戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年   作:ストライカーシグマ5

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シン「前回までのお話、クリスの両親が巻き込まれ命を落とした場所バルベルデでアルカノイズが現れる」
キラ「そこで僕達は2手にわかれ進行、だけど変な鰻もどきが現れどうしましょう」
カナード「マリア・カデンツァヴナイヴ達は虎の子のLiNKERを打ち戦場に駆けつける」
キラ「了子さんももっとLiNKER残しといてくれればいいのに」
シン「でもあれ奏用に調整されてるやつなんだから体にあってないんだろ?」
キラ「エルフナインちゃんと頑張ってるんだけどねぇ」
シン「変なもの混ぜてないでしょうね?」
キラ「、、、、、ウンソンナコトナイヨ!」
シン カナード「おい!」


第35章 深淵の縁

sideシン 響 翼 クリス 奏

翼 「化学プラントは緒川さんに任せてこちらは逃亡した管理者を追跡中…マリア達が?」

シン達はステファンの案内の元村に向かっていた、そんな中シン達にキラ達が戦闘に入ったと連絡が入る

弦十郎『藤尭・友里の救助に際し錬金術師とエンゲージ、緊急の事態に最後のモデルKを使っている』

シン「キラさんとカナードは?そっちにいるだろ?」

弦十郎「2人も戦闘に参加している」

奏 「リンカー…だけどその効果時間は本人に合わせて調整されてない以上あまり長くは持たないはずだろ?」

響 「急いで戻らなきゃ!」

クリス「馬鹿。こっちも任務のド真ん中。仲間を信じるんだ!」

エルフナイン『ウェル博士の記録に残されたLiNKER製造のレシピ…その解析は僕の役目なのにいつまでもぐずぐずしてたから…わ!』

弦十郎がエルフナインの頭を撫でる

弦十郎『仲間を信じるのは俺達も同じだ!』

 

 

 

sideキラ カナード マリア 切歌 調 セレナ

カナード「で?あいつらはなんだ」

キラ「錬金術師でしょ」

サンジェルマン「出て来たか。シンフォギア」

マリア「ようやく会えたわね。パヴァリア光明結社。今度は何を企んでるの!」

サンジェルマン「革命よ。紡ぐべき人の歴史の奪還こそ積年の本懐!」

カナード「くだらないな」

サンジェルマン「くだらない、、、、、だと?」

カナード「ああ、革命などした所で犠牲になるのはいつだって虐げられる民だ。そんな事をした所で人が死ぬ、、、、、力を持つものならばこんな簡単な事が分からないはずがない」

右手を胸に当て

カナード「だから俺がそんな事はさせない、、、、、心火を燃やしてぶっ潰す!」

BGM Stand Up ready!!

キラ「カナちゃん、、、、、シンに毒された?」

カナード「うるさい、行くぞ!」

キラ「わかってるよ!」

キラとカナードは怪物めがけて走り出す、ツインブレイカーをビームモードに切り替え連射する。怪物は巨体ゆえに避ける事が出来ない、だが体を捻り地面を割りキラとカナードに破片を飛ばす

マリア「そんなもの!」

短剣を投げ破片を破壊する

カリオストロ「や~だちょこまかと~」

プレラーティ「だったらこれで動きを封じるわけだ」

アルカノイズを出現させマリア達の動きを制限する2人、その間に懐に入った2人はツインブレイカーにボトルを挿し引き金を引く

シングル!!

シングルブレイク!!

シングルフィニッシュ!!

ツインブレイカーから放たれた攻撃が怪物に突き刺さり体を浮かせる

キラ カナード「ぶっ飛べ!!」

浮き上がった体にもう一撃叩き込む

ツイン!!

ツインブレイク!!

ツインフィニッシュ!!

