戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年   作:ストライカーシグマ5

80 / 144
作者「前回のお話!」
響 「ハザードフォームの力を利用しエボルドライバーの封印を解いたエボルト」
翼 「更にシンは暴走しパルスと桜井に襲いかかり怪我をおわせてしまう」
クリス「更に更にローグにもエボルドライバーを手に入れて圧倒されてしまう」
響 「、、、、、久しぶりにここで喋りましたね」
翼 「ああ、もとよりここはこんなに私たちが喋る場ではなかったからな」
クリス「少しでもビルド感を出したいが為の作者の妄想爆発場だ」
響 「それでは!」
翼 「第39章を」
クリス「どうぞ!」


第39章 こんなに痛くても、苦しくても

sideシン 湊

あれから数日が経過した。シンも今では少し落ち着きを取り戻していた、があれ以来放心したように部屋の隅に座り込み動こうとしない

湊 「兄さん、、、、、」

シン「、、、、、」

湊 「学校、行ってきますね」

そういい部屋を出ていく湊、シンは見向きもせず壁を見つめる

 

 

 

side響 未来

未来「大丈夫と信じていたけどニュースでは詳しい事が流れないから心配だったんだよ」

鍋をかき混ぜながら響を見る、響は課題を必死に終わらせようと教材に向かっている

「後は牛乳を入れて…今日はいつかのリベンジ!あれからこっそり作り方を勉強してたんだから!」

響 「未来。何かを手に入れたいと思ったら他の何かを手放さなきゃいけないのかな…全部なんとかしたいって思うのはわがままなのかな…」

未来「私、響の我儘好きだよ」

未来は中学生時代のことを思い出す

未来「(中学の頃短距離走の記録に伸び悩んでいた私にとって周りはみんなライバルで誰かを思いやることなんて簡単にできなかった)」

学校帰りの公園、そこで未来は木に登る響を見つける

響 『もうちょっと…』

木に引っかかった風船に手を伸ばす

未来『響!何してるの!危ないよ!』

響 『へいきへっちゃら…ああ~!』

風船をつかんだ瞬間落ちてくる響、おしりを打ちながらも風船を子供に渡す

未来『大丈夫?』

響 『うん。泣いてる子がいたからさ。ちょっと頑張り過ぎちゃったよ』

立ち上がりバックを掴む響、バックには金ドロボーや人殺しと罵る言葉を書かれていた。これはシンがまだあのニュースを見る前の事

未来「(本当は誰よりも泣きたくて救ってもらいたいはずなのに…それでも誰かの為に無理をする。誰かの背中なんて見たくなかったあの頃、そんな響を師匠が救ってくれた)」

テレビのニュースに乗り込み響を守ったシン、誰も助けてくれなかった中シンはただ1人助ける為に手を伸ばしてくれた

未来「(私の前を行く優しい背中だけは特別だった。誰かの前を走るのではなくずっと並んで歩いていきたいと思ったあの日、そして私は中学卒業と同時に陸上をやめた。私の胸の内はきっと誰にも打ち明けられないだろう、それでも思いを形にしたくていつかピアノを習いたいと思った)」

響と未来は夕飯を食べ終え食器を洗う

未来「ね、響。響のままやりたいことが我儘なら私響の我儘を応援する。響の我儘はきっと困った人に差し出された手なんだよ、それが師匠に教わった「誰かの為の力」でしょ?」

響 「未来、、、、、ありがとう」

 

 

 

sideキラ カナード

カナード「で?どう分けるんだ?データを」

キラ「うん、まずは」

パソコンと銀と青のスクラッシュナックルを繋ぎデータを入れていく

カナード「?まえと変わらないじゃないか」

キラ「いや、ここからだよ」

キラは現状持っているボトルを無機物、有機物に分けていく

キラ「まずはこっちに有機物のボトルのデータをっと」

軽やかにパソコンを操りデータを入れていく、ドラゴンフルボトルを中心にタカやフェニックスのボトルを足していく。数分すると今回はERRORとはでずcompleteと出た

