戦姫絶唱シンフォギア/仮面ライダービルド運命を翔ける少年   作:ストライカーシグマ5

87 / 144
俺には守るものがある、仲間、家族、友人、、、、、皆が俺を、ビルドを創ってくれた。だから俺はもう皆に恥じない正義の味方になる、例えその行いが偽善だとしても俺は正義を張り続ける


第46章 紡ぎ重ねた心 燃え上がる魂

sideシン キラ カナード

BGM Ready〜Go!

左足を強く踏み込む、すると装備されていたジャンプチャンプレガースのディメンションスプリンガーが伸縮し

シン「ふっ!」

飛び上がるとエボルトの前まで一瞬で距離をつめ蹴り飛ばす。エボルトは両腕をクロスさせガードする、が腕から煙が上がる。

エボルト「この力は!?」

シン「はぁぁ!!」

エボルト「ちっ!」

シンとエボルトは至近距離で殴り合う、だが次第にシンの拳の振るうスピードが早くなっていく。エボルトの拳は避けられカウンターを食らう

エボルト「ぐぉっ!」

カナード「速い、、、、、、!」

速度が早くなった理由は新たなビルドの力だった。常時運動・反応速度が1.5倍まであげることが出来るようになった

シン「ぶっ飛べ!」

シンはドライバーのレバーを1度回す

ラビット!

レディーゴー!!!ラビットアタック!!!

右手でエボルトを殴り飛ばす、吹き飛ぶエボルトに向かって両足で踏み込み左足で回し蹴りを入れる、だが距離が遠い、すると

キラ「うっそぉ!?」

カナード「足が、、、、、、」

ローグ「伸びただと!?」

左足がまるでバネのように伸びエボルトを追撃しキックが当たった瞬間シン自身がエボルトまで飛んでいきさらなるダメージを与える

エボルト「ぐっ!こんな力俺は知らんぞ!」

シン「言ったろ!このビルドは俺の全てを形にしたって!」

ドライバーのレバーを2度回す

ラビット!!

タンク!!

レディーゴー!!!タンクブレイク!!!

左腕を前に出す、すると肩のBLDタンクタンクショルダーがガントレットと合体し短かった砲身が巨大化する。先端にエネルギーが収縮されていき

シン「いっけぇぇえ!!」

掛け声と共にエネルギー弾がエボルトに発射される、エボルトはトランスチームガンでエネルギー弾を撃つが勢いは収まらず直撃する

シン「俺はもう自分を見失ったりしない、この力は完全に俺の物だ!」

エボルト「ハザードレベル6.8、、、!?」

シンはドライバーから全てのビルドウェポンをだし

シン「ビルドウェポン!再構築(リビルド)!フルボトルバスター!!」

ビルドウェポンがバラバラになり1つに融合し新たな銃剣 究極豪成 フルボトルバスター が形成される。シンは走ってエボルトに向かっていく、エボルトはトランスチームガンでシンを迎撃するがフルボトルバスターで弾丸を弾きながら向かってくる。エボルトは銃撃を諦め片手にスチームブレードを持ちシンへと向かっていく、フルボトルバスターとスチームブレードがぶつかり火花が散る

エボルト「くっ!この力、、、、、、何がお前をここまで強くした!?」

シン「思い出したんだよ、俺は誰かの為の正義の味方だってな!」

エボルトのスチームブレードを弾くシン、エボルトは回転して横薙ぎにスチームブレードを振るう、それをフルボトルバスターで受けとめる

エボルト「正義だと?笑わせるなァ!貴様の行いは偽善だ!くだらない理想だ!」

シン「かもしれない!俺も最初は正義なんて嫌いだった、、、、、でも俺が今までやってきたことは決して間違いじゃない、、、、、、そう気づかせてくれた奴らがいた、だからは俺は今までも、これからも正義の味方を張り続ける!!誰かのための正義の味方をな!!それにな、、、、、理想を掲げて何が悪い!!」

シンは片手をフルボトルバスターから離しエボルトのアーマーを掴む、そのまま持ち上げ投げ飛ばす。

シン「俺はもう一人じゃない、、、、、、キラさんが、湊が、カナードが、響達が俺を創ってくれた!ビルドを創ってくれた!!これが仮面ライダーの力!!野上シンの力だ!!」

フルボトルバスターをバスターキャノンモードに変えエボルトに向けトリガーを引く。砲身からエネルギー弾が吐き出されエボルトに向かって飛んでいく、スチームブレードでガードするがエネルギー弾に勝てず直撃する

キラ「強い、、、、、、!」

シン「アンタらはいつまで寝てる気だ、俺が全部倒しちゃうぞ」

カナード「言ってくれるな、、、、、、!」

キラ「だけど今の僕らじゃ、、、、、、」

シン「だったら今越えればいいだろ、俺に出来たんだ、アンタ達にだって出来るさ、それともまた守れなかったって言ってそこで寝っ転がって泣くのかよ?」

キラ カナード「!」

シンの言葉に折れかけていた心が奮い立つ、痛む身体にムチを打って立つ2人

キラ「簡単に言ってくれちゃってさ、、、、、、!」

カナード「全くだ!だが」

2人はスクラッシュドライバーを巻きドラゴンゼリーとロボットゼリーを挿す、そしてキラはストライクナックルを、カナードはハイペリオンナックルを取り出す

キラ「やっとわかったよカナちゃん、足りなかったのはボトルだけじゃない」

カナード「ああ、忘れていたものもあったな、、、、、、」

2人は残されたボトル、ドラゴンインパクトボトルとアブソーブロボットボトルを握り

ローグ「なぜ立ち上がる!」

キラ「当たり前でしょ」

カナード「誓ったんだよ、、、、、必ず守るってな、、、、、!」

ローグ「誓い、だと?誰にだ」

キラ「だれでもないよ」

カナード「ただ俺の」

キラ「ただ僕の」

ナックルにボトルを挿し

 

キラ カナード「魂にだ!!」

 

ドライバーの中心、ゼリーの上からナックルを挿す

 

ボトルドーン!!!