爆発し黒煙をあげる。マリア、切歌、調、セレナはアルカノイズを殲滅する、しかし怪物はダメージをものともせずにマリアに突撃する

切歌「マリア!」

セレナ「やらせません!」

マリアと怪物の間に入り盾を構えマリアを守るセレナ、だが巨体の勢いには勝てず地面を削りながら後退刺せられてしまう。マリアはセレナを支えるように背中を押す

キラ「この!」

カナード「捻じ切れろ!!」

切歌 調「はぁぁ!」

キラはドラゴンゼリーを抜きロックボトルを挿しレバーを倒す

ロック!!ディスチャージボトル!!潰れな〜い!!

鎖が地面から伸び怪物の体を縛る。そこに切歌の鎌の刃と調の巨大なヨーヨーを叩きつける

ロボット!!ディスチャージボトル!!潰れな〜い!!

左腕をロボットアームのように変形させ顔面をぶん殴る。

藤尭「決まった!」

プレラーティ「などと思っているワケダ」

キラ達の攻撃にビクともしない怪物

調 「効いてない!?」

切歌「ノイズと同じ位相差ナントカデスか!?」

調 「だとしたらシンフォギアの攻撃で調律できてないのはおかしい!」

キラ「ライダーシステムでもダメージ与えられないなんて!」

カナード「ちっ!浮いたのは衝撃でか、貴様の作ったライダーシステム実は欠陥品なんじゃないのか?」

キラ「はぁぁ!?失礼なこと言わないでくれますかねぇ!?」

セレナ「遊んでないでください!!」

キラ「ごめんなさい、、、、、でもどうしようか」

マリア「ダメージを減衰するのならそれを上回る一撃で!」

カナード「だな」

キラ「うん!」

風を集め回転させるTORNADO†IMPACTを怪物にぶつける、キラとカナードもそれに合わせスクラッシュドライバーのレバーを倒す

スクラップブレイク!!

スクラップフィニッシュ!!

ヴァリアブルゼリーを背中から排出し空中に飛び2人のキックが炸裂する、だが

カナード「なんだと!?」

キラ「くぅぅ!?」

マリアの攻撃と2人のキックのエネルギーを吸収する魔法陣を貼る

カリオストロ「なかったことになるダメージ」

プレラーティ「実験は成功したわけだ」

サンジェルマン「不可逆であるはずの摂理を覆す埒外の現象。ついに錬金術が人智の到達点、神の力を完成させたわ」

マリア「三十六計が通じない相手には!」

マリアは短剣を大量に展開しサンジェルマン達に向け放つ、その間にマリア達は離脱しようとする。カリオストロが魔法陣で弾くもののひとつだけ弾ききれず顔を掠める

カリオストロ「痛~い!顔に傷~!やだもう~」

カナード「弦十郎!まだか!」

エルフナイン「タイミング、来ました!」

崖を降りるとそこにはタイミングよく列車が現れる

カナード「おまえ達、行け!ここは俺が何とかする」

切歌「ロン毛!」

だがサンジェルマンは怪物を収束させ手元に戻す

カナード「、、、、、なんのつもりだ!」

カリオストロ「なぁに?ヨナルデパズトーリをけしかけちゃわないの?」

サンジェルマン「神の力の完成は確認できた。まずはそれで十分、それよりもティキの回収を急ぎましょう」

カナード「ちっ!藤尭達を回収して本部に戻るぞ!」

カナード達は列車に乗り戦域を離脱する

 

 

 

sideシン 響 翼 クリス 奏

ステファン「この先だ!」

ステファンに案内された先には敵将校が人質をとり銃を向ける

将校「要求は簡単だ。俺を見逃せ!さもないと出なくていい犠牲者が出るぞ!」

奏 「ふざけんな!」

ステファンが落ちていた缶を蹴り将校の手元に当て銃を弾く、その間にシンはラビットタンクフォームに変身しアルカノイズを攻撃する。

将校「あのガキ、、、、、!!」

将校は残されたアルカノイズを展開し人質に差し向ける。クリスはそれを迎撃するがステファンの明日暇にアルカノイズの触手が絡みつく

シン「っ!?クソッ!!クリス!!」

シンはクリスに足を斬るように声を上げるがクリスは躊躇してしまう、シンはステファンの足をゼロガッシャーで切断する。切断された足は分解され消滅する。

シン「クッソォォオ!」

ラビットタンクスパークリングにビルドアップし周りのアルカノイズを一掃する。

翼 「プラントの管理者は確保、しかし民間人に被害が」

翼が弦十郎に状況説明をする

バチィン!