キラ「やっぱりね!じゃあこっちには」

ナックルを抜きもう1つの金と黒のナックルにコードを繋ぎデータを入れていく。こちらにはロボットフルボトルをベースにダイヤモンドやガトリング等を追加していく。先程と同じく数分するとcompleteと表示される

キラ「よし!これなら使えるはずだ!カナちゃんトレーニングルームで試してきて!」

コードからナックルを抜きカナードに渡すキラ

カナード「分かった」

カナードは部屋を出ていきトレーニングルームに向かう。システムを起動させグリスに変身しナックルを手に押し当て走り出す

 

 

 

sideエルフナイン

弦十郎「異端技術に関する資料らしい資料はかき集めてきたつもりだ。他にも必要なものがあったら何でも言って欲しい」

エルフナインの元に弦十郎が資料を纏めて研究室に運ぶ

エルフナイン「はい、ありがとうござ、、、、、」

エルフナインが倒れそうになる、弦十郎が倒れる前に支える

弦十郎「大丈夫か!?根を詰め過ぎちゃいないか…」

エルフナイン「ごめんなさい…でもキャロルから貰った体です。二人で一人、だから二人分頑張らないと…それにシンさんがあんなに辛そうにしてるのに何もしてあげられないなんて僕には出来ません!僕とキャロルを助けてくれた恩をまだ返せてないんです!そんなの、、、錬金術師失格です!」

弦十郎「エルフナイン君、、、、、分かった!ならばとことんやってくれて構わん!俺が責任を持つ!」

エルフナイン「あ、ありがとうございます!」

エルフナインは椅子に座り資料に目を通し始める。するとある項目が目に付く

エルフナイン「これは、、、、、」

 

 

 

 

sideエボルト サンジェルマン カリオストロ プレラーティ アダム ティキ

アダム「確かに言ったはずだよ僕は。シンフォギアの破壊をね」

ティキと一緒にプールに浸かるアダムはサンジェルマンを睨む

サンジェルマン「申し訳ありません」

カリオストロ「ふん、前は邪魔したくせに」

プレラーティ「いけすかないワケダ」

ティキ「聞こえてるわよ三級錬金術師共!アダムの悪口なんて許さないんだから!」

エボルト「まぁいいじゃないか?次でぶっ壊してやれば、な?まぁ俺達が手を下すまでもないかもしれないがな」

サンジェルマン「ビルド、、、、、シン・アスカに始末させると?だが」

エボルト「戦えないんじゃないかって?」

サンジェルマンは頷く、エボルトはヤレヤレと首を振り

エボルト「シンなら戻ってくるさ、必ず戦う為にな」

プレラーティ「何故言いきれるワケダ?」

エボルト「あいつはそういう奴だからだよ、無関係な奴が死ぬ事なんて許さない。自分が戦って守ればいいって思ってんのさ10を守る為に1を切り捨てられない甘ちゃんだ」

サンジェルマン「10を守る為の1、、、、、」

アダム「まぁなんであれアスペクトはついに示された。ティキが描いたホロスコープにね」

サンジェルマン「ならば祭壇設置の儀式を…」

アダム「この手で掴もうか。神の力を」

アダムはティキを抱っこしクルクル回る

ティキ「やー!ティキ飛んでっちゃう!」

エボルト「さすがに下半身は隠した方がいいんじゃねぇの?」

アダム「必要ないさ、隠すなんて!完璧だからね、僕の体は」

サンジェルマン、カリオストロ、プレラーティは部屋を出ていく

カリオストロ「嫌味な奴。あんなのが結社を統べる局長だって言うんだからやりきれないね」

プレラーティ「そうだね。だけど私達がついていくのはあいつでも結社でもないワケダ」

 

 

 

side響 翼 クリス 奏 マリア 切歌 調 セレナ

エルフナイン「以前ガングニールと融合しいわば生体核融合炉と化していた響さんより錬成されたガーベッジです」

響 「あ~!あの時のかさぶた!?」

響の体をガングニールの破片が侵食していた際に傷跡から出来た鉱石、あの後回収され深淵の竜宮に保管されていた

翼 「とはいえあの物質にさしたる力はなかったと聞いているが」

エルフナイン「世界を一つの大きな命に見立てて作られた賢者の石に対してこのガーベッジは響さんという小さな一つの命より生み出されています、つまりその成り立ちは正反対と言えます」