 

クローズストライク!!!

 

グリスハイペリオン!!!

 

Are you leady?

 

キラ カナード「出来てるよ!」

レバーを倒す

潰す!!

砕く!!

混ざり合う!!

足下から普段のビーカー状のスクラッシュライドビルダーが現れ中身を満たす、だがここで左右から拳のようなマシーンが現れ両側からスクラッシュライドビルダーを潰すように挟む。スクラッシュライドビルダーが割れ中身が飛び散る、その瞬間キラの全身を銀のアーマーが、カナードの全身を金のアーマーが覆う、そして飛び散ったヴァリアブルゼリーがアーマーの上から装甲を作り出す

キラの頭部が中心に銀の龍を嵌め込み左右の複眼が紫がかった蒼のものになり胸部、肩、腕、両足、に蒼龍をモチーフにしたヴァリアブルゼリーの装甲、そして背中には蒼翼が展開される

一方カナードは肩のヴァリアブルパックがゼリー状で形成されシールドを模した物に、両腕にはガントレットを装備し両足にはバーニアとそれを保護するカバー、そして大きく変わったのが背中に巨大なキャノン砲 GHPフォルファントリー が装備されている

 

Breakup Soulburning!!!

 

Getset CROSS-Z STRIKE!!!

 

Getset GREASE HYPERION!!!

 

ドララララララァ!!!

 

キラ「これが新しいクローズ、、、、、、クローズストライク!」

カナード「俺の新たな力、グリスハイペリオン!」

キラ「魂が燃える!力が漲る!僕の蒼炎が迸る!!もう誰にも止められない!!」

カナード「全霊を持ってぶっ潰す!!」

ローグ「姿が変わった程度で」

ヴェイア「俺様に勝てると思ってんのか!」

ローグがキラに向かって拳を振るう、続いてヴェイアがネビュラスチームガンをカナードに向け乱射する。キラは拳を片手で止める、続いてカナードは最小限で弾丸を避ける

キラ「散々やってくれたからね」

カナード「利子を付けてしっかり返させてもらう!」

キラはデュランダルをだす

キラ「さぁておっぱじめるよ!」

カナードも待機状態のゲイボルクを起動させ

カナード「さっきまでの俺達と思って侮るなよ」

強く踏み込みヴェイアの懐に潜り込み

カナード「っらぁ!!」

ゲイボルクを振るう。ヴェイアはスチームブレードで受け止めるが勢いに押され吹き飛ぶ。そのままカナードはゲイボルクを回転させローグに叩きつける、それをローグは避け反撃しようとするが

キラ「あんまりカナちゃんばっかりに気を向けてるとこんなふうに当たっちゃうよ!」

デュランダルでローグを斬る

ローグ「いつの間に、、、、、、っ!!」

ヴェイア「調子に乗りやがって!」

ローグ「こいつらもハザードレベル6.7、、、!!」

ヴェイアがキラを撃とうとネビュラスチームガンを構えた瞬間

シン「!やらせるか!」

シンはドライバーのレバーを3度回す

ラビット!!!

タンク!!!

スパークリング!!!

レディーゴー!!!スパークリングアタック!!!

左足に光が集まる、背後から迫ってくるエボルトに向け左足をぶつける。エボルトにぶつけられた左足から圧縮されたエネルギーが爆発する

エボルト「なんだとぉ!?」

エボルトはローグとヴェイアの方に飛んでいく

エボルト「!どけェ!!」

ローグ「っ!」

ヴェイア「ぬぉぁ!?」

エボルトが2人にぶつかり停止する

エボルト「ぐっ!今のはスパークリングの「解放」!?まさかそこまで使えるのか!」

シン「さあな!」

キラ「でもこれで」

カナード「1箇所にまとまったな!」

シンはビルドドライバーのレバーを4回回しキラとカナードはスクラッシュドライバーのレバーを倒す

ラビット!!!!

タンク!!!!

スパークリング!!!!

ハザード!!!!

レディーゴー!!!!

ハザードブレイク!!!!

ストライクフィニッシュ!!!!

ハイペリオンフィニッシュ!!!!

シンの右足に黒い炎が発生する、キラからは背中の翼から蒼炎を滾らせ右足に蒼い炎が、カナードは背中のGHPフォルファントリーを前に向け構える。肩のヴァリアブルゼリーブースターを吹かし後方へ噴出し両手を前に向け砲身にエネルギーを溜める。エボルト達は立ち上がり防御体制になる

