れ新たな武器に形を変えて腕を包み巨大なリボルバーとなる。シリンダーが回転し砲身にエネルギーが収束されていく

シン「TRIDENT REVOLVER!!」

収束したエネルギー弾を3発に分け放つ。弾丸は幾つものノイズやスマッシュを貫通し爆発する。腕を元に戻したシンをみてクリスが

クリス「なんつーバカ威力、、、、、、」

シン「うっせ、今のビルドは複数のボトルとフォニックゲインを両方使ってんだ。これぐらいわけない、ってか今のお前の技をモチーフにしてるからな」

切歌「てことはクリス先輩は自分の事バカ威力だと思ってるって事デス?」

クリス「んだと!?」

マリア「はいはい!それはまた後でね!とりあえずシンのおかげで道は開けた、各個撃破よ!!」

マリアの号令と共に散り散りに飛んでいくシン達、それを見たキラは

キラ「僕ら飛べないね」

カナード「飛べなくはないが、空の戦力は十分過ぎる」

地面に立つキラとカナードはツインブレイカーを強く握り

カナード「目の前の雑魚を片付けるぞ!!」

キラ「うん!!今の僕は負ける気がしない!!」

カナード「心火を燃やしてぶっ潰す!!」

ツインブレイカービームモードを乱射しながらノイズを蹴り飛ばしアタックモードに変えスマッシュを蹴散らす

キラ「(ああ、あの子は今泣いてるんだね)」

キラはビートクローザーにロックフルボトルを挿しグリップエンドを引き鎖を形成しノイズをまとめて掴みあげる

カナード「(その涙を拭くこともせずに)」

カナードはグリスアローを出しコミックフルボトルを挿しキラがまとめたノイズに矢を放つ。矢の雨が降り注ぐ

切歌「いくデスよ!調!」

調 「うん!」

2人はアームドギアを合体させ禁合β式・Zあ破刃惨無uうNNでノイズを一掃していく

切歌「(あの子も私達と同じだったんデスね)」

調 「(踏み躙られて翻弄されて)」

切歌 調「(だけどなんとかしたいともがき続けて)」

マリアは短剣を複数展開しノイズに投擲する

マリア「(違っていたのは一人ぼっちだったこと。ただそれだけ!)」

セレナの盾が竜巻を起こしノイズを吹き飛ばす

セレナ「(誰かと悲しみを分かち会えなかった)」

ロンゴミニアドの槍から光の一閃が放たれる

奏 「(あたしだってそうだった、だけど今は仲間がいる)」

空を飛ぶノイズをクリスは全砲門を解放し次々と撃ち落としていく

クリス「(救い上げなきゃな。何せあたしも救われた身だ)」

翼は刀と脚部ブレードを展開し大型ノイズを斬り裂く

翼 「(そのためであれば奇跡を纏い何度だって立ち上がってみせる!)」

鉄扇を広げ紫の光をノイズが飲み込む

未来「(1人じゃないって教えてあげないとキャロルちゃんは一人ぼっちになっちゃう、、、、、、そんな事絶対させない!)」

右腕のガントレットを槍に変え響は空を駆け抜けノイズを貫く

響 「(そのために私達はこの戦いの空に歌を歌う!)」

6本の剣を背負ったシンはそのうちの2本をブーメランのように投げスマッシュを切り裂き帰ってきた剣でノイズをすれ違いざまに斬る

シン「(これ以上エルフナインを悲しませない、、、、、必ずキャロルを救ってみせる!!)でかいの行くぞ!!」

シンの一言で響達は左右に動き、シンはエクスカリバーを抜き6本の剣を添える、剣に蓄積されたエネルギーを放出し巨大な剣を形成する。それを残ったノイズとスマッシュに叩きつける