一人の女性がシンの頬を叩く

? 「貴方が!!貴方がステファンの足を切ったのね!?」

シン「、、、、、ああ、俺だ」

クリス「やめろよソーニャ!!シンだって必死に、、、、、」

ソーニャと呼ばれた女性はステファンの姉のようだ、シンの胸ぐらをつかみシンをせめたてるのをクリスは宥めようとするがクリスの腕を振り払う

ソーニャ「クリス!貴女もよ!貴女達が来なければ!!」

ソーニャはステファンの手を取りシンを睨み

ソーニャ「貴方、本当は本気で戦ってないんでしょう!?」

シン「っ!?、、、、、俺を責めたければ気が済むまで殴ってくれ、、、、、恨んでくれ、、、、、」

クリス「シン、、、、、」

 

 

 

 

sideキラ カナード マリア 切歌 調 セレナ

藤尭「やっぱり本部が一番だ。安心できる」

弦十郎「だが今夜はまだ眠れそうにないぞ」

藤尭「ええ。死ぬ思いをして手に入れたデータサンプルもありますしね。そのつもりです」

キラ「、、、、、藤尭さん、その中に「エボルト」ってワードはありませんか?」

藤尭「?探すことはできるけど時間かかるぞ?」

キラ「構いません、よろしくお願いします」

カナード「エボルト?」

キラ「僕の気のせいならいいんだけどね」

弦十郎「無敵の怪物の出現か…パヴァリア光明結社を表舞台に引きずり出せたものの一筋縄ではいかないようだな」

調 「心配ない」

切歌「そうデス!次があれば、、、、、あ」

そう、虎の子の1つを使った3人はギアを纏うことは出来ない、纏えたとしてもギアからのバックファイヤーに苛まれる。

エルフナイン「ごめんなさい、、、、、リンカーが十分にそろっていれば次の機会なんかいくらでも作れるのに…」

切歌「い、いや!そういう意味で言ったわけではないデスよ!?」

エルフナイン「やっぱり僕にレシピの解析は…」

マリアがエルフナインの頬を引っ張る

マリア「ぼろぼろで帰還してもまだ負けたとは思ってない。誰も悪くないんだからエルフナインが謝る必要ないわ」

セレナ「そうですね。私達はまだ諦めてないから」

切歌「ごめんなさいよりも応援が欲しい年頃なのデス」

エルフナイン「ごめんなさいより欲しい、、、、、?」

マリア「そうよ」

カナード「いざとなれば俺が本気を出す、任せろ」

 

 

 

sideサンジェルマン カリオストロ プレラーティ

サンジェルマン「遥か昔フィーネが残した異端技術の断片を収斂させ独自に錬金術を編み出して来た私達パヴァリア光明結社、だからこそ異端技術を独占し優位を保とうとするフィーネとの避けられず統制局長アダムが神の力を形とする計画を進めていたのだけど、要たるティキを失った光明結社は400年の時を経てフィーネは消滅した。そして米国政府を失墜させた私達はついに回転の機会を繰り寄せた」

プレラーティ「あとはこのお人形をお持ち帰りすれば目的達成ってワケダ」

カリオストロ「それはそれで面白くないわ」

カリオストロは頬の傷に触れる

サンジェルマン「天体運行観測機であるティキの奪還は結社の計画遂行に不可欠、何より…」

プレラーティ「この星に正しく人の歴史を紡ぐために必要なワケダ、そうだよね?サンジェルマン」

サンジェルマン「人は誰にも支配されるべきでは無い、、、、、」

カリオストロ「じゃあティキの回収はサンジェルマンにお任せしてあーしはほっぺたの御礼参りにでもしゃれこもうかしら」

 