カナード「ふん!防御など無駄だ!」

臨界に達したエネルギーをエボルト達に向け放つ。黄金の砲撃が唸る

エボルト「くっ!!」

ローグ「この威力!!」

ヴェイア「なんだよこれ!?」

ガードしきれず大きく後退する、だがそれだけでは終わらない

カナード「行け!シン!キラ!」

シン「ああ!」

キラ「うん!」

2人はカナードの肩を蹴り空中に飛ぶ。空中で回転してエボルトとローグ目掛けハザードブレイクとストライクフィニッシュを叩き込む。エボルト達は壁まで吹き飛ばされる

シン「奇跡は起きないって言ったよな?でもな奇跡を起こせるのが人間なんだよ!」

エボルト「なる、、、、、、ほど、、、ハザードレベル6.9、、、完全体ではないとはいえ俺とローグをここまで追い詰めるとは」

エボルトは瓦礫をどかし這い出てくる、ローグも岩を蹴り飛ばし起き上がる

ローグ「エボルト」

エボルト「ああ、潮時だな」

ヴェイア「ここで逃げんのかよ!?」

エボルト「ああ、今の俺らじゃ倒せない」

ヴェイア「はん!随分と弱腰じゃねぇか!だったら俺が!」

ヴェイアは立ち上がりシン達に向かっていこうとするが

エボルト「何度も言わせるな」

エボルトのトランスチームガンから黒い霧が排出されヴェイア、ローグ、エボルトを包こむ

カナード「逃がすか!」

カナードは霧に突っ込もうとするが

エボルト「チャオ」

それよりも早く霧がはれ3人の姿を消す

カナード「くそっ」

キラ「とりあえず危機は脱したかな」

シン「まだですよ」

カナード「ああ、アダム・ヴァイスハウプトが残っている」

シン達は響達が戦っている場所に向かっていく

 

 

 

 

 

side響 翼 クリス 奏 マリア 切歌 調 セレナ

BGM TESTAMENT

響 「だとしてもぉぉ!!」

爆発の中からミサイルに乗って空に飛ぶ8人の戦姫、マリアと翼がアダムに斬り掛かる

マリア「ギアが軋む…悲鳴を上げている!」

翼 「この無理筋は長くはもたない!」

奏 「体が重い!」

槍を無数に投げ触手を切り落とす

調 「つまるところ!」

調のヨーヨーが巨大化、アダムを拘束し

切歌「一気に決めれば問題ないデス!」

鎖鎌を回転させアダムを削る

セレナ「絶対負けない!」

顎を盾で弾きあげる

クリス「エクスドライブじゃなくても!」

巨大なミサイルを作りアダムを押し出す、アダムをドームに押し込み爆発する

響 「うぉぉお!!」

響がアダムに向かって行く、だが響のガングニールから拒絶反応がでる

友里『まさか…反動汚染!?』

藤尭『このタイミングで!?』

エルフナイン『そうだ…響さんのギアだけ汚染の除去がまだ…!』

響は地面に落ち立ち上がれない

アダム「動けないようだな神殺し。ここまでだよいい気になれるのは」

アダムは響にエネルギー砲を放つ

翼 「手を伸ばせ!」

翼の合図でプロテクターを固定していたエネルギーが響に集まる、その力の中のマリアとセレナの防御の力を使う

マリア「まさか、、、、、私とセレナの!?」

響 「この力、皆の!」

響から虹のオーラが溢れ出す

アダム「いいってもんじゃないぞ!はちゃめちゃすれば!」

響は飛び上がり空中で足を振るう、すると足のプロテクターから刃が伸び斬撃を放つ

切歌「私の呪リeッTおデス!」

続いて手刀を振り抜く、青い斬撃がアダムの触手を斬り裂く

翼 「蒼ノ一閃!」

マフラーから光を放ち回転させそれに乗り襲いかかる触手をバラバラに切り刻まれる

調 「禁月輪…私達の技を…ううん。あれもまた繋ぐ力!響さんのアームドギア!」

アダムは響を握りしめる、禁月輪で切り落とすものの歯が先に負けてしまい掴まれる

アダム「降臨は間もなくだ…カストディアンの…それまでに手にしなければならない!アヌンナキに対抗し超えるだけの力を!」

クリス「吹っ飛ばせ!アーマーパージだ!」

プロテクターをエネルギーに変換し腕から逃れる響、そのまま腕を駆け上がっていく

響 「無理させてごめんガングニール!一撃でいい!みんなの思いを束ねてあいつに!」

響の思いがガングニールに伝わる

プレラーティ『借りを返せるわけだ!』

カリオストロ『利子付けてのし付けて!』

サンジェルマン『支配に反逆する革命の咆哮をここに!』

響 「Balwisyall nescell gungnir troooon!!」

ガングニールの聖譜を歌う、するとアーマーが黄金に輝き響を包み込む

アダム「黄金錬成だと…?錬金術師でもない者がー!!」

響はアダムの懐に入り込む、そして

響 「オラ!!」

拳を叩き込む、何度も何度も、次第に巨大な体は浮き上がり

響 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ…!!!」

響の拳はアダムをぶち抜く、巨大な体がボロボロと崩れ落ちていく。だが

アダム「まだだ、、、、、まだだぁぁ!!」

アダムの腕には黒い箱、パンドラボックスが握られていた

アダム「この力でぇぇ!!!」

アダムの体が輝き出す、すると巨大だった体が小さくなっていき響が開けた大穴もふさがり頭の両サイドにはヤギのような2本の角が生えて左腕の傷辺りに棘が生えている

アダム「ハハハ、、、、、ハハハハ!!いいぞ!!これが力!!」

セレナ「嘘、、、、、」

マリア「そんな!」

切歌「後、1歩だったのに!!」

響 「だとしても!!」

響は再びアダムに立ち向かっていく、アダムは軽く腕を振ると突風が巻き起こり響を吹き飛ばす

響 「ぐはっ!!」

アダム「これで終わりだ、神殺し!!」

再びアダムは響に竜巻を振りかざす、咄嗟にうでを交差させガード体制をとる

 

 

 