シン「こいつで消えろ!!真刀・神威(しんとう・かむい)!!」

眩い光が全てのノイズとスマッシュを消し去る

キラ「うわー、僕達の仕事無くなったー」

シン「アホ言ってないで本命叩きますよ」

シンはキャロルに向かって飛んでいく。だが

キャロル「もう時間を稼ぐ意味は無い」

キャロルから大量のフォニックゲインが溢れ出る

響 「さっきのアルカノイズは時間稼ぎ!?」

クリス「残った思い出丸ごと焼却するつもりなのか!?」

シン「そんなことさせるか!!絶対に助ける!!」

シンはもう一度真刀・神威を発動しようとする、が

キャロル「何もかも壊れてしまえ、、、、、、世界も、、、、、、奇跡も、、、、、、俺の思い出も!!」

キャロルの瞳から血の涙が滴る、その瞬間膨大なフォニックゲインがキャロルを包み込み突風を起こす。吹き飛ばされないようになんとか踏ん張るシン達

奏 「何がどうなってやがる!」

風が止む、その瞬間目を疑う光景が映る

キラ「笑えない冗談だね、、、、、、っ!」

そこにはキャロルの姿はなく突風の中から緑の獅子が現れる。獅子の中からキャロルが

キャロル「全てを無に帰す。何だかどうでもよくなってきたが、、、、、、そうでもしなければ臍の下の疼きが収まらん!」

獅子の口から炎がシンたちに向け放たれる。

シン「避けろ!!」

シンの声に弾かれるように回避行動をとる。炎が街を破壊する様を見た

クリス「あの威力、、、、どこまで、、、、」

調 「だったらやられる前に!」

切歌「やるだけデス!!」

切歌と調が獅子を攻撃する。しかしダメージを与えられず弾かれてしまう

マリア「あの鉄壁は禁城!散発を繰り返すばかりでは突破できない!」

翼 「ならばアームドギアにエクスドライブの全エネルギーを収束し鎧通すまで!」

調 「身を捨てて拾う瞬間最大火力!」

切歌「ついでにその攻撃も同時収束デース!」

クリス「御託は後だ!マシマシが来るぞ!」

再び攻撃をする獅子、その攻撃を6本の剣を回転させ受け止めるシン

シン「俺が、受け止めてる内に決めろ!!」

翼 「ああ!行くぞ!皆!!」

奏者のシンフォギアが外れ強大なエネルギーとなり獅子に向かっていく、獅子は黒煙を上げる。だが

キャロル「アームドギアが足りないようだな、、、、、、っ!!」

破壊できたのは表面だけ、内側からキャロルが見える

シン「それはどうかな!」

キャロル「何!?」

エクスカリバーの拘束を既に解放していたシンと

キラ「そういう事!!」

デュランダルの封印を解除して待ち構えていたキラ

キャロル「くっ!奇跡は殺す!皆殺す!俺は奇跡の殺戮者に!」

BGM Glorious Break

獅子の口から溢れ出す程のフォニックゲイン、それをシン目掛け放つ、それをエクスカリバーで迎え撃つ

翼 「シン!!」

シン「ぐっうぅぅうぅ!!!負け、るかァァァ!!」

エクスカリバーで受けきり

シン「十三拘束解放・円卓議決開始(シールサーティーン・ディシジョンスタート)!!」

キラ「王勇を示せ、遍く世を巡る十二の輝剣(ジュワユーズ・オルドル)!!」

 

承認

 

共に戦う者は勇者でなくてはならない(ガウェイン)

 

心の善い者に振るってはならない(トリスタン)

 

この戦いが誉れ高き戦いであること(ガレス)

 

是は、生きるための戦いである(ケイ)

 

是は、己より強大な者との戦いである事 (ベディヴィエール)

 

是は、一対一の戦いである事 (パロミデス)

 

是は、人道に背かぬ戦いである (ガヘリス)

 

是は、真実のための戦いである(アグラヴェイン)

 

是は、精霊との戦いではない事(ランスロット)

 

是は、邪悪との戦いである事 (モードレッド)

 

是は、私欲なき戦いである事(ギャラハッド)

 

是は、世界を救う戦いである事 (アーサー)

 

是は、どんな時でも諦めぬ心がある事 (シン)

 

エクスカリバー 完全解放承認

 

エクスカリバーから光の奔流が溢れる

キラ「先に行くね、美味しいところはあげるよ。ちゃんと助けてあげなよ?」

シン「はい!!」

カナード「俺にアームドギアはない、だがな」

スクラッシュドライバーのレバーを倒しツインブレイカーとグリスアローを連結させフクロウ、クワガタ、キャッスルのボトルを挿しアタックモードにし飛び上がる

スクラップフィニッシュ!!