 

 

sideシン 響 翼 クリス 奏

シン達は足を失ってしまったステファンを車に乗せ移動本部、プトレマイオスに向かっていた。シンは1人バイクに乗り戦闘待機している

クリス「(ソーニャ・ヴィレーニャ。歌で世界を平和にしたいと考えていたパパとママの賛同者、こんなあたしにも優しくて大好きだったソーニャお姉ちゃん…だけどあの日キャンプに持ち込まれた爆弾で…パパとママはソーニャの不注意で…)」

ソーニャ『あなたが私を許せないように私も彼が許せない!』

クリス『さっきはああするしか!足をぶった切るしかなかった』

ソーニャ『彼の選択は正しいのかもしれない…だけど…!』

シン『俺のせいでステファンが足を失ったのは変わりようのない事実だ、、、、、だから許して欲しいなんて言えないし、言わない、、、、、これは俺が背負っていくしかないんだ』

クリス「(本当だったらあたしが背負わなきゃいけなかったのに、、、、、あいつに!)」

そんな中シン達に通信が入る

弦十郎『エスカロン空港にてアルカ・ノイズの反応を検知した!現場にはマリア君達を向かわせている』

 

 

 

 

sideキラ カナード マリア 切歌 調 セレナ

兵士「こいつら味方じゃなかったのか!」

兵士「そんな見た目じゃ…」

アルカノイズに分解される兵士達

プレラーティ「派手に暴れて装者達を引きずり出すワケダ」

カリオストロ「あら?手伝ってくれるの?」

プレラーティ「私は楽しい事優先。ティキの回収はサンジェルマンに押し付けてたワケダ」

空にヘリが現れる、中からマリア達が飛び降りる

カリオストロ「待ち人来り」

ドラゴンゼリー!!

ロボットゼリー!!

マリア「Seilien coffin airget-lamh tron」

調 「Various shul shagana tron」

切歌「Zeios igalima raizen tron」

セレナ「Seilien coffin lordcamelot tron」

キラ カナード「変身!」

ドラゴンインクローズチャージ!!ブルゥァァ!!

ロボットイングリス!!ブルゥァァ!!

BGM 旋律ソロリティ

α式・百輪廻で着地地点のアルカノイズを倒す

プレラーティ「のっけからおおっぴろげなワケで。ならば早速!」

プレラーティの手には先程の怪物を封印した物を取り出す、だが

切歌「早速捕まえたデス!」

切歌が拘束し封印を解除させない。カリオストロが光弾を連射する、カナードとマリアはそれを避けながら接近する。大きめの光弾がカナードにぶつかりそうになるがツインブレイカーで撃ち落とされる

カナード マリア「ぶっ飛べ!」

カナードの右腕とマリアの左腕がカリオストロを捉える

マリア「攻撃の無効化、鉄壁の防御。だけどあなたは無敵じゃない!」

プレラーティは拘束を外す、調と切歌、セレナでプレラーティに攻撃の隙を与えないように連撃で追い込む

マリア「(繰り出す手数であの怪物の召喚さえ押さえてしまえば!)」

しかしここで3人のLiNKERが切れ始める、ギアからのバックファイヤーで電流が走る

カナード「ちっ!キラ!変われ!」

キラ「わかってる!」

切歌と調の手が止まってしまったがキラが代わりに攻撃する。だが

藤尭『司令!交戦地点に滑走中の!』

弦十郎『航空機だとぉ!?』

ここは空港、飛行機があってもおかしくは無い、後ろから大量のアルカノイズが襲いかかろうとしていた

調 「きりちゃん!」

切歌「思うことは同じデース!」

キラ「行って!こっちは僕が!!」

2人は飛行機に向かっていく

プレラーティ「あの二人でどうにかなると思ってるワケダ?」

カリオストロ「でもこの二人をどうにかできるかしら?」

キラ「思ってるさ」

カナード「あいつらを信じているから行かせたんだからな!あいつらは諦めてないんだよ!!心の底からなァ!!」

カリオストロ「なら邪魔したくなっちゃう!」

カリオストロの光弾が切歌と調に向かって飛んでいく

セレナ「守る力なら誰にも負けません!」

セレナが盾を展開し全てシャットアウトする、キラとカナードはツインブレイカーにボトルを挿す

ツイン!!