 

sideシン キラ カナード

響 「、、、、、、あ、あれ?」

いつまで経っても響にアダムの攻撃が当たることは無かった、腕をどかして前を見るとそこには

響 「シンさん!キラさんにカナードさんも!」

シン「よ、お待たせ」

キラ「ごめんね、ここまで頑張らせちゃって」

カナード「遅れた分はきっちり働く」

アダム「今更何をしに来た、、、、、、仮面ライダァァァ!!」

シン達が立っていた。攻撃か当たらなかったのはシンがフルボトルバスターで弾いたからだ、3人は各々ドライバーを腰にあて

シン「決まってんだろ」

キラ「お人形さんと遊ぼうと思ってさ」

カナード「そういう事だ」

響 「ま、待ってください!あれはパンドラボックスを食べちゃったんです!」

シン「成程な、だから今の響でも倒せないのか」

響 「え?もしかして、、、、、、わかるんですか?」

シンは響の頭を乱暴に撫でる

シン「ああ、お前の中から感じる力、アイツらの力をな、後は俺達に任せてくれ」

キラ「そういう事〜」

カナード「ああ、下がっていろ立花響」

響は翼達の元に向かうのを確認するとシンはハザードトリガーを、キラとカナードはスクラッシュゼリーをドライバーに挿す

マックスハザードオン!!

ドラゴンゼリー!!

ロボットゼリー!!

さらにスパークリングをドライバーに装填、ストライクナックルとハイペリオンナックルを出しボトルを挿してゼリーの上から被せる

ラビットタンクスパークリング!!

ストライクナックル!!!

ハイペリオンナックル!!!

ビルドアップ!!

ボトルドーン!!!

クローズストライク!!!

グリスハイペリオン!!!

ガタガタゴットン!!ズッタンズタン!!!ガタガタゴットン!!!!ズッタンズタン!!!!!

Are you ready?

シン キラ カナード「変身!!」

紡ぎ重なる心!!!!ビルドクロスハート!!!!スゲーイ!!!!ツエーイ!!!!ハエーイ!!!!

Breakup Soulburning!!!

Getset CROSS-Z STRIKE!!!

Getset GREASE HYPERION!!!

ドララララララァ!!!

3人はビルド クロスハートフォーム、クローズストライク、グリスハイペリオンに変身しロードアダムを睨む、アダムは両手を大きく広げ

アダム「乗るんじゃないぞ、、、、、、調子に!!いでよ!我が両手よ!!」

アダムが叫ぶと左右の次元が歪み中から何が出てくる。それは白と黒の手のような姿をしていた

アダム「|リーベルダス・デクストラ・ディキトゥスよ、、、、、ユーリスディス・ シニストラ・ディキトゥスよ、、、、あの忌々しい仮面ライダーを潰せ!!」

2つの手は高速で動き周り左右からシン達を握り潰そうと突っ込んでくる、が

キラ「そんなもの」

カナード「食らうわけがないだろう」

キラはユーリスディス・シニストラ・ディキトゥスを殴り飛ばしカナードは、リーベルダス・デクストラ・ディキトゥスを蹴り飛ばす。2つの手は廃墟と化したビルに叩きつけられる

アダム「、、、、、、え?」

カナード「俺達はアイツらを始末する」

キラ「だからあれはシンに任せるね」

そういい2人は自身が吹き飛ばしたディキトゥスの元に飛んでいく

シン「さてと、任されたからにはアンタを倒さなきゃな」

シンは1歩踏み出し手で挑発し

シン「かかってこいよド三流、俺達とお前の格の違いってのを教えてやる!」

アダム「3流?僕が!このロードアダムが3流だとぉぉぉぉお!!」

アダムは地面に手をつく、すると剣の柄が現れそれを引き抜く

アダム「後悔させてあげよう!自分の存在を!」

シン「後悔?笑わせるな!俺はもう後悔はしないって決めてんだよ!」

シンはドライバーからフルボトルバスターを取り出す

剣とフルボトルバスターがぶつかり火花が散る。鍔迫り合いの中シンは柄を開く

アダム「なに!?」

シンはアダムを蹴り飛ばしバスターキャノンモードの一撃をゼロ距離で放つ

アダム「グハァァ!?」

アダムは仰け反る、シンは間髪入れずにフルボトルバスターにボトルを挿す。

ラビット!

フルボトルブレイク!

刀身に紅のエネルギーを纏った一撃を叩きつける

アダム「う、うぅ!?」

アダムはダメージで体から幾つかフルボトルを吐き出す、シンはそれを掴みフルボトルバスターに追加で挿す

ラビット!!

パンダ!!

ジャストマッチデース!!

ジャストマッチブレイク!!

シン「うぉらぁ!!」

畳み掛けるように追撃を叩き込む、アダムは剣を盾にしジャストマッチブレイクをガードする

アダム「舐めるなよ!このロードアダムを!!」

シン「さっきからロードロードうるさい!お前がロード?笑わせんなよ!お前なんてただの金メッキだろうが!!」

1度距離を置き新しいボトルをフルボトルバスターに挿す

タンク!!!

ロケット!!!

ジェット!!!

ミラクルマッチデース!!!

ミラクルマッチブレイク!!!

バスターキャノンモードから蒼いエネルギー弾が発射される、剣で斬ろうとするアダムだったが

アダム「そんなものぉぉ!!」

シン「弾けろ!」

エネルギー弾は剣にぶつかった瞬間爆発する

 

 

 

sideキラ

キラ「どこまで飛んでったかなぁ」

キラはキョロキョロと探す。するとユーリスディス・シニストラ・ディキトゥスが地面を割って現れる

キラ「派手すぎじゃない?まぁいいけどさ」

キラは体制を整えようと構えた瞬間ユーリスディス・シニストラ・ディキトゥスはキラに突進してくる

キラ「ふん!」

キラは突撃してきたディキトゥスを殴り飛ばす。それでもキラを倒そうと指先からビームを乱射する。それを軽々と回避して近づいていく

キラ「うぉぉお!!りゃあぁあ!!」

ストライクナックルをドライバーから抜きナックルでディキトゥスを殴る、ゼロ距離で拳とナックルを連続で振り回しディキトゥスの装甲を溶解させ弱った部分を作る。ナックルを平手にぶつける

ストライクアタック!!