響 「???」

エルフナイン「今回立案するシンフォギア強化計画ではガーベッジが備える真逆の特性をぶつけることで賢者の石の力を相殺する狙いがあります」

藤尭「つまりは対消滅バリアコーティング!」

エルフナイン「そうです。錬金思想の基本であるマクロコスモスとミクロコスモスの照応によって導き出された解答です」

調 「誰か説明してほしいけれど…」

切歌「その解説すらわからない気がするデース…」

クリス「その物質どこぞのバカから出たってんだからさしずめ愚者の石ってとこかな」

響 「愚者は酷いよクリスちゃん、、、、、」

弦十郎「うむ。成程!賢者の石に対抗する愚者の石!」

吹き出す面々

響 「あー!師匠まで!」

マリア「それでその石はどこに?」

友里「一通りの調査を終えた後無用なサンプルとして深淵の竜宮に保管されていたのですが…」

クリス「う、、、、、」

そう、深淵の竜宮はオートスコアラーとの戦闘で崩壊してしまっていた

弦十郎「愚者の石の回収はまさに泥の中から一粒の砂金をさらう作業だ。長丁場になるが頼んだぞ」

 

 

 

 

sideシン 湊

シン「、、、、、」

湊 「、、、、、兄さん、ただいま」

湊は学校から戻り本部のシンの部屋に入る、シンが暴れ回ったせいで散らかった部屋を片していく

シン「、、、、、なんで」

湊 「え?」

シン「なんで、俺に構うんだよ、、、、、俺はもう」

湊 「、、、、、それは、今の兄さんはちょっと疲れているだけだからです」

シン「え、、、、、」

湊 「今兄さんはずっと戦ってきた疲れを取ってるところなんです、だからちょっと休憩してるだけ」

シン「俺は、、、、、」

湊 「その間、兄さんが守ってきたものは私が守ります、私が代わりに戦う。だからいまはゆっくり休んでください」

シン「俺が守ってきたもの、、、、、そんなもの、ない」

湊 「いいえ、兄さんは沢山の人を守ってきました、救ってきました。私が真兄さんを失った時、どんなに拒絶しても見捨てずに助けてくれた」

シン「、、、、、」

湊 「大丈夫です、兄さんなら」

警報が鳴り響く

シン「!」

シンの体が震え出す。湊はモニターをつけ司令室に連絡を入れる

湊 「風鳴さん!」

弦十郎『湊君か!今響君達が愚者の石を発掘作業中の所にパヴァリア光明結社とファウストが戦闘介入してきた!』

湊 「そんな!」

シン「う、うぅ、、、、、」

冷や汗をかき息も乱れ始める

弦十郎『、、、、、シン君、キラ君達は戦っている』

湊 「風鳴さん?」

弦十郎『君はそこでただ座っているだけなのか?』

湊 「、、、、、」

シン「なに、を、、、、、」

弦十郎『俺は君に戦いを強要する気は無い、だが君はそれでいいのか?』

シン「俺が、、、、、戦えば、仲間を傷付ける、、、、、!だったらいっそ、、、、、」

弦十郎『ああ、そうだな。君が戦わなければ響君達を傷付けずに済むだろう、、、、、だが響君達が守りたいものを捨てる事になる』

シン「え、、、、、」

弦十郎『敵はこちらの気持ちなんて関係ない、戦うなら倒す、、、、、響君達が倒れればその後は?』

シン「それ、は、、、」

弦十郎『俺は彼女たちにそんな重荷を背負わせたくない!これは俺の、、、、、身勝手なお願いだ!!強要する気はないと言っておきながらこんなことを言うのは間違っているとわかっている!!だが彼女達に辛い思いをさせないで欲しい!!シン君が戻ってくる事を響君達は待っている!!』