ツインフィニッシュ!!

キラとカナードのツインブレイカーから2つのエネルギー弾が放たれる。調と切歌は飛行機に手を付き車輪替わりになり加速する

エルフナイン『諦めない、、、、、心、、、、、』

マリアはツインフィニッシュに合わせ攻撃しようと駆け出す、マリアの体を青い光が覆う。エルフナインはそれを見のがさない

エルフナイン『みなさん!もう一瞬だけ踏みとどまって下さい!その一瞬は僕がきっと永遠にしてみせます!』

切歌は鎌をアンカー代わりにして調に渡す。調は急ブレーキを掛け切歌を投げ飛ばす、飛行機は飛び立つことが出来た

カナード「行け!マリア・カデンツァヴナイヴ!」

マリアは左腕のアーマーを展開し光を吸収する

マリア「はぁぁあ!!」

HORIZON†CANNON 吸収したエネルギーを一点に集中させ放つ技でカリオストロとプレラーティとの戦闘に終止符を撃とうとする、3人はギアを解除し息をつく。黒煙が晴れていく、がそこには何事も無かったように立つ2人

カリオストロ「ちっちっちっ」

カナード「3人とも下がっていろ、セレナ・カデンツァヴナイヴお前は3人を守れ」

セレナ「はい!」

セレナの盾の後ろに下がるマリア達、セレナの前にキラとカナードが立つ

カリオストロ「お出でませ。無敵のヨナルデパズトーリ!」

怪物が再び現れる、咆哮を上げながらキラとカナードに突撃しようとした瞬間

レディーゴー!!スパークリングフィニッシュ!!!

シン「はぁぁあ!!!」

 

 

 

sideシン 響 翼 クリス 奏

イグニッションバブルを放出しながら怪物「ヨナルデパズトーリ」を蹴り飛ばすシン、ヨナルデパズトーリは障壁を複数重ねシンのキックを受け止める

プレラーティ「効かないワケダ」

絶対防御がある、プレラーティはそう思いつぶやく、しかし障壁は徐々に破壊されていく

調 「それでも無理を貫けば!」

切歌「道理なんてぶち抜けるデス!」

スパークリングフィニッシュはヨナルデパズトーリを貫き破壊する

プレラーティ「どういうわけだ…」

カリオストロ「もう~!無敵はどこ行ったのよ!」

翼 「そこまでだ!パヴァリア光明結社!」

クリス「こちとら虫の居所が悪くてねぇ。抵抗するなら容赦できねぇからな!」

クリスはボウガンを向ける。その瞬間カリオストロ達の足元から魔法陣が浮かび上がる、するとサンジェルマンが姿を現す

シン「錬金術、、、、、!」

サンジェルマン「フィーネの残滓、シンフォギア。だけどその力では人類の未来を解き放つことはできない!」

シン「アンタらだったらそれが出来るって?ふざけんな!だったらなんであんなことをした!?アンタのアルカノイズのせいで何人の人が死んだと思ってる!!」

激昴するシン

サンジェルマン「人類を救うのに多少の犠牲は仕方ない」

シン「仕方ない訳ない!?1人を犠牲にして得る平和になんの意味があんだよ!!!」

響 「まるで了子さんと同じ…バラルの呪詛から解放するってこと!?」

翼 「まさかそれがお前達の目的なのか!?」

サンジェルマンはシンを一瞥しテレポートジャムを割る

サンジェルマン「ここは引くわよ」

シン「待てよ!!」

サンジェルマン「自分の不甲斐なさを私達のせいにする気?」

シン「っ!?」

シンは言葉につまる、その間にサンジェルマン達は消える。シンはドライバーからスパークリングを抜き変身を解除する、その顔はまるで苦虫を噛み潰したような、そんなつらそうな顔そんなだった、、、、、