カナード「一瞬の足場ぐらいにはなれる!!!お前らの力、借りるぞ!!キラァァァ!!!」

両肩のヴァリアブルパックから大量のヴァリアブルゼリーを放つ。その姿はカラスのよう、加速するカナードを見たキラもドライバーのレバーを倒し集めたエネルギーを解き放つ

スクラップブレイク!!

空中でカナードの脚に飛び乗りさらに高く飛び

キラ「永久に不滅なる剣(デュランダル)!!!!」

デュランダルを獅子の頭部に打ち込む。獅子の頭部に裂傷が出来る。

キラ「行けェェ!!シィィィン!!!」

シン「紡ぎ重ねたこの心が俺のアームドギアだ!!」

両手で構え、キャロルに向かって飛ぶ。キャロルは真っ直ぐに飛んでくるシンを返り討ちにしようとするが

キャロル「ぐっ!?こんな時に拒絶反応!?違う…これは俺を止めようとするパパの思い出、、、、、、!!」

拒絶反応で動けなくなる。父との思い出がキャロルを助けたいと求めている証拠

キャロル「認めるか!認めるものか!俺を否定する思い出などいらぬ!」

シン「それは違う!!お前のお父さんは否定なんかしてない!!その記憶はお前を助けたがってるんだ!!」

キャロル「うるさい!!!!全部燃やして力と変われェェ!!!!」

キャロルは父との思い出も錬金術の力と変え最後の力でシンを消そうと破滅の光を放った。シンは目を瞑り剣を高く掲げ

シン「束ねるは星の息吹、輝ける命の奔流。今、常勝の王は高らかに、手に執る奇跡の真名を謳う。其は」

破滅の光がシンを飲み込もうとした瞬間

シン「約束された勝利の剣(エクスカリバー)!!!」

エクスカリバーを光にぶつける。拮抗する力と力、だが今のシンは1人で戦っている訳では無い

翼 「シンに力を!!天羽々斬!!!」

クリス「イチイバル!!!」

奏 「ロンゴミニアド!!!」

調 「シュルシャガナ!!!」

切歌「イガリマ!!!」

セレナ「ロードキャメロット!!!」

未来「神獣鏡!!!」

マリア「アガートラーム!!!」

響 「ガングニール!!!」

キラ「デュランダル!!!」

シンに10人の力が重なる。

シン「うおぉぉおぉおぉお!!!!!」

破滅の光を斬り裂き緑の獅子にエクスカリバーを突き刺し斬る。中には涙を流すキャロルが見える、すると緑の獅子から光が溢れる

BGM Exterminate

友里「行き場を失ったエネルギーが暴走を始めています!」

藤尭「被害予測開始します!」

シン「キャロル!!手を伸ばせ!!」

友里「エネルギー臨界点到達まであと300秒!」

藤尭「このままでは半径12kmが爆心地となり3kmまでの建造物は深刻な被害に見舞われます!」

キャロル「お前が見せて刻んだよ。歌では何も救えない世界の真理を」

シン「んなこと知るか!!俺はお前を助ける!!奇跡だって起こしてやる!!!」

キャロル「奇跡は呪いだ。すがる者を憑り殺す!」

獅子が爆発しキャロルが飛び出し落ちていく。シンはキャロルに手を伸ばす

シン「手を取れ!!」

キャロル「お前が救えるものか!誰も救えるものかよ!!!」

シン「誰かに否定されても俺は手を伸ばす!!助ける為に!!!」

シンは加速する。シンが手を伸ばす姿にエルフナインが重なる。そしてキャロルの父、イザークの姿も

イザーク「キャロル、、、、、、世界を知るんだ」

キャロル「パパ!?」

イザーク「いつか人と人が分かり合うことこそ僕達に与えられた命題なんだ、賢いキャロルならわかるよね」

キャロル「パパ!!」

キャロルは手を伸ばす。シンはその手をしっかりと取り抱き寄せ地面に降り立つ

響 「シンさん!!」

シン「響、皆、キャロルを頼む」

近づいてきた響にキャロルを預けるシン

キャロル「なにを、するつもりだ」

シン「あのライオンもどきを押し上げる」

クリス「はぁ!?そんなもん無理に決まってんだろ!!」

シン「無理じゃない」

シンは飛び上がり

シン「伸ばしたこの手が届いたんだ、無理な事なんてない!」

BGM Be The One

シンは獅子に向かって攻撃をする。真刀・神威、TRIDENT REVOLVER等を使って少しづつだが寸断されて行く。

友里「残り120秒!!」

シン「間に合え!!」

スクラップブレイク!!