キラ「でかいだけの手に僕が負ける訳ないでしょ?今の僕は誰にも負ける気がしないからね!ぶっ壊れろ!!」

弱った部分目掛け蒼炎を纏った一撃をぶち込む。装甲はいとも簡単に壊れコア部分にまでナックルの一撃は到達し破壊する。ディキトゥスは動きを止め倒れる

キラ「ふぅ、ま!僕のノルマは達成かな?」

キラはディキトゥスを引きずって歩き出す

 

 

 

sideカナード

カナード「さて、出てこい。かくれんぼをする気は無い」

カナードの背後から地面を割って現れるリーベルダス・デクストラ・ディキトゥス、カナードはゲイボルグを地面にさし回転して蹴り飛ばす

カナード「この程度で終わってしまうのか?、、、、、、まぁ人形の手に聞いてもわからんか」

槍を突きつけ

カナード「速攻で終わらせてもらう」

背中のGHPフォルファントリーを展開し放つ、ディキトゥスは全面にシールドを展開しフォルファントリーを弾こうとする

カナード「その程度でグリスハイペリオンの攻撃を止められると思うな!!」

カナードは出力を上げシールドを押し切る。ディキトゥスは建物の残骸にぶつかって止まる、しかしディキトゥスは這い出して突撃しカナードを押し潰そうとする

カナード「貴様などに潰されるほど俺は小さくはないぞ!」

GHPフォルファントリーからなにかが展開する、ディキトゥスがカナードを掴もうとした瞬間

ガキィィン!!

カナードの周りには光波防御帯 アルミューレ・リュミエールが展開されていた

カナード「貴様ごときにアルミューレ・リュミエールは破れん!!」

ディキトゥスはアルミューレ・リュミエールに弾かれる、カナードはすぐさまドライバーからナックルを外し左手を広げナックルを叩く。ブースターからヴァリアブルゼリーを吹き出しながらディキトゥスに近づく。加速の勢いを利用しディキトゥスにナックルを叩きつける

ハイペリオンアタック!!

ナックルの一撃でディキトゥスの胴体に穴が開く、それでもディキトゥスはカナードを倒そうと動く

カナード「呆れたな、まだ動くのか、ならばこれでジ・エンドだ!」

両腕のガントレットが音を立て変形していく。ビルドのロボットフルボトルを使用した時のようなアームが展開した、アームは振動していて貫通力も高い、カナードは両腕を大きく振り上げそのまま振り下ろす。けたたましい音を響かせながらディキトゥスを破壊していく、次第にディキトゥスは動かなくなる

カナード「やっと壊れたか」

腕を戻し歩き出す

カナード「これで俺の役目は終えた、ちゃんとやれよシン」

 

 

 

sideシン

爆発した場所から黒煙が立ち上る。シンは警戒を怠らずに爆発が起きた地点を見つめる、すると煙の中からアダムの剣が飛び出してくる、フルボトルバスターで弾きすぐさまキャノンモードを煙の中に放つ。煙がはれると既にアダムの姿はなかった。アダムは高速で移動しシンの後ろから弾かれた剣を空中で掴み振り下ろす。

シン「それぐらい読めてないと思ったか?」

シンは体を半身ずらす、剣は深く突き刺さりアダムの動きが止まる。フルボトルバスターをブレードモードに戻しアダムを斬り裂く

アダム「ぐふっ!?う、うぉぉお!!」

アダムはシンから距離をとり空中に飛ぶ。両手を広げエネルギーを溜め始める

アダム「このロードアダムに逆らった事を間違っていたと解らせてやる!!」

シン「なにを、、、、、、」

アダム「君は言ったね?守るものがあると人は強くなれると、、、、、、ならばそれを破壊してあげよう!このロードアダムが!!」

アダムは溜めたエネルギーをあさっての方向に放つ、シンはそちらに向くと響達がいた場所だとわかる。エネルギーは響達の元に落ち爆発する

アダム「ははは!!やったぞぉ!!」

爆発で巻き上げられた煙が風で飛ばされる。アダムはそこに響達の死体が倒れているものだと思いそちらを見る、だが

シン「ふぅ、間一髪」

エネルギーは響達に届くことは無かった。

響 「シンさん!」

シン「悪い、巻き込んだ」

翼 「いや、それは構わないが、、、、、、」

クリス「お前が持ってるのって」

シン「ん?ああこれか」

シンは手に持っていたものを地面に突き刺す

マリア「それ、セレナの、、、、、、」

セレナ「キャメロットの盾!」

ロードキャメロットを展開し守ったのだ

シン「おいアダム」

アダム「ひっ!?」

ゆっくりとアダムに近づく

シン「俺の仲間に指一本触れてみろ、、、、、、お前を跡形もなくぶっ潰す」

アダム「あ、あぁ、、、、、、うわぁぁぁ!!!??」

アダムはシンに恐怖しエネルギー弾を撒き散らす。シンはロードキャメロットを戻し新たなビルドギアを纏う

シン「ビルドギアエンゲージ!銀腕!」

ビルドギアエンゲージ、ビルドのビルドギアシステムがハザードの力を得て進化したもの。今まではガングニール、天羽々斬、イチイバルしか纏えなかったがキラが新たなデータをドライバーに入れ更新した為使えるようになった。左腕のタンクアーマーが消えアガートラームのようなガントレットを装備する、ガントレットの中から短剣を抜き放ち風を払う