 

 

 

 

side響 未来

夏休みの宿題は結果間に合わなかった、朝から先生に怒られる響。その日の授業は水泳で終わった、ロッカールームで響の頭を拭く未来、そこでバルベルデでの事を話した

未来「大変だったのね。急に飛び出していったと思ったら地球の反対側でそんなことが」

響 「そうしなけらばならない理由があるのかもしれない。だけどそのために沢山の人を傷付けていいなんてことにはならないよ…」

響の中でソーニャに本気で戦ってないと言われた時のシンの表情、そしてサンジェルマンに言われた時の顔が忘れられなかった

未来「響、他にも何か心配事があるんじゃない?」

『え?ああ!翼さんとマリアさん、奏さんにカナードさんが現地に残って調査を続けることになったんだ、、、、、」

響は隠そうとするものの未来に隠し事はしないとシンと約束した。ならばと

響 「未来、聞いてくれるかな、、、、、」

 

 

 

 

sideシン クリス

ソーニャ『貴方、本気で戦ってないんでしょう!?』

サンジェルマン『自分の不甲斐なさを私達のせいにする気?』

バルベルデから戻ったシンは頭の中にあの二人の言葉が何度も蘇る

シン「、、、、、くそっ」

クリス「なにがくそっ、なんだ?」

シンは目を開けると

シン「クリス、、、、、お前授業は?」

クリス「フケた、つかお前こそこんな所で何してんだよ」

シンが居たのは屋上の貯水タンクに登るための所

シン「別に、、、、、ただ1人になりたかっただけ」

クリス「、、、、、ソーニャの事か?」

シン「、、、、、」

クリス「あれは仕方なかったんだ、お前が足を切らなきゃステファンは」

シン「それでも、俺はあの子の未来を奪ったことにはかわりないんだ」

シンは飛び降りる、クリスもハシゴをおりる

シン「俺が弱いから、、、、、」

そのつぶやきをクリスは聞き取ることが出来なかった。そしてこの先シンがこの事で破滅の力に染まるとも知らずに、、、、、

 

 

 

sideサンジェルマン ?

サンジェルマンは持ち帰ったアンティキテラを起動させようとしていた

サンジェルマン「(ティキは惑星の運航を製図と記録するために作られたオートスコアラー、機密保護のため休眠状態となっていたがアンティキィラの歯車によって再起動しここに目覚める)」

歯車をはめ込む、すると頭部のバイザーが無くなる

サンジェルマン「久しぶりねティキ」

ティキ「サンジェルマン?400年近く経過してもサンジェルマンはサンジェルマンのままなのね!」

サンジェルマン「そうよ。時は移ろうとも何も変わってないわ」

ティキ「つまり今もまだ人類を支配の軛から解き放つためとかなんとか辛気臭いことを繰り返しているのね!よかった!元気そうで!」

ティキは周りを見渡す、すると急に顔が曇り

ティキ「ところでアダムは?大好きなアダムがいないと私は私でいられない~!」

突如電話が鳴り響く、サンジェルマンが受話器を取る

サンジェルマン「局長…」

ティキ「それなに!?もしかしてアダムと繋がってるの!?」

サンジェルマンは受話器をティキに渡す

ティキ「アダム!いるの?」

? 「久しぶりに聞いたよその声を」

ティキ「やっぱりアダムだ!私だよ!アダムのためならなんでもできるティキだよ!」

受話器の先にはアダムと呼ばれた男の声が聞こえる

アダム「かしましいな相変わらず。だけど後にしようか積もる話は」

ティキ「アダムのいけずぅ!つれないんだから!そんな所も好きだけどね!」

ティキはサンジェルマンに受話器を返す

サンジェルマン「申し訳ありません局長。神の力の構成実験に成功しましたが維持に叶わず喪失してしまいました」

アダム「やはり忌々しいものだな。フィーネの忘れ形見シンフォギア、そしてキラ・ヤマトが復元した(・・・・)ライダーシステムは」

サンジェルマン「メカニズムの解明に時間を割く必要がありますが…」

アダム「無用だよ理由の解明は。シンプルに壊せば解決だ。シンフォギアをね」

 