映像越しに頭を下げる弦十郎、そんな弦十郎を見たシンは戦う理由を思い出す、大切な皆を守る事を

シン「、、、、、クソっ!」

頭を抱えるシン、体はまだ震えているが目には少し光が戻っていた

シン「また、見失うところだった、、、、、こんなに痛くて、苦しくても、、、、、俺は皆を守りたい、皆の守りたいものを守る、、、、俺の戦う理由」

湊 「兄さん!」

シン「正直、怖いよ。また暴走するんじゃないかって、、、、、でも暴走する力も俺なんだ、、、、、ハザードも俺の一部だから、全部纏めて野上シン()なんだ!だったら、、、、、こんな所でハザードなんかに怯えてちゃ、ダメだよな」

シンは立ち上がり置かれていたビルドドライバーとフルボトルを掴む。そのまま部屋を出ていこうとしたシンに

湊 「兄さん!」

シン「?」

湊 「行ってらっしゃい!必ず皆と帰ってきてください!」

シン「!、、、、、行ってきます!」

シンは走って格納庫のバイクの元まで行く

 

 

 

 

sideキラ カナード 響 翼 クリス 奏 マリア 切歌 調 セレナ

深淵の竜宮に潜水艦で向かうマリアと翼、響。映像を地上のモニターに表示されると案の定崩壊しており愚者の石がどこにあるか分からない

セレナ「あちゃー…」

調 「思ってた以上に…」

切歌「ペチャンコデスよ…」

奏 「こりゃ骨が折れそうだ」

クリス「(あの時も…バルベルデの時も…今思えばもう少し冴えたやり方があったのかもな…)」

キラとマリアの操縦で周辺の土を地上へと巻き上げられていく

クリス「こんなんで本当に見つかるんだろうな…」

カナード「グダグダ言っているなら手を動かせ」

金属探知機を使って探すカナード

兵士「う、うわぁぁあ!!」

悲鳴が響く、周辺をアルカノイズとスマッシュが包囲し兵士に襲いかかる

ロボットゼリー!!

カナード「変身!」

クリス「Killter Ichaival tron」

切歌「Zeios igalima raizen tron」

調 「Various shul shagana tron」

セレナ「Seilien coffin lordcamelot tron」

奏 「Croitzal ronzell rhotngomyniad zizzl」

潰れる!!

溢れる!!

流れ出る!!

ロボットイングリス!!ブルゥァァ!!

BGM Supernova

アルカノイズを撃ち抜くクリス、鎌を振るい切り裂く切歌、丸鋸を射出し穴だらけにする調、兵士を守りながら後退するセレナ、それを守る奏。カナードはスマッシュを倒して奥にいるエンジンブロスとリモコンブロスに向かっていく

カナード「オラァァ!!」

ヴェイア「きやがったな!こっちはストレス溜まりまくってんだ!!殺してやるよ!!」

ツインブレイカーとスチームブレードがぶつかり火花を散らす

カナード「邪魔だ!貴様なんぞに構っている暇はない!!ローグかエボルトを出せ!」

スチームブレードを蹴りあげそのまま踵落としを叩き込むカナード、ソキウスが間に入り腕を交差させガードする

カナード「甘い!!」

受け止められた足と逆の足を使い首に掛け体を反らせ地面に叩き付ける

ソキウス「っ!?」

ツインブレイカービームモードに切り替えヴェイアを狙い撃つ

ヴェイア「うげっ!?」

カナード「言ったはずだ!構ってる暇はないとな!」

ヴェイア「、、、、、ざけんな」

仰向けで倒れたヴェイアがゆっくりと起き上がる

ヴェイア「てめぇ如きがこの英雄ヴェイア様に勝てると思ってんのか!?ふざけんな、、、、ふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなァァァ!!!!ソキウス!!」

ソキウスはギアリモコンをヴェイアに投げる

ヴェイア「殺してやる!!」

ギアエンジン!!

ギアリモコン!!

ファンキーマッチ!!

ヴェイア「潤動!!」

フィーバー!!パーフェクト!!