調 「マリアのアガートラーム!」

シンは強く踏み込みアダムの元まで一気に飛ぶ

シン「はぁぁ!!」

短剣を振るう、アダムは腕でガードする

アダム「危険だやはり!許されないんだよ!!お前の存在はぁぁぁ!!」

シン「存在は誰かに許されなきゃいけないものじゃない!!」

左腕でアダムの顔を打ち抜く、短剣をガントレットに挿し拳をアダムの腹にぶつける、肩のアーマーが展開し、腕のアーマーが伸び光を集める

マリア「私のHORIZON†CANNON!」

シン「ゼロ距離で喰らえばお前も無傷じゃ入れないだろ!!」

白銀の砲撃がアダムを吹き飛ばす

アダム「ぐぁぁあ!!??」

シン「まだ終わりじゃないぞ!ビルドギアエンゲージ!塵鋸!」

腕が元のものに戻り踵部分に丸鋸が出現、背中のマフラビットアクセラレータとキャタタンクマニューバが消えボックス上の装甲が装備される。丸鋸が回転しローラーのようになりシンは駆け抜ける

アダム「くそぉぉお!!」

アダムは剣を大量に投影し射出する。シンはそれを避けながら背中のボックスから丸鋸を撃ち出して相殺する。一気に距離を縮め空中に飛ぶ、背中のボックスは連結しひとつの大きな丸鋸になる

調 「禁月輪!」

シンは背中の丸鋸を外し2振りの曲刀に変える。刃が高速で回転し音を鳴らす、シンは飛び上がり曲刀を大振りで振り抜く、アダムに当たる瞬間高速で回転している刃が装甲を抉る。連撃で攻め立てる

アダム「図が高いどころじゃないぞ、、、、、、離れろぉぉ!!」

アダムは空中に逃げる

シン「逃がすかよ!ビルドギアエンゲージ!獄鎌!」

背中の装備が元に戻りその代わりに肩のアーマーがブースターが着いたものに変わり手に持っていた2振りの曲刀は1つの大鎌に形を変形させる

切歌「今度はあたしデスね!やったれデス!シン!」

肩のブースターから火を放つ、その勢いで空高く飛び上がりアダムの遥か上を取る。空中でブースターを切り折りたたみ自然落下しながらアダムに向かっていく

アダム「何様のつもりだ、、、、、、僕を見下ろして、、、、、、神にでもなったつもりかぁぁぁ!!」

シン「そんなもん逆立ちしたってなれるかよ!」

シンは大鎌を振り下ろす、アダムは剣を作り受け止める

シン「人間がなれるのは人間だけなんだ!でもな!!」

大鎌の刀身が光り輝き巨大化する

シン「手を伸ばせば神様にだっていつか届くんだよ!!」

シンは全力で鎌を押し込む

アダム「なんだ、、、、、、なんなんだお前はぁぁぁ!!!」

シン「ただの人間だぁぁぁぁ!!!!」

アダムの剣が折れ鎌の刃が腹部に突き刺さる、そのまま地面に落とし込む。衝撃で地面にビルドのライダーズクレスト状のクレーターが浮き上がる

アダム「まだだ、、、、、、まだだぁぁぁぁ!!!!」

鎌の刃を無理やり抜き投げ飛ばす、シンは直ぐに鎌を離し距離をとる

アダム「まだ負けてない、、、、、、負けてないんだよ!!」

シン「往生際が悪すぎるぞアダム!ビルドギアエンゲージ!聖槍!」

両肩のブースターとアダムに投げられた鎌が消え新たなビルドを生み出す。両肩は騎士を思わせる甲冑に、背中のキャタタンクマニューバとマフラビットアクセラレータが白いマントに変わる、手には白銀の槍、ロンゴミニアドが握られている