 

 

 

 

sideカナード 翼 奏 マリア

バルベルデに残った3人は日本へと向かっていた、そこで得た情報を持ち帰るために

カナード「日本まであとどれぐらいだ?」

機長「後30〜40分程です」

カナード「わかった、引き続き操縦を頼む」

機長「はい」

カナードはコクピットから客室に戻る

カナード「あと少しだそうだ」

翼 「そうか」

奏 「尻がくっついちまうよ」

マリア「少しの辛抱よ、我慢なさい」

しかし突如機体に振動が走る、窓を見るとそこには大量のノイズが機体を包囲していた

翼 「アルカノイズ!」

マリア「着陸寸前の無防備な瞬間を狙われるなんて…」

カナード「戦闘せずに戻れると思っていたんだがな、風鳴翼、天羽奏。お前達はマリア・カデンツァヴナイヴを守れ」

翼 「しかしあの数では」

再び振動が起きる、機体に穴が開きアタッシュケースが空中に放り出される

マリア「ケースが!」

マリアは空に飛びケースを掴む

カナード「おい!?ああもう!!何故あいつの周りの女は無茶ばかりする!!」

ロボットゼリー!!

カナード「変身!」

潰れる!!

溢れる!!

流れ出る!!

ロボットイングリス!!ブルゥァァ!!

翼 「Imyuteus amenohabakiri tron」

奏 「Croitzal ronzell rhotngomyniad zizzl」

グリスに変身したカナードはマリアを追尾するアルカノイズをツインブレイカーで撃ち落としながら落下する。翼と奏もカナードに続いておりる、蒼ノ一閃で一気に数を減らす

弦十郎『翼!マリア君をキャッチし着水時の衝撃に備えるんだ!』

だがマリアにアルカノイズが再び接近するカナードは撃ち落とそうとするがツインブレイカーの弾丸は他のアルカノイズに阻まれ届かない

弦十郎『加速してやり過ごすんだ!』

マリアは体制を変えスピードを早める。ヒールを掠めるがマリアはなんとか無事

カナード「風鳴翼!」

翼 「心得た!」

カナードはツインブレイカーにガトリングとロケットのボトルを挿す

ツイン!!ツインフィニッシュ!!

無数の弾丸の雨がアルカノイズを襲う、翼はその中を潜り抜けマリアを抱え水面を脚部ブレードの噴射で移動する

マリア「手厚い歓迎を受けてしまったわね」

翼 「狙いは我々か、それとも、、、、、」

 

 

 

 