ソキウスを覆っていたリモコンブロスのアーマーが全て外れヴェイアに飛んでいく。エンジンブロスとリモコンブロスのアーマーが1つになりヘルブロスに姿を変える

ヴェイア「てめぇにはこのヘルブロスは倒せねぇ!!大人しく死にやがれ!!」

腕の歯車からエネルギー弾を放つヴェイア、カナードに一直線に飛んでいき爆発する

ヴェイア「ざまぁねぇねァ!!」

カナード「何がだ」

煙を振り払うカナード、右手にはスクラッシュナックルが握られていた。歯車がぶつかる瞬間ナックルとツインブレイカーで弾いていた

カナード「何度も言わせるな、エボルトを出せ。俺はやつに借りがある」

ヴェイア「何奴も此奴も俺様を見下しやがって、、、、、殺してやる!!」

切歌「大丈夫デス!落ち着いて避難を!」

逃げ遅れた人達を誘導する切歌、それを狙ってカリオストロが攻撃する

カリオストロ「大丈夫なんて簡単に言ってくれるじゃない?このお気楽系女子!」

切歌「誰がお気楽デスと!?」

カリオストロ「決まってるでしょ!!」

カリオストロの攻撃を避ける切歌、だがその先には先程逃げ遅れた人達がおり直撃し体を貫かれ息絶える

カリオストロ「あらあら〜?誰のせいかしら?」

奏 「てめぇ!!」

光の槍がカリオストロに降り注ぐ

奏 「切歌!今は気にするな!」

切歌「、、、、、はいデス!」

一方でプレラーティと戦闘する調とセレナ。鉄球をセレナの盾で弾く、調がヨーヨーを叩きつけるが鉄球に繋がれた十字架状の柄で打ち返される

プレラーティ「ダインスレイフを抜剣できないシンフォギアなんてちょろすぎるわけだ」

カリオストロ「ここでぶち壊されちゃいなさい!」

2人の言動に違和感を感じるクリスと切歌

クリス「連中の狙いはシンフォギアの破壊?」

切歌「愚者の石ではないのデスか?」

クリスは全身の装備からミサイルをスタンバイさせ

クリス「だったら派手に行くぜ!いっけぇ!!」

弾幕を貼り2人を近づけさせないようにする

響『すぐ浮上します!』

友里『そのまま作業を続けてください!』

弦十郎『奴等は愚者の石の事は知らないようだ。回収作業の事が知られれば邪魔されかねない』

響『でも賢者の石の力が相手では…』

緒川『ユニゾンです。切歌さんと調さんの歌を重ねれば』

弦十郎『抜剣せずとも対抗できる!それに、、、、、』

響 『?師匠?』

クリス「埒をこじ開ける!根性~!」

ガトリング砲を撃ちながら接近していくクリス、カリオストロは魔法陣でガードするが弾丸が魔法陣を突き抜け破壊すしゼロ距離で弓を引く

カリオストロ「(ベーゼ可能なゼロレンジ!)」

だが体を逸らし矢を躱すカリオストロ

カリオストロ「(だけどあーしの唇は安くない)」

クリス「まぁそうなるよな?行け!」

クリスは躱されるのを分かっていて放ったのだ(・・・・・・・・・・・・・・・・・)。切歌が矢に鎌を引っ掛け飛んでいく、その勢いのまま調の元に飛んでいく。プレラーティは咄嗟に回避し切歌を避ける

カリオストロ「ちっ!やってくれたわね!!」

クリスを蹴り飛ばし壁に叩きつける

クリス「がっ!」

カリオストロ「いいわ!1匹ずつ消してあげる!消えなさい!!」

クリスに光弾を無数に放った、クリスは壁に嵌り動けない

クリス「(これはやばい!)」

もがくがめり込んだ体は動かない

クリス「(ちくしょう、、、、、)」

爆発が起き黒煙が巻き上がる

奏 「クリス!!」

セレナ「クリスさん!!」

カリオストロ「まず1匹っと、、、、、ん?」

カリオストロは爆発に違和感を感じた、確かに威力は高いものを放った。だがここまで爆発するか?と

カリオストロ「この匂い、、、、、ガソリン?」

爆発したのはガソリンに引火したからだと予測したカリオストロ、拳を振るって風を起こし煙を払う。そこには黒いボディのバイクの破片、そして

クリス「な、、、、、なんで」

切歌「あ、、、、、ああ!」

カリオストロ「なんであんたが、、、、、」

プレラーティ「心を折られたんじゃないのか!?」

クリスの前には黒髪紅眼の男、シンが立っていた

 