奏 「ぶちかませ!!シン!!」

シン「ああ!!」

地面を蹴り高く飛ぶ、槍を回転させ逆手に持ちアダムに力一杯に投げる、空中で槍は無数に増え降り注ぐ。アダムはバリアフィールドを作り自信を守ろうとする、が

シン「ロンゴミニアドにそんなもん通用するかよ!ぶち抜け!!」

バリアフィールドに突き刺さるとヒビが入り次々と刺さる槍に耐えきれなくなり割れアダムに突き刺さる

アダム「がぁぁぁあ!!!」

シン「!!ビルドギアエンゲージ絶刀!!」

ビルドギア 聖槍の装備が消え両足の装甲から刃を備えたスラスターが現れる、左手にはアームドギアの刀を持ち風を斬る

シン「力はただ力だ、それをどう使うか、それはそいつ次第、忘れてたことを思い出させてくれた先輩がそう言ってた!」

翼 「ふ、斬り伏せろシン!」

刀を両手で握り振り抜く、斬撃がアダムを襲う、アダムは両手でガードする

シン「それで終わりだと思ってんなよ!」

連続で斬撃を放ちアダムを後退させる、空中に飛び刀を真上に投げ自分の片足を高く上げる。

シン「ぶった斬れろ!!」

刀と足が融合し超巨大な剣に変わる、シンは足を振り下ろしアダムの頭上に落とす、再びバリアフィールドを展開するが容易く破壊される

シン「ビルドギアエンゲージ魔弓!!」

クロスボウを両手に持ち腰元からブースターを装備したシン

クリス「ぶっぱなせ!!」

アダムの頭上から大量の矢の雨を降らすアダムは自分の周りにシールドを発生させ身を守る

シン「んなもんに!!」

シンは飛び上がりクロスボウを変形させ弓状に変える。炎の矢を作り出し弓を引く

シン「理想を抱いて溺死しろ!!」

矢がシンの手から離れると勢いよくアダムに向かって飛んでいく、矢が螺旋状に回転し勢いを増す

アダム「なに!?バリアが捻じれ!?」

シン「捻れ狂え!BROKEN PHANTASM!!」

壊れた幻想 その名の通り絶対の防御を壊し体に突き刺さる鏃

アダム「ぐぉぉ!?」

突き刺さった瞬間大爆発を起こし地面に膝をつく。シンはビルドギアを解除しフルボトルバスターを出す

アダム「人間風情が、、、、、、!」

シン「これがお前が見下していた人間の力だ!」

アダムが立ち上がろうとした瞬間両側から何かがアダムにぶつかる

アダム「ぐっ!?なんだ!、、、、、、これは」

キラ「君の手は両方とも壊れちゃったよ」

カナード「肩慣らしにもならん」

アダムにぶつかったのは2人によって破壊されたディキトゥスだった。

カナード「さっさと決めてしまえ」

キラ「受け取って!」

キラとカナードはボトルを投げる。シンはそれをキャッチしフルボトルバスターに装填する

ラビット!!!!

タンク!!!!

ドラゴン!!!!

ロボット!!!!

アルティメットマッチデース!!!!

アルティメットマッチブレイク!!!!

フルボトル4本分のエネルギーを溜めたエネルギー弾をアダムに放つ、アダムはアルティメットマッチブレイクを回避するためにディキトゥスの残骸を投げるがそれをも貫通しアダムにヒットする

響 「もう一押しです!」

翼 「決めろシン!」

クリス「ぶっ倒せ!」

奏 「やっちまえ!」

マリア「終わらせなさい!」

調 「消された人達の分まで!」

切歌「あたし達の事を信じてくれた人達の分まで!」

セレナ「未来に生きる人達の分まで!」

カナード「心火を燃やしてぶっ潰せ!」

キラ「今の君なら必ず勝てる!」

シンはフルボトルバスターを地面に刺しドライバーのレバーを回す

ラビット!!!!!

タンク!!!!!

スパークリング!!!!!

ハザード!!!!!

クロスハート!!!!!

レディーゴー!!!!!

クロスハートフィニッシュ!!!!!

左足のディメンションスプリンガーが伸縮し一気に解き放つ、アダムの懐に入り込みスパークリングとタンクのパワーを掛け合わせたムーンサルトで顎を蹴りあげ空中に吹き飛ばす、再び左足で地面を強く蹴りアダムより高く飛びラビットとハザードのエネルギーを融合させた一撃でアダムを蹴り飛ばしスパークリングのワームホールで拘束し右足にラビット、タンク、スパークリング、ハザードの能力の全てを収束させたキックを放つ

シン「俺の希望の溢れるこの世界で俺が負けるはずないんだよ!!うぉぉぉぉお!!!!」

アダム「この僕が、、、、、、ロードアダムがぁぁぁぁ!!!!」

シンの一撃がアダムを貫き地面に膝をついて止まると背後で爆発を起こしてアダムが崩壊する、崩れきるその時呪いを残し

アダム「砕かれたのさ…希望は今日に…絶望しろ明日に…未来に!フフフフフ…ハハハハハ!」

するとパンドラボックスが排出され地面に落ちる

シン「それがお前の限界だったんだ、人形、、、、、、人間は限界なんて直ぐに超えられるんだよ」

シンはアダムが爆発した地点を一瞬見て響達の元に歩き出す

藤尭『これでアダムは…パヴァリア光明結社の思惑は…!』

弦十郎『ああ。俺達の勝利だ』

 

 

side 弦十郎 友里 藤尭 エルフナイン

3日後

藤尭「はい。事件収束からもう3日。相変わらず頑張り過ぎじゃないかな」

友里「響ちゃんのギアの反動汚染も除去できたんだし少しは休まないと」

エルフナイ「ありがとうございます。ですが一連の経緯をおさらいしないと。気になっているので」

今回の事件の報告書を読み直していたエルフナイン、そこにはいくつか不明な点があった

エルフナイン「(だとしたら響さんは…そもそも原罪とは一体…)」

友里「司令。ロンドンの緒川さんからです」

モニターに緒川が映る

緒川『各国の情報機関と連携しパヴァリア光明結社の末端、その残党の摘発は順調に行われています』

弦十郎「だが結社という枷がなくなった分地下に潜伏しこれまで以上に実態がつかめなくなる恐れがある。加えてカストディアン、アヌンナキの脅威か…」

 

 

 

side 八紘 訃堂

訃堂「米国は安全保障の観点からミサイル発射の正当性を主張してきたか」

八紘「国連決議をないがしろにする独断に対し各国は非難を表明しつつそれでも強く対応できないのは」

訃堂「うむ…神を冠するあまりにも強大過ぎる力を目の当たりにしてしまったため…八紘。あの力が我らにあれば夷狄による国土蹂躙も特異災害による被害も防げるとは思わぬか?」

八紘「、、、、、」

八紘は静かに立ち上がり懐から1つの紙を訃堂に差し出す

訃堂「、、、、、なんだこれは」

八紘「今回の件の報告書と預かった手紙です」

訃堂は眉をひそめ受け取り中身を確認する、その間に八紘は部屋をでる

訃堂「、、、、、くっ!!あんの、、、、、糞餓鬼がぁぁあ!!!」

手紙を握りつぶす、そこにはシンの字でこう書いてあった

風鳴訃堂へ

ざまぁ見やがれクソジジイ、アンタは結局何も出来なかったな。精々老い先短い人生を静かに過ごせ、クソレイプ魔

 