スクラップフィニッシュ!!

獅子の翼にキラとカナードのキックが突き刺さる。

シン「キラさん!カナード!」

キラ「流石にこれを1人ってのは無理でしょ」

カナード「だが3人ならわからん、やるぞ!!」

カナードはツインブレイカーとグリスアローを使い、キラはツインブレイカーとデュランダルで獅子を削っていく

藤尭「残り60秒!!」

カナード「くそ!!あともう少しなんだ!!」

キラ「ぶっ壊れろ!!」

シン「キラさん、カナード、あれをやろう!」

カナード「あれと、言うと」

キラ「あれの事!?だけどあれは未完成で、、、、、、」

シン「今あれをどうにか出来るのはあの技しかない!!」

カナード「、、、、、、だな」

キラ「、、、、、、そう、だね」

シン、キラ、カナードは地面におりドライバーのレバーに手をかける

友里「30秒をきったわ!!」

シン「チャンスは1回だけ」

キラ「失敗すれば大爆発」

カナード「ふん、失敗などせん、呼吸を合わせろ!!、、、、、、行くぞ!!」

レディーゴー!!スパークリングフィニッシュ!!!

スクラップブレイク!!

スクラップフィニッシュ!!

3人は自分の右足にエネルギーを為走り出す

翼 「何をするつもりだ!!」

クリス「シン!」

奏 「キラ!!」

未来「カナードさん!」

シンは直線に、キラとカナードは左右に分かれて走る。

3人が一点を同じ速度で通過し白い炎を起こす、その際起きた竜巻が炎を舞い上げる。

マリア「あれは!?」

セレナ「白い炎!?」

響 「違うよ!あれは!!」

炎は風とは馬に翼を生やしたような姿となる。

切歌「馬デス!?」

調 「違うよ!きりちゃん!あれはペガサス!」

シン「まだだ!!」

3人は飛び上がり獅子にキックを叩き込む。ペガサスはシン達を押し出すように獅子に突進し上空へグングンと押し上げる。

シン キラ カナード「これが俺達(ぼくたち)のトライペガサスだぁぁぁぁ!!!」

シン達とトライペガサスは獅子を貫く。コアを穿かれた獅子は動きを止め爆発する、だが予想されていた規模の100/1程で収まる。しかし爆発にシン達は巻き込まれる

キラ「やっぱね〜!?」

カナード「ぐっ!」

カナードはヘリコプターボトルとる、キラもタカのフルボトル出すが風に煽られボトルを手放してしまう

キラ「あっ!?」

カナード「ちっ!」

シン「キラさん!カナード!捕まれ!!」

シンは剣をキラとカナードに投げる。2人は剣に捕まると落下スピードを落とす。だがここでビルドのライダーシステムが警報を鳴らす

シン「システムエラー!?なんで!」

ビルドのライダーシステムは既に限界に達していた。

シン「やばい!ビルドギアが!!」

ビルドギアが光だし元のスパークリングに戻ってしまう。

キラ「そんなぁぁぁぁ!!??」

カナード「ちぃぃっ!!」

シン「うわぁぁぁあ!!」

一瞬緩まった落下が再び早まりそのまま落ちていく

響 「あわわわわ!!」

翼 「ど、どうする!?」

クリス「あたしらじゃどうにも出来ねぇよ!」

キラ「どうしよおぉおおぉ!!??そうだ!!アクションマジック飛翔!!」

カナード「そんなものはなぁぁぁぁい!!」

シン「こんなシリアスな場面で遊戯王みたいなことするなぁぁぁあ!!!」

シン達が地面に激突しようとした瞬間

? 「世話のやける奴らだ」

その声とともにシン達の落下が止まる、響達が声の方にむくとそこには片手を翳した緑色の目をした湊が立っていた

キラ「き、君は!」

シン「湊!」

ベルナーシュ「湊ではないぞ」

キラ「ベルさんの方?」

ベルナーシュ「ふん!」

キラだけ地面に叩き落とされシンとカナードは静かに降ろされる。

シン「助かったよ、ありがとう」

ベルナーシュ「礼は湊に言え」

そう言い目を閉じる。再び目を開けると元の色に戻っており

湊 「兄さん!」

カナード「元に戻ったか」

3人は変身を解除する、その瞬間座り込んでしまう

奏 「お、おい!」

シン「だ、大丈夫」

キラ「ちょっと疲れただけだよ〜」

響 「よかったぁ」

シン「キャロルは?」

キャロルは響の腕の中で眠っている。シンは少し笑い、

シン「じゃあ戻るか!」

 