 

 

sideシン クリス 切歌 調

クリス「シン!」

クリスを壁から引っ張り出すシン

シン「大丈夫か?」

クリス「あ、ああ、、、、、じゃなくて!お前大丈夫なのかよ!」

シン「まぁな」

クリスに触れる手は震えている

カリオストロ「あらあら?ここに来てヒーロー登場?」

プレラーティ「くくくっヒーローはヒーローでも仲間を傷付けるヒーローなワケダ」

カリオストロ「怖くなって戦えなくなっちゃったんだもんね?」

シン「ああ、そうだよ」

シンはドライバーを腰に当て装着する

シン「今も怖いさ、皆を傷付けるんじゃないかって。でもな」

ボトルを振り

シン「皆が俺を信じて待っててくれた、なら俺はもう泣いて座ってるだけじゃダメなんだよ。暴走したら皆が止めてくれる、そう信じてる」

ラビット!!

タンク!!

ベストマッチ!!

Are you ready?

シンの脳裏に黒いビルドが浮かび上がる、それを振り払うように大きく声を上げる

シン「変身!!」

鋼のムーンサルト!!ラビットタンク!!イエーイ!!

シンは拳を握る、微かに震えるがそれを隠す素振りも見せず

シン「皆が信じてくれるなら、、、、、俺は戦える!!」

エボルト「そうか、そいつは良かった」

いつの間にかコンテナの上に座っていたエボルト

シン「、、、、、エボルト」

エボルト「いやはや、、、、あんなんで心が折れちまったんじゃないかって心配してたんだぜ?」

シン「生憎だったな!俺は色んな人に支えられてんだ!アンタなんかに折られるかよ!!」

足のスプリングで跳躍しエボルトに向かっていくシン

切歌「じゃあたしらもいっちょやらかすデスよ!」

調を立たせプレラーティにユニゾンアタックで仕掛ける2人

 

 

 

sideシン キラ カナード

BGM 悲しいデュエル

エボルト「おらよ!」

シン「うぐっ!」

ボディを蹴り飛ばされ吹き飛ばされるシン。それもそのはず、ただのラビットタンクとフェーズ1とのスペック差は歴然

エボルト「どうした?ハザードは使わないのか?」

シン「うるさい!」

シンは懐に飛び込み拳を振り抜く、が片手で受け止められる

エボルト「お前がハザードトリガーを使わないのは勝手だ、だがそれで誰が犠牲になると思う?」

シン「っ!」

エボルト「響達だ、お前がビビってハザードを使わなければ守れるはずのものも守れなくなる、ぞ!」

エボルトにゼロ距離でトランスチームガンの弾丸を食らうシン

シン「ぐぁっ!?」

地面に倒れ込みエボルトに踏みつけられる

エボルト「いいか?お前も、キラ達もネビュラガスを注入した時点でもう人間じゃないんだよ。兵器だ、兵器も兵器がぶつかり合って壊れるただそれだけだ」

シン「あんたに、かん、けいないだろ!!」

シンは右足のローラーを使って脱出する

シン「はぁ、はぁ、はぁ」

シンはラビットタンクスパークリングを使うかそれともハザードトリガーを使うか迷っていた。前者なら自分の意思で自分の最大の力を使うことが出来る、だがそれではエボルトには届かない。後者は暴走する可能性を孕みつつもエボルトに攻撃が通るかもしれない力を秘めている。だがここは戦場、目の前には最悪の敵がいる。時間は刻一刻と迫っている

エボルト「何をためらってる!お前には守るものがあるんじゃないのか?自分が信じる正義のために戦うんじゃないのか?それとも全部嘘だったのか!?」

シン「っ!、、、、、うるさい、、、、、全部アンタが悪いんじゃないか!!アンタがパンドラボックスを、、、、、ライダーシステムを持ってこなければ!!」

ハザードトリガーを取り出し怒りを爆発させる

奏 「おい!そんな状態でそれを使ったら!!」

奏の制止を無視しドライバーに挿そうとしたその時

スクラップブレイク!!