 

 

 

sideシン キラ カナード 響 翼 クリス 奏 マリア 切歌 調 セレナ 未来 湊

一同「それでは改めてハッピーバースデー!」

未来「17歳おめでとう響」

切歌「さあさあ!響さん!ご馳走デース!」

テーブルには沢山の食事が用意されていた

響 「おーすごい!これどうしたの?」

シン「はい、調が頑張ってくれました」

調 「し、シンも作ったよ?」

シン「はいはい!」

調 「だって松代で出会ったおばあちゃんから夏野菜をたくさんいただいたから…」

翼 「月読が作り立花が平らげるなら後片付けは私が受け持つとしよう!」

シン「やめてくれ!食器が!」

クリス「いやー先輩。できもしないことを胸張って言うとあとで泣きを見ますって…」

翼 「私を見くびってもらっては…」

マリア「喧嘩しないの。ほら」

マリアはトマトを翼の口に放り込む

翼 「何これ!まさかトマトなの!?こんなに甘いの初めて食べたわ!」

普段の翼から想像できない感想

調 「驚きに 我を失う おいしさです」

シン「カプレーゼもあるぞ〜」

シンは台所から次々と料理を運んでくる

切歌「シン、、、、、味分かるんデスか?」

シン「ん?ああもうバッチリ、治ったよ」

そして時間は過ぎていく

食べ終わった食器を翼が洗っていく、それはまるで現代アートのように重ねられていく。それを倒れそうなものから瞬時に取り拭き重ねていくシン。等の主役の響はベランダに出ていた

未来「はい」

響 「さっすが未来~。気が利くったらありゃしない!」

飲み物を渡す未来

未来「エルフナインちゃんも来られたらよかったのにね」

響 「そうだね。まだ調べ物があるからって」

響は空を見上げ

響 「…例えば、さ」

未来「?」

響 「どこかの悪い奴が誰かを困らせているならきっとこの拳で何とかできる。だけどお互いがお互いの正義を信じて拳を握りしめてる戦いは簡単には解決できない…昨日まではできた。でも明日には私は正義を信じて握りしめられるのかな…」

未来「そんなのわからないよ」

未来は響の手を握り

未来「だけどね。響が自分を信じられなくても私は響とつないだ手を離さない、何があっても握りしめているから」

響 「…未来がそう言ってくれるなら!」

未来「おかえりなさい、響」

響 「ただいま!未来!」

切歌「トランプ始めるデスよ〜!」

部屋では既に札を配ってあった、シンは食器を片付ける為不参加、キラとカナードも大人という事で不参加

キラ「シン、もう大丈夫なの?」

シン「はい、もう見えてるし味もわかる、匂いも分かります」

カナード「全く貴様は、、、、、」

シン「ごめんって」

キラ「、、、、、そう言えばさ」

シン「はい?」

キラ「シンって誕生日いつだっけ?」

シン「は?」

キラ「いやそういえばいつだったかなぁ〜って」

シンは手を動かしながら考える

シン「え〜っと何時だっけ」

カナード「俺に聞くな」

シン「うーん、、、、、あ!思い出した!」

棚を占め台所を拭きながら

シン「9月1日だ」

一同「く、9月1日ぃぃい!?」

シン「うお!?な、なんだよ!」

一同「過ぎちゃってる!!」

 

 

 

side 弦十郎 エルフナイン

エルフナインが今までの出来事を目に通していた、するとある事に気付く

エルフナイン「これは…そうか!だから響さんは!」

弦十郎「何かわかったのか?」

エルフナイン「あくまでも仮説ですが響さんがなぜ神の力の依代となり得たのかその理由が分かりました!曰く「原罪を背負う人類には神の力を手にすることはできない」とのことですがこの原罪とは魂に施されたバラルの呪詛」

エルフナインは響の中にあったガングニールの破片を未来の神獣鏡で取り除いた事を知った

エルフナイン「おそらくはあの日魔を払う神獣鏡の輝きに飲み込まれることで響さんの呪いは解かれた」

弦十郎「つまり浄罪されたというわけか…」

エルフナイン「もしかしたら響さんが融合者から適合者へ急速に至った謎も解明できるかもしれません!」

弦十郎「、、、、、ちょっと待て!ならばその光の使い手はどうなる!?まさか、、、、、」

 

 

 

 

sideエボルト

エボルト「あーあ、あのバカに使われたせいでボトルも半分になっちまった」

落ちていたパンドラボックスを回収しながらぼやくエボルト

エボルト「まぁ、いい。そろそろアイツらも勘づいた頃だろ」

指でクルクルとパンドラボックスを回し

エボルト「ここからが本番だ」

エボルトの高笑いが響き渡る

 

 

 

 

to be NEXT STAGE




作者「第4部完!!オリジナル最強フォームで最後を飾りました!」
シン「ジーニアスが出せない代わりにラビットタンクを正統進化させたモノ、らしいぞ」
作者「簡単にいやぁラビットラビットとタンクタンクを混ぜてラビットタンク風に分けたモノです。個人的にコラ画像が好きでして」
シン「あらそう、、、、、」
キラ「僕のは?」
作者「ぶっちゃけクローズマグマをクローズチャージ風でデコった感じ?」
カナード「グリスは完全オリジナルだな」
作者「昼寝してた時に出てきた夢に出てきたんだよね」
カナード「そうか」
作者「てなわけで!今回はここまでです!次はアンケート結果で描こうと思ってます!それでは!」




▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。