 

 

side 響 翼 クリス 奏 未来 マリア 切歌 調 セレナ エルフナイン

あの戦いから2日がたった、既に被害のあった街は復興に向かっている。キャロルはS.O.N.G.本部の医療室に運び込まれ、エルフナインも同室で静養中だった

響 「失礼しま〜す」

エルフナイン「あ、響さん、それに皆さんも」

響達は部屋に入るとベットに横になっていたエルフナインが迎える。隣では寝たまま目を覚まさないキャロルの姿もある。

エルフナイン「来てくれて嬉しいです。毎日すいません、、、、、、今日はシンさん達は?」

翼 「なにやら用があると言って今日は遅れるそうだ」

未来「私達は夏休みに入ったから大丈夫」

調 「楽しいんだって、夏休み」

切歌「あたし達も初めてデース!」

響 「早起きしなくていいし夜更かしもし放題なんだよ」

未来「それは響のライフスタイル、、、、、、」

クリス「あんま変なこと吹き込むんじゃねーぞ」

響 「夏休みは商店街でお祭りがあるんだ。ここだけの話盛り上がってくるとマリアさんのギアから盆踊りの曲が流れるんだよ〜」

エルフナイン「本当ですか!?そんな機能つけたかな、、、、、、」

マリア「本当なわけないでしょ!」

顔を赤くし否定するマリア

マリア「大体そういうのは翼のギアの方がお似合いよ」

翼は顔を引くつかせ

翼 「成程成程、、、、、、皆が天羽々斬についてどう認識しているかよーくわかった、、、、、、」

奏は吹き出し笑いを堪えている

エルフナイン「僕にはまだ知らないことがたくさんあるんですね…世界や皆さんについてもっと知ることが出来たら今よりもっと仲良くできますでしょうか、、、、、、」

響 「なれるよ!だから早く元気にならなくちゃ!ね!」

エルフナイン「はい!」

響 「私ちょっとトイレ〜」

そう言い部屋を出る響、響の後を追うかのようにぞろぞろと部屋を出る皆

クリス「行くぞ」

切歌「戻るの待たないデスか?」

マリア「いいのよ」

未来は響のあとを追いトイレに入る、洗面台で暗い顔をした響を見つける

響 「世の中拳でどうになることって簡単な問題ばかりだ、、、、」

未来は響の手を取り

未来「そうかもしれない。だけどね、響が正しいと思って握った拳は特別だよ?世界で一番優しい拳だもの。いつかきっと嫌なことを全部解決してくれるんだから」

響は未来に抱きつき

響 「ありがとう、、、、やっぱり未来は私の陽だまりだ、、、、」

 

 