水中から変身したキラが飛び出しエボルトに飛んでいく

キラ「はぁぁ!!」

エボルトは両腕を交差させガードする

エボルト「キラか、、、、、」

シン「キラさん!」

キラ「くっ!ダメか!」

キラはエボルトの腕を蹴り空中で回転して着地する

キラ「シン、もう大丈夫なの?」

シン「、、、、、はい」

キラ「、、、、、そっか、だってさカナちゃん!」

スクラップフィニッシュ!!

カナード「聞こえている!」

ヴェイア「ぐはっ!?」

ヴェイアを吹っ飛ばしシンの横まで来るカナード

シン「カナード、、、、、」

カナード「シン、全力でいけ」

シン「、、、、、でも」

カナード「暴走したら俺とキラで必ず止めてやる。もうお前に仲間を傷付けさせはしない」

キラ「その為にスクラッシュナックルを作ったんだもん」

カナード「シン、俺達を信じろ、お前の信じる俺達を」

シン「、、、、、ああ、分かった!」

シンはハザードトリガーのカバーを上げボタンを押しドライバーに挿す

ハザードオン!!!!

ラビット!!

タンク!!

スーパーベストマッチ!!!!

ガタガタゴットン!ズッタンズタン!!ガタガタゴットン!!!ズッタンズタン!!!!

Are you ready?

シン「ビルドアップ」

アンコントロールスイッチ!!!!ブラックハザード!!!!ヤベーイ!!!!

ビルドドライバーからハザードライドビルダーが形成、シンを前後から押し潰し黒いビルド「ラビットタンクハザードフォーム」を創り出(ビルド)し駆け出す

シン「うぉぉおお!!!」

エボルト「かかってこい!!」

シンとエボルトの拳がぶつかり合う、ぶつかった衝撃で地面にヒビが入りスパークを起こす

 

 

 

side 切歌 調

BGMギザギザギラリ☆フルスロットル

肩アーマーからのバーニア噴射を行いながら、コマの様に高速回転してアームドギアで敵を切り裂く「災輪・TぃN渦ぁBェル」でプレラーティに攻撃を仕掛ける切歌、プレラーティは柄で受け止める、動けなくなった所を調が

巨大化させたヨーヨーで攻める。何とかそれを回避する

プレラーティ「うだつの上がらない詐欺師まがいだった私達に完全な肉体と真の英知、そして理想を授けてくれたのはサンジェルマンなワケダ!だから…彼女の為に負けられないワケダ!楽しい事気持ちいい事だけでは理想には辿り着けないワケダ!」

鉄球を2人にたたき落とすプレラーティ、それを避け空中で調のアームドギアのヨーヨーを切歌のアームドギアの鎌の柄の先に接続し、巨大な刃が付いた車輪状に変化させた「禁合β式・Zあ破刃惨無uうNN」で回転させながら2人が相手に突撃する。プレラーティも鉄球をぶつける

プレラーティ「理想の為に!」

禁合β式・Zあ破刃惨無uうNNが鉄球を打ち負かしプレラーティを吹き飛ばし海にたたきおとす

カリオストロ「ここまでにしてあげるわ!」

クリスと対峙していたカリオストロはプレラーティを回収してテレポートジャムで撤退する

 

 

 

 

 

sideシン キラ カナード

BGM Primal Innocence

シン「はぁぁあ!!!」

拳と拳の勝負を制したのはシンだった、エボルトの拳を押し出し吹き飛ばす

エボルト「ぐおっ!、、、、、いいぞ!!もっとだ!!」

シン「このまま押し切る!!」

カナード「キラ!」

キラ「うん!」

吹き飛んだ先にキラとカナードが先回りしナックルを使って殴打する

スクラップナックル!!

両サイドからの攻撃を受かるエボルト

エボルト「何!?俺に攻撃を通せるアイテムだと!?」

キラ「カナちゃん!ボトルを挿して!」

カナード「分かった!」

キラはタカフルボトルを、カナードはヘリコプターフルボトルを挿し中心にある「スクラッシュイグナイター」を叩く

ボトルドーン!!

スクラッシュブレイク!!

スクラッシュフィニッシュ!!