sideシン キラ カナード 響 翼 クリス マリア 切歌 調 セレナ

切歌「デスデスデース!」

切歌は帰国したマリアに抱きつく、セレナも抱きつく

マリア「大騒ぎしなくて大丈夫。バルベルデ政府が保有してた資料はこの通りピンシャンしてるわよ」

キラ「(、、、、、今どきピンシャンって使わないよね、、、、、)」

触らぬ神に祟りなし、キラは声に出さない

響 「そうじゃなくて敵に襲われたんですよね!?本当に無事でよかった…」

翼 「帰国早々心配かけて済まない。気遣ってくれてありがとう」

奏 「ま、殆どカナードが処理してくれたからな」

カナード「それが俺の仕事だ、、、、、ところでシンはどうした?」

シン「ここにいるよ」

ドアが開きシンが入ってくる

カナード「珍しいな」

シン「悪い、考え事してて翼達の帰国時刻忘れてた」

カナード「、、、、、お前、寝てるか?」

シン「え、、、、、」

カナード「目の下の隈が凄い」

シン「、、、、、寝てるよ、大丈夫」

バルベルデから戻って来てからシンの体調はあまり良くないのをみんなわかっていた

カナード「、、、、、まあいい、だが戦場で集中を切らすようなことはするなよ」

シン「わかってるよ」

弦十郎「シン君の体調もそうだが、まずはこちらを見てほしい」

モニターに映像が映る

響 「まさか、、、、、自動人形(オートスコアラー)!?」

弦十郎「前大戦時ドイツは化石燃料に代替するエネルギーとして多くの聖遺物を収集したという、そのいくつかは研究目的で当時の同盟国である日本にも持ち込まれたのだが…」

響 「私の纏うガングニール…」

翼 「それにネフシュタンの鎧や雪音のイチイバルもそうであったと」

緒川「戦後に亡命したドイツ高官の手により南米にも多くの聖遺物が渡ったとされています」

エルフナイン「おそらくはこの人形もそうした経緯でバルベルデに辿り着いたものと思われます」

緒川「全てを明らかにするにはバルベルデ政府が保有していたこの機密資料を解析するしかありません」

キラ「ですね、、、、、あ!カナちゃん後で僕の研究室来てくれる?」

カナード「?わかった」

 

 

 

sideキラ カナード

キラ「ごめんね、呼びつけて」

カナード「構わん」

キラ「カナちゃんにはこれを見といてもらおうと思って」

キラはパソコンを操りある画面を映す

カナード「これは?」

キラ「バルベルデで1人の男の子の足が失われたのは知ってる?」

カナード「ああ、だが命は助かった」

キラ「うん、けどさ」

キラは映像を再生する、そこにはアルカノイズに足を捕まれ分解されていくステファン、シンはクリスに呼びかけるが躊躇して引き金をひけずにいた。それを見たシンはゼロガッシャーで足を切り落とす

カナード「、、、、、雪音クリスが躊躇ったのが原因か」

キラ「まぁそれもあるけどさ、、、、、ほらシンてさ優しいでしょ?クリスちゃんに十字架を背負って欲しくなかったんじゃないかな」

カナード「、、、、、」

キラ「そんでこれ」

次に映ったのはシンの頬を叩くソーニャ

ソーニャ『貴方、本当は本気で戦ってないんでしょう!?』

カナード「!?ふざけるな!あいつがどんな思いで戦っていると思っている!!」

いつもボロボロで誰よりも沢山の人を守ってきたシンを見てきたカナードは激情する

キラ「そうだね、、、、、でも彼女からすれば僕らが来なければ、って思っちゃうのも分かるよ、、、、、僕も同じこと言われた事あったし」

カナード「お前、、、、、」

キラ「だからさ、僕達が支えてあげないとね」

キラは三度パソコンをタイプする、そこには設計図が浮かび上がる

キラ「呼び出したのはこれを見せたくてさ」

カナード「これは、、、、、俺達の強化アイテム?」

キラ「うん、まだ完成してないんだけどね」

カナード「?だがこれはビルドドライバー用の形状をしていないか?」

キラ「これは本来僕の強化アイテムで作ろうとしてたんだけど僕のビルドドライバー壊れちゃったから、、、、、その後直してないし」

片隅に放置されている壊れたビルドドライバーをチラリと見る

カナード「いつ出来る?」

キラ「出来るだけ頑張るけどちょっとわかんないかな」

カナード「わかった、なるべく早くな」

カナードはキラの部屋を出ようとする

カナード「そう言えば」

キラ「?なに?」

カナード「そのアイテムの名は?」

キラ「これ?これの名は」

パソコンに繋がれた物を持ちカナードに見せるように前に突き出し

キラ「スクラッシュナックル」

 

 

 

 

to be continued




破壊する、ただ破壊する。目に映るもの全てを、、、、、闇が心を支配する、堕ちた心を救える者はいるのか
次回第36章 破滅のトリガー
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