sideシン キャロル エルフナイン

響達が病院を出た数分後、エルフナインが眠る中隣のベットのキャロルが起き上がる

キャロル「ここは、、、、、、?」

シン「起きたか」

エルフナインの横の椅子に座っているシンがキャロルに反応する。

シン「調子はどうだキャロル?2日間ずっと眠ってたんだぞ」

キャロル「キャロル、、、、、、?それが俺の名前、、、、、、?」

シン「お前、、、、、、記憶が」

エルフナイン「記憶障害、、、、、、思い出のほとんどを焼却したばかりに」

シン「エルフナイン、起きてたのか」

エルフナイン「はい」

キャロルはエルフナインの枕元まで行き

キャロル「全てが断片的で霞がかったように輪郭が定まらない。俺は一体何者なのだ?目を閉じると瞼に浮かぶお前なら俺の事を知っていると思いここに来た」

エルフナイン「君は、、、もう一人のボク、、、、二人でパパの残した言葉を追いかけてきたんです、、、、、、」

キャロル「パパのこと、、、、、、そんな大切なことも俺は忘れて、、、、教えてくれ!こうしてる間にも俺はどんどん、、、、」

エルフナイン「ゴホッ!」

エルフナインが吐血する。

キャロル「お前、体が」

エルフナイン「順を追うとね、一言では伝えられないです、、、、、、僕の体はこんなだから」

キャロル「俺だけじゃなくお前も消えかけているんだな、、、、、、」

エルフナイン「うん。世界を守れるなら消えてもいいと思ってた。でも今はここから消えたくありません、、、、、、」

シン「エルフナイン、キャロル」

シンは懐からあるものを取り出す、クリスタルに翼の装飾をされたペンデュラムをキャロルにかける

キャロル「これは、、、、、、」

シン「これを使えば2人とも助けられる、使い方分かるよな」

キャロルは頷き

キャロル「もう一度2人で、、、、、、」

エルフナイン「、、、、、、うん」

キャロルはエルフナインに口付けをする、エルフナインの体が光だし粒子になり消えていく。計器がエルフナインが消えたことにより異常を知らせる

 

 

 

 

sideシン キラ カナード 響 翼 クリス 奏 未来 マリア 切歌 調 セレナ エルフナイン

司令室でエルフナインの異常を知らせる警報がなる。響達は急いで病室に向かう。扉を開けるとそこにはエルフナインの姿はなくキャロル1人が立っていた

響 「キャロル、ちゃん?」

キャロルは響の方をむくそして

エルフナイン「僕は、、、、、、」

キャロルはエルフナインとして生きていた。それに気づいた響達はエルフナインに駆け寄る。響は抱きつき

響 「よかった、、、、、、よかったよぉお!!」

と泣き始めてしまう。

切歌「どうなってるデスか!?」

シン「今のエルフナインの体はキャロルのものなんだよ」

調 「じゃあキャロルは、、、、、、」

シン「いや、キャロルの魂はあのペンデュラムに宿っていてエルフナインの記憶を辿りながらゆっくり目覚めるはずだよ、多分そのうち人格も二重人格みたいに出来ると思う」

翼 「それはつまり、、、、、、」

シン「近いうちにキャロルは復活する」

クリス「大丈夫なのか?」

シン「大丈夫だよ」

マリア「なんでそう言いきれるの?」

シン「だってさ」

シンはエルフナインを見つめ

シン「あいつには家族がいるんだ」

奏 「、、、、、、そうだな」

マリア「ええ」

 

 

 

sideシン キラ カナード

シンはエルフナインを響達に預け部屋を出る。部屋の前ではキラとカナードが待っていた

キラ「キャロルちゃんとエルフナインちゃんは?」

シン「はい、2人とも」

キラ「よかったぁ〜」

カナード「、、、、、、」

カナードも少し嬉しそうにする。それをキラはにやにやしながら見る。カナードは卍固めでキラに制裁を加える。

カナード「しかしあんなものどうやって作ったんだ」

シン「、、、、、、これだ」

シンはポケットからUSBメモリーを取り出す

カナード「そのUSBは?」

シン「議長、、、、、、スタークから受け取ったものだ」

カナード「なに?」

キラ「そのUSBには色んなもののデータが記されていたんだ、エルフナインちゃんに作ったカフスもそこにあったデータを元に作ったんだよ」

シン「あのペンデュラムもこれに書いてあったデータで作った」

カナード「お前は信じたのか、アイツを」

シン「、、、、、、ああ」

カナード「、、、、、、そうか、ならいい」

カナードはキラを離す

キラ「大丈夫、ちゃんとチェックして完成したものも確認したから、それにこれの事も分かりそうだよ」

キラはポケットから赤い装置を取り出す

シン「それって、あの施設にあったやつ?」

キラ「これはハザードトリガー、詳細はまだ解読できてないけどね」

シン「なんかあまりよくないもののような感じがする」

シンはハザードトリガーを見てそう思う。

キラ「ま!これはまた今度で、今はエルフナインちゃんを救えたことを喜ぼうよ」

シン「そうですね」

シンの顔はくしゃっとなり心の底から嬉しそうにする

 

 

 

 

side響

響は実家のある街に帰省していた

響 「この町にはいい思い出なんてないはずなのにね。今はとても懐かしく感じちゃう」

洸 「それはあの頃よりも響が強くなったからじゃないかな」

響の隣を歩いていた洸

洸 「さぁて、俺も頑張らなきゃな!」

響と洸は拳を合わせ

洸 「へいき、へっちゃらだ!」

 