キラのナックルから炎の翼を発生させ強烈なアッパーを繰り出す

キラ「ぶっ飛べ!」

顎に入ったアッパー、体浮くエボルト。それを追撃するカナードのナックルからはヘリのローター出現し回転してエボルトの体に連続でぶつかる

カナード「落ちろ!」

エボルト「ぐおぉ!?」

キラ カナード「行け!シン!」

シン「はぁぁぁ!!!」

ハザードトリガーのボタンを押しレバーを回す

マックスハザードオン!!!レディーゴー!!!!オーバーフロー!!!ハザードフィニッシュ!!!!ヤベーイ!!!!

加速し左足で飛び上がりエボルトに一直線にキックを放つ。蹴られたエボルトは地面を抉りながら吹き飛んでいく

シン「はぁ、はぁ!」

キラ「行ける!」

カナード「次で終わらせるぞ!」

シン「ぐっ!?頭、が、、、、、!」

頭を押え膝をつくシン、ハザードフォームのリミットが近づいていた

エボルト「ふぅ、ふぅ!、、、、、やるじゃないか、まさかここまでできるとは思ってなかったぞ」

フラフラと立ち上がるエボルト

エボルト「連携も見事としか言いようがないねェ、即興でここまでとは。まぁシンも時間切れみたいだし俺はここで帰らせてもらおうかね?」

カナード「逃がすか!」

エボルト「逃がすに決まってる、なんせ今俺に構ってたらシンを助けてやれなくなるからなァ?」

カナード「くっ!」

エボルト「それにこの不甲斐ないブロスにもきっちりお仕置きしなきゃだしな」

エボルトは気絶するヴェイアと腕を引きずっているソキウスを掴みトランスチームガンを取り出す

エボルト「チャオ〜」

そう言い残し霧の中に消える3人

シン「う、うぅ!」

キラ「シン!」

カナード「、、、、、シン、いつでもいいぞ」

カナードは構える

シン「カナー、ド、、、、、!」

カナード「言ったろう、俺たちが止めてやると」

シン「っ!あと、は、、、、、たのん、だ!!」

キラ「うん!次起きたら全身痛いかもしれないけどね」

シンはガクンと項垂れる、キラも構え直す。シン、いやハザードフォームは立ち上がりキラとカナードを標的として捉える、途端に走り出すハザードフォーム。ドリルクラッシャーを取り出し振り回す、カナードがツインブレイカーでガードしキラがナックルで殴る、数歩後退するハザードフォームに対してカナードのナックルが火を噴く

カナード「オラァ!!」

ロボットフルボトルを装填しイグナイターを叩く

ボトルドーン!!

スクラッシュフィニッシュ!!

ハザードフォームの胸部を力いっぱい殴る、ナックルからロボットアームのようなエネルギーが発生し後押しする。ハザードフォームはふらつきながらも反撃しようとボトルを取り出す

カナード「キラ!」

キラ「うん!」

ナックルにドラゴンフルボトルを挿しイグナイターを押す

ボトルドーン!!

スクラッシュブレイク!!

ハザードフォームにボトルを変える暇を与えず蒼炎を纏ったナックルでハザードトリガーに衝撃を与える。衝撃を受けたハザードトリガーは機能不全を起こし動かなくなる

キラ「カナちゃん!」

カナード「決めるぞ!」

2人はスクラッシュドライバーのレバーを倒す

スクラップブレイク!!

スクラップフィニッシュ!!

キラ カナード「戻ってこい!!シィィィィン!!!!」

空中から2人のダブルキックを放ちハザードフォームを蹴り飛ばし変身を強制解除させる

シン「ゴホッゴホッ!はぁ、はぁ、、、、、もど、れた」

仰向けで倒れるシン、キラとカナードも変身を解きシンの元に行く

カナード「どうだ?目覚めた気分は」

少しだけ笑い

シン「、、、、、最っ悪だ」

キラ「シン」

シン「?」

キラ カナード「おかえり」

シンは目を見開き腕で目元を隠す

シン「うっく、、、、、ぐす、、、、、ただいま」

 

 

 

 

to be continued




失ったものを取り戻したシン、だが新たな試練がシンを、クリスを襲う
次回 第40章 傷痕と明日
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。