 

sideクリス 切歌 調 セレナ

調 「楽しいはずの夏休みはどこへ、、、、」

セレナ「うえーん、終わりませーん」

切歌と調は絶賛夏休みの宿題(きょうてき)と戦っていた。クリスは3人の宿題を見ていた

切歌「だけどどうしてクリス先輩は余裕なんデスか?」

クリス「いい機会だから教えてやる」

クリスは模擬テストの結果を見せ

クリス「こう見えて学校の成績は悪くないあたしだ!」

調 「嘘っ!?」

クリス「あ?」

切歌「今言ったのは調デス!」

調 「私を守ってくれた切ちゃんはどこへ行ったの、、、、、、」

クリスは怒りを堪えながら

クリス「い、い、か、ら!ちゃっちゃと宿題片付けろ!」

 

 

 

side翼 奏 マリア カナード

翼と奏はイギリスへ行くため空港に来ていた、しかし2人よりも早く空港についている人物がいた

翼 「マリア?」

奏 「カナードもか?」

カナード「俺はこの女の護衛だ」

マリア「偶さか私もイギリス行きなのよね」

奏 「くく、言い回しが翼見たくなってんぞ?毒されたか?」

2人はくすくすと笑う

翼 「偶さか、、、、ねぇ?」

マリアは顔を赤くし

マリア「やっぱりこの剣かわいくない!」

 

 

 

side八紘 弦十郎

弦十郎「見送りもまともにできないなんて父親失格じゃないか?」

八紘「私達はこれで十分だ。それより弦。今回の魔法少女事変どう考える?」

弦十郎「米国の失墜に乗じた欧州の胎動」

八紘「あるいは、、、、、、」

 

 

sideキラ エルフナイン 友里 藤尭

エルフナイン「遅くなりましたー!」

キラ「おはよー」

藤尭「遅刻だぞー」

エルフナイン「はうー、ずびばせん〜」

エルフナインは急いで席につきキーボードを叩く。そこに映るデータはウェルに託されたメモリーの内容

キラ「ここから忙しくなるね」

エルフナイン「はい!」

エルフナインの首から下がるペンデュラムがモニターの光で反射する。エルフナインは笑いながら

エルフナイン「(キャロル、僕は待ってますからね)」

 

 

 

sideシン

シンはバイクに乗り東京から離れた総合慰霊碑がある場所に来ていた。ここまでに来る途中に花束を買い慰霊碑に供える。

シン「父さん、母さん、マユ、久しぶり」

シンは手を合わせ目を閉じる

シン「俺、ここに来れてよかったと思う、いろんな人に会えて助けて助けられた。こんな言い方すると嫌かもしれないけどさ、あっちの世界には沢山嫌なことがあった、、、、、、辛かったし投げ出したくなった、、、、誰かの言われるまま戦ってれはいいって思ったこともあった、、、でもさ、ここに来て皆の手を取って一緒に戦って、、、、、、本当に俺がしたかった事が見つかりそうなんだ」

シンは立ち上がり

シン「また来るよ、今度は俺がしたかった事を見つけたら」

シンはバイクを止めた場所まで歩いていく、その時風が吹き花を巻き上げる。シンは顔を手で隠す

? 「見つかるよ、シンなら」

? 「うん!だってお兄ちゃんだもん!」

? 「お前なら出来るさ」

そうシンには聞こえた気がした。巻き上げられた花を見て手を伸ばし

シン「俺はもうこの手を伸ばすことを絶対にやめない、これが俺の戦いだから」

 

 

 

 

to be NEXT STAGE




作者「第3部完!」
シン「長かったな〜」
キラ「途中でカナちゃん拾ったりしたからね〜」
作者「まぁそれもこれも読んでくれている皆様のお陰です!」
シン「確かにな」
作者「この後は何本か日常編やって前に言った2本のどっちかやってAXZやろうと思います」
シン「ハザードトリガーにチョロっとしか触れてないしな」
キラ「しかも触り程度」
作者「少しグダグダしたところもありますがこれからも頑張りますのでよろしくお願いします!それでは!」
スターク「チャオ!